計画

栽培暦の作り方と無料テンプレート(Excel・PDF)|読み方・記入例つき

更新日 2026年9月27日|登録不要・無料

播種・定植・施肥・防除・収穫などの作業を、月と旬(上旬・中旬・下旬)ごとに1作物1枚にまとめる栽培暦の自作用テンプレートです。栽培暦の読み方と作り方、記入例つき。Excel(入力用)と手書き用PDFを登録不要でダウンロードできます。

無料でダウンロード

Excel には「記入用」と「記入例」のシートが入っています。

栽培暦の記入例
記入例(サンプルです。実在の商品名・人名ではありません)

この栽培暦でわかること

栽培暦は、1つの作物について「いつ・どんな作業をするか」を時期の順に並べた予定表です。1作物・1作型で1枚にまとめると、次のようなことに役立ちます。

  • 作業の段取り(施肥や防除の時期)を忘れずに進められる
  • 家族やパートさんと作業の予定を共有できる
  • 年ごとの実績と比べて、翌年の作り方を直せる

都道府県や JA、部会が地域の作物ごとに栽培暦を出していることがあります。あればまずそれを入手し、このテンプレートは自分の圃場や作型に合わせて書き直す用に使ってください(公式の栽培暦の転記・配布はしていません)。

栽培暦の読み方

  • 月・旬: 1か月を上旬(1〜10日)・中旬(11〜20日)・下旬(21日〜月末)に分けて、作業の時期を示します。
  • 作型: 同じ作物でも、ハウスか露地か、いつ植えるかで作業の時期が変わります。栽培暦は作型ごとに作られます。
  • 生育の目安: 「第1花房開花」「結球始め」など、作業のタイミングを決める生育の段階です。暦の日付より、生育の段階を優先して作業を決めます。

各欄の書き方

欄 書くこと 記入例
月 作業する月 4月
旬 上旬・中旬・下旬 中旬
作業 播種・定植・施肥・防除・収穫など 定植
内容・資材 作業の中身、使う資材や量 株間45cm、1条植え
生育の目安 その作業をする生育の段階 本葉8枚・第1花房開花始め
注意点 天候や病害虫など気をつけること 活着まで水切れに注意

作り方

  1. 作物と作型を決め、ヘッダーに書きます。
  2. 収穫したい時期を先に置き、そこから逆算して定植・播種の時期を入れます。
  3. 施肥(元肥・追肥)と防除の時期を入れます。施肥の量は施肥計画、防除の予定は防除計画表に分けて書くと整理しやすくなります。
  4. 1年作ってみたら、実際の作業日と比べて暦を直します。

栽培暦どおりに進んだかを記録で残す

ミノリス日誌では、作付けごとに作業・農薬・肥料・収穫・生育を記録し、カレンダーで見返せます。実際の作業日が残るので、翌年の栽培暦を実績に合わせて直せます。無料で使えます。

よくある間違い

  • 作型の違う暦をそのまま使う: 地域の栽培暦でも、自分のハウス・露地の条件と作型が違えば時期はずれます。作型が合っているかを先に確かめます。
  • 暦の日付どおりに作業する: その年の天候で生育は早まったり遅れたりします。「生育の目安」欄を見て作業時期を判断します。
  • 農薬名を暦に固定で書いてしまう: 農薬の登録内容は変わることがあります。防除の欄には対象の病害虫を書き、使う農薬は散布前にラベルで確かめます。

よくある質問

JA や部会の栽培暦があります。どちらを使えばよいですか?

地域の栽培暦や、JA・部会が指定する栽培暦・防除暦がある場合は、そちらを優先してください。このテンプレートは、それを自分の圃場に合わせて書き直したり、書き込みをしたりする用途に使えます。

多品目で作物が多く、1枚ずつ作るのが大変です。

主力の作物だけ栽培暦を作り、ほかの作物は栽培計画表で播種・定植・収穫の時期だけ押さえる方法もあります。

旬ではなく日付で管理したいです。

「旬」の欄に日付を書いてもかまいません。ただし年によって作業日は動くので、最初は旬単位で書き、実績の日付は日誌に残すのがおすすめです。

あわせて使うテンプレート

このテンプレートは自由に使い、書き換えてかまいません。提出先(JA・部会・取引先・認証機関など)に指定の様式がある場合は、そちらを優先してください。 掲載している制度・法令の説明は更新日時点のものです。