計画

栽培計画表の無料テンプレート(Excel・PDF)|多品目の作り方と記入例

更新日 2026年9月26日|登録不要・無料

作物・品種ごとに播種・定植・収穫の予定日、面積、株数、予定収量を1行ずつ書く栽培計画表のテンプレートです。多品目でも苗の手配や出荷量の見込みが立てやすくなります。Excel と手書き用PDFを登録不要でダウンロードできます。

無料でダウンロード

Excel には「記入用」と「記入例」のシートが入っています。

栽培計画表の記入例
記入例(サンプルです。実在の商品名・人名ではありません)

この計画表でわかること

1年間に作る作物を、作物・品種・作期ごとに1行で書き出す表です。作付け計画表が「どの圃場でいつ何を作るか」の全体図だとすると、栽培計画表はそれぞれの作付けの日付と数量を決める表です。

  • 種や苗を、いつまでに・どれだけ用意すればよいか
  • 月ごとの出荷量の見込み(取引先に伝える数量の目安)
  • 作業が集中する時期(定植と収穫が重なる時期など)

作り方

  1. 作る作物と品種、作期(春作・秋作など)を書き出します。同じ作物でも作期が違えば別の行にします。
  2. 使う圃場と面積を決めます。
  3. 収穫したい時期から逆算して、定植予定日・播種予定日を入れます。日数の目安は種苗のカタログや都道府県の栽培指針を参考にします。
  4. 面積と栽植密度(10aあたりの株数)から株数を出します。苗を買う場合は、植え直し用に少し多めに見込みます。
  5. 単収(10aあたりの収量)の見込みに面積を掛けて、予定収量を出します(予定収量(kg)= 面積(a)÷ 10 × 単収(kg/10a))。Excel では予定収量の欄に計算式が入っているので、面積と単収を入れると自動で出ます。前年の収穫記録があれば、それをもとにするのが確実です。

各欄の書き方

欄 書くこと 記入例
作物 作物名 ミニトマト
品種 品種名 〇〇
圃場 使う圃場 東1号
面積(a) 作付けする面積(数字だけ) 10
播種予定日 種をまく日(苗を買う場合は空欄) 2/5
定植予定日 苗を畑に植える日(直播は空欄) 4/15
収穫予定期間 収穫の始まりと終わり 6/10〜9/30
株数 植える株数(直播は播種量) 2,000株
単収の見込み(kg/10a) 10aあたりの収量の見込み 5,000
予定収量(kg) 面積÷10×単収。Excel では計算式が入っていて自動で出る 5,000
出荷先・メモ 出荷先や、苗の手配先など 直売所・市場

計画した作付けごとに記録を残す

ミノリス日誌では、作付けごとに作業・農薬・肥料・収穫・生育を記録できます。収穫の記録を積み上げておくと、翌年の予定収量を実績から見積もれます。作付け単位の栽培履歴は CSV で取り出せます。無料で使えます。

よくある間違い

  • 予定収量を面積から出していない: 「去年くらい」ではなく、面積×10aあたりの単収で出しておくと、面積を変えたときにも見直しやすくなります。
  • 作期の違う作付けを1行にまとめる: 春作と秋作では日付も収量も違います。行を分けて書きます。
  • 株数に植え直し分を見込んでいない: 苗を注文する数と、実際に植える数は分けて考えます。メモ欄に注文数を書いておくと便利です。

よくある質問

JA や部会の様式で栽培計画を出す必要があります。

提出先に指定の様式がある場合は、そちらを使ってください。この表は、指定様式に書き写す前の下書きや、自分用の管理表として使えます。

予定収量の目安はどこで調べられますか?

都道府県の栽培指針や経営指標に、作物ごとの単収の目安が載っていることがあります。まずは自分の過去の収穫記録を見るのがいちばん確実です。収穫の記録には収穫記録表も使えます。

栽培暦とは何が違いますか?

栽培計画表は「何を・いつ・どれだけ作るか」を全作物で一覧にする表です。栽培暦は1つの作物について、旬ごとの作業(施肥・防除など)の段取りを書いたものです。

あわせて使うテンプレート

このテンプレートは自由に使い、書き換えてかまいません。提出先(JA・部会・取引先・認証機関など)に指定の様式がある場合は、そちらを優先してください。 掲載している制度・法令の説明は更新日時点のものです。