日誌・栽培記録

栽培記録・栽培日誌の無料テンプレート(Excel・PDF)|様式と書き方つき

更新日 2026年9月27日|登録不要・無料

作物の育ち具合を観察して残す栽培記録(栽培日誌)のテンプレートです。草丈・葉数・開花・着果などの生育の数値と、病害虫の様子、写真の番号、気づきを1行にまとめます。Excel では定植後日数と草丈の伸びを自動で計算します。Excel(入力用)と手書き用PDFを登録不要でダウンロードできます。

無料でダウンロード

Excel には「記入用」と「記入例」のシートが入っています。

栽培記録・栽培日誌の記入例
記入例(サンプルです。実在の商品名・人名ではありません)

この栽培記録でわかること

作業の記録ではなく、「作物がどう育っているか」を定期的に観察して残す記録です。作業日誌と分けて書くと、生育の変化が追いやすくなります。

  • 追肥や潅水のタイミングを、生育の数値で判断したいとき
  • 品種や作型を変えたときに、前年と生育を比べたいとき
  • 病害虫や生理障害が出始めた時期を、写真と一緒に残したいとき

各欄の書き方

表の上に、作物・品種、圃場、観察する株(例: 3列目の5株)を書きます。毎回同じ株を測ると、数値の変化を比べられます。

欄 書くこと 記入例
観察日 観察した日 2026/5/1
定植日(播種日) 定植(播種)した日。毎行同じ日を書く 2026/4/10
定植後日数(自動) 定植(播種)から何日目か。Excel では観察日−定植日を自動で計算 21
生育段階 目で見た生育の段階 第2花房開花
草丈(cm) 測った株の平均(数字だけ) 62
前回からの伸び(自動) 1つ上の行(前回の観察)からの草丈の伸び。Excel では自動で計算 24
葉数 数えた株の平均 12
開花・着果 開花した花房、着果の状況 第1花房 4果着果
病害虫・生理障害 見つけた症状と程度 下葉に葉かび病・少
天気・管理 最近の天気、した管理作業 晴天続き・潅水
写真 撮った写真の番号やファイル名 0501-1〜3
気づき 前回・前年との違い、次にすること 昨年より草丈やや低い

写真は、毎回同じ場所・同じ向きから撮ると、変化を比べやすくなります。写真のファイル名に日付を入れておくと、この記録と照らしやすくなります。

生育の記録を、写真と一緒に作付けごとに

ミノリス日誌なら、作付けごとに生育の様子やメモを写真つきで残せ、作業・農薬・肥料・収穫の記録と同じ画面で時系列に見返せます。音声で話して記録することもできます。無料で使えます。

よくある間違い

  • 毎回違う株を測る: 株ごとの差が大きいので、変化なのか株の違いなのかがわからなくなります。観察する株を決めておきます。
  • 「元気」「普通」とだけ書く: 感想だけでは翌年比べられません。草丈・葉数などの数値を1つでも残します。
  • 写真と記録が結びつかない: 写真を撮ったら、番号やファイル名をこの表に書いておきます。

よくある質問

作業日誌や栽培履歴とはどう違いますか?

作業日誌や栽培履歴は「何をしたか」(作業・資材)の記録で、栽培記録は「どう育ったか」の記録です。出荷先に提出するのはふつう栽培履歴のほうで、栽培記録は自分の栽培改善のために使います。

JA や試験研究機関の調査様式があります。どちらを使えばよいですか?

JA・部会・普及センターなどから調査の様式を渡されている場合は、測る項目や測り方をそろえるため、そちらを使ってください。このテンプレートは、自分用の観察記録として使えます。

測る項目は作物ごとに変えてもよいですか?

変えてかまいません。果菜類は花房・着果、葉菜類は葉数・株張り、果樹は新梢の長さなど、作物に合わせて Excel の見出しを書き換えて使ってください。「草丈」の欄を新梢の長さなど別の数値に書き換えても、「前回からの伸び」はその数値の差として計算されます。

あわせて使うテンプレート

このテンプレートは自由に使い、書き換えてかまいません。提出先(JA・部会・取引先・認証機関など)に指定の様式がある場合は、そちらを優先してください。 掲載している制度・法令の説明は更新日時点のものです。