出荷・販売

直売所の納品書テンプレート無料(Excel・PDF)|野菜の納品書の書き方

更新日 2026年9月26日|登録不要・無料

直売所へ野菜などを持ち込むときに使う納品書のテンプレートです。品目・内容量・販売価格・数量に、売れ残りの引き取り数を書く欄と、委託販売の手数料と振込額を確かめる精算確認表を付けました。Excel(入力用)と手書き用PDFを登録不要でダウンロードできます。

無料でダウンロード

Excel には「記入用」と「記入例」のシートが入っています。

直売所の納品書の記入例
記入例(サンプルです。実在の商品名・人名ではありません)

この納品書でわかること

直売所に「何を・いくらで・いくつ」持ち込んだかを残す納品書です。直売所に渡す分と、自分の控えの2枚を用意します。

  • 毎日の持ち込み数を直売所と照らし合わせるとき
  • 売れ残りを引き取った数を記録して、実際に売れた数を知りたいとき
  • 月末に届く精算書(販売額・手数料・振込額)と自分の記録を比べるとき

各欄の書き方

欄 書くこと 記入例
品目 野菜・果物などの名前 きゅうり
規格・内容量 1袋・1パックの量 3本入り
販売価格(円) 店頭で売る値段(税込か税抜かは直売所のルールに合わせる) 150
持込数 持ち込んだ数 20
金額(円) 販売価格×持込数(Excel は自動計算) 3,000
引取数 売れ残りを引き取った数(翌日以降に記入) 3
販売数 持込数−引取数(Excel は自動計算) 17
備考 ラベル枚数・訳あり品など ラベル20枚

表の上には、納品日・直売所名・出荷者名・出荷者番号(生産者コード)を書きます。

委託販売の手数料の考え方

多くの直売所は、農家から商品を預かって売る委託販売の形をとり、売れた分の金額から販売手数料を差し引いて農家に支払います。手数料率は直売所ごとに違い、品目や会員区分で変わることもあるので、契約書や出荷者向けの規約で確かめてください。

振込額の目安は次のように計算できます。

  • 販売額(売れた数×販売価格)− 販売手数料(販売額×手数料率)− その他の費用(ラベル代・袋代・会費など)= 振込額

Excel 版には、直売所ごとに販売額・手数料率・手数料・振込額を並べて確かめる「委託販売 精算確認表」シートを付けています。販売額・手数料率・その他の費用を入れると、販売手数料と振込額が計算式で自動で出ます(手数料の1円未満は切り捨て。端数の扱いは直売所の規約に合わせて直してください)。

法令・制度上の位置づけ

直売所の納品書の様式を定めた法令はありません。直売所の指定の様式やルールがあれば、それに従います。

消費税のインボイス制度では、委託販売について「媒介者交付特例」があり、委託者(農家)と受託者(直売所)の双方が適格請求書発行事業者である場合に、一定の要件の下で直売所が自分の名前と登録番号で適格請求書を交付できます。どちらかが登録していない場合は、この特例は使えません。自分が対象かどうかは直売所に確かめてください。

出典: 国税庁「インボイス制度の理解のために」(交付方法の特例:媒介者交付特例)

取引先ごとの納品書をすぐ出す

ミノリス受注なら、取引先と商品を登録しておくと、受けた注文から納品書と請求書を発行できます。直売所以外の飲食店や小売店との取引もまとめて管理できます。無料で使えます。

よくある間違い

  • 引取数を書かない: 持込数だけでは、実際に売れた数がわかりません。精算書と合わないとき、売れ残りの数が確かめられなくなります。
  • 税込・税抜を取り違える: 直売所によって、価格ラベルを税込で付けるか税抜で付けるかが違います。納品書の販売価格も同じ基準で書きます。
  • 手数料率を1つだと思い込む: 複数の直売所に出していると、手数料率やラベル代の扱いがそれぞれ違います。直売所ごとに分けて確かめます。

よくある質問

直売所から指定の納品書があります。

直売所やJAの指定の様式がある場合は、そちらを使ってください。このテンプレートは、指定の様式がない直売所や、自分の控え・精算の確認用として使えます。

手数料は何%くらいですか?

直売所ごとに決まっていて、一律ではありません。出荷者向けの規約や契約書で確かめてください。

売れ残りを引き取らない(廃棄を任せる)場合は?

引取数の欄に「廃棄」と書くなど、直売所とのルールに合わせて残しておくと、販売数を確かめるときに役立ちます。

あわせて使うテンプレート

このテンプレートは自由に使い、書き換えてかまいません。提出先(JA・部会・取引先・認証機関など)に指定の様式がある場合は、そちらを優先してください。 掲載している制度・法令の説明は更新日時点のものです。