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収穫体験・農業体験のチラシ原稿テンプレート無料(Word・PDF)|載せる項目と書き方・料金表示のチェック
更新日 2026年9月28日|登録不要・無料
いも掘り・稲刈り・野菜の収穫体験などの案内チラシや募集文を作る前に、載せる情報を漏れなく書き出す原稿シートのテンプレートです。日時・雨天時・料金(税込)・キャンセル・持ち物・保険・アレルギー・個人情報の利用目的など15項目に、さつまいも掘り体験の記入例を付けました。料金表示やキャンセル料などを確かめる掲載前のチェック表も付いています。Word(入力用)と手書き用PDFを登録不要でダウンロードできます。
このテンプレートでわかること
収穫体験や農業体験のチラシ・募集文に「何を載せるか」を先に書き出す原稿シートです。見た目のよいチラシはデザインツールで作れますが、日時や料金はあっても、雨の日の扱い・キャンセル・保険・持ち物が抜けている案内は少なくありません。このシートで情報をそろえてから、デザインに流し込んでください。
- 原稿シート(記入用): タイトル、日時、雨の日の扱い、場所、対象・定員、料金、申込、キャンセル、持ち物、安全のお願い、保険、アレルギー、個人情報、問い合わせ先の15項目
- 掲載前のチェック表: 料金の書き方(税込の総額・二重価格)、「掘り放題」などの表現、キャンセル料、安全の事前連絡、個人情報、試食や送迎を付けるときに確かめること
電話やメールで受けた予約の管理と料金表は、観光農園の予約受付簿を使ってください。
各欄の書き方
| 載せること | 書くこと | 記入例(さつまいも掘り体験) |
|---|---|---|
| 日時・所要時間 | 開始・終了と受付の時刻 | 10月10日(土)10:00〜12:00(受付 9:30から) |
| 雨の日の扱い | 中止の基準、決める時刻、連絡方法 | 小雨決行・荒天中止。前日17時までにメールで連絡 |
| 対象・定員 | 年齢の条件、先着か抽選か | 小学生以下の子どもと保護者。20組(先着順) |
| 料金(税込) | 区分ごとの税込の金額 | 1組 2,500円、子どもの追加1人 800円 |
| 料金に含むもの・別料金 | 貸出品・保険料・持ち帰りの量と、追加料金 | 持ち帰り1組2株まで込み。追加は1kg 400円 |
| キャンセル | 無料で取り消せる期限と、その後の金額 | 前日17時まで無料。当日は1組1,000円 |
| 持ち物・服装 | 長靴・軍手・帽子・長袖など | 長靴・軍手・帽子・長袖長ズボン・着替え |
| 安全のお願い | 危険な場所・動植物・農具の注意 | 立入禁止の札がある場所には入らない。ハチを見たらスタッフへ |
| 保険 | 加入している保険 | 傷害保険・賠償責任保険に加入 |
| アレルギー・体調・配慮 | 事前に相談してほしいこと、試食で出す食べ物 | 虫や植物のアレルギー、持病は申込時に相談。焼きいもの試食あり |
| 個人情報の利用目的 | 申込で集めた情報を何に使うか | この体験の連絡と保険の手続きにだけ使う |
法令・ガイドラインとのかかわり
チラシの様式を決めた法令はありませんが、載せる内容には次の決まりや考え方がかかわります。
- 料金は税込の総額で(総額表示): 消費者に向けて前もって価格を表示するときは、消費税を含めた総額を表示することが課税事業者の義務です(消費税法第63条)。免税事業者は対象外ですが、税込で書くほうが参加者にわかりやすくなります
- 二重価格と有利誤認: 「通常3,000円のところ2,500円」のように比べる価格を書くときは、その価格で最近相当期間売っていた実績が必要です。消費者庁の考え方では、目安として、直近8週間のうち過半の期間その価格で売っていて、通算2週間以上、最後に売ってから2週間以内であることが挙がっています。「掘り放題」の実際の条件や、別料金・定員の条件をわかりにくく書くことも、景品表示法の不当表示(第5条)にあたるおそれがあります
- キャンセル料: 消費者との契約で、解除のときの損害賠償や違約金を決めていても、同じ種類の契約で事業者に生じる平均的な損害を超える部分は無効です(消費者契約法第9条)。用意した資材など、実際にかかる損害に見合う額にします
- 安全の事前連絡と保険: 農林水産省の「農林漁業体験における安全対策」では、参加者に注意事項を事前に書面などで伝え、当日も作業前に口頭で伝えること、服装(長靴・帽子・長袖など)や危険な動植物(スズメバチ・ヘビ・ウルシなど)を説明すること、指導者と参加者の双方が傷害保険や賠償責任保険に入ることなどが勧められています
- 個人情報: 申込書などの書面で本人から名前や連絡先を集めるときは、あらかじめ利用目的を示すことになっています(個人情報保護法第21条第2項)
- 試食・送迎・宿泊を付けるとき: 収穫物を調理して出すなら保健所に営業許可の要否を、送迎バスや宿泊を組み合わせて手配・販売するなら旅行業の登録の要否を、それぞれ管轄の窓口に確かめてください
出典:
体験を開ける時期を収穫の記録から探す
ミノリス日誌なら、作付けごとの収穫を日付・数量つきで記録でき、カレンダーやタイムラインで見返せます。前の年の収穫の時期と量がわかると、体験の日取りや受け入れる人数の見当がつけやすくなります。チラシを作ったり予約を受け付けたりする機能はありません。無料で使えます。
よくある間違い
- 税抜の金額だけを大きく書く: 課税事業者は税込の総額の表示が義務です。税抜の金額を併記するときも、税込の金額がはっきりわかるようにします。
- 「通常価格」に実績がない: 始めたばかりの体験で「通常〇円のところ」と書くと、比べる価格の実績がなく、不当表示にあたるおそれがあります。
- 雨の日の連絡方法を書かない: 中止を決める時刻と連絡方法がないと、当日に問い合わせの電話が集中します。
- 試食の食べ物を書かない: 焼きいも・野菜スープなど試食を出すときは、何を出すかを書き、アレルギーのある人が事前に相談できるようにします。
- 「無農薬」と書く: 「無農薬」「減農薬」は特別栽培農産物のガイドラインで表示しないこととされ、「有機」は有機JASの格付けがないと使えません。書き方は値札・POP 原稿表を参考にしてください。
よくある質問
チラシのデザインはどうすればよいですか?
この原稿シートは、載せる情報をそろえるためのものです。デザインは、表計算ソフトやワープロ、デザインツールのテンプレートを使って作り、原稿の内容を流し込んでください。
キャンセル料はいくらにすればよいですか?
決まった金額はありません。消費者契約法では、取消で事業者に生じる平均的な損害を超える部分は無効とされています。用意した資材・人手など、実際にかかる費用をもとに決め、期限と金額をチラシに書いておきます。判断に迷うときは、消費生活センターや専門家に確かめてください。
学校や子ども会の団体の受け入れも、このチラシでよいですか?
団体向けには、参加者名簿や緊急連絡先を事前に出してもらうなど、個人向けと違う取り決めが要ります。予約時に聞くことは観光農園の予約受付簿の確認リストも参考にしてください。
あわせて使うテンプレート
このテンプレートは自由に使い、書き換えてかまいません。提出先(JA・部会・取引先・認証機関など)に指定の様式がある場合は、そちらを優先してください。 掲載している制度・法令の説明は更新日時点のものです。