圃場・集落

中山間地域等直接支払の活動日誌の無料テンプレート(Excel・PDF)|協定農用地の点検表つき

更新日 2026年9月26日|登録不要・無料

中山間地域等直接支払交付金の集落協定で、共同活動や話合いを記録する活動日誌のテンプレートです。必須活動・選択的必須活動・体制整備などの活動区分と写真の番号を書く欄を設け、協定農用地を1筆ずつ見て回るための点検表を付けました。Excel と手書き用PDFを登録不要でダウンロードできます。

無料でダウンロード

Excel には「記入用」と「記入例」のシートが入っています。

中山間地域等直接支払 活動日誌の記入例
記入例(サンプルです。実在の商品名・人名ではありません)

この日誌でわかること

集落協定で行った活動を、いつ・どこで・誰が・何をしたか、写真と合わせて残す日誌です。次のような場面で使えます。

  • 協定で決めた活動を毎年きちんと行ったことを、実績報告で示すとき
  • 市町村の現地確認で、活動の中身を説明するとき
  • 事務担当者が代わるときに、1年の活動を引き継ぐとき

各欄の書き方

欄 書くこと 記入例
日付・時間 活動した日と開始〜終了の時刻 4/20・8:00〜11:00
活動区分 協定に書いた活動のどれにあたるか 必須(水路・農道等の管理)
活動の中身 何をしたか(量や範囲もわかるように) 用水路の泥上げ、水路沿いの草刈り
場所 活動した場所 〇〇用水路
参加人数・参加者 人数と氏名(多いときは出役簿や出席者一覧を指す) 12・出役簿のとおり
写真の番号 その活動の写真の番号 1〜4
日当・支出 日当を払ったか、ほかの支出があったか 日当あり

「協定農用地の点検表」のシートには、地番ごとに管理者・耕作や管理の状況・法面や水路の傷み・鳥獣害・対応を書きます。

活動区分の考え方

中山間地域等直接支払交付金では、集落協定に定めた活動に応じて交付単価が決まります。第6期対策(令和7〜11年度)のパンフレットでは、活動が次のように整理されています。

  • 農業生産活動等(必須活動): 耕作放棄の防止等の活動(適正な農業生産活動、荒廃農地の復旧、法面の保護、鳥獣被害の防止など)と、水路・農道等の管理活動(泥上げ・草刈りなど)の両方を行う
  • 多面的機能を増進する活動(選択的必須活動): 周辺林地の管理、景観作物の作付け、市民農園・体験農園、ビオトープの確保などから1つ以上を行う
  • 体制整備のための前向きな活動: ネットワーク化活動計画を作ると、交付単価の10割(しない場合は8割)が交付される
  • このほか、取り組む協定には加算措置がある

出典: 農林水産省「中山間地域等直接支払制度パンフレット(第6期対策)」

活動日誌の「活動区分」には、自分の集落協定に書いた活動の名前をそのまま使うと、実績報告と照らし合わせやすくなります。

記録と書類の残し方

市町村の手引きでは、実施した活動は写真とともに活動日誌に必ず残すこと、市町村が1筆ずつ協定農用地を見て回る現地確認があることが説明されています。また、金銭出納簿は活動日ではなく実際にお金が動いた日付順に整理し、領収書の宛名は集落協定名にしてもらうよう求めています。

出典: 宮津市「中山間地域等直接支払交付金 集落協定事務担当者の手引き」(令和6年3月)

国の実施要領では、交付金を受けた人は会計経理を適正に行い、交付を受けた年度の翌年度から5年間、経理書類を保管することとされています。

出典: 農林水産省「中山間地域等直接支払交付金実施要領」(令和8年4月1日改正)

活動日誌や会議録の様式を市町村が決めている場合があります(多面的機能支払交付金との共通様式を使う市町村もあります)。指定の様式があるときはそちらを使い、この日誌は下書きや控えとして使ってください。

共同作業の記録を写真つきで残す

ミノリス日誌では、圃場を選んで草刈り・泥上げなどの作業を記録し、作業した人ごとの作業時間と写真を添えられます。ログインしない人も名前だけで作業者に登録できます。記録はカレンダーとタイムラインで見返せます。無料で使えます。

協定農用地の点検で見ること

協定農用地は、5年間適切に管理することが交付の条件です。点検表では1筆ずつ次の点を見ます。

  • 作付けしているか、草刈りなどの保全管理をしているか、荒れ始めていないか
  • 法面や畦畔の崩れ、水路の土砂や農道の傷み
  • イノシシなどの鳥獣害の跡

手引きでは、協定農用地に農業用施設を建てる・果樹を植える(地目の扱いが変わる)・協定から外す、といった予定があるときは、すぐに市町村へ連絡するよう求めています。点検のときに気づいたら、対応・予定の欄に書いておきます。

よくある間違い

  • 活動したのに日誌を書いていない: 必須活動を行ったかどうかは、活動日誌と写真で確かめられます。活動のたびに書きます。
  • 同じ写真を別の活動に使う: 活動ごとに写真を撮り、日誌の写真の番号と対応させます。
  • 話合いを記録しない: 集落戦略やネットワーク化の話合いも活動です。日時・出席者・話し合った内容を残します。

よくある質問

多面的機能支払交付金にも取り組んでいます。記録は一緒にできますか?

同じ日に両方の活動をすることもありますが、交付金ごとに活動の区分や書類が違います。どちらの活動かを分けて書き、市町村の指示に従ってください。日当の記録は「多面的機能支払 出役簿」の形も参考になります。

日当はいくらにすればよいですか?

交付金の使い方(個人配分と共同取組活動の割合、日当の額など)は、協定参加者の話合いと合意で集落協定に定めます。協定で決めた額で払い、参加者ごとの時間と金額を残します。

写真は何を撮ればよいですか?

活動した場所と、何をしたかがわかる写真を活動ごとに撮り、日誌の写真の番号と対応させます。撮り方は市町村によって指示が違うことがあるので、市町村の手引きや担当窓口に確かめてください。

あわせて使うテンプレート

このテンプレートは自由に使い、書き換えてかまいません。提出先(JA・部会・取引先・認証機関など)に指定の様式がある場合は、そちらを優先してください。 掲載している制度・法令の説明は更新日時点のものです。