出荷を日次集計で管理する

ミノリス受注の出荷(日次集計)の使い方。出荷日ごとの数量確認、出荷済みへの変更、送り状CSV、実出荷数量の修正、廃棄・社内分の扱いを説明します。

この機能でできること

受注を出荷日ごとに集計し、出荷作業を進めます。「この日に何をどれだけ用意するか」が商品ごとの合算で分かり、出し終わった受注はその場でチェックして出荷済みにできます。出荷済みにできるのはこの画面だけです。

画面の開き方

  1. ミノリス受注を開きます
  2. サイドメニューの「業務」から「出荷(日次集計)」を選びます

期間を切り替える

画面上部のボタンで表示する期間を選びます。

  • 「今日」「1週間」「当月」: ワンタップで切り替えます(初期表示は今日から1週間)
  • 「期間指定」: 出荷日(開始)と出荷日(終了)を自由に指定します
  • 並び順の切り替えボタンで、日付の昇順・降順を入れ替えられます
出荷(日次集計)画面上部。「今日」「1週間」「当月」「期間指定」の切り替えボタンと、並び順切り替えボタンが見える状態

日ごとの内容を確認する

  1. 出荷日ごとのサマリ行が並びます。当日の行は最初から展開されています
  2. 行を押して展開すると、商品ごとの合算(商品名と用意する数量)と、受注ごとの内訳が表示されます

出荷済みにする

  • 受注単位: 受注内訳の「出荷済みにする」を押します。間違えた場合は「戻す」で受注済みに戻せます
  • 1日分まとめて: 「この日をすべて出荷済みにする」を押すと、その日の未出荷の受注を一括で出荷済みにします
スマートフォン幅の出荷(日次集計)画面の展開行。商品ごとの合算数量、受注ごとの内訳、各受注の「出荷済みにする」ボタン、「送り状CSV」、「この日をすべて出荷済みにする」が画面幅に収まって見える状態

送り状CSVを書き出す

出荷日ごとの「送り状CSV」から、佐川急便のe飛伝IIIまたはヤマト運輸のB2クラウドへ取り込むCSVを作れます。

  1. 対象の日を開き、「送り状CSV」を押します
  2. 「佐川急便」または「ヤマト運輸」を選びます
  3. 対象件数と「対象外」の内訳を確認します
  4. 配達日を「納品日のとおり」または「日付を指定」から選びます
  5. ヤマト運輸の場合は、契約内容に合わせて「ご請求先顧客コード」と「運賃管理番号」も入力します。自社情報に登録してあれば、最初から入っています。その回だけ違う値で書き出したいときは、ここで書き換えます(自社情報の値は変わりません)
  6. 「書き出す」を押し、ダウンロードしたCSVを運送会社のシステムへ取り込みます。書き出せないときは、理由がダイアログの中に表示されます
出荷(日次集計)の「送り状CSV」ダイアログ。佐川急便・ヤマト運輸の選択、対象件数と対象外の内訳、配達日、空欄の「全件に同じ品名を入れる(任意)」、自社情報の登録値が入ったご請求先顧客コード・運賃管理番号、「書き出す」ボタンが見える状態

送り状の品名

送り状の品名には、受注の明細ごとに「品名×数量」が入ります(例: ミニトマト3kg×5箱)。箱の中身と送り状を照合するためです。

  • 品名には、品目の「送り状の品名」を使います。登録していない品目は商品名を使います(品目を登録する)
  • 数量が1で販売単位の無い品目は、「×1」を付けません
  • 佐川急便は品名1〜5に1明細ずつ入ります。6明細以上ある受注は、品名5が「ほか○件」になります
  • ヤマト運輸は品名1・品名2に入ります。3明細以上ある受注は、品名2の後ろに「ほか○件」が付きます
  • 送料の行と、実出荷数量が0の明細は品名に入りません
  • 品名は、送り状に印字できる長さ(佐川急便は全角16文字・半角だけなら32文字、ヤマト運輸は全角25文字)に収まっている必要があります。長すぎる品名があると、ダイアログを開いた時点で直す品目と何文字オーバーしたかが表示され、「書き出す」は押せなくなります。品目の名前を押すと品目の編集が開き、「送り状の品名」欄が黄色で示されます。そこに短い名前を登録して「保存」を押すと、出荷画面に戻って送り状CSVのダイアログが開き直し、「〇〇の送り状の品名を登録しました」と表示されます(配達日などの入力もそのまま残ります)。全部直っていれば「書き出す」を押し直してください。まだ直っていない品名や、ほかに止まる理由があれば「まだ書き出せません。下の理由を確認してください」と表示され、その理由と品目が並びます

「全件に同じ品名を入れる」に入力すると、明細は使わずに、すべての送り状の品名1がその値になります(品名2以降は空欄)。「送り状の品名」をまだ登録していなくて書き出せないときに使えます。この欄はダイアログを開くたびに空に戻ります。

CSVの対象になるのは、次をすべて満たす受注です。

  • 出荷済みになっている
  • 取引先の種別が「販売先」になっている
  • 受注の物流方法が、ダイアログで選んだ「佐川急便」または「ヤマト運輸」になっている

対象外の受注があると、「未出荷」「物流方法が未設定」「ゆうパック・その他」「選んだ運送会社以外」「廃棄・社内分」の件数が表示されます。物流方法が未設定の受注は一覧に表示される「編集」から直せます。出荷済みのまま物流方法を変更できます。

「ゆうパック」「その他」は、この送り状CSVには対応していません。佐川急便またはヤマト運輸へ切り替える受注だけ、受注編集で物流方法を変更してください。

注文より少ししか出せなかったとき

「100kg の注文だけど、今日は 80kg しか採れなかった」というときは、実際に出した数量を入れて出荷できます。入れた数量で納品書と請求書が作られます。

  1. 受注内訳の「出荷済みにする」の右にある ▾ を押します
  2. 「数量を調整して出荷」を選びます
  3. 商品ごとに実際に出した数量を入れます。変えなかった行は注文どおりとして扱います
  4. 画面の下に調整後の合計金額が出ます。確認して「この内容で出荷する」を押します
「実出荷数量」ダイアログ。品名・注文・実出荷の入力欄・差が並び、下部に「合計 ◯◯円 → ◯◯円」と調整後の金額(税込)が表示され、「キャンセル」「この内容で出荷する」ボタンがある状態

出荷したあとに気づいたとき

出荷済みにしたあとでも、その受注の数量は直せます。出荷を戻す必要はありません。

  1. その受注の 「数量を直す」 を押します
  2. 前に入れた数量が入ったダイアログが開くので、正しい数量に入れ直します
  3. 「この数量に直す」 を押します。キャンセルで閉じたときは何も変わりません
  4. 納品書を渡してあるときは、出し直して差し替えてください
出荷済みの受注で「数量を直す」から開いた「実出荷数量」ダイアログ。前に入れた数量が入力欄に入っていて、納品書の出し直しを促す注意文と「この数量に直す」ボタンがある状態

出し直した納品書には、直した日が発行日として入ります。同じ日のうちに直したときは、古い納品書と発行日が同じになり、紙だけでは新旧を見分けられません。渡してある納品書は回収するか、その場で処分してください。

注意点:

  • その月の請求書を発行したあとは、数量を直せません。 発行前に確認してください
  • 1つも出せなかった商品は「0」を入れます。0 の行も納品書に残るので、相手に「頼んだものが入っていない」ことが伝わります
  • すべての商品が 0 になる場合は、数量調整ではなく受注のキャンセルを使ってください
  • 注文より多く出したときも、そのまま多い数量を入れられます
  • 数量を入れた受注の「戻す」を押すと、入れた数量も一緒に消えます(確認が出ます)
  • 「この日をすべて出荷済みにする」は、いつも注文どおりの数量で出荷します。 過不足がある受注は1件ずつ調整してください
  • 出荷済みの受注は、明細(商品・注文数量・単価)を編集できません。直すときは先に出荷を戻してください。実際に出した数量だけは、戻さずに「数量を直す」で直せます

廃棄・社内分の扱い

種別が「廃棄」「社内(加工・開発など)」の取引先(非販売先)への出荷も、この画面にそのまま並びます。捨てた分・加工に回した分の数量も出荷作業として消化するためです(取引先の種別)。

販売先との違いは次の2点です。

  • 日ごとの合計金額に入りません。 合計金額は販売先の受注だけを足したものです
  • 受注の内訳では、金額の代わりに「廃棄」「社内(加工・開発など)」のバッジが出ます

件数・「未出荷 ◯件」・「出荷済みにする」・「この日をすべて出荷済みにする」は、販売先と同じように非販売先にも効きます。

用意するものから廃棄・社内分を外す

その日に非販売先への出荷があると、「用意するもの」の右上に「廃棄・社内分を除く」のチェックが出ます。

  • チェックを外した状態(初期状態): 廃棄・社内分も数量に含めます。加工に回す分は実際に用意するためです
  • チェックを入れた状態: 販売先の分だけの数量になります
出荷(日次集計)画面の展開行で、非販売先への受注が混ざっている状態。「用意するもの」の右上に「廃棄・社内分を除く」のチェックが表示され、受注内訳に「廃棄」バッジの付いた行が並んでいる

CSV で書き出す

画面の右上に2つのボタンがあり、表示している期間のまま書き出せます。用途が違うので分かれています。

  • 「出荷明細CSV」: 1行 = 1明細。受注番号・出荷日・取引先・商品・数量などが並びます。
    有機JASの出荷記録・格付記録の材料や、表計算ソフトでの集計に使います
  • 「用意するものCSV」: 出荷日ごとに、商品と販売単位で数量をまとめたものです。
    画面の「用意するもの」と同じ内容で、「うち非販売先」の列が付きます。
    画面の「廃棄・社内分を除く」のチェックにあたるものは CSV にはありません。
    代わりにこの列を引けば、販売先の分だけの数量が出せます

キャンセルの受注は、どちらにも含まれません(画面と同じです)。
列の細かい説明は受注一覧のマニュアルにまとめてあります。

書き出せるのは管理者・オーナーのみです。

注意点・ヒント

  • キャンセルした受注は集計に含まれません
  • 日ごとのサマリには「未出荷 ◯件」「すべて出荷済み」と進み具合が表示されます
  • 未出荷の受注が残っていると、その月の請求書は発行できません。ただし廃棄・社内分の受注が未出荷でも、請求書の発行は止まりません
  • 廃棄・社内分しかない日は、合計金額が「0円」と表示されます
  • 「用意するもの」の数量は注文された数量です。実際に出した数量を入れても、ここは変わりません(用意する量の目安なので)
  • 作物管理で栽培状況の「栽培期間中、化学合成農薬・化学肥料不使用」にチェックした作物は、納品書の品名の末尾に ◇ が付き、紙の下に「◇ は、栽培期間中、化学合成農薬・化学肥料不使用の農産物です。」と入ります。設定は要りません。チェックを入れたあとに出荷チェックした分から付きます(チェック前に出荷済みにした納品書には付きません)
  • 取引先の設定で「納品書に金額を載せない」にすると、その取引先の納品書は品名と数量だけになります(取引先を登録する)

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