CRにしき蕪
中原採種場株式会社
根こぶ病抵抗性の中〜大蕪、根径9〜12cmで揃いが良い!! ■特性 ・根こぶ病に耐病性で根径が9〜12cmまで収穫できる中〜大カブ。 ・白さび病やベト病などの葉の病害にも強く、草姿は立性。 ・肉質は緻密で、歯切れが良く、ス入り遅く漬物などの加工適性が高い。 ・根形は甲高の偏円で尻のまとまりよく、球揃いも良い。
大カブとは、収穫時の根部直径がおおよそ15cm以上に仕上がるカブのサイズ区分です。播種から収穫まで80〜100日以上かかるものも多く、カブの中では最も生育期間が長い品種群に属します。重さは品種や作型によって異なりますが、1株が1〜2kg以上になる品種もあります。
カブ(Brassica rapa var. rapa)はアブラナ科アブラナ属の根菜です。大カブは特に関西・中部地方に伝統的な品種が多く、聖護院蕪(京都)・大野紅丸かぶ(福井)・本紅大丸蕪(信州〜関東)などが代表的な存在として知られています。
代表的な品種としては、株式会社トーホクの「聖護院かぶ京の雪」「極早生大丸かぶ 越の雪」「大野紅丸かぶ」、丸種株式会社の「聖護院」、株式会社アサヒ農園の「聖護院大丸蕪」「本紅大丸蕪」、タキイ種苗株式会社の「早生大蕪」などが挙げられます。
大カブの最大の魅力は、存在感のある大きさと、それに伴う食べごたえと調理の幅広さです。聖護院蕪に代表される大玉品種は、千枚漬けや蕪蒸し(かぶらむし)などの伝統的な調理法に欠かせない食材であり、その文化的背景が産地ブランドとして付加価値を高めています。
煮物にした場合、大カブは果肉に味が染み込みやすく、だし汁との相性が良いとされています。皮を厚めに剥いて大ぶりに切ることで、煮崩れしにくい品種は料理の仕上がりにも影響します。
生産者にとっての魅力は、1株当たりの単価が高くなりやすい点です。贈答用・観光農園・産地直売所では、大きくて品質の高い大カブが高値で取引されることがあります。また、伝統野菜としてのブランド力を持つ産地では、地域産品としての認知度が販売単価の維持につながっています。
日本各地に伝わる大カブの伝統品種は、地域の食文化と密接に結びついています。
聖護院蕪(京都)は、江戸時代に京都・聖護院地区で栽培されていたとされる大玉の白カブで、千枚漬けの原料として全国的に知られています。直径15〜20cm以上に仕上がる大型品種で、肉質が緻密で甘みがあり、漬物加工後も歯ごたえが残ります。
日野菜カブ(滋賀・日野町)は、長さ30〜40cmに伸びる細長い形状が特徴の伝統品種で、紅色の表皮と白い肉質のコントラストが美しい漬物野菜です。大カブとは外形が異なりますが、産地の伝統品種として各メーカーから品種が展開されています。
これらの伝統品種は形状・色・肉質が固定されており、産地のブランドとして保護・維持されています。一方で、耐病性や収量性の面では現代のF1品種と比べて劣る面もあり、栽培には一定の技術と手間が求められます。
大カブの栽培では、生育期間が長いことへの対応が小・中カブと異なるポイントです。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。大カブは肥大させる根部が大きい分、土壌条件の影響を受けやすくなります。土が固かったり石礫が多かったりすると根部の変形が起きやすく、商品価値が下がります。深耕と土づくりが基本で、有機物の投入や土壌改良により、根の発育に適した土壌環境を整えることが重要です。
施肥設計では、初期の窒素過多は徒長を招くため元肥は控えめにし、追肥で調整するのが基本です。肥大後期も草勢が衰えないよう、追肥のタイミングを逃さないことが均一な大玉仕上がりに影響します。
病害への対策は小・中カブと共通で、根こぶ病・白さび病・黒腐病が主要病害です。長い生育期間のなかで病害にさらされるリスクが高まるため、定期的な観察と早期防除が重要です。
大カブは収穫適期が長い品種も多く、在圃性(圃場でそのまま置いておける期間)が高い品種は収穫のタイミングを調整しやすいという利点があります。ただし、過熟になるとス入り・肉質の低下が進むため、観察は怠らないようにしてください。
大カブの品種を選ぶ際に確認したいポイントを整理します。
大カブ市場は伝統野菜・地域ブランドとしての側面が強い品目です。聖護院蕪のような有名産地品種は漬物加工業者との直接取引が多く、産地外への一般流通は限られています。一方、道の駅・直売所・ネット通販での産地直送販売が拡大しており、地産地消の文脈で大カブを取り扱う事業者が増えています。
品種面では、伝統品種の形質を維持しながら耐病性を付与した品種の育成が課題として続いています。特に根こぶ病は土壌伝染性で防除が難しいため、耐性を持つ大カブ品種の需要は今後も継続すると見られます。
大カブは根部直径15cm以上に仕上がる大型品種で、聖護院蕪をはじめとする伝統品種が地域ブランドとして高い価値を持つカブです。煮物・漬物(千枚漬け等)など伝統調理との相性が良く、贈答・直売所での付加価値販売に向いています。
栽培では深耕・土づくりと長い生育期間を通じた病害管理が重要です。品種選びでは用途・伝統品種への思い入れ・病害耐性・肥大性のバランスを確認してください。
ミノリスでは大カブタグが付いた品種一覧から、各品種の特性・メーカー情報を確認できます。
中原採種場株式会社
根こぶ病抵抗性の中〜大蕪、根径9〜12cmで揃いが良い!! ■特性 ・根こぶ病に耐病性で根径が9〜12cmまで収穫できる中〜大カブ。 ・白さび病やベト病などの葉の病害にも強く、草姿は立性。 ・肉質は緻密で、歯切れが良く、ス入り遅く漬物などの加工適性が高い。 ・根形は甲高の偏円で尻のまとまりよく、球揃いも良い。
株式会社タカヤマシード
きょうのあじ 高農交配 根コブに強くて、味がよい大蕪! ■特性 1.根コブ病抵抗性で、草勢強く生育旺盛。根部の肥大が早く大型になる。 2.葉は濃緑で大きく欠刻深く、葉柄は太い。 3.根部の表皮はなめらかで純白、肉質緻密でス入りが遅い。形はよく整い、千枚漬け、その他の漬物等に最適。 4.播種後70日位で収穫期に達し、1.5~2.0kgの大きさになる。 ■ポイント 1.10a当り3,000~3,200本位として、密植は避ける。 2.早まき栽培では特にアブラムシとウィルス病の予防駆除に努める。 3.根コブ病菌には多くのレース(菌系)があり、未確認のレースによっては根コブの着生があるかもしれません。予めご了承下さい。
株式会社武蔵野種苗園
根こぶ病耐病性の大カブ種栽培容易で球揃いが抜群 特性 ●根こぶ病耐病性で、草勢強く、栽培容易な大カブ。 ●球形は腰高で球揃いは抜群に良い。 ●ス入りは遅く、裂根、変形は少ない。 ●肉質は緻密で歯切れ良く、特に千枚漬などの加工に向く。 ●関東標準で8月下旬〜9月上旬が播種適期。 栽培のポイント ●肥料は元肥を少な目として追肥は2回程度行う。 ●栽植密度は60cm×30cmを基準とする。
丸種株式会社
生育の早い根こぶ抵抗性の紅かぶ 肩張り・尻づまりよく品質最高 1. 根こぶ病抵抗性なので汚染圃場でも安心して栽培できます。 2. 球は腰高の濃紅色で球内色は白色で芯に赤みが入り紅白のコントラストの美しい品種です。 3. 播種後約50日で根径8cm位の中かぶ、その後10~13cm位の大かぶとなります。 4. 球の肥大・着色は早く、肩張り・尻づまりがよく肉質緻密で歯触りよく、漬物にして最高です。
小林種苗株式会社
抜群に柔らかい!赤カブの代表品種 ・根部の肌は、全面美しい鮮紅色です。形は豊扁円球になります。 ・肉質は、緻密で柔らかく、また独特の風味と香りがあります。浅漬け・糠漬け・三杯酢生食などに非常に好く合います。 ・生育はすこぶる旺盛です。葉柄は淡緑色で、粘りがあり、葉はやや濃緑色の大葉で、根部の紅色と緑のコントラストが良く映え美しいです。 ・乾燥と寒さによく耐える強健種なので育てやすい品種です。 ・晩夏から一般秋蒔き栽培では播種後約45日で中蕪となり、60日前後で根径12から13cm位となります。 ・春蒔き(トンネル)栽培では根径約8cm前後の中蕪で収穫するのが良いでしょう。 栽培のポイント ・無理な早蒔き、極端な密植は色上がりが悪くなります。間引きを早めに行い、株間を十分にとることが、良品多収のポイントです。また、生育旺盛種なので栽培は容易ですが、発芽期から幼苗期にかけての乾燥には十分に気を付けてください。厳寒期の播種は抽台の恐れがあるので、根径8cm前後の中蕪で収穫してください。 ・秋蒔きでは、窒素肥料、リン酸肥料、カリウム肥料を10アール(一反)当たり各15kg、苦土石灰100kgを標準とし、土壌の肥沃度により加減をしてください。完熟堆肥を早めに土になじませ、肥料は元肥主体で播種の一週間前までに苦土石灰とともに全面散布してロータリーで耕してください。 ・平暖地での9月上旬~下旬蒔き、10月下旬~12月どり、冷涼地での8月中旬~9月上旬蒔き、10月から12月どりが最適です。晩夏から一般秋蒔き栽培では、播種後約45日で根径8cmくらいの中蕪に、約60日で12~13cmくらいの大蕪に成育し、一斉収穫が可能です。
丸種株式会社
純白・美肌でス入り遅く栽培容易な強健種 千枚漬けに最適 1. 播種後50日くらいで根径7~8cmの中かぶ、60~65日で10~12cmの大かぶとなり、その後100日位まで収穫可能な純白の美肌の丸かぶです。 2. 緻密な肉質で繊維少なく、甘味に富み生食煮食ともに食味は最高です。 3. 葉は淡緑色で大きく葉長60cm位、葉数は少なく草姿は立性、首部は細くすっきりしています。
タキイ種苗株式会社
根こぶ病に強い大カブ! 千枚漬に好適! ■特長 ・根こぶ病に安定して強く、生育旺盛で作りやすい。 ・早太りでス入りの遅い大カブ専用品種。 ・肌は純白、肉質は緻密で繊維が少なく、歯切れがよい。 ・中間・暖地の適期栽培では、播種後70日で根径12cm、根重1kg程度となり、さらに日をおけば2kg以上に太る。 ■栽培の要点 ・カブは本来冷涼な気候を好むため、夏場の無理な早まきは避ける。 ・保水性のよい圃場を選び、適湿を保ち、順調な初期生育を促す。
山陽種苗株式会社
肉質やわらか!! サラダ蕪にも最適。 ■特性 ・生育日数80日型の偏円腰高型の大蕪。 ・根径16cm、高さ13cm、根重2~2.5kgで日数をおけばさらに太る。 ・ス入りは遅い。 ・諸病害に強く、特にウイルス病に強い。 ・根部は純白でツヤがあり、肉質やわらかく多汁で甘味がある。 ・草姿はやや開性、葉は葉色濃く、切葉で毛じがある。 ■栽培のポイント ・播種は8月下旬〜9月中旬播きの年内収穫。(中間地) ・畝幅60cmの1条播き、株間30〜35cmを標準とする。
中原採種場株式会社
根こぶ病抵抗性の中〜大蕪、根径9〜12cmで揃いが良い!! ■特性 ・根こぶ病に耐病性で根径が9〜12cmまで収穫できる中〜大カブ。 ・白さび病やベト病などの葉の病害にも強く、草姿は立性。 ・肉質は緻密で、歯切れが良く、ス入り遅く漬物などの加工適性が高い。 ・根形は甲高の偏円で尻のまとまりよく、球揃いも良い。
株式会社タカヤマシード
きょうのあじ 高農交配 根コブに強くて、味がよい大蕪! ■特性 1.根コブ病抵抗性で、草勢強く生育旺盛。根部の肥大が早く大型になる。 2.葉は濃緑で大きく欠刻深く、葉柄は太い。 3.根部の表皮はなめらかで純白、肉質緻密でス入りが遅い。形はよく整い、千枚漬け、その他の漬物等に最適。 4.播種後70日位で収穫期に達し、1.5~2.0kgの大きさになる。 ■ポイント 1.10a当り3,000~3,200本位として、密植は避ける。 2.早まき栽培では特にアブラムシとウィルス病の予防駆除に努める。 3.根コブ病菌には多くのレース(菌系)があり、未確認のレースによっては根コブの着生があるかもしれません。予めご了承下さい。
株式会社武蔵野種苗園
根こぶ病耐病性の大カブ種栽培容易で球揃いが抜群 特性 ●根こぶ病耐病性で、草勢強く、栽培容易な大カブ。 ●球形は腰高で球揃いは抜群に良い。 ●ス入りは遅く、裂根、変形は少ない。 ●肉質は緻密で歯切れ良く、特に千枚漬などの加工に向く。 ●関東標準で8月下旬〜9月上旬が播種適期。 栽培のポイント ●肥料は元肥を少な目として追肥は2回程度行う。 ●栽植密度は60cm×30cmを基準とする。
丸種株式会社
生育の早い根こぶ抵抗性の紅かぶ 肩張り・尻づまりよく品質最高 1. 根こぶ病抵抗性なので汚染圃場でも安心して栽培できます。 2. 球は腰高の濃紅色で球内色は白色で芯に赤みが入り紅白のコントラストの美しい品種です。 3. 播種後約50日で根径8cm位の中かぶ、その後10~13cm位の大かぶとなります。 4. 球の肥大・着色は早く、肩張り・尻づまりがよく肉質緻密で歯触りよく、漬物にして最高です。
小林種苗株式会社
抜群に柔らかい!赤カブの代表品種 ・根部の肌は、全面美しい鮮紅色です。形は豊扁円球になります。 ・肉質は、緻密で柔らかく、また独特の風味と香りがあります。浅漬け・糠漬け・三杯酢生食などに非常に好く合います。 ・生育はすこぶる旺盛です。葉柄は淡緑色で、粘りがあり、葉はやや濃緑色の大葉で、根部の紅色と緑のコントラストが良く映え美しいです。 ・乾燥と寒さによく耐える強健種なので育てやすい品種です。 ・晩夏から一般秋蒔き栽培では播種後約45日で中蕪となり、60日前後で根径12から13cm位となります。 ・春蒔き(トンネル)栽培では根径約8cm前後の中蕪で収穫するのが良いでしょう。 栽培のポイント ・無理な早蒔き、極端な密植は色上がりが悪くなります。間引きを早めに行い、株間を十分にとることが、良品多収のポイントです。また、生育旺盛種なので栽培は容易ですが、発芽期から幼苗期にかけての乾燥には十分に気を付けてください。厳寒期の播種は抽台の恐れがあるので、根径8cm前後の中蕪で収穫してください。 ・秋蒔きでは、窒素肥料、リン酸肥料、カリウム肥料を10アール(一反)当たり各15kg、苦土石灰100kgを標準とし、土壌の肥沃度により加減をしてください。完熟堆肥を早めに土になじませ、肥料は元肥主体で播種の一週間前までに苦土石灰とともに全面散布してロータリーで耕してください。 ・平暖地での9月上旬~下旬蒔き、10月下旬~12月どり、冷涼地での8月中旬~9月上旬蒔き、10月から12月どりが最適です。晩夏から一般秋蒔き栽培では、播種後約45日で根径8cmくらいの中蕪に、約60日で12~13cmくらいの大蕪に成育し、一斉収穫が可能です。
丸種株式会社
純白・美肌でス入り遅く栽培容易な強健種 千枚漬けに最適 1. 播種後50日くらいで根径7~8cmの中かぶ、60~65日で10~12cmの大かぶとなり、その後100日位まで収穫可能な純白の美肌の丸かぶです。 2. 緻密な肉質で繊維少なく、甘味に富み生食煮食ともに食味は最高です。 3. 葉は淡緑色で大きく葉長60cm位、葉数は少なく草姿は立性、首部は細くすっきりしています。
タキイ種苗株式会社
根こぶ病に強い大カブ! 千枚漬に好適! ■特長 ・根こぶ病に安定して強く、生育旺盛で作りやすい。 ・早太りでス入りの遅い大カブ専用品種。 ・肌は純白、肉質は緻密で繊維が少なく、歯切れがよい。 ・中間・暖地の適期栽培では、播種後70日で根径12cm、根重1kg程度となり、さらに日をおけば2kg以上に太る。 ■栽培の要点 ・カブは本来冷涼な気候を好むため、夏場の無理な早まきは避ける。 ・保水性のよい圃場を選び、適湿を保ち、順調な初期生育を促す。
山陽種苗株式会社
肉質やわらか!! サラダ蕪にも最適。 ■特性 ・生育日数80日型の偏円腰高型の大蕪。 ・根径16cm、高さ13cm、根重2~2.5kgで日数をおけばさらに太る。 ・ス入りは遅い。 ・諸病害に強く、特にウイルス病に強い。 ・根部は純白でツヤがあり、肉質やわらかく多汁で甘味がある。 ・草姿はやや開性、葉は葉色濃く、切葉で毛じがある。 ■栽培のポイント ・播種は8月下旬〜9月中旬播きの年内収穫。(中間地) ・畝幅60cmの1条播き、株間30〜35cmを標準とする。
株式会社トーホク
従来の天王寺かぶを病気に強く改良しました。小カブから中カブまで幅広い収穫タイミングがあります。甘味があって煮くずれにくく、サラダにも使える美味しい肉質です。
株式会社トーホク
新潟県寄居町発祥の品種。肉質やわらかく甘味に富み、太りが早く小カブから大カブサイズまで利用できます。また葉が格別やわらかく、間引き菜がおいしいのもうれしい特長。