果実・収量特性

小カブのカブ品種一覧 全63種類

小カブ 小カブとは 小カブとは、収穫時の根部直径がおおよそ5〜8cm程度に仕上がるカブのサイズ区分を指します。一般的な播種から収穫までの日数は40〜60日程度と短く、カブの中では最も収穫サイクルが早い品種群です。 カブ(Brassica r

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小カブについて

小カブ

小カブとは

小カブとは、収穫時の根部直径がおおよそ5〜8cm程度に仕上がるカブのサイズ区分を指します。一般的な播種から収穫までの日数は40〜60日程度と短く、カブの中では最も収穫サイクルが早い品種群です。

カブ(Brassica rapa var. rapa)はアブラナ科アブラナ属に属する根菜で、ダイコン(Raphanus属)とは別属です。根部(かぶら)と葉の両方が食用となります。小カブは特に根部の柔らかさと甘みが評価され、生食・漬物・加熱調理と幅広い用途に対応します。

関東地方では「金町小蕪」系統が市場流通の主流として長年位置づけられてきました。タキイ種苗株式会社の「金町小蕪」「福小町」、株式会社トーホクの「時なし小かぶ」「あずま金町かぶ」「雪姫かぶ」、株式会社日本農林社の「早生金町小蕪」、中原採種場株式会社の「はくすい小蕪」、宝種苗株式会社の「CR宝夏小蕪」(根こぶ病耐性)、株式会社サカタのタネの「二刀」(根こぶ病・白さび病耐性)などが代表的な小カブ品種として知られています。

小カブの魅力

小カブは生産者にとって、回転率の高さが大きな強みです。播種から収穫まで40〜60日という短い生育期間は、同一圃場での年間作付け回数を増やすことを可能にします。面積当たりの収益性を高める観点から、多品目少量生産を志向する産地や直売所向け生産者にとって組み込みやすい品目です。

消費者にとっての魅力は、柔らかな肉質と甘みです。根部はやわらかく、サラダやピクルスなど生食での利用が広がっています。また、葉も食用となり、炒め物・おひたし・ぬか漬けなど多様な調理法に対応します。「捨てるところがない野菜」として家庭での支持が高い点も、市場需要を安定させる要因の一つです。

流通面では、小カブは袋詰め・箱詰めともにコンパクトにまとまり、取り扱いやすい形態です。直売所での見栄えも良く、葉つきのまま出荷することで鮮度感をアピールできます。

消費者・市場ニーズ

小カブの市場需要は、量販店での定番青果として安定しています。特に関東圏では「かぶ」と言えば小カブを指すことが多く、年間を通じて一定の需要があります。

意外と知られていないのですが、小カブはサラダ野菜としての需要が近年伸びています。加熱しなくても食べられる薄切りや千切りでのサラダ利用が、健康志向の消費者を中心に広まっており、柔らかな肉質とクセの少ない風味が評価されています。生食対応を強調した品種(渡辺農事株式会社の「まるちゃん」など)は「サラダかぶ」として特化したポジショニングで展開されています。

業務用需要では、漬物加工向けとして中〜大ロットでの供給が求められます。一方、外食・惣菜産業でも彩り野菜・付け合わせとして採用されることがあり、安定した規格・品質での供給が重視されます。

栽培のポイント

小カブ栽培で品質を左右するのは、均一な発芽・初期生育の確保と、肥大期の水分管理です。

播種は春まきと秋まきが基本ですが、耐寒・耐暑性を持つ品種では夏まきも可能です。春まきでは抽苔(とう立ち)に注意が必要で、低温に当たると早期に花芽が形成されます。秋まきは生育が安定しやすく、小カブの品質が最も出やすい時期とされています。

土壌は有機物を適度に含む、排水性と保水性のバランスが良い土壌が適しています。根部が直接土と接するため、土塊が多かったり土壌が固いと根の変形・割れの原因になります。石灰による適正pH(6.0〜7.0程度)の維持は根こぶ病対策としても有効です。

収穫は根部の肥大を確認しながら行います。小カブは収穫適期が比較的短く、適期を過ぎるとス入り(根の空洞化)が進みやすい品種もあります。特に気温が上昇する時期は収穫遅れに注意が必要です。

主な病害虫として根こぶ病・白さび病・黒腐病・コナガ・アブラムシ・キスジノミハムシなどがあります。特に根こぶ病は発病すると根が肥大できなくなるため、CR品種の選択や土壌pH調整による予防が重要です。

品種選びのコツ

小カブの品種を選ぶ際に確認しておきたいポイントをまとめます。

  • サイズの安定性: 揃いが良い品種は出荷規格の管理がしやすく、秀品率に影響する
  • 肉質と食味: 生食向きか漬物・加熱向きかによって適した品種が異なる。多汁質で柔らかい品種はサラダ・浅漬けに、緻密な肉質の品種は煮物・漬物に適する
  • 病害耐性: 根こぶ病耐性(CR表記)・白さび病耐性の有無を圃場の病害リスクに合わせて確認する
  • 作型適性: 春まき・秋まきの適性、耐暑性・耐寒性の有無を確認する
  • 抽苔耐性: 春まきでは抽苔しにくい品種を選ぶことが重要
  • 葉の品質: 葉つきで販売する場合は、葉色・葉軸の立性・結束しやすさも品種選びの要素になる

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、同じ「小カブ」でも品種によって最適な播種時期・栽培地域が異なります。地域の試験場やJAの指導情報を参考にしながら、自分の圃場条件と販売先に合わせた品種を選んでください。

市場動向とこれから

小カブは国内の主要産地として千葉県が代表的で、年間を通じた安定供給体制が整っています。直売所や産地直送の普及により、地域ブランドの小カブも流通するようになってきました。

根こぶ病耐性(CR)を持つ品種の拡充が近年の育種トレンドの一つです。根こぶ病は酸性土壌や連作圃場での発生が多く、産地での被害が問題化するケースがあることから、CR品種の需要は引き続き高い水準にあります。ただし、根こぶ病菌のレース分化が進んでいるとの報告もあり、CR品種でも発病するリスクが指摘されています。

まとめ

小カブは播種から40〜60日で収穫できる、回転率の高い根菜です。生食・漬物・加熱調理と用途が広く、葉も食べられることから家庭需要が安定しています。品種選びでは、サイズの安定性・肉質・根こぶ病耐性・作型適性を確認することが基本です。

ミノリスでは小カブタグが付いた品種一覧から、各品種の特性・メーカー情報を比較できます。圃場条件と販売先に合わせた品種選びの参考にしてください。

63品種 掲載中
CRきらりの夏

CRきらりの夏

株式会社日本農林社

根こぶ病に強く、耐暑性抜群の夏専用コカブ ■特性 ・暑さ、病気に強く、春~夏に栽培し易いネコブ病に強い早生種。 ・春~夏栽培で問題となる葉の伸びすぎ、根の変形、 裂根や、収穫・洗浄時におけるひび割れが少ない為、 秀品率が高いので作業効率が良い。 また、葉茎が太く折れにくいので、結束が楽である。 ・球部の色は白く、肉質はち密で柔らかく甘くて美味しい。 尻部のまとまりが良い豊円形でバランスが良い。 ・多肥栽培や肥沃地でも従来の品種と比較して安定した栽培が可能。 ■栽培の注意 ・低温期では生育が非常に緩慢になるので、 適期栽培を心がけて下さい。

CRきらりん

CRきらりん

株式会社日本農林社

根こぶ病に強い春秋用のおいしいコカブ ■特性 ・葉色は濃くて見た目が良く、草姿は立性で短く、作業がしやすいです。 ・春と秋に蒔くことができます。ネコブ病(根にコブがつく病気)に強くて、作りやすいです。 ・球型は偏円型で、尻つまりが早い早生の品種です。 ・肉質はち密でやわらかいので、サラダや浅漬けが特にオススメです。 ■栽培の注意 ・ネコブ病抵抗性に関しては、日本で見つかっている代表的なネコブ病菌の混合菌を使用し、 幼苗検定を繰返し行い育成したネコブ病抵抗性品種ですが、 他にも菌の系統があり地域によってはネコブの着生があるかもしれませんので、あらかじめ御了承下さい。

CRもちばな

CRもちばな

タキイ種苗株式会社

根こぶ病に強く、高温期の栽培で威力を発揮する小カブ! ■特長 ・根こぶ病に耐病性で、夏場の栽培でも徒長しにくく、根割れ・ヒビ割れが少ない。 ・草姿は立性。玉の肥大は比較的じっくりしており、尖り玉や変形・ス入り・横縞症などが出にくく、栽培しやすい。 ・玉は尻のまとまりがよい厚みのある扁円形で、よくそろい秀品率が高い。 ・肌は純白でつやがあり、肉質は緻密でやわらかく、甘くておいしい。 ・葉枚数は多くないが、葉軸が太くて折れにくいので結束作業がしやすい。 ■栽培の要点 ・初期から生育全般を通じて順調に肥効を保つ。 ・圃場は適湿を保ち、発芽および初期生育を促す。 ・病害虫防除は早めに行うとともに、防虫網被覆栽培が有効。

CRゆきばな

CRゆきばな

タキイ種苗株式会社

低温期でもよく太る! おいしい秋〜春どり小カブ! ■特長 ・秋〜春どりできる根こぶ病耐病性品種。 ・形状は厚みのある扁円で、葉軸が太く結束容易。 ・肌は白くてテリ・つやにすぐれ、肉質は緻密で食味良好。 ・低温期でも太り良好で、形状・サイズも整う。 ■栽培の要点 ・中間地の秋〜春どりに適した品種であるため、むやみな夏場の早まきは長玉の発生など形状が乱れる。 ・畝幅90cmの4条で株間8〜12cm(関東では5〜6条の株間12〜15cm)程度で栽培する。 ・厳寒期には葉や葉軸の傷みが発生するため、被覆資材で十分な保温と適湿を保つ。

CRゆきむらさき蕪

CRゆきむらさき蕪

宝種苗株式会社

根こぶ病抵抗性で生育の早い、おいしい紫白蕪 ●球の上部は紫、下部は白色の小~中カブ ●播種後60日前後で球径12cm前後の中カブになる。球径8cm前後で小カブ収穫もできる ●根こぶ病抵抗性をもつ ●ス入りや変形は遅く、肉質柔らかい。サラダ、浅漬けなどに向く <注意点> ※根こぶ病にはいくつかのレースがある為、場所により発病する場合があります。予めご了承下さい ※早播きは避けてください。早蒔きすると樹勢が強いため、ス入り等早まる可能性があります

CR宝夏小蕪

CR宝夏小蕪

宝種苗株式会社

夏蒔CR小蕪の代表種 ●耐暑性にすぐれ、根コブ病にも強く作りやすい ●肌はキレイでツヤがあり、食味は良い ●根型は豊円形で割れ、ひびの心配が少ない ●立性で徒長しにくく、葉軸もしっかりしていて姿がきれい

CR白盃

CR白盃

株式会社武蔵野種苗園

根こぶ耐病性を持った、食味の良い中カブ品種 特性 ●根こぶ病耐病性で、根径は9~14㎝位まで収穫できる中カブ品種。 ●球形は腰高で球揃いが極めて良い。 ●肉質は緻密で軟らかく甘みがあり、ス入りも遅く、特に浅漬けに向く。 ●抽苔は遅く、冬から春先までの栽培も安定している。 栽培のポイント ●小カブより地上部が旺盛にできやすいため、施肥量は抑えて減肥栽培を心掛ける。 ●栽植密度は収穫するサイズによって異なるが、12㎝で収穫する場合は30㎝×20㎝を基準とする。

CR白雪(しらゆき)

CR白雪(しらゆき)

株式会社武蔵野種苗園

根こぶ病耐病性で小カブ〜中カブで収穫可能 特性 ●根こぶ病耐病性で球のまとまりがよく、小カブから中カブまで随時収穫ができる。 ●球形は腰高で、球揃いは抜群に良い。 ●ス入りは遅く、裂根、変形は少ない。 ●肉質は軟らかく食味良好。 ●抽苔遅く、関東で1〜3月のハウス蒔き、4月蒔きが可能。 栽培のポイント ●中カブ種としてはやや多肥栽培とする。 ●栽植密度は30cm×20cmを基準とする。

CR雪峰(ゆきみね)

CR雪峰(ゆきみね)

株式会社武蔵野種苗園

食味最高!!晩抽性で秋〜春蒔きできる根こぶ病耐病性の小カブ 特性 ●根こぶ病耐病性で耐寒性強く、晩抽で栽培容易な秋〜春蒔きの品種。 ●草姿は立性で葉色は濃緑色、葉長は徒長しにくく球とのバランスは良い。葉柄は太く折れにくく作業性が高い。 ●球は白く光沢があり、形は腰高で厚みがある。球揃いは抜群で肉質軟らかく食味良好で市場性は高い。 栽培のポイント ●草勢が旺盛であるので、施肥量は控え気味とする。 ●栽植密度をやや広くして球揃いを良くする。

アサヒ交配 ホワイトムーン蕪

アサヒ交配 ホワイトムーン蕪

株式会社アサヒ農園

小かぶから中大かぶまで!! 商品特性 ■特性 最高の味覚、煮食・漬物・サラダに!! 病気に大変強く、小~中大かぶと好みで収穫できる栽培容易な品種。 草姿は立性で葉色は濃緑色で光沢があり、葉・葉柄共に軟らかく葉つきのまま利用できる。 形は早期から整い、純白でツヤがあり美しい豊円形である。 肉質はち密で軟らかく、甘味と旨味を兼ねそなえ、浅漬・サラダなどに利用できる。 晩抽性、晩ス性で収穫期は幅が広い。 育て方 ■栽培のポイント 秋から早春のは種に適し、低温期のハウス・トンネル栽培で特性を発揮できる。 元肥はチッソで10アール当たり6kg位を標準とし、生育初期は肥料を抑えぎみに栽培し、肥切れのないように注意する。 各地の栽培適期が異なりますので、貴地の気候に合わせて栽培して下さい。

あじサラダかぶ

あじサラダかぶ

松永種苗株式会社

小カブから中カブまで順次収穫。緻密な肉質でサラダにも最適! ■主な特長 1. 元祖サラダカブ。肉質は緻密でやわらかく、甘味があり、生食サラダで美味しい。生食のほか、漬けもの、煮物でも美味しい。 2. 耐寒性、低温肥大性に優れる。 ■栽培のポイント 1. 関東以西の平坦地で、お盆過ぎ〜9月末までの播種、1月中旬〜2月下旬までの播種(トンネル被覆)、3月始めから4月中旬頃までの播種と広い作型に適します。 2. 柔らかい肉質で甘みがあるので生食でも漬け物でも美味しい品種です。葉も柔らかいので幅広い料理にお使い頂けます。 3. 小カブから順次収穫しながら株間を拡げて中カブになるまで利用できます。

あやめ雪®

あやめ雪®

株式会社サカタのタネ

極立性で玉ぞろいのよい、紫白小カブ ■特性 1. 肩が鮮紫色、下部が白色になる美しい早生品種。肉質は緻密で甘み強く食味がよい。 2. 根部は腰高の偏円形で肥大性がよい。ひげ根はなく、尻がまとまりやすい。 3. 草姿極立性で、葉の大きさは中程度、葉色は濃い。葉軸は太くしっかりしているので結束しやすい。萎黄病耐病性。 4. 若どりでも球形がまとまり紫色が入るので、サラダの彩りに面白い。酢漬けにすると、2日ほどで表面の紫色が全体に回る。 ■適応性 着色があまりきれいにならず根形も崩れやすい盛夏期を除いて栽培が可能です。播種10月中旬以降はパンチフィルムを利用したトンネル栽培、播種11月下旬から2月下旬まではトンネル栽培もしくはハウスを利用した栽培が望ましいです(一般地)。根こぶ病耐病性は有していないので汚染圃場は避けましょう。 ■要点 施肥量は元肥中心に10aあたりチッ素、リン酸、カリそれぞれ10kgを基準としますが、土質や前作の残効を考慮した方がよいでしょう。また高温期は5割減、低温期は2割増施肥します。追肥は生育状況に応じて少量施します。また、「バイテクバイオエース®」等の有機質肥料を施用することにより甘み、風味が増します。ただ生育は緩慢になりますので施肥量すべてを変えるのではなく一部を有機質肥料にすればよいでしょう。 栽植密度は15×15cmを標準とします。高温期は若干広めにとりましょう。 コナガ、アブラムシ等の防除には透明寒冷紗などのトンネル被覆栽培が効果的です。それでも虫害は完全に防げないので併せて薬散を行いますが、使用農薬、使用回数等は各JA、各県の農業改良普及員に相談しましょう。

うまい蕪

うまい蕪

宝種苗株式会社

肉質柔らかく、漬物・サラダに適したうまい蕪 ●肉質やわらかく、甘みに富みス入りも遅く良質性の中蕪 ●漬物用・サラダ用に最高に適する ●小蕪のときから形質がすぐれているので、小蕪から中蕪まで随時収穫が可能 ●本命の中蕪では尻づまりが良く、揃いの良いものが収穫できる ●耐病性が強く、むやみな葉伸びもしない

おお黄に

おお黄に

小林種苗株式会社

加熱調理すると まるで ポテト のような ホクホク感! 見て楽しい!食べて美味しい!甲高F1黄カブ! 特性 ・根部外皮は鮮やかな黄色、内部はクリーム色になる甲高のF1黄カブ。 ・白蕪と比べしっかりとした肉質で、加熱調理すると柔らかくホクホクとしたジャガイモのような食感に変わり、 内部の色も濃くなり甘味も増す。 ・茎葉は淡緑色でやや開帳気味に生育するため株間は広めにとる。 ・適期栽培で、播種後65日前後で球径8cmの小蕪、80日程度で球径12cmの中大蕪として収穫できる。 ・極晩抽性でス入りも極めて遅く、裂根もしにくいため在圃性が非常に高い。 ・播種期の幅が広く、ハウス・トンネルを使用することで秋から年末まで播種できる。 栽培のポイント ・10アール当たりN・P・Kを成分量で各15kg程度、全量元肥もしくは元肥と追肥にわけて施与する。 土壌条件により成分比、成分量は加減する。 ホウソ欠乏の予防のため、F.T.E などのホウソ入り資材の適量使用が望ましい。 ・無理な早まきは、葉勝ちになり根が太らず、また葉が縮むバイラス病にかかりやすいため、適期播種を心掛ける。 ・生育初期に土壌が乾燥していると生育が鈍るため、播種前に水を含ませておくことが望ましい。 生育中も同様に適度な湿度を保つように心掛ける。

きらりのゆめ

きらりのゆめ

株式会社日本農林社

舌触りなめらか!やわらか美味コカブ ■特性 ・晩抽性で、耐寒性が強く、春・秋蒔きまで幅広く栽培できる直売、 市場出荷に最適なコカブ。 球型は偏円型で、尻詰りは早く早生である。球の肌は白く尻根も細くやさしい感じがある。 ・葉色は濃く、草姿は立性で短い為、 出荷時に葉を切り落とす必要が少ないので作業性が良い。 ・球型は偏円型で、尻詰りが早い早生種である。 球の肌は白く尻根も細くやさしい感じがある。 肉質はち密で柔らかく食味がとても良い。 ■栽培の注意 ・本種はネコブ病抵抗性ではないので、発生地では注意 が必要である。 ・最大葉の長さが35cm内外になるような肥料設計が望ましい。 ・大玉になりすぎるとイビツな形になる。 ■適作型 (関東平坦地) 春播き 3月上旬~4月上旬蒔き。秋播き 8月下旬~10月上旬蒔き。

サラダ・ラティーナ

サラダ・ラティーナ

トキタ種苗株式会社

サラダで食べるスイートサラダターニップ。イタリアで人気のサラダカブが凱旋! ■特性 カブは古代ローマ時代から食べられていた野菜で貧しい人たちの食べ物とされていました。そのため日本で一般的な形状のカブはイタリアではほとんど発達せず、葉と蕾を食べるチーマ・ディ・ラーパが定着しています。本種は、日本で育種したカブですが、緻密で軟らかな肉質が欧州の人に受け入れられ、ローマの南方、ラティーナ県で栽培の広がっているスイートサラダターニップです。薄くスライスしてサラダ、ピクルスで食べられています。 肉質は緻密で軟らか。甘味が強く、極上な食味が楽しめ、スライスしてサラダ、ピクルスに好適です。球形は厚扁円~丸型に良く揃い、表皮は滑らかで、球色は純白に近く、美しい。ス入りは遅いほうですが、小かぶ収穫を基本とします。草姿はやや広がり、生育の程度は中程度で葉柄は中太です。 (写真はイタリアの産地の様子) ■栽培上の注意 夏まきで、極端な高温や乾燥環境に当たると品質が劣る場合があるので留意します。 ■播き時期 抽だいはやや早い傾向があるので、冬蒔きは避け、春・秋の二季蒔きがおすすめです。 ■播種方法 胚軸が肥大する野菜ですので、直播を基本とします。 ■植え付け 胚軸が肥大する野菜ですので、直播を基本とします。株間2〜3cmに播き、本葉1〜2枚で株間4〜5cm、本葉3〜4枚で株間12〜15cmに仕立てます。 ■土壌条件 日当たり、水はけの良い場所を選びます。 ■肥料 全量元肥で低度化成肥料ならば1平方メートルあたり150g程度を目安に畝全体に施します。 ■収穫 直径4cm程度から収穫できます。大きくなっても緻密な肉質ですが、適期の収穫を心がけましょう。 ■料理 皮をむき、生のままスライスや、四つ切りにしてサラダ。水っぽくなくしっとりした食感と上品な甘さが楽しめます。くりぬいてグリルなど。

サラダかぶ 雪の華 (ゆきのはな)

サラダかぶ 雪の華 (ゆきのはな)

株式会社トーホク

やわらかく甘味があり、極めてみずみずしい品種で、サラダなどの生食に向いています。緑のきれいな葉茎もやわらかくておいしく味わえます。小カブから中カブ位のサイズまで使えます。

サラダ紅かぶ

サラダ紅かぶ

丸種株式会社

甘くて美味しい! サラダ紅かぶ 1. サラダに最適の紅かぶで肉質はち密で歯切れよく、甘味があり大変美味です。 2. 根部は濃紅色となり球内色は白地に赤味が入りコントラストの美しい品種です。 3. 根径5cm位からサラダとして楽しむことができ、その後10~12cmに肥大し、従来通り漬物にしても美味しい品種です。 4. 葉柄は冬期の栽培では基部に赤味が入りますが、その他の季節では緑色となります。また、葉も若穫りすればサラダに利用できます。

スワン

スワン

タキイ種苗株式会社

甘くてやわらか! 小カブから中大カブまで随時どり! ■特長 ・小カブから中大カブまで、随時どりができる。 ・小カブとしても形質がすぐれ、本命の中大カブどりでは、厚みのある扁円の根形で尻づまりがよく、ス入りも遅い。 ・肉質はやわらかく甘みがあり、漬物のほか、サラダ用に通用する良質性が最大の特長。 ■栽培の要点 ・夏まきでは無理な早まきはせず、適期播種を行う。 ・栽植密度は、小カブどりでは従来の小カブ栽培に準じるが、中大カブどりでは20×20cm程度が標準。 ・中大カブどりでは直径12cm程度を最大限とし、適期収穫に努めるとともに、肥料の遅効きを避ける。

たかね

たかね

株式会社サカタのタネ

春のトンネル、夏まき用小カブ。 早太り、そろいよく、高冷地にも好評 ■特性 1.「金町小かぶ」の極早生交配品種。早太りが抜群でそろいがよく、裂根や肥大不良がなく、良品が一斉に収穫できる。 2. 玉は純白で光沢あり、肌が美しい。 3. 肉質はち密で、食味は良好。 4. 草姿は立性で、葉色が濃く光沢があり、やや小葉で草丈は伸び過ぎない。 5. べと病やウイルス病などへの耐病性もかなり強い。 ■適応性 本種は早どり用極早生種で適応作型が広いです。耐暑性強く、高温下でも葉伸びせず肥大がよく尻のまとまりがよいため、7月下旬からの夏まき栽培や、秋まき栽培に適します。また、抽苔性も相当安定し、低温下での肥大が早いので、1月下旬からのトンネル栽培や、その後の露地栽培、寒冷地の春~夏まき栽培に最も適します。このほか10月まきのトンネルやハウス栽培にも適します。 土壌に対する適応性も広く、排水に注意し腐熟有機質を施せば、ほとんどどこでも栽培できます。 ■畑づくり(圃場準備) できるだけ早めに、しかも土は十分細かくロータリーで耕しておきます。前作物の根など有機質がよく腐っていなかったり、土塊が多かったりすると、岐根の発生や玉肌が汚くなりやすいです。 ■肥培管理 極早生で生育日数が短いため、元肥主体として、他の早生品種より1~2割多肥とします。こうすると一段と早生性、肥大性が高まり、よいものを収穫できます。 10a当たりおよその成分量は、窒素15kg、リン酸15kg、カリ15kg、苦土石灰100kgで、高温期の栽培では窒素を減量し、低温期は増量します。 苦土石灰や石灰窒素はとくに早めに施用して酸度調整を行い、堆肥は前作に十分施しておくか、完熟したものを早めに施用します。肥料は、播種1週間以上前に全面散布し、よく耕して土になじませておきます。 ■播種 播種量は10a当たり6~10dlです。畝幅120~150cmのベッドをつくり、12~15cmの条まきが普通です。 乾燥期には降雨後か、十分な灌水を行ってから播種します。十分な湿りのない場合は、覆土後、鎮圧をしっかり行って発芽をそろえます。多湿時には排水に十分注意します。 ■間引き 生育が早いから、遅れないよう子葉が展開したら込んでいるところを間引き、本葉2~3枚までに株間12~15cmに1本立ちとします。 最も注意する点は、他品種より株間を広くすることで、とくにベッド栽培では12cm以上の作条、株間がほしいです。 密植栽培での間引き収穫では、3回目以降の収穫カブは葉数が不足して細軸となり、商品価値がおちます。株間が広いとそろって肥大し、クズが極端に少なく、市場性の高い良品を一斉に収穫でき、収益、作業能率もよいです。 ■病害虫防除 とくに高温期に発生の多いウイルス病や、純白の玉肌を汚く食害して商品価値を落とすキスジノミハムシの幼虫の防除には、土壌処理は欠かせません。 コナガ、アオムシ、ヨトウムシなどの害虫やべと病、白斑病には適切な登録農薬を適量、早期から定期的に散布して予防します。

1〜20品種 / 全63品種中

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