果実・収量特性

平莢のインゲン品種一覧 全42種類

平莢インゲン 平莢インゲンとは 平莢インゲンとは、莢の断面が扁平〜薄い長楕円形になるインゲン(インゲンマメ)の品種群を指すタグです。断面が円形に近い「丸莢インゲン」と並ぶ、インゲン品種の基本的な区分の一つです。 莢幅の目安は15〜20mm程

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平莢について

平莢インゲン

平莢インゲンとは

平莢インゲンとは、莢の断面が扁平〜薄い長楕円形になるインゲン(インゲンマメ)の品種群を指すタグです。断面が円形に近い「丸莢インゲン」と並ぶ、インゲン品種の基本的な区分の一つです。

莢幅の目安は15〜20mm程度と広く、同じ長さの丸莢品種と比べると明らかにワイドな形状をしています。肉厚で食べ応えがあり、莢全体にしっかりとした重みがあるのが特徴です。代表的な品種群としては「モロッコインゲン」や「ケンタッキーワンダー系」が挙げられ、平莢の特性を最大限に活かした品種として古くから栽培されてきました。

まず押さえておきたいのが、平莢インゲンは見た目の形状だけでなく、食感・調理適性・収穫管理の観点でも丸莢品種とは明確に異なる特性を持っているという点です。品種選びの際には、この違いを理解したうえで、自分の栽培目的や販売先に合う区分はどちらかを確認することが重要です。

丸莢インゲンとの違い

平莢インゲンを理解するうえで欠かせないのが、対になる「丸莢インゲン」との比較です。

莢の断面形状が最も分かりやすい違いで、平莢は断面が扁平〜長楕円形なのに対し、丸莢は断面がほぼ円形です。同じ長さでも平莢のほうが莢の幅が広く、果肉部分が多いため、食べ応えの点では平莢が優位とされています。

食感については、平莢品種は全体的に肉厚でしっかりした歯ごたえがあり、加熱しても煮崩れしにくい傾向があります。一方、丸莢品種は柔らかく、ジューシーで口当たりが軽い食感になりやすいとされています。調理用途でいえば、煮物・炒め物・天ぷら・お浸しなど、加熱を前提とした調理全般に平莢品種が向く傾向があり、丸莢品種は生食や軽い加熱での使用に向く品種が多い印象があります。

比較項目 平莢インゲン 丸莢インゲン
断面形状 扁平〜長楕円 円形
莢幅 15〜20mm程度 8〜12mm程度
食感 肉厚・食べ応えあり 柔らかく軽い
調理適性 煮物・炒め物向き 生食・軽い加熱向き
代表品種群 モロッコ系・ケンタッキー系 つるなし系の多くが丸莢

代表品種を見ると、タキイ種苗の「モロッコ」は莢長14cm・幅1.8cmの平莢で「食味格別」と評される品種であり、平莢インゲンの食味の高さを代表する存在です。同じくタキイの「ケンタッキー101」は莢長21〜23cmという長さと丸平莢の形状を持ち、スジなしで食べやすい品種として知られています。

平莢インゲンの魅力

平莢インゲンの最大の魅力は、莢の肉厚さから来る食べ応えと、調理したときの存在感です。

生産者にとっての利点は、1莢当たりの重量が丸莢品種よりも大きくなる傾向があるため、収穫量(重量ベース)が確保しやすい点です。直売所や産直市では「見た目のボリューム感」が購買動向に影響することが多く、平莢インゲンの幅広い莢は陳列時のインパクトがあります。また、煮崩れしにくいという性質は、業務用途(食堂・惣菜製造など)での引き合いにも対応しやすく、販路の幅が広がります。

消費者側の視点では、調理後に食感が残ることが高評価につながります。炒め物に使っても莢が縮みにくく、煮物では肉・他の野菜との一体感が出やすいことが料理の仕上がりに寄与します。加熱しても鮮やかな緑色が保たれやすい品種が多い点も、食卓での見栄えに貢献します。

意外と知られていないのですが、モロッコインゲンに代表される平莢品種の中には、完熟させて子実(豆)を利用できる品種もあります。タキイの「本金時」はその一例で、莢幅1.5cmの平莢型品種でありながら、煮豆・甘納豆用途の子実としても評価が高く、平莢インゲンの用途の幅広さを示しています。

消費者・市場ニーズ

平莢インゲンの市場は、用途や流通チャネルによってニーズの性格が異なります。

量販店向けでは、丸莢インゲン(特につるなし系の小型タイプ)が主流となっている市場が多く、平莢インゲンは「モロッコ」の名称でブランド化されて流通するケースが目立ちます。モロッコインゲンは一定の知名度があり、通常のインゲンと差別化された商材として棚に並ぶことが増えています。

直売所や産直市では、平莢インゲンの食べ応えと見た目のボリューム感が評価されやすく、煮物・炒め物文化が根強い地域では固定的なリピーター層が形成されることがあります。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、地方の直売所では丸莢より平莢のインゲンのほうが客層とのマッチングが良いというケースも少なくないようです。

外食・中食産業では、炒め物や煮物の具材として用途が広いことから、業務用加工向けの需要が存在します。煮崩れしにくいという特性は、大量調理での扱いやすさにつながります。また、渡辺農事の「シュガグリーン」「エバーグロー」のような、甘みや食味を売りにした品種は、こだわり食材を扱う飲食店やデリカテッセンからの引き合いも見込めます。

栽培のポイント

平莢インゲンの栽培管理は、基本的にインゲン全般に共通する技術が適用できますが、品種の特性をふまえたポイントがあります。

播種適期については、インゲンは低温に弱い作物のため、地温が15℃以上安定した時期に播種するのが基本です。平莢品種はつるあり型が多く、着果後に莢が大きく育つまでの期間が長くなりやすいため、収穫開始から終盤にかけての草勢管理が重要になります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。平莢インゲン、特にモロッコ系やケンタッキーワンダー系のつるあり品種は草勢が強く、つるの誘引管理が手間になる場合があります。ネット誘引や支柱立ての準備を定植前に整えておくことが、後の管理作業を効率化するうえで大切です。

収穫のタイミングは、平莢品種の場合は莢の肥大が進んで平らな幅が出てきたタイミングを目安にします。莢が大きくなりすぎると繊維質が増して食味が低下し、スジが目立ちやすくなるため、適期収穫の判断が品質を大きく左右します。佐藤政行種苗の「マンズナル菜豆」のように特徴的な系統名を持つ品種は、品種固有の収穫サインをカタログで事前に確認しておくと作業判断がしやすくなります。

灌水管理については、開花・着果期の乾燥はストレスになりやすく、落花や莢の肥大不良の原因になります。特につるあり型は草勢が強い分、水分需要が大きい傾向があるため、晴天続きの時期には適切な灌水を心がけます。一方で、過剰な窒素施肥はつる・葉の繁茂を促しすぎて着果が減少する場合があるため、施肥バランスには注意が必要です。

病害虫については、うどんこ病やアブラムシ類、ハダニ類が主な問題となります。モロッコ系のつるあり品種は栽培期間が長くなりやすいため、施設栽培では特にハダニの発生に注意し、早期発見・早期対処を徹底します。

品種選びのコツ

平莢インゲンの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 莢の幅とスジの有無: 平莢品種の中でもスジあり・スジなしの区分がある。食べやすさを重視するならスジなし品種を優先。ケンタッキー101のようにスジなしを明記した品種は収穫適期がやや広く、管理しやすい
  • つるあり・つるなしの選択: 平莢品種はつるあり型が多いが、つるなし型の平莢品種も存在する。施設の規模・仕立て方に合わせて選定する
  • 莢長と肥大スピード: 品種によって莢が伸びるスピードが異なる。収穫間隔の設定に影響するため、試作段階で確認する
  • 食味の方向性: 甘みを重視するか(シュガグリーン、エバーグローなど)、食べ応えを重視するか(モロッコ系、ケンタッキー系)、子実利用も想定するか(本金時系)で品種の方向性が変わる
  • 熟期・収穫開始日: 早生〜中生〜晩生で収穫時期が変わる。作型や出荷計画に合わせて確認する
  • 耐暑性・耐寒性: インゲンは温度変化に敏感。栽培時期(春まき・夏まき・抑制)に合った耐候性を持つ品種を選ぶ
  • 特性の安定性(揃い): 業務用・量販店向けでは莢の長さと幅の均一性が重要。試作時に莢の揃い方を確認する

また、平莢インゲンとひとくくりにしても、品種ごとの個性差は大きいものです。「ゼブラ菜豆」のように縞模様が入る外観的に特徴ある品種は直売所での訴求力が高い一方で、加熱すると模様が消える品種もあるため、用途に合わせた特性確認が必要です。

市場動向とこれから

平莢インゲンを代表するモロッコインゲンは、国内のスーパーマーケットでも一定の市場が形成されており、通常のインゲンとは別カテゴリとして販売される産地も出てきています。地方の農産物直売所では、煮物食文化との親和性から根強い需要があり、特に中山間地域の生産者にとっては付加価値品目の一つとして位置づけられることが多くなっています。

品種開発の動向としては、甘みや食味を前面に出した平莢品種の充実が続いています。渡辺農事の「シュガグリーン」「エバーグロー」などのように品種名にも特性が表現される商品が増えており、消費者への訴求メッセージを明確にしやすい品種構成が整いつつあります。一方で、佐藤政行種苗の「秘蔵っ子菜豆」のような、産地固有の伝統系統に近い品種も一部で評価されており、多様なニーズへの対応が進んでいます。

課題としては、収穫適期が比較的狭く、大量生産時には収穫作業の省力化が難しい点があります。つるあり型の平莢品種は収穫作業の機械化にも一定の制約があり、産地での規模拡大には人手確保と合わせた品種選定が課題になります。今後、省力型のつるあり平莢品種や、機械収穫適性を持つ品種の開発が進むことで、産地での導入ハードルが下がることが期待されています。

まとめ

平莢インゲンは、莢の断面が扁平〜長楕円形を持つインゲン品種の区分で、莢幅15〜20mm程度の肉厚な莢が特徴です。煮物・炒め物への調理適性、加熱後も崩れにくい食感、食卓での存在感など、丸莢インゲンとは異なる個性を持っています。

モロッコ系・ケンタッキーワンダー系を中心とした品種群は、直売所・業務用途・量販店向けの特徴ある品目として一定の市場基盤があります。品種選びでは、スジの有無・つる型・莢長・食味の方向性・収穫適期の広さを総合的に確認したうえで、栽培規模・販売先・作型に合った品種を選定することが重要です。

インゲンの品種情報については、インゲンの品種一覧から全品種を特性別に比較できます。合わせて「つるありインゲン」「つるなしインゲン」「スジなしインゲン」「子実用インゲン」などの関連タグも参考にして、栽培目的に最も合う品種を見つけてください。

42品種 掲載中
アサヒ育成 タネガシロ

アサヒ育成 タネガシロ

株式会社アサヒ農園

スナックいんげん!? 商品特性 ■特性 「スナックいんげん!?」 ゆでたらすぐ食べられます!おやつ・おつまみにオススメ! サヤがとても柔らかく、いんげん特有の食感が苦手な方にも食べやすいと好評です。 つるあり・スジなし 平莢(ひらざや)で、長さは約10cm~12cm 色白で美しい肌がとても個性的です! 晩生種で、晩夏から霜が降りるまで長く収穫できます。 色白なので美しく、直売所でも食欲を誘います! 「高原秋縞」など色の個性的なインゲンと一緒にパック詰めすると色のコントラストがキレイです。 色が個性的なので他と違う演出を心がけて下さい。 ■利用法 ・塩ゆで(おやつ・おつまみ) ・煮豆(白色なので色付きます。) ・白あん 育て方 ■栽培のポイント オススメのまき時(中間地基準)…7月中下旬~8月下旬 ※いんげんは高温期では実が付きにくい野菜です。 暑さが落ち着いた頃に開花が始まるようにタネまきをするのがポイントです。(開花まで約50日です。)

アサヒ育成 高原秋縞

アサヒ育成 高原秋縞

株式会社アサヒ農園

しま模様が美しい! 商品特性 ■特性 高原秋縞[こうげんあきしま] 紫色の縞模様が特徴的な、平莢つるありタイプのいんげんです。 茹でてビックリ!加熱すると模様が消え鮮やかな緑色に変わります。 スジが少なく、風味豊かなもっちり食感で美味しいと好評です。 見た目に楽しく、味も良い!高原秋縞をぜひお試しください♪ 播種後55日位から収穫できます。 莢は15cm前後の大きさになります。 つるがかなり伸びますので、ネット支柱は頑丈なものがおすすめです。 育て方 ■土づくり 種まきの3~4週間前に堆肥・石灰を土に良く混ぜておき、1週間ぐらい前に1㎡当り配合飼料、化成肥料を2握りずつ良く土に混ぜておきます。 ■たねまき 暖かい日に、畦巾1m、株間30cm間隔に3粒くらいずつ播き、水分を十分与えます。 ■栽培のポイント 本葉3~4枚頃に強い株1本にします。つるがかなり伸びますのでネット支柱は頑丈なものにします。 最初の花が咲いたら1㎡当り一握りの化成肥料を施します。

アメリカいんげん

アメリカいんげん

株式会社トーホク

さやは約16cmの長さできれいな淡緑色の平莢品種。やわらかく美味しいインゲンです。生育旺盛でつる伸び良く、作りやすい栽培特性です。

うまい大ひらさや

うまい大ひらさや

株式会社トーホク

長さが20cmにもなる長めの平さやで、風味豊かでおいしい。豆のふくらみが目立たず、すじが残らないやわらかいインゲンで、株元の方からしっかりと収穫できます。

キングマーケット

キングマーケット

丸種株式会社

軟莢で揃いと味のよい豊産種 1. 草勢は極めて強く、つるなしの中早生種で、初期から豊産の平莢種です。 2. 種子も花も白く、莢は長さ20cm内外で、幅1.2cm位となります。 3. ほとんど曲がらずよく揃い、色は安定した鮮緑色をたもち軟莢、美味でしかもすじがなく、収穫期が長く市場性が最高です。 4. 平坦地の高温結莢性は劣りますから、夏どり栽培は避けてください。

ジャンボ菜豆

ジャンボ菜豆

中原採種場株式会社

品質が良く、幅広のつるあり・すじなし大平莢種!! ■特性 ・ジャンボサイズ平莢のつるあり・すじなしインゲン。 ・莢幅2cm長さは20〜25cmになる。 ・低節位から着莢する極早生で、莢は曲がり少なく、大莢になっても軟らかく風味たっぷりで美味しい。 ・草勢は旺盛で乾燥にも強い。 ・大莢で葉も大きく、株間は45cm以上必要。

シュガグリーン®

シュガグリーン®

渡辺農事株式会社

秀品率・収量高い、大平莢つるありいんげん ■特性 ・莢の長さ20〜23cm、幅2cm程の大平莢のつるありいんげん。 ・莢の両縁に凹凸ができにくく、曲がり莢が少なく、秀品率が高い。 ・多収性で鈴成りに着莢し、成り疲れし難い。高温下でもある程度なら、着莢が悪くなり難い。 ・子実(豆)の肥大が遅く、食感は柔らかい。 ・風味豊かで、食味が良い。 ■栽培のポイント ・播種から収穫までは60日前後。収穫が遅れると株が弱り、成りが悪くなることがある。 ・灰色カビ病やカメムシの防除は必ず行う。

スーパー平莢菜豆

スーパー平莢菜豆

中原採種場株式会社

耐暑性が強い早生豊産種!! ■特性 ・熊本県の一地方で栽培されていた、つるあり、平莢の選抜品種。 ・生育は旺盛で、開花後15〜20日で収穫となり、収穫期間が長くて多収である。 ・莢は13cm内外の平莢、淡緑色で曲り少なく、スジができにくく、食味がすぐれ、市場性が高い。 ・夏期の収穫を主体とした冷涼地の抑制栽培、ハウス抑制、促成栽培に適している。

ゼブラ菜豆

ゼブラ菜豆

株式会社佐藤政行種苗

霜しらず系。平莢で紫色のしま模様が特徴。柔らかで、おいしく、実は煮豆にも利用 ■特性 1. 霜知らず系のつるありいんげんで、草勢はおとなしく、つる上がりはゆるやかですが、いっせいに莢が付きます。 2. さやは鮮緑色の平莢種で、紫色の縞もようが入ります。筋が少なくやわらかで、ゆであがりは美しい緑色になります。 3. 子実は皮がやわらかく、煮豆としてたいへんおいしく食べられます。 ■栽培表 ・早播きはつるの伸長のみが促進され、さやが付きませんので、播種期を守ってください。

つるあり ジャンビーノ

つるあり ジャンビーノ

株式会社サカタのタネ

収量性、夏場のスタミナが抜群の平莢つるありインゲン ■特性 1.莢の形は平莢で、色は鮮緑色で、つるありのスジなし品種です。 2.長さ15~17㎝。幅約1.8㎝。やわらかく、食味にすぐれます。 3.播種後58日前後で収穫できる極早生品種です。 ■適応性 ハウス栽培から露地栽培のほか、パイプハウスを利用した抑制栽培までいずれの作型にも適します。ただし高温期は莢がつかなくなるので注意します。 ■畑づくり(圃場準備) マメ科の野菜のなかでは肥料は多めに施したほうがよく、とくに開花後、莢が肥大するときに肥料切れすると、曲がり莢などの下物が多くなるので注意します。 早めに完熟堆肥と石灰を施し、深耕して通気性のよい土づくりをします。施肥量は前作や土壌条件によって異なりますが、10a当たり窒素12kg、リン酸20kg、カリ15kgを標準とします。 マルチ栽培は地温の確保、土壌水分の安定、泥はねによる莢の汚れを防ぎ、腐敗防止にも役立ちます。 ■畑の選定 土質はあまり選びませんが排水、保水のよい地力のあるところが最適です。過湿地では高畝にして、排水対策を立てます。乾燥地には堆肥を施して灌水し、酸性土壌は石灰で矯正して栽培します。 ■移植栽培 移植栽培はセル苗を利用すると管理、定植作業の労力を軽減できます。セルに肥料分の少ない軽めの土を用いて播種します。地温は23~25℃を目標に適湿にします。発芽後は換気をし、がっちりとした苗に育て上げ、初生葉が展開した段階のごく若苗で定植します。定植前は温度をやや低めに管理し、苗の順化を行います。株間は30~40㎝を標準とし、極端な密植はさけるようにします。 ■直播栽培 土壌病害虫が発生、加害されやすいので防除に努めます。1穴3~4粒まきとし、本葉展開時に生育のよい株を1本残します。なお覆土は約3cmとし、播種後に多雨が予想される場合はやや浅めに、覆土過多による酸素不足での発芽障害を防ぐようにします。 ■病害虫防除 病気では炭そ病、さび病、灰色かび病、菌核病が発生したり、害虫についてはアブラムシ、メイガ類、オンシツコナジラミ、ダニ類が発生したりするので、いずれも早期防除を徹底します。 ■収穫 莢の長さは15~17㎝で収穫します。収穫が遅れると樹への負担が増え、莢の品質も落ちてきますので、若莢の適期収穫に心がけます。収穫は高温期をさけ、朝夕の涼しいときに行い、病害虫に侵されたものは選別して取り除きます。

つるありやわらかロマノ

つるありやわらかロマノ

株式会社トーホク

風味豊かで美味しいと定評のある品種。さやは幅2cm、長さ15~16cmの肉厚で鮮緑色の平さやで、スジもなく食感も優れるます。生育旺盛で長期間高い品質を楽しめます。

つるなし ジャンビーノ

つるなし ジャンビーノ

株式会社サカタのタネ

莢がやわらかく、硬くなりにくい平莢インゲン ■特性 1.莢の形は平莢で、色は鮮緑色で、つるなしのスジなし品種です。 2.長さ14~15㎝。幅約1.5㎝。やわらかく、食味にすぐれます。 3.播種後55日前後で収穫できる極早生品種です。 ■適応性 ハウス栽培から露地栽培のほか、パイプハウスを利用した抑制栽培までいずれの作型にも適します。ただし高温期は莢がつかなくなるので注意します。 ■畑づくり(圃場準備) マメ科の野菜のなかでは肥料は多めに施したほうがよく、とくに開花後、莢が肥大するときに肥料切れすると、曲がり莢などの下物が多くなるので注意します。 早めに完熟堆肥と石灰を施し、深耕して通気性のよい土づくりをします。施肥量は前作や土壌条件によって異なりますが、10a当たり窒素12kg、リン酸20kg、カリ15kgを標準とします。 マルチ栽培は地温の確保、土壌水分の安定、泥はねによる莢の汚れを防ぎ、腐敗防止にも役立ちます。 ■畑の選定 土質はあまり選びませんが排水、保水のよい地力のあるところが最適です。過湿地では高畝にして、排水対策を立てます。乾燥地には堆肥を施して灌水し、酸性土壌は石灰で矯正して栽培します。 ■移植栽培 移植栽培はセル苗を利用すると管理、定植作業の労力を軽減できます。セルに肥料分の少ない軽めの土を用いて播種します。地温は23~25℃を目標に適湿にします。発芽後は換気をし、がっちりとした苗に育て上げ、初生葉が展開した段階のごく若苗で定植します。定植前は温度をやや低めに管理し、苗の順化を行います。株間は30cmを標準とし、極端な密植はさけるようにします。 ■直播栽培 土壌病害虫が発生、加害されやすいですので防除に努めます。1穴3~4粒まきとし、本葉展開時に生育のよい株を1~2本残します。なお覆土は約3㎝とし、播種後に多雨が予想される場合はやや浅めに、覆土過多による酸素不足での発芽障害を防ぐようにします。 ■病害虫防除 病気では炭そ病、さび病、灰色かび病、菌核病が発生したり、害虫についてはアブラムシ、メイガ類、オンシツコナジラミ、ダニ類が発生したりするので、いずれも早期防除を徹底します。 ■収穫 莢の長さは14~15㎝で収穫します。収穫が遅れると倒伏してくるだけでなく、莢の品質も落ちてきますので、若莢の適期収穫に心がけます。収穫は高温期をさけ、朝夕の涼しいときに行い、病害虫に侵されたものは選別して取り除きます。

つるなしプラス

つるなしプラス

株式会社タカヤマシード

高農品種 莢がやわらかくて、おいしい ■特性 1.つるなし、すじなし、平莢で、播種後50日位で収穫できる極早生種。 2.莢は長さ約13cm、幅1.5cm位、従来の平莢種に比べ濃緑色である。 3.草丈は50cm位、葉は濃緑、中葉の豊産種で作りやすい。 4.莢は、やわらかく風味があり特に食味がよく品質、市場性共に高い。 ■ポイント 1.連作地を避け、排水のよい、圃場を選ぶ。 2.乾燥地や、やせ地の場合は、堆肥や有機質資料を施用しないと十分な成果が望めない。 3.ハウスでの多肥条件や、光線不足で徒長すると生長点付近の節間が伸びやすいので注意する。

つるなしモロッコ

つるなしモロッコ

タキイ種苗株式会社

肉厚でおいしいつるなしのモロッコ! ■特長 ・莢は長さ14cm、幅が1.5cm程度のスジなし平莢種。 ・草丈が45cm程度のつるなし種で、露地直播栽培では播種後50日程度で収穫ができる。 ・莢にはスジがなく、肉厚で、やわらかさと風味は格別。 ・莢つきのよい多収種で作りやすく、直売所出荷や家庭菜園に適する。 ■栽培の要点 ・排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。 ・酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0〜6.5に調整する。 ・開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。 ・着莢時期までは乾燥を避ける。

つるなしやわらかロマノ

つるなしやわらかロマノ

株式会社トーホク

肉厚でスジのなく、12~13cmのやわらかい平さや種。風味豊かで食感も良いおいしい品種です。生育旺盛で作りやすく、多収が見込めて家庭菜園に最適です。

つる有り 長うずらいんげん

つる有り 長うずらいんげん

株式会社アサヒ農園

煮豆用に最適な早生種 着莢の良い豊産種! 商品特性 ■特性 生育の早い早生タイプ、サヤは緑色の平型、長さ12~15cm位。 若サヤはセンイ少なく柔らかで甘味、風味に富み食味最高。 子実は長形で茶褐色の縞が入り煮豆用として人気があります。 ■利用法 若サヤは油炒め、おひたし等にして新鮮なおいしさです。 子実は縞模様の美しさと味の良さで煮豆として利用します。 育て方 ■土づくり 酸性土壌に弱いので石灰を散布しよく耕して土壌を中和させておきます。 肥料は堆肥、油かす、化成肥料等を元肥に施しておきます。 ■たねまき うね幅1m位、株間50cm位に1ヶ所3~4粒宛点播します。 つるなし種ですから支柱を立てる必要はありませんが、敷ワラ、マルチ等を行なうとよい。 ■栽培のポイント 生育して本葉が2~3枚になった頃、丈夫な苗を残し1~2本立ちにします。 本葉が4~5枚の頃土寄せを行ない追肥として化成肥料を施します。

ナルデ

ナルデ

丸種株式会社

初期多収、味のよいつるあり大平莢インゲン 1. 草勢旺盛で草丈2.5m位、低節位から着莢し、上物率が極めて高い初期多収性(播種後約50日で収獲)のつるあり・すじなし早生平莢菜豆です。 2. 莢長20~23cm、幅1.5cm内外、濃緑色の平莢で曲がり少なく、子実のふくらみ、莢皮の硬化が遅く軟らかで風味があり、あらゆる料理にして食味最高です。

ニュービックリジャンボ

ニュービックリジャンボ

ヴィルモランみかど株式会社

秀品率の高い つるあり平莢品種 ■特徴 タイプ つる性平莢 ■品種の特性 1. 美味しい、ジャンボな平莢のすじなしインゲン。 2. 莢幅2cm、長さは20~25cm程度、莢に厚みがあり曲がりは少ない。 3. ビックリジャンボと比較して、草勢はやや強く、開花や収穫は数日早い。 4. 子実の肥大や黒すじの発生が遅く、品質は良い。

バイカル

バイカル

丸種株式会社

多肉質 軟莢広幅の多収種 1. 莢の色は濃緑、長さ14cm位、幅1.8cm程度で広幅の平莢、曲がりなく多肉質で非常に軟らかい、食味上々のつるなし・すじなし菜豆です。 2. 草丈45~50cm位で生育旺盛、収穫期間が長く非常に作りやすく極めて豊産です。市場出荷はもちろん、家庭菜園にも向く有利な品種です。 3. 促成栽培からトンネル早熟栽培、寒冷地の夏栽培、暖地のハウス抑制栽培にも適します。

ビクトリー菜豆

ビクトリー菜豆

宝種苗株式会社

スジなし・大莢・食味最高 (特性) 1. つる有り、スジなしの大平莢インゲン。 2.熟期は、早生で播種後60日前後より収穫ができる。 3.莢は幅2cm、長さ20cm前後で色は鮮緑色で曲がりは少ない。 4.肉質は柔らかく、風味があり食味が大変良い。又、収穫が遅れても莢が硬くなりにくく収穫幅が広い。

1〜20品種 / 全42品種中

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