果実・収量特性

丸莢のインゲン品種一覧 全61種類

丸莢インゲン 丸莢インゲンとは 丸莢インゲンとは、莢(さや)の断面が円形〜やや楕円形に仕上がるサヤインゲンの品種タイプです。断面が扁平に広がる「平莢タイプ」と対になる区分であり、莢タイプの最も基本的な分類軸のひとつです。 莢幅の目安は概ね6

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丸莢について

丸莢インゲン

丸莢インゲンとは

丸莢インゲンとは、莢(さや)の断面が円形〜やや楕円形に仕上がるサヤインゲンの品種タイプです。断面が扁平に広がる「平莢タイプ」と対になる区分であり、莢タイプの最も基本的な分類軸のひとつです。

莢幅の目安は概ね6〜10mm程度で、莢の長さは品種によって差がありますが、12〜23cm程度のレンジに収まる品種が多い傾向にあります。国内の青果市場や直売所で「サヤインゲン」として流通しているものの大部分は、この丸莢タイプです。スーパーマーケットや青果店で見かける一般的なサヤインゲンをイメージしていただければ分かりやすいでしょう。

まず押さえておきたいのが、「丸莢」という分類はあくまで莢の断面形状を指すものであり、草姿(つるあり・つるなし)や熟期(早生・晩生)とは独立した特性だという点です。同じ丸莢タイプであっても、つるありで晩生の品種もあれば、つるなしで早生の品種もあります。品種選びでは、丸莢という莢タイプを確認したうえで、草姿や熟期などの栽培特性と組み合わせて判断することが重要です。

丸莢インゲンの魅力

丸莢タイプの最大の特長は、食感の良さです。莢の肉厚が均一でやわらかく、スジが入りにくい品種が多いことから、茹でてお浸しにしたり、炒め物に使ったりと、一般家庭の調理に幅広く対応できます。断面が丸いため、縦半分に割れることなく形を保ちやすく、盛りつけた際の見た目もきれいに仕上がります。

生産者にとっての魅力は、出荷形態の汎用性にあります。平莢タイプが業務用の食材として使われるケースが多いのに対し、丸莢タイプは家庭用・業務用の両方に対応できます。直売所や道の駅での袋詰め販売でも消費者に親しみやすいため、地域での自家消費型の直接販売にも向いています。

また、スジなし品種が丸莢タイプに多いことも、近年の市場で評価されているポイントです。収穫後の調整作業でスジを取る手間が省けることは、出荷量が増える繁忙期の作業負担を軽減することにつながります。

平莢インゲンとの違い

丸莢タイプと平莢タイプは、インゲンの品種を分類する際の最も基本的な軸です。両者の違いを整理しておくことが、品種選びの出発点になります。

比較項目 丸莢インゲン 平莢インゲン
断面形状 円形〜やや楕円 扁平・帯状
莢幅の目安 6〜10mm程度 10〜20mm程度
主な食感 やわらかく食べやすい 歯ごたえがあり肉質
スジ 入りにくい品種が多い 品種によって差がある
主な用途 家庭向け・直売所・業務用全般 業務用・加工用・輸出用途でも多い
流通の主体 国内青果市場の主流 一部産地・業務用食材として流通

意外と知られていないのですが、平莢タイプは「サヤエンドウ」のような食感で歯ごたえがあり、業務用の炒め物や冷凍食材として重宝されています。一方、丸莢タイプは汎用性が高く、「サヤインゲンらしいサヤインゲン」として一般家庭での需要の中心を担っています。どちらが優れているというわけではなく、販売先や消費者のニーズに合わせて選ぶことが重要です。

消費者・市場ニーズ

丸莢インゲンは、国内の青果市場において「サヤインゲン」の標準的なイメージとして定着しています。スーパーマーケットや量販店で販売されるサヤインゲンの大半は丸莢タイプであり、消費者にとって最も身近なインゲンの形です。

家庭での需要としては、茹でてごま和えやお浸しにする用途が定番です。火の通りがよく、短時間の調理でやわらかく仕上がる点が、日常の食卓に取り入れやすい理由のひとつです。また、炒め物や煮物にも活用できる汎用性の高さも、長く親しまれている理由といえます。

外食・中食産業においても、丸莢インゲンは幅広い場面で使われています。彩りとして添えるつけ合わせ用途から、洋食のソテー、和食の煮物まで、調理の汎用性が高く、食材の調達が安定しやすいことから業務ユーザーの評価も高い食材です。

直売所・ファーマーズマーケットでの販売においても、「サヤインゲン」として出荷する場合に平莢タイプより受け入れられやすい傾向があります。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、消費者の認知度が高い丸莢タイプの方が、初めて来店するお客様にも説明なしで購買につながりやすいという声も聞かれます。

栽培のポイント

丸莢インゲンの栽培管理は、品種によってつるあり・つるなしの差が大きいため、草姿に合わせた作業体系を設計することが出発点になります。

つるなし品種は、草丈60〜80cm程度でコンパクトにまとまり、支柱不要または低い誘引で対応できます。生育期間が短く、播種から収穫まで55日前後の早生から60日前後まで品種により幅がありますが、生育期間が短いため作型の組み方や他の作物との組み合わせがしやすいのが特徴です。ただし、一斉着莢・一斉収穫になる傾向があるため、出荷時期が集中しやすく、収穫のタイミング管理が重要です。

つるあり品種は、草丈が2m以上になるため支柱・ネット誘引が必要ですが、収穫期間が長く安定して出荷できる利点があります。つるあり品種の中には莢長20cm超の長莢タイプもあり、付加価値販売に向く場合もあります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。丸莢タイプの品種でスジなし性を最大限に活かすためには、収穫の適期を逃さないことが重要です。インゲンは莢が太りすぎると繊維が発達してスジが目立ちやすくなります。品種の推奨莢長を確認し、気温が高い時期は収穫頻度を上げて適期収穫を徹底することが、品質維持のポイントです。

病害虫対策としては、サヤインゲン全般で問題になる炭疽病・モザイクウイルス病・アブラムシ類・ハダニ類などへの対応が必要です。特に高温乾燥条件ではハダニが発生しやすく、葉の変色から始まり果実品質にも影響することがあります。早めの発見と対処が被害拡大の防止につながります。

収穫後の鮮度保持では、収穫した莢を直射日光に当てないことが基本です。インゲンは収穫後の呼吸量が多く、高温に置くと急速に品質が低下します。収穫コンテナに並べたまま炎天下に放置せず、できるだけ早く日陰や冷蔵環境に移すことが、出荷時の品質を守るうえで欠かせません。

品種選びのコツ

丸莢インゲンの品種選びでは、莢の形状・色・スジの有無だけでなく、以下の観点を総合的に確認することが重要です。

  • 草姿(つるあり・つるなし): 栽培規模・支柱の設置コスト・収穫期間の設計に直結する。つるなし品種は作業効率が高いが収穫期間が短く、つるあり品種は収穫期間が長いが管理作業が多い
  • 熟期(早生・中生・晩生): 出荷時期の計画に合わせて選定する。早生インゲンタグの品種も併せて参照されたい
  • スジなし性の程度: 「スジなし」と記載があっても、収穫適期を過ぎると繊維が発達する品種がある。スジなしインゲンタグの品種と合わせて確認する
  • 莢色と莢の揃い: 濃緑色が好まれることが多いが、販売先によって好みが異なる。濃緑インゲンタグの品種も参照に値する
  • 一斉収穫性: 直売所やレストラン向けの単発出荷に向く品種か、長期出荷向きか
  • 耐暑性・耐寒性: 作型に合わせた温度適応性を確認する。抑制栽培向きインゲンタグを参照されたい
  • 莢長・莢幅のサイズ感: 販売先のサイズ規格に合っているか。業務用途では規格が細かく設定されていることがある

品種カタログには「丸莢」と明記されていない場合でも、断面写真や莢の特性欄で形状を確認できることがあります。初めて導入する品種では、試作段階でL規格・M規格が揃いやすいかどうかを実際の圃場で確認しておくことが望ましいです。

また、丸莢タイプの中でも莢幅や肉厚に品種間の差があります。細めでシャープな外観の品種は高級感が出やすく、料理店への直接販売に向く一方、肉厚でふっくらとした品種は家庭向けの袋詰め販売に向くなど、同じ丸莢の中でも細かい使い分けができます。

市場動向とこれから

丸莢インゲンは国内のサヤインゲン市場の主力であり、市場全体の動向と連動しています。農林水産省の作物統計によれば、サヤインゲンの国内作付面積は長期的に横ばい〜緩やかな減少傾向にありますが、直売所・産直通販チャネルでの需要は底堅く推移しています。

品種改良の方向性としては、スジなし性の強化と食味の向上が継続的なテーマです。従来のインゲンよりも莢が太っても繊維が発達しにくく、適期の幅が広い品種が各社から開発されており、産地での作業効率改善に貢献しています。また、草勢が安定していて栽培しやすく、着莢数が安定している品種へのニーズも高まっています。

家庭菜園市場でも、丸莢のつるなし品種は依然として人気があります。プランターで育てやすく、収穫の達成感が得やすいことから、初心者向けの品目として定番の地位を保っています。家庭菜園人口の拡大とともに、種苗小売市場での需要も安定的に存在します。

一方で、業務用の冷凍食材やカット野菜の原材料としては、国内産インゲンの価格競争力の課題があり、輸入品との競合が続いています。こうした背景から、国産の丸莢インゲンが価格以外の付加価値(鮮度・安全性・産地の顔が見える直販)で差別化を図る動きが、特に地方の直売所産地で目立っています。

まとめ

丸莢インゲンは、莢の断面が円形〜やや楕円形のサヤインゲンで、国内の青果市場で「サヤインゲン」として流通する品種の主流です。スジが入りにくく食感が良い品種が多く、家庭向けの調理から業務用途まで幅広く対応できる汎用性の高さが、長く親しまれている理由です。

平莢タイプとの違いを理解したうえで、草姿・熟期・スジなし性・莢の揃いといった複数の観点から品種を比較することが、安定した生産と販売につながります。直売所・業務用・家庭菜園向けなど、目指す販路によって最適な品種の方向性は変わります。品種選びに正解は一つではありませんが、まず試作で莢の品質や収穫の揃いを実地で確認することが、長期的に安定した生産体制を作るうえでの近道です。

インゲンの品種一覧はミノリスのインゲン作物ページから確認できます。丸莢タイプ以外の関連タグとして、つるなしインゲン・スジなしインゲン・平莢インゲン・濃緑インゲン・早生インゲンも合わせて参照ください。

61品種 掲載中
アサヒ育成 すじなしトップ菜豆

アサヒ育成 すじなしトップ菜豆

株式会社アサヒ農園

やわらかい・つるなし・すじなし 商品特性 ■特性 極早生種で、病気に強く、早期多収で、揃いが良い丸莢種。 莢の長さ13cm位、曲がり少なく鮮緑色のつるなしスジナシ。栽培容易で市場から、直売所、家庭菜園までOK。 ■利用法 煮しめ、みそあえ、ごまあえ、天ぷら、肉巻き等に最適。 育て方 ■栽培のポイント 連作を避け、日当たり排水の良い土壌を選ぶ。 肥倍管理は元肥を重点に置く。 開花前後は、乾燥に注意する。

アサヒ育成 すじなしホワイト

アサヒ育成 すじなしホワイト

株式会社アサヒ農園

つるなし・すじなし 商品特性 ■特性 耐病性早生品種の、つるなしスジナシ丸莢種。莢は濃緑色で、長さ13cm位で曲り少なく、食味に優れ、収量安定し、市場性が高い。 ■利用法 煮しめ、あえもの、天ぷら、肉巻きなどに最適。 育て方 ■栽培のポイント 連作を避け、日当たり排水の良い土壌を選ぶ。 肥培管理は元肥を重点に置く。 開花前後は、乾燥に注意する。

アサヒ育成 鈴成グリーン濃緑菜豆

アサヒ育成 鈴成グリーン濃緑菜豆

株式会社アサヒ農園

つる有 すじなし丸莢 商品特性 ■特性 主づるは2.5m前後、先端は心止まりとなり、過繁茂になりにくいです。 収穫始めは播種後約50日前後で、着莢節位が低いので、初期より多収ですので収量が上がります。 莢長は14cm前後、濃緑丸莢、すじなしで風味がよく、市場性が高いです。 ■利用法 煮しめ、あえもの、天ぷら、肉巻きなどに最適です。 育て方 ■栽培のポイント 連作を避け、日当たり排水の良い土壌を選ぶ。 肥培管理は元肥を重点に置きます。 開花前後は、乾燥に注意してください。

あっぱれサマー菜豆

あっぱれサマー菜豆

山陽種苗株式会社

多収で暑さに強い丸莢インゲン! 農林水産省品種登録第20553号(登録名ナリブシ)(独)国際農林水産業研究センター育成 ■特性 つるあり・すじなしの丸莢種。 生育日数50~55日の中早生種で花色は赤。 莢色は鮮緑色で莢長15cm前後。 耐暑性があり、多収である。 ■栽培のポイント ポット育苗の場合は徒長しやすいので、定植および誘引を早めに行う。 畝幅1m、1条、株間40cmにする。 肥料切れすると減収するので、元肥は緩効性肥料や有機質肥料を施し、追肥は開花初期から葉色を見ながら適時施す。 つるの下部から良く着莢するので、土のはね上がりによる汚れ防止のためにマルチ栽培すると良い。 高温期の栽培では開花期以降の乾燥に注意し、適時灌水を行う。また、ハダニ等も発生しやすい時期なので防除に努める。 収穫は莢長15cm位の若莢が適期で、遅れると長莢となり硬くなるので適期収穫に努める。

アポロ

アポロ

株式会社タカヤマシード

高農品種 莢の長さ15cmでよくとれる ■特性 1.本種はつるなし、すじなし、丸莢の早生豊産種である。 2.莢は鮮緑色で軟らかく多肉で、曲がりが少ない。莢の長さ15cm位、秀品率抜群で市場性が高い。 3.草丈は50cm位、播種後55日位で収穫に達する。 ■ポイント 1.栽培地は肥沃な中性土壌が良く、酸性の強い土壌や連作地では減収するので避ける。 2.乾燥地や、やせ地の場合は堆肥や有機質肥料を施用しないと十分な成果が望めない。 3.湿害に弱いので水田や排水の悪い畑は高畦(30cm)とする。

いちず

いちず

カネコ種苗株式会社

病害に強く、長期どりができる美しい細長丸莢のつるありインゲン 特性 ●白種子白花で、節間が短く、病害に強いつるありインゲンです。 ●収穫はじめはケンタッキーワンダーより4~5日早い中早生種です。 ●長期間、最後まで上物が安定して得られる多収品種です。 ●18~20cm位の、鮮緑色の若干ふくらみをもった美しい丸長莢で、曲り莢は極少、市場性、調整作業効率が抜群です。 ●すじ無しで、表皮軟らかく、ゆで上がりの色、食味が優れます。 ●さび病、葉やけ症、根腐病に強いほうで、株持ちが良好です。 ●春および秋の露地栽培に適します。 ●節間が短く、伸長のわりには着莢が多いので、早めの収穫励行と 繁茂時の葉かきを行います(少しずつ)。 ●堆肥投入や定期的病害虫防除の励行により、長期間収量が安定します。 ●とり遅れないよう、M莢どりを励行してください。

エバーグロー

エバーグロー

渡辺農事株式会社

■特性 ・低温伸長性高く、初期収量が多い早生品種。 ・草勢強く強健。さび病、ウイルス病に強く、高温期でも株が衰えず、シーズンを通じて高収量となる。 ・葉は濃緑の小葉、採光性良く、ハウス栽培にも適する。 ・莢は15〜18cmの丸莢で緑色、肉厚く柔らかで食味良く、曲りは少なく、上物率が高い。平莢はほとんどでない。

オマリー

オマリー

小林種苗株式会社

小林交配 インゲン種子 オマリー つるありインゲン 若莢どりに最高のつるありインゲン! 特性 ・莢長約20cm、すじなしの丸莢で濃緑色で曲がりは少なく極上の品質です。 ・莢色は特に濃緑で色ツヤ申し分なく市場性は抜群です。肉質やわらかで、歯切れ良く、食味良好です。 ・花色は白、葉は小葉、草勢は中強のつるあり種です。播種後55日くらいで収穫できる極早生種です。 ・どの作型でも低節位から安定して着莢し、初期収量が多く見込めます。 ・夏秋栽培はもちろん、ハウス栽培にも最適です。 栽培のポイント ・土質はあまり選ばないが、排水、保水の良い地力の有る圃場を選んでください。 ・元肥は、10アール当たり堆肥2t、窒素15~20kg、リン酸20kg、カリ15kgが目安となります。 初期収量が多いので、追肥は早めを心掛け、草勢を保つことが増収につながります。 ・栽植株数は畝幅1.8m~2mの2条植え、株間は45cm程度が基準です。 ・マメ科では肥料は多めに施した方が良く、開花時期から追肥を始め、 本品種の特長である莢色の濃さとツヤのよさを生かすため、できるだけ若莢で収穫する。 莢の肥大は比較的ゆっくりしているので若莢収穫でも、収穫適期の幅が広く楽です。

カリーノ

カリーノ

渡辺農事株式会社

■特性 ・莢色が濃い、すじなしの丸莢種。莢の長さは12〜14cmで、曲がりが少ない ・肉質はやわらかで、若どりはもちろん大きくしてからの収穫でも品質・食味が良い。 ・トンネル栽培で60日位、適温期の露地栽培で54日位で収穫できる早生種。抑制栽培でもツルぼけしにくい。 ・手軽に栽培、豊産のつるなしインゲン

カンサス【ケンタッキータイプ】

カンサス【ケンタッキータイプ】

株式会社タカヤマシード

高農品種  (ケンタッキータイプ) 下から上までサヤ一杯 ■特性 1.つるあり、すじなし、丸莢の早生豊産種。2.莢の長さは20cm位まで伸びるが、長さ8~12cmの若莢で収穫すると見栄えがする。 子実は若莢からやや目立つが、曲りは少なく莢揃いは非常によい。莢の色は従来の品種に比べ濃緑でつやがあり、肉質はやわらかく甘味に富む。3.草丈は2m以上になり、葉は濃緑小葉で花は白色である。つるの伸長はやや遅いが低節位から安定した着莢が見られ、とくに早期収量が多い。 また中期以降は主茎を中心にして長期間収穫できる。適期栽培では播種後55日位から収穫できる。 ■ポイント 1.初期収量が多いので追肥は早めを心掛け、開花時期から始めて草勢を維持すること。 2.莢の肥大が比較的ゆっくりしており収穫適期の巾は広いが、若莢で収穫する方が莢色の濃さとつやを生かすことができる。

キセラネオ

キセラネオ

雪印種苗株式会社

試作系統名 BN-137 高温期の栽培にも適するつるなし丸莢品種 品種「キセラ」の後継品種 ■特性・特徴 ・播種後62~64日前後で収穫できる中生品種。 ・長さ15cm程度で、高温期の収穫でも曲がりが少ない。 ・草勢はやや強く、長期どりの後半まで樹勢が維持される。 ・ジベレリン処理による長期どり栽培にも適する。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】ハウス:4月上旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月下旬 道央・道南:【播種期】ハウス:4月上旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月下旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】ハウス:4月上旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月下旬 東北中部・南部:【播種期】ハウス:4月上旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月下旬 一般地:【播種期】ハウス:1月下旬~3月上旬、露地:春 4月上旬~5月中旬・秋 8月上旬~9月上旬 西南暖地:【播種期】ハウス:9月下旬~2月中旬、トンネル:1月中旬~3月上旬、露地:春 3月下旬~4月下旬・秋 8月下旬~9月下旬 ■使用上の留意点 ・草勢がやや強いため、栽植密度を広めにして蒸れによる病害発生を予防する。

クオーレ

クオーレ

渡辺農事株式会社

一斉収穫が可能なつるなし濃緑丸莢種 ■特性 ・莢の長さが約13cm、莢幅は6~7mmとなる丸莢タイプ。 ・草姿は立性でコンパクト、一斉収穫が出来る。 ・莢は濃緑で艶があり、子実の肥大が遅いため、見栄えが良い。 ・分枝数が多く、莢着きが多く、収量性が高い。 ・やや細身でスジが出にくいので食感が良い。 ■栽培のポイント ・草勢がおとなしいので、肥沃な圃場でのマルチ栽培を推奨。随時追肥するのが望ましい。 ・連作は避け、水はけの良い畑づくりをする。 ・播種期を守り、霜害あるいは着莢時の高温を避ける。 ・収穫が遅れると子実が肥大し、莢が硬化するので適期収穫を心がける。

グリル菜豆

グリル菜豆

宝種苗株式会社

つるなしスジなし 丸莢インゲン 「早 生」、「濃 緑」、「耐倒伏性」 1、倒伏しにくく莢に土がつきにくい 2、莢の曲がりが少ない 3、莢も葉も濃緑 4、60日で一斉収穫 5、莢の揃いが良い 6、取り遅れても莢の凹凸が目立ちにくい

ゴールデンランナー

ゴールデンランナー

雪印種苗株式会社

長期収穫に向く、つるあり丸莢インゲン ■特性・特徴 ・莢の凸凹が目立たない丸莢、莢色濃く品質良好。 ・やや旺盛な草姿で開花・収穫始めが早く、長期収穫にも適する。 ・樹からの莢離れが良く、収穫しやすい。 ・収穫後の日持ちが良好。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】ハウス:4月中旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月上旬 道央・道南:【播種期】ハウス:4月中旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】ハウス:4月中旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月上旬 東北中部・南部:【播種期】ハウス:4月中旬~5月上旬、露地:5月下旬~7月上旬 一般地:【播種期】ハウス:2月下旬~3月中旬、露地:4月上旬~4月中旬 西南暖地:【播種期】ハウス:9月下旬~2月下旬、露地:3月中旬~4月上旬 ■用途・機能・特性 早生

サクサク王子®ネオ

サクサク王子®ネオ

株式会社サカタのタネ

すじが出にくく、歯触りのよいサラダ食感インゲン ■特性 ・長莢タイプで長さが約15~17cm、幅は8~9mmの丸莢。莢が長いことで、既存品種との差別化を図り、おいしさの目安として認識しやすくした品種。 ・「サクサク王子」よりもコンパクトな草姿で、すじの発生が非常に遅く、一斉収穫にも適する。 ・葉の大きさも「サクサク王子」と比べて小さいので、薬剤散布の際に薬が株全体にかかりやすく、葉が繁茂することでの蒸れも少ない。 ・莢が柔らかく、短時間(2分程度)での調理が可能で、サッとゆでてサクサクとした食感を楽しんだり、炒め物に使ったり、天ぷらの具材としてもおすすめ。 ■適応性 インゲンの生育適温は15~25℃で、発芽適温も20~30℃と高く、発芽初期の生育は20℃と高めの方がよいです。 10℃以下では生育が止まり、30℃以上になると乾燥と重なって、莢着きが悪くなったり、曲がり莢が増えることがあります。ハウス栽培では日中20~25℃で、夜温15~18℃を目安にビニールの開閉を行います。耐暑性がある品種ですが、インゲンとしての性質上、盛夏期は着莢不良や莢の形状が乱れやすいので(曲がりや欠粒など)、栽培は避けた方がよいでしょう。 ■畑の選定 土質はあまり選びませんが排水、保水のよい地力のある所が好適です。連作すると病害虫が多くなり、年々収量が落ちてくるので、状況に応じて2~3年の休栽期間をおくか、土壌改良することをおすすめします。 ハウス・露地栽培を問わず、秀品率向上のためにはマルチ栽培がよいです。マルチングをすることで、春先であれば、発芽適温を保ちやすく、また泥の跳ね上がりによる病害の抑制効果も期待できます。さらに土壌水分を保持しやすいことから、開花後の水分管理がしやすいなどの利点が挙げられます。 露地栽培においては、より安定した収穫のためにも雨よけ栽培が向きます。 開花後に乾燥にあうと、着莢不良や莢曲がりが増えることがあるので、秀品率を上げるためにも少量多灌水がよいです。 ■肥培管理 酸性土壌に弱いので、栽培前に苦土石灰などを全面に施し矯正しておきます。10aあたりの標準施肥量は窒素12~15kg、リン酸15~18kg、カリ12~15kgですが、圃場条件や前作の残効肥料分を考えて増減します。長い期間、よい物を収穫するためにも、腐熟の進んだ良質堆肥を投入します。追肥時期については開花後とし、生育を見ながら樹バテさせないように行います。 つるなし種ではありますが、秀品率向上や、収穫作業を軽減させるためにも誘引を行った方がよいです。 誘引方法については、フラワーネット(20~25cm目)を一段、定植後に高さ20~30cm程の所に設置したり、紐や針金を横に張る誘引(一例参照)などの方法があります。 ■収穫 莢の長さ15~17cm、幅8~9mm前後になった時に収穫します。適期を過ぎてからの収穫は莢の品質を落とし、株が疲れてしまい収量が落ちることがあるので注意します。作型にもよりますが2、3日ごとの収穫が適します。 収穫期の後半や樹バテすると莢が少し平たくなったり、莢伸びが悪くなるので注意します。

さつきみどり2号

さつきみどり2号

タキイ種苗株式会社

濃緑でスジなしの丸莢どじょうインゲン! ■特長 ・莢は長さ14cm程度のどじょうインゲン。濃緑色でスジのない丸莢種。 ・肉厚でやわらかく、食味がよく風味豊か。 ・露地直播栽培では、播種後54日程度で収穫ができる。 ・草丈が45cm程度のつるなし種。 ■栽培の要点 ・排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。 ・酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0〜6.5に調整する。 ・開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。 ・着莢時期までは乾燥を避ける。

サロン

サロン

株式会社渡辺採種場

濃緑でやわらかく、曲がりの極めて少ない、つるなし丸莢種 ■特性 ・やわらかく、食味の良い中晩生品種です。 ・莢は濃緑色で、長さ15㎝位が収穫サイズです。 ・曲がりが少なく揃いも良好です。 ■栽培ポイント・注意点 ・大莢(16㎝以上)になるとスジが出るので、若莢での収穫を守ってください。

シーガル

シーガル

カネコ種苗株式会社

大きな葉で花粉を守る!高確率の着莢と食味で勝負! 特性 ●促成から抑制栽培まで幅広く栽培可能な丸莢のつるありすじなしインゲンで、低節位から着莢する早生種です。 ●葉面積が大きいため、花をかくして暑さによる花粉のダメージや花落ちを防ぐことができ、高確率の着莢が見込めます。 ●みずみずしく甘みのある食感で、リピーターも多く人気が高いです。

シャイニー

シャイニー

トキタ種苗株式会社

(販売終了)濃緑色高品質な丸細莢つるなしサヤインゲン。一斉収穫向き。 ■特性 莢長180cm前後、直径6〜8cm、莢重8g前後の丸莢 草勢は強く、草丈60cm程度で株揃いが良い 良く分枝し着莢数も多い 莢は曲がりが少なく、濃緑色で斑紋が無く、表面の凹凸は目立たず滑らかで丸く細い 収穫後の店持ちも良い 軋み感の少ない歯触りで、同タイプの中では食味が良い ■栽培上の注意 播種回数を増すことで長期出荷が可能になる リン酸、カリ主体の施肥。肥料や水が切れると曲り果の発生につながるので注意。 ■播き時期 トンネルから露地栽培の各作型 ■播種方法 直播の1穴3粒播きで株間20cmなど。 ■収穫 全体の7〜8割が開花した10日後目安に収穫開始、14日もすると一斉収穫。

スーパーショット

スーパーショット

カネコ種苗株式会社

曲りが少なくて、豊産性品種 特性 ●白種子白花の、早生のつるなしインゲンです。 ●立性で、栽培がしやすく、花数多くて収量が多いです。 ●丸莢で、莢長が13cm前後でボリュームがあります。 ●莢色が濃くて、市場性の高い品種です。 ●播種期の幅は広くて、ハウス、露地でも安定した栽培ができます。

1〜20品種 / 全61品種中

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