果実・収量特性

一本のネギ品種一覧 全96種類

一本ネギ 一本ネギとは 一本ネギとは、白い軟白部(葉鞘部)を長く育てる根深ネギの代表的な形態で、関東・東日本を中心に広く栽培されているネギのタイプです。ヒガンバナ科ネギ属(Allium fistulosum L.)に属し、太く長い軟白部と、

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一本について

一本ネギ

一本ネギとは

一本ネギとは、白い軟白部(葉鞘部)を長く育てる根深ネギの代表的な形態で、関東・東日本を中心に広く栽培されているネギのタイプです。ヒガンバナ科ネギ属(Allium fistulosum L.)に属し、太く長い軟白部と、その上に続く緑の葉部を一体として出荷します。

「一本ネギ」という名称は、株が分けつせず一本に育ちやすいタイプのネギを指す場合と、軟白部を長く育てた根深ネギ全般を指す場合があります。ミニリスでは、根深ネギ型で軟白部が発達し、一本立ちで出荷する品種群をこのタグで分類しています。

日本のネギ栽培は地域によって大きく異なります。関東・東日本では軟白部を長く育てる一本ネギ(根深ネギ)が主流であるのに対し、関西・西日本では青い葉部を利用する葉ネギが主体です。この東西の違いは食文化の歴史的な差異を反映しており、すき焼きや鍋物に一本ネギを使う食習慣が関東で定着していることが背景にあります。

一本ネギの魅力

生産者にとって、一本ネギは年間を通じて安定した需要がある品目です。特に秋冬シーズンは鍋物需要が増えることから、価格が上昇しやすい時期に当たります。主要産地では産地ブランドとして確立されているものも多く、「深谷ねぎ」(埼玉県)、「下仁田ねぎ」(群馬県)、「千住ねぎ」(東京都)などはブランド力による価格プレミアムが形成されています。

消費者にとっての一本ネギの魅力は、甘みと柔らかさにあります。寒さに当たることで甘みが増す品種が多く、冬場の煮物・鍋物では特有の甘みとトロッとした食感が楽しめます。また、軟白部が長いことで、炒め物・焼きネギ・薬味など幅広い調理用途に対応できます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。一本ネギは軟白部の長さと白さが商品価値に直結します。土寄せ作業を丁寧に繰り返すことで軟白部を延長するこの技術は、機械化が難しい面もあり、品種の特性と栽培管理の両方が品質を左右します。

適した産地・作型

一本ネギの主な産地は関東以北に集中しています。農林水産省の作物統計によると、ネギの主要産地は千葉県・埼玉県・茨城県・北海道・青森県・秋田県などで、関東圏での生産量が全国の大きな割合を占めています。

作型としては、春播き→夏・秋冬収穫が一般的ですが、品種・地域に応じて多様な作型が組まれています。促成作型(ハウス利用)から露地の秋冬作型まで幅広く対応する品種もあります。

寒冷地では秋〜初冬にかけての収穫が主体となり、寒さにさらされることで糖分が蓄積して甘みが増します。この「寒締め」と呼ばれる現象は消費者から高く評価されており、産地の差別化ポイントにもなっています。

産地ブランドとして有名な下仁田ねぎは、太く短い独特の形状と甘みが特徴で、一般的な一本ネギとは形態がやや異なりますが、根深ネギとしての特性を持ちます。株式会社トーホクの「下仁田ねぎ」はこの伝統品種の系統を受け継ぐ品種として知られています。

栽培のポイント

一本ネギの品質を決める最重要管理は土寄せです。軟白部を長く・白くするために、生育に合わせて複数回の土寄せを行います。一般的には本葉4〜5枚期、7〜8枚期、10枚期前後に土寄せを行い、最終的な軟白部の長さを確保します。

播種・育苗は一般的に2〜4月に行い、苗の大きさがある程度揃った段階で本圃に定植します。定植の深さは品種や作型によって異なりますが、最終的な土寄せ高さを考慮した圃場設計が必要です。

灌水管理では、ネギは乾燥に比較的強いですが、定植直後と土寄せ直後は土壌水分を保つことが活着・生育促進に重要です。過湿は軟腐病・べと病などの病害を助長するため、排水性の確保も合わせて管理します。

主な病害としては、べと病・さび病・黒斑病・軟腐病が問題になります。品種選定時に耐病性の有無を確認するとともに、輪作・排水改善・適切な密度管理を組み合わせた総合防除が基本です。害虫ではネギアザミウマ・ネギハモグリバエ・シロイチモジヨトウが主要な防除対象になります。

品種選びのポイント

一本ネギの品種を選ぶ際に確認したい主な観点は以下の通りです。

  • 軟白部の長さ・太さ: 出荷規格に合わせた軟白部の目標値を確認する
  • 甘みの出方: 低温に当たったときの甘みの増し方は品種によって差がある
  • 適する作型・地域: 春播き専用か、夏播き対応かを確認する
  • とう立ち耐性(抽台性): 播種が早すぎるとする場合があり、品種ごとの播種適期を把握する
  • 耐病性: 産地で問題になる主要病害(べと病・さび病・黒斑病など)への耐性を確認する
  • 草姿・葉色: 市場・実需者の好む外観に合わせて選ぶ

代表的な品種としては、株式会社トーホクの「松本一本太ねぎ」「石倉一本太ねぎ」「根深一本太ねぎ 白扇(はくせん)」「下仁田ねぎ」「越冬一本太ねぎ 雪ノ下」、中原採種場株式会社の「晩抽夏山一本太葱」「冬洲一本太葱」「冬山一本太葱」、宝種苗株式会社の「白宝一本葱」、株式会社トマツ本店の「松本一本太(根深ねぎ)」などが知られています。

意外と知られていないのですが、「松本一本太」という名称は複数のメーカーから販売されており、それぞれの選抜系統によって特性に差があります。同名品種であっても、取り扱いメーカーや系統が異なる場合は特性を個別に確認することが重要です。

市場動向とこれから

ネギは日本の食卓に欠かせない野菜であり、年間消費量は安定しています。農林水産省の野菜生産出荷統計によると、ネギの年間生産量は約40〜45万tで推移しており、そのうち根深ネギ(一本ネギ型)が相当な割合を占めます。

鍋物需要の増加とともに秋冬シーズンの価格は比較的高水準を維持しています。一方、夏場は需要が落ちるため価格変動が大きく、端境期対策として年間を通じた安定出荷の仕組みづくりが課題になっています。

業務用需要では、カット・スライス加工したネギの利用が増えており、加工適性(形状の揃い、軟白部の硬さ)を考慮した品種選定が求められる場面も出てきています。また、消費者の健康志向の高まりとともに、ネギに含まれるアリシン(殺菌・免疫活性作用が知られる)やビタミンCへの関心も高まっており、機能性を訴求した販売も見られます。

まとめ

一本ネギは、軟白部を長く育てた根深ネギの代表的な形態であり、関東・東日本を中心に根強い需要があります。品種選びでは、軟白部の長さ・太さ、甘みの出方、作型適性、耐病性を確認することが重要です。土寄せ管理の丁寧さが品質を左右するため、品種の力を最大限に引き出す栽培管理が安定生産の鍵になります。

ミニリスでは、一本ネギのタグが付いた品種を一覧で確認できます。作型・産地・出荷先に合わせた品種選びの参考にしてください。

96品種 表示中
なべちゃん葱

なべちゃん葱

トキタ種苗株式会社

【販売終了。なべちゃんゴールドをご利用下さい。】鍋用ネギの決定版。肉厚で軟らかく甘い。(秋冬どり栽培) ■特性 『下仁田』より耐寒、耐病性に優れ作りやすい。下仁田と根深一本ネギのF1品種。 草丈80cm前後、軟白部の太さ2.8から3.5cm、長さ20cm以上。分けつなし。 光沢あり肉質柔らかくなべ物に最適。 ■栽培上の注意 春まき育苗:2-3月まき6-7月定植、9-翌3月収穫 秋まき育苗: 9月末-10月まき3-4月仮植え、6-7月定植9-翌3月収穫 詳細はこちら ■播き時期 高冷地:2~5月播き、9~3月どり 一般地2~4月播き、9~3月どり 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。 土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながる。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられる。鍋物に使うのが一番だが、焼いてもうまい。

のどか一本葱

のどか一本葱

山陽種苗株式会社

食味最高の一本葱!! 葉鞘部・葉ともすべて食べられます。 食味はとろ~り甘い。 ※のどか一本葱は九条系葱ですので分けつする場合がございます。 ■特性 軟白部は純白で良く伸び、肉質やわらかく甘味に富み、風味が良い。 分けつは少なく一本葱として秀品率が高い。 葉は濃緑色で食味はやわらか。葉も鍋や焼き物に最適。 ■栽培のポイント 早播きや収穫が遅れたりすると分けつが多くなる恐れがあるので注意する。 排水の悪い圃場では湿害を受け生育が悪くなるので、排水を良くする。 病原菌が入らないように土を寄せすぎないようにする。

ふゆわらべ(農研機構育成品種)

ふゆわらべ(農研機構育成品種)

中原採種場株式会社

緑葉までおいしい、コンパクトな短太系一本ネギ!! ■特性 ・葉が短く太りが旺盛で、軟白部が20cm程のコンパクトなネギ。 ・辛味が少なく、葉がやわらかい優れた食味特性を有するため、根深ネギの特徴を備えながら、緑葉部までまるごと食べられるニュータイプの短太系一本ネギ。 ・用途は、白髪ネギ・薬味などの生食のほか、加熱調理に緑葉も一緒に利用できる。

ホワイトツリー

ホワイトツリー

タキイ種苗株式会社

夏どりに向く! 作りやすい一本ネギ! ■特長 ・耐暑性にすぐれた黒柄系一本ネギで、高温期の栽培でも伸びすぎない。 ・首のしまりがよく、軟白部は繊維が細く光沢がある。肉質は緻密で、秋冬ネギと同等の食味をもつ。 ・草姿は立性で草丈は90cm前後。風による倒伏の心配は少ない。 ■栽培の要点 ・病原菌が入らないよう、首下部まで土を寄せすぎないこと。 ・むやみな多肥は軟腐病を助長する。 ・晩抽品種ではないので、秋まきでは摘蕾を要する。

一年成功ねぎ

一年成功ねぎ

株式会社トーホク

生育早く、春にタネをまいて秋~冬に収穫できる一本ねぎ。ち密で高品質な白身は伸びが早く、みずみずしくおいしく仕上がります。病気に強く、生育揃いも抜群に良い。

一閃(いっせん)

一閃(いっせん)

丸種株式会社

安定した晩抽性!!太りよく幅広い作型に適する一本ネギ! 1. 極晩抽性の品種で耐暑性、耐寒性にも強く、春どり、夏秋どり、冬どりと幅広い作型に適する一本ネギです。 2. 草姿は立性で草勢はやや旺盛、葉色は濃緑で折れにくく作業性が高い品種です。また、太りよく揃いにも優れ、収穫調整作業が容易です。 3. 美しい荷姿で、さび病、黒斑病、白斑病に比較的強く、秀品率が高いです。

余目一本

余目一本

株式会社渡辺採種場

やわらかさで好評! 「曲がりネギ」栽培にも ■特性 ・風味とやわらかさで好評の松本系一本葱です。 ・葉は濃緑色、軟白部はやや太く、伸長性に優れます。 ・本品種は「曲がりねぎ」用として選抜を重ねたもので、直立栽培はもちろん、「曲がりねぎ」栽培に好適です。 ※「曲がりねぎ」は『やとい』と呼ばれる独特の栽培方法によって、葉鞘が曲がった葱です。

元晴晩生(もとはるばんせい)

元晴晩生(もとはるばんせい)

株式会社武蔵野種苗園

晩ネギの決定版、白根長く、葉短く、品質最高 特性 ●「元蔵」「吉蔵」の育成者鈴木元吉氏が、品質の良い晩ネギを目標に育成、農林水産省品種登録となった品種。 ●他の晩ネギ(吉川晩生、汐止晩生等)に比べ、葉身が短く、草姿は立性で草丈低く、機械化栽培に適す。 ●葉身、葉鞘共にやや太く、軟白部は他の晩ネギより白く、変色が少ないので市場性が高い。 ●分げつは3〜4本位で、他の晩ネギに比べ早期より軟白部が近円となり太い。 ●耐病性が強く、非常に作り易い。 栽培のポイント ●葉鞘部が2cm以上の太さになると分げつを始めるので、極端な早蒔きは避け適期播種を心がける。 ●積雪地帯の春どり栽培では、雪解け時株が消失してしまうことがあるので、排水対策を十分に行う。

光の剣

光の剣

トキタ種苗株式会社

肥大性抜群・第57回原種審査会3等2位入賞 不安定な気候でも安定して秀品収穫可能な剣シリーズの早生品種! ■特性 気温10-25度での肥大性に優れ、播種期をずらすことで夏から年明けどりまで収穫可能。●草丈90-95cmでL級での収穫比率が高く首部のばらけ、割れも少ない。●在圃性に優れ、湿害に強く、安定して秀品が収穫できる。●皮がむき易く収穫作業性高い。●食味も良い ■栽培上の注意 空梅雨、酷暑、巨大台風、集中豪雨等、天候不順が非常に目立ちます。このような条件下でも、畑に長く置ける生理的に強健で在圃性に優れるネギです。 ■播き時期 高冷地・2〜3月まき、7〜9月どり。一般地11〜2月まき7〜11月どり。 ■播種方法 発芽には、20℃前後の温度が必要。低温期にはトンネルはハウス育苗します。 ■植え付け ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。土壌酸度pH5.7〜7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1〜2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10〜15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3〜4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1〜2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3〜4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながるので、最終的な本圃のチッソ成分は平方メートルあたり、20〜25g程度が目標。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りを土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 最後の土寄せから夏どりで20〜30日、秋どり30〜40日を目安に畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します ■料理 加熱調理時で食味の良さが再確認。

冬扇3号

冬扇3号

株式会社サカタのタネ

耐寒性が強く極多収、厳寒期どりおよびハウス簡易軟白栽培の決定版 ■特性 1. 合黒系秋冬ネギ。 2. 耐寒性が強く、厳寒期でも葉折れが少なく、良品多収となる。 3. 低温伸長性が優れ、土質の重い地域や冷涼地、ハウス簡易軟白栽培に適する。 4. 草勢は強く、立葉で葉折れが少ないので、機械管理作業が容易である。 5. 太さは商品価値の高いL〜2Lでそろうため、秀品率が高く、収穫調整作業が容易である。 6.苗のそろいや定植後の生育がよいため、チェーンポットやセル育苗で特に能力を発揮する。 ■要点 ・ 軟白部の伸びが非常によい品種なので、とり遅れにならないように(いわゆる棒ネギにならないように)適期収穫を心がけてください。 ・ 苗作りは良品多収の第一歩。肥料切れや老化苗にならないように注意し、適期定植を心がけてください。定植後は灌水し、スムーズな活着を促すとともに、ヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマなどの防除に努めてください。 ・ 伸びがよい品種なので、強風で倒伏しない程度に、小まめに土寄せを行ってください。

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