果実・収量特性

根深のネギ品種一覧 全89種類

根深ネギ 根深ネギとは 根深ネギとは、軟白部分(白根)を食用とするネギの品種群の総称です。「白ネギ」「長ネギ」とも呼ばれ、東日本を中心に広く栽培・消費されています。日本のネギ生産量の大部分を占める主要品目であり、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬

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根深について

根深ネギ

根深ネギとは

根深ネギとは、軟白部分(白根)を食用とするネギの品種群の総称です。「白ネギ」「長ネギ」とも呼ばれ、東日本を中心に広く栽培・消費されています。日本のネギ生産量の大部分を占める主要品目であり、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県など関東を中心とした産地が全国に供給しています。

根深ネギの最大の特徴は、土寄せによって軟白化された白い部分を食べることにあります。白根の長さは品種や栽培方法によって異なりますが、一般的に25〜40cm程度の軟白部を持つ製品が市場に流通しています。葉鞘(ようしょう)と呼ばれる部分が地中で光を遮られることで白くなり、柔らかく甘みのある食感が生まれます。

まず押さえておきたいのが、根深ネギは「白い部分を食べるネギ」として葉ネギとは明確に異なる品種群であるという点です。根深ネギ向けの品種は、軟白部が長く太くなりやすい特性と、土寄せに耐える茎の強度を兼ね備えるよう育種されています。生食ではシャキッとした食感と辛味があり、加熱すると甘みととろみが増すという、用途に応じた食味の変化も魅力です。

根深ネギは一本ネギ(分げつしないタイプ)が主流で、太さは直径1.5〜3.0cm程度です。栽培期間は品種や作型によりますが、7〜12か月程度を要します。

根深ネギの魅力

根深ネギの最大の魅力は、鍋料理・焼き物・汁物・薬味と、日本料理の幅広い場面で活躍する万能性です。冬場の鍋料理には欠かせない食材として、消費者の認知度は極めて高く、年間を通じて安定した需要があります。

生産者にとっての魅力は、市場の大きさと販路の多様さです。根深ネギは国内のネギ市場において最大のシェアを占めており、卸売市場・量販店・業務用・直売所といったあらゆる販路に対応できます。主要産地では周年出荷体制が構築されており、出荷時期の調整によって安定した経営を行いやすい品目です。

これ、実は業務用でもかなり重要なポイントです。根深ネギは、牛丼チェーン、ラーメン店、居酒屋チェーンなどの外食産業で大量に消費されます。カット加工用としての需要も大きく、白根の太さと長さが揃った品種は加工歩留まりが高く、業務用途に適しています。

加熱調理時の食味変化も根深ネギの持ち味です。生食時のシャリシャリとした食感と辛味は、薬味として料理のアクセントになります。焼きネギや鍋の具材として火を通すと、辛味が和らぎ甘みととろみが引き出されます。この二面性が、調理法を問わず重宝される理由です。

消費者・市場ニーズ

根深ネギの消費者ニーズは、日本の食文化に深く根ざした安定的なものです。

家庭での消費は、鍋料理が増える秋冬期に最も多くなります。11月〜2月の需要期には市場出荷量が増加し、スーパーマーケットの青果売場でも売り場面積が拡大します。春夏期はやや需要が落ちるものの、薬味や焼き鳥のネギマなど、年間を通じた利用が定着しています。

業務用需要は、根深ネギの市場を支える大きな柱です。外食チェーン・中食業者・カット野菜メーカー向けの契約取引が中心で、規格(太さ・長さ・揃い)の安定した供給が求められます。特にカット加工用途では、白根の直線性(曲がりの少なさ)と太さの均一性が歩留まりに直結するため、品種選びと栽培管理の精度が問われます。

価格は季節変動が比較的大きい品目です。冬場の需要期には単価が上昇しますが、出荷量も多いため価格の乱高下は起きにくいのが一般的です。一方、台風や長雨などの気象災害で供給が減ると、価格が急騰することがあります。

近年は、ブランドネギの展開も活発です。産地名を冠した「深谷ネギ」「下仁田ネギ」のほか、栽培方法(有機栽培等)や品質(甘みの高さ等)を訴求したプレミアム商品が市場に出回るようになっています。

栽培のポイント

根深ネギの栽培管理において最も重要な技術は、土寄せによる軟白化です。白根の長さと品質は、土寄せの回数・タイミング・量に大きく左右されます。

一般的な栽培体系では、春に播種・育苗し、初夏に定植、秋から冬にかけて収穫するのが基本の作型です。定植は溝を掘ってその中に苗を立て、生育に合わせて徐々に土を寄せていくことで軟白部を伸ばしていきます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。土寄せは3〜5回に分けて行うのが一般的ですが、一度に大量の土を寄せると葉鞘が曲がったり、株元が蒸れて軟腐病のリスクが高まったりします。生育の段階を見ながら、適量を段階的に寄せていくことが、品質の高い白根を仕上げるポイントです。

施肥管理では、基肥と追肥のバランスが重要です。生育初期は根張りを促すために適度な施肥を行い、土寄せ時に追肥を施すのが一般的です。窒素過多は葉が過繁茂になり、倒伏や病害のリスクを高めます。

排水管理は根深ネギの栽培において生命線です。ネギは過湿に弱く、特に土寄せ後の株元は水がたまりやすいため、圃場の排水性確保が欠かせません。排水の悪い圃場では軟腐病の発生リスクが格段に高まります。

病害虫については、さび病・軟腐病・べと病・黒斑病が主要な病害です。害虫ではネギアザミウマ・ネギハモグリバエ・ネギコガが代表的です。特にさび病は発生頻度が高く、秋の収穫期に被害が広がると商品価値が著しく低下します。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

根深ネギの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 白根の太さと長さ: 出荷規格に合った白根が仕上がる品種を選ぶ。太すぎても細すぎても規格外になりうる
  • 揃いの良さ: 太さ・長さの揃いが良い品種は、出荷調整の効率が上がり、秀品率も高まる
  • 耐病性: さび病・軟腐病・べと病への耐性は、安定生産の基盤。産地で多発する病害に対応した品種を優先する
  • 作型適性: 夏秋どり・秋冬どり・春どりなど、作型によって求められる特性が異なる。夏秋どり品種には耐暑性、春どり品種には抽苔の遅さが求められる
  • 在圃性: 収穫適期の幅が広い品種は、出荷調整がしやすく、市場価格を見ながら収穫時期を調整できる
  • 首部の締まり: 白根と青葉の境界部分(首部)が締まっている品種は、見栄えが良く市場評価が高い

意外と知られていないのですが、根深ネギの品種は作型ごとに分化が進んでおり、1年を通じて同じ品種で栽培するのは難しい場合があります。複数の品種を作型ごとに使い分け、リレー出荷する体制を組むことが、周年出荷を目指す産地では一般的です。

市場動向とこれから

根深ネギの国内市場は、野菜の中でも大きな規模を持つ安定品目です。農林水産省の作物統計によれば、ネギは国内の主要野菜の一つであり、根深ネギがその大部分を占めています。主要産地は千葉県・埼玉県・茨城県・群馬県・北海道などで、産地間の出荷リレーによって年間を通じた安定供給が実現されています。

近年は、機械化の進展が注目されています。特に定植作業や土寄せ作業の機械化は、労働力不足が深刻化する産地にとって重要な課題です。半自動定植機やネギ専用の管理機の導入により、省力化と作業精度の向上が図られています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、根深ネギは参入障壁が比較的低く、土地利用型農業の基幹品目として取り組みやすい品目です。ただし、土寄せに適した土壌条件(排水性・保水性のバランス、土質)が必要であり、粘土質の圃場では管理が難しくなる場合があります。

今後の展望としては、機能性表示食品としてのネギの健康効果への注目や、カット野菜市場の拡大に伴う加工用途の増加が見込まれています。また、輸出先としての東アジア市場も潜在的な需要を持っており、品質面での日本産ネギの優位性を活かした市場開拓が期待されています。

まとめ

根深ネギは、土寄せによって軟白化された白根を食用とする日本の主要なネギの品種群です。鍋料理・薬味・焼き物と幅広い用途に対応し、市場規模が大きく販路の多様な品目として、産地の基幹作物に位置づけられています。

品種選びにあたっては、白根の太さ・長さ・揃い・耐病性・作型適性を総合的に検討し、出荷先の求める規格に合った品種を選定することが重要です。栽培管理では、土寄せの回数とタイミング、排水管理が白根の品質を左右するため、圃場条件に応じたきめ細かな管理が安定生産の鍵となります。

89品種 掲載中
SUKIYAKI

SUKIYAKI

カネコ種苗株式会社

ひとあじ違う!美味しいネギの決定版! 特性 ●軟白部は繊維質が少なく、軟らかく、煮ても焼いても甘さが増し、非常に美味です。さらに葉も軟質なのでおいしく食べられます。 ●「下仁田」ネギより軟白部の伸長性・肥大性・しまりが優れ、多収です。 ●葉が短いので葉折れが少なく、作業性に優れます。 ●休眠性は浅く、厳寒期でも葉の枯込みが少ないので、1~2月出荷でも緑葉数が確保できます。 ●適応作型は春の1~4月まき、秋の9月下旬~11月上旬まき(要摘蕾)です。 栽培要点 ●軟質系のネギですので、軟腐病等の土壌病害には注意が必要です。排水対策、薬剤の予防散布を行います。 ●差別化するためには、浅植え・疎植にして太りを出します。この場合土寄せ回数も少ないので、省力化が可能です。 ●抽苔はやや早い品種ですので、秋の早まきは避けます。また、春まき2~3月どりでは収穫遅れにならないようにします。

すずわらべ

すずわらべ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「すずわらべ」は、葉の短いコンパクトサイズのネギで、冬まき夏どり作型に適し、葉鞘の太りが早く短期間の栽培で収穫に至ります。襟部がよく締まり、形状の斉一性に優れ、秀品率が高く多収となります。葉が軟らかく、辛みが少ない特性を有します。 ■主要特性 「すずわらべ」は、一般のネギ品種よりも短く太い形状が特徴です。冬まき夏どりの作型において「ふゆわらべ」及び「ゆめわらべ」より葉鞘径が太く、収穫物の形状がよく揃い、高い秀品率、秀品収量が得られます。 辛味の程度は「ゆめわらべ」並みに低く、一般の根深ネギ品種より軟らかい食感をもち、葉身部も食すことができます。 全国で栽培可能で、冬に播種し、夏に収穫する露地栽培に適しています。葉鞘が短いため、土寄せ回数が一般のネギより少なく、1か月程度早く収穫できます。 「すずわらべ」は、葉鞘肥大が旺盛で、優れた外観特性をもつ「MSN-TAM-1」を母親、短葉で軟らかく辛みの少ない「TA-4」を父親とするF1品種です。

せなみ

せなみ

カネコ種苗株式会社

軟白部のテリ美しく市場性抜群 特性 ●10~1月どりの合黒系一本太ネギで、分けつはほとんどしません。●耐寒性が強いので、厳寒期にも目減りと襟形の崩れを起こしにくく、優品生産が容易です。●軟白部の肥大性、伸長性、しまりは、これまでの冬どり用合黒系ネギより優れており、多収となります。●草姿は立性で、倒伏や葉折れが少なく、機械作業が容易です。

なべちゃんゴールド(TSX-521)

なべちゃんゴールド(TSX-521)

トキタ種苗株式会社

鍋でおいしいネギとして定評のある「なべちゃん葱(R)」を全面改良。夏越し性向上し、さらに作りやすくなった。 ■特性 鍋で美味しいネギとして定評のある「なべちゃん葱」を全面改良。夏越し性、肥大性、締まり、在圃性、耐寒性を向上しパワーアップさせた品種です。 夏の暑さに強くなり、夏越し率が高くなっています。 夏の酷暑による生育停滞からの復活が早いので「なべちゃん」より早出し可能です。 草丈80cm前後、軟白部は白く光沢があり、太さ2.8〜3.5cm、長さ20cm以上です。 首の締まりが良いので、在圃性が向上しより長く畑において置けるようになりました。 葉もすっきりと立ち上がり、羽折れ少なく、低温期の葉枯れが少なく耐寒性に優れます。 葉質は軟らかく、熱を通すと甘味、うま味が強く、鍋物、焼き物に最適です。 「なべちゃん葱」は登録商標です。 ■栽培上の注意 味がのるのは降霜期一般地なら11月中旬〜12月収穫を目標。初霜の頃までに株を作り上げる。盛夏期は生かさず殺さずの管理がポイントです。 ■播き時期 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 CP(チェーンポット)5cm(2粒まき)ならば、草丈15cm、葉数2〜3枚、太さ1.5〜2mm、根鉢が十分形成されていれば定植できます。 畑やプランター等に苗床をつくる場合、種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ■植え付け 畦巾90cm(土寄せするので、寄せる土、作業範囲を考慮して調整する)、育苗した苗を1本ずつ植える場合、株間5cm目安です。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が必要です。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながります。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられます。鍋物に使うのが定番ですが、焼いても軟らかな食感と旨味を楽しめます。

なべちゃん葱

なべちゃん葱

トキタ種苗株式会社

【販売終了。なべちゃんゴールドをご利用下さい。】鍋用ネギの決定版。肉厚で軟らかく甘い。(秋冬どり栽培) ■特性 『下仁田』より耐寒、耐病性に優れ作りやすい。下仁田と根深一本ネギのF1品種。 草丈80cm前後、軟白部の太さ2.8から3.5cm、長さ20cm以上。分けつなし。 光沢あり肉質柔らかくなべ物に最適。 ■栽培上の注意 春まき育苗:2-3月まき6-7月定植、9-翌3月収穫 秋まき育苗: 9月末-10月まき3-4月仮植え、6-7月定植9-翌3月収穫 詳細はこちら ■播き時期 高冷地:2~5月播き、9~3月どり 一般地2~4月播き、9~3月どり 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。 土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながる。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられる。鍋物に使うのが一番だが、焼いてもうまい。

ぬくもり

ぬくもり

カネコ種苗株式会社

軟らかくてうまい! 特性 ●肉厚で繊維質が少ないので、軟らかく食味に優れます。●軟白部の伸びと太りは「下仁田」ネギより優れ、ボリュームがあって多収です。一般的な加賀系品種に比べ襟のしまりは強く、しわの発生も少ないので「むきネギ」としても出荷出来ます。●萎縮病、黒斑病などの茎葉病害には比較的強く、栽培が容易です。●休眠性は浅く、寒い時期でも葉の枯れ込みが少ないので出荷期間を長くとれます。●食味を特に重視する曲がりネギ産地でも好評を得ています。 栽培要点 ●軟質系のネギですので、軟腐病等の土壌病害には注意が必要です。排水対策、薬剤の予防散布を行います。●差別化するためには、浅植え・疎植にして太りを出します。この場合土寄せ回数も少ないので、省力化が可能です。●抽苔はやや早い品種ですので、秋の早まきは避けます。また、春まき2~3月どりでは収穫遅れにならないようにします。

のどか一本葱

のどか一本葱

山陽種苗株式会社

食味最高の一本葱!! 葉鞘部・葉ともすべて食べられます。 食味はとろ~り甘い。 ※のどか一本葱は九条系葱ですので分けつする場合がございます。 ■特性 軟白部は純白で良く伸び、肉質やわらかく甘味に富み、風味が良い。 分けつは少なく一本葱として秀品率が高い。 葉は濃緑色で食味はやわらか。葉も鍋や焼き物に最適。 ■栽培のポイント 早播きや収穫が遅れたりすると分けつが多くなる恐れがあるので注意する。 排水の悪い圃場では湿害を受け生育が悪くなるので、排水を良くする。 病原菌が入らないように土を寄せすぎないようにする。

ふゆわらべ

ふゆわらべ

タキイ種苗株式会社

農林水産省登録品種 ※海外持出禁止(公示(農水省HP)参照) コンパクトで緑葉までおいしい、新しいタイプの白ネギ! ■特長 ・根深ネギと「下仁田」「九条」の特性を併せもつ新しいタイプの白ネギ。冷蔵庫にそのまま収まるコンパクトなサイズ。 ・肉質はやわらかく、辛みが少ないので、緑葉部までまるごとおいしく食べられる。 ・従来の根深ネギと比べ栽培期間が短く、土寄せ回数も少ないことから、省力的に栽培できる。 ■栽培の要点 ・関東以南の中間・暖地では、6月まき(セルトレイ等)、12〜2月収穫が適し、冷涼地では、5月まき(セルトレイ等)、10〜11月収穫が適する。地床育苗の場合は、播種時期を上記より1カ月程度早くする。 ・植え溝の深さは10cm程度の浅溝もしくは平床とする。 ・葉鞘が短く仕上がるため、2回程度の土寄せ後に収穫を行う。 ・収穫は軟白長20cm、太さ15mmに達した時期が目安。

ふゆわらべ(農研機構育成品種)

ふゆわらべ(農研機構育成品種)

中原採種場株式会社

緑葉までおいしい、コンパクトな短太系一本ネギ!! ■特性 ・葉が短く太りが旺盛で、軟白部が20cm程のコンパクトなネギ。 ・辛味が少なく、葉がやわらかい優れた食味特性を有するため、根深ネギの特徴を備えながら、緑葉部までまるごと食べられるニュータイプの短太系一本ネギ。 ・用途は、白髪ネギ・薬味などの生食のほか、加熱調理に緑葉も一緒に利用できる。

ホワイトスター

ホワイトスター

タキイ種苗株式会社

やわらかくておいしい! 秀品率上々の多収種! ■特長 ・生育が旺盛で伸びと太りがすぐれる、合柄系の良質多収種。 ・軟白部の白さと色つやがすぐれ、肉質はやわらかく苦みや辛みが少ないので食味にすぐれる。 ・そろい性にすぐれ、クズの発生が少なく秀品率が高い。また、皮むき作業が容易なので、出荷調製時間が短縮できる省力品種。 ■栽培の要点 ・比較的吸肥力の強い品種なので、有機や緩効性肥料を用い、緩やかな肥効に努める。 ・生育が旺盛なので、良質性を生かすために適期収穫を心掛ける。 ・晩抽品種ではないので、秋まきでは摘蕾を要する。

ホワイトソード

ホワイトソード

タキイ種苗株式会社

安定した伸びと太り! そろい性にすぐれ秀品率のよい一本ネギ! ■特長 ・低温伸長性にすぐれ、太りとそろいがよく、秀品率が高い合黒系一本ネギ。 ・首部の形状やしまりがよく、ばらけにくい。 ・べと病やさび病に比較的強い。 ・濃緑葉で軟白部のテリが美しく、肉質が緻密。 ・クズの発生が少なく、皮むきしやすいため出荷調製作業が容易。 ■栽培の要点 ・水はけのよい畑作りに努める。 ・低温伸長性にすぐれるため適期収穫を心掛け、とり遅れにならないよう注意する。また、土寄せは夏場まで極力控える。 ・秋口からの生育旺盛な時期にあわせて追肥主体で栽培し、土寄せは生葉数4〜5枚確保しながら実施する。

ホワイトタイガー

ホワイトタイガー

タキイ種苗株式会社

病気に強く作りやすい! 良質合柄多収種! ■特長 ・べと病、赤さび病などに対して比較的強く、肥大性にすぐれる合柄系一本ネギ。 ・冷涼地の9〜10月どりが最適で、中間地の年内どりにも適する。 ・肉質は緻密で、苦みや辛みが少なく食味上々。 ・軟白部の色つやにすぐれる。 ・草姿は濃緑・立性で、首しまりがよい。葉折れも少なく、土寄せなど管理作業も容易。 ■栽培の要点 ・極端な肥効は良質性を損なう要因となるほか、分けつや病害を助長するので、持続的な肥効を心掛ける。そのためには、こまめな追肥または有機質系や緩効性肥料などで対応するのが望ましい。 ・1回目の土寄せは、太りを十分に確保してから行うことが望ましい。夏場の高温時の土寄せは、ネギに悪影響をおよぼすため控える。

ホワイトツリー

ホワイトツリー

タキイ種苗株式会社

夏どりに向く! 作りやすい一本ネギ! ■特長 ・耐暑性にすぐれた黒柄系一本ネギで、高温期の栽培でも伸びすぎない。 ・首のしまりがよく、軟白部は繊維が細く光沢がある。肉質は緻密で、秋冬ネギと同等の食味をもつ。 ・草姿は立性で草丈は90cm前後。風による倒伏の心配は少ない。 ■栽培の要点 ・病原菌が入らないよう、首下部まで土を寄せすぎないこと。 ・むやみな多肥は軟腐病を助長する。 ・晩抽品種ではないので、秋まきでは摘蕾を要する。

一翠太

一翠太

カネコ種苗株式会社

肥大・伸長性に優れ、早どりが可能な合黒系F₁品種。食味も格別! 特性 ●冷涼地8~1月収穫、中間地・暖地10~12月収穫に適する合黒系F₁品種です。 ●草姿はやや開きますが、葉は比較的短く太葉で、葉折れが少ない品種です。 ●草勢が強く、軟白部の肥大性・伸長性に優れ、早どり適性が高い品種です。 ●べと病等の茎葉病害に強く、作りやすい品種です。 ●食味性に極めて優れ、差別化商品としても好適な品種です。 栽培要点 ●肥大性・伸長性に優れるので、適期収穫に努めます。 ●生育が旺盛なので、多肥栽培ではやや襟しまりが緩くなります。肥料は10aあたり窒素成分で20kg以下とします。 ●抽苔性は中程度なので極端な早まきに注意します。

一閃(いっせん)

一閃(いっせん)

丸種株式会社

安定した晩抽性!!太りよく幅広い作型に適する一本ネギ! 1. 極晩抽性の品種で耐暑性、耐寒性にも強く、春どり、夏秋どり、冬どりと幅広い作型に適する一本ネギです。 2. 草姿は立性で草勢はやや旺盛、葉色は濃緑で折れにくく作業性が高い品種です。また、太りよく揃いにも優れ、収穫調整作業が容易です。 3. 美しい荷姿で、さび病、黒斑病、白斑病に比較的強く、秀品率が高いです。

下仁田ネギ

下仁田ネギ

トキタ種苗株式会社

太く、軟らかな食感は、ネギの殿様 ■特性 群馬県下仁田地方の原産で、おいしいネギの代表品種。殿様ネギとも呼ばれます。軟白部は20−25cm、太さ3−4cmで分げつはしません。葉は濃緑色で短太。葉数は少なくやや開きます。 ■栽培上の注意 霜で葉が枯れます。 ■播き時期 春まき2-3月で収穫11-1月。秋まき9-10月で収穫は翌年の11月ころ。 ■播種方法 低温期には発芽適温15−25℃を目指してトンネルやハウスで発芽させる。初期生育がゆっくりなので小さいうちはあまりいじらずに順調に生育させられるような場所で育苗するとよい。 ■植え付け 90cm畝に5cm間隔を目安に定植する。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。日陰になるようなところだと生育がおとる。 ■肥料 涼しくなってきたころから土寄せ時に追肥を与える。 ■収穫 十分太くなったものから順次収穫する。 ■料理 まずは鍋物で。葉が厚く、軟らかな食感が楽しめます。

下仁田葱

下仁田葱

株式会社アサヒ農園

【群馬県の伝統野菜】甘く、とろける味覚 商品特性 ■特性 殿様ねぎと呼ばれているとてもおいしい根深ねぎです。 軟白部25cm位、純白で太く揃いも良好です。 とろける様な舌ざわり、甘味もあり食味は格別です。 太くて短く肉質がやわらか。白い部分だけを食す加熱調理専用種です。煮ると甘くて、とろけるような独特の風味。 ■利用法 煮物、鍋物にして甘味があり、食味最高。又、焼ねぎとしてもやわらかくて香りも良くたいへん美味です。 育て方 ■土づくり 種まき前に石灰を散布し深くよく耕し土を中和させておきます。 肥料は堆肥、油かす、化成肥料等を元肥に施します。 ■たねまき 苗床に約10cm位の間隔にスジまきします。 発芽まで土が乾燥しないように潅水します。 発芽後混んだ部分を間引いて株間2~3cm位にします。 ■栽培のポイント 育苗後うね幅70~100cmぐらいに1条植えとし、株間15cm位で定植します。成長に伴い土寄せを繰返し行い軟白させます。 追肥は化成肥料が最適。

余目一本

余目一本

株式会社渡辺採種場

やわらかさで好評! 「曲がりネギ」栽培にも ■特性 ・風味とやわらかさで好評の松本系一本葱です。 ・葉は濃緑色、軟白部はやや太く、伸長性に優れます。 ・本品種は「曲がりねぎ」用として選抜を重ねたもので、直立栽培はもちろん、「曲がりねぎ」栽培に好適です。 ※「曲がりねぎ」は『やとい』と呼ばれる独特の栽培方法によって、葉鞘が曲がった葱です。

元晴晩生(もとはるばんせい)

元晴晩生(もとはるばんせい)

株式会社武蔵野種苗園

晩ネギの決定版、白根長く、葉短く、品質最高 特性 ●「元蔵」「吉蔵」の育成者鈴木元吉氏が、品質の良い晩ネギを目標に育成、農林水産省品種登録となった品種。 ●他の晩ネギ(吉川晩生、汐止晩生等)に比べ、葉身が短く、草姿は立性で草丈低く、機械化栽培に適す。 ●葉身、葉鞘共にやや太く、軟白部は他の晩ネギより白く、変色が少ないので市場性が高い。 ●分げつは3〜4本位で、他の晩ネギに比べ早期より軟白部が近円となり太い。 ●耐病性が強く、非常に作り易い。 栽培のポイント ●葉鞘部が2cm以上の太さになると分げつを始めるので、極端な早蒔きは避け適期播種を心がける。 ●積雪地帯の春どり栽培では、雪解け時株が消失してしまうことがあるので、排水対策を十分に行う。

元蔵(もとくら)

元蔵(もとくら)

株式会社武蔵野種苗園

耐寒性があり、軟らかく味の良い秋冬ネギ 特性 ●埼玉の篤農家鈴木元吉氏が、冬ネギとして耐寒性強く、色沢、収量が低下しないことを目標に育成した品種である。 ●一般的に冬ネギは合柄系であるが、本種は外見でハッキリ区別のできる合黒系の純一本太ネギである。 ●葉は立性、太目で強く、機械化作業が容易である。 ●耐寒性は強く、軟白部および襟の締まりも非常に良い。 栽培のポイント ●低温伸長性に優れるので、冬どり栽培に適する。 ●葉鞘部の肥大性が良く太くなりすぎることがあるので、やや密植にした方が秀品率が上がり収量が上がる。

1〜20品種 / 全89品種中

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