果実・収量特性

太・下仁田系のネギ品種一覧 全29種類

太ネギ・下仁田系 太ネギ・下仁田系とは 太ネギ・下仁田系とは、根深ネギ(白根部分を食用とするネギ)の中でも、軟白部が太く短く育つ系統の品種群を指すタグです。群馬県下仁田町周辺で古くから栽培されてきた在来種の系統を引く品種が代表格で、一般的な

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太・下仁田系について

太ネギ・下仁田系

太ネギ・下仁田系とは

太ネギ・下仁田系とは、根深ネギ(白根部分を食用とするネギ)の中でも、軟白部が太く短く育つ系統の品種群を指すタグです。群馬県下仁田町周辺で古くから栽培されてきた在来種の系統を引く品種が代表格で、一般的な一本ネギ(軟白部を長く細く育てるタイプ)とは草姿が明確に異なります。

ここで一つ整理しておきたいのが、「下仁田ネギ」という呼び名の意味です。下仁田ネギは群馬県下仁田町とその周辺で生産される地域特産品としてのブランド名を指すことが多く、産地・生産方法に基づく地理的な呼称としての側面を持ちます。一方、ミノリスの「太ネギ・下仁田系」タグは、産地ブランドそのものではなく、下仁田在来の系統に由来する草姿・食味の特性(太く短い軟白部、加熱時のとろけるような食感)を受け継いだ品種群を指しています。産地を問わずこの系統の血を引く品種であれば対象になり得るため、産地ブランドとしての「下仁田ネギ」とは区別して捉える必要があります。

太ネギ・下仁田系は、根深ネギという大きなカテゴリの中の一つの型と位置づけられます。根深ネギ全般は「白根を土寄せで育てるネギ」という栽培スタイルの共通点でまとめたカテゴリですが、その中には軟白部を長く細く伸ばす一本ネギ型と、軟白部を太く短く育てる下仁田系があります。太さの目安は品種によって差がありますが、一般的な一本ネギ型よりも軟白部の直径が太く、長さは短めに仕上がる傾向があります。

太ネギ・下仁田系の魅力

太ネギ・下仁田系の最大の魅力は、加熱したときの食感の変化にあります。生の状態では繊維質がしっかりしていてやや辛味が強いのですが、火を通すととろけるような柔らかさに変わり、甘みが際立ちます。これは軟白部の組織構造が一般的な一本ネギとは異なることによるもので、鍋物やすき焼きの具材として特に高く評価されています。

これ、実は業務用でもかなり重要なポイントです。鍋物・すき焼き専門店や和食料理店では、太さと甘みを兼ね備えたネギを求める需要が根強くあります。太ネギ・下仁田系は一本あたりの可食部が大きく、盛り付けの見栄えも良いため、飲食店からの引き合いが安定している品目です。

消費者にとっての魅力は、冬場の寒さに当たることで甘みが増すとされる点です。低温にさらされると糖分が蓄積し、独特のとろみと甘みが強まる傾向があります。この現象は根深ネギ全般に見られますが、下仁田系はもともと繊維質と糖分の含有バランスが加熱調理に適しているため、寒締めの効果を実感しやすい系統と言えます。

消費者・市場ニーズ

太ネギ・下仁田系の需要は、季節性の強い品目です。鍋物需要が高まる11月から2月にかけて市場での引き合いが強まり、贈答用や年末年始の食材としての需要も見られます。産地ブランドとして確立している場合は、贈答品やお歳暮商材としての流通ルートを持つケースもあります。

一般的な一本ネギと比較すると、栽培期間の長さや収量の少なさから流通量は限られる傾向にあります。そのため、量販店の定番商材というよりは、専門料理店・直売所・産地直送のオンライン販売など、価値を理解した販路での取引が中心になりやすい品目です。価格帯も、規格の揃った一本ネギに比べてやや高めに設定されることが多くあります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、地域ブランドとしての知名度を持つ産地では、観光需要や贈答需要とも結びつき、単価の高い取引が成立しやすい傾向があります。一方、ブランド化されていない産地で同系統の品種を栽培する場合は、食味の良さを直接伝える販路(直売所・飲食店への直接卸等)を自ら開拓する必要があります。

栽培のポイント

太ネギ・下仁田系の栽培で特に重要なのは、土寄せの管理です。軟白部を太く育てるためには、一般的な一本ネギよりも株間をやや広めに取り、根の張りを確保する必要があります。密植すると軟白部が細くなりやすく、系統本来の太さが出にくくなります。

栽培期間は品種にもよりますが、播種から収穫まで長い期間を要する傾向があります。生育がゆっくり進む分、土寄せの回数やタイミングを丁寧に管理する必要があり、収穫までの手間は一般的な一本ネギよりもかかりやすい品目です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。太ネギ・下仁田系は軟白部が太い分、土寄せの土が崩れやすく、株元に隙間ができると軟白部が緑化したり、曲がって育ったりすることがあります。土寄せは少量ずつ回数を分けて行い、株元をしっかり覆うことが、太くまっすぐな軟白部を仕上げるための基本になります。

排水性の確保も欠かせません。ネギ類は総じて過湿に弱く、特に軟白部が太い系統は株元が蒸れやすいため、排水の悪い圃場では軟腐病のリスクが高まります。病害としてはさび病・軟腐病・べと病・黒斑病への注意が必要で、害虫ではネギアザミウマやネギハモグリバエへの対策も一般的な根深ネギと同様に求められます。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

太ネギ・下仁田系の品種を選ぶ際は、以下の観点を確認しておきたいところです。

  • 軟白部の太さと長さのバランス: 「太さ重視」「甘み重視」など、品種ごとに軟白部の仕上がりに差がある
  • 栽培期間の長さ: 収穫までの日数が長い品種が多いため、作付け計画に十分な余裕を持たせる
  • 甘みの出方: 低温にさらされたときの甘みの増し方は品種によって差があるため、出荷時期と収穫時期のずれを確認する
  • 耐病性: さび病・軟腐病への耐性の有無は、太い軟白部を持つ系統では特に注意したいポイント
  • 収量性: 一般的な一本ネギに比べて収量が少なめになりやすいため、栽培面積と目標収量のバランスを見極める
  • 販路との適合性: 産地ブランドとしての流通を想定するのか、食味を訴求した直接販売を想定するのかで求める規格が変わる

意外と知られていないのですが、下仁田系の品種の中にも育種によって栽培しやすさが改良されたタイプが登場しています。伝統的な在来種は栽培管理の難しさや収量の不安定さが課題とされてきましたが、近年は病害耐性や作業性を高めた改良品種も流通するようになっており、初めて取り組む場合でも選択肢が広がっています。

市場動向とこれから

太ネギ・下仁田系を含む地域特産のネギは、産地ブランド化の流れの中で近年注目度が高まっています。「地域の伝統野菜」としての価値づけや、産地直送・こだわり食材を扱うオンライン販売チャネルの拡大により、規格の均一性よりも食味や来歴を重視する消費者層へのアプローチがしやすくなっています。

一方で、栽培期間の長さと収量の少なさは経営面での課題です。一般的な一本ネギに比べて単位面積あたりの収益性を確保しにくいため、価格プレミアムを見込める販路の確保や、贈答用・業務用との複合的な出荷戦略が求められます。

今後の展望としては、伝統野菜としての認知度向上や、飲食店との直接契約による安定した取引先の確保が鍵になると考えられます。栽培の難しさを踏まえたうえで、収益性の高い出荷先とセットで導入を検討することが、太ネギ・下仁田系に取り組む上での現実的なアプローチと言えます。

まとめ

太ネギ・下仁田系は、根深ネギの中でも軟白部が太く短く育つ系統の品種群で、加熱時のとろける食感と甘みが最大の特長です。産地ブランドとしての「下仁田ネギ」とは区別しつつ、この系統ならではの食味を活かした栽培・販売戦略を考えることが重要です。

品種選びでは軟白部の太さと長さのバランス、栽培期間の長さ、耐病性、販路との適合性を確認したいところです。栽培管理では丁寧な土寄せと排水性の確保が品質を左右するため、一般的な一本ネギよりも手間をかける前提で作付け計画を立てることが、安定生産につながります。

29品種 掲載中
SUKIYAKI

SUKIYAKI

カネコ種苗株式会社

ひとあじ違う!美味しいネギの決定版! 特性 ●軟白部は繊維質が少なく、軟らかく、煮ても焼いても甘さが増し、非常に美味です。さらに葉も軟質なのでおいしく食べられます。 ●「下仁田」ネギより軟白部の伸長性・肥大性・しまりが優れ、多収です。 ●葉が短いので葉折れが少なく、作業性に優れます。 ●休眠性は浅く、厳寒期でも葉の枯込みが少ないので、1~2月出荷でも緑葉数が確保できます。 ●適応作型は春の1~4月まき、秋の9月下旬~11月上旬まき(要摘蕾)です。 栽培要点 ●軟質系のネギですので、軟腐病等の土壌病害には注意が必要です。排水対策、薬剤の予防散布を行います。 ●差別化するためには、浅植え・疎植にして太りを出します。この場合土寄せ回数も少ないので、省力化が可能です。 ●抽苔はやや早い品種ですので、秋の早まきは避けます。また、春まき2~3月どりでは収穫遅れにならないようにします。

せなみ

せなみ

カネコ種苗株式会社

軟白部のテリ美しく市場性抜群 特性 ●10~1月どりの合黒系一本太ネギで、分けつはほとんどしません。●耐寒性が強いので、厳寒期にも目減りと襟形の崩れを起こしにくく、優品生産が容易です。●軟白部の肥大性、伸長性、しまりは、これまでの冬どり用合黒系ネギより優れており、多収となります。●草姿は立性で、倒伏や葉折れが少なく、機械作業が容易です。

とろ甘

とろ甘

株式会社大和農園

やわらかくて鍋・煮物にピッタリ! おいしくて食べ応えもあります。 ■基本情報 品目:ねぎ 品種名:F1 とろ甘[とろあま] ■品種特徴 ・下仁田系と一本根深系の交配種。 ・草丈80cm前後で軟白部の太さは3cm前後で良く太りボリュームがある。 ・下仁田ネギより耐寒・耐病性に優れ栽培しやすく在圃性も高い。 ・やわらかくて食味が良く加熱するととろける食感で甘味も強くなる。 ■栽培方法 <種まき> まき床に条間10cmでスジまきし、株間3〜5cmに間引いて草丈30cm程度の苗を育てる。 <定植> 苦土石灰を1㎡あたり150g施しよく混ぜる。その後、畝幅90cmの畝に深さ20〜30cmの溝を作り、溝の底に元肥(溝肥・1㎡あたり)堆肥3kg・有機入り化成肥料100gを置いて10cm程度土をかける。その上に、株間8〜12cmで立てかけるように苗を置き、3〜5cm土をかける。最後に乾燥防止の敷きワラを敷く。 <追肥・土寄せ> 成長にあわせて4〜5回追肥と土寄せをする。土寄せは一度にせず、風で倒れない程度にする。土寄せ時、株にふれないように1㎡あたり30g程度の化成肥料を施す。最終土寄せ時の追肥は不要。

なべちゃんゴールド(TSX-521)

なべちゃんゴールド(TSX-521)

トキタ種苗株式会社

鍋でおいしいネギとして定評のある「なべちゃん葱(R)」を全面改良。夏越し性向上し、さらに作りやすくなった。 ■特性 鍋で美味しいネギとして定評のある「なべちゃん葱」を全面改良。夏越し性、肥大性、締まり、在圃性、耐寒性を向上しパワーアップさせた品種です。 夏の暑さに強くなり、夏越し率が高くなっています。 夏の酷暑による生育停滞からの復活が早いので「なべちゃん」より早出し可能です。 草丈80cm前後、軟白部は白く光沢があり、太さ2.8〜3.5cm、長さ20cm以上です。 首の締まりが良いので、在圃性が向上しより長く畑において置けるようになりました。 葉もすっきりと立ち上がり、羽折れ少なく、低温期の葉枯れが少なく耐寒性に優れます。 葉質は軟らかく、熱を通すと甘味、うま味が強く、鍋物、焼き物に最適です。 「なべちゃん葱」は登録商標です。 ■栽培上の注意 味がのるのは降霜期一般地なら11月中旬〜12月収穫を目標。初霜の頃までに株を作り上げる。盛夏期は生かさず殺さずの管理がポイントです。 ■播き時期 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 CP(チェーンポット)5cm(2粒まき)ならば、草丈15cm、葉数2〜3枚、太さ1.5〜2mm、根鉢が十分形成されていれば定植できます。 畑やプランター等に苗床をつくる場合、種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ■植え付け 畦巾90cm(土寄せするので、寄せる土、作業範囲を考慮して調整する)、育苗した苗を1本ずつ植える場合、株間5cm目安です。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が必要です。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながります。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられます。鍋物に使うのが定番ですが、焼いても軟らかな食感と旨味を楽しめます。

なべちゃん葱

なべちゃん葱

トキタ種苗株式会社

【販売終了。なべちゃんゴールドをご利用下さい。】鍋用ネギの決定版。肉厚で軟らかく甘い。(秋冬どり栽培) ■特性 『下仁田』より耐寒、耐病性に優れ作りやすい。下仁田と根深一本ネギのF1品種。 草丈80cm前後、軟白部の太さ2.8から3.5cm、長さ20cm以上。分けつなし。 光沢あり肉質柔らかくなべ物に最適。 ■栽培上の注意 春まき育苗:2-3月まき6-7月定植、9-翌3月収穫 秋まき育苗: 9月末-10月まき3-4月仮植え、6-7月定植9-翌3月収穫 詳細はこちら ■播き時期 高冷地:2~5月播き、9~3月どり 一般地2~4月播き、9~3月どり 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。 土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながる。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられる。鍋物に使うのが一番だが、焼いてもうまい。

ぬくもり

ぬくもり

カネコ種苗株式会社

軟らかくてうまい! 特性 ●肉厚で繊維質が少ないので、軟らかく食味に優れます。●軟白部の伸びと太りは「下仁田」ネギより優れ、ボリュームがあって多収です。一般的な加賀系品種に比べ襟のしまりは強く、しわの発生も少ないので「むきネギ」としても出荷出来ます。●萎縮病、黒斑病などの茎葉病害には比較的強く、栽培が容易です。●休眠性は浅く、寒い時期でも葉の枯れ込みが少ないので出荷期間を長くとれます。●食味を特に重視する曲がりネギ産地でも好評を得ています。 栽培要点 ●軟質系のネギですので、軟腐病等の土壌病害には注意が必要です。排水対策、薬剤の予防散布を行います。●差別化するためには、浅植え・疎植にして太りを出します。この場合土寄せ回数も少ないので、省力化が可能です。●抽苔はやや早い品種ですので、秋の早まきは避けます。また、春まき2~3月どりでは収穫遅れにならないようにします。

ふゆわらべ

ふゆわらべ

タキイ種苗株式会社

農林水産省登録品種 ※海外持出禁止(公示(農水省HP)参照) コンパクトで緑葉までおいしい、新しいタイプの白ネギ! ■特長 ・根深ネギと「下仁田」「九条」の特性を併せもつ新しいタイプの白ネギ。冷蔵庫にそのまま収まるコンパクトなサイズ。 ・肉質はやわらかく、辛みが少ないので、緑葉部までまるごとおいしく食べられる。 ・従来の根深ネギと比べ栽培期間が短く、土寄せ回数も少ないことから、省力的に栽培できる。 ■栽培の要点 ・関東以南の中間・暖地では、6月まき(セルトレイ等)、12〜2月収穫が適し、冷涼地では、5月まき(セルトレイ等)、10〜11月収穫が適する。地床育苗の場合は、播種時期を上記より1カ月程度早くする。 ・植え溝の深さは10cm程度の浅溝もしくは平床とする。 ・葉鞘が短く仕上がるため、2回程度の土寄せ後に収穫を行う。 ・収穫は軟白長20cm、太さ15mmに達した時期が目安。

下仁田ねぎ

下仁田ねぎ

株式会社トーホク

肉質軟らかく風味の良い品種。特に加熱で甘みが増し、やわらかく繊維質を感じさせない滑らかな食感となり、すき焼や鍋物には欠かせない。群馬県下仁田地方の特産。

下仁田ネギ

下仁田ネギ

トキタ種苗株式会社

太く、軟らかな食感は、ネギの殿様 ■特性 群馬県下仁田地方の原産で、おいしいネギの代表品種。殿様ネギとも呼ばれます。軟白部は20−25cm、太さ3−4cmで分げつはしません。葉は濃緑色で短太。葉数は少なくやや開きます。 ■栽培上の注意 霜で葉が枯れます。 ■播き時期 春まき2-3月で収穫11-1月。秋まき9-10月で収穫は翌年の11月ころ。 ■播種方法 低温期には発芽適温15−25℃を目指してトンネルやハウスで発芽させる。初期生育がゆっくりなので小さいうちはあまりいじらずに順調に生育させられるような場所で育苗するとよい。 ■植え付け 90cm畝に5cm間隔を目安に定植する。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。日陰になるようなところだと生育がおとる。 ■肥料 涼しくなってきたころから土寄せ時に追肥を与える。 ■収穫 十分太くなったものから順次収穫する。 ■料理 まずは鍋物で。葉が厚く、軟らかな食感が楽しめます。

元蔵(もとくら)

元蔵(もとくら)

株式会社武蔵野種苗園

耐寒性があり、軟らかく味の良い秋冬ネギ 特性 ●埼玉の篤農家鈴木元吉氏が、冬ネギとして耐寒性強く、色沢、収量が低下しないことを目標に育成した品種である。 ●一般的に冬ネギは合柄系であるが、本種は外見でハッキリ区別のできる合黒系の純一本太ネギである。 ●葉は立性、太目で強く、機械化作業が容易である。 ●耐寒性は強く、軟白部および襟の締まりも非常に良い。 栽培のポイント ●低温伸長性に優れるので、冬どり栽培に適する。 ●葉鞘部の肥大性が良く太くなりすぎることがあるので、やや密植にした方が秀品率が上がり収量が上がる。

吉蔵(よしくら)

吉蔵(よしくら)

株式会社武蔵野種苗園

耐暑性抜群の夏秋ネギ 特性 ●農林水産省品種登録品種「元蔵」の育成者鈴木元吉氏が、二代にわたって黒柄系を集団選抜してきた黒昇一本太ネギで、夏秋どり栽培でその真価を発揮する。 ●首部は襟揃いと締まり良く、分げつの少ない光沢のある純一本太ネギで、肉質軟らかく美味で市場性が高い。 ●軟白部の長さ40cm、太さ2.5cm位で良く揃うが、密植栽培で、やや細目にすることもできる。 栽培のポイント ●耐暑性に優れるので、夏どり栽培に適する。 ●夏どり栽培の場合、腐敗が多く発生しやすいので、土寄せは襟の下5cm位までとし、少しずつ行う。

味十八番

味十八番

横浜植木株式会社

食味、食感にこだわった品種!耐暑性に優れ、欠株少なく作りやすい! ■特性 ・黒柄×加賀系のF1品種。耐暑性が強く、作りやすい秋~冬どり用の一本太ネギ。葉はやや長め、色が濃緑で見栄えが良い。 ・歯切れや軟らかな食感をできるだけ残した美味しい葱、寒さにあてると一段と美味しくなる。 ・耐暑性が強く、作柄が安定する。 ・首締まりがやや弱いため、首割れすることがある。 ・生食では辛みが強いが、加熱調理した時には甘みが強くなる。またネギ本来の香りと味が強い。 ■栽培のポイント ・肥培管理は慣行で十分です。ネギの太さと伸びに合わせた土寄せを行ってください。 ・病害に対しては強い方で、サビ病やボトリチス葉枯れ症は出にくい品種ですが、早めの防除を心掛けてください。

夏一心(なついっしん)

夏一心(なついっしん)

渡辺農事株式会社

ナンプ病に強く、気温上昇期の肥大性に優れる一代交配種 ■特性 ・耐暑性・耐病性に優れる早太りの合黒系一本太葱。 ・止め土後の伸び上がりが少ないため、在圃性が高く、収穫作業にゆとりがもてる。 ・9〜11月まきの夏どり、12〜2月まきの夏秋どり栽培に最適。 ・草姿は立性、葉長は中程度で葉折れしにくいため管理作業が容易。 ・草勢旺盛でナンプ病に強く、赤サビ・黒斑・ベト病の発生も少ない。 ■栽培のポイント ・晩抽系品種ではありません。秋の早蒔きをする際は温度管理に注意が必要です。 ・高温期の過度の土寄せは生育を遅らせ、病害発生を促します。特に梅雨明け後の止め土は加減して下さい。

夏柱

夏柱

ヴィルモランみかど株式会社

高温伸長性・肥大性に優れた夏秋一本太ネギ ■品種の特性 1. 高温伸長性があり、肥大性に優れ、収量性が高い。 2. 葉色濃く、葉の病気(さび病、べと病、葉枯病等)に強い。 3. 高温乾燥に強く、夏場の残存率が高い。 4. 葉の内部の水分(ノロ、ヌル)が比較的少ない。 ■栽培のポイント 1. 排水の良い圃場を推奨。 2. 根が強く吸肥力も強いので、少肥(少窒素)栽培が可能。 3. やや葉が伸びやすい傾向があり、風の強いところでは葉折れに注意する。

夏洲一本太葱

夏洲一本太葱

中原採種場株式会社

首じまり良く、耐暑性強い夏秋ねぎ!! ■特性 ・首部は衿揃いと締り良く、分けつの少ない光沢のある黒柄系一本太葱で、肉質柔かく美味で市場性も高い。 ・軟白部の長さ40cm、太さ2.5cmで、密植ではやや細目となる。 ・夏葱として必要な耐暑性強く、耐病性(ベト病、黒斑病、サビ病)も連作で病害虫多発のところにて選抜しているので強い方である。

日本海

日本海

北越農事株式会社

耐寒性、肥大性に優れた黒柄系一本太ねぎで、春まき秋冬どり・秋まき夏どりともに適する。 葉は立性で折れが少なく、収量性が高い。 ベト病・サビ病に強い。

晩抽夏山一本太葱

晩抽夏山一本太葱

中原採種場株式会社

適応作型が広く、豊産性の晩抽系一本太葱!! ■特性 ・晩抽系一本太葱で耐暑、耐寒性に優れ、適応作型が広く作りやすい。 ・草姿は立性で草勢は旺盛、葉長はやや長目で収量性が高い。 ・葉色は濃緑で葉折れは少なく管理作業がしやすい。 ・首部の襟揃いと締りは特に良く品質、食味ともに優れる。 ・低温でも葉鞘部の伸び、肥大が早いので冬〜春どり・夏どり栽培にと幅広く適応する。

松本一本太(根深ねぎ)

松本一本太(根深ねぎ)

株式会社トマツ本店

冬季休眠型で越冬性が強い、秋~冬どりの白ねぎ! ・信州の松本あたりで改良された一本太ねぎ。 ・冬季休眠型で、越冬性が強い。 ・葉身は中程度で、多少、分けつする。 ・葉身はやわらかく、葉の色は濃緑でブルームが強い。 ・葉鞘部は太く、長さは短~中程度になる。 ・伸長が早い増産種。 ■土づくり 苗床1㎡当たり石灰2握り、完熟堆肥2kgと化成肥料1握りを土とまぜ、10cm間隔でスジまきにします。株間1.5cmに間引き、化成肥料3握りを施します。 ■タネまき 幅80cmのうねに深さ15cmの溝をつくり、元肥の完熟堆肥2kg、鶏ふん200g、化成肥料1握り半を施し、土を3cm入れます。30cmの間に8~10本の苗を植えます。 ■その他の管理 追肥は3回の土寄せごとに、化成肥料1握り半を施します。最後の土寄せは葉身部がかくれる程度まで行います。

松本一本太ねぎ

松本一本太ねぎ

株式会社トーホク

長野県松本郊外で育てられた伝統的な品種。積雪地の雪の下でもよく耐え、寒冷地での越冬性にも優れます。やわらかく極めて甘いのが特長の一本太ねぎ。

清輝(きよてる)

清輝(きよてる)

渡辺農事株式会社

濃緑で在圃性に優れる春~初夏どりに適する極晩抽性一本太ネギ ■特性 ・極晩抽性の春~初夏どりのF1合黒系一本太ネギ ・葉は濃緑で葉先枯れの発生が少なく、べと病・さび病の病害に強い。 ・草姿は立性で葉は丈夫で折れにくく、作業性が良い。 ・首部の締まりが良く、葉鞘部の光沢が強い。 ・伸び上がりはゆっくりしており、収穫遅れによる棒ネギの発生が少ない。 ■栽培のポイント ・極晩抽性品種だが、極端な早まきは、地力や環境条件の影響を受け、抽苔する危険があるため播種適期を守る。 ・トンネル換気は気温上昇とともに徐々に行い、最初の中耕・土寄せ前後には殺菌剤の散布を行う。

1〜20品種 / 全29品種中

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