果実・収量特性

合柄のネギ品種一覧 全20種類

合柄ネギ 合柄ネギとは 合柄ネギとは、根深ネギ(白ネギ)と葉ネギ(青ネギ)の中間的な特徴を持つネギの品種群を指します。白い軟白部と緑の葉身部の両方を食用にできることが最大の特徴で、1本のネギで「白い部分」と「青い部分」の両方を楽しめる、いわ

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合柄について

合柄ネギ

合柄ネギとは

合柄ネギとは、根深ネギ(白ネギ)と葉ネギ(青ネギ)の中間的な特徴を持つネギの品種群を指します。白い軟白部と緑の葉身部の両方を食用にできることが最大の特徴で、1本のネギで「白い部分」と「青い部分」の両方を楽しめる、いわば万能型のネギです。

一般的な根深ネギは土寄せによって軟白部を長く伸ばし、白い部分を主に食べるのに対し、葉ネギは緑の葉身部を食用にします。合柄ネギはその中間に位置し、適度な長さの軟白部と、柔らかく食味の良い葉身部を兼ね備えています。軟白部の長さは20〜30cm程度が多く、根深ネギ(35〜40cm以上)に比べるとやや短い傾向があります。

合柄ネギの呼称は地域によって異なり、「合柄」のほか「合黒」「中間型」などの名前で呼ばれることもあります。関東を中心とした白ネギ文化圏と、関西を中心とした青ネギ文化圏の境界に位置する地域で古くから栽培されてきた歴史があります。

合柄ネギの魅力

合柄ネギの魅力は、何といってもその「使い勝手の良さ」にあります。1本で白い部分と青い部分の両方が使えるため、調理時の廃棄部分が少なく、家庭での利用効率が高いとされています。鍋料理には白い部分、薬味には青い部分と、1本で複数の用途に対応できる点は消費者にとって大きなメリットです。

生産者にとっての経営面の魅力も大きいものがあります。根深ネギほど深い土寄せを必要としないため、土寄せ作業の回数や労力が軽減されます。根深ネギの軟白部を40cm以上に仕上げるには、数回に分けた丁寧な土寄せが不可欠ですが、合柄ネギではそこまでの土寄せ深度が求められません。この省力性は、特に小規模経営や高齢化が進む産地で評価されています。

これ、実は業務用でもかなり重要なポイントです。飲食店では、白い部分は煮込み料理や焼き物に、青い部分はトッピングや彩りに使い分けるため、合柄ネギは仕入れコストの効率化に寄与します。白ネギと青ネギを別々に仕入れる必要がなくなるケースもあり、食材管理の簡素化につながるとされています。

食味面では、合柄ネギは軟白部の甘みと葉身部の風味のバランスが良いとされています。葉身部が柔らかく、加熱するとトロリとした食感に仕上がる品種が多い点も特長です。

消費者・市場ニーズ

合柄ネギに対する市場ニーズは、食文化の多様化と消費者の利便性志向を背景に広がりつつあります。

白ネギ文化圏と青ネギ文化圏の境界があいまいになりつつある現代では、「どちらの用途にも使える」合柄ネギの汎用性が見直されています。特に、全国チェーンの量販店では、地域ごとに白ネギと青ネギを仕入れ分けるよりも、どちらの用途にも対応できるネギを取り扱うほうが効率的であるという考え方もあります。

直売所やマルシェでは、「1本で白も青も使えるお得なネギ」という訴求が消費者に響きやすい傾向があります。根深ネギの青い部分を捨てている消費者にとって、合柄ネギの「全部食べられる」というメッセージは新鮮に映ります。

価格面では、合柄ネギは根深ネギとほぼ同等の単価で取引されるケースが多いですが、産地や銘柄によっては差別化に成功し、やや高めの単価を実現している事例もあります。特に、軟白部と葉身部の品質を両方高いレベルで仕上げた場合に、付加価値として認められる傾向が見られます。

外食産業では、前述のとおり1本で複数の用途に対応できる点が評価されており、ラーメン店、居酒屋、鍋料理店などからの引き合いがあるとされています。

栽培のポイント

合柄ネギの栽培は、根深ネギの栽培をベースとしつつ、土寄せの深さと葉身部の品質管理に独自の注意が必要です。

土寄せについては、根深ネギほど深くする必要はありませんが、軟白部をある程度の長さに仕上げるためには段階的な土寄せが必要です。品種によって適正な軟白長が異なるため、品種ごとの推奨事項を確認し、それに合わせた土寄せスケジュールを組むことが重要です。土寄せが浅すぎると軟白部が短くなり、市場での評価が下がる可能性があります。

意外と知られていないのですが、合柄ネギの品質を左右する大きなポイントは、葉身部の品質管理にあります。根深ネギでは葉身部は食用としてあまり重視されないため、多少の傷みがあっても出荷に影響しにくいのですが、合柄ネギでは葉身部も商品の一部です。葉先の枯れ込みや病斑があると商品価値が低下するため、病害虫防除と葉面の管理がより重要になります。

施肥管理では、軟白部の充実と葉身部の色合い・柔らかさのバランスを取ることが求められます。窒素過多は葉身部が硬くなり食味が低下する原因になるため、適正な施肥量を守ることが大切です。追肥のタイミングと量は、品種の生育特性と圃場の地力に応じて調整します。

収穫後の調製作業では、根深ネギとは異なるカットの仕方が必要な場合があります。葉身部を商品として残す長さの基準を出荷先と事前に確認しておくと、調製時のロスを減らせます。

品種選びのコツ

合柄ネギの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 軟白部の長さ: 出荷先が求める軟白長に対応できるか。市場出荷向けと直売所向けでは求められる規格が異なる
  • 葉身部の柔らかさ: 加熱時にトロリとした食感になるか、硬めの食感か。消費者の好みと販路に合わせて選ぶ
  • 分げつ性: 分げつが多い品種は収量増が見込める一方、1本あたりの太さが細くなる傾向がある
  • 耐病性: 特にさび病、べと病、黒斑病への耐性を確認する。葉身部も商品であるため、葉を侵す病害への耐性は特に重要
  • 在圃性: 収穫適期の幅が広い品種は、出荷調整の自由度が高く経営管理に有利
  • 抽台性: 春先の抽台(ネギ坊主の発生)が遅い品種は、春出荷時の品質維持に有利

品種選びで見落としがちなのが、消費者の嗜好と出荷先のマッチングです。白ネギ文化が主流の地域では、合柄ネギに対する消費者の認知度がまだ低い場合があります。販売にあたっては、POP等で使い方の提案を添えるなど、消費者への情報提供を工夫することも重要です。

市場動向とこれから

合柄ネギの市場は、量販店の全国展開や消費者の食文化の多様化を背景に、少しずつ拡大しています。特に、地域の伝統野菜として合柄タイプのネギを生産してきた産地では、改めてその特性が再評価される動きが出ています。

千葉県や茨城県などの関東圏では、根深ネギの産地でありながら合柄タイプの品種を一部導入し、販路の多様化を図る生産者が増えています。直売所での消費者の反応が良好であることが、導入のきっかけになったケースも少なくありません。

品種育成の動向としては、軟白部の品質(太さ・白さ・締まり)と葉身部の品質(柔らかさ・色合い・食味)を高いレベルで両立する品種の開発が進んでいます。従来は「中途半端」と見られがちだった合柄タイプのネギですが、近年は「万能型」としてのポジティブな評価が高まっており、種苗メーカーの品種ラインナップも充実しつつあります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、少人数世帯の増加により「1本で複数の用途に使える」ネギへのニーズは今後も強まると考えられます。白ネギと青ネギの良いところを併せ持つ合柄ネギは、消費者の利便性志向に合致した品目として、引き続き注目に値する存在です。

まとめ

合柄ネギは、根深ネギと葉ネギの中間的な特徴を持ち、軟白部と葉身部の両方を食用にできる万能型のネギです。1本で複数の用途に使える利便性が消費者から評価されており、直売所やマルシェを中心に市場でのニーズが広がっています。

栽培面では、根深ネギに準じた管理をベースとしつつ、葉身部の品質管理にも注力する必要があります。品種選びにあたっては、軟白部の長さ、葉身部の柔らかさ、耐病性、在圃性を総合的に検討し、出荷先の要求や消費者の嗜好に合った品種を選定することが重要です。

20品種 掲載中
SUKIYAKI

SUKIYAKI

カネコ種苗株式会社

ひとあじ違う!美味しいネギの決定版! 特性 ●軟白部は繊維質が少なく、軟らかく、煮ても焼いても甘さが増し、非常に美味です。さらに葉も軟質なのでおいしく食べられます。 ●「下仁田」ネギより軟白部の伸長性・肥大性・しまりが優れ、多収です。 ●葉が短いので葉折れが少なく、作業性に優れます。 ●休眠性は浅く、厳寒期でも葉の枯込みが少ないので、1~2月出荷でも緑葉数が確保できます。 ●適応作型は春の1~4月まき、秋の9月下旬~11月上旬まき(要摘蕾)です。 栽培要点 ●軟質系のネギですので、軟腐病等の土壌病害には注意が必要です。排水対策、薬剤の予防散布を行います。 ●差別化するためには、浅植え・疎植にして太りを出します。この場合土寄せ回数も少ないので、省力化が可能です。 ●抽苔はやや早い品種ですので、秋の早まきは避けます。また、春まき2~3月どりでは収穫遅れにならないようにします。

なべちゃんゴールド(TSX-521)

なべちゃんゴールド(TSX-521)

トキタ種苗株式会社

鍋でおいしいネギとして定評のある「なべちゃん葱(R)」を全面改良。夏越し性向上し、さらに作りやすくなった。 ■特性 鍋で美味しいネギとして定評のある「なべちゃん葱」を全面改良。夏越し性、肥大性、締まり、在圃性、耐寒性を向上しパワーアップさせた品種です。 夏の暑さに強くなり、夏越し率が高くなっています。 夏の酷暑による生育停滞からの復活が早いので「なべちゃん」より早出し可能です。 草丈80cm前後、軟白部は白く光沢があり、太さ2.8〜3.5cm、長さ20cm以上です。 首の締まりが良いので、在圃性が向上しより長く畑において置けるようになりました。 葉もすっきりと立ち上がり、羽折れ少なく、低温期の葉枯れが少なく耐寒性に優れます。 葉質は軟らかく、熱を通すと甘味、うま味が強く、鍋物、焼き物に最適です。 「なべちゃん葱」は登録商標です。 ■栽培上の注意 味がのるのは降霜期一般地なら11月中旬〜12月収穫を目標。初霜の頃までに株を作り上げる。盛夏期は生かさず殺さずの管理がポイントです。 ■播き時期 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 CP(チェーンポット)5cm(2粒まき)ならば、草丈15cm、葉数2〜3枚、太さ1.5〜2mm、根鉢が十分形成されていれば定植できます。 畑やプランター等に苗床をつくる場合、種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ■植え付け 畦巾90cm(土寄せするので、寄せる土、作業範囲を考慮して調整する)、育苗した苗を1本ずつ植える場合、株間5cm目安です。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が必要です。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながります。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられます。鍋物に使うのが定番ですが、焼いても軟らかな食感と旨味を楽しめます。

なべちゃん葱

なべちゃん葱

トキタ種苗株式会社

【販売終了。なべちゃんゴールドをご利用下さい。】鍋用ネギの決定版。肉厚で軟らかく甘い。(秋冬どり栽培) ■特性 『下仁田』より耐寒、耐病性に優れ作りやすい。下仁田と根深一本ネギのF1品種。 草丈80cm前後、軟白部の太さ2.8から3.5cm、長さ20cm以上。分けつなし。 光沢あり肉質柔らかくなべ物に最適。 ■栽培上の注意 春まき育苗:2-3月まき6-7月定植、9-翌3月収穫 秋まき育苗: 9月末-10月まき3-4月仮植え、6-7月定植9-翌3月収穫 詳細はこちら ■播き時期 高冷地:2~5月播き、9~3月どり 一般地2~4月播き、9~3月どり 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。 土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながる。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられる。鍋物に使うのが一番だが、焼いてもうまい。

ぬくもり

ぬくもり

カネコ種苗株式会社

軟らかくてうまい! 特性 ●肉厚で繊維質が少ないので、軟らかく食味に優れます。●軟白部の伸びと太りは「下仁田」ネギより優れ、ボリュームがあって多収です。一般的な加賀系品種に比べ襟のしまりは強く、しわの発生も少ないので「むきネギ」としても出荷出来ます。●萎縮病、黒斑病などの茎葉病害には比較的強く、栽培が容易です。●休眠性は浅く、寒い時期でも葉の枯れ込みが少ないので出荷期間を長くとれます。●食味を特に重視する曲がりネギ産地でも好評を得ています。 栽培要点 ●軟質系のネギですので、軟腐病等の土壌病害には注意が必要です。排水対策、薬剤の予防散布を行います。●差別化するためには、浅植え・疎植にして太りを出します。この場合土寄せ回数も少ないので、省力化が可能です。●抽苔はやや早い品種ですので、秋の早まきは避けます。また、春まき2~3月どりでは収穫遅れにならないようにします。

ふゆわらべ

ふゆわらべ

タキイ種苗株式会社

農林水産省登録品種 ※海外持出禁止(公示(農水省HP)参照) コンパクトで緑葉までおいしい、新しいタイプの白ネギ! ■特長 ・根深ネギと「下仁田」「九条」の特性を併せもつ新しいタイプの白ネギ。冷蔵庫にそのまま収まるコンパクトなサイズ。 ・肉質はやわらかく、辛みが少ないので、緑葉部までまるごとおいしく食べられる。 ・従来の根深ネギと比べ栽培期間が短く、土寄せ回数も少ないことから、省力的に栽培できる。 ■栽培の要点 ・関東以南の中間・暖地では、6月まき(セルトレイ等)、12〜2月収穫が適し、冷涼地では、5月まき(セルトレイ等)、10〜11月収穫が適する。地床育苗の場合は、播種時期を上記より1カ月程度早くする。 ・植え溝の深さは10cm程度の浅溝もしくは平床とする。 ・葉鞘が短く仕上がるため、2回程度の土寄せ後に収穫を行う。 ・収穫は軟白長20cm、太さ15mmに達した時期が目安。

ホワイトスター

ホワイトスター

タキイ種苗株式会社

やわらかくておいしい! 秀品率上々の多収種! ■特長 ・生育が旺盛で伸びと太りがすぐれる、合柄系の良質多収種。 ・軟白部の白さと色つやがすぐれ、肉質はやわらかく苦みや辛みが少ないので食味にすぐれる。 ・そろい性にすぐれ、クズの発生が少なく秀品率が高い。また、皮むき作業が容易なので、出荷調製時間が短縮できる省力品種。 ■栽培の要点 ・比較的吸肥力の強い品種なので、有機や緩効性肥料を用い、緩やかな肥効に努める。 ・生育が旺盛なので、良質性を生かすために適期収穫を心掛ける。 ・晩抽品種ではないので、秋まきでは摘蕾を要する。

ホワイトタイガー

ホワイトタイガー

タキイ種苗株式会社

病気に強く作りやすい! 良質合柄多収種! ■特長 ・べと病、赤さび病などに対して比較的強く、肥大性にすぐれる合柄系一本ネギ。 ・冷涼地の9〜10月どりが最適で、中間地の年内どりにも適する。 ・肉質は緻密で、苦みや辛みが少なく食味上々。 ・軟白部の色つやにすぐれる。 ・草姿は濃緑・立性で、首しまりがよい。葉折れも少なく、土寄せなど管理作業も容易。 ■栽培の要点 ・極端な肥効は良質性を損なう要因となるほか、分けつや病害を助長するので、持続的な肥効を心掛ける。そのためには、こまめな追肥または有機質系や緩効性肥料などで対応するのが望ましい。 ・1回目の土寄せは、太りを十分に確保してから行うことが望ましい。夏場の高温時の土寄せは、ネギに悪影響をおよぼすため控える。

下仁田ねぎ

下仁田ねぎ

株式会社トーホク

肉質軟らかく風味の良い品種。特に加熱で甘みが増し、やわらかく繊維質を感じさせない滑らかな食感となり、すき焼や鍋物には欠かせない。群馬県下仁田地方の特産。

下仁田ネギ

下仁田ネギ

トキタ種苗株式会社

太く、軟らかな食感は、ネギの殿様 ■特性 群馬県下仁田地方の原産で、おいしいネギの代表品種。殿様ネギとも呼ばれます。軟白部は20−25cm、太さ3−4cmで分げつはしません。葉は濃緑色で短太。葉数は少なくやや開きます。 ■栽培上の注意 霜で葉が枯れます。 ■播き時期 春まき2-3月で収穫11-1月。秋まき9-10月で収穫は翌年の11月ころ。 ■播種方法 低温期には発芽適温15−25℃を目指してトンネルやハウスで発芽させる。初期生育がゆっくりなので小さいうちはあまりいじらずに順調に生育させられるような場所で育苗するとよい。 ■植え付け 90cm畝に5cm間隔を目安に定植する。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。日陰になるようなところだと生育がおとる。 ■肥料 涼しくなってきたころから土寄せ時に追肥を与える。 ■収穫 十分太くなったものから順次収穫する。 ■料理 まずは鍋物で。葉が厚く、軟らかな食感が楽しめます。

下仁田葱

下仁田葱

カネコ種苗株式会社

味が自慢、これぞ殿様ネギ! 特性 ●冬どり用ネギで、12月どりに適します。●ネギの中で最も食味の良い品種で、特に煮食すると甘みが増します。●白根は短く太い(中ダルマ系)ので、土寄せ、収穫労力が軽減できます。●秋まき、春まきが可能ですが、太いものを作るために株間を7cm位に広くとります。

下仁田葱

下仁田葱

株式会社アサヒ農園

【群馬県の伝統野菜】甘く、とろける味覚 商品特性 ■特性 殿様ねぎと呼ばれているとてもおいしい根深ねぎです。 軟白部25cm位、純白で太く揃いも良好です。 とろける様な舌ざわり、甘味もあり食味は格別です。 太くて短く肉質がやわらか。白い部分だけを食す加熱調理専用種です。煮ると甘くて、とろけるような独特の風味。 ■利用法 煮物、鍋物にして甘味があり、食味最高。又、焼ねぎとしてもやわらかくて香りも良くたいへん美味です。 育て方 ■土づくり 種まき前に石灰を散布し深くよく耕し土を中和させておきます。 肥料は堆肥、油かす、化成肥料等を元肥に施します。 ■たねまき 苗床に約10cm位の間隔にスジまきします。 発芽まで土が乾燥しないように潅水します。 発芽後混んだ部分を間引いて株間2~3cm位にします。 ■栽培のポイント 育苗後うね幅70~100cmぐらいに1条植えとし、株間15cm位で定植します。成長に伴い土寄せを繰返し行い軟白させます。 追肥は化成肥料が最適。

元蔵(もとくら)

元蔵(もとくら)

株式会社武蔵野種苗園

耐寒性があり、軟らかく味の良い秋冬ネギ 特性 ●埼玉の篤農家鈴木元吉氏が、冬ネギとして耐寒性強く、色沢、収量が低下しないことを目標に育成した品種である。 ●一般的に冬ネギは合柄系であるが、本種は外見でハッキリ区別のできる合黒系の純一本太ネギである。 ●葉は立性、太目で強く、機械化作業が容易である。 ●耐寒性は強く、軟白部および襟の締まりも非常に良い。 栽培のポイント ●低温伸長性に優れるので、冬どり栽培に適する。 ●葉鞘部の肥大性が良く太くなりすぎることがあるので、やや密植にした方が秀品率が上がり収量が上がる。

冬山一本太葱

冬山一本太葱

中原採種場株式会社

揃い抜群。秋冬どりF1一本ねぎ!! ■特性 ・増収性にすぐれた合柄系と耐暑性にすぐれた黒柄系との交配によって育成されたF1一本葱。 ・低温伸長性にすぐれるほか、耐暑性や耐病性もあって、作りやすく、秋冬どりに最適。 ・首の緊まりと伸びがよく、肉質は緻密で繊維が細く、食味上々で市場性が高い。 ・草姿は立性で草丈95cm、葉鞘部40〜45cmによく揃う。

冬洲一本太葱

冬洲一本太葱

中原採種場株式会社

合柄系改良種、年内〜早春どり!! ■特性 ・葉色は濃緑で合柄に近い太さとなり、葉長は長く葉肉も厚く茎折れ少ない。 ・葉数は比較的多く6枚前後で、草姿は完全な立性となる。 ・軟白部は光沢のあるろう白色で、45cm前後となり肉質は緻密でしまりが良い。 ・耐寒性もあるので栽培の適応性広く9月〜3月(翌年)まで長期間出荷できるのが最大の特徴である。

初夏一文字

初夏一文字

タキイ種苗株式会社

濃緑で首部のしまりのよい晩抽一本ネギ! ■特長 ・合柄系の晩抽一本ネギ。 ・首部のしまりがよく、ばらけにくいため、歩どまりが高い。 ・草姿は小葉・立性で、土寄せ管理作業が容易。 ・葉は濃緑で葉鞘部の軟白部分はつやがきれいなため、コントラストが際立つ。 ・そろってよく太るので秀品率がよく、クズの発生が少ない。 ■栽培の要点 ・吸肥力が強いため、一度で多量に肥料を効かすと分けつする恐れがある。 ・秋まきの場合、極端な早まきは避ける。早まきで株を作りすぎると抽苔する恐れがある。 ・赤さび病、べと病には、適宜予防で薬剤散布を行う。 ・夏場は30℃を超えると生育が緩慢になり、病気の発生が増えるため、適期での収穫を心掛ける。

清滝

清滝

タキイ種苗株式会社

千住合柄系の改良種! 秋冬どりに好適! ■特長 ・千住合柄系からの改良種で、細葉立性。 ・軟白部の伸長は旺盛で、肉が厚くて光沢があり、極めて良質。 ・土壌適応性が広く作りやすい。 ■栽培の要点 ・伸長性にすぐれるので、収穫遅れに注意する。 ・有機質や緩効性肥料、あるいはこまめな追肥を行い、持続的な肥効に努める。

甘とろ太ねぎ

甘とろ太ねぎ

株式会社トーホク

下仁田ねぎのとろとろのやわらかさと加熱で驚くような甘さとなる特長を引き継いだ肉厚系。暑さによく耐え夏越し率も高く、軟白部は長さ約20cmで、太さが4cm近いボリュームです。

金長

金長

ヴィルモランみかど株式会社

合柄系一本ねぎの銘柄品種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):3-4月 収穫期(適作型):10-12月 特性-2 葉色:緑 草勢:強 肥大性:良 葉鞘部のしまり:良 耐病性:普通 おすすめポイント 軟白部の光沢良い、収量性高い合柄系秋冬ネギ。 ■品種の特性 1. 軟白部の光沢が良く、収量性のある秋冬ネギ。 2. 食味が極めてよい。 ■栽培のポイント 1. 排水不良の所や、連作圃場では病害の発生も多く、クズねぎも多くなる。 2. 土寄せは早すぎず、遅すぎず、生育を見て丁寧にすることがネギ栽培に共通して大切。

鍋将軍®(なべしょうぐん)

鍋将軍®(なべしょうぐん)

渡辺農事株式会社

秋冬どり、鍋でおいしい 下仁田系一本ネギ ■特性 ・下仁田ネギと根深一本ネギとのF1品種。 ・下仁田ネギの短葉で肥大性が良い点と根深一本ネギの耐病性をバランス良く併せ持つ。 ・甘くて柔らかい。煮崩れしにくく、鍋に最適。 ・葉は太く短葉であるため、管理作業し易く、風害にも強い。 ■栽培のポイント ・伸び上がりがゆっくりであるため、土寄せは少量ずつ行い、首部の中に土が入らないように注意する。

雷帝下仁田

雷帝下仁田

株式会社サカタのタネ

食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。

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