品種詳細

濃緑で在圃性に優れる春~初夏どりに適する極晩抽性一本太ネギ ■特性 ・極晩抽性の春~初夏どりのF1合黒系一本太ネギ ・葉は濃緑で葉先枯れの発生が少なく、べと病・さび病の病害に強い。 ・草姿は立性で葉は丈夫で折れにくく、作業性が良い。 ・首部の締まりが良く、葉鞘部の光沢が強い。 ・伸び上がりはゆっくりしており、収穫遅れによる棒ネギの発生が少ない。 ■栽培のポイント ・極晩抽性品種だが、極端な早まきは、地力や環境条件の影響を受け、抽苔する危険があるため播種適期を守る。 ・トンネル換気は気温上昇とともに徐々に行い、最初の中耕・土寄せ前後には殺菌剤の散布を行う。
清輝(きよてる)

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メーカー情報

渡辺農事株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

美白2号

美白2号

渡辺農事株式会社

共通 太・下仁田系 さび病耐性 一本 べと病耐性 耐暑性

揃い良い 在圃性高い 品質安定 ■特性 ・耐暑性に優れた黒柄系一本太ネギで軟白部、首部の締まりが良く、在圃性があり、品質が安定している。 ・9~11月まきの夏どり、12~1月まきの夏秋どり、2~4月まきの秋冬どりなど幅広い作型に適応する。 ・草姿は立性で、葉長は中程度で葉折れにしくく、管理作業がしやすい。 ・草勢旺盛で、赤さび病、黒斑病、べと病などの発生が少なく、作りやすい。

初夏扇2号

初夏扇2号

株式会社サカタのタネ

共通 一本 べと病耐性 さび病耐性 耐暑性 ハウス・トンネル栽培向き

極晩抽性で草姿コンパクト。耐暑性に優れる一本ネギ ■特性 1.極晩抽性で「春扇」および「初夏扇」よりも抽苔が遅く、一般地では5月上旬までの出荷が可能※ 2.「春扇」および「初夏扇」より肥大がゆっくりな中生品種で、伸びすぎや太りすぎる心配が少ない。在圃性に優れる。 3.襟部の締まり・葉鞘部の締まりに優れ、晩春や初夏の温度上昇期でも耐暑性があり、品質が低下しにくい。 4.葉がコンパクトで風に強く、管理しやすい。皮むきがしやすいため、出荷効率がよい。 5.「春扇」や「初夏扇」と比較してさび病、葉枯病などの葉の病害にやや強い。 ※晩抽性については、気象や栽培条件によって差が生じることがあります。 ■適応性 温暖地の春どりおよび初夏どりに適応し、中生品種として作型後半の収穫に適します。収穫時期が3~5月上旬までの春どり作型の中では、最も晩抽性が必要とされる4月下旬~5月上旬どりに適します。春どり全般では、太りがよく、収量性の高い「春扇」、太りと在圃性のバランスに優れる「初夏扇」を主力で使用することをおすすめします。 一方、トンネルなど被覆資材を使用する初夏どり(10月まき6月どり)でも適応性がありますが、太りはゆっくりのため、収穫時期は6月下旬ごろになります。収量性は「初夏扇」にやや劣りますが、耐暑性が優れるため、6月下旬~7月上旬収穫で締まりよく重量感のあるネギが期待できます。一方で、9月まきなど無理な早まきでは、抽だいしやすいので、早まきしないよう注意が必要です。 ■栽培:春どり 栽植密度は株間2~2.5cmが基準です。春どりでは定植が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えて小まめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽だいは生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、おおよその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 栽植密度は株間2.5~3cmが基準です。9月下旬などの無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽だいが起こりやすくなるので注意します。初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを優先させながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後~9月までの防除、初夏どりでは5~6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。

雷帝下仁田

雷帝下仁田

株式会社サカタのタネ

共通 太・下仁田系 一本 さび病耐性 べと病耐性 耐暑性

食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。

森の奏で

森の奏で

トキタ種苗株式会社

共通 一本 さび病耐性 べと病耐性 耐暑性 ハウス・トンネル栽培向き

夏から秋冬収穫まで、夏越し率が高く、収量がとれる万能型F1一本ネギ ■特性 1)早太りで、揃い良く歩どまり良好。 ●肥大先行型で生育中期からよく太り、短期で歩留りの良い作柄が期待できる●M、L等の単価の高い株に良く揃う●棒ねぎになりづらく、割れ、ばらけが非常に少なく在圃性に優れる。 2)コンパクトな草姿で、風に強い。 ●黒柄草姿【夏ネギ(黒柄系)×冬ネギ(黒柄草姿合黒系)の組み合わせ】の短葉品種●極濃緑色なので、追肥タイミングが判断しやすい。 3)丈夫で栽培容易。 ●土壌病害、生理障害に強く、各種茎葉病害に比較的強い。 ■栽培上の注意 各種茎葉病害に比較的強いですが、防除はお勧めです。病害は、樹勢が衰えで誘発されがちですので、夏越し後、生育再開時には、肥料切れを起こさないよう留意する。 ■播き時期 冷涼地:1月下旬〜4月播き、9〜12月どり 一般地:11月〜3月下旬播き、7月下旬〜3月どり 暖地:1月〜6月上旬播き、7月下旬〜3月どり ■播種方法 発芽には、20℃前後の温度が必要。低温期にはトンネルはハウス育苗します。 ■植え付け 本葉3枚目が展開し終わり、本葉4枚目展開時(草丈15から20cm前後)が定植適期。 定植直後の活着をスムーズに促すために、草丈10cm程に葉を切りそろえポットにタップリと潅水しましょう。 条間、株間10から15cm前後に1ポット(5から10株)定植しましょう。この場合、防草、土壌水分保持の目的で9515マルチや3715マルチを用いると株揃いが良くなります。チェーンポット利用時は、畝幅30cmから45cmで十分です。 機械での中耕を考えている方は60cm程度畝幅を取りましょう。いずれの定植方法でも定植時に粒状殺虫剤を散布しアザミウマ、ハモグリバエ、タネバエ、ネキリムシを防除しましょう。 霜の危険性がある時期は不織布やトンネルを用います。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。土壌酸度pH5.7〜7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1〜2年、あけた方が生育がよいようです。 ■肥料 PH6.0から6.5に酸度矯正し、10aあたり窒素:リン酸:カリ=10:10:10kg基肥施肥 強い降雨の危険性がある季節には雨よけトンネルや防虫トンネルが有効です。施設を利用する場合は、既述の生育適温を維持できるよう遮光資材や換気でコントロールしてください。 葉が命のネギです。薬剤ローテーションの実施やウィンドスター等の忌避剤を利用しアザミウマやヨトウムシ、べと病やさび病の防除を徹底してください。 草丈45cmの頃、様子を見て10aあたり窒素:リン酸:カリ=6:2:6kg程度追肥。 ■収穫 最後の土寄せから夏どりで20〜30日、秋どり30〜40日、冬どり40日以上経過したら畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 ■料理 焼葱、薬味など一般的などんな調理にも好適。

初夏扇

初夏扇

株式会社サカタのタネ

共通 べと病耐性 一本 さび病耐性 耐暑性 ハウス・トンネル栽培向き

晩抽性があり、耐暑性のある合黒系一本ネギ ■特性 1.春どりおよび初夏どりに適する合黒系一本ネギ。 2.太りがよく襟締まりのよい晩抽品種。「春扇」よりも抽台が遅い。 3.草勢は「春扇」よりややおとなしく、過肥大や襟割れの発生が少ないため在圃性が優れる。 4.葉色が濃く草姿はコンパクト。葉は立性で機械管理作業の適応性が高い。 ■適応性 春どりおよび初夏どりに適します。一般地の春どりでは6月播種の4月どりにおいて特に能力を発揮します。「春扇」ではやや難しい4月下旬〜5月初旬どりがおすすめです。初夏どりでは6〜7月どりに適します。その中でも10月上旬に播種し、12月中旬〜3月下旬までトンネルを使用する6月どりに特に適します。 ■栽培:春どり 播種密度は株間2〜2.5cmが基準です。春どりでは定植期が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えてこまめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽苔は生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、およその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 播種密度は株間2.5〜3cmが基準です。無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽苔が起こりやすくなるので注意します。 初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを確認しながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後〜9 月までの防除、初夏どりでは5〜6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。

夏柱

夏柱

ヴィルモランみかど株式会社

共通 一本 太・下仁田系 さび病耐性 べと病耐性 耐暑性

高温伸長性・肥大性に優れた夏秋一本太ネギ ■品種の特性 1. 高温伸長性があり、肥大性に優れ、収量性が高い。 2. 葉色濃く、葉の病気(さび病、べと病、葉枯病等)に強い。 3. 高温乾燥に強く、夏場の残存率が高い。 4. 葉の内部の水分(ノロ、ヌル)が比較的少ない。 ■栽培のポイント 1. 排水の良い圃場を推奨。 2. 根が強く吸肥力も強いので、少肥(少窒素)栽培が可能。 3. やや葉が伸びやすい傾向があり、風の強いところでは葉折れに注意する。