果実・収量特性

白皮のカボチャ品種一覧 全22種類

白皮カボチャ 白皮カボチャとは 白皮カボチャとは、果皮が白色〜クリーム色を呈するカボチャの品種群を指します。一般的なカボチャが濃緑色〜黒緑色の果皮を持つのに対し、白っぽい外観が一目で目を引く特徴的な見た目のカボチャです。 白皮カボチャには、

ノリタケ ファインバブル装置 — 株重量+27% 糖度+31% 病害抑制

白皮について

白皮カボチャ

白皮カボチャとは

白皮カボチャとは、果皮が白色〜クリーム色を呈するカボチャの品種群を指します。一般的なカボチャが濃緑色〜黒緑色の果皮を持つのに対し、白っぽい外観が一目で目を引く特徴的な見た目のカボチャです。

白皮カボチャには、西洋カボチャ(Cucurbita maxima)に属するものと、日本カボチャ(Cucurbita moschata)に属するものの両方があります。西洋カボチャ系の白皮品種は、粉質でホクホクとした食感と強い甘みを持つものが多く、日本カボチャ系の白皮品種は、粘質でねっとりとした食感が特徴です。品種によって食味のタイプが大きく異なるため、外観だけでなく肉質の特性を把握しておくことが重要です。

まず押さえておきたいのが、白皮カボチャは「見た目のユニークさ」が差別化の最大の武器であると同時に、食味面でも独自の特徴を持つ品種群であるという点です。消費者にとって見慣れない外観は、好奇心を刺激する一方で、調理法がわからないという購買のハードルにもなり得ます。

白皮カボチャの魅力

白皮カボチャの最大の魅力は、その外観の希少性とインパクトです。白い果皮は売り場で圧倒的な存在感を放ち、通常の緑皮カボチャとの差別化が一目瞭然です。直売所やマルシェでは、陳列するだけで消費者の目を引き、会話のきっかけになりやすい商材です。

食味面では、品種にもよりますが、粉質系の白皮品種は甘みが強くコクのある味わいが特徴とされています。加熱すると果肉の黄橙色が鮮やかに映え、白い果皮とのコントラストが料理の彩りを引き立てます。ポタージュスープにすると、なめらかで甘みの強いスープに仕上がるため、飲食店での人気も高い傾向にあります。

生産者にとっての魅力は、差別化による単価向上の可能性です。一般的な栗カボチャとは明確に異なる外観を持つため、「白いカボチャ」という見た目の訴求だけで通常品より高い値付けが可能なケースがあります。贈答用やイベント商材としての需要も期待できます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。白皮カボチャは果皮が白いため、汚れや傷が目立ちやすいという特性があります。緑皮カボチャでは気にならない程度の軽微な傷や土の付着でも、白い果皮の上では商品価値を大きく損なう原因になるため、栽培中から収穫・出荷まで一貫した丁寧な取り扱いが求められます。

消費者・市場ニーズ

白皮カボチャの市場ニーズは、「珍しさ」と「体験価値」を重視する消費者層を中心に広がっています。

直売所やマルシェでは、白皮カボチャは「初めて見た」「面白い」という反応から購買につながるケースが多く、会話型の対面販売との相性が良い商材です。調理法の提案(POP掲示やレシピカードの配布)を組み合わせることで、購買のハードルを下げる工夫が効果的です。

飲食店では、白皮カボチャを丸ごと器にしたグラタンやスープの提供が、メニューの差別化に活用されています。SNSでの見栄え(いわゆる「映え」)を意識したメニュー開発に、白皮カボチャの外観は大きな武器になります。

量販店での取り扱いは限定的ですが、ハロウィンシーズンには装飾用・食用の両方で需要が一時的に高まります。白いカボチャはハロウィンの飾り付けに使われることがあり、食用と観賞用の二重の需要を取り込める可能性があります。

一方で、量販店の一般的な棚に常時並ぶほどの大量流通には至っていないのが現状です。ニッチな差別化商材としてのポジションが、現時点での白皮カボチャの市場における位置づけと言えます。

栽培のポイント

白皮カボチャの栽培管理は、基本的にカボチャ栽培の一般的な手法に準じますが、果皮の白さを活かすための特有の注意点があります。

果実の外観管理は、白皮品種では特に重要です。果皮に傷や汚れがつかないよう、敷きわらやマルチを丁寧に施し、果実が直接土に接しないようにします。降雨時の泥はね防止策として、マルチの完全被覆が有効です。また、果実を反転させて日光に均一に当てることで、果皮色のムラを防ぐことができます。

整枝・仕立て方は、西洋カボチャに準じた管理が基本です。親づる1本仕立てまたは子づる2〜3本仕立てとし、着果数をコントロールすることで果実品質を安定させます。白皮品種は流通量が少ない分、1果あたりの品質が販売成果に大きく影響するため、着果数を絞って高品質な果実を目指す戦略が有効です。

収穫のタイミングは、果梗のコルク化を目安に判断します。品種によって収穫適期の指標が異なるため、栽培を始める前に品種固有の判断基準を確認しておくことが大切です。

収穫後のキュアリング(追熟)は、食味向上に加え、果皮表面の硬化による貯蔵性の向上にも寄与します。白皮品種は追熟中に果皮色がやや変化する場合があるため、出荷予定日から逆算した追熟スケジュールの管理が求められます。

品種選びのコツ

白皮カボチャの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 果皮色の白さの程度: 純白に近いもの、クリーム色のもの、やや灰色がかるものなど品種間差がある
  • 肉質(粉質・粘質): 西洋カボチャ系の粉質タイプか、日本カボチャ系の粘質タイプかで食味が大きく異なる
  • 甘みの強さ: 糖度の高い品種は、スイーツ素材やスープとしての訴求力が高い
  • 果実サイズ: 販売先(直売所向けか飲食店向けか)に合ったサイズの品種を選ぶ
  • 貯蔵性: 白皮品種は果皮の傷みが目立ちやすいため、貯蔵中の外観品質維持が重要
  • 耐病性: うどんこ病やつる割病への耐性を確認する

意外と知られていないのですが、白皮カボチャの中には、加熱すると果肉が非常になめらかになり、裏ごし不要でポタージュが作れるほど滑らかな肉質を持つ品種があります。料理のしやすさは消費者の満足度に直結するため、食味だけでなく調理適性も品種選びの重要な観点です。

市場動向とこれから

白皮カボチャの市場は、ニッチながらも着実に認知度が高まっています。

SNSやレシピサイトでの露出が増えたことで、白皮カボチャの存在を知る消費者層が広がりつつあります。料理家やフードインフルエンサーによるレシピ紹介が、消費者の購買意欲を後押ししています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、白皮カボチャを地域のブランド農産物として位置づける取り組みが一部の産地で始まっています。観光農園での収穫体験や、地元の飲食店とのコラボレーションメニューなど、体験型の消費と結びつけた販売戦略が展開されています。

今後の展望としては、通常の栗カボチャとの差別化が明確な白皮品種は、直売所やマルシェ、ECサイトでの個人販売など、生産者が価格決定権を持つ販売チャネルでの活用に適しています。大量生産・大量流通ではなく、少量高付加価値型の品目としての発展が見込まれます。

まとめ

白皮カボチャは、白色〜クリーム色の果皮を持つカボチャの品種群であり、その希少な外観が差別化の最大の武器です。食味面でも品種によって粉質・粘質のバリエーションがあり、調理用途に応じた品種選びが可能です。

品種選びにあたっては、果皮色・肉質・甘み・貯蔵性・耐病性を総合的に評価し、販売先のニーズに合った品種を見極めることが重要です。果皮の傷や汚れが商品価値に直結するため、栽培から出荷まで丁寧な取り扱いを徹底することが、白皮カボチャの安定した販売と収益確保の鍵となります。

22品種 表示中
1077(品種 つきみ)

1077(品種 つきみ)

雪印種苗株式会社

着果が安定し、玉数が多くとれる冬至出荷向け灰白皮品種 ■特性・特徴 ・草勢が旺盛で、葉は大きい。 ・雌花着生は良好で、株あたりの着果数が多い。 ・開花後45日程度で収穫できる。 ・果形はやや甲高の扁円形。 ・一果重は1.8~2.0kg程度で5~6玉サイズ中心に揃う。 ・肉質は強粉質で、貯蔵後に甘味が増して食味良好。 ・貯蔵中の腐敗果が少なく、貯蔵性に優れる。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 道央・道南:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 東北中部・南部:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 一般地:【播種期】露地:3月下旬~4月中旬 西南暖地:【播種期】露地:3月下旬~4月中旬 ■使用上の留意点 ・草勢がやや強いので多肥による過繁茂に注意する。 ・開花後45日を目安に果梗部を確認して、果梗全体にコルク化が進んだ完熟果のみを収穫する。 ・粉質が強く、収穫直後は甘味が少なく感じるため、貯蔵して追熟させてから出荷する。

おいとけ栗たん

おいとけ栗たん

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「おいとけ栗たん」は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工にも適する短節間性F1品種である。 ■主要特性 生育初期において主枝(つる)は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。「えびす」と比べて葉は大きく、葉柄は長く、茎は太い。側枝数は1本程度と少ない。草勢は「えびす」、「雪化粧」よりも強い。 雄花の開花日は「えびす」と同じであるが、雌花の開花日は「えびす」よりも遅い。株元の着果率は高い。 果実重量は約2kgで「えびす」より大きく、「雪化粧」と同程度である。密植栽培による1株当たりの着果数は1果程度で、総収量は「えびす」、「雪化粧」より多収である。 果実は扁円形で、果皮の地色は灰緑で、果実表面には極浅い溝があり、灰色のすじと斑点模様がある。果肉は厚く、収穫直後の果肉色は黄~橙黄である。oBrixは「えびす」、「雪化粧」と同程度である。果肉の乾物率は「えびす」よりも高く、「雪化粧」と同程度で粉質性が高い。 10°Cで貯蔵3か月の腐敗率は「えびす」、「雪化粧」よりも低い傾向にある。貯蔵後の果皮は色褪せた灰緑で、果肉は橙黄~橙である。oBrix、乾物率は「えびす」より高く、「雪化粧」と同等以上で、粉質性が強い。 ペースト加工の歩留まりは高い。ペーストの状態は良好で、色調は黄色で明るく、甘味も強く、ペースト加工適性は高い。

ころりん

ころりん

丸種株式会社

1kg 前後の中玉で、 食味に優れよく成る赤皮カボチャ ! 1. 果重は1kg 前後で良く揃い、濃い朱色の果皮に薄く白いカスリが入ります。葉は中位で、草勢はややおとなしめの 品種です。 2. 果肉はオレンジ色で、肉質は粉質で甘みが強く食味のよいカボチャです。成熟日数は交配後約40 日の中生種です。

スイートシュガー

スイートシュガー

株式会社大和農園

ホックホクの白皮ハート形晩生品種! 長期保存で長~く楽しめる ■品種特徴 ○極強粉質でホクホク!白皮ハート形の晩生品種。 ○果重は2kg前後で開花後50日前後が完熟果収穫の目安。 ○草勢は強く、着果性にも優れ栽培しやすい。 ○4ヶ月以上の長期保存も可能。収穫後、1ヶ月前後から甘味が強くなる。 ■栽培方法 <種まき> 元肥は全面施肥・1㎡あたり、苦土石灰150g・堆肥2kg・化成肥料70gとする。畦幅3m、株間100㎝でポリマルチを張り、本葉4枚程度の苗を定植する。果実がこぶし大の頃に化成肥料50gをツル先へ追肥する。 <整枝> 親ヅル摘芯後は放任でも良い。1株3果どりを目安とする。4~5節で親ヅルを摘芯、子ヅルを3本伸ばし10節目以上に着果させる。 <キュアリング> 収穫後、1~2週間風通しが良く、直射日光の当たらない涼しい場所に置いておくと甘みが増す。貯蔵性が高く、冬至南京としても活用可能。 ■よくあるご質問 Q カボチャの摘芯はした方がいいですか? A 抑制の親1本仕立てでない限り、基本は摘芯を行なってください。 Q カボチャは株元に着果させてもいいのでしょうか? A 品種によりますが、3番花以降の方が肥大しやすく、収量が上がります。 Q カボチャの収穫のタイミングはいつですか? A 積算温度で算出します。開花日が把握できない場合、果梗部のコルク化の割合が5〜8割以上、果皮の光沢が無くなりくすむ、果皮に爪を立てても傷がつかない、などを目安に収穫しましょう。 Q カボチャが追熟中に腐敗してしまいました。何に気をつければ良いでしょうか? A キュアリングの条件は、直射日光のあたらない、風通しのよい所です。カボチャをあまり積み上げすぎると、風通りが悪くなります。平置きなら3段、ピラミッド状置きでも5段が限度です。 また、収穫の際、果梗部の切り口から雑菌が入りやすい条件(雨天時の収穫、切り口に土が付いた、果梗部を短く切る)であると、中から腐敗しやすくなります。

夢味

夢味

タキイ種苗株式会社

良食味で栽培しやすい白皮カボチャ! ■特長 ・着果がよく収量が上がり、きれいな白皮で差別化をねらったカボチャ。 ・果重は1.8kg程度で果実のそろいがよい。 ・果面はスムーズでツヤがあり、美しい白皮に仕上がる。 ・粉質で栗のような食感と甘みがあり食味がよい。 ・日もち性にすぐれ、長期貯蔵が可能。 ・葉は大きめで強勢だが、雌花の着生がよく着果が安定する。 ■栽培の要点 ・大葉、太づるのため元肥を標準よりチッソ成分2割減とする。 ・子づる2本仕立てを基本とするが、放任栽培も可能。 ・着果節位は8節以降とし、それまでの雌花とわき芽は早めに除去する。 ・収穫期の目安は交配後45〜50日。果梗部全体にコルクが広がったことを確認してから収穫に入る。 ・うどんこ病の耐病性はないので、生育初期より定期的な防除が必要。

小吉 白

小吉 白

トキタ種苗株式会社

貯蔵性が高い500g程の白皮ミニカボチャ ■特性 ・白皮のミニカボチャで果実は450〜550g前後。 ・肉質は強粉質で、じっくり糖化して長い期間、粉質を保つ。 ・雌花は4〜5節おきに着生し着果が安定し、開花後45日前後で収穫期を迎える。 ■栽培上の注意 ・低節位での果実品質が安定するため6節程から着果が可能で、追肥により草勢を維持することで1つるから3果の収穫が可能。 ■播き時期 ・発芽までの地温は28〜30℃必要であり、十分温度確保に努める。 ・定植直前7日間程は夜の気温を13〜15℃の低温育苗することで花芽分化を促進させる。 ■植え付け 株間60〜70cm、条間3mで親蔓を本葉4枚で摘芯して生長の揃った子蔓2、3本を伸ばす。 ■料理 ミニサイズを生かし、種子部をくり抜いて詰め物料理にも向く。

白い九重栗

白い九重栗

カネコ種苗株式会社

極めて高い粉質感!貯蔵性!収量性! 特性 ●果実は2.0〜2.5kg前後の大きさで、そろいが良いです。 ●基本的に果形はやや尻がとがる甲高の扁円形です。 ●果皮は灰緑色と乳白色の中間色です。 ●果肉は濃黄色で、調理後は明るい黄色になります。 ●極粉質で、ホクホク感が強く、食味、食感が極めて良いです。 ●デンプンの糖化が遅いので、貯蔵性が高いです。 ●雌花着果性が安定しているので、栽培が容易です。

こなゆきひめ

こなゆきひめ

ナント種苗株式会社

この粉質性と貯蔵性を侮るなかれ。 夏に収穫して冬至まで、美味しく貯蔵できます。 【特 徴】 ●メルヘンチックな外観の700g前後の白皮ミニ~ミディ南瓜。 ●ナントの南瓜品種で最も高い粉質レベルが自慢。 ●じっくり糖化し長く美味しい期間を楽しめる。腐敗も少なく貯蔵性バツグン。夏に収穫して冬至まで美味しく貯蔵できる。

とっておき

とっておき

株式会社渡辺採種場

着果性が良く作りやすい白皮系品種 ■特性 ・果実は灰白色の甲高扁円形で、果重1.8㎏前後で尻部がやや尖ります。 ・開花後45~50日位で収穫できます。 ・収穫後2~3ヶ月の貯蔵ができ、収穫後20日位から甘味が増しおいしくなります。

スイート栗南瓜

スイート栗南瓜

株式会社トーホク

超ホクホク系で甘くておいしい。食味では現在上回る品種はないでしょう。収穫後すぐから美味しく食べられ、白い果皮とユニークな果形は印象に残りやすく、直売所などでも目を引く目印になります。

残り12品種を見る ›

カボチャの関連タグ

苗注文サービス

苗の注文サービス

ミノリスでは苗の注文・見積もり依頼が可能です。

  • 見積もり無料・キャンセル可
  • 2〜3営業日以内に回答
  • 有機栽培対応
詳しくはこちら ›