おいとけ栗たん

カボチャ 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 種苗会社の品種情報ページ

「おいとけ栗たん」は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工にも適する短節間性F1品種である。 ■主要特性 生育初期において主枝(つる)は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。「えびす」と比べて葉は大きく、葉柄は長く、茎は太い。側枝数は1本程度と少ない。草勢は「えびす」、「雪化粧」よりも強い。 雄花の開花日は「えびす」と同じであるが、雌花の開花日は「えびす」よりも遅い。株元の着果率は高い。 果実重量は約2kgで「えびす」より大きく、「雪化粧」と同程度である。密植栽培による1株当たりの着果数は1果程度で、総収量は「えびす」、「雪化粧」より多収である。 果実は扁円形で、果皮の地色は灰緑で、果実表面には極浅い溝があり、灰色のすじと斑点模様がある。果肉は厚く、収穫直後の果肉色は黄~橙黄である。oBrixは「えびす」、「雪化粧」と同程度である。果肉の乾物率は「えびす」よりも高く、「雪化粧」と同程度で粉質性が高い。 10°Cで貯蔵3か月の腐敗率は「えびす」、「雪化粧」よりも低い傾向にある。貯蔵後の果皮は色褪せた灰緑で、果肉は橙黄~橙である。oBrix、乾物率は「えびす」より高く、「雪化粧」と同等以上で、粉質性が強い。 ペースト加工の歩留まりは高い。ペーストの状態は良好で、色調は黄色で明るく、甘味も強く、ペースト加工適性は高い。

おいとけ栗たん
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メーカー情報

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

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