果実・収量特性

栗カボチャのカボチャ品種一覧 全152種類

栗カボチャ 栗カボチャとは 栗カボチャとは、果肉が粉質でホクホクとした食感を持ち、甘みが強い西洋カボチャの品種群を指す通称です。「栗のようにホクホクして甘い」という食味特性が名前の由来であり、日本で最も広く流通しているカボチャのタイプです。

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栗カボチャについて

栗カボチャ

栗カボチャとは

栗カボチャとは、果肉が粉質でホクホクとした食感を持ち、甘みが強い西洋カボチャの品種群を指す通称です。「栗のようにホクホクして甘い」という食味特性が名前の由来であり、日本で最も広く流通しているカボチャのタイプです。

植物学的には西洋カボチャ(Cucurbita maxima)に分類される品種がほとんどで、果皮は濃緑色〜黒緑色、果肉は鮮やかな黄橙色が一般的です。果実重量は1.2kg〜2.5kg程度のものが主流ですが、品種によって幅があります。日本人が「カボチャ」と聞いてイメージする典型的な姿が、この栗カボチャです。

まず押さえておきたいのが、栗カボチャは「西洋カボチャの粉質系品種群」の市場通称であり、正式な分類名ではないという点です。同じ栗カボチャと呼ばれるものでも、粉質の程度・甘みの強さ・果肉の色の濃さは品種によって大きく異なります。

栗カボチャの魅力

栗カボチャの最大の魅力は、加熱するとホクホクとした食感に変わり、栗を思わせる濃厚な甘みを楽しめる点です。煮物、天ぷら、ポタージュスープ、コロッケ、お菓子(プリン、タルト、パウンドケーキ等)など、和洋を問わず多彩な料理に活用できる汎用性の高さが、消費者に支持される理由の一つです。

消費者にとっての「おいしいカボチャ」の基準は、多くの場合「ホクホク感」と「甘さ」であり、栗カボチャはこの2つの条件を高いレベルで満たしています。スーパーマーケットの青果売場でも、「栗かぼちゃ」「ホクホク」という表示がされた商品の訴求力は高く、消費者の購買意欲を喚起するキーワードとして機能しています。

生産者にとっての魅力は、安定した市場需要と比較的広い栽培適応性です。栗カボチャは全国各地の産地で栽培されており、北海道から九州まで気候条件に応じた作型が確立されています。貯蔵性に優れた品種が多く、収穫後にキュアリング(追熟)を行うことで糖度が上がり、長期保存が可能な点も経営面での大きなメリットです。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。栗カボチャの食味品質は、品種選びだけでなく、栽培管理と収穫後の追熟管理によって大きく左右されます。同じ品種でも、収穫時期や追熟日数によってホクホク感や甘みの出方が異なるため、「育てて終わり」ではなく「食べ頃に届ける」までが生産者の腕の見せどころです。

消費者・市場ニーズ

栗カボチャの市場ニーズは、家庭用・業務用ともに年間を通じて安定しています。

家庭用市場では、1/4カットや1/2カットでの販売が主流です。消費者はカット面の果肉色(鮮やかな黄橙色)の濃さと、肉厚さを見て品質を判断する傾向があります。果肉色の濃さはベータカロテン含量の目安にもなるため、健康志向の消費者にとっても重要な選択基準です。

業務用市場では、加工適性が重視されています。冷凍カボチャの原料、ペースト加工、総菜の煮物用として、果肉の粉質度が高く、加工時に煮崩れしにくい品種が好まれます。また、ポタージュスープやスイーツの原料としては、糖度が高く、なめらかなペーストが得られる品種への需要も根強くあります。

季節的には、夏から秋にかけての国産出荷期がピークですが、端境期にはニュージーランドやメキシコからの輸入品が流通しています。国産の栗カボチャは、輸入品に比べて鮮度と食味で優位に立てるため、旬の時期に高品質な商品を出荷することが産地の差別化戦略になります。

栽培のポイント

栗カボチャの栽培管理は、西洋カボチャの一般的な手法に準じますが、食味品質を高めるための固有の注意点があります。

整枝・仕立て方は、親づる1本仕立てまたは子づる2〜3本仕立てが一般的です。着果数を品種の推奨値にコントロールすることが、果実品質の安定に直結します。着果させすぎると、1果あたりの養分配分が減り、糖度や粉質度が低下する原因になります。

受粉管理は安定した着果の鍵です。ミツバチなどの訪花昆虫が少ない環境では、人工交配が必要です。受粉が不十分だと、変形果や着果不良の原因になります。開花の集中する早朝(午前6〜9時頃)に作業を行うのが基本です。

収穫のタイミングは、食味品質を左右する最も重要な管理ポイントの一つです。果梗(へた)部分のコルク化の進行を目安に判断するのが基本であり、品種ごとに受粉後の日数の目安が示されています。未熟果を収穫すると追熟しても十分な甘みが出ず、過熟果は貯蔵性が低下します。

収穫後のキュアリング(追熟)は、栗カボチャの食味を最大限に引き出す不可欠な工程です。風通しの良い日陰で10〜14日程度保管することで、でんぷんが糖に変換され、ホクホク感と甘みが増します。追熟が不十分なまま出荷すると、消費者の食味評価が低くなるリスクがあります。

品種選びのコツ

栗カボチャの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 粉質度の高さ: ホクホク感の強さは品種によって大きく異なる。消費者ニーズに合った粉質度を持つ品種を選ぶ
  • 糖度: 甘みの強さは品種の遺伝的特性に加え、栽培管理と追熟管理でも変動する
  • 果肉色の濃さ: 鮮やかな黄橙色の品種は、カット販売時の訴求力が高い
  • 果実重量: 1/4カット販売を想定する場合、カットしやすいサイズと形状の品種を選ぶ
  • 貯蔵性: 長期保存後も食味が維持される品種は、出荷期間の延長が可能
  • うどんこ病耐性: カボチャの主要病害であるうどんこ病への耐性は必ず確認する
  • つる割病耐性: 連作圃場では特に重要な選択基準

意外と知られていないのですが、栗カボチャの粉質度は貯蔵期間中に変化します。収穫直後〜追熟直後がもっとも粉質が高く、長期保存すると徐々に粘質に変化する品種が一般的です。出荷時期に合わせた品種選びと追熟管理が、消費者が食べるタイミングでの食味を左右します。

市場動向とこれから

栗カボチャは、日本のカボチャ市場の主力であり、その地位は今後も安定して続くと考えられます。

近年の動向としては、消費者の「おいしさ」へのこだわりが強まる中で、糖度や粉質度で差別化を図るブランド化の動きが各産地で広がっています。品種名やブランド名を前面に出した販売戦略が、消費者の認知度向上と単価アップに寄与するケースが増えています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、北海道を筆頭に、鹿児島、長崎、茨城など各産地が栗カボチャのブランド化に取り組んでおり、産地間の品質競争が活発化しています。糖度保証やホクホク食感の訴求が、産地間の差別化の焦点になっています。

今後の展望としては、カット野菜市場の拡大に伴い、カット適性に優れた品種の需要が高まる可能性があります。また、冷凍カボチャやスイーツ用ペーストなどの加工品市場も拡大傾向にあり、加工適性を備えた栗カボチャ品種への需要が増えていくと考えられます。

まとめ

栗カボチャは、粉質でホクホクとした食感と濃厚な甘みを特徴とする西洋カボチャの品種群であり、日本のカボチャ市場で最も広く流通しているタイプです。和洋を問わず多彩な料理に活用できる汎用性の高さが消費者に支持されています。

品種選びにあたっては、粉質度・糖度・果肉色・貯蔵性・耐病性を総合的に評価し、出荷先の要望と自分の栽培環境に合った品種を選ぶことが重要です。収穫適期の見極めと収穫後のキュアリング(追熟)管理が、栗カボチャの食味品質を最大限に引き出す鍵となります。

152品種 掲載中
1077(品種 つきみ)

1077(品種 つきみ)

雪印種苗株式会社

着果が安定し、玉数が多くとれる冬至出荷向け灰白皮品種 ■特性・特徴 ・草勢が旺盛で、葉は大きい。 ・雌花着生は良好で、株あたりの着果数が多い。 ・開花後45日程度で収穫できる。 ・果形はやや甲高の扁円形。 ・一果重は1.8~2.0kg程度で5~6玉サイズ中心に揃う。 ・肉質は強粉質で、貯蔵後に甘味が増して食味良好。 ・貯蔵中の腐敗果が少なく、貯蔵性に優れる。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 道央・道南:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 東北中部・南部:【播種期】露地:5月上旬~6月上旬 一般地:【播種期】露地:3月下旬~4月中旬 西南暖地:【播種期】露地:3月下旬~4月中旬 ■使用上の留意点 ・草勢がやや強いので多肥による過繁茂に注意する。 ・開花後45日を目安に果梗部を確認して、果梗全体にコルク化が進んだ完熟果のみを収穫する。 ・粉質が強く、収穫直後は甘味が少なく感じるため、貯蔵して追熟させてから出荷する。

6特濃こふき5.6

6特濃こふき5.6

ナント種苗株式会社

濃い黒皮外観 特に濃い粉質性の肉質 ちょうど良い5・6玉サイズ中心 美味しい「こふき」をギュッと濃縮 ■特徴 ・肉質は極めて粉質性が高く、しっとり感も共存し、キメが細かい滑らかな食感。 ・外観は極めて濃い漆黒の黒皮で高級感・重厚感がある。貯蔵時の退色が遅い。 ・果肉色は濃く、食欲をそそる。 ・草勢はやや強めだが、着果性に優れる。 ・うどんこ病にも比較的強い(発病が遅い)。 ・果実肥大は5~6玉サイズ中心で良く揃う。 ・成熟日数は45~50日。 ・初期の節間(10節前後)が短くなるセミブッシュタイプ。定植後しばらくはツルの伸びがジックリ進み、ハウス・トンネル作でも管理しやすい。 ・抑制栽培では小玉傾向。「栗ざんまい」が肥大大推奨。 ■栽培のポイント ・「初代こふき」とは異なり、多肥栽培で積極的に草勢を作り、果実肥大を促すことを推奨。元肥・追肥は多めに早めに初期からしっかり効かせる。着果性に優れ、強草勢でもツルボケの心配は少ないので、追肥も早い段階(1番果交配前)から適時多めに施し、2番果の肥大とツル持ちを促す。 ・株元近くに(10節までに)着果した果実は摘果し、木と根の生育を優先させると終盤までの草勢維持がしやすくなり、収量と品質向上に繋がる。

TC2A

TC2A

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「TC2A」は、短節間性を有した高粉質で良食味のF1品種であり、カボチャ栽培の省力・軽作業化を図ることができる。 ■主要特性 1. 主枝(親蔓)は、13節前後までは節間が短く短節間性の草型を示し、着果期以降から徐々に伸長して普通草型となる。整枝は主枝1本仕立てとし、摘心は不要である。また、側枝発生は「えびす」に比べて少なく、整枝・誘引作業も不要である。果実は株もと近くに着生するため、見つけやすく、「えびす」よりも収穫に要する時間は短い。 2. 果実は先端が凸となる心臓形で、果皮は濃緑である。果肉は橙黄色で、肉厚である。oBrixは「えびす」、「つるなしやっこ」よりも高い。また、乾物率は「えびす」、「つるなしやっこ」よりも高く、肉質は高粉質で食味に優れる。 3. 果実重量は「えびす」よりやや大きい1.8~2.0kg程度で、面積当たりの総収量は密植栽培が可能なため、「えびす」よりも多収である。また、規格内収量も「えびす」より多い。 ■栽培適地 北海道、東北の春播き露地移植地帯に適する。

あかまろ

あかまろ

株式会社大和農園

保存性も良く、食べるとホクホク! ■品種特徴 ○赤皮種には珍しい粉質タイプで食べるとホクホク食感。 ○粉質度合いが強いので長期保存に適しており、貯蔵(キュアリング)することで特に甘みが増して美味しい。 ○果重1kg~2kg前後、着果性に優れており、放任・整枝栽培いずれも可能。 ■栽培方法 <つるの仕立て方> 放任栽培の場合は株間100~110㎝を基準とする。子づる3本整枝を行う場合、5節程度で親づるを摘芯してから勢いのある子づる3本を伸ばす。その後着果節位までの側枝を摘除する。 <交配> 11 節目以降につく雌花に着果させる。大玉収穫を狙う場合は高節位着果が望ましいため18~21節前後に着生する雌花に交配させる。 果実を安定的に肥大させるために、収穫期までに茎葉を健全に維持する。草勢を見て追肥または整枝・摘果を行い、病害虫の防除は適切に行う。 <収穫> 収穫の日数目安としては交配後45日。果梗部(軸)が70%程度コルク化すれば収穫目安となる。収穫直後は甘味が少ないのでキュアリング処理(高温と直射日光を避けられる涼しい場所に置き、花梗部などの切断面を乾燥させる)を行う。 キュアリング後は日持ち性が増し、追熟によるデンプン糖化によって甘みが向上する。あかまろの場合は2週間~1ヶ月で食べごろとなる。 ■栽培のポイント 〇元肥の過剰施肥に注意し生育初期の過繫茂を防ぐ。 〇元肥には有機肥料を利用するなど、栽培後半の肥効を維持する。 〇果実の揃いを良くするためには、同一株で着果日に差が生じない ように人工交配で確実に着果させると良い。 ■貯蔵性向上のコツ 〇果実の若穫りを避ける:果梗部のコルク化の割合がおよそ7割以上になる。または果皮の光沢、べたつきが無くなった頃が収穫の目安。 〇果実を日焼けさせない:直射日光を果実に当てないために、着果後の草勢を維持し、収穫まで葉を枯れさせず健全な葉を保たせる。また株元の葉は比較的に枯れ上がりやすいので低節位着果を避ける。 〇果実表面の雑菌繁殖を防ぐ:雨天時の収穫や泥の着いたハサミでの収穫を避ける。 〇貯蔵環境を整える:果実は積み上げすぎずに10度前後の風通しの良い冷暗所で保管する。 ■よくあるご質問 Q カボチャの摘芯はした方がいいですか? A 抑制の親1本仕立てでない限り、基本は摘芯を行なってください。 Q カボチャは株元に着果させてもいいのでしょうか? A 品種によりますが、3番花以降の方が肥大しやすく、収量が上がります。 Q カボチャの収穫のタイミングはいつですか? A 積算温度で算出します。開花日が把握できない場合、果梗部のコルク化の割合が5〜8割以上、果皮の光沢が無くなりくすむ、果皮に爪を立てても傷がつかない、などを目安に収穫しましょう。 Q カボチャが追熟中に腐敗してしまいました。何に気をつければ良いでしょうか? A キュアリングの条件は、直射日光のあたらない、風通しのよい所です。カボチャをあまり積み上げすぎると、風通りが悪くなります。平置きなら3段、ピラミッド状置きでも5段が限度です。 また、収穫の際、果梗部の切り口から雑菌が入りやすい条件(雨天時の収穫、切り口に土が付いた、果梗部を短く切る)であると、中から腐敗しやすくなります。

イーテイ・イーテイ2号

イーテイ・イーテイ2号

公益財団法人園芸植物育種研究所

草勢強く、うどんこ病に強い、強粉質で食味良く、貯蔵・輸送性が高い、2番果まで形質が安定した高品質種 ・ 果実は腰高のやや尻が尖がる中果(l.8~2.5kg) で、果揃いがよい。 ・ 果皮は黒緑色で、斑・ストライプはあまりめだたない。 ・ 果肉は濃黄色、強粉質で食味が良く、長期間貯蔵しても品質は変らない。 ・ 草勢は極めて強く、大葉で葉柄・節間は長く、茎は太い。 ・ うどんこ病に強く生育後半まで草勢が衰えないので、2 番果も品質・果形は安定している。 吸肥力が強いので元肥は少なめにし、追肥で調節する。 ・ 低節位着果は小果になるので、1 番果は18 節前後に着果させる。 ・ 収穫適期は開花後45日前後である。本種は高品質を最大の特長としているので、収穫適期を厳守する。 ・ イーテイ2号の方が果実はやや大きく、果形はより腰高で尻が尖り、果肉はやや橙色。葉柄はやや長い。

いかずち 早生カボチャ

いかずち 早生カボチャ

ナント種苗株式会社

交配~収穫まで40日成熟の早生。 粉質度が高く、美味しい。 【特 徴】 ● 40日で完熟する早生カボチャ。 ● 果実は偏円1.7~1.8kgで濃緑色の地に濃暗灰緑色のちらし斑が入る。 ● 果肉は高粉質で肉厚。色は濃い橙黄色。 ● 雌花つきは良く、促成栽培で3~4節毎に着生。 ● 草勢は中程度。葉は中葉の濃灰緑色で白いかすりが生じる。葉柄・節間ともにやや小型。 【栽培のポイント】 ● 着果性良いので、草勢をやや強めにして着果数を確保することがポイント。 ●うどんこ病の耐病性は中程度。 ● 施肥の割合は、元肥:追肥を5:5に。追肥は開花初期に施肥。 ● 早生種のため、適期収穫を心掛ける。

いっちゃん南瓜

いっちゃん南瓜

有限会社萩澤育種研究場

半つるタイプのミニ南瓜! (日持ち110日位) 高温時の「葉枯れ」が少ない 特性 ・草勢強く、葉の大きさ中位、定植後の摘芯ほぼ不要 ・果皮は青緑と鮮やか ・1果重500~700g位 ・果肉はオレンジ黄で、甘くてホクホク ・着果後40~45日で収穫 ・収穫後90日位迄は糖化がない

おいしい南瓜 あずまえびす

おいしい南瓜 あずまえびす

株式会社トーホク

重量感ある大玉で高い収量性のある安定した栽培特性。開花後45~50日で1.5~2kgの果実が収穫できます。果実は肉質緻密で煮崩れしにくく、適度な粉質です。

おいとけ栗たん

おいとけ栗たん

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「おいとけ栗たん」は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工にも適する短節間性F1品種である。 ■主要特性 生育初期において主枝(つる)は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。「えびす」と比べて葉は大きく、葉柄は長く、茎は太い。側枝数は1本程度と少ない。草勢は「えびす」、「雪化粧」よりも強い。 雄花の開花日は「えびす」と同じであるが、雌花の開花日は「えびす」よりも遅い。株元の着果率は高い。 果実重量は約2kgで「えびす」より大きく、「雪化粧」と同程度である。密植栽培による1株当たりの着果数は1果程度で、総収量は「えびす」、「雪化粧」より多収である。 果実は扁円形で、果皮の地色は灰緑で、果実表面には極浅い溝があり、灰色のすじと斑点模様がある。果肉は厚く、収穫直後の果肉色は黄~橙黄である。oBrixは「えびす」、「雪化粧」と同程度である。果肉の乾物率は「えびす」よりも高く、「雪化粧」と同程度で粉質性が高い。 10°Cで貯蔵3か月の腐敗率は「えびす」、「雪化粧」よりも低い傾向にある。貯蔵後の果皮は色褪せた灰緑で、果肉は橙黄~橙である。oBrix、乾物率は「えびす」より高く、「雪化粧」と同等以上で、粉質性が強い。 ペースト加工の歩留まりは高い。ペーストの状態は良好で、色調は黄色で明るく、甘味も強く、ペースト加工適性は高い。

おいとけ栗たん

おいとけ栗たん

株式会社渡辺採種場

貯蔵しておいしい 大玉の青皮系品種! ■特性 ・株元10節位まで短節間性で、側枝も伸びにくいので無整枝栽培が可能です。 ・果実はうぐいす色(灰緑色)の扁円形で、1果重2.0kg位の大玉です。 ・開花後50日位で収穫期に達します。 ・粉質強く、秋~冬期は3ヶ月程度(夏期は2ヶ月程度)貯蔵が可能で、貯蔵後は甘味が強く食感も優れます。 ・加工用に最適で特にペースト加工の歩留まり高く、色調は鮮やかな黄色で見栄え良く、甘味もあります。 ■栽培ポイント・注意点 ・本品種は密植放任栽培することで、より収量・品質を高め、省力性も発揮します。 ・本品種の種苗は「海外持出禁止(農林水産大臣公示有)」 ・本品種の種苗の自家用栽培向け増殖は制限されています。 ■特記事項 農林水産省品種登録 登録番号:第29020号              農研機構 北海道農業研究センターと(株)渡辺採種場との共同育成品種

おもいやり南瓜

おもいやり南瓜

有限会社萩澤育種研究場

大玉になって復活!!甘くてホクホク貯蔵タイプ! (日持ち110日位) 高温時の「葉枯れ」が少ない 特性 ・草勢強く、葉の大きさはやや大 ・果皮は黒緑色で縞が薄く入る ・1果重2.0㎏前後と良くそろう ・果肉は黄オレンジで厚く、甘くてホクホク ・着果後45日内で可食期になる ・貯蔵性に優れ、冬至まで日持ちする

かちわり

かちわり

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

・山形県米沢市の在来種から選抜育成した中晩生種。 ・果実1.2kg前後、果形は洋ナシ型。 ・肉質は緻密強粉質で甘栗のような濃厚な食味。 ・貯蔵性高く6ヶ月間の長期貯蔵でも食味が低下しない。収穫後3~5ヶ月が食べ頃。 ・直売や自家用に最適の冬至南瓜。

かぼちゃ 銀河

かぼちゃ 銀河

株式会社トーホク

約3ヶ月もの長期貯蔵ができます。ホクホクした粉質で味が良く、貯蔵中に甘みが増してどんどん味が良くなり、おいしさが際立ってきます。果実は1.5~2.0㎏。

カンリー2号

カンリー2号

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

・在来種の自然交雑自生系統から選抜育成した緻密極紛質の系統と紛粘質の栃木県在来種の交配種。 ・草勢は極めて強く、地力の低い土壌でも栽培可能。 ・中晩生種でカンリーに比べて長期間高品質が保たれ、貯蔵性が高く、収穫後3~5か月頃までが食べ頃。 ・果実は黒緑色のコマ形、果重1.6kg 前後。 ・果肉色が濃橙色の紛粘質で甘栗のような濃厚な食味。 ・うどんこ病に強くツル持ちが良い。

きみまろ

きみまろ

株式会社大和農園

濃緑色で外観美しく肉厚で食味に優れる ■品種特徴 ○果重は2kg前後の大玉種。肥大性に優れ、整枝栽培では3㎏程度まで狙える。 ○草勢強く、草姿はセミブッシュタイプで、葉が枯れあがりにくいため、日焼けしにくい。 ○交配後約50日が完熟収穫の目安。 ○果皮は濃い黒緑色で縦縞、チラシ斑が入る。 ○程よい粉質で、可食部が厚く、甘みが強い。 ■栽培方法 <植え付け> 本葉4枚程度の苗を定植。果実がこぶし大の頃に化成肥料30gをツル先へ追肥する。 <整枝> 親ヅル摘芯後は放任でも良い。1株2~3果どりを目安にする。 <キュアリング> 収穫後、1~2週間風通しが良く、直射日光の当たらない涼しい場所に置いておくと甘みが増す。 ■よくあるご質問 Q カボチャの摘芯はした方がいいですか? A 抑制の親1本仕立てでない限り、基本は摘芯を行なってください。 Q カボチャは株元に着果させてもいいのでしょうか? A 品種によりますが、3番花以降の方が肥大しやすく、収量が上がります。 Q カボチャの収穫のタイミングはいつですか? A 積算温度で算出します。開花日が把握できない場合、果梗部のコルク化の割合が5〜8割以上、果皮の光沢が無くなりくすむ、果皮に爪を立てても傷がつかない、などを目安に収穫しましょう。 Q カボチャが追熟中に腐敗してしまいました。何に気をつければ良いでしょうか? A キュアリングの条件は、直射日光のあたらない、風通しのよい所です。カボチャをあまり積み上げすぎると、風通りが悪くなります。平置きなら3段、ピラミッド状置きでも5段が限度です。 また、収穫の際、果梗部の切り口から雑菌が入りやすい条件(雨天時の収穫、切り口に土が付いた、果梗部を短く切る)であると、中から腐敗しやすくなります。

くじゅうくりEX

くじゅうくりEX

カネコ種苗株式会社

さらにパワーアップ! さらに高品質に! 特性 ●基本的に果形はやや尻部がとがるハート形をしています。 ●果実は2.0kg前後で、そろいが良いです。 ●草勢は旺盛で、初期生育に優れます。うどんこ病にも強いです。 ●果皮色は黒緑色で、光沢に優れ、細いストライプが入っています。 ●果肉の黄色が非常に濃く、内容成分的にもカロチノイド含量が高いです。 ●肉質は極粉質で、食味に優れます。 ●発芽適温は25〜28℃なので、播種時は十分な温度管理を行ってください。

グラッセ

グラッセ

タキイ種苗株式会社

うどんこ病耐病性で作りやすい黒皮多収種! ■特長 ・果重は1.7〜1.9kgで着果がよく、果実肥大力にすぐれるため多収。 ・うどんこ病耐病性(特許第6306252号)をもつことで、栽培性がレベルアップ。減農薬栽培や省力栽培が可能。 ・肉質は粉質と粘質の中間質で、コクがあり甘みがある。 ・黒色果皮で外観にすぐれる。 ・うどんこ病に耐病性のため、栽培後半までつるもちがよく品質が安定する。 ■栽培の要点 ・熟期のそろいや玉ぞろいを重視する栽培なら、子づる2〜3本仕立てが有利。 ・子づる栽培では1番果の着果位置を10節前後とする。 ・標準施肥量を基準とし、減肥は避ける。 ・収穫適期は交配後45〜50日が基準。果梗部のコルクの横割れ開始が収穫の目安とし、とり遅れは避ける。 ・収穫後は直ちに風乾を1週間程度実施する。 ・うどんこ病耐病性は完全抵抗性ではないため、発病時は適宜薬剤防除が必要。

グラン・モンブラン

グラン・モンブラン

ナント種苗株式会社

果実肥大に優れ4~5玉サイズ中心。着果数多く、高収量。 粉質性としっとり感が共存した豊かな味わいと、腐敗・退色遅い貯蔵性。 青果用・加工用共に真価を発揮する栗系の最新品種 ■特徴 ・肥大性・収量性が非常に高い。5玉サイズ中心であるが、4玉の割合も高いため、加工向けとしても能力発揮。果皮は極濃緑色。退色遅く、貯蔵向けと言われる品種群と比べても腐敗が遅いため、歩留まりが高い。肉質は粉質性。しっとり感も共存して食味が良く、肉崩れもしにくい。草勢はやや強い。成熟日数45~50日の中晩生タイプ。マルチ付近の低節位着果でも十分肥大し、摘果が不要。 ■栽培のポイント ・玉肥大が優れ、従来品種よりも1階級ほど大きくなりますので、元々大玉に仕上がる圃場だと肥大が良すぎる場合もあります。過肥大が心配される場合は減肥、多くて2割減を目安とする。 ・(特に低温時期に)初期から草勢が強いと(木ボケ気味になると)、着果不良や変形果実が見られるので、初期から肥効を強く効かせるよりも、追肥主体とする。若しくは、緩効性肥料を用いると良い。慣行品種の施肥量が反あたり窒素成分10~12kgの場合、当品種は少し控え目の8~10kgが良い。(内、追肥を2~3割とするのが良い)。

くりこし2号

くりこし2号

株式会社渡辺採種場

粉質と甘みのベストバランス! ■特性 ・収穫直後から粉質が強く、甘みもあり、早出しに最適です。 ・雌花着生はやや多めで、着果は良好で収量は安定しています。 ・果実は鮮濃緑色で、腰高扁円形です。果重は1.7kg前後です。 ・開花後40~45日位で収穫期に達します。

くりこし三号

くりこし三号

株式会社渡辺採種場

栽培容易で、日持ちが良い黒皮系品種 ■特性 ・粉質が強く、ホクホクで食味良好です。 ・果皮色は濃緑色で、果重1.6~1.8kg、果形は腰高扁円です。 ・開花後40~45日位で収穫期に達します。 ・北海道の貯蔵・遅出しにも好適です。

1〜20品種 / 全152品種中

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