果実・収量特性

多収性のカボチャ品種一覧 全76種類

多収性カボチャ 多収性カボチャとは 多収性カボチャとは、単位面積あたりの収穫量が多い特性を持つカボチャ品種群のことを指します。カボチャの収量は、株あたりの着果数、果実の大きさ、栽植密度、そして着果率の安定性など複数の要因で決まりますが、多収

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多収性について

多収性カボチャ

多収性カボチャとは

多収性カボチャとは、単位面積あたりの収穫量が多い特性を持つカボチャ品種群のことを指します。カボチャの収量は、株あたりの着果数、果実の大きさ、栽植密度、そして着果率の安定性など複数の要因で決まりますが、多収性品種はこれらのうち一つまたは複数に優れた特性を備えています。

カボチャは1株あたりの栽培面積が大きい作物であり、つる性のため広い圃場面積を必要とします。そのため、限られた面積からどれだけの収量を確保できるかは、経営効率に直結する重要な課題です。多収性品種を導入することで、同じ面積・同じ作業量で出荷量を増やすことが可能になります。

まず押さえておきたいのが、カボチャの「多収性」は着果数と果実サイズのバランスで決まるという点です。着果数が多すぎると1果あたりの重量が小さくなり、逆に着果数を制限すれば大玉にはなりますが総収量は伸びません。多収性品種として評価されるのは、商品規格に適した果実サイズを維持しながら、安定した着果数を確保できる品種です。

多収性を支える形質としては、雌花の着生頻度の高さ、着果率の安定性、草勢の維持力などが挙げられます。特に草勢が適度に維持される品種は、後半の着果でも果実の肥大が安定し、結果として総収量が高くなる傾向があります。

多収性カボチャの魅力

多収性カボチャの最大のメリットは、面積あたりの収益性の向上です。カボチャは栽培面積に対する労力が比較的少ない作物ですが、収量の差は直接的に売上に反映されます。多収性品種を導入することで、同じ圃場面積からより多くの出荷量を確保でき、経営効率が改善します。

生産者にとっての経営面の利点として、契約栽培や加工用出荷における安定供給があります。カボチャペーストやカット野菜の原料として加工業者と契約する場合、一定量の安定供給が取引条件になることが多く、多収性品種はその条件を満たしやすくなります。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。多収性品種の収量ポテンシャルを活かすためには、つるの整枝管理が重要です。カボチャは放任栽培も可能な作物ですが、多収性品種では着果位置や着果数のコントロールが収量と品質のバランスに影響します。品種の特性に応じた整枝方法(親づる1本仕立て、子づる2本仕立て等)を採用し、適切な着果管理を行うことが、安定した多収を実現するポイントです。

市場出荷では、果実の大きさの揃いも重要です。多収性品種は着果数が多いぶん、果実サイズのばらつきが生じやすい傾向があります。着果位置の管理や摘果による調整で、商品規格に適したサイズの果実を揃えることが、出荷時の秀品率向上につながります。

消費者・市場ニーズ

カボチャに対する消費者ニーズは、食味(甘み・粉質感)と外観品質が中心ですが、産地や流通の視点からは安定した出荷量の確保が重要な要素です。

量販店のバイヤーにとって、カボチャは通年で売場に並ぶ定番商品であり、国産カボチャのシーズンには安定供給が求められます。多収性品種を導入している産地は、大口の取引にも対応しやすく、バイヤーとの信頼関係を構築しやすいという利点があります。

加工・業務用市場では、カボチャの需要は年々拡大傾向にあります。カット野菜、冷凍カボチャ、ペースト加工品など、カボチャを原料とする加工品は多岐にわたります。加工用途では果実の大きさの均一性と安定した原料調達量が求められるため、多収性品種への関心は高い状態にあります。

これ、実は直売所や産直市場でも重要なポイントです。カボチャは貯蔵がきく作物であるため、秋の収穫後に順次販売することで販売期間を延ばすことが可能です。多収性品種で十分な在庫量を確保できれば、長期にわたる安定販売が実現しやすくなります。

青果市場では、国産カボチャの出回り期(7月〜11月頃)に産地間の競合が激化します。安定した出荷量を維持できる産地が市場での存在感を保つうえで、多収性品種の導入は有効な手段の一つです。

栽培のポイント

多収性カボチャの収量ポテンシャルを最大限に引き出すための栽培管理では、整枝・着果管理と施肥管理が特に重要です。

整枝方法は品種の特性と栽培目的に合わせて選択します。一般的に、親づる1本仕立てや子づる2本仕立てが多収の基本ですが、品種によって最適な仕立て方は異なります。多収性品種の中には草勢が旺盛なものが多く、放任に近い管理では草勢が強すぎてつるぼけ(過繁茂)を起こし、着果不良になるケースがあります。

着果管理では、1つるあたりの着果数と着果位置を品種の推奨に従って設定します。多収性品種は着果力が強いため、自然着果に任せると着果過多になり、果実の肥大不足や糖度の低下を招くことがあります。適切な摘果を行い、商品性の高い果実を確実に肥大させることが、実質的な出荷量を最大化するポイントです。

施肥管理では、カボチャは窒素に対する感受性が高く、窒素過多でつるぼけを起こしやすい作物です。元肥は控えめに設定し、着果確認後に追肥で養分を補給する方法が一般的です。多収性品種は複数果を肥大させるため養分要求量が大きく、着果後の追肥のタイミングと量が果実の充実度を左右します。

受粉管理も安定した着果には欠かせません。カボチャは虫媒花であるため、ミツバチなどの訪花昆虫が十分にいる環境であれば自然受粉で対応できますが、施設栽培や訪花昆虫が少ない環境では人工授粉が必要です。着果率を安定させるために、開花期の天候や虫の活動に注意を払い、必要に応じて人工授粉を行います。

病害虫対策としては、うどんこ病やウイルス病(ZYMV等)への対策が基本です。多収性品種であっても耐病性は品種によって異なるため、品種カタログで確認のうえ、必要な防除を実施します。

品種選びのコツ

多収性カボチャの品種を選ぶ際は、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 収量の実績: 栽培試験や産地での収量実績を確認する。10aあたりの収量目安を比較の基準にする
  • 果実サイズと揃い: 出荷規格に適した果実サイズが安定して得られるかを確認する
  • 食味品質: 粉質感、甘み、ホクホク感など、販売先が求める食味品質を備えているかを確認する。多収と食味のバランスが重要
  • 貯蔵性: カボチャは収穫後の追熟と貯蔵が品質に影響する。多収性品種の中には貯蔵性に差があるため、出荷計画との整合性を確認する
  • 草勢と整枝の容易さ: 草勢が強すぎる品種はつるぼけのリスクがあり、管理に手間がかかる
  • 耐病性: うどんこ病やウイルス病への耐性を確認する
  • 栽培適期: 地域の気候条件と合った播種・定植・収穫時期の品種を選ぶ

意外と知られていないのですが、多収性品種は着果力が強いぶん、草勢の維持がうまくいかないと後半の果実の品質が低下することがあります。特に高温期に着果が集中すると、果実の肥大と草勢の維持のバランスが崩れやすくなります。試作段階では、着果数と果実品質のバランスを確認し、自分の栽培管理で無理なく多収が実現できるかを見極めることが大切です。

市場動向とこれから

多収性カボチャ品種は、国産カボチャの競争力を維持するうえで重要な位置づけにあります。国産カボチャは北海道が最大の産地であり、夏から秋にかけてのシーズンに全国各地からの出荷が集中します。

国産カボチャの市場環境としては、ニュージーランドやメキシコなどからの輸入カボチャとの競合があります。国産品は鮮度と食味の面で優位性がありますが、価格面では輸入品に対して高くなる傾向があります。多収性品種の導入による生産コストの低減は、この価格競争力の面でもプラスに働きます。

加工用カボチャの需要拡大も、多収性品種への追い風です。コンビニや外食産業向けのカボチャサラダ、スープ、煮物などの加工需要は堅調に推移しており、加工原料としてまとまった量の国産カボチャへの需要があります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、多収性品種の導入は「量」の確保と「面積あたりの収益性」の向上を両立させる手段として、多くの産地で検討されています。ただし、食味品質が伴わなければ産地の評価は長続きしません。多収性と食味のバランスが取れた品種を選定することが、産地ブランドの維持・向上につながります。

今後の展望としては、省力化栽培体系との組み合わせが注目されています。多収性品種とマルチ栽培、機械化収穫などを組み合わせることで、労働生産性をさらに高める取り組みが各地で進められています。

まとめ

多収性カボチャは、単位面積あたりの収穫量に優れた品種群であり、面積あたりの収益性向上や安定出荷に寄与する特性を持っています。加工用途や契約栽培など、まとまった量の供給が求められる場面で特に価値を発揮します。

栽培面では、整枝管理と着果数のコントロールが多収のポテンシャルを引き出す鍵です。品種選びにあたっては、収量性だけでなく食味品質・貯蔵性・耐病性・草勢のバランスを総合的に評価し、自分の栽培体制や販売先のニーズに合った品種を選定することが重要です。

76品種 表示中
SB3004(品種 朱里)

SB3004(品種 朱里)

雪印種苗株式会社

色鮮やかな赤皮多収品種! スープ・ジュース等の加工にぴったり!! ■特性・特徴 ・着果が安定してつくりやすく多収。 ・開花後35~40日で収穫できる。 ・一果重は1.6~1.8kg程度。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 道央・道南:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 東北中部・南部:【播種期】トンネル:3月下旬~4月中旬、露地・マルチ:4月中旬~5月上旬 一般地:【播種期】早熟トンネル:2月上旬~2月下旬、露地:3月中旬 西南暖地:【播種期】早熟トンネル:2月上旬~2月下旬、露地:3月中旬

うねび

うねび

ナント種苗株式会社

市場性の高い豊産種。 【特 徴】 ● 果実は1.8〜2.0kgの偏円の大玉となり、果皮は暗緑色の地に灰緑のちらし斑が入る。 ● 果肉は濃黄で甘味が強く、肉は厚く、同じ大きさの《錦えびす》と比較して15%程度重い。 ● 草勢が強く、低温でもツルの伸びが良く、変形果が少なく果形の揃いが良い。 【栽培のポイント】 ● 草勢が強いので元肥を少なめに施し、着果位置の雌花が見え始めた時に追肥を施す。 ● 栽培適期は他のカボチャと同じ。

えびす

えびす

タキイ種苗株式会社

ロングセラーの人気種! おいしいカボチャの代名詞! ■特長 ・着果と肥大性にすぐれる多収種。 ・果重1.7〜1.9kg程度によくそろい、果形は扁円球。果皮は濃緑色でちらし斑が入る。 ・果肉は濃黄色で厚く、肉質は粘質で食味良好。 ・環境適応幅が広く、安定した生産が可能。 ・交配後45〜50日で収穫期を迎える。 ■栽培の要点 ・子づる栽培では1番果の着果位置を10節前後とし、低節位の雌花は早めに除去する。 ・子づる2〜3本仕立て、もしくは放任栽培に適する。

おいとけ栗たん

おいとけ栗たん

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「おいとけ栗たん」は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工にも適する短節間性F1品種である。 ■主要特性 生育初期において主枝(つる)は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。「えびす」と比べて葉は大きく、葉柄は長く、茎は太い。側枝数は1本程度と少ない。草勢は「えびす」、「雪化粧」よりも強い。 雄花の開花日は「えびす」と同じであるが、雌花の開花日は「えびす」よりも遅い。株元の着果率は高い。 果実重量は約2kgで「えびす」より大きく、「雪化粧」と同程度である。密植栽培による1株当たりの着果数は1果程度で、総収量は「えびす」、「雪化粧」より多収である。 果実は扁円形で、果皮の地色は灰緑で、果実表面には極浅い溝があり、灰色のすじと斑点模様がある。果肉は厚く、収穫直後の果肉色は黄~橙黄である。oBrixは「えびす」、「雪化粧」と同程度である。果肉の乾物率は「えびす」よりも高く、「雪化粧」と同程度で粉質性が高い。 10°Cで貯蔵3か月の腐敗率は「えびす」、「雪化粧」よりも低い傾向にある。貯蔵後の果皮は色褪せた灰緑で、果肉は橙黄~橙である。oBrix、乾物率は「えびす」より高く、「雪化粧」と同等以上で、粉質性が強い。 ペースト加工の歩留まりは高い。ペーストの状態は良好で、色調は黄色で明るく、甘味も強く、ペースト加工適性は高い。

くりほまれ

くりほまれ

株式会社サカタのタネ

安定した着果力と肥大性を兼ね備えた黒皮大玉品種 ■特性 1.草勢は強く、低温伸長性に優れる。 2.濃緑色の葉は上向きに杯状にそり、強健で風害に強い。 3.低温期でも花粉の発生が良好で受粉が容易に行える。 4.成熟日数は開花後50日前後の中早生品種。 5.果実は2.0~2.5kg前後の大玉。黒緑果皮の偏円形で、着果性・肥大性がよく極多収となる。 6.果肉は鮮黄色で厚く、肉質は中粉質で甘く食味がよい。 ■適応性 トンネル栽培から露地栽培、抑制栽培まで幅広い作型に適応します。春作では子づる2本仕立て、抑制作では1本仕立ての整枝栽培が適しています。 ■畑づくり(圃場準備) 栽植密度はうね幅3.5~4m、つる間隔35~40㎝を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、元肥は肥切れを起こさないように緩効性と速効性の肥料を組み合わせ、標準として10aあたり成分で窒素10㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を施します。低温期に栽培する場合は定植する圃場の地温が15℃以上確保できるよう、早めにマルチ張りやトンネルの設置を完了します。 ■播種と育苗 カボチャの発芽適温は25~30℃です。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因になるので注意します。発芽したら日中の気温で20~25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。本葉2~3枚以降は最低気温10℃程度の低温にあてて、雌花数の増加に努めます。灌水はその日に必要な量だけを与えるよう午前中に行います。苗が小さいとき、天候が悪いときは控えめとし、生育が進むにつれて徐々に灌水量を増加させていきます。どの生育ステージでも夕方になってもしおれが発生せず、土の表面が軽く乾いている状態が理想的です。 ■定植および定植後の管理 定植は晴天日の午前中に行います。活着を促進させるため、深植えを避けて植え込みます。トンネル栽培では、定植後数日は活着を早めるために35℃を超えないように管理します。活着後は25℃前後を目安に換気を開始し、10℃を下回らないよう管理して花芽分化に努めます。 ■整枝方法 (2本仕立て)ポット育苗では定植前に本葉4~5枚目で摘芯します。定植後、子づるが30cmほどに伸長してきたら、生育のそろったつるを2本残して不要なものを除去します。着果予定節くらいまでの雌花と脇芽をかき、つるの伸長方向をそろえていきます。 ■着果と追肥 着果は14~16節に1番果を着果させるよう調節します。天候不良や低温でミツバチの活動が悪い場合は、雌花が開花した当日に咲いた雄花を採集し交配に使用します。交配は午前10時ごろまでに完了するよう行います。また、収穫目安のために開花日を記録しておきます。追肥は1番果の着果確認後に窒素成分で10aあたり2kg程度を施用しますが、気象条件や樹の状態を確認しながら施用時期や量を調節します。幼果の果皮は淡い緑色ですが成熟が進むにしたがって濃くなっていきます。 ■収穫 若どりをさけ、開花後約50日を目安に果梗部がコルク化した完熟果実を収穫します。収穫は天気のよい日の午前中に行い、日焼けを防ぐために直射日光を避け、風通しのよい場所で風乾します。

くりゆたかDX

くりゆたかDX

ヴィルモランみかど株式会社

環境の影響を受けにくい多収粉質の大玉品種 ■特徴 タイプ 大玉 (カボチャ) 特性-1 草勢:やや強 葉柄長:やや長 葉大小:大 特性-2 果形:やや腰高 特性-3 成熟日数:50日前後 積算温度:950~1000℃ ■品種の特性 1. 肥大性に優れる多収性の大玉カボチャ。 2. 環境の変化の影響を受けにくく、安定した収量性がある。 3. 草勢はやや強め、初期は節間が短く生育する。 4. 交配後50日前後で収穫となる(積算温度約1,000℃)。 5. 果実は5玉中心でやや大きく、よく揃う。 6. 粉質で食味が良い。 ■栽培のポイント 1. 定期的な銅剤の散布を実施する。 2. 生育後期に草勢がやや落ちやすい傾向にあるため、適宜追肥を行う。

くり将軍

くり将軍

トキタ種苗株式会社

早生、大型果、多収でホクホクで甘い食味 第1回ベジワングランプリ1等特別賞受賞の味 ■特性 果重2kg前後の大果が2番、3番果でも着果後50から55日で収穫できる早生で多収の品種です。果面の条溝は目立たず、艶があります。果肉は粉質で食味に優れ、均等な肉厚で果実の切断面が褐変しにくく加工適性も高い。 また、収穫後1ヶ月以上経っても紛質が維持され、貯蔵性も高い。葉柄は太く、草勢が強く着果安定します。連続着果させても同じくらいの大きさで収穫可能で多収です。果柄が長いので玉が傷つきにくく、収穫作業も容易です。 ■栽培上の注意 定植初期のトンネル栽培の場合、親つるは10cm程度伸長したころに摘心します。摘心後の作業の都合で切除予定の蔓が長く伸びてしまった場合は、元から除かず、先端を止めるようにします。 蔓の伸長にあわせトンネルを剥がし葉やけを予防します。 子蔓の葉の直径が30cm程度になった以降の節に着果させ目安は6節から10節前後で、樹勢により前後させます。 残肥を有効活用できますが、樹勢を見て1番果着果後に適宜追肥を行います。 以上の管理で1番果の肥大促進と2番果以降の着果数が増えより多収となります。 ■播き時期 トンネル・露地・抑制各作型 ■播種方法 春播きの早い定植の作型ではハウス内で育苗します。 ハウス内の中央部とサイド側では気温が異なり、温度の差が苗の生育差につながります。苗の不揃いは定植後の生育差につながるため、苗の生育は均等になるよう管理します。 ■植え付け 1.春夏栽培:条間3.0〜3.5m、株間60〜70cmで子蔓2本仕立での栽培が最適。 2.7月以降播種の秋栽培では株間35cm前後の親蔓1本仕立てで栽培(着果時期の早期化) 子蔓2本仕立ての定植密度は10a当り450〜500株を基準とします。 1本仕立の場合は倍数の900〜1,000株。 ■肥料 施肥量は圃場条件、前作により異なるが、窒素換算で10a当り10〜20kgを施用する。 元肥と追肥の割合は70%を元肥、30%を追肥とする。(元肥一発施肥では40日型の緩効性肥料と組み合わせる) うどんこ病は、肥切れによる草勢の低下が最大要因。堆肥施用で収穫まで肥効の維持を行う。カルシウム剤(カルエキス)の葉面散布も予防効果が高い。 ■収穫 生育初期6〜7節は短節間で伸びるが、着果節の決め方は従来の品種、栽培指導にこだわらず、着果節の葉が、雌花開花時に直径35cm前後であれば積極的に着果させる。5玉サイズ、6玉サイズの収穫は十分に可能である。 ■料理 煮物、揚げ物に甘い食味を楽しめる

つるなしやっこ

つるなしやっこ

タキイ種苗株式会社

つるなしタイプの密植可能な省力・多収種! ■特長 ・草姿が一般的な品種とまったく異なり、親づる1本で側枝がほとんどなく、株元の節間が短い。 ・雌花が連続して咲き、安定した着果で株元の果実も変形が少ない。 ・果重1.7〜1.9kg程度。外観は甲高扁円球で濃緑地に淡緑のちらし斑が入る。 ・果肉は厚く、濃黄色で粘質。 ・交配後45〜50日で収穫期を迎える。 ■栽培の要点 ・栽植株数は10a当たり1,000株の密植とする。 ・親づるは摘芯せず、1本仕立てとする。 ・着果位置は株元から25〜30cm、10〜13節に連続2果を確実に着果させる。 ・株元の節間が短いため、果実肥大を妨げる葉柄は基部から摘除する。

なゆた南瓜

なゆた南瓜

株式会社神田育種農場

甘くてホクホク、おいしいミニカボチャ。着果と果揃い秀逸!黒皮で見栄えも良い多収品種。

はやと

はやと

タキイ種苗株式会社

極早生で着果がよい小型の日本カボチャ! ■特長 ・低温時期のつる伸びがよく、極早生で、着果のよい小型の菊座カボチャ。 ・果重700〜800g程度。果皮は濃黒緑色で、果ぞろいが良好な多収種。 ・果肉は着色がよく、煮物などに適した肉質。 ・交配後30〜35日が収穫適期。 ■栽培の要点 ・早出し栽培ではつるを早く伸ばし、早期着果を図るため大苗定植とする。 ・畝幅2.5m、株間75〜80cm、本葉5枚程度で親づるを摘芯し、子づる3〜4本仕立てとする。 ・草勢を維持し、2〜3番果を連続収穫するために的確な追肥を行う。

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