栽培環境・条件

春まき向きのダイコン品種一覧 全150種類

春まき向きダイコン 春まき向きダイコンとは 春まき向きダイコンとは、春から初夏にかけての栽培・収穫を想定して育成されたダイコン品種の総称です。一般的には3月〜5月頃に播種し、5〜7月頃に収穫する作型に対応した品種群を指します。 春まき栽培で

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春まき向きについて

春まき向きダイコン

春まき向きダイコンとは

春まき向きダイコンとは、春から初夏にかけての栽培・収穫を想定して育成されたダイコン品種の総称です。一般的には3月〜5月頃に播種し、5〜7月頃に収穫する作型に対応した品種群を指します。

春まき栽培で最大の障害となるのが「抽苔(とう立ち)」です。ダイコンは低温にさらされた後、長日条件が重なると花芽分化が促進される「低温感応型」の作物です。春まきでは播種後に低温期を経る可能性があり、また日長は日々長くなっていくため、抽苔が起きやすい条件が重なります。抽苔が発生すると根の充実が止まり、食感が損なわれて商品価値がなくなります。

そのため、春まき向き品種の最も重要な特性は「晩抽性」であり、低温にさらされても花芽分化しにくい、あるいは花芽分化してもとう立ちの進行が遅い性質を持っています。このほか、春の地温上昇に伴う根の急成長に対応できる品質の安定性、初夏の高温期に入っても根が割れにくいことなども春まき向き品種に求められる特性です。

春まき向き品種の特徴とメリット

春まき向き品種を選ぶ主な目的は、出荷が薄くなりやすい春〜初夏の「端境期」をカバーする点にあります。ダイコンは秋冬作が中心の産地が多く、4〜6月は国産ダイコンの供給が減少しやすい時期です。この端境期を狙った春まき出荷は、相場の安定や比較的高い単価が期待できる場合があります。

また、春まき栽培は秋冬の作付けとは異なる圃場・作業時間を活用できるため、年間の経営計画における雇用・機械の稼働率を平準化する効果もあります。特に多品目経営を組み合わせている産地では、春のダイコン収穫が他作目の定植と時期的にかみ合うよう組み込まれることがあります。

意外と知られていないのですが、春まき向き品種の中には、トンネル栽培(トンネル被覆)を活用することで、露地播種より2〜3週間程度早く播種・収穫できるものがあります。トンネル内の保温効果で地温を高めることにより、発芽・初期生育を安定させ、かつ抽苔リスクが高まる前の収穫が可能になります。市場の端境期をより前倒しに狙う場合や、高単価を狙いたい場合は、トンネル栽培との組み合わせを検討する価値があります。

春まき栽培の注意点

ここからが実際の栽培で差がつくところです。晩抽性品種を選ぶことは春まき成功の必要条件ですが、十分条件ではありません。栽培管理の適否が収穫品質を大きく左右します。

播種時期の判断は最重要管理事項の一つです。早すぎると定植後に低温にさらされる期間が長くなり、品種の晩抽性を超えた低温積算量に達して抽苔リスクが上昇します。遅すぎると、収穫期が梅雨明け後の高温期にかかり、根が裂けやすくなったり品質が低下したりする原因になります。地域の平均気温の推移と品種の推奨播種期を確認して、播種時期を設定することが基本です。

肥培管理では、窒素の過多・過少の両方に注意が必要です。窒素過多は葉の過繁茂を招き、根の肥大よりも地上部の生育が優先されることで根の充実が遅れることがあります。一方で窒素不足は肌荒れや根の細さにつながるため、品種特性と土壌診断に基づいた施肥設計が求められます。

初夏の収穫時期が近づくと高温・乾燥が進みやすくなるため、灌水管理が重要です。土壌水分の急激な変動(乾燥→過湿の繰り返し)は根の裂けやすさを高めます。

特に収穫タイミングの判断は難しく、適期を過ぎると品質が急速に低下する品種もあるため、試作を通じて品種ごとの収穫適期を把握しておくことが大切です。収穫が集中する時期と他の作業が重なりやすい春の繁忙期では、収穫適期の見極めが後手に回りがちです。試作段階で収穫のサインを確認しておくことで、本格栽培での収量ロスを防ぐことができます。

品種選びのコツ

春まき向きダイコンの品種を選ぶ際に確認すべきポイントを整理します。

  • 晩抽性の強さ: カタログに「晩抽性」「春まき専用」「とう立ち遅」等の記載があるか確認する。晩抽性の強さは品種間で差があるため、試作実績のある品種を優先的に候補にする
  • 推奨播種期・作型: 「春まき向き」でも品種によって適した播種期の幅が異なる。自分の産地の気候条件と播種時期が合っているか確認する
  • 収穫期: 端境期に出荷する目的では、収穫適期が端境期(4〜6月)に合致する品種を選ぶ
  • 根の形状・肌質: 販売先の求める規格(長さ・太さ・形状)に合う品種かを確認する。春まき向き品種の中には首部が緑化しやすいものもある
  • 裂根しにくさ: 収穫適期が広い(多少遅れても品質低下が少ない)品種は管理の余裕につながる
  • 病害耐性: 萎黄病(ウイルス病)・軟腐病などの発生リスクが高い産地では、耐病性の確認も重要

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、初めて春まき栽培に取り組む場合は、種苗メーカーや農業改良普及センターに地域での試作実績を問い合わせることが、失敗リスクを下げる最も確実な方法です。

市場動向とこれから

農林水産省の作物統計によると、ダイコンは国内野菜の中で作付面積・生産量ともに上位に位置する品目ですが、その大部分は秋冬作によるものです。春まき出荷は産地によって取り組みの濃淡があり、気候条件が温暖で春の移り変わりが安定している地域では産地が形成されているものの、全国的にはまだニッチな作型といえます。

近年、気候変動の影響で春季の気温変動が大きくなっており、抽苔リスクの管理がより難しくなっている地域もあります。一方で、育種技術の進歩により、従来より晩抽性が強く気候変動に対応した春まき品種の開発が進んでいます。

需要側では、加工・業務用向けの安定供給ニーズが年間を通じて高まっており、春の端境期における国産ダイコンの安定調達を求める加工業者・外食産業の引き合いは一定以上存在します。この市場を狙う産地では、春まきダイコンの産地確立に向けた取り組みが続いています。

まとめ

春まき向きダイコンは、端境期の出荷ニーズに応える作型を可能にする品種群です。最大の特性である晩抽性を活かすには、品種選びと播種時期の管理を一体で設計することが不可欠です。品種の晩抽性だけに頼るのではなく、推奨播種期の遵守・適正な肥培管理・収穫タイミングの判断を組み合わせた栽培体系の構築が、安定した収量と品質を得るための基本となります。

新たに春まき栽培に取り組む際は、まず試作を実施して品種の適応性と栽培上の特性を確認してから、本格的な面積拡大を検討することが現実的なアプローチです。

150品種 掲載中
F1薬味辛大根

F1薬味辛大根

株式会社トマツ本店

水分少なく、辛いおろし用大根! ・小型短型白首丸大根。 ・非常に辛く、水分が少なく、おろし専用の大根です。 ・そばなど薬味として最適。 ・晩抽ではないので、春まきはトンネルマルチ栽培をして下さい。 ■土づくり 密植栽培向き品種ですので、チッソ過多にならないように注意してください。 ■タネまき 株間20cm、条間20cm程度の密植栽培に向きます。1穴4~5粒まきし、間引きをして下さい。 ■その他の管理 収穫期に雨にあうと割れが多くなります。春作は若どりをお勧めします。水分が少なく、収穫後長期間保存できます。

WN8339

WN8339

渡辺農事株式会社

抽苔が安定し、加工用として優れた特性を持つ ■特性 ・抽苔が安定している初夏どり大根。 ・加工適正に優れ、特にツマ用に最適。加工用品種として春秋蒔きに適する。 ・耐暑性があり、ナンプ病に強い。 ・根形はやや肩張りで、尻詰りは遅い。肌は強く、肩部の裂根しにくい。 ■栽培のポイント ・短めで太りが早く、春蒔き、秋蒔き栽培での評価が高い。元肥は少なめ、追肥を多めで栽培する。 ・品質向上にはカルシウム、ケイ酸、苦土などのミネラル類が効果がある。 ・地力のある畑を選び、多肥栽培でス入りを回避し、保存性を高める。

YRばんちゅう太

YRばんちゅう太

松永種苗株式会社

春のぞみの晩抽性をさらに安定させ、低温伸長性を改善した超晩抽性青首総太りダイコンです。 肌のきれいな総太り型で、地温の低い時期でも良く伸張し、形状の良い収穫物が得られます。また播種期による形状・肥大の振れが小さいのも特長です。 収穫期の予想外の温度変化などのストレスがあっても、内部着色はほとんどなく商品性の高い収穫物が得られます。 春のぞみと同様、安定した萎黄病抵抗性を備えています。 ■栽培のポイント 萎黄病に安定した抵抗性を持ちますが、激発地や栽培環境条件によっては発症する可能性がありますので、必要な防除を行って下さい。 平坦地2月中旬以降の播種では長くなり過ぎる傾向がありますので、2月10日過ぎからの播種には『松永交配 春のぞみ』をご利用下さい。

YR勝太郎

YR勝太郎

トキタ種苗株式会社

耐病性に優れ、晩抽性の青首ダイコン(初夏から晩夏まき) ■特性 抽だいが遅く、耐暑性があり生理障害や萎黄病などの病害に非常に強い青首ダイコン。葉は濃緑色、草姿は半立性でこじんまりとまとまるので密植栽培に向く。 首色はやや淡く、肌質肉質に優れ市場好み。根長35から37cm、根径7から8cmで尻詰まり良く胴太りにならず円筒形に良くそろい形状の乱れが少ない。 ■栽培上の注意 平坦地の春、夏から初秋まき栽培。 高冷地の初夏から夏まき栽培に適する。

YR夏ゆたか

YR夏ゆたか

カネコ種苗株式会社

晩抽性で、耐病性・耐暑性に優れ、障害の少ない夏用青首ダイコン! 特性 ●根形は尻詰まりの良い総太り型で、肥大力が優れる夏用品種です。 ●首部は鮮やかな緑色、肌は滑らかでつやがあり、ひげ根は細く、す入りは遅いです。 ●萎黄病、ウイルス病に耐病性で、生理障害(横しま症等)の発生は少ないです。 ●晩抽性で、草姿は中間型、草勢は中程度です。 ●作型は、冷涼地の7〜8月上旬まき露地栽培、中間地・暖地の8月下旬〜9月上中旬まき露地栽培に適しています。 栽培要点 ●作土が深く、排水の良い圃場に適しています。 ●施肥は慣行〜やや少なめとし、窒素過多にならないようにします。

YR夏娘総太り

YR夏娘総太り

松永種苗株式会社

■主な特長 1. 中間地露地で4月5日〜6月始め播種と8月始め〜9月上中旬播種と広い播種適性を備えます。高冷地では6月中旬から秋まで播種可能です。 2. 高温下でも生理障害発生しにくく、ウイルス病に抜群の抵抗性があるので家庭菜園でも安心して栽培できます。 3. 尻詰まりの良い円筒形で抜群に揃うのも特長です。 ■栽培のポイント 1. 幅広い播種期を持ちますが、青果出荷の場合は、中間地のマルチ+ベタ掛けで3月末〜4月10日播種、同露地で4月10日〜4月20日播種、秋作は8月10日〜9月始め播種が適します。高冷地での青果栽培では、6月20日〜7月10日頃播種の作型に向きます。 2. 高温期でもきれいな大根が穫れますが、土中のセンチュウ・キスジノミハムシ密度が高い場合は被害を受けますので事前の防除に努めて下さい。 3. 安定したウイルス病と萎黄病抵抗性を備え、晩抽性も夏大根としてはかなり安定していますので高冷地の夏作に向きますが、極端な地温の上がり下がりや干ばつ条件に遭いますと内部着色する事があります。

YR夏美人

YR夏美人

小林種苗株式会社

暑さに強く作りやすい。美しい大根です! ・耐暑性がとりわけ高く、黒芯、赤芯などの生理障害の発症の少ない総太り種になります。 ・根長は38cm、根径7.5cm。尻詰まりが極めて良好で、そろいも抜群。首部の青色はやや薄く、その名前のとおり、肌のキメ、ツヤともに美しく、横シマの発生は少ない。 ・高温や干ばつによる短根化、多雨による細根の発生が少ない。ウイルス病、萎黄病、軟腐病、黒腐病に強く、安定栽培が期待できます。 栽培のポイント ・晩抽性は低いので、冷涼地での極端な早蒔きは抽台の原因となるので注意を必要とする。 ・栽植密度は、畝幅120cm、株間22cm~25cm、2条蒔きで一穴に3~4粒播種。本葉5~6枚までに生育不良株を間引きし、一本立ちにする。 ・なるべく前作には大根を栽培していない圃場を選定するようにしてください。 ・過度な施肥は行わないようにし、リン酸、ケイ酸を中心とした圃場作りをしてください。ただし、窒素肥料は収穫時期まで切らさないようにしてください。窒素切れは肌の老化を早め、虫害を受けやすいのと、中肉の変色、ス入りの原因にもなります。 ・畦は幅のある高畦栽培とします。土中の酸素の供給が良くなり、長雨、多雨などでも生育がスムーズに行われます。 ・過度な密植は行わないでください。収穫遅れの原因と不揃い、そして軟腐病やその他の病気の発生を助長します。

YR寒ざくら

YR寒ざくら

カネコ種苗株式会社

耐寒性が強く、尻詰まり良く、青肉になりにくい青首ダイコン! 特性 ●根形は尻詰まりの良い総太り型で、低温期でも肩コケしにくい品種です。 ●首部は淡い緑色、ひげ根は細く肌はなめらかです。 ●肉質緻密で、す入りが遅く、青首内部の変色(青肉)は少ないです。 ●草姿は中間型、草勢は中程度、耐寒性が強く、晩抽程度は中位です。 ●作型は、暖地と中間地の9~10月まき、1~2月どり栽培等に適しています。 栽培要点 ●冬用品種としては葉が比較的おとなしいですので、肥料切れにならないように注意します。 ●作土が深く、排水の良い圃場に適しています。

YR春の浦

YR春の浦

カネコ種苗株式会社

晩抽性で、耐寒性・低温伸長性に優れる越冬春どり用青首ダイコン! 特性 ●根形は尻詰まりの良い総太り型で、低温期でも短根や中太りになりにくい品種です。 ●首部は淡い緑色、ひげ根が細く、肌はなめらかです。 ●肉質緻密で、す入りは遅く、青首内部の変色(青肉)は比較的少ないです。 ●晩抽性で、耐寒性も強く、草姿は中間型、草勢は中程度です。 ●作型は、暖地の10月まき、3月どり栽培等に適しています。 栽培要点 ●葉の比較的おとなしい品種ですので、肥料切れにならないように注意します。 ●病害虫(わっか症、細菌病等)の予防を行います。

YR春大星

YR春大星

ヴィルモランみかど株式会社

抽だいの心配がない 春栽培用品種 ■特徴 タイプ 青果 耐病性 IR : 萎黄病, モザイク病, 軟腐病, 白さび病, 赤芯症耐性 特性-1 根形:総太型 首色:鮮緑 根長:36cm 根経:7.5cm 特性-2 晩抽性:特に優れる 耐寒性:特に優れる 晩ス性:特に優れる 生育日数 70~130日 ■品種の特性 1. 萎黄病抵抗性の晩抽性品種であり、低温伸長性の優れた春ダイコン。 2. 草姿は半立性、地上部は非常にコンパクトである。 3. 根型は総太り型。尻詰性・肌つや・揃いが良く、根長は33~36cm。

YR海洋(かいよう)

YR海洋(かいよう)

渡辺農事株式会社

イオウ病に強く、極晩抽性の春大根。 ■特性 ・萎黄病に強い晩抽性の春大根で、低温期のハウス、トンネル、マルチ栽培に適する。 ・低温肥大性が良く、適期蒔きでは70日くらいで根長37cm前後、根重1〜1.5kgに太る。尻詰まりの良い総太り型。 ・首の緑色は薄め、肉質はち密で甘味に富む。 ・葉は小さく、ヒゲ根は細く、根の曲がりが出にくい。 ■栽培のポイント ・晩抽性の品種だが、保温資材の極端な省力化は抽苔や短根を招く可能性がある。 ・適期よりも無理に早く蒔くと、短根になりやすくなる。 ・未熟な有機物が多いと立枯病、亀裂褐変症、横縞症の原因となるので、未熟有機物の分解促進と水はけの良い畑作りが肝要。

YR青じまん

YR青じまん

有限会社フジミ・オフィス

揃い良く、肌の美しい青首総太り大根 特性 1)早春~春蒔き、春~夏穫りに適する春型極晩抽性で、特に萎黄病、 ウィルス病に強い 2)根部の揃い良く、ひげ根の発生も少なく肌も白くツヤがある 3)草姿はやや立性で濃緑葉、根長35㎝内外で良く揃う 4)根部の肥大は発育中期から旺盛になるのが特長 栽培の要点 ●晩抽性であるが、秋蒔き越冬栽培には向きません ● 早春蒔きの場合、トンネル、マルチをして下さい

アサヒ交配 YR三川大根

アサヒ交配 YR三川大根

株式会社アサヒ農園

揃い抜群!!イオウ病に強い春大根 商品特性 ■特性 晩抽性で曲がり少なく揃いが特によい青首総太り大根です。 イオウ病・ウイルス病に強く、高温期生理障害にも安定しています 青首は淡緑でひげ根が細く肌のツヤが良いです。 根長35cm~38cm、根径7~8cm、根重1.2kg程度となり尻詰りがよいです。 1~3月蒔きトンネル栽培、高冷地の4~6月蒔き栽培に最も力を発揮します。無理な早蒔きは短根になりやすいので注意してください。 "YR"とは…萎黄(イオウ)病に抵抗性のある品種を指します。 [YR=Yellows(萎黄病)Resistance(抵抗性)] 育て方 ■土づくり 根が伸びる途中に堆肥の塊や石があると、根がまっすぐに伸びず、途中で枝分かれした「叉根」になってしまうので、石などは取り除き、土を30cm程度の深さまでよく耕すことが大切です。 ■たねまき 幅60cm程の畝を立てます。中央に棒などを押し付けて溝をつけて、まき穴を作ります。1穴に4~5粒のタネを等間隔に置きましょう。 1cmほどの厚みで土をかぶせ、手のひらで軽く押さえ、タネと土を密着させたら全体にたっぷりと水やりしましょう。 ■害虫・台風対策 【べたがけ】 不織布を畝にべたがけすると、防虫効果のほか、タネの乾燥を防いで発芽を助ける効果があります。 畝全体にかぶせ、風で飛ばないように四辺を土で埋めましょう。1回目の間引きの時までかけておきましょう。 【トンネルかけ】 防虫ネットのトンネルがけは、虫よけ、風よけの効果があります。 トンネル用支柱を50cm~60cm間隔で畝に渡して深く埋め、ネットをかぶせる。 両端はねじって杭などで留め、すそに土をのせてトンネル用支柱を土に渡しておくとよいです。収穫までかけておきましょう。 ■間引き・土寄せ 《1回目》 タネまきの1週間から10日後、双葉が開いたら、本葉が出るころまでに、1回目の間引きをします。不織布をかけてある場合はここではずしてください。 葉の形や色のわるいもの、小さいもの、弱そうなものを抜いて、1穴あたり3本にする。残った株がたおれないようにまわりの土を軽く寄せて支える。 《2回目》 タネまきの約2週間後、本葉が3~4枚になったら、元気な株を2本残すように間引き、株と株の間に、 約30g/㎡の化成肥料をできるだけ均等にまきましょう。 クワの先で化成肥料と土を混ぜ合わせ、株元に土寄せ上げる。 《3回目》 タネまきの25~30日後、本葉が6~7枚のころに、元気な株を1本残し、残す株の根が持ち上がらないように押さえながら、間引く株を抜き取る。 化成肥料を株のまわりに均一にまき、クワで化成肥料を土を混ぜ、葉をしっかり立たせるように、株元近くに土を寄せましょう。 その後は2週間に1回のペースで追肥し、土寄せします。 ■収穫 地上に見えている根の太さが6~7cmになったら収穫しましょう。葉を束ねて根本近くを持ち、まっすぐ上にひき抜きましょう。 ■栽培のポイント 低温期の栽培では、播種後本葉5枚頃までの保温が大切ですので、透光性の高い被覆材をべた掛けにすると良いです。 施肥量は10aあたり、N-10kg・P-12kg・K-10kgを基準とし、晩春以降気温上昇期の栽培では2割程度少なくする。又、過湿による裂根に注意。

あやめっ娘

あやめっ娘

株式会社サカタのタネ

首部が鮮やかな赤紫色になる、使い切りサイズのミニダイコン ■特性 1. 中葉で立性、首色は鮮やかな赤紫色。 2. 根長20~30cm、根径6~10cmサイズになり、大きさを見ながら好みのサイズで収穫する。 3. 内部は白肉です入りが遅く、しっかりとした肉質で歯切れよく、甘みがあり、食味が優れる。 4. 晩抽性で耐暑性があり、各種病害に比較的強く、春~秋冬まで栽培できる。 ■適応性 一般地・暖地(千葉基準)の3月中旬~4月まき、8月中旬~10月上旬まき、冷涼地(北海道基準)の5月下旬~8月まきに適します。 ■畑づくり(圃場準備) おいしい野菜づくりは、土作りからはじまります。土壌の酸性度と団粒構造がポイントとなります。土壌pHは5.5~6.8(弱酸性〜中性)が適正です。排水・保水性のある団粒構造の土壌作りのために、堆肥投入は欠かせません。しかし、未熟堆肥投入は岐根の原因となり、また、センチュウなどの混入を招くことがあります。微生物肥料「バイテクバイオエース(R)」の施用をおすすめします。 ■肥培管理 有機質肥料と化成肥料をバランスよく併用することをおすすめします。肥料は10aあたり成分量で窒素10kg、リン酸15kg、カリ10kgを標準とします。一般地・暖地4月まき、8月中旬まきや高冷地・冷涼地7月まきなど気温の高い時期は、窒素を少し減らすと葉が過繁茂にならず、作りやすくなります。 ■播種 条間20~25cm、株間20~25cm間隔で3粒ずつ点まきにします。本葉4枚くらいまでに間引いて一本立ちにします。(小さいサイズで収穫したい場合は条間15cm、株間15cm程度の密植も可能です)。 ■病害虫防除 生育初期での病害虫による被害は、その後の生育に大きく影響を及ぼすため、早期防除を徹底します。 ■収穫 収穫時期は栽植密度と収穫サイズによりますので、大きさを見て好みのサイズで収穫します。 ■調理 首部の赤紫色の成分はポリフェノールの一種「アントシアン」です。首部を皮つきで酢漬けにしたり、おろしにするととてもきれいな彩りになります。肉質がしっかりしているため、おろしても水っぽくなりません。もちろん皮をむいて普通のダイコンと同じように使用していただけます。サラダにすれば食感がよく、煮物にすれば煮くずれしにくく味がよく染みる非常に使い勝手のよいダイコンです。 ■【注意】 本品種の首色の発色程度については気候や栽培環境により差が生じます。また、品種の特性上、根色の異なる株が出ることがございます。間引きの際に、緑軸の個体を抜き取ることによりある程度軽減することが可能です。

おいばね

おいばね

ナント種苗株式会社

もち肌の美しいミニ辛味 【特 徴】 ● 根径4〜6cm、根長14cm前後、根重200〜400g程度の卵〜円筒形。 ● 肌が純白で美しく、横縞、横スジが入りにくい。 ● 晩抽性があるので周年栽培可能。 ● 萎黄病、軟腐病に耐病性。 【栽培のポイント】 ● 栽植密度は、条間20cm × 株間20cmが目安。 ● 施肥量は、普通大根の1/3が標準。

おしん

おしん

タキイ種苗株式会社

抽苔の遅い、良質の春ダイコン! ■特長 ・抽苔が遅く良質の青首総太り型ダイコン。 ・青首は淡緑。尻づまりがよく、ス入りも遅くて肉質がよい。 ・2月まきのトンネルマルチ栽培では根長34cm、根径7cm程度になる。 ■栽培の要点 ・厳寒期の播種では温度不足から根の伸びが悪くなりやすいので、トンネル栽培では、適湿を保つと同時に保温に努める。 ・極端な乾燥条件ではヒゲ根の発生が多くなるため、保水性のよい圃場を選び適湿を保つ。

おてごろ大根2号

おてごろ大根2号

トキタ種苗株式会社

晩抽性、小型でおいしいミニダイコン。プランター栽培にも ■特性 根長20cm前後、根径8cm程度 育てやすい

おでん大根

おでん大根

山陽種苗株式会社

春と秋に播ける煮込みに最適な大根 味のしみこみが良く、おでん等の煮炊きに最適!! 内部は純白で、さしみのケン等にも最適な大根です。 味は抜群!! ■特性 ・おでん・刺し身のケン等、加工用大根で加工歩留が非常に良い。 ・首の色はやや薄青首で、やや尻太りになる。 ・秋播きでは60日から収穫でき、根長35cm、根径8〜9cm、根重1.5㎏程度になる。 ■栽培のポイント ・春播きはトンネル換気を積極的に行い、尻太りになり過ぎないようにする。 ・早播きは抽苔の原因になるので播種適期を守る。 春と秋両方播ける、おでん大根!! 煮炊きをすると中まで味のしみ込が早いのが特徴です。 早く味が入るので煮く崩れする心配が少ないです。 名前はおでん大根ですが、おでん以外の料理にもOKです。

お徳

お徳

渡辺農事株式会社

■特性 ・抽苔が極遅く、低温肥大が良い青首春大根。 ・葉数が少なく、立性で密植栽培可能。 ・根長35〜37cm。 ・ス入り遅く、肉質はち密で甘味に富み、食味最高。 ・冬のハウス、トンネル栽培、冷涼地の春〜夏の普通栽培まで幅広く使える。

から長大根

から長大根

ヒザワ種苗株式会社

から長大根 ピリッとした辛さ、おろし大根に最適!信州ねずみ大根より撰抜、改良しました。 ■特性 肉質は緻密で、おろし大根用で辛味が強いが苦味がなく、甘味とのバランスが良い。 又、漬物でも歯切れが良く美味しい。 根長は15~18cm、根径5cm位で胴張りする。 生育日数は55日で200g、80日で400g位に育つ。 葉は極細切葉(にんじん葉)です。 ■栽培のポイント 秋まき用品種です。(春蒔きは抽苔します) 肥料は少なく施し、生育日数で育てる。(チッ素5~6kg、リン酸10~12kg、カリ5~6kg)播種が遅い時は30~60%多く施す。  栽植密度 畦間50~60cm、株間15~20cm。

1〜20品種 / 全150品種中

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