栽培環境・条件

耐寒性のダイコン品種一覧 全140種類

耐寒性ダイコン 耐寒性ダイコンとは 耐寒性ダイコンとは、低温条件下でも安定した生育・品質を維持できるダイコン品種の総称です。一般的には、秋冬作の後半(冬どり・越冬栽培)や年明け以降の出荷を想定した作型において、寒さによる生育停滞・品質低下・

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耐寒性について

耐寒性ダイコン

耐寒性ダイコンとは

耐寒性ダイコンとは、低温条件下でも安定した生育・品質を維持できるダイコン品種の総称です。一般的には、秋冬作の後半(冬どり・越冬栽培)や年明け以降の出荷を想定した作型において、寒さによる生育停滞・品質低下・生理障害を抑制する能力が高い品種群を指します。

ダイコンは比較的低温に強い作物ですが、品種によって耐寒性の程度には差があります。耐寒性が不十分な品種を寒冷地や冬季の低温条件で栽培すると、根の凍害(凍傷による組織の壊死・軟化)、しみ・すが入り(内部組織の変質)、肌荒れや裂根などの品質問題が生じることがあります。耐寒性品種はこうしたリスクを低減するよう選抜・育成されています。

耐寒性の具体的な評価基準は品種カタログによって表現が異なり、「低温肥大性に優れる」「冬どり向き」「耐寒性が強い」など各社の表現が用いられています。トマトの耐病性のようにHR・IRといった統一規格は設定されていないため、品種ごとの栽培実績や試験データを参照することが、実態を把握するための有効な方法です。

耐寒性品種の特徴とメリット

耐寒性品種を選ぶ最大のメリットは、冬季の低温期でも根の肥大と品質の維持が期待できることです。一般的な品種では気温が5℃以下に下がると生育がほぼ停止しますが、耐寒性品種は低温下でも一定の肥大を継続できるよう育成されています。

冬どり・越冬栽培では、収穫時期が年末〜翌年2〜3月に集中することが多く、この時期の国産ダイコンの相場は秋の最需要期(10〜11月)と比べて安定していることが多い傾向があります。出荷時期の確保という観点で、耐寒性品種の導入は産地の出荷期間を延長する手段として機能します。

また、耐寒性品種は低温下での根の品質保持に優れるため、圃場での「立ちどまり」(収穫を遅らせて圃場で保持する方法)に適した品種が多い傾向があります。この特性は、出荷調整の柔軟性につながり、市場価格の動向に応じた出荷タイミングのコントロールを一定程度可能にします。

さらに、寒締め(冬の低温にさらすことでデンプンが糖に変換され甘みが増す現象)を活かした高品質栽培とも相性が良いのが耐寒性品種です。甘みと食感が増したダイコンは、消費者に高く評価される傾向があります。

耐寒性が関係する生理現象

ここからが実際の栽培で差がつくところです。耐寒性品種を選んでも、栽培上の管理を誤れば寒害・品質低下を招くことがあります。関係する主な生理現象を理解しておくことが重要です。

「す入り(スが入る)」は、ダイコン内部に空洞が生じる生理現象で、食感と商品価値を著しく損ないます。低温期の急激な温度変化(昼夜の寒暖差が大きい時期)や、収穫時期が遅すぎる場合に起きやすい傾向があります。耐寒性品種はす入りが起きにくい傾向がありますが、収穫適期を守ることが基本です。品種選びで見落としがちなのが、耐寒性とす入りへの強さは必ずしも連動しないという点です。耐寒性が高く評価されている品種であっても、す入りへの強さは品種によって差があります。カタログの特性表でそれぞれを個別に確認することが重要です。

「しみ大根」は、根が凍った後に解凍される過程で組織が軟化・変質する現象です。特に気温が0℃を大きく下回る寒冷地では、露地栽培の圃場内で根が凍結するリスクがあります。耐寒性品種はこの凍結ダメージを受けにくい特性を持ちますが、-5℃以下の低温が長時間続くような極端な寒冷条件下では、品種の耐寒性を超えることがあります。

「肌荒れ」は、低温・乾燥条件下で根の表面が荒れる現象です。見た目の品質低下として直接販売価値に影響します。土壌水分の維持と適切な土壌管理が、肌荒れ軽減の基本的な対策です。

栽培のポイント

冬どり・越冬栽培のポイントを整理します。

播種時期の設定が特に重要です。耐寒性品種であっても、冬季の低温期に幼植物の段階でいると霜害を受けやすく、根の発達も十分でないまま寒さにさらされることになります。最も低温が厳しい時期(1〜2月)に根が一定のサイズに達している状態にするには、逆算した播種時期の設定が必要です。地域ごとの気温データと品種の日数(播種〜収穫)を照合して、播種時期を決めることが基本です。

土壌管理では、排水性の確保が重要です。水はけが悪い圃場では土壌の凍結・解凍が繰り返されやすく、根への物理的なダメージが大きくなります。耐寒性品種であっても、圃場環境の整備は品質維持の前提条件です。

マルチ栽培(マルチフィルムの利用)は、地温の保持と土壌水分の安定に有効です。冬の地温低下を抑えることで、根の肥大をある程度維持できます。ただし、マルチ資材の選択と設置方法は産地の気候条件・栽培体系に合わせて検討することが必要です。

意外と知られていないのですが、ダイコンは根全体が低温にさらされるよりも、地表付近の首部だけが凍結に近い状態になるケースが起きやすい作物です。土寄せや覆土によって根の首部を保護することが、品質維持に有効な場合があります。産地の慣行作業として定着している地域では、この管理の重要性が認識されています。

品種選びのコツ

耐寒性ダイコンを選ぶ際の確認ポイントを整理します。

  • 耐寒性の表現: カタログで「冬どり向き」「低温肥大性」「耐寒性強」等の記載を確認する。具体的な試験データ(収量・品質比較)が示されている品種はより信頼性が高い
  • 対象作型と播種期: 品種ごとに推奨される作型・播種期が設定されている。自分の栽培計画と合うかを確認する
  • す入りしにくさ: 特に収穫を遅らせることが多い場合、す入りへの強さは重要な確認ポイント
  • 根の形状・長さ: 冬どり向き品種は秋まき品種と形状特性が異なることがある。販売先の規格と合う形状かを確認する
  • 肌質: 低温・乾燥下での肌荒れのしにくさは外観品質に影響する
  • 収穫適期の広さ: 立ちどまりが可能な品種かどうかは出荷調整の観点で重要

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、耐寒性の強さは栽培地域の最低気温や土壌条件と組み合わせて評価する必要があります。同じ品種でも寒冷地と温暖地では結果が異なることがあるため、地域の試験データを確認するか、試作を実施して圃場での適応性を確かめることが信頼できる判断基準になります。

市場動向とこれから

ダイコンは国内有数の作付面積を誇る野菜品目ですが、秋冬作への集中出荷による価格低下が産地の課題として続いています。冬〜春季の出荷量を維持・拡大することは、年間を通じた産地の収益安定につながる方向性として注目されています。

気候変動の影響で「暖冬年」が増えており、耐寒性品種の有利性が発揮される機会が変化している側面もあります。暖冬の年は通常の冬どり品種でも比較的良好な品質が得られる一方、突発的な寒波時の被害に対するリスク管理として、耐寒性品種の価値が再評価される場面もあります。

需要面では、鍋物需要・おでん需要など冬のダイコン需要は根強く、冬期出荷の安定供給に対するニーズはスーパーや外食産業から一定以上あります。また、「甘みが増した寒締めダイコン」として付加価値をつけた販売戦略を取る産地もあり、耐寒性品種はこうしたブランド化の素材としても活用されています。

まとめ

耐寒性ダイコンは、冬季の低温条件下での生育・品質維持に強みを持つ品種群であり、冬どり・越冬栽培の安定に寄与します。凍害・す入り・肌荒れなどの品質問題を抑制するためには、耐寒性品種の選択と並行して、適正な播種時期の設定・排水管理・マルチ活用などの栽培管理を組み合わせることが重要です。

品種選びにあたっては、耐寒性の評価とともに対象作型・収穫期・根の形状・す入りへの強さを総合的に検討し、産地の栽培実績データや農業試験場の情報も活用して判断することが、リスクの少ない品種導入につながります。

140品種 表示中
よしなり

よしなり

株式会社サカタのタネ

複合耐病性、高品質、省力型キュウリ ■特性 1. 葉は子葉、やや角型で受光態勢がよいです。低温、弱光線に強く、側枝および孫枝が安定して発生します。 2. 主枝雌花率は12月まきで70%程度です。側枝連続着果性が高く、2果成節が40%くらいで時差肥大します。そのため収量に波がなくて秀品率が高く、多収となります。 3. 果長は21㎝(果重100g前後)で果ぞろいがよいです。とくに果色は濃緑できわめて光沢が強く、食味もよいです。 4. べと病、褐斑病、うどんこ病に耐病性で、薬散を軽減できます。とくに褐斑病激発地に有効です。 ■適応性 越冬、促成、半促成、トンネル栽培などの低温弱光線下で、とくに能力を発揮します。また、べと病、褐斑病、うどんこ病に耐病性なので、他の品種に比べ薬散の回数を減らすことができます。 ■床土 保水と排水のよいことが床土の必須条件なので、完熟堆肥を十分に含んだものを用意します。pHは6.0~6.5程度、ECは0.4~0.8程度がよいです。床土の肥料分は完熟堆肥が十分使われている場合はあまり問題ありませんが、リン酸の肥効が高いので床土づくりの際施しておくとよいです。 ■播種と育苗 播種床は床土の厚さ5㎝程度とし、地温を28℃前後に保ち、発芽を斉一にさせます。 接木をしますが、低温期の栽培には黒ダネカボチャ、半促成・トンネル・抑制栽培には「つやかEX」を用います。育苗期間中の温度は、接木活着後徐々に下げ、日中は25℃前後、夜温は12~13℃とします。 ■定植準備 初期より根を深く広く張らせることが、秀品多取のポイントです。したがって、有機質の多様と深耕を行います。また、地温は18℃以上に保ち、ベッドに地下水の結びつくくらいの灌水をしておきます。 施肥量は一般に10a当たり窒素30~35㎏、リン酸35~40㎏、カリ30~35㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 草勢がやや強いので、抑制・越冬栽培では4枚程度の大苗で、促成・半促成・トンネル栽培では、3.5枚程度で定植します。定植後活着までは夜温を15℃くらいに保ち、湿度も保つようにします。活着後は、根を十分に深く広く張らせるようにするため、やや灌水を控え、主枝の葉を大きくさせないようにします。この時期の最低夜温は11℃くらいとします。 主枝の雌花が2~3花開花し、肥大し始めたら灌水、追肥(窒素成分で2㎏/10a)をかるく行い、果実肥大を確実にします。この時期より最低夜温を1~2℃程度上げます。 ■施肥と潅水 追肥は主枝雌花開花ごろから開始し、窒素を10a当たり2~3㎏くらいずつ施します。追肥の間隔は草勢、天候などにより5~7日くらいとします。 灌水は定植前ベッドに十分行い、定植後主枝雌花開花まではなるべく控えます。主枝雌花開花ごろより本格的に灌水を始め、少量多回数を原則とします。 ■整枝と摘葉 側枝は下位5~6節までは摘除し、その上4~5節は1節止め、その上の節は2~3節止めとし、上位2~3節の側枝は1節止めとします。 主枝摘芯後は、必ず力強い生長点を2~3本残し草勢を維持します。孫枝は草勢を見て、強い枝だけ摘芯し、他は半放任とします。 摘葉は、原則として、老化葉、罹病葉から摘みますが、光線と風通しを考え、上中位葉を1回当たり1~2枚を限度に摘みます。

夏さんご

夏さんご

株式会社サカタのタネ

耐暑性に優れ生育旺盛、光沢抜群の四葉キュウリ ■特性 ・耐暑性、耐病性が優れ、栽培容易。果長28cm前後、果色濃緑で光沢は抜群。特に肉質、食味がよい。 ・子づる以降の発生が多く、草勢は旺盛。葉はやや角形で受光態勢がよい。 ・食味は歯切れがよく甘みがあり、サラダ、漬物、モロキュウに適する。 ■播種と育苗 3号(9cm)ポリ鉢にタネを2~3粒ずつまき、本葉が1枚くらいのころに1本に間引くか、苗床にスジまきし、本葉が1~2枚程度で3号(9cm)ポリ鉢に植え替えます。本葉が約3枚になるころ、苗に仕上げて植えつけます。水やりは午前中に行い、夕方にはポリ鉢の表面が乾く程度の量とします。植えつけの2~3日前から、夜温と地温を16℃くらいまで下げ、苗の順化を行います。接木をする場合は、低温期の栽培には黒ダネカボチャ、半促成・トンネル・抑制栽培には「改良新土佐1号」を用います ■定植準備 植えつけの2週間ほど前に10a当たり苦土石灰約150kg、1週間ほど前に完熟堆肥約1000~2000kg、有機配合肥料約100kgを施します。幅100cmくらいのうねをつくり、合掌の支柱を立てます。条間約60cmの2条植えで、株間50~60cmを目安に畑を作ります。大きめのプランター植えでは株間を40cmくらいにします。キュウリの根は比較的浅く広がるので、元肥も浅層に全面的に混合するように施します。 ■定植および定植後の管理 植えつけ後の最低地温は18℃以上必要です。水やりは植えつけ前に十分行い、植えつけ後10日間くらいは水やりしなくてもしおれないようにしておきます。主枝は25~30節で摘芯し、側枝は下位5節までは早めに元からかきとります。側枝は芯が小さいうちに本葉2~3枚ほどで摘芯し、孫枝の発生を促します。 ■病害虫防除 べと病、炭そ病、つる枯病などの病害は、多湿条件で発生しやすいので、水はけをよくします。下葉や下位側枝を整理して、風通しと日当たりをよくします。アブラムシは葉に群生、吸汁して生育を阻害するだけでなく、ウイルス病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。アブラムシは光るものを嫌う習性があるので、シルバーマルチをすると効果が期待できます。 ■収穫 果実の長さが28cmくらいを目安に収穫します。最盛期には朝と夕の2回収穫します。収穫が遅れ果実が大きくなると、株に負担がかかり収穫量が減るので、早めの収穫を心がけるとともに、とり残した果実があると株に負担がかかるので、よく見てすべて収穫します。とくに草勢が弱ったときは、若どりして株の回復をはかります。若どりした果実はモロキュウなどにして食します。

黒さんご

黒さんご

株式会社サカタのタネ

曲がりが少なく、極めて品質のよい四葉キュウリ ■特性 ・果長は24cm前後の短形四葉タイプ。黒光りする濃緑色で品質が極めてよい。親づるは2〜3節おきに、子づる以降は節成りのように着果し、収穫期前半の収量が極めて多い。 ・耐病性強く、草勢旺盛。密植可能。 ■播種と育苗 3号(9cm)ポリ鉢にタネを2~3粒ずつまき、本葉が1枚くらいのころに1本に間引くか、苗床にスジまきし、本葉が1~2枚程度で3号(9cm)ポリ鉢に植え替えます。本葉が約3枚になるころ、苗に仕上げて植えつけます。水やりは午前中に行い、夕方にはポリ鉢の表面が乾く程度の量とします。植えつけの2~3日前から、夜温と地温を16℃くらいまで下げ、苗の順化を行います。 ■定植準備 植えつけの2週間ほど前に10a当たり苦土石灰約150kg、1週間ほど前に完熟堆肥約1000~2000kg、有機配合肥料約100kgを施します。幅100cmくらいのうねをつくり、合掌の支柱を立てます。条間約60cmの2条植えで、株間50~60cmを目安に畑を作ります。大きめのプランター植えでは株間を40cmくらいにします。キュウリの根は比較的浅く広がるので、元肥も浅層に全面的に混合するように施します。 ■定植および定植後の管理 植えつけ後の最低地温は18℃以上必要です。水やりは植えつけ前に十分行い、植えつけ後10日間くらいは水やりしなくてもしおれないようにしておきます。主枝は25~30節で摘芯し、側枝は下位5節までは早めに元からかきとります。側枝は芯が小さいうちに本葉2~3枚ほどで摘芯し、孫枝の発生を促します。 ■病害虫防除 べと病、炭そ病、つる枯病などの病害は、多湿条件で発生しやすいので、水はけをよくします。下葉や下位側枝を整理して、風通しと日当たりをよくします。アブラムシは葉に群生、吸汁して生育を阻害するだけでなく、ウイルス病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。アブラムシは光るものを嫌う習性があるので、シルバーマルチをすると効果が期待できます。 ■収穫 果実の長さが24cmくらいを目安に収穫します。最盛期には朝と夕の2回収穫します。収穫が遅れ果実が大きくなると、株に負担がかかり収穫量が減るので、早めの収穫を心がけるとともに、とり残した果実があると株に負担がかかるので、よく見てすべて収穫します。とくに草勢が弱ったときは、若どりして株の回復をはかります。1株当たり5~6本収穫したら1回の割合で追肥を行います。若どりした果実はモロキュウなどにして食します。

フリーダム露地1号

フリーダム露地1号

株式会社サカタのタネ

鮮緑でテリがあり食味が優れる味わいキュウリ ■特性 1. 草勢が強く、子づる及び孫づるの発生はきわめて良好です。葉は緑色で丸形です。 2. 主枝雌花率は9月~3月播種で、約70~80%です。 3. 果実はイボなしの円筒形で、果長17~19cm、果径2.8cmで秀品率が高いです。果色は濃緑でブルームレス台木を使わなくても、ブルームが少なく、光沢があり、果肉も緑が濃いです。 4. 食味は歯切れよく甘みがあり、サラダ、浅漬けに好適です。 5. うどんこ病に対して、きわめて強い耐病性があります。 ■播種と育苗 6~7cmの厚さの床土にスジまきし、種子の厚みの3倍の覆土をします。発芽するまでは、地温28℃前後に管理します。 接木はブルームレス台木の使用を基本とします。接木(呼び接ぎ、断根挿し接ぎなど)を経て9~10.5cmポットに移植します。軟弱徒長を防ぐため、徐々に地温を下げ(25℃→20℃)、灌水量も必要最低限に抑えます(夕方ポットの表面が軽く乾く程度)。 ■定植準備 元肥の成分量の目安は10a当たり 窒素30kg、リン酸35kg、カリ30kg を標準とします。食味、草勢の維持のため有機肥料を主体に施用します。堆肥は完熟で良質のものを10a当たり2000kg以内施します。 ■定植および定植後の管理 9cmポットで本葉2.5枚、10.5cmポットで本葉3~3.5枚くらいで定植します。定植前後に十分灌水し、その後は根張りをよくするために花が咲くまで灌水は控えめにします。1番花が開花したら灌水の回数を多くします。追肥は1番目の果実を収穫する前に1回、その後1株から7~8本収穫するごとに行います。 株元から5節までの子づるは小さいうちに摘みます。株元から7節までの雌花をすべて摘みます。 親づるは支柱の高さ、または手の届く範囲で摘みます。子づる、孫づるはすべて1節で摘みます。 ひ孫づる以降は草勢を見ながら1~3節で摘みます。 ■病害虫防除 べと病、炭そ病、つる枯病などの病害は、多湿条件で発生しやすいので、水はけをよくします。下葉や側枝を整理して、風通しと日当たりをよくします。アブラムシは葉に群生、吸汁して生育を阻害するだけでなく、ウイルス病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。アブラムシは光るものを嫌う習性があるので、シルバーマルチをすると効果が期待できます。 ■収穫 よい果実を長期間収穫するために、適期収穫がポイントとなります。収穫サイズの目安は 太さ2.8cm、長さ18~19cm、重さ100g を超えない大きさです。雌花の多い品種であるため、常に収穫サイズを守ることによって樹バテを防ぎ、収量が上げることができます。

さつきみどり

さつきみどり

株式会社サカタのタネ

病気に強く、食味良好、栽培しやすいキュウリ ■特性 1.味のよさは抜群・病気に強く、つくりやすいので人気のある家庭菜園向き品種です。 2.親づるに雌花が多くつき、子づるの発生は少なめですが、子づるにも果実がつき、たくさん収穫ができます。 3.べと病、炭そ病、うどんこ病などに強く、つる枯病にもかなり強いです。 ■播種と育苗 3号(9cm)ポリ鉢にタネを2~3粒ずつまき、本葉が1枚くらいのころに1本に間引くか、苗床にスジまきし、本葉が1~2枚程度で3号(9cm)ポリ鉢に植え替えます。本葉が約3枚になるころ、苗に仕上げて植えつけます。水やりは午前中に行い、夕方にはポリ鉢の表面が乾く程度の量とします。植えつけの2~3日前から、夜温と地温を16℃くらいまで下げ、苗の順化を行います。 ■定植準備 植えつけの2週間ほど前に10a当たり苦土石灰約150kg、1週間ほど前に完熟堆肥約1000~2000kg、有機配合肥料約100kgを施します。幅100cmくらいのうねをつくり、合掌の支柱を立てます。条間約60cmの2条植えで、株間50~60cmを目安に畑を作ります。大きめのプランター植えでは株間を40cmくらいにします。キュウリの根は比較的浅く広がるので、元肥も浅層に全面的に混合するように施します。 ■定植および定植後の管理 親づるが170cmくらいになると先端の芯を止め、子づるは2~3枚ほど葉をのこして芯を止めます。果実が曲がるのは、日照不足、肥料不足、水分不足が原因です。尻細り果は、肥料不足、高温、乾燥が原因です。開花時に子房が小さく、肥料不足と思われるときは、液肥や速効性の化成肥料を適宜施します。 ■病害虫防除 収穫も中期に差しかかると、草勢が旺盛になり、葉と葉が重なり合い光の通りがわるくなります。また、過繁茂になると風の通りもわるくなり、灰色かび病、菌核病などの発生により枯れることがあります。病気の葉はもちろん、黄色くなった葉、重なり合った葉を摘みとります。摘葉の目安は、展開してから30~40日です。 ■収穫 果実の長さ24cm前後を目安として収穫します。最盛期には朝と夕の2回収穫します。収穫が遅れ果実が大きくなると、株に負担がかかり収穫量が減るので、早めの収穫を心がけるとともに、とり残した果実があると株に負担がかかるので、よく見てすべて収穫します。とくに草勢が弱ったときは、若どりして株の回復をはかります。1株あたり5~6本収穫したら1回の割合で追肥を行います。若どりした果実はモロキュウなどにして食します。

春のきらめき

春のきらめき

渡辺農事株式会社

極晩抽性で低温肥大性に優れる春ダイコン ■特性 ・抽苔は極遅く、低温肥大性に優れている。 ・尻詰り良い総太り型。肥大がじっくりしており、在圃性が高い。 ・根長38cm前後で良く揃い、箱詰めしやすい。 ・肌は光沢があり、横しま症など肌の障害が発生しにくい。 ・首の色はやや淡い。

青首大根 耐病 秋さかり

青首大根 耐病 秋さかり

株式会社トーホク

食味の良く作りやすい青首総太り大根。暑さにも寒さにもよく耐えるのでまき時が長く、栽培安定性があるので天候不順などにも適応できる力強い特性を持った品種です。

新八洲

新八洲

タキイ種苗株式会社

病気に強くて、早く太る、良質の生漬専用種! ■特長 ・ウイルス病や萎黄病などの病害に強くて作りやすく、変色の心配が少ない、品質のよい生漬専用の漬物ダイコン。 ・根部は細円筒形で、そろいよく、太りも早い。 ・秋の適期栽培では、根長45cm、根径6cm程度になり、曲がりが少なく、尻の肉付きも良好。 ■栽培の要点 ・耐病性品種であっても、無理な早まきをせず、本種の早太り性を生かした適期播種の若どり〜適期収穫とし、生漬が基本。 ・葉部はやや強勢なため、極端な密植や多肥栽培は避ける。

白秋

白秋

タキイ種苗株式会社

純白で肉質がやわらかく、浅漬におすすめ! ■特長 ・良質・早太りでス入りの少ない、青果・浅漬兼用の白首種。 ・生育旺盛で根部の先端まで肉付きがよく、肉質は緻密で、肌・肉色ともに純白で美しい。 ・適期栽培では根長45cm、根径5〜6cm程度になる。 ■栽培の要点 ・無理な早まきはせず、適期播種で順調に生育させることが大切。漬物用は特に若どり〜適期収穫に努める。 ・チッソ過多は曲がりの原因となるので、施肥量に注意する。

春本番

春本番

アカヲ種苗株式会社

■特性 ・超晩抽性で低温肥大性に優れ、ス入り遅く冬のハウス栽培から春の露地栽培に適した、揃いの良い青首の総太り大根です。 ・葉は濃緑色で葉数少なく、半立性で根長35cm、根径7〜8cm、根重1.2kg内外で、肌美しく肉質ち密で食味の良い春蒔大根です。

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