栽培環境・条件

耐暑性のダイコン品種一覧 全112種類

耐暑性ダイコン 耐暑性とは 耐暑性とは、高温条件下においても生育が安定し、品質・収量を維持できる能力を指します。ダイコンはもともと冷涼な気候を好む作物で、生育適温はおおむね15〜20℃程度とされています。気温が25℃を超える高温期には、発芽

ノリタケ ファインバブル装置バナー(モバイル)

耐暑性について

耐暑性ダイコン

耐暑性とは

耐暑性とは、高温条件下においても生育が安定し、品質・収量を維持できる能力を指します。ダイコンはもともと冷涼な気候を好む作物で、生育適温はおおむね15〜20℃程度とされています。気温が25℃を超える高温期には、発芽不良・生育の遅れ・根部の品質低下(ス入り・辛味増加・根割れ)・抽苔(とう立ち)などの問題が発生しやすくなります。

耐暑性品種はこうした高温ストレスへの抵抗力が高く、夏まき作型(7〜8月播種、10〜11月収穫)や、暖地・中間地での作付けに適した品種群です。夏祭(株式会社トーホク)・夏みどり2号大根(中原採種場株式会社)・YR夏美人(小林種苗株式会社)など、品種名に「夏」の文字が入るものがこの特性を前面に押し出した品種群の例です。

数値的な目安として、「最高気温30℃超が続く条件での栽培適性」をもって耐暑性の評価基準とするケースが多いですが、品種間での差異は圃場条件・作型・地域によっても変わります。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、同じ耐暑性品種でも、北海道の夏と九州の夏では環境条件が大きく異なります。

耐暑性ダイコンの魅力

耐暑性品種を選ぶ最大のメリットは、夏場の作付け空白期間を埋められることです。通常のダイコン品種では生産が難しい高温期に出荷できることで、品薄になりやすい時期の市場価格の恩恵を受けやすくなります。

夏場の青果市場では、産地が限られることからダイコンの価格が上昇する傾向があります。この時期に安定出荷できる産地・生産者は、市場での交渉力を持ちやすく、収益の安定化につながります。露地栽培の省力性を保ちながら夏の価格帯で出荷できることは、作型の設計において大きなメリットです。

また、施設栽培(ハウス・トンネル)に頼らず露地で夏ダイコンを生産できることは、設備投資・加温コストを必要としないという経営面での有利さにもつながります。

適した作型と地域

耐暑性品種が特に力を発揮するのは、夏まき(7〜8月播種)から秋どりにかけての作型です。高冷地(高標高・冷涼産地)ではない平地や暖地で、この時期に安定したダイコン生産を行う産地が主な活用シーンです。

地域別に見ると、関東・関西・九州などの中間地〜暖地で、夏から秋にかけての出荷を目指す産地での需要が高い傾向があります。冷涼な北海道や高冷地では通常の品種でも夏場の栽培が可能なため、耐暑性品種の特性が特に重要視されるのは平地・暖地の産地です。

播種適期については品種ごとに推奨時期が設定されており、耐暑性品種であっても播種時期が適正範囲を外れると品質が低下する場合があります。特に播種直後の発芽・初期生育期が最も高温ストレスを受けやすい時期であるため、遮光資材の使用や播種時の土壌水分管理が発芽率の安定につながります。

栽培のポイント

ここからが実際の栽培で差がつくところです。耐暑性品種を使っていても、土壌環境が高温・乾燥に傾いていると根部品質が大きく低下します。品種の耐暑性はあくまで「高温下でも品種が持つ遺伝的な抵抗力」であり、圃場の土壌管理・水分管理は別途丁寧に取り組む必要があります。

土壌温度の管理が特に重要です。地温が高くなりすぎると根の発育が抑制されます。白色マルチ(遮熱マルチ)の使用は地温上昇を抑え、根部の品質維持に効果があるとされています。ただしマルチの種類・色による地温への影響は圃場条件や気候によって異なるため、試用して自圃場での効果を確認することが望ましいです。

かん水管理は、土壌水分の均一保持を基本とします。高温期は蒸散・蒸発が激しく、土壌が乾燥しやすい条件となります。乾燥が続いた後の急激な降雨・かん水は根割れやス入りのリスクを高めるため、こまめな水分補給によって土壌水分の変動幅を小さく保つことが品質安定の鍵です。

病害対策も夏作では重要です。高温・多湿の条件は軟腐病・根腐れの発生リスクを高めます。排水性の高い圃場条件を整えることと、傷口を作らない管理(害虫防除・丁寧な農作業)が軟腐病感染の予防につながります。

品種選びのコツ

耐暑性ダイコンの品種選びで確認しておきたいポイントを整理します。

  • 播種適期: 耐暑性品種でも「7月まき向き」「8月まき向き」など播種時期に差がある。自分の地域の気候に合った播種適期の品種を選ぶ
  • 根部品質の安定性: 高温下でのス入りの遅さ・根割れのしにくさを確認する。夏作では特に根部品質の劣化が速い
  • 萎黄病・ウイルス病耐性の有無: 夏場の高温期は萎黄病・ウイルス病も発生しやすい時期。複合的な耐病性を持つ品種が安心
  • 草勢・根長のバランス: 耐暑性品種は草勢が旺盛な品種が多い傾向があるが、葉勝ちが強くなりすぎると根の充実が遅れることがある
  • 収穫適期の幅: 夏の出荷スケジュールに合わせて収穫適期の幅が広い品種が扱いやすい

品種選定に際しては、各地の農業試験場が発行する「夏ダイコン品種比較試験」などの資料を活用することも選定精度の向上につながります。実際の栽培環境に近い条件での試験データは、カタログ記載だけでは分からない圃場レベルの特性を把握するのに有用です。

市場動向とこれから

耐暑性ダイコンの市場は、気候変動に伴う夏の高温化を背景に注目度が高まっています。日本の夏の平均気温が過去数十年で上昇傾向にあることは農業分野でも認識されており、「従来品種では対応できなかった高温条件」に耐えられる品種への需要が増しています。

種苗メーカー各社は夏用ダイコン品種の開発・改良を継続しており、耐暑性に加えて萎黄病耐性・ウイルス病耐性・ス入り耐性を複合的に備えた品種の市場投入が増えています。夏祭(株式会社トーホク)・献夏37号(株式会社サカタのタネ)・YR夏みのり(カネコ種苗株式会社)のような夏作専用品種は、この複合特性の付与が品種開発の方向性となっています。

農業従事者の高齢化と省力化ニーズの観点からも、「夏の高温期でも管理負担が少なく安定して収穫できる品種」への需要は今後も高まることが予想されます。播種時期・かん水タイミングの許容範囲が広い品種が経営の安定化に貢献するとして、産地での導入検討事例が増えています。

意外と知られていないのですが、「耐暑性」と「高温期の品質安定性」は必ずしも同じ評価軸ではありません。高温でも生育を続けられる耐暑性を持ちながら、品質(ス入り・辛み)の安定性では差がある品種もあります。品種カタログを読む際は「耐暑性」と「夏場の根部品質」の両方の記述を確認することが重要です。

まとめ

耐暑性ダイコンは、高温条件下でも生育・品質・収量を安定させる特性を持つ品種群です。夏まき作型での安定生産を可能にし、品薄時期の市場での出荷機会を広げる点が主な価値です。

品種の耐暑性は圃場条件(水分管理・地温管理)との組み合わせで最大化されます。品種選びでは播種適期・ス入り耐性・複合耐病性を確認しながら、自地域の夏の気候条件と照らし合わせた判断が安定生産への近道です。

耐暑性ダイコン品種一覧はこちら

112品種 掲載中
R-759

R-759

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 ◆耐暑性があり、硫黄病・軟腐病に強い、夏型の青首大根です。 ◆根長36cm程度、根茎7~8sm程度、根重1.2~1.5kg程度になります。  首の部分は、鮮緑色の明るい青首で、曲がりが少なく、  細毛が極めて少なく肌は純白で光沢があり美しく、  尻詰まりが極めて良く、しかも収穫作業が容易です。 ◆葉は極黒葉で切れ込みが深く、立性です。 ◆スイリ・裂果が少なく、作り易い。 ◆肉質は、繊密で甘みがあり、生食・漬物用と幅広く利用できます。

UD-012

UD-012

横浜植木株式会社

夏の高温障害に強く曲がりにくい耐暑性品種 ■特性 ・8月中旬前後の盛夏気播種でも高温障害が出にくい耐暑性品種。 ・肥沃な畑でも葉が暴れにくく、根の曲がりが少ない。 ・2Lサイズ以降の肥大が緩慢。根長も比較的安定する。 ・濃緑小葉、首元が強く雨風、軟腐病に強い。 ・首の汚れ少なく、肌ツヤよく光沢がある。

WN8339

WN8339

渡辺農事株式会社

抽苔が安定し、加工用として優れた特性を持つ ■特性 ・抽苔が安定している初夏どり大根。 ・加工適正に優れ、特にツマ用に最適。加工用品種として春秋蒔きに適する。 ・耐暑性があり、ナンプ病に強い。 ・根形はやや肩張りで、尻詰りは遅い。肌は強く、肩部の裂根しにくい。 ■栽培のポイント ・短めで太りが早く、春蒔き、秋蒔き栽培での評価が高い。元肥は少なめ、追肥を多めで栽培する。 ・品質向上にはカルシウム、ケイ酸、苦土などのミネラル類が効果がある。 ・地力のある畑を選び、多肥栽培でス入りを回避し、保存性を高める。

YRくらま

YRくらま

タキイ種苗株式会社

ウイルス病や萎黄病に強い肉質極上の青首! ■特長 ・ウイルス病、萎黄病に強い青首総太り型ダイコン。 ・葉の茂りはやや旺盛。 ・肌は滑らかでつやがあり、肉質は極めてすぐれる。 ・適期栽培では根長36cm、根径8cm程度になり、ス入りも安定して遅い。 ■栽培の要点 ・適期播種に努め、本種の早太り性を生かす。 ・本種は少肥向きの品種なので、高温期の栽培(中間・暖地の早まきや冷涼地の6〜7月まき)や、火山灰土などの肥沃地では、多肥や追肥の遅れが葉勝ちや生育後半の急激な肥大につながり、空洞症や裂根の原因となる。

YRつやっ娘EX

YRつやっ娘EX

松永種苗株式会社

つやっつやの純白の肌に少し淡い青首が映える、秋早まき作型から使える秋ダイコンの自信作! ■主な特長 1. 中間地の8月10日頃から9月上旬、高冷地の7月10日から8月始め蒔きに適します。 2. 安定した萎黄病抵抗性とバイラス抵抗性を備えており、軟腐病にも罹りにくいので家庭菜園でも容易に栽培できます。 ■栽培のポイント 1. 中間地の家庭菜園では8月始めから9月20日頃まで播種できますが、9月5日以降の播種では年により少し短く出来上がる事がありますので、青果栽培では播種期にご注意下さい。 2. 萎黄病、バイラス病抵抗性を備え、軟腐病にも比較的強い特性があります。しかし、激発地や栽培環境が悪い場合には発症する事がありますので、害虫防除に併せて病害防除など必要な措置をお願いします。 3. 砂地、砂質の多い砂質壌土では生育初期に高温で土壌湿度の大きな変化に遭うと縦割れする事があります。播種後の2週間は極端に土壌を乾かさないように管理して下さい。

YR一刀両断

YR一刀両断

小林種苗株式会社

揃い抜群!出荷向け夏大根の決定版! 見た目が美しい耐暑性青首大根になります。際立った揃いと曲がりの少なさ加工にも向いています。根長38cm、根径7~8cmになります。薄い青首で内部の青色発色も少ないです。横縞や軟腐に強く、抽台も比較的遅いです。 栽培のポイント ・過度な施肥は行わないようにし、リン酸、ケイ酸を中心とした圃場作りをします。ただし、窒素肥料は収穫時期まで切らさないようにしてください。(窒素切れは肌の老化を早め、中肉の変色、ス入りの原因にもなります。) ・畦は高畦栽培とします。土中の酸素の供給が良くなり、長雨、多雨などでも生育がスムーズに行われます。 ・過度な密植は行わないでください。(収穫遅れの原因と不揃い、そして軟腐病やその他の病気の発生を助長します。) ・必ず2粒以上播種を行い、発芽遅れ株、異形株、弱い株等を間引きしてください。間引きは子葉が展開した状態で行うと良質な株を残しやすく、労力の面からも経済的です。(草丈の勢いのある方を残します)

YR勝太郎

YR勝太郎

トキタ種苗株式会社

耐病性に優れ、晩抽性の青首ダイコン(初夏から晩夏まき) ■特性 抽だいが遅く、耐暑性があり生理障害や萎黄病などの病害に非常に強い青首ダイコン。葉は濃緑色、草姿は半立性でこじんまりとまとまるので密植栽培に向く。 首色はやや淡く、肌質肉質に優れ市場好み。根長35から37cm、根径7から8cmで尻詰まり良く胴太りにならず円筒形に良くそろい形状の乱れが少ない。 ■栽培上の注意 平坦地の春、夏から初秋まき栽培。 高冷地の初夏から夏まき栽培に適する。

YR夏ぞなえ

YR夏ぞなえ

丸種株式会社

耐暑性があり、病害・生理障害に安定して強い青首総太りダイコン! 1.耐暑性に優れ、耐候性があり、夏まきで播種後60日程度で根長36~38cm、根径7~8cmとなる、形状のよい青首総太りダイコンです。 2.草姿は立性で、葉色は濃緑です。 3.青首部は10~15cm位で鮮緑色、肌は純白で滑らか、外観品質・揃いともに良好です。 4.肉質は緻密でス入りは遅く、軟腐病や横縞症に強く生理障害にも強いです。 5.一般平坦地では、8月中旬~9月上旬まき、10月中旬~11月中旬収穫の早まき栽培に適します。冷涼地の7月上旬~8月上旬まき、9月上旬~10月収穫にも適します。

YR夏みのり

YR夏みのり

カネコ種苗株式会社

耐病性が強く、高温時の障害が少ない夏まき用青首ダイコン 特性 ●根形はバランスの良い総太り型で、根形の良い夏まき用品種です。根長は適期まきで38cm程度となります。 ●首部は鮮緑色、肌はなめらかでひげ根は細く、肉質は緻密で、す入りの遅い品種です。 ●耐暑性に優れ、高温時の障害(裂根、こぶ症、横しま症等)が少ない点が特長です。 ●草姿は中間型、草勢はおとなしく、萎黄病、ウイルス病に強いです。 ●作型は、中間地の8月中旬~9月初まき、10月どり栽培、冷涼地の7月まき、9月どり栽培等に適しています。 栽培要点 ●作土が深く、排水の良い圃場に適しています。 ●病害虫の発生の多い時期ですので、予防(キスジノミハムシ、シンクイムシ、わっか症、細菌病等)に努めます。

YR夏ゆたか

YR夏ゆたか

カネコ種苗株式会社

晩抽性で、耐病性・耐暑性に優れ、障害の少ない夏用青首ダイコン! 特性 ●根形は尻詰まりの良い総太り型で、肥大力が優れる夏用品種です。 ●首部は鮮やかな緑色、肌は滑らかでつやがあり、ひげ根は細く、す入りは遅いです。 ●萎黄病、ウイルス病に耐病性で、生理障害(横しま症等)の発生は少ないです。 ●晩抽性で、草姿は中間型、草勢は中程度です。 ●作型は、冷涼地の7〜8月上旬まき露地栽培、中間地・暖地の8月下旬〜9月上中旬まき露地栽培に適しています。 栽培要点 ●作土が深く、排水の良い圃場に適しています。 ●施肥は慣行〜やや少なめとし、窒素過多にならないようにします。

YR夏一番大根

YR夏一番大根

宝種苗株式会社

耐暑性・揃いバツグン ●萎黄病に強く、耐暑性があり、夏期栽培に向く ●曲がりが少なく、肌がきれいで品質に優れる ●根長38cm前後で耐病性にも優れ、生理障害に大変強い ●尻づまりも良く安定した出荷が可能 ●肉質も緻密で味も良い

YR夏娘総太り

YR夏娘総太り

松永種苗株式会社

■主な特長 1. 中間地露地で4月5日〜6月始め播種と8月始め〜9月上中旬播種と広い播種適性を備えます。高冷地では6月中旬から秋まで播種可能です。 2. 高温下でも生理障害発生しにくく、ウイルス病に抜群の抵抗性があるので家庭菜園でも安心して栽培できます。 3. 尻詰まりの良い円筒形で抜群に揃うのも特長です。 ■栽培のポイント 1. 幅広い播種期を持ちますが、青果出荷の場合は、中間地のマルチ+ベタ掛けで3月末〜4月10日播種、同露地で4月10日〜4月20日播種、秋作は8月10日〜9月始め播種が適します。高冷地での青果栽培では、6月20日〜7月10日頃播種の作型に向きます。 2. 高温期でもきれいな大根が穫れますが、土中のセンチュウ・キスジノミハムシ密度が高い場合は被害を受けますので事前の防除に努めて下さい。 3. 安定したウイルス病と萎黄病抵抗性を備え、晩抽性も夏大根としてはかなり安定していますので高冷地の夏作に向きますが、極端な地温の上がり下がりや干ばつ条件に遭いますと内部着色する事があります。

YR夏美人

YR夏美人

小林種苗株式会社

暑さに強く作りやすい。美しい大根です! ・耐暑性がとりわけ高く、黒芯、赤芯などの生理障害の発症の少ない総太り種になります。 ・根長は38cm、根径7.5cm。尻詰まりが極めて良好で、そろいも抜群。首部の青色はやや薄く、その名前のとおり、肌のキメ、ツヤともに美しく、横シマの発生は少ない。 ・高温や干ばつによる短根化、多雨による細根の発生が少ない。ウイルス病、萎黄病、軟腐病、黒腐病に強く、安定栽培が期待できます。 栽培のポイント ・晩抽性は低いので、冷涼地での極端な早蒔きは抽台の原因となるので注意を必要とする。 ・栽植密度は、畝幅120cm、株間22cm~25cm、2条蒔きで一穴に3~4粒播種。本葉5~6枚までに生育不良株を間引きし、一本立ちにする。 ・なるべく前作には大根を栽培していない圃場を選定するようにしてください。 ・過度な施肥は行わないようにし、リン酸、ケイ酸を中心とした圃場作りをしてください。ただし、窒素肥料は収穫時期まで切らさないようにしてください。窒素切れは肌の老化を早め、虫害を受けやすいのと、中肉の変色、ス入りの原因にもなります。 ・畦は幅のある高畦栽培とします。土中の酸素の供給が良くなり、長雨、多雨などでも生育がスムーズに行われます。 ・過度な密植は行わないでください。収穫遅れの原因と不揃い、そして軟腐病やその他の病気の発生を助長します。

YR愛宕(あたご)

YR愛宕(あたご)

株式会社タカヤマシード

病気に強く、よく太る青首大根 ■特性 1.イオウ病抵抗性で、ナンプ病、ウィルス病にも強い耐病性を示し、栽培容易な秋まき青首総太り型大根である。 2.地上部は生育旺盛で、草姿は立性、葉色は鮮やかな緑色である。 3.根部は肥大性よく、抽根部は鮮緑色で尻部までの肉付きが特によい。 4.ス入りは遅く曲り極めて少ない。 5.秋まき適期栽培では、播種後60日で根長35cm、根径7~8cmになる。 ■ポイント 1.抽苔性は従来の秋まき大根と同程度である。 2.高温乾燥条件下の栽培は諸々の障害が発生しやすいので、無理な前進栽培を避ける。 3.病害発生の多い所・時期では寒冷紗の被覆を行う。

YR新富王

YR新富王

株式会社タカヤマシード

早く太って、おでんに最適! ■特性 1.イオウ病抵抗性品種であり、ウィルス病ナンプ病にも強く栽培容易で、耐暑性のため夏から播種可能な良質の青首総太り型大根である。 2.草姿は半開張性で、葉色はやや濃い。 3.播種後50日ぐらいから収穫できる。早太りであるがス入り遅く、肉質・食味共に極めて秀れている。 4.根部は根長33cmぐらい、根径8cmで尻づまり極めてよく、曲がりなく揃いよい。抽根部は鮮緑色で肌が極めて美しい。 ■ポイント 1.無理な早まきは避けること。 2.高温下での栽培は葉勝ちになりやすいので、特に窒素過多に注意する。 3.高温期には地温を下げるためや、アブラムシの予防のため、寒冷紗等で被覆することが望ましい。

アサヒ交配 YR三川大根

アサヒ交配 YR三川大根

株式会社アサヒ農園

揃い抜群!!イオウ病に強い春大根 商品特性 ■特性 晩抽性で曲がり少なく揃いが特によい青首総太り大根です。 イオウ病・ウイルス病に強く、高温期生理障害にも安定しています 青首は淡緑でひげ根が細く肌のツヤが良いです。 根長35cm~38cm、根径7~8cm、根重1.2kg程度となり尻詰りがよいです。 1~3月蒔きトンネル栽培、高冷地の4~6月蒔き栽培に最も力を発揮します。無理な早蒔きは短根になりやすいので注意してください。 "YR"とは…萎黄(イオウ)病に抵抗性のある品種を指します。 [YR=Yellows(萎黄病)Resistance(抵抗性)] 育て方 ■土づくり 根が伸びる途中に堆肥の塊や石があると、根がまっすぐに伸びず、途中で枝分かれした「叉根」になってしまうので、石などは取り除き、土を30cm程度の深さまでよく耕すことが大切です。 ■たねまき 幅60cm程の畝を立てます。中央に棒などを押し付けて溝をつけて、まき穴を作ります。1穴に4~5粒のタネを等間隔に置きましょう。 1cmほどの厚みで土をかぶせ、手のひらで軽く押さえ、タネと土を密着させたら全体にたっぷりと水やりしましょう。 ■害虫・台風対策 【べたがけ】 不織布を畝にべたがけすると、防虫効果のほか、タネの乾燥を防いで発芽を助ける効果があります。 畝全体にかぶせ、風で飛ばないように四辺を土で埋めましょう。1回目の間引きの時までかけておきましょう。 【トンネルかけ】 防虫ネットのトンネルがけは、虫よけ、風よけの効果があります。 トンネル用支柱を50cm~60cm間隔で畝に渡して深く埋め、ネットをかぶせる。 両端はねじって杭などで留め、すそに土をのせてトンネル用支柱を土に渡しておくとよいです。収穫までかけておきましょう。 ■間引き・土寄せ 《1回目》 タネまきの1週間から10日後、双葉が開いたら、本葉が出るころまでに、1回目の間引きをします。不織布をかけてある場合はここではずしてください。 葉の形や色のわるいもの、小さいもの、弱そうなものを抜いて、1穴あたり3本にする。残った株がたおれないようにまわりの土を軽く寄せて支える。 《2回目》 タネまきの約2週間後、本葉が3~4枚になったら、元気な株を2本残すように間引き、株と株の間に、 約30g/㎡の化成肥料をできるだけ均等にまきましょう。 クワの先で化成肥料と土を混ぜ合わせ、株元に土寄せ上げる。 《3回目》 タネまきの25~30日後、本葉が6~7枚のころに、元気な株を1本残し、残す株の根が持ち上がらないように押さえながら、間引く株を抜き取る。 化成肥料を株のまわりに均一にまき、クワで化成肥料を土を混ぜ、葉をしっかり立たせるように、株元近くに土を寄せましょう。 その後は2週間に1回のペースで追肥し、土寄せします。 ■収穫 地上に見えている根の太さが6~7cmになったら収穫しましょう。葉を束ねて根本近くを持ち、まっすぐ上にひき抜きましょう。 ■栽培のポイント 低温期の栽培では、播種後本葉5枚頃までの保温が大切ですので、透光性の高い被覆材をべた掛けにすると良いです。 施肥量は10aあたり、N-10kg・P-12kg・K-10kgを基準とし、晩春以降気温上昇期の栽培では2割程度少なくする。又、過湿による裂根に注意。

アサヒ交配 大豪大根

アサヒ交配 大豪大根

株式会社アサヒ農園

夏まき・生育旺盛 商品特性 育て方 ■土づくり 根が伸びる途中に堆肥の塊や石があると、根がまっすぐに伸びず、途中で枝分かれした「叉根」になってしまうので、石などは取り除き、土を30cm程度の深さまでよく耕すことが大切です。 ■たねまき 幅60cm程の畝を立てます。中央に棒などを押し付けて溝をつけて、まき穴を作ります。1穴に4~5粒のタネを等間隔に置きましょう。 1cmほどの厚みで土をかぶせ、手のひらで軽く押さえ、タネと土を密着させたら全体にたっぷりと水やりしましょう。 ■害虫・台風対策 【べたがけ】 不織布を畝にべたがけすると、防虫効果のほか、タネの乾燥を防いで発芽を助ける効果があります。 畝全体にかぶせ、風で飛ばないように四辺を土で埋めましょう。1回目の間引きの時までかけておきましょう。 【トンネルかけ】 防虫ネットのトンネルがけは、虫よけ、風よけの効果があります。 トンネル用支柱を50cm~60cm間隔で畝に渡して深く埋め、ネットをかぶせる。 両端はねじって杭などで留め、すそに土をのせてトンネル用支柱を土に渡しておくとよいです。収穫までかけておきましょう。 ■間引き・土寄せ 《1回目》 タネまきの1週間から10日後、双葉が開いたら、本葉が出るころまでに、1回目の間引きをします。不織布をかけてある場合はここではずしてください。 葉の形や色のわるいもの、小さいもの、弱そうなものを抜いて、1穴あたり3本にする。残った株がたおれないようにまわりの土を軽く寄せて支える。 《2回目》 タネまきの約2週間後、本葉が3~4枚になったら、元気な株を2本残すように間引き、株と株の間に、約30g/㎡の化成肥料をできるだけ均等にまきましょう。 クワの先で化成肥料と土を混ぜ合わせ、株元に土寄せ上げる。 《3回目》 タネまきの25~30日後、本葉が6~7枚のころに、元気な株を1本残し、残す株の根が持ち上がらないように押さえながら、間引く株を抜き取る。 化成肥料を株のまわりに均一にまき、クワで化成肥料を土を混ぜ、葉をしっかり立たせるように、株元近くに土を寄せましょう。 その後は2週間に1回のペースで追肥し、土寄せします。 ■収穫 地上に見えている根の太さが6~7cmになったら収穫しましょう。葉を束ねて根本近くを持ち、まっすぐ上にひき抜きましょう。

あやめっ娘

あやめっ娘

株式会社サカタのタネ

首部が鮮やかな赤紫色になる、使い切りサイズのミニダイコン ■特性 1. 中葉で立性、首色は鮮やかな赤紫色。 2. 根長20~30cm、根径6~10cmサイズになり、大きさを見ながら好みのサイズで収穫する。 3. 内部は白肉です入りが遅く、しっかりとした肉質で歯切れよく、甘みがあり、食味が優れる。 4. 晩抽性で耐暑性があり、各種病害に比較的強く、春~秋冬まで栽培できる。 ■適応性 一般地・暖地(千葉基準)の3月中旬~4月まき、8月中旬~10月上旬まき、冷涼地(北海道基準)の5月下旬~8月まきに適します。 ■畑づくり(圃場準備) おいしい野菜づくりは、土作りからはじまります。土壌の酸性度と団粒構造がポイントとなります。土壌pHは5.5~6.8(弱酸性〜中性)が適正です。排水・保水性のある団粒構造の土壌作りのために、堆肥投入は欠かせません。しかし、未熟堆肥投入は岐根の原因となり、また、センチュウなどの混入を招くことがあります。微生物肥料「バイテクバイオエース(R)」の施用をおすすめします。 ■肥培管理 有機質肥料と化成肥料をバランスよく併用することをおすすめします。肥料は10aあたり成分量で窒素10kg、リン酸15kg、カリ10kgを標準とします。一般地・暖地4月まき、8月中旬まきや高冷地・冷涼地7月まきなど気温の高い時期は、窒素を少し減らすと葉が過繁茂にならず、作りやすくなります。 ■播種 条間20~25cm、株間20~25cm間隔で3粒ずつ点まきにします。本葉4枚くらいまでに間引いて一本立ちにします。(小さいサイズで収穫したい場合は条間15cm、株間15cm程度の密植も可能です)。 ■病害虫防除 生育初期での病害虫による被害は、その後の生育に大きく影響を及ぼすため、早期防除を徹底します。 ■収穫 収穫時期は栽植密度と収穫サイズによりますので、大きさを見て好みのサイズで収穫します。 ■調理 首部の赤紫色の成分はポリフェノールの一種「アントシアン」です。首部を皮つきで酢漬けにしたり、おろしにするととてもきれいな彩りになります。肉質がしっかりしているため、おろしても水っぽくなりません。もちろん皮をむいて普通のダイコンと同じように使用していただけます。サラダにすれば食感がよく、煮物にすれば煮くずれしにくく味がよく染みる非常に使い勝手のよいダイコンです。 ■【注意】 本品種の首色の発色程度については気候や栽培環境により差が生じます。また、品種の特性上、根色の異なる株が出ることがございます。間引きの際に、緑軸の個体を抜き取ることによりある程度軽減することが可能です。

おしん

おしん

タキイ種苗株式会社

抽苔の遅い、良質の春ダイコン! ■特長 ・抽苔が遅く良質の青首総太り型ダイコン。 ・青首は淡緑。尻づまりがよく、ス入りも遅くて肉質がよい。 ・2月まきのトンネルマルチ栽培では根長34cm、根径7cm程度になる。 ■栽培の要点 ・厳寒期の播種では温度不足から根の伸びが悪くなりやすいので、トンネル栽培では、適湿を保つと同時に保温に努める。 ・極端な乾燥条件ではヒゲ根の発生が多くなるため、保水性のよい圃場を選び適湿を保つ。

キムチ大根(春秋兼用)

キムチ大根(春秋兼用)

中原採種場株式会社

耐暑・耐寒性、うまい短形の青首中ぶくら大根!! ■特性 ・草勢旺盛で耐暑、耐寒性にすぐれた、短形の青首中ぶくら大根。 ・ウイルス、ナンプ病に強く、萎黄病にも比較的強いので、秋の早まきから晩秋まき栽培及び晩抽性を利用した春蒔栽培のできるキムチ・おでん用大根。 ・肌は白く、肉質緻密でやや硬め、食味は極良でス入は特に遅い。 ・秋の適期栽培では播種後65日で収穫でき、根長25cm内外、根径10cm程度で良く揃う。

1〜20品種 / 全112品種中

ダイコンの関連タグ

ミノリス日誌バナー(紺)