カブの品種一覧・比較 全150種類

27社の種苗会社が提供する特徴・栽培方法・耐病性を一覧で比較。あなたに合う種を見つけよう。

カブとは

カブは、アブラナ科の一年草で、直径5〜15cm、重さ100〜500g程度の球状の根を収穫する野菜です。さっぱりとした食感と、ほのかな甘味が特徴で、日本の食文化に深く根付いた重要な野菜です。生食、加熱調理、漬物、加工品など、幅広い用途で使われ、家庭菜園から大規模栽培まで幅広く栽培されています。

市場では、通年流通していますが、露地物は春と秋が旬で、ハウス栽培物は周年出荷されています。特に春のカブは、甘味が強く柔らかいため、人気があります。最近では、ミニカブや色付きカブなど、用途に応じた多様なタイプが登場しています。


カブの魅力

  • さっぱりとした食感とほのかな甘味
    カブ特有のさっぱりとした食感と、ほのかな甘味が魅力です。この食感は、水分が豊富で食物繊維が適度に含まれているためです。

  • 栄養価と健康効果
    ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、カリウムを豊富に含み、免疫力向上や美肌効果に効果的です。また、カブに含まれるイソチオシアネートという成分には、抗酸化作用があると言われています。

  • 栽培のしやすさ
    比較的病害虫に強く、寒さにも耐性があります。家庭菜園でも育てやすく、収穫時期も短いのが魅力です。

  • 収穫の楽しさ
    種まきから収穫まで約2〜3ヶ月と短く、成長を実感しやすいです。また、根を掘り起こして収穫するので、収穫の喜びを味わえます。

  • 多様な品種
    白いもの、赤いもの、黄色いものなど、色が多様な品種があります。味わいや食感も品種によって違います。


主な用途

  • 生食
    サラダやスティック、ジュースなど。カブのさっぱりとした食感が料理に彩りを添えます。

  • 加熱調理
    炒め物、煮物、スープ、カレーなど。加熱すると甘味が増し、また違った美味しさを楽しめます。

  • 和食
    カブの煮物、カブの天ぷらなど。カブの食感と味わいが和食に深みを加えます。

  • 洋食
    カブのグラタン、カブのサラダなど。カブの食感と味わいが洋食に彩りを添えます。

  • 業務用
    飲食店では、サラダバーや料理の彩り、加工品などに多用されます。特に、見た目が良く、日持ちする品種が重宝されます。


栽培のポイント

カブの栽培は、露地栽培が主流です。

栽培時期は、地域によって異なりますが、一般的には春まきと秋まきがあります。春まきは3〜4月に種まきして6〜7月に収穫、秋まきは8〜9月に種まきして11〜12月に収穫します。

土壌条件は、排水性が良く、深く耕された土壌が適しています。石や土の塊があると、根が曲がったり分岐したりするので、注意が必要です。

病害虫対策は、カブ栽培の重要なポイントです。アブラムシ、コナガ、べと病、軟腐病などが発生しやすいので、予防的な防除が大切です。耐病性のある品種を選ぶことで、農薬の使用量を減らせます。

間引きも重要です。適切な間引きにより、根の生育を良くし、品質を向上させます。また、間引き菜も美味しく食べられます。

収穫時期は、根が十分に太り、葉が倒れ始めた頃が適期です。収穫後は、葉を切り落として保存します。


品種選びのコツ

カブの品種選びは、栽培環境と用途を考慮して決めるのがベストです。

根の形状では、丸いもの、扁平なもの、長いもの、短いものなどがあります。丸いものは煮物に適し、扁平なものは漬物に適しています。

味と食感では、甘味の強さ、食感の違いを確認します。生食重視なら甘味が強く、食感の良い品種を。加熱調理用なら、甘味が強く、煮崩れしにくい品種を選びましょう。

耐病性は、地域で発生しやすい病気に強い品種を選ぶことが重要です。べと病や軟腐病に強い品種は、農薬の使用量を減らせて、環境にも優しい栽培ができます。

作型適応性も重要です。春作、夏作、秋作、抑制栽培など、栽培時期に合った品種を選ぶことで、安定した収穫が期待できます。

収量性と管理のしやすさも考慮しましょう。家庭菜園なら、手間がかからず長く収穫できる品種がおすすめです。大規模栽培なら、収量が高く、機械化に対応した品種を選びます。


市場とこれから

カブの市場は、日本の食文化に深く根付いているため、安定した需要があります。特に、健康志向の高まりとともに、栄養価の高いカブへの関心が高まっています。

差別化の傾向として、生食しやすい甘味の強い品種、色や形が珍しい品種、有機栽培や減農薬栽培のカブなどが注目されています。また、ミニカブや色付きカブも、直売所やオンライン販売で人気です。

ブランド化では、地域ブランドや農園ブランドのカブが増えています。品質の良さと安心感をアピールすることで、高値での販売が可能になります。

輸出の可能性も見逃せません。特に、アジア諸国では日本のカブの品質が高く評価されており、輸出市場の拡大が期待されています。

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24品種中 1〜20件
あずま金町かぶ

あずま金町かぶ

株式会社トーホク

金町系のなめらかなでみずみずしい食感と洗練された味わい。純白の肌も抜群に美しい高品質品種。割れや病気に強く作りやすい栽培特性で、良質の葉は様々に利用できます。

サラダかぶ 雪の華 (ゆきのはな)

サラダかぶ 雪の華 (ゆきのはな)

株式会社トーホク

やわらかく甘味があり、極めてみずみずしい品種で、サラダなどの生食に向いています。緑のきれいな葉茎もやわらかくておいしく味わえます。小カブから中カブ位のサイズまで使えます。

すみれかぶ

すみれかぶ

株式会社トーホク

紫と白のコントラストが美しく、小~中カブサイズで随時収穫できます。食味も良く、漬け物やサラダなど様々に使えます。ス入りが極めて遅く、収穫後の店もちにも優れます。

のぞみかぶ

のぞみかぶ

株式会社トーホク

収穫の幅があり、小カブから中カブまで随時収穫できる便利な品種。肉質優れ、やわらかくきれいな玉で良く揃い、耐病性あって作りやすいので家庭菜園に最適の品種です。

ゆるぎかぶ

ゆるぎかぶ

株式会社トーホク

「万木(ゆるぎ)」と書き、滋賀県高島市安曇川町万木地区で受け継がれてきた在来の赤カブ。表皮の鮮紅色も内部の白も実に美しく、風味豊かな漬物用で近江の伝統野菜です。

加賀青かぶ

加賀青かぶ

株式会社トーホク

加賀地方で古くから受け継がれてきた在来種で、冬の味覚「かぶら寿司」になくてはならない青カブ。硬く締まった肉質と独特の香りと風味が身上で、伝統料理を支える貴重な野菜です。

博多据りかぶ

博多据りかぶ

株式会社トーホク

福岡市周辺で育てられた在来種。寒さに強く育てやすく、冬から早春にかけて収穫する中カブ品種。根は豊円形で肉質ち密、甘みもあっておいしく、漬物や煮物として利用されます。

大野紅丸かぶ

大野紅丸かぶ

株式会社トーホク

甘酢で美しい鮮紅色に漬け上がる赤カブの代表品種ですが、病気に強く栽培しやすく揃いも良く改良された交配種です。きめ細かく、やや硬めでしっかりとした肉質で、甘みがあります。

天王寺かぶ 城の雪

天王寺かぶ 城の雪

株式会社トーホク

従来の天王寺かぶを病気に強く改良しました。小カブから中カブまで幅広い収穫タイミングがあります。甘味があって煮くずれにくく、サラダにも使える美味しい肉質です。

寄居かぶ

寄居かぶ

株式会社トーホク

新潟県寄居町発祥の品種。肉質やわらかく甘味に富み、太りが早く小カブから大カブサイズまで利用できます。また葉が格別やわらかく、間引き菜がおいしいのもうれしい特長。

富山かぶ

富山かぶ

株式会社トーホク

富山市周辺で古くから受け継がれてきた寒さに強い雪中どり用の在来種。厚みのある豊円形で、光沢のあるなめらかな肌。ス入りが遅く、肉質ち密でく美味しい品種です。

戸矢かぶ

戸矢かぶ

株式会社トーホク

佐賀の伝統野菜。暑さに強く生育が早いので40日位で収穫できます。表面は赤紫色と白色の鮮やかなコントラストで、正月の菊花かぶなど、やわらかい肉質を生かし漬物などに利用します。

新津田かぶ

新津田かぶ

株式会社トーホク

津田かぶを島根県農業試験場で改良した品種です。食味の良さはそのままに、地上部に伸び上がった部分の紅色がより一層鮮やかになりました。漬物にしても色あせることはありません。

日野菜かぶ

日野菜かぶ

株式会社トーホク

滋賀県の「日野菜漬け」で全国的に有名な細長いカブ。地上に出ている部分は鮮やかな紅色で、地中部分は純白ですが、漬けると全体が見事な桜色となります。

時なし小かぶ

時なし小かぶ

株式会社トーホク

天候不順によく耐える栽培特性ですから、早まきや遅まきなどでも安定して作れます。揃い良く、肌つやのきれいな玉に仕上がります。葉傷み少なく、おいしい葉茎も楽しめます。

本紅丸かぶ

本紅丸かぶ

株式会社トーホク

しっかりとしたやや硬めの肉質で、表皮と内部中央が鮮やかな紅色となり、甘酢で全体がきれいな鮮紅色に漬け上がります。じっくりとした肥大で、畑に長く置いておくことができます。

根こぶ病に強いかぶ 白露(はくろ)

根こぶ病に強いかぶ 白露(はくろ)

株式会社トーホク

根こぶ病などの土壌病害に強いので連作で病気が心配な畑には最適。きれいな肌で割れも少なく、安心して栽培できる良質の品種。小カブから中カブサイズまで収穫できます。

極早生大丸かぶ 越の雪

極早生大丸かぶ 越の雪

株式会社トーホク

早太りでス入りの遅い大かぶ。肌は光沢のある純白色で肉質ち密で甘みがあります。繊維質を感じさせず歯切れがよいので、生食はもとより品質の良い千枚漬けに仕上がります。根こぶ病にも強いので連作畑でも比較的安心...

津田かぶ

津田かぶ

株式会社トーホク

島根県松江市津田地区で育成され受け継がれてきた伝統野菜。根は地上部に伸び上がり牛角形になり、甘く独特の香りと歯応えで、出雲の冬になくてはならない漬物食材です。

温海かぶ

温海かぶ

株式会社トーホク

山形県庄内地方の焼畑栽培で有名な紅カブ。根の外側は濃い赤紫色ですが内部は白色で、肉質ち密でやや堅く甘みがあります。皮はうすく酢漬けにすると全体がきれいな紅色になります。

1〜20品種 / 全24品種中