熟期・収穫時期

早生のカブ品種一覧 全36種類

早生カブ 早生カブとは 早生カブとは、播種から収穫までの日数が比較的短い品種群を指す熟期区分です。カブの熟期は品種によって異なりますが、早生品種は播種からおおむね40〜50日程度で収穫できる品種が該当します。中生品種が50〜60日、大カブ系

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早生について

早生カブ

早生カブとは

早生カブとは、播種から収穫までの日数が比較的短い品種群を指す熟期区分です。カブの熟期は品種によって異なりますが、早生品種は播種からおおむね40〜50日程度で収穫できる品種が該当します。中生品種が50〜60日、大カブ系の品種が70日以上を要するのに対し、短期間で根の肥大が完了することが大きな特徴です。

カブはアブラナ科の根菜であり、冷涼な気候を好む作物です。生育適温は15〜20℃で、25℃以上の高温条件では根の肥大不良や品質低下が起こりやすくなります。早生品種は、適温期間が限られる春や秋の栽培において、短い栽培期間で効率的に収穫を完了させることができます。

早生品種の多くは、小カブ〜中カブサイズ(直径4〜8cm程度)を収穫のターゲットとしています。根の肥大が速いため、播種後1か月半程度で商品サイズに達する品種が多く、葉菜類に匹敵する栽培期間の短さが特徴です。

カブは根だけでなく葉も食用にされるため、根の品質と葉の品質の両方が商品価値に影響します。早生品種は葉の生育も旺盛で、根の肥大と葉の健全性が同時に求められる品目ならではの管理が重要です。

この特性の魅力

早生カブの最大の魅力は、栽培期間の短さを活かした圃場の高回転利用です。40〜50日で収穫できる早生品種であれば、同じ圃場で年間5〜6回の作付けが理論上可能です。少量多品目栽培を行う直売所向け農家や、葉物野菜とのローテーションに組み込みたい経営体にとって、この回転の速さは大きな利点です。

他品目の前後作として組み込みやすいことも重要なメリットです。夏作のトマトやナスの圃場が空くまでの間作として、あるいは秋冬野菜の定植前に短期間で1作入れることが可能です。カブは比較的土壌条件を選ばず、施肥量も多くないため、間作として扱いやすい品目です。

直売所やファーマーズマーケットでは、葉つきの新鮮なカブは視覚的な訴求力が高く、消費者からの人気が根強い商品です。早生品種を使って次々と新鮮なカブを出荷する体制を構築できれば、安定した売上の確保が期待できます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。早生品種は根の肥大が速い分、収穫の遅れが品質低下に直結します。収穫適期を過ぎるとすが入ったり(根の内部に空洞ができる現象)、根が割れたりすることがあります。特に高温期の栽培ではす入りの進行が速いため、こまめな収穫が必要です。

また、根の肌のきれいさは品種選びだけでなく栽培管理にも左右されます。土壌中の石や未分解の有機物が根の肌荒れの原因になるため、播種前の土壌準備が丁寧であることが美肌カブを作る基盤です。

適した作型と地域

早生カブが最も活躍するのは、春まき栽培と秋まき栽培です。春まきは3〜4月に播種し、5〜6月に収穫する作型で、涼しい気候の中で根の肥大が順調に進みます。秋まきは9〜10月に播種し、10〜11月に収穫する作型で、秋の冷涼な気候がカブの品質を高めます。

周年栽培も早生品種の短い栽培期間を活かして行われています。ハウス栽培やトンネル栽培を併用すれば、冬場でも栽培が可能であり、端境期の出荷で高単価販売が狙えます。ただし、冬場の低温条件下では生育が遅延し、早生品種でも栽培期間が通常より長くなる点は考慮が必要です。

地域的には、千葉県、埼玉県、京都府、滋賀県などが主な産地です。千葉県は小カブの生産量が全国トップクラスであり、早生品種を活用した周年出荷体制が確立されています。京都の聖護院カブに代表されるような伝統品種もありますが、早生の小カブ品種はそれとは別に、全国的に広く栽培されています。

まず押さえておきたいのが、カブは直播栽培が基本であるという点です。カブは移植に弱く、移植すると根の形状が乱れやすくなります。直播栽培で均一な間隔に播種し、適期に間引きを行うことが、揃いの良いカブを生産する基本技術です。

栽培のポイント

早生カブの栽培では、播種から収穫まで40〜50日間の短い期間に、いかに均一で高品質な根を育てるかが管理の要点です。

播種は、条まきまたはばらまきが一般的です。条間15〜20cm、株間10〜12cmを目安とし、間引きで最終株間を調整します。播種量が多すぎると間引き作業の負荷が大きくなるため、適正な播種密度で播種することが効率的です。

間引きは、本葉1〜2枚の時期と本葉3〜4枚の時期の2回が一般的です。間引きが遅れると根の形状が悪くなり、揃いが乱れます。早生品種は生育が速いため、間引きのタイミングを逃さないよう、播種後の観察を欠かさないことが重要です。

施肥は、元肥主体で行い、速効性の肥料を使用します。栽培期間が短いため、緩効性の肥料では効果が出る前に収穫期を迎えてしまう場合があります。追肥は間引き後に1回程度が目安で、株元への土寄せを兼ねて行うと効率的です。窒素過多は葉が茂りすぎて根の品質が低下するため、適量を守ります。

灌水管理は、根の肥大と品質に大きく影響します。乾燥条件ではす入りが進行しやすく、急な灌水は根の裂根を招きます。定期的な灌水で土壌水分を安定させることが、品質の良いカブを作る基本です。

意外と知られていないのですが、カブの根の肌質は土壌の物理性に大きく左右されます。粘土質の重い土壌では根の肌が荒れやすく、砂質の軽い土壌では表面の滑らかなカブが作りやすくなります。圃場の土壌条件に合った品種を選ぶことも、美肌カブの生産には重要な要素です。

害虫対策では、アブラナ科共通のキスジノミハムシとコナガが主な課題です。キスジノミハムシの幼虫は根の表面を食害して商品価値を下げるため、播種前の土壌消毒やネオニコチノイド系薬剤の使用で被害を抑えます。コナガは葉を食害するため、防虫ネットの被覆が効果的な予防策です。

品種選びの注意点

早生カブの品種を選ぶ際は、栽培時期と販売先に合った特性を持つ品種を見極めることが重要です。

根の形状と揃いの良さは、商品価値に直結する最重要の特性です。丸みが均一で、尻まとまりの良い根形の品種は、袋詰めや結束出荷での見栄えが良く、量販店や直売所での評価が高まります。

す入りの遅さ(耐す入り性)は、収穫適期の幅に関わる重要な特性です。す入りが遅い品種は、収穫のタイミングに余裕が生まれ、作業の分散が可能になります。天候不良で収穫作業が遅れた場合のリスクヘッジとしても、耐す入り性に優れた品種を選ぶメリットがあります。

晩抽性は、春まき栽培では必須のチェック項目です。カブは長日条件で抽苔が促進されるため、春まきでは抽苔リスクが高くなります。晩抽性に優れた品種を選ぶことで、春まき栽培の安定性が向上します。

根の肌色と光沢も品種間で差があります。真っ白で光沢のある根は消費者の購買意欲を高めるため、肌質に優れた品種を選ぶことが販売上の強みになります。赤カブなど有色品種の場合は、発色の良さが品種選定の基準となります。

市場動向とこれから

カブは日本の食文化に根ざした伝統野菜であり、漬物、煮物、サラダ、汁物など幅広い用途で消費されています。小カブは特に関東圏での消費が多く、スーパーマーケットでの定番商品として安定した需要があります。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、近年はサラダ用途の小カブや、カラフルな品種(赤カブ、紫カブなど)への需要が拡大しています。直売所やレストラン向けでは、見た目の美しさと食味の良さを兼ね備えた品種への関心が高まっています。

早生品種は、周年出荷体制の中で欠かせない品種群です。特に端境期の供給を安定させるために、播種時期をずらしながら早生品種を連続的に栽培する体系が多くの産地で採用されています。

育種の面では、耐病性と品質の向上が進んでいます。白さび病やべと病への耐性を持つ早生品種の品揃えが充実してきており、減農薬栽培への対応も可能になりつつあります。また、根の肌質と食味を高いレベルで兼ね備えた品種の開発が続けられており、早生品種の品質水準は年々向上しています。

今後の展望としては、健康志向の高まりからカブの機能性成分(イソチオシアネートなど)への注目が高まっています。また、カット野菜や浅漬け商材としての加工・業務用需要も拡大傾向にあり、これらの用途に適した品質特性を持つ早生品種へのニーズが広がっていくと見込まれます。

まとめ

早生カブは、播種から収穫まで40〜50日程度の非常に短い栽培期間を特徴とし、圃場の高回転利用に最適な品種群です。他品目との間作や前後作に組み込みやすく、直売所での訴求力も高い品目です。

品種選びにあたっては、根形の揃い・耐す入り性・晩抽性・根の肌質を総合的に評価し、栽培時期と販売先に適した品種を選定することが重要です。栽培面では、適期の間引きと均一な灌水管理が品質の良いカブを安定して生産する基盤であり、キスジノミハムシの防除も商品価値の維持に欠かせない管理項目です。

36品種 掲載中
CRきらりの夏

CRきらりの夏

株式会社日本農林社

根こぶ病に強く、耐暑性抜群の夏専用コカブ ■特性 ・暑さ、病気に強く、春~夏に栽培し易いネコブ病に強い早生種。 ・春~夏栽培で問題となる葉の伸びすぎ、根の変形、 裂根や、収穫・洗浄時におけるひび割れが少ない為、 秀品率が高いので作業効率が良い。 また、葉茎が太く折れにくいので、結束が楽である。 ・球部の色は白く、肉質はち密で柔らかく甘くて美味しい。 尻部のまとまりが良い豊円形でバランスが良い。 ・多肥栽培や肥沃地でも従来の品種と比較して安定した栽培が可能。 ■栽培の注意 ・低温期では生育が非常に緩慢になるので、 適期栽培を心がけて下さい。

CRきらりん

CRきらりん

株式会社日本農林社

根こぶ病に強い春秋用のおいしいコカブ ■特性 ・葉色は濃くて見た目が良く、草姿は立性で短く、作業がしやすいです。 ・春と秋に蒔くことができます。ネコブ病(根にコブがつく病気)に強くて、作りやすいです。 ・球型は偏円型で、尻つまりが早い早生の品種です。 ・肉質はち密でやわらかいので、サラダや浅漬けが特にオススメです。 ■栽培の注意 ・ネコブ病抵抗性に関しては、日本で見つかっている代表的なネコブ病菌の混合菌を使用し、 幼苗検定を繰返し行い育成したネコブ病抵抗性品種ですが、 他にも菌の系統があり地域によってはネコブの着生があるかもしれませんので、あらかじめ御了承下さい。

CR雪あかり

CR雪あかり

株式会社渡辺採種場

低温肥大性の良い 晩抽、根こぶ病抵抗性品種 ■特性 ・低温期でも肥大性の良い、根こぶ病に強い極早生種です。 ・晩抽性で、秋~春まきの低温期に適します。 ・根部は純白、尻詰まりの良い腰高形で、玉割れが少ないです。 ・肉質ち密で甘みがあり、品質良好です。 ■栽培ポイント・注意点 ・根こぶ病菌のレース(菌系)によっては、根こぶ病の発生があるかもしれません。無理な連作を避け、輪作と耕種的防除を行ってください。

あやめ雪®

あやめ雪®

株式会社サカタのタネ

極立性で玉ぞろいのよい、紫白小カブ ■特性 1. 肩が鮮紫色、下部が白色になる美しい早生品種。肉質は緻密で甘み強く食味がよい。 2. 根部は腰高の偏円形で肥大性がよい。ひげ根はなく、尻がまとまりやすい。 3. 草姿極立性で、葉の大きさは中程度、葉色は濃い。葉軸は太くしっかりしているので結束しやすい。萎黄病耐病性。 4. 若どりでも球形がまとまり紫色が入るので、サラダの彩りに面白い。酢漬けにすると、2日ほどで表面の紫色が全体に回る。 ■適応性 着色があまりきれいにならず根形も崩れやすい盛夏期を除いて栽培が可能です。播種10月中旬以降はパンチフィルムを利用したトンネル栽培、播種11月下旬から2月下旬まではトンネル栽培もしくはハウスを利用した栽培が望ましいです(一般地)。根こぶ病耐病性は有していないので汚染圃場は避けましょう。 ■要点 施肥量は元肥中心に10aあたりチッ素、リン酸、カリそれぞれ10kgを基準としますが、土質や前作の残効を考慮した方がよいでしょう。また高温期は5割減、低温期は2割増施肥します。追肥は生育状況に応じて少量施します。また、「バイテクバイオエース®」等の有機質肥料を施用することにより甘み、風味が増します。ただ生育は緩慢になりますので施肥量すべてを変えるのではなく一部を有機質肥料にすればよいでしょう。 栽植密度は15×15cmを標準とします。高温期は若干広めにとりましょう。 コナガ、アブラムシ等の防除には透明寒冷紗などのトンネル被覆栽培が効果的です。それでも虫害は完全に防げないので併せて薬散を行いますが、使用農薬、使用回数等は各JA、各県の農業改良普及員に相談しましょう。

きらりのゆめ

きらりのゆめ

株式会社日本農林社

舌触りなめらか!やわらか美味コカブ ■特性 ・晩抽性で、耐寒性が強く、春・秋蒔きまで幅広く栽培できる直売、 市場出荷に最適なコカブ。 球型は偏円型で、尻詰りは早く早生である。球の肌は白く尻根も細くやさしい感じがある。 ・葉色は濃く、草姿は立性で短い為、 出荷時に葉を切り落とす必要が少ないので作業性が良い。 ・球型は偏円型で、尻詰りが早い早生種である。 球の肌は白く尻根も細くやさしい感じがある。 肉質はち密で柔らかく食味がとても良い。 ■栽培の注意 ・本種はネコブ病抵抗性ではないので、発生地では注意 が必要である。 ・最大葉の長さが35cm内外になるような肥料設計が望ましい。 ・大玉になりすぎるとイビツな形になる。 ■適作型 (関東平坦地) 春播き 3月上旬~4月上旬蒔き。秋播き 8月下旬~10月上旬蒔き。

こけし

こけし

株式会社日本農林社

小~中サイズまで収穫可!美味しいサラダカブ ■特性 ・肉質はち密でとても柔らかく甘味に富み、 浅漬け、サラダに最適である。球色は白く光沢があり球揃い抜群。 ・根部は丸味を帯びた偏円球で根尻が細い。 根の止まりが早く、ス入りも遅いので小~中蕪として幅広く利用できる中早生種。 ■栽培の注意 ・高温期の夏まき栽培では、裂球、変形等の生理障害が発生しやすいので不向きです。

たかね

たかね

株式会社サカタのタネ

春のトンネル、夏まき用小カブ。 早太り、そろいよく、高冷地にも好評 ■特性 1.「金町小かぶ」の極早生交配品種。早太りが抜群でそろいがよく、裂根や肥大不良がなく、良品が一斉に収穫できる。 2. 玉は純白で光沢あり、肌が美しい。 3. 肉質はち密で、食味は良好。 4. 草姿は立性で、葉色が濃く光沢があり、やや小葉で草丈は伸び過ぎない。 5. べと病やウイルス病などへの耐病性もかなり強い。 ■適応性 本種は早どり用極早生種で適応作型が広いです。耐暑性強く、高温下でも葉伸びせず肥大がよく尻のまとまりがよいため、7月下旬からの夏まき栽培や、秋まき栽培に適します。また、抽苔性も相当安定し、低温下での肥大が早いので、1月下旬からのトンネル栽培や、その後の露地栽培、寒冷地の春~夏まき栽培に最も適します。このほか10月まきのトンネルやハウス栽培にも適します。 土壌に対する適応性も広く、排水に注意し腐熟有機質を施せば、ほとんどどこでも栽培できます。 ■畑づくり(圃場準備) できるだけ早めに、しかも土は十分細かくロータリーで耕しておきます。前作物の根など有機質がよく腐っていなかったり、土塊が多かったりすると、岐根の発生や玉肌が汚くなりやすいです。 ■肥培管理 極早生で生育日数が短いため、元肥主体として、他の早生品種より1~2割多肥とします。こうすると一段と早生性、肥大性が高まり、よいものを収穫できます。 10a当たりおよその成分量は、窒素15kg、リン酸15kg、カリ15kg、苦土石灰100kgで、高温期の栽培では窒素を減量し、低温期は増量します。 苦土石灰や石灰窒素はとくに早めに施用して酸度調整を行い、堆肥は前作に十分施しておくか、完熟したものを早めに施用します。肥料は、播種1週間以上前に全面散布し、よく耕して土になじませておきます。 ■播種 播種量は10a当たり6~10dlです。畝幅120~150cmのベッドをつくり、12~15cmの条まきが普通です。 乾燥期には降雨後か、十分な灌水を行ってから播種します。十分な湿りのない場合は、覆土後、鎮圧をしっかり行って発芽をそろえます。多湿時には排水に十分注意します。 ■間引き 生育が早いから、遅れないよう子葉が展開したら込んでいるところを間引き、本葉2~3枚までに株間12~15cmに1本立ちとします。 最も注意する点は、他品種より株間を広くすることで、とくにベッド栽培では12cm以上の作条、株間がほしいです。 密植栽培での間引き収穫では、3回目以降の収穫カブは葉数が不足して細軸となり、商品価値がおちます。株間が広いとそろって肥大し、クズが極端に少なく、市場性の高い良品を一斉に収穫でき、収益、作業能率もよいです。 ■病害虫防除 とくに高温期に発生の多いウイルス病や、純白の玉肌を汚く食害して商品価値を落とすキスジノミハムシの幼虫の防除には、土壌処理は欠かせません。 コナガ、アオムシ、ヨトウムシなどの害虫やべと病、白斑病には適切な登録農薬を適量、早期から定期的に散布して予防します。

つやひめ蕪

つやひめ蕪

株式会社タカヤマシード

金町系の早生種で三季まきのできる極めてうまい良質の交配種。草姿は立性、葉は濃緑で、中位、欠刻は少なく、葉軸はしっかりして葉枯れが少ない。葉も食べられ、根部は純白で光沢があり、小蕪(直径3cm)でも整形の腰高球となり肥大しても(直径7cm)変形が少なく玉揃いがよい。市場性の高い豊産種である。 ■ポイント 1.窒素過多や急激な肥効は、裂根を伴うので順調な肥培管理が大切。 2.乾燥は生育を遅らせ、品質を落とすので、生育は適湿を保つこと。

はくれい

はくれい

ヴィルモランみかど株式会社

元祖サラダカブ ■特徴 特性-1 播種時期:秋~冬 タイプ:小カブ 根形:扁円 特性-2 早晩性:中早生 ス入りの早晩:優れる 耐暑性:優れる 耐寒性:特に優れる おすすめのポイント 耐寒性・低温肥大性に優れる元祖サラダカブ。 肉質緻密でやわらかく甘味がありおいしい。 ■品種の特性 1. 元祖サラダカブ。肉質は緻密でやわらかく、甘味があり、生食サラダで美味しい。生食のほか、漬けもの、煮物でも美味しい。 2. 中早生で冬~春播き、秋播きで最も特性を発揮する。 3. 根部は丸みのある扁円形で良く揃い乳白色で光沢があり、割れにくく、根尻細く、肉質緻密でス入遅い。.葉は濃緑で光沢あり、欠刻少なく、葉軸もしっかりしている。 4. 耐寒性、低温肥大性にも優れる。 ■栽培のポイント 1. 火山灰土で栽培する場合は、圃場を踏圧してから播種すること。 2. 病害虫防除の為、発芽後と秋冷雨後の薬剤散布を徹底すること。

べにむらさき

べにむらさき

中原採種場株式会社

曲がりが少なく、秀品率が高いF1日野菜かぶ!! ■特性 ・滋賀県の特産で全国的にも広く栽培され、日野菜の桜漬として親しまれる早生の色かぶ。 ・草姿は極立性、茎は紫紅色で葉は無毛でコンパクト、曲がりが少なく揃いの良い交配種。 ・根部は径2〜3cm、長さ25〜30cmぐらいの長型円筒形で、1/3ほど抽根した部分は紫紅色で、地下の約2/3は白色となり、色合いが美しい。 ・肉質緻密で幾分辛味と酸味があり、塩漬、粕漬、酢漬など漬物用として美味。

まるちゃん

まるちゃん

渡辺農事株式会社

甘くて、やわらかい極早生コカブ ■特性 ・多汁質で柔らかな肉質、糖度が高く、カブ特有のクセが少なく、サラダなど生食で食味が極上。また、葉も柔らかく、葉と一緒に浅漬け、ぬか漬けにも適する。 ・太りの早い極早生種。葉は色が濃く、伸び過ぎない。球は丸みのある甲高扁円球で、ワレ、変形が少なく、揃いが抜群に良い。 ・春・秋用として特性発揮。中間地では、8月中旬〜10月初旬蒔き、2月下旬〜5月上旬蒔きに適する。

みふね

みふね

株式会社サカタのタネ

高品質と耐病性を兼ね備える、おいしい小カブ ■特性 1. 生育は早生で関東一般地の秋から春まきに適する。 2. 根部は肥大・そろいともによく、ひげ根は少なく尻のまとまりがよい。 3. 肌は白色でテリがある。肉質はやわらかめで食味がよい。 4. 草姿立性で、葉の大きさは中程度、葉色は濃い。葉軸は太くしっかりしているので結束しやすい。 5. 白さび病、根こぶ病、萎黄病に耐病性がある。ただし、根こぶ病はレースによって発病することがあるので注意する。 ■適応性 おもに9月下旬まきから4月まきに適します。10月中旬以降の播種はパンチフィルムを利用したトンネル栽培、11月下旬まきから2月下旬まきまではトンネル栽培もしくはハウスを利用した栽培が望ましいです(基準関東温暖地)。 複数の根こぶ病レースに対し幅広く耐病性を示しますが、近年レース分化が進んでいると報告されているので注意が必要です。発病した場合はすき込まず圃場より持ち出し処分します。すき込むと感染源を増やすことになるのでやめます。 ■要点 施肥量は元肥中心に10aあたり窒素、リン酸、カリそれぞれ8kgを基準としますが、土質や前作の残効を考慮します。また高温期は5割減、低温期は2割増施肥します。追肥は生育状況に応じて少量施します。また、バイテクなどの有機質肥料を施用することにより甘み、風味が増します。ただ生育は緩慢になるので、施肥量すべてを変えるのではなく一部を有機質肥料にします。 栽植密度は15×15cmを標準とします。高温期は若干広めにとります。 コナガ、アブラムシなどの防除には透明寒冷紗などのトンネル被覆栽培が効果的です。それでも虫害は完全に防げないのであわせて薬散を行いますが、使用農薬、使用回数などは各JA、各県の農業改良普及員に相談しましょう。

みやま早生

みやま早生

ナント種苗株式会社

四季蒔人気種。 【特 徴】 ● 早生金町かぶの改良種で形状はやや腰高の平型となり、草姿は立性、色沢は純白。 ● 播種は 8月上旬〜9月末で40日内外で収穫出来、晩抽性なので、春蒔きなら 2月上旬蒔のトンネル栽培、一般露地蒔きは3月上旬に播種して好評。

二刀

二刀

株式会社サカタのタネ

食味・品質がよく、耐病性に優れる、春・秋どり用小カブ ■特性 1.生育は中早生で、秋まき年内収穫および冬まき春収穫に適する(関東一般地基準) 。 2.根部は肥大やや早く、尻がまとまる。ひげ根は少ない。 3.肌は白色でテリがある。割れにくく、収穫後の肌の変色などに強い。 4.肉質は緻密で、す入りが遅い。 5.クセが少なく甘みが強いため、食味が非常に優れる。 6.草姿は立性で、葉の大きさは中程度。葉軸は太くしなやかで結束しやすい。 7.白さび病、根こぶ病、萎黄病に耐病性がある。 ■適応性 露地では9月上旬~11月上旬まきおよび1月中旬~3月下旬まきに適します(関東一般地基準)。冬から春に向けて温度が上がっていく作型でも玉の変形、裂根が少なくじっくり肥大するため、在圃性のよさを発揮できることに加えて、春や秋などの多湿時期に発生しやすい白さび病への耐病性が非常に優れており、特に2月まき春どりの作型に適します。 一方、厳寒期の収穫では、玉の肥大が緩慢になる恐れがあるため、ハウスや保温被覆資材を利用して栽培してください。極端な乾燥や高温・低温は、玉の変形や生育不良の原因となるので注意してください。 複数の根こぶ病レースに対し幅広く耐病性がありますが、近年レース分化が進んでいると報告されているので注意が必要です。発病した場合は発病株を圃場から持ち出して処分してください。 ■要点 施肥量は元肥中心に10aあたり成分量で窒素、リン酸、カリそれぞれ8kgを基準としますが、土質や前作の残効を考慮してください。また、高温期は5割減、低温期は2割増で施肥します。追肥は基本的には不要ですが、生育状況に応じて少量施します。また、「バイテクバイオエース®」などの有機質肥料を施用することにより、甘み・風味が増します。生育のバランスを取りながら、通常の化学肥料とうまく組み合わせて施用してください。 栽植密度は15×15cmを標準とし、高温期は若干広めに栽培してください。 低温期の播種では被覆資材などを用いてしっかりと保温・保湿し、初期生育を順調にそろえることで、その後の生育・玉肥大につながります。 土壌水分は極端な多湿・乾燥がないよう、暗渠・明渠の設置や硬盤破壊、有機物の圃場投入などを心がけ、適湿を保つように管理してください。 コナガ、アブラムシなどの防除には防虫ネットなどのトンネル被覆が効果的です。キスジノミハムシ対策では、播種前の粒剤土壌混和なども行い、継続的な予防を心がけてください。農薬の使用方法・回数などは、各地域の農協や農業改良普及員に相談してください。 す入りが遅い品種ですが、温度上昇期における極端な収穫遅れは品質の低下を招きやすいため、計画的な播種・収穫体系を心がけてください。

冬の庄

冬の庄

カネコ種苗株式会社

根こぶ病抵抗性の秋~春まき用、甲高早生品種 特性 ●草姿は立性で、葉色濃く、葉柄は極太でしっかりしているので、折れにくく作業性、日持ち性も良好です。 ●根部は純白で光沢があり、厚みのある腰高で尻のまとまりが良く、食味も良好です。 ●根部は低温下での肥大性が良く、葉柄は低温障害を受けにくく、冬場でも安定した生産ができます。 ●べと病など各種病害に強く、根こぶ病に対して抵抗性を備えています。

博多すわり蕪

博多すわり蕪

中原採種場株式会社

早太りで味は天下一品!! ■特性 ・本種は暑さに強く、生育が極めて早く、丈夫で作り易く家庭菜園に最適な早生中型蕪。 ・葉は鮮緑色を帯び、根部は稍々腰高の扁平型で径9〜10cm高さ6cm位で形状よく揃う。 ・肉質は緻密で甘味に富み、漬物・煮物として大好評である。

恵星紅

恵星紅

株式会社サカタのタネ

病気に強く良質多収。大野紅系交配品種 ■特性 1. 大野紅カブ系の交配種で、べと病、黒斑病などに強く、生育が早くて栽培しやすいです。 2. 草姿は立性で葉伸びよく草丈50~60㎝です。外葉はやや細形で葉数13~15枚、低温に当たるほど強く着色します。葉軸は早くから鮮紅色になります。株元からのわき芽は出ません。 3. 根部は平形で形状よく、肥大が早くて尻部のまとまりがよく、玉ぞろいがよいです。横径12㎝程度に肥大し、尻部まで鮮紅色で着色がよいです。内部もかなり条斑に着色します。肉質はち密でやわらかいです。 4. 大野紅に比較して早生で、早どりから、多少の遅まきにも成績がよいです。 ■適応性 適湿のある排水のよい肥沃な沖積土地帯に最も適しますが、有機質を施用して保水、排水のよい土作りを行えば、どこでも栽培できます。 北海道、東北、高冷地など冷涼な温度較差の高いところのほうが、着色や品質がよいです。 ■肥培管理 10a当たり窒素12㎏、カリ15㎏、苦土石灰100㎏を標準として、畑の肥沃度により調整します。遅まきではやや多めに施します。 微量要素欠乏症の出るところでは、FTEなどを10a当たり3~4㎏施します。 苦土石灰や熔リンは早めに施して耕うんしておき、肥料は元肥主体で、播種の1週間前位に全面散布し、ロータリーで耕耘して土によくなじませておきます。 完熟していない堆肥の施し、とくに、播種直前の施用は、カブの根肌をわるくするので、前作に十分施しておくか、完熟したものを早めに施します。 ■播種 播種量は10a当たり7~8dlです。畝幅70㎝、条間20㎝に2条まきし、株間20~23㎝の千鳥に間引くか、1穴6~7粒の点まきとします。 播種は適湿のあるうちに行い、覆土後よく鎮圧しておくと発芽がそろいます。 間引き:子葉が完全に展開したら込んでいるところを間引き、本葉3枚程度で1本立ちとします。初期生育のよしあしによって、その後の生育や収量に大きく影響しますから、間引きはあまり遅れないように行います。 ■収穫 播種後50日くらいから中カブとして収穫でき、60~70日で根径12㎝程度となります。 出荷は枯葉と直根をとり、市場の規格にあわせて結束し、動力噴霧機などできれいに水洗いし、よく水切りをして市場出荷します。

愛真紅3号(あいしんく3ごう)

愛真紅3号(あいしんく3ごう)

株式会社武蔵野種苗園

抜群の球内色と球色で注目度No.1 特性 ●葉柄は濃紫色を呈し、葉長は9月蒔きで60cm程度となる。 ●球の肥大は中早生、やや吸込の腰高球で揃いは抜群。 ●球色は赤色濃く、肉色は中心部まで赤色がまわっており、非常に美しく、市場性が高い。 ●球径が13cmになっても変形・ス入りが無く、肉質は中程度の硬さで、品質良好。 栽培のポイント ●草勢が旺盛であるので、肥料は控え気味とする。 ●栽植密度は20cm×20cmを基準とする。

改良博多かぶ

改良博多かぶ

中原採種場株式会社

作りやすさと肉質は最高!! ■特性 ・本種は耐暑性があり、極めて丈夫で作り易い早生種。 ・土質を選ばず栽培出来る様に厳選改良した優良種。 ・根部は純白色を帯び、腰高の扁円球、根径14〜15cm、高さ10cm位の大蕪で形状よく揃う。 ・肉質は緻密で甘味に富み、粕漬・煮食等に利用され風味抜群である。

改良早生大蕪

改良早生大蕪

株式会社タカヤマシード

肉質のやわらかい交配の大蕪 ■特性 1.本種は耐病性強く、生育旺盛で根部の肥大が早く大型になる。表皮なめらかで純白、肉質緻密でス入りが遅く、葉は濃緑で欠刻深く葉柄は太い。形はよく整い千枚漬その他漬物に適する。 2.播種後70日位で収穫期に達し、1.5~2kgの大きさになる。 ■ポイント 1.10a当りの栽植本数は3,000~3,200本位とし、密植は避ける。 2.早蒔き栽培ではアブラムシとウィルス病の予防駆除に努める。

1〜20品種 / 全36品種中

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