栽培環境・条件

促成栽培向けのキュウリ品種一覧 全52種類

促成栽培向けキュウリ 促成栽培とは 促成栽培とは、ハウスや温室などの施設を加温して、自然の収穫期よりも早い時期に収穫する栽培方法です。キュウリ(ウリ科キュウリ属、Cucumis sativus L.)の場合、一般的に12月〜2月頃に播種・育

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促成栽培向けについて

促成栽培向けキュウリ

促成栽培とは

促成栽培とは、ハウスや温室などの施設を加温して、自然の収穫期よりも早い時期に収穫する栽培方法です。キュウリ(ウリ科キュウリ属、Cucumis sativus L.)の場合、一般的に12月〜2月頃に播種・育苗し、3月〜5月頃にかけて収穫するパターンが「促成栽培」に該当します。厳寒期を加温ハウスで乗り切り、春先の市場供給が少ない時期に出荷することが最大の目的です。

促成栽培はほかの作型と明確に区別されます。1〜3月播種・4〜6月収穫の「半促成栽培」は軽加温または無加温が基本で、加温コストの水準が異なります。9〜10月播種・12月〜翌6月収穫の「越冬栽培」は促成と重なる部分もありますが、通常は促成より長期にわたる栽培を指します。7〜9月播種の「抑制栽培」は秋冬の収穫を目的とし、促成とは栽培の季節が逆です。

促成栽培向けとして品種カタログに記載されているキュウリ品種は、この厳しい低温条件下でも着果・肥大・収量が安定するよう設計されています。

促成栽培向き品種のメリット

促成栽培に適した品種を選ぶ最大のメリットは、収量の安定性です。厳寒期の低温・低照度という過酷な環境でも着果性が維持され、果実の肥大・果形の整いが確保されます。品種選定を誤ると、着果不良・奇形果の増加・果色の不均一といった問題が生じやすく、収量・秀品率の低下に直結します。

市場の供給バランスの観点からも、促成作型は価格的に有利な時期と重なります。春季のキュウリ需要が高まる3〜5月の出荷に向けて、促成栽培で先行生産しておくことで、市場価格が高い時期の出荷量を確保できます。

施設栽培に特化した品種の多くはブルームレス特性を持ち、果実の外観品質が均一になりやすい点も流通上のメリットです。スーパーマーケットや量販店への定番出荷品目として、安定した品質が求められる場面で強みを発揮します。

促成栽培における低温対策

ここからが実際の栽培で差がつくところです。促成栽培の成否を左右する最大の要因は、低温管理と灌水タイミングの組み合わせです。

キュウリは低温に弱い作物で、生育適温は昼間22〜28℃、夜間15〜18℃が一般的な目安です。夜温が10℃を下回ると根の活性が著しく低下し、水分・養分の吸収が滞ります。促成作型の厳寒期(1〜2月)は特にこの管理が難しく、加温費のコスト管理と品質維持のバランスをどう取るかが経営上の重要課題になります。

灌水は夜間ではなく午前中に行い、夜間は地温・気温が下がりすぎないよう管理するのが基本です。低温期の過剰灌水は根の障害につながり、急性萎凋症のリスクを高める一因にもなります。

接ぎ木台木の選択も重要です。促成向けの品種には、低温伸長性の高いカボチャ台木との組み合わせが推奨されることが多く、台木と穂木のマッチングを種苗メーカーのカタログで確認することが欠かせません。

品種の主な特性と選び方

促成栽培向けキュウリ品種を選ぶ際は、以下の観点から検討することが重要です。

低温着果性については、品種カタログの「低温着果良好」「冬季着果安定」などの表記が一つの目安になります。ただし、表記の程度は品種によって異なるため、試作で実際の着果数と果形を確認することが確実です。

耐病性の確認も欠かせません。施設促成では、うどんこ病・べと病・炭疽病・萎凋病などが主要病害です。品種カタログのHR(高度耐病性)・IR(中程度耐病性)表記を確認し、地域で問題になりやすい病害に対応した品種を選びます。

果形・果色の均一性は、市場流通においての評価に直結します。促成キュウリは長期にわたって安定した規格の果実を出荷し続ける必要があるため、果形が安定している品種を選定することが重要です。

サカタのタネのフリーダムハウスシリーズ(フリーダムハウス1号・2号・3号)は施設ハウス向けに広く使われている品種群です。各地域の試験場・農業普及指導センターの品種比較データも参考にしながら選定することを検討してください。

栽培管理のコツ

促成栽培では、育苗期からの管理が収穫期の収量を大きく左右します。育苗温度の管理(昼温25〜28℃、夜温15〜18℃が目安)を徹底し、根張りの良い健全な苗を作ることが最初のポイントです。

定植後の初期生育では、地温確保が特に重要です。地温18〜20℃以上を維持するため、地温確保用の加温設備・電熱マット・ポリマルチを活用します。初期の草勢が乗ってきたら、整枝・誘引・摘果を適切に行い、過繁茂による日照不足を防ぎます。

着果促進には、ミツバチやマルハナバチによる花粉交配が有効な品種もあります。単為結果性(受粉なしで果実が肥大する性質)が高い品種では、訪花昆虫なしでも着果しやすいですが、品種によって単為結果性の強さは異なります。

収穫は果実が規格内サイズに達したら早めに行い、過熟・肥大果を出さないことが草勢の維持につながります。

市場動向とこれから

促成キュウリは、冬季の施設野菜として国内の周年供給体制を支える重要な作型です。宮崎・高知・群馬など主要産地での大規模な施設促成栽培が、冬〜春のキュウリ市場の供給を担っています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、近年の暖房コスト上昇(重油価格の上昇)は促成栽培の経営を圧迫する要因として産地で課題視されています。省エネ型の暖房設備の導入・ヒートポンプの活用・ハウス断熱性能の向上など、コスト低減に向けた取り組みが各産地で進められています。

環境制御技術(CO2施用・日射連動型灌水制御など)との組み合わせによる収量・品質の向上は、促成作型の競争力を高める技術として注目されています。

まとめ

促成栽培向けキュウリは、厳寒期の加温ハウスという過酷な環境下で安定した着果・収量・品質を発揮するよう設計された品種群です。低温着果性・耐病性・果形の均一性が品種選びの主要な確認ポイントです。

加温費・台木選定・灌水管理の組み合わせが促成栽培の経営と品質を左右します。各品種の特性を種苗メーカーのカタログや普及指導センターの試験データで確認し、栽培地域の気候条件と経営規模に合った品種を選ぶことが重要です。促成栽培向けキュウリの品種一覧は、このページのタグが付いた品種ページからご確認いただけます。

52品種 掲載中
G・フラッシュ

G・フラッシュ

株式会社ときわ研究場

早くから良く穫れる耐病性品種  おいしい! ■栽培のポイント ・台木は、「ぞっこん」、「ときわGT-Ⅱ」が適する。 ・定植後、果実肥大初期は積極的に潅水を行う。 ・果実肥大が早いため、初期に十分な樹勢を確保する。主枝の地際から7節までの雌花を除去する。

HI・トライ

HI・トライ

株式会社久留米種苗園芸

露地用きゅうりに節成品種時代到来!! 多収穫・省力・耐病性(放任で楽々栽培) うどん粉病&褐斑病の複合耐病性品種 露地栽培だけでなくハウス栽培にも適する 【特性】 ◆主枝成・側枝共に80~100%雌花着生品種 ◆葉は黒く、小~中葉で立性(受光状態が良い) ◆果実は22~23cm、整形果で果形の安定抜群 ◆草勢はおとなしく、確実な着果で死果なく開花順に収穫でき、省力。 ◆安定した収穫と、草勢維持の為、側枝より確実な枝の確保。 ◆うどん粉病・褐斑病に強力な耐性を示す複合耐病性品種。 ◆省力性と耐病性、多収性をあわせ持つ節成性の露地きゅうり。 【適応作型】 露地栽培:3月~4月播きの、トンネル早熟栽培、 7月~8月播きの、露地夏秋栽培に適する。 ハウス栽培:3月~4月播きの、半促成栽培、 7月~8月播きの、雨除け・抑制栽培に適する。

S-36

S-36

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月定植 越冬・促成・半促成・無加温 ■雌花率 主枝着果率: ほぼ100% (7月・8月播きは雄花節もある) 1節1~2果成り ■果実 100gで21~22cm ウドンコ病と褐斑病の双方に強い耐病性を示し、ベト病にも比較的強い 節成り性が高く、分枝性は良い。 果肥大早く、終始果形が安定し、高品質で秀品率高い。 摘芯栽培・つる下し(更新型)栽培が可能。

YS-30(四葉キュウリ)

YS-30(四葉キュウリ)

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 周年(越冬、促成、半促成、無加温、抑制) ■雌花率 主枝着果率: 40~50%(3月播種) 30~40%(7月播種) 側枝:60~70% 1節1~2本成り ■果実 140gで27~29cm 太さ3cmぐらい 抜群の色・テリ・食味。 驚喜の果形・果揃い・収量構成で秀品率・収量も最高。 恵沢30同様市場評価最高。

アッカン434

アッカン434

株式会社ときわ研究場

節成り性で果実肥大早く初期より多収!果長果形の安定性にも優れる ■雌花着生 主枝雌花率は、12月播種で90~100%、各節2~1果成りで節成り性が極めて高く2果成りが多いため多収となる。 ■草姿 草勢は中強、側枝は安定して発生する。葉は極濃緑で中葉、側枝節間は詰まりにくく受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大は早く、初期から多収となる。また春先からの高温、乾燥下においても順調に果実肥大し、尻細果の発生は少なく、短形果になりにくい。 ■耐病性 ウドンコ病、褐斑病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・節成り性が極めて高いため、主枝の着果節位は10節目以降とする。 ・灌水、追肥は早めのタイミングで行う。 ・低温肥大力があるため、加温栽培では収穫期の最低夜温は13~14℃で順調に果実肥大させる。

アドニス

アドニス

株式会社ときわ研究場

【播種期】9月~3月まき(加温・無加温) ■雌花着生 主枝雌果率は、11月以降の播種では60~70%。9月播種で30~40%程度となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は22~23㎝で、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 子枝・孫枝とも安定して発生し、最後まで草勢を維持しやすい。葉は濃緑で中葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大良く、収穫全期間を通して安定多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大するため収穫期の最低夜温は、実温で最低12〜13℃以上を確保すればよい。 ■耐病性 ウドンコ病に強く、ベト病の発生も少なく、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわGT-Ⅱが最適。 ・果実肥大が早く、初期に十分な樹勢を確保するために、7節以下の雌花を除去する。 ・初期生育は極端な節間の詰まらせ過ぎや極端な小葉等生育を抑え過ぎないように育て、主枝開花始め頃より潅水、追肥を行う。 ・仕立て方は、子枝を1本伸ばす2本仕立てが良い。

インスパイヤー

インスパイヤー

株式会社ときわ研究場

つる下げ用  【播種期】9月〜10月まき(加温) ■雌花着生 主枝雌花率は、9月播きで30~40%、10月以降の播きで50~60%程度である。低温期の側枝は連続着果となる。 ■草姿 高温条件下でも徒長しにくい。つる下げ枝に太さがあり間伸びしにくい。葉肉が厚く、各種病気に強い。 ■収量性 果実肥大がスムーズで、初期収量性が高い。低温期の肥大も良い。 ■栽培のポイント ・初期収量性を考慮し草勢を強めに仕立てる。また、厳寒期の草勢維持がポイントとなります。 ・主枝1番果の着果位置は8節以上(ベッド上40㎝以上の高さ)とする。草勢不足の場合は主枝・側枝の着果数を制限する。 ・果実肥大が始まるまでは、午後・夜間の換気を充分に行うが、抑え過ぎには注意する。 ・日中は午前28~30℃、午後は15時頃までに25℃→20℃にする。 ・厳寒期は最低夜温12~13℃を確保する。

エクセレント620

エクセレント620

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~10月播き(半促成、夏穫り、抑制、越冬) (短期促成:西南暖地) ■雌花率 主枝着果率: 60~70%(1~4月播種) 40~50%(5~8月播種) 30~40%(9~10月播種) ■果実 100gで20~21cm エクセレント節成1号・2号より枝が出やすい。 褐斑病に強い耐病性を示す。 果実肥大が早く、長期に亘り極めて安定する。 草勢が安定するため、収量の山谷がなく作り易い。 果ヤケは出にくい。 特に褐斑病に対して強い耐性を持つ。

エテルノ

エテルノ

株式会社ときわ研究場

低温肥大力に優れ初期より多収、つる下げ栽培から摘芯栽培まで! 【播種期】9月~3月まき(加温) ■雌花着生 主枝着果率は9月まきで20~30%、11月~2月まきで70~80%、側枝の着果率は高く、1~2果成りとなる。 ■果実 果長22㎝位、きれいな円筒形で果形の安定性に優れ尻細・尻太果の発生は少ない。収穫全期間を通して濃緑色で光沢のある果実が成り続ける。また果肉が締まった歯ごたえのある美味しいキュウリとなる。 ■草姿 肉厚な濃緑色の葉で、枝はゆっくりと発生し、通風採光性の良い草姿となる。つる下げ栽培に最適で、初期の樹作りを充分に行えば摘芯栽培もできる。 ■収量性 開花・肥大早く、初期より安定した収量が確保できる。果実肥大と枝発生のバランスが良いため、収穫量に波が少なく、高い秀品率が得られる。 ■栽培のポイント ・穫れ始めが早く初期収量があがるため、主枝一番果の着果位置は無理をせず、ベッド上40㎝以上からとし、定植後の活着をスムーズに行い、高い収量を得られるように初期の樹作りをしっかりと行う。 ・「エテルノ」は、つる下げ栽培に最適ですが、下記の点に注意して初期の樹づくりをおこなえば摘心栽培もできます。 ・定植は、潅水をベッド全体に充分行い、最低地温18℃以上を確保した所に行う。 ・定植後は、前夜半を16℃以上、後夜半15~16℃を維持して活着を促す。 ・本葉7~8枚(活着)までは、手潅水等で水不足にならないようこまめな水管理をする。 ・順調な活着・生育状態であっても、主枝着果は10節以上からとする。老化苗(不良苗)や活着不良の時は、12節位まで着果させないようにする。 ・活着後(本葉が7~8枚展開後)、一番果の肥大を確認するまでは、夜間温度を下げ(12~10℃)ゆっくり育てることが大切です(徒長を抑え、健全な側枝を発生させるため) ・主枝は、16節以内(主枝節数は少ないほうが強力な側枝を発生さえることができるので安心)で摘芯する。 ・主枝は沢山稼ごうとせず、側枝で多く稼ぐと考えて栽培する。 ・子枝は、1節止めを基本とし中段付近で子枝の放任枝を2本と孫枝の2本を残し、放任側枝4本とする。

エンペラー2号

エンペラー2号

株式会社久留米原種育成会

後半までスタミナ抜群の多収品種【西日本向け】 ・播種期  【越冬】9月播き・10月播き  【促成】10月播き・11月播き・12月播き  【半促成】12月播き・1月播き・2月播き ・収穫期  【越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【促成】12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【半促成】2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢もあり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】100gで20〜21cm。  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感共に良好。 ・草姿および草勢  【主枝】中位で茎は太く充実し、スムーズな生育をする。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生  【孫枝】節間は中〜中短。果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、老化しにくい。  【茎】主枝で太く、子枝で中太、孫枝で中太〜中位。  【草勢】長日から短日に向かう秋作での低温時期や、短日から長日に向かう春以降の強光期、高温乾燥期に強く、長期にわたりしっかり動く。 ・耐病性  各諸病害に強いが、特にカッパン病に強い耐病を示す(定期的な防除は怠らない)。 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1号よりやや雌花着果高め(1節1〜2果成)  (9月〜10月)主枝:30%〜40%、子枝:70%〜80%  (11月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90% ■特性 1.ともに後半までスタミナ抜群、終始高品質で秀品率が高い。カッパン病に極めて強い、多収品種。 2.(促成・半促成栽培)1号よりスムーズに生育をし、果揃いが良く肥大も早い、連続性高い。 ■栽培要点 【育苗】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗は絶対厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し順調な枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段・上段1節、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・カッパン病に強い耐病性を持っているが、その他の病気予防を考えて早目の予防に努める。

オーシャン

オーシャン

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 12~6月播き(半促成、雨よけ、夏穫り) 7~8月播き(抑制) 8月播き(西南暖地地方) ■雌花率 主枝着果率: 40~70%(12~6月播種) 30~40%(7~8月播種) 1節1~2本成り 成り戻し強い ■果実 100gで21cm 小葉で茎葉の無駄伸びなく省力型の理想品種。 最高級品質でシーズン通じて果形・果長の安定性に優れ,多収性品種。

グランツ

グランツ

株式会社ときわ研究場

【播種期】12月~4月、7月〜10月まき(加温・無加温) ■雌花着生 主枝雌花率は9月まきで30~40%、1月まきで80~90%、いずれの播種期でも側枝の連続性は高く、1〜2果成り。 ■果実 果長21㎝で、きれいな円筒形、尻細・尻太果の発生は少ない。収穫期全般にわたって、濃緑色で光沢のある果実となる。 ■草姿 肉厚な濃緑色の小葉で、葉柄が立ち、枝の節間は間延びしづらい。ガッチリとした草姿で、草勢がバテにくい。 ■収量性 果実肥大良く、程良い着果のため、収量の波が少なく、結果的に多収穫が期待できる。また、高温条件下でも品質の低下はなく、果形の安定力にも優れる。 ■栽培のポイント ・多収性のため、元肥は多めにする。収穫量に応じ、随時、潅水・追肥を行っていく。 ・基本的に子枝は1~2節摘芯とし孫枝・ひ孫枝から半放任とする。 ・つる下げ栽培を行う場合は、ハウス内が高温・多湿にならない様に注意する。

グリーンウェイ

グリーンウェイ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~11月播き(越冬、促成) ■雌花率 主枝着果率: 30%(9月播種)- 側枝以降は徐々に高まる 60~70%(11月播種以降) 1節1~2本成り 成りぐせがついて1果中心 ■果実 100gで21~22cm ■耐病性 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。 褐斑病には極めて強く、果実の肥大性と秀品多収に優れる。 成りぐせがつき易く、流れ果の発生が極めて少ない。 枝の伸びは徒長しにくく、芯止まりになりにくい。 つる下ろし栽培専用品種。

グリーンラックス

グリーンラックス

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9月播き(越冬) 10~11月播き(促成) 12~2月播き(半促成) ■雌花率 主枝着果率: 30~60%(9月播種) 60~70%(10~11月播種) 70~80%(12~2月播種) 1節1~2本成りで1本成りが多い ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、灰色カビ病等に罹りにくい 省力、多収、高い品質と秀品率。 更に食感はシャリッと100点満点。 しっかりした生育で、中~後期のスタミナも抜群で作り易い。

グレイト-96

グレイト-96

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 1.主枝節成性60~70%、ほとんど1果成で時折2果となるが、側枝・孫枝は連続着果性が高くなり多くが1果成となる。 2.やや尖り葉の小葉で黒葉の早生種。主枝は茎太でゆっくりと生育しすっきりとした草姿を示す。 側枝の発生は良く、短い枝が確実に発生し、孫枝はゆっくり生長し伸び過ぎない。 3.果実は長さ21~22cm、高・低温期でも果実の色艶が落ちず、くず果の発生が少なく評価の高い胡瓜が収穫できる。 4.果実肥大が早く、低温・寡日照期でも順次なり続ける、長期多収性の品種である。 5.耐病性については、褐斑病・べと病などに強い。 【適応作型】 ハウス栽培:抑制越冬~半促成栽培に適する。 【栽培上の注意点】 1.充分な有機物を投入して、畦を作り定植前十分な灌水をし保水性を保ちながら、植え穴にも灌水した上で定植し、スムーズな活着を行う。(地温20℃以上、夜温16~18℃) 2.本葉7~8枚でつり上げ勢いがつき始めてからは、灌水を控えめにしながら節間が10cm位で成長していく様に夜温も0.5度ずつ下げ、開花始めには12~13℃まで下げ木の充実と根張りを良くする。また、摘芯するまでは午前中は通路を灌水しハウス内の湿度を確保する。果実が太り始め位から夜温を1℃程度上げ、果実の太りを助ける。 3.下枝5節(25cm位の高さ)までの側枝は早く除去し、以降の側枝の発生を促す。

シャープ1

シャープ1

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 8~3月播き 晩抑、越冬、促成、半促成 (加温、無加温) 露地: トンネル ■雌花率 主枝着果率: 40%(9月播種) 70%(11月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、斑点細菌病に強い 理想の草姿・草勢で省力、鮮やかグリーンと驚異の秀品率で美味しいキュウリが超多収。 消費者、市場をパーフェクトに魅了した超能力品種。

シャープ301

シャープ301

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 8~3月播き 晩抑、越冬、促成、半促成 (加温、無加温) ■雌花率 主枝着果率: 40%(9月播種) 60%(11月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、斑点細菌病に強い 全国席巻のシャープ1の省力性・多収性・高品質・秀品率はそのままに、強めに 改良された草勢で悪環境下でもスタミナ抜群。

シルフィー

シルフィー

株式会社久留米原種育成会

高品質 高収量 高秀品率 ・播種期  【抑制越冬】8月播き・9月播き  【促成】9月播き・10月播き  【半促成】11月播き・12月播き・1月播き・2月播き ・収穫期  【抑制越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫  【促成】11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫  【半促成】1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果形】円筒形果で果揃い良く、変形果の発生極めて少ない。  【果色】極濃緑色で光沢が良い。  【果長】100g重で21〜22cm ・草姿  【主枝】茎は中太で伸長性があり、スムーズな生育をする。  【子枝】各節より力強い枝が順次安定して発生する。  【孫枝】ややゆっくりだが確実に枝が発生する。 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、雌花着性も多く、後半までの草勢も強い安定多収型品種。  【雌花率】※各節1果成り中心  (8月〜9月)主枝:20%〜30%、子枝:70%〜80%  (10月〜12月)主枝:30%〜40%、子枝:80%〜90%  (1月〜3月)主枝:40%、子枝:90%位 ■特性 1.葉は小葉で立性、受光性に優れ、いつでも安定した草勢 2.光沢のある極濃緑果で食味抜群 3.果形が極めて良く高収量、高秀品率 ・地温を充分確保し、本葉3~3.5枚の苗を定植する。 ・初期生育が高温期の場合:ハウスの換気を充分行い軟弱徒長にならないように注意する。 ・初期生育が低温期の場合:最低夜温15℃を確保、活着までは、株元灌水をし早期活着を促す。

ゼルダ・750Z(TSX−750Z)

ゼルダ・750Z(TSX−750Z)

トキタ種苗株式会社

低温期のハウス・トンネル栽培にも草勢強く後半まで安定収穫(周年で主力で使える) ■特性 ・雌花と雄花がバランスが良く着生し、多収である。 ・雌花の着生比率が高い。(ゼルダ・ネロ、ゼルダ・ルーチェより雌花が多い) ・低温、短日でも雄花の着生が良い。 ・雄花の1花当たりの花粉量が多い。 ・果実の肥大は良く、果形が揃いA品率が高い。 ・曲がり果やくびれ果の発生は少ない。 ■播き時期 ・低温期のハウス加温栽培や、ハウス栽培、トンネル栽培で 特に特性を発揮する。(雄花雌花のバランスが良い)

ゼルダ・ネロ

ゼルダ・ネロ

トキタ種苗株式会社

草柄にとげがなく作業性極上・極濃緑色・均等に太り高品質・多収 ■特性 果長20cm前後、太さ2.5〜3cmの均等な円筒形。果色は、極濃緑色で光沢がある。花落ちは小さく、肉質は緻密で高品質で多収。 生育早く、葉柄に刺が少なく管理しやすく、果梗が長いので収穫作業が容易。ウイルス病(ZYMV、WMV、CMV)に対して強く、栽培しやすい。 ■栽培上の注意 ゼルダネロは樹勢がおとなしいため、他品種より追肥により樹勢維持することが必要です。このため収穫開始頃から追肥を行い樹勢維持することが重要です。 ■播き時期 促成〜抑制栽培/周年各作型に適する。冬季のハウス栽培では雌花率がさらに高いので、授粉用に710Zなどを混植する。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。梅雨明け以降は敷き藁などをして急激な乾燥を避ける。 ■料理 煮て良し、焼いて良し。淡白な味としっかりした食感で和洋中いかようにも調理できる。

1〜20品種 / 全52品種中

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