栽培環境・条件

越冬栽培向けのキュウリ品種一覧 全41種類

越冬栽培向けキュウリ 越冬栽培とは 越冬栽培とは、秋に播種・定植し、厳寒の冬を加温ハウス内で乗り越えながら、翌春まで長期間にわたって栽培・収穫を続ける作型です。キュウリ(ウリ科キュウリ属、Cucumis sativus L.)の越冬栽培は、

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越冬栽培向けについて

越冬栽培向けキュウリ

越冬栽培とは

越冬栽培とは、秋に播種・定植し、厳寒の冬を加温ハウス内で乗り越えながら、翌春まで長期間にわたって栽培・収穫を続ける作型です。キュウリ(ウリ科キュウリ属、Cucumis sativus L.)の越冬栽培は、一般的に9月〜10月に播種し、12月〜翌年6月頃にかけて収穫を続けるパターンが該当します。

促成栽培(11〜2月播種・3〜5月収穫)が冬の比較的短い期間を乗り越える作型であるのに対し、越冬栽培は秋から翌春まで7〜9ヶ月に及ぶ長期栽培が特徴です。半促成栽培(1〜3月播種・4〜6月収穫)が軽加温を前提とするのとも異なり、越冬栽培では厳寒期を通じた継続的な加温管理が不可欠です。抑制栽培(7〜9月播種・秋どり)とは収穫期が逆で、越冬は冬〜春の出荷に特化した作型です。

越冬栽培向けとして品種カタログに記載されているキュウリ品種は、この長期栽培期間を通じて安定した草勢・着果性・果実品質を維持できるよう設計されています。

越冬栽培の特徴とメリット

越冬作型は、4つのキュウリ作型の中で最も長い収穫期間を誇ります。1回の作付けで半年以上にわたって出荷を続けられることは、施設投資・労力を長期間にわたって分散させる経営上のメリットがあります。

収穫期が12月〜翌6月と幅広く、この期間は施設産キュウリの需要が安定している時期です。特に1〜3月の厳寒期は露地産がほぼ出回らないため、この時期に高品質の越冬キュウリを安定出荷できる産地は市場での評価が高くなります。

また、秋に定植した株が根を十分に張ってから冬季に入るため、根張りの安定した株で長期栽培を継続できる点も越冬作型の強みです。

長期栽培を支える品種特性

越冬栽培向け品種に求められる最も重要な特性は、長期間にわたる草勢の持続性です。半年以上の栽培期間中に草勢が乱れると、収量の安定性が失われます。果実への負担と株の体力バランスを保つ管理が長期栽培の核心ですが、そのベースにあるのは品種そのものの草勢持続力です。

意外と知られていないのですが、越冬作型では「前半(秋〜冬)の収量」より「後半(冬〜春)の草勢の維持」が、トータルの収量を左右する場合があります。前半に過度に収量を上げようとして株を消耗させると、2〜3月以降の収量が激減するケースがあります。長期作型では収量の配分をどのタイミングに重点を置くかも品種選びの観点になります。

低温下でも着果・肥大が安定する特性(低温着果性)は、厳寒期を含む越冬作型では特に重要です。夜温が低い時期の着果数・果形の安定が、冬季の収量を支えます。

耐病性については、長期栽培中に複数の病害リスクが重なるため、うどんこ病・べと病・炭疽病・萎凋病など幅広い耐性を持つ品種が管理の負担を軽減します。

加温管理と台木選定

ここからが実際の栽培で差がつくところです。越冬栽培のコスト構造において、加温費は最大の変動費の一つです。燃油価格の動向が越冬作型の経営を直撃するため、適切な温度管理と省エネ対策の両立が産地の共通課題です。

生育適温(昼温22〜28℃、夜温15〜18℃)を目標としながら、燃料コストとのバランスを考慮して最低夜温の設定を決めます。近年はヒートポンプの導入や重油ボイラーとの併用による省エネ化が各産地で進んでいます。

台木の選定も越冬作型では重要な判断事項です。越冬作型向けには、低温時の根の活性(低温伸長性)が高いカボチャ台木品種が適しています。台木と穂木のマッチングが、ブルームレス効果・耐病性・草勢の安定性に影響するため、種苗メーカーの推奨組み合わせと地域の試験データを参考に選定します。

栽培管理のポイント

越冬栽培の定植時期(9〜10月)は、外気温がまだ高い時期です。定植後の活着期を丁寧に管理し、根張りをしっかり確立しておくことが、長期栽培を支える基礎になります。

整枝・誘引は、立体栽培(支柱・ネットによる垂直誘引)が基本です。長期にわたる栽培では、摘葉のタイミングと量が草勢の維持に直接影響します。老化葉・病葉を早めに除去し、株元の通風を確保することで病害の蔓延を抑えます。

収穫管理では、果実の肥大過多(過熟果の発生)を防ぐことが草勢維持の鍵です。収穫適期の果実を残さず適切なタイミングで収穫することで、株の体力を次の着果に向けて維持できます。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、越冬作型での日射量の不足は着果不良や果色の低下につながります。地域の日射条件(日射量の多い産地か少ない産地か)に応じた品種選定と、ハウス被覆資材の光透過性の確認が重要です。

病害対策の重点ポイント

越冬の長期栽培期間中は、複数のステージで異なる病害が問題になります。

秋〜初冬(定植後〜12月)は、べと病・炭疽病の発生リスクが高い時期です。定植後の早期から予防的な管理体制を整えます。

厳寒期(1〜2月)は、低温障害・急性萎凋症のリスクが高まります。根の障害を防ぐ灌水管理と台木の健全性維持が重要です。

春以降(3〜5月)は、うどんこ病の発生が増える時期です。換気管理と耐性品種の選定が有効な対策になります。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

品種選びのコツ

越冬栽培向けキュウリの品種選定では、以下の点を確認することが重要です。

品種カタログの「越冬向け」「長期栽培向け」の表記と推奨作型を確認します。長期作型に特化した品種は、草勢の持続性・耐病性のバランスが長期栽培に合わせて設計されています。

長期栽培を見越した幅広い耐病性(うどんこ病・べと病・炭疽病・萎凋病など)を確認します。単一の病害への耐性だけでなく、複数の病害に対応できる品種が長期作型では有利です。

推奨台木との組み合わせ、低温時の着果性・果形の安定性は、試作段階で実際に確認することが精度の高い品種選定につながります。

まとめ

越冬栽培向けキュウリは、秋の定植から翌春まで半年以上にわたる長期栽培に適した品種群です。厳寒期を含む長い栽培期間を通じた草勢の持続性、低温着果性、幅広い耐病性が品種選びの主要なポイントです。

加温コストの管理と台木選定が経営と品質に直結するため、種苗メーカーの情報と地域の普及指導センターのデータを組み合わせて品種を選定することが重要です。越冬栽培向けキュウリの品種一覧は、このページのタグが付いた品種ページからご確認いただけます。

41品種 掲載中
MTソフィア

MTソフィア

株式会社久留米原種育成会

複数の病気に耐性を発揮する、マルチトレランス品種 ・播種期  【つる下し】8月播き・9月播き  【越冬摘芯】8月播き・9月播き  【半促成】2月播き・3月播き   ・収穫期  【つる下し】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【越冬摘芯】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【半促成】4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細果、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢があり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】21〜22cm  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感ともに良好。   ・草姿および草勢  【主枝】中位がヤヤゆっくりで茎は太く、徒長しにくい。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生。  【孫枝】節間は中〜中短 果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、固い。  【茎】主枝太く、子枝中太、孫枝中太〜中位。  【草勢】立性で受光態勢が良く、全体的に枝の動きはゆっくりだが、後半まで草勢は強い。   ・耐病性  各諸病害に強いが、定期的な防除は怠らない。(特にウドンコ病・カッパン病に強い耐病を示す)   ・コート/生種:生種   ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1節〜2果成  (8月〜9月)主枝:50%〜60%、子枝:70%〜80%  (2月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90%   ■特性 1.複合耐病性(ウドンコ病・カッパン病・べト病)で秀品率が高い多収品種 2.枝の動きはヤヤゆっくりだが、スタミナがあり後半まで草勢強い 3.果揃い・果実肥大のバランスが良く、雌花連続性が高い   ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し、順調な枝の発生を促す。  草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段、上段1節摘み、中段2節摘み。  孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・複合耐病性品種ではあるが、病気予防を考えて早目に防除する。

S-36

S-36

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月定植 越冬・促成・半促成・無加温 ■雌花率 主枝着果率: ほぼ100% (7月・8月播きは雄花節もある) 1節1~2果成り ■果実 100gで21~22cm ウドンコ病と褐斑病の双方に強い耐病性を示し、ベト病にも比較的強い 節成り性が高く、分枝性は良い。 果肥大早く、終始果形が安定し、高品質で秀品率高い。 摘芯栽培・つる下し(更新型)栽培が可能。

YS-30(四葉キュウリ)

YS-30(四葉キュウリ)

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 周年(越冬、促成、半促成、無加温、抑制) ■雌花率 主枝着果率: 40~50%(3月播種) 30~40%(7月播種) 側枝:60~70% 1節1~2本成り ■果実 140gで27~29cm 太さ3cmぐらい 抜群の色・テリ・食味。 驚喜の果形・果揃い・収量構成で秀品率・収量も最高。 恵沢30同様市場評価最高。

アルファー節成

アルファー節成

株式会社久留米原種育成会

作りやすさを極めた理想のハウス栽培用品種 ・播種期  【半促成(加温・無加温)】11月播き・12月播き・1月播き・2月播き・3月播き  【雨除け】3月播き・4月播き・5月播き・6月播き  【抑制・越冬】7月播き・8月播き・9月播き ・収穫期  【半促成(加温・無加温)】1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫・10月収穫  【雨除け】5月収穫・6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫・10月収穫  【抑制・越冬】9月収穫・10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果色】極濃緑果、光沢が良く市場評価最高。高・低温期でも退色しない。果皮薄く、歯切れ良い。みずみずしく甘味があり、食味抜群。  【果長】100gで21〜22cm  【果形】尻太り、先細り等の発生極少なく、円筒形果で、果揃い良好。 ・草姿  【主枝】茎は太く、徒長しにくく、ガッチリ、生育節間は中位。  【子枝】発生は早く、節間は中位で茎は太く、力強い枝が順次発生する。  【孫枝】上〜下位節位まで力強い枝が旺盛に伸びる。  【葉】大きさ中型、濃緑葉で葉肉厚く、やや丸型で強健な葉。受光体制の良い草姿で、草勢が強い。 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】枝の雌花着生が良い、死果少なく、果実肥大に優れた多収品種。  【雌花率】※各節1果成り中心で、成り戻り性がある。   主枝:50%くらい。子枝・孫枝:90%以上。 ※ピカピカ強力ブルームレス台木は雲竜シリーズをご使用ください。 ・雲竜1号改良R型 350粒/100粒 ・NEWスーパー雲竜 350粒/100粒 ・昇竜 350粒/100粒 ・ハイパー昇竜 350粒/100粒 ■特性 1.土地、人を選ばず。理想の品種が遂に登場。 2.尻細り果、尻太り果の発生が極めて少ない。 3.流れ果が少なく、果実肥大が早いので初期より超多収。 4.美味しく、高品質。収量性、市場性抜群。 ■栽培要点 ・栽植本数、坪当り3.5~4株。本葉3.5枚程度を定植。 ・地温と土壌水分を確保し定植、直ちに根の〆め程度に灌水。 ・活着まで少量ずつ株元に2~3回程度灌水。 ・高温期は昼夜ともに充分に換気をして、外気温に近づけ軟弱徒長生育をさける。

エクセレント620

エクセレント620

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~10月播き(半促成、夏穫り、抑制、越冬) (短期促成:西南暖地) ■雌花率 主枝着果率: 60~70%(1~4月播種) 40~50%(5~8月播種) 30~40%(9~10月播種) ■果実 100gで20~21cm エクセレント節成1号・2号より枝が出やすい。 褐斑病に強い耐病性を示す。 果実肥大が早く、長期に亘り極めて安定する。 草勢が安定するため、収量の山谷がなく作り易い。 果ヤケは出にくい。 特に褐斑病に対して強い耐性を持つ。

エンペラー2号

エンペラー2号

株式会社久留米原種育成会

後半までスタミナ抜群の多収品種【西日本向け】 ・播種期  【越冬】9月播き・10月播き  【促成】10月播き・11月播き・12月播き  【半促成】12月播き・1月播き・2月播き ・収穫期  【越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【促成】12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【半促成】2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢もあり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】100gで20〜21cm。  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感共に良好。 ・草姿および草勢  【主枝】中位で茎は太く充実し、スムーズな生育をする。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生  【孫枝】節間は中〜中短。果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、老化しにくい。  【茎】主枝で太く、子枝で中太、孫枝で中太〜中位。  【草勢】長日から短日に向かう秋作での低温時期や、短日から長日に向かう春以降の強光期、高温乾燥期に強く、長期にわたりしっかり動く。 ・耐病性  各諸病害に強いが、特にカッパン病に強い耐病を示す(定期的な防除は怠らない)。 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1号よりやや雌花着果高め(1節1〜2果成)  (9月〜10月)主枝:30%〜40%、子枝:70%〜80%  (11月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90% ■特性 1.ともに後半までスタミナ抜群、終始高品質で秀品率が高い。カッパン病に極めて強い、多収品種。 2.(促成・半促成栽培)1号よりスムーズに生育をし、果揃いが良く肥大も早い、連続性高い。 ■栽培要点 【育苗】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗は絶対厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し順調な枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段・上段1節、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・カッパン病に強い耐病性を持っているが、その他の病気予防を考えて早目の予防に努める。

カレント

カレント

株式会社ときわ研究場

厳寒期における収量性抜群、つる下げ栽培に最適! 【播種期】9月〜2月まき(加温・無加温) ■雌花着生 当社育苗による主枝雌花率は、9月まきで40~50%、各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は22~23cmで、果色は濃緑、肩こけ少なく果形は良い。 ■草姿 草勢は中弱、果実肥大旺盛なため、側枝、孫枝ともゆっくり発生する。葉は濃緑で中小葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 主枝・側枝の果実肥大は確実で、初期から多収となり、樹ボケの心配は少ない。また高温下においても順調に果実肥大し、尻細果の発生は少ない。 ■耐病性 褐斑病、うどんこ病に強く、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわGT-Ⅱ、ときわパワーZ2が適する。 ・果実肥大旺盛なため、灌水は多めにおこない、追肥は遅れないようにする。

グリーンウェイ

グリーンウェイ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~11月播き(越冬、促成) ■雌花率 主枝着果率: 30%(9月播種)- 側枝以降は徐々に高まる 60~70%(11月播種以降) 1節1~2本成り 成りぐせがついて1果中心 ■果実 100gで21~22cm ■耐病性 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。 褐斑病には極めて強く、果実の肥大性と秀品多収に優れる。 成りぐせがつき易く、流れ果の発生が極めて少ない。 枝の伸びは徒長しにくく、芯止まりになりにくい。 つる下ろし栽培専用品種。

グリーンラックス

グリーンラックス

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9月播き(越冬) 10~11月播き(促成) 12~2月播き(半促成) ■雌花率 主枝着果率: 30~60%(9月播種) 60~70%(10~11月播種) 70~80%(12~2月播種) 1節1~2本成りで1本成りが多い ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、灰色カビ病等に罹りにくい 省力、多収、高い品質と秀品率。 更に食感はシャリッと100点満点。 しっかりした生育で、中~後期のスタミナも抜群で作り易い。

グリーンラックス2

グリーンラックス2

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 8月下旬~10月播き 11~3月播き ■雌花率 主枝着果率: 30~50%(8~10月播種) 60~70%(11~3月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm 冬春キュウリの概念を一新、超美味しいキュウリが収穫即箱詰め。 シーズンを通じ安定した高品質と秀品多収を誇る。

グレイト-96

グレイト-96

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 1.主枝節成性60~70%、ほとんど1果成で時折2果となるが、側枝・孫枝は連続着果性が高くなり多くが1果成となる。 2.やや尖り葉の小葉で黒葉の早生種。主枝は茎太でゆっくりと生育しすっきりとした草姿を示す。 側枝の発生は良く、短い枝が確実に発生し、孫枝はゆっくり生長し伸び過ぎない。 3.果実は長さ21~22cm、高・低温期でも果実の色艶が落ちず、くず果の発生が少なく評価の高い胡瓜が収穫できる。 4.果実肥大が早く、低温・寡日照期でも順次なり続ける、長期多収性の品種である。 5.耐病性については、褐斑病・べと病などに強い。 【適応作型】 ハウス栽培:抑制越冬~半促成栽培に適する。 【栽培上の注意点】 1.充分な有機物を投入して、畦を作り定植前十分な灌水をし保水性を保ちながら、植え穴にも灌水した上で定植し、スムーズな活着を行う。(地温20℃以上、夜温16~18℃) 2.本葉7~8枚でつり上げ勢いがつき始めてからは、灌水を控えめにしながら節間が10cm位で成長していく様に夜温も0.5度ずつ下げ、開花始めには12~13℃まで下げ木の充実と根張りを良くする。また、摘芯するまでは午前中は通路を灌水しハウス内の湿度を確保する。果実が太り始め位から夜温を1℃程度上げ、果実の太りを助ける。 3.下枝5節(25cm位の高さ)までの側枝は早く除去し、以降の側枝の発生を促す。

シャープ1

シャープ1

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 8~3月播き 晩抑、越冬、促成、半促成 (加温、無加温) 露地: トンネル ■雌花率 主枝着果率: 40%(9月播種) 70%(11月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、斑点細菌病に強い 理想の草姿・草勢で省力、鮮やかグリーンと驚異の秀品率で美味しいキュウリが超多収。 消費者、市場をパーフェクトに魅了した超能力品種。

シャープ301

シャープ301

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 8~3月播き 晩抑、越冬、促成、半促成 (加温、無加温) ■雌花率 主枝着果率: 40%(9月播種) 60%(11月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、斑点細菌病に強い 全国席巻のシャープ1の省力性・多収性・高品質・秀品率はそのままに、強めに 改良された草勢で悪環境下でもスタミナ抜群。

シルフィー

シルフィー

株式会社久留米原種育成会

高品質 高収量 高秀品率 ・播種期  【抑制越冬】8月播き・9月播き  【促成】9月播き・10月播き  【半促成】11月播き・12月播き・1月播き・2月播き ・収穫期  【抑制越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫  【促成】11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫  【半促成】1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果形】円筒形果で果揃い良く、変形果の発生極めて少ない。  【果色】極濃緑色で光沢が良い。  【果長】100g重で21〜22cm ・草姿  【主枝】茎は中太で伸長性があり、スムーズな生育をする。  【子枝】各節より力強い枝が順次安定して発生する。  【孫枝】ややゆっくりだが確実に枝が発生する。 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、雌花着性も多く、後半までの草勢も強い安定多収型品種。  【雌花率】※各節1果成り中心  (8月〜9月)主枝:20%〜30%、子枝:70%〜80%  (10月〜12月)主枝:30%〜40%、子枝:80%〜90%  (1月〜3月)主枝:40%、子枝:90%位 ■特性 1.葉は小葉で立性、受光性に優れ、いつでも安定した草勢 2.光沢のある極濃緑果で食味抜群 3.果形が極めて良く高収量、高秀品率 ・地温を充分確保し、本葉3~3.5枚の苗を定植する。 ・初期生育が高温期の場合:ハウスの換気を充分行い軟弱徒長にならないように注意する。 ・初期生育が低温期の場合:最低夜温15℃を確保、活着までは、株元灌水をし早期活着を促す。

ゼルダ・750Z(TSX−750Z)

ゼルダ・750Z(TSX−750Z)

トキタ種苗株式会社

低温期のハウス・トンネル栽培にも草勢強く後半まで安定収穫(周年で主力で使える) ■特性 ・雌花と雄花がバランスが良く着生し、多収である。 ・雌花の着生比率が高い。(ゼルダ・ネロ、ゼルダ・ルーチェより雌花が多い) ・低温、短日でも雄花の着生が良い。 ・雄花の1花当たりの花粉量が多い。 ・果実の肥大は良く、果形が揃いA品率が高い。 ・曲がり果やくびれ果の発生は少ない。 ■播き時期 ・低温期のハウス加温栽培や、ハウス栽培、トンネル栽培で 特に特性を発揮する。(雄花雌花のバランスが良い)

ゼルダ・ネロ

ゼルダ・ネロ

トキタ種苗株式会社

草柄にとげがなく作業性極上・極濃緑色・均等に太り高品質・多収 ■特性 果長20cm前後、太さ2.5〜3cmの均等な円筒形。果色は、極濃緑色で光沢がある。花落ちは小さく、肉質は緻密で高品質で多収。 生育早く、葉柄に刺が少なく管理しやすく、果梗が長いので収穫作業が容易。ウイルス病(ZYMV、WMV、CMV)に対して強く、栽培しやすい。 ■栽培上の注意 ゼルダネロは樹勢がおとなしいため、他品種より追肥により樹勢維持することが必要です。このため収穫開始頃から追肥を行い樹勢維持することが重要です。 ■播き時期 促成〜抑制栽培/周年各作型に適する。冬季のハウス栽培では雌花率がさらに高いので、授粉用に710Zなどを混植する。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。梅雨明け以降は敷き藁などをして急激な乾燥を避ける。 ■料理 煮て良し、焼いて良し。淡白な味としっかりした食感で和洋中いかようにも調理できる。

ゼルダ・パワー

ゼルダ・パワー

トキタ種苗株式会社

草勢安定・曲がり果、収穫ロス少なく多収 ■特性 草勢が強く安定し、後半まで維持しやすい。 果実形状は筒状で曲がり少なく、秀品率が高い。 節間が短く、倒れにくい。立ち栽培でも初期は支柱不要。 葉柄が短くコンパクトな草姿。 CMV、WMV、ZYMVのモザイク病耐病性。うどんこ病にも強い。 ■播き時期 越冬、春の早い作型では授粉を兼ねた品種を2割くらい混ぜると、雌花の多さを生かせる。 雌花が多いため収穫開始頃から追肥を継続して樹勢を維持する ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。梅雨明け以降は敷き藁などをして急激な乾燥を避ける。 ■料理 煮て良し、焼いて良し。淡白な味としっかりした食感で和洋中いかようにも調理できる。

ゼルダ・ルーチェ

ゼルダ・ルーチェ

トキタ種苗株式会社

生育初期から草勢安定、極濃緑果皮に光沢、曲りの少ない高品質果実が多収できる ■特性 果長20cm前後、太さ3cm。円筒形で曲がり少なく極濃緑色、果皮に光沢がある。 生育初期から終盤まで草勢が強め安定、収量が期待できる。 葉は大きいが、立性なので果実を発見しやすく、取り遅れが少ない。 PRSV、WMV、ZYMVのモザイク病に対して強い。 ゼルダネロと比較して、低温時期も雄花、雌花がバランスよく開花する。 ■栽培上の注意 栽培期間を通じて草勢は強目に安定するため、適切な施肥を実施する。 ■播き時期 低温期、雄花が安定して開花するため、ハウス越冬作や一般地春の低温期の作付に向く。 ■肥料 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。梅雨明け以降は敷き藁などをして急激な乾燥を避ける。 ■料理 煮て良し、焼いて良し。淡白な味としっかりした食感で和洋中いかようにも調理できる。

セレクトI

セレクトI

株式会社久留米原種育成会

環境状件(高温、低温)をクリアする耐病性品種 ・播種期  【抑制(無加温)】7月播き・8月播き  【抑制(加音)越冬】8月播き・9月播き  【半促成(無加温)/雨除け】2月播き・3月播き・4月播き ・収穫期  【抑制(無加温)】9月収穫・10月収穫・11月収穫  【抑制(加音)越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫  【半促成(無加温)/雨除け】5月収穫・6月収穫・7月収穫・8月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果形】肩張り少なく円筒形で秀品率高い。  【果色】光沢に優れ、果皮うすく食味最高。  【果長】100g重で21cm ・草姿  【主枝】茎は中太で生育、節間は中位。  【子枝】力強い枝がスムーズに発生する  【孫枝】過度の枝発生でスタミナ抜群 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】安定した雌花着生で、果実肥大が早く、後期まで多収。  【雌花率】  (7月中旬〜8月上旬)主枝:30%〜40%、子枝:70%〜80%  (8月中旬〜9月中旬)主枝:40%〜50%、子枝:70%〜80%  (2月〜4月)主枝:60〜70%、子枝:80〜90% ■特性 1.高温期の尻細発生は極少なく、シーズンを通して、抜群の果形と収量 2.雨除け・抑制の高温期の栽培から、低温寡日照条件下でも、作り易さ一番 3.カッパン病に極めて強い ■栽培要点 ・カッパン病に強くウドンコ病・べト病については他品種と同等、初期からの予防をこころがける。 ・果実肥大が良い為、草勢を落とさない肥培管理が重要です。また、有機質肥料やロング肥料の元肥施用有効。 ・子枝は下段1節、中段1~2節、上段1節摘みを基本とし、孫枝以降は生長点を3本程度確保し、摘葉を優先し採光を良くする。

ニーナ

ニーナ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス全般: 促成 半促成 雨よけ 抑制 越冬 ■雌花率 主枝着果率: ほぼ100% 7月播き、8月播きは雄花節も出る ■果実 100gで21-22cm ■耐病性 特にウドンコ病、褐斑病に対して強い耐性を持ちべト病にも強い。 ウドンコ病と褐斑病の双方に強く、べと病にも強い。 節成性が高く,分枝性も良い。 終始果形が安定し、肥大性が良い。高品質で、秀品率が特に高く、食味良好。 ニーナZは、ニーナよりやや分枝性が良く樹勢を強く維持出来る。

1〜20品種 / 全41品種中

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