病害耐性

炭そ病耐性のキュウリ品種一覧 全29種類

炭そ病耐性キュウリ 炭そ病とは 炭そ病は、糸状菌Colletotrichum orbiculare(旧学名Colletotrichum lagenarium)によって引き起こされるキュウリの重要病害です。葉・茎・果実のいずれにも発病し、特に

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炭そ病耐性について

炭そ病耐性キュウリ

炭そ病とは

炭そ病は、糸状菌Colletotrichum orbiculare(旧学名Colletotrichum lagenarium)によって引き起こされるキュウリの重要病害です。葉・茎・果実のいずれにも発病し、特に果実に生じる病斑は商品価値を著しく損なうため、出荷段階での最重要病害の一つとして位置づけられています。

葉への症状は、初期に直径2〜5mmの円形の淡黄色〜褐色の病斑として現れ、拡大すると不整形の大型病斑になります。茎・葉柄への感染では黄褐色〜暗褐色の陥没した病斑が生じ、つるが折れやすくなります。最も問題になるのは果実への感染で、果面に淡褐色〜褐色の陥没した病斑が形成され、ひどい場合は果実全体が腐敗します。病斑上にはサーモンピンク〜橙色の分生子塊(胞子の集まり)が現れることがあり、これが炭そ病の識別に役立ちます。

発生しやすい条件は高温・多湿です。気温20〜27℃前後で雨や露などの葉面の湿潤が続くと、胞子の発芽・感染が促進されます。梅雨時期や台風後の雨が多い時期に一気に蔓延するパターンが多く、露地栽培の夏秋作型で特に問題になります。施設栽培では、台風やゲリラ豪雨の後にハウスの開口部から胞子が飛来して発生することもあります。

炭そ病耐性の区分

キュウリの炭そ病耐性は、品種によって程度が異なります。カタログでは「炭そ病に強い」「炭そ病耐病性」という表現が多く使われますが、HR/IRの明確な区分が設けられているケースは限られています。

Colletotrichum orbiculareにはレース(系統)が存在することが知られており、日本国内でも産地によって優勢なレースが異なる場合があります。特定のレースに対して耐性を示す品種が、別のレースに対しては感受性を示すケースがあるため、品種カタログの耐病性表記だけでなく、地域の試験研究機関からの最新情報を参照することが重要です。

耐病性の仕組みとしては、植物表皮の物理的な抵抗性(クチクラの厚さ・表皮細胞の強さ)や、菌の感染に対する防御遺伝子の発現速度が関与していると考えられています。環境条件が感染に好適な場合には、耐病性品種でも発病することがあるため、品種の耐性だけに頼らない総合防除が基本です。

歴史と豆知識

炭そ病(Anthracnose)はウリ科野菜全般に発生する病害として世界的に知られており、日本でも明治時代以降の文献に記録が見られます。Colletotrichum属菌は多様な植物に感染する菌群であり、ウリ科のほかトウガラシ・マンゴー・コーヒーなど多くの作物で重要病害を引き起こします。

意外と知られていないのですが、炭そ病菌の胞子(分生子)は雨水・虫・農具などによって広く伝播するだけでなく、種子伝染することも確認されています。感染した種子から育てた苗が発病の起点になるケースがあるため、健全な種子(種子消毒済みのもの)の使用が予防の第一歩として重要です。

また、圃場内の感染株の残渣上でも菌は越冬・越夏することができます。前作に炭そ病が多発した圃場では、残渣処理を徹底せずに次作を行うと、残渣上の菌が伝染源となって早期発生につながるリスクがあります。収穫終了後の残渣の速やかな除去と、必要に応じた土壌消毒が翌作の発生抑制に寄与します。

炭そ病に対する耐病性を持つ品種の育成は、国内外の種苗メーカーで継続的に取り組まれており、現在では主要な夏秋品種の多くに一定程度の耐性が組み込まれています。

耐病性の限界と注意点

炭そ病耐性品種を導入しても、防除が万全になるわけではありません。

レースの変異は炭そ病でも起こりうるリスクです。国内産地でレースの変化が生じ、従来は有効だった耐病性品種の効果が低下したという事例が報告されています。品種を固定し続けず、数年に一度は品種を見直す習慣が産地の長期的な安定生産につながります。

果実感染は出荷直前まで見過ごしやすいという問題があります。果実表面の病斑は初期には目立ちにくく、収穫して箱詰めした後に病斑が拡大するケース(いわゆる「ポストハーベスト感染」の問題)も起こりえます。収穫時の果実の丁寧な確認と、発病が確認された圃場での収穫後管理には特に注意が必要です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。炭そ病の果実感染を防ぐためには、果実が若い段階での薬剤散布が効果的です。果実が大きくなってから対処するのでは薬剤が十分に届かない部分が生じやすく、予防的な散布のタイミングと回数が果実品質の維持を左右します。

防除のポイント

炭そ病の防除は、耐病性品種の利用を軸に、種子消毒・耕種的防除・化学的防除を組み合わせた総合防除が基本です。

耕種的防除として重要なのは、健全な種子の使用と圃場衛生の維持です。メーカーによって種子消毒済みの種子が販売されている場合は、そちらを選択することで種子伝染のリスクを低減できます。圃場内の発病残渣は速やかに除去し、圃場外で処分します。

通気性の確保も有効です。葉が密集して葉面が乾きにくい環境は炭そ病の感染リスクを高めます。適正な整枝・摘葉によって風通しの良い環境を維持します。

化学的防除については、炭そ病に登録のある殺菌剤を発生前から予防的に使用します。特に梅雨入り前や台風シーズンに入る前から計画的に散布を始めることが効果的です。使用する薬剤は作用機構の異なるものをローテーションし、耐性菌の出現リスクを低減します。

露地栽培では雨よけ栽培(雨よけハウス・簡易雨よけ)の導入によって、葉面・果実への降雨接触を物理的に防ぐことが炭そ病発生の大幅な抑制につながります。炭そ病が多発する産地では、雨よけ栽培の有無が品質安定に大きな差をもたらすとされています。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

露地夏秋キュウリの産地では、炭そ病は果実品質を直接的に損なう病害として防除の優先度が高い位置づけにあります。特に台風後に急増するパターンが多く、台風が多い年は炭そ病による出荷規格外品の割合が増加する傾向があるとして、生産者の間でも気象情報と連動した防除計画の立案が意識されています。

耐病性品種への切り替えと雨よけ栽培の組み合わせで、炭そ病による廃棄ロスが大幅に減少したという報告が産地から聞かれます。一方、耐病性品種を導入しても雨よけなしの露地栽培では、梅雨・台風シーズンに薬剤防除の頻度を上げざるを得ないケースも依然として見られます。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、炭そ病に対しては品種の耐病性・栽培形態(雨よけの有無)・薬剤防除の3要素を組み合わせることが、産地全体での被害軽減に最も効果的とされています。

まとめ

炭そ病は葉・茎・果実に病斑を形成し、特に果実の商品価値を損なうキュウリの重要病害です。高温・多湿条件と雨による胞子の飛散・拡大が発生のメカニズムであり、梅雨・台風シーズンの露地栽培で特に注意が必要です。

耐病性品種の導入は有効な防除手段ですが、レース変異リスクや環境条件による発病の可能性を考慮し、健全な種子の使用・雨よけ栽培・予防的な薬剤散布を組み合わせた総合防除体系の構築が求められます。果実の出荷品質を守るためには、発病初期の早期発見と予防的な対応が不可欠です。炭そ病耐性キュウリの品種一覧は、このページのタグが付いた品種ページからご確認いただけます。

29品種 掲載中
HI・トライ

HI・トライ

株式会社久留米種苗園芸

露地用きゅうりに節成品種時代到来!! 多収穫・省力・耐病性(放任で楽々栽培) うどん粉病&褐斑病の複合耐病性品種 露地栽培だけでなくハウス栽培にも適する 【特性】 ◆主枝成・側枝共に80~100%雌花着生品種 ◆葉は黒く、小~中葉で立性(受光状態が良い) ◆果実は22~23cm、整形果で果形の安定抜群 ◆草勢はおとなしく、確実な着果で死果なく開花順に収穫でき、省力。 ◆安定した収穫と、草勢維持の為、側枝より確実な枝の確保。 ◆うどん粉病・褐斑病に強力な耐性を示す複合耐病性品種。 ◆省力性と耐病性、多収性をあわせ持つ節成性の露地きゅうり。 【適応作型】 露地栽培:3月~4月播きの、トンネル早熟栽培、 7月~8月播きの、露地夏秋栽培に適する。 ハウス栽培:3月~4月播きの、半促成栽培、 7月~8月播きの、雨除け・抑制栽培に適する。

ZRサマーレディ

ZRサマーレディ

株式会社久留米原種育成会

後半までスタミナ抜群のZYMV抵抗性品種 ・播種期  【普通露地】4月播き・5月播き・6月播き  【露地抑制】7月播き・8月播き   ・収穫期  【普通露地】6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫  【露地抑制】8月収穫・9月収穫・10月収穫・11月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果長】100gで21〜22cm位。  【果形】肩から尻まで肉付きが良く、果揃いにまとまりのある円筒形果。  【果色】濃緑色で条線等の発生はなく、高温期でも退色なく、光沢にも優れる。   ・草姿  【主枝】茎は中太〜太で、節間は中位。伸長性がある、生育は早い。  【子枝】各節より中短〜中位の中太枝が順次発生する。  【孫枝】全体的に力強い枝が、良く発生する。  【葉】濃緑色の角型で中葉。立性があり、受光態勢に優れる。   ・コート/生種:生種   ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、雌花連続も高いので、初期より収量が多い。枝の発生力があり、栄養成長と生殖成長のバランスがとりやすく、悪条件下でも山谷の少ない多収品種。  【雌花率】  (4月〜5月)主枝:50〜60%、子枝:80〜90%  (6月〜7月)主枝:40〜50%、子枝:70〜80%   ※おすすめ台木:発芽・苗揃い自慢発根抜群の昇竜(しょうりゅう)   ■特性 1. ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)抵抗性品種で、うどんこ病・タンソ病の発生が極めて少ない。 2. 枝の発生力、果実肥大力があるので、作りやすさ抜群。 3. 小葉系で、受光態勢良く、すっきりした草姿。果実は果色・光沢に優れ、形のまとまり抜群。 ■栽培要点 【定植~摘芯】 ・着果が良く、肥大も早いので、活着をスムーズにさせ、素直な生育をさせる。 ・下位5節(畦上30㎝)までは、雌雄花、子枝を早めに除去する。活着不良や草勢が弱い場合、  10節位までの雌花を早めに除去する。 【追肥】 ・主枝雌花が開花肥大し始めを目安に10a当たりN成分で0.5㎏~1㎏行い、その後は果実肥大が早いので、遅れないように早め早めに行う。 【整枝】 ・子枝ー基本的には1節~2節摘芯。草勢が弱い場合は子枝を1本伸ばし草勢の確保を行う。 ・孫枝以降ー半放任とするが、混み合えば適宜摘芯する。草勢を見ながら、摘みすぎ、  摘み遅れしないように注意する。 【その他】 ・ZYMVには抵抗性だが、他のウイルスには感染するので病虫害防除は予防を中心とし、初期防除に努める。 ・若干ギザ葉株の発生があるので、定植時よく観察し、定植えしないよう注意する。

おおのぞみ

おおのぞみ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 雨よけ、夏秋、防虫ネットハウス: 4~5月播き 露地抑制: 6~8月播き ■雌花率 主枝着果率: 50%(4~5月播種) 40%(抑制露地:6~8月播種) ■果実 100gで21cm ■耐病性 ウドンコ病に耐病性で、ベト、褐斑病にも罹病しにくい ウドンコ病耐病性。 ベト病・褐斑病・炭疽病にも強い複合耐病性品種。 秀品多収。 食味良好。

グレイト-96

グレイト-96

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 1.主枝節成性60~70%、ほとんど1果成で時折2果となるが、側枝・孫枝は連続着果性が高くなり多くが1果成となる。 2.やや尖り葉の小葉で黒葉の早生種。主枝は茎太でゆっくりと生育しすっきりとした草姿を示す。 側枝の発生は良く、短い枝が確実に発生し、孫枝はゆっくり生長し伸び過ぎない。 3.果実は長さ21~22cm、高・低温期でも果実の色艶が落ちず、くず果の発生が少なく評価の高い胡瓜が収穫できる。 4.果実肥大が早く、低温・寡日照期でも順次なり続ける、長期多収性の品種である。 5.耐病性については、褐斑病・べと病などに強い。 【適応作型】 ハウス栽培:抑制越冬~半促成栽培に適する。 【栽培上の注意点】 1.充分な有機物を投入して、畦を作り定植前十分な灌水をし保水性を保ちながら、植え穴にも灌水した上で定植し、スムーズな活着を行う。(地温20℃以上、夜温16~18℃) 2.本葉7~8枚でつり上げ勢いがつき始めてからは、灌水を控えめにしながら節間が10cm位で成長していく様に夜温も0.5度ずつ下げ、開花始めには12~13℃まで下げ木の充実と根張りを良くする。また、摘芯するまでは午前中は通路を灌水しハウス内の湿度を確保する。果実が太り始め位から夜温を1℃程度上げ、果実の太りを助ける。 3.下枝5節(25cm位の高さ)までの側枝は早く除去し、以降の側枝の発生を促す。

クロスター(K1945)

クロスター(K1945)

株式会社久留米原種育成会

果実肥大性良く、秀品多収の省力型、炭疽病・うどんこ病・ZYMVに強い ・播種期:4月~8月 ・定植期:5月~8月 ・果実サイズ及び特徴:100gで21〜22cm  テリの良い濃緑色で整った円筒形で、肉厚で歯切れよく食味良好   ・草姿および草勢  主枝-ゆっくり伸長し徒長しにくい  子枝-節間は中位。各節より中太の枝が確実に発生する  孫枝-節間は中位。子枝と比較してゆっくり確実に発生する  葉-緑色で中葉  樹勢-果実肥大しながら後半まで樹勢を維持できる ・耐病性  炭疽病・うどんこ病・ZYMVに強い ・その他補足説明  【雌花率】  (4~5月定植) 主枝:30〜40%  (6~7月定植) 主枝:20〜30% ■特性 1. 果形の安定性と果揃いが良く、秀品率が高い 2. 後半まで樹勢を維持できるスタミナ抜群の多収品種 3. 炭疽病、うどんこ病、ZYMVに強い耐性をもつ ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植〜摘芯】 ・定植後は早期活着に努め、素直に生育させる。草勢を強めに管理し、スムーズな枝の発生を促す。草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し、草勢の回復に努める。 【整枝】 ・畝上30cmまでの子枝と雌雄花は早めに除去する。子枝は下段・上段1節摘みとし、中段は2節摘みとする。孫枝以降は基本半放任とする。

さつきみどり

さつきみどり

株式会社サカタのタネ

病気に強く、食味良好、栽培しやすいキュウリ ■特性 1.味のよさは抜群・病気に強く、つくりやすいので人気のある家庭菜園向き品種です。 2.親づるに雌花が多くつき、子づるの発生は少なめですが、子づるにも果実がつき、たくさん収穫ができます。 3.べと病、炭そ病、うどんこ病などに強く、つる枯病にもかなり強いです。 ■播種と育苗 3号(9cm)ポリ鉢にタネを2~3粒ずつまき、本葉が1枚くらいのころに1本に間引くか、苗床にスジまきし、本葉が1~2枚程度で3号(9cm)ポリ鉢に植え替えます。本葉が約3枚になるころ、苗に仕上げて植えつけます。水やりは午前中に行い、夕方にはポリ鉢の表面が乾く程度の量とします。植えつけの2~3日前から、夜温と地温を16℃くらいまで下げ、苗の順化を行います。 ■定植準備 植えつけの2週間ほど前に10a当たり苦土石灰約150kg、1週間ほど前に完熟堆肥約1000~2000kg、有機配合肥料約100kgを施します。幅100cmくらいのうねをつくり、合掌の支柱を立てます。条間約60cmの2条植えで、株間50~60cmを目安に畑を作ります。大きめのプランター植えでは株間を40cmくらいにします。キュウリの根は比較的浅く広がるので、元肥も浅層に全面的に混合するように施します。 ■定植および定植後の管理 親づるが170cmくらいになると先端の芯を止め、子づるは2~3枚ほど葉をのこして芯を止めます。果実が曲がるのは、日照不足、肥料不足、水分不足が原因です。尻細り果は、肥料不足、高温、乾燥が原因です。開花時に子房が小さく、肥料不足と思われるときは、液肥や速効性の化成肥料を適宜施します。 ■病害虫防除 収穫も中期に差しかかると、草勢が旺盛になり、葉と葉が重なり合い光の通りがわるくなります。また、過繁茂になると風の通りもわるくなり、灰色かび病、菌核病などの発生により枯れることがあります。病気の葉はもちろん、黄色くなった葉、重なり合った葉を摘みとります。摘葉の目安は、展開してから30~40日です。 ■収穫 果実の長さ24cm前後を目安として収穫します。最盛期には朝と夕の2回収穫します。収穫が遅れ果実が大きくなると、株に負担がかかり収穫量が減るので、早めの収穫を心がけるとともに、とり残した果実があると株に負担がかかるので、よく見てすべて収穫します。とくに草勢が弱ったときは、若どりして株の回復をはかります。1株あたり5~6本収穫したら1回の割合で追肥を行います。若どりした果実はモロキュウなどにして食します。

スーパーキュウリ つよっしー®

スーパーキュウリ つよっしー®

日本デルモンテ株式会社

6大病害に強い。安心キュウリ。 ■特長 6大病害(うどんこ病、べと病、褐斑病、炭そ病、ズッキーニ黄斑ウイルス、キュウリモザイクウイルス)に強い、デルモンテならではの安心して育てられるキュウリです。 鮮やかな緑色の形のよいキュウリが収穫できます。 キュウリモザイクウイルス(CMV)の予防接種をした病気に強い苗です。 ■販売時期 4月中旬~6月下旬頃 ■育て方ポイント つるが伸びてくる前に支柱を立て、つるを絡ませ固定します。 親づるの5~6節までの側枝(子づる)はすべて摘み取り、その上から出る側枝は放任で栽培します。 親づるが支柱より伸びきったら摘心します。 果実は20㎝前後で、つやがあるうちに早めに収穫します。 大きな果実をならせると、樹が弱り生育不良の原因となりますので注意しましょう。

スック(K2059)

スック(K2059)

株式会社久留米原種育成会

節成性が高く、果揃い良し、分枝性抜群、うどんこ病・褐斑病・べと病に強い品種 ・播種期:2月~8月 ・定植期:3月~9月 ・果実サイズ及び特徴:100gで21~22cm  光沢のある緑色で円筒形、食味は肉厚で歯切れがよく、果焼けの発生が少ない ・草姿および草勢  主枝-伸張性があり生育は早い  子枝-節間は中位。各節に中太の枝が確実に発生する  孫枝-節間は中位。中太の枝が確実に発生する  葉-緑色で中葉  樹勢-枝の展開が早く後半まで樹勢を維持できる. ・耐病性  うどんこ病・褐斑病・べと病 ・その他補足説明  【雌花率】  (8月定植) 主枝:50〜60%  (2月定植) 主枝:80〜90% ■特性 1. 節成性が高く、流れ果の発生も少ない 2. 果形の安定性と果揃いに優れ秀品率が高い 3. 栽培期間を通して枝の動きが早いため後半まで樹勢を維持できる ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植〜摘芯】 ・定植後は早期活着に努め、素直に生育させ、スムーズな枝の発生を促す。草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し、草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期〜低温期に向かう場合は、子枝1節で摘む。低温期〜高温期に向かう場合は、下段・上段1節摘みとし、中段2節摘みとする。枝の動きを見ながら、伸びていく枝は摘芯し、ゆっくり動く枝は半放任していく。 おすすめの台木 黒竜 ・ 昇竜

セレソン2号

セレソン2号

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 ◆節成率30~40%、各節1果成。 ◆側枝~孫枝に掛けて連続性の節成となる。 ◆葉はやや丸型の中葉で、濃緑色の立性で、すっきりした草姿を示す。 ◆側枝・孫枝は徒長しにくく、確実に発生する。 ◆果実は円筒形で長さ21~23㎝、極濃緑色で光沢に優れる。 ◆尻細り・尻太り果の発生が少なく、揃い抜群である。 ◆褐斑病強力耐病性・うどんこ病に強く、長期取り品種。 【適応作形】 雨よけ:播種期:2月下旬~4月上旬 収穫期:4月上旬~7月 トンネル早熟:播種期:3月上旬~3月下旬 収穫期:5月中旬~8月 露地夏秋Ⅰ:播種期:3月中旬~4月中旬 収穫期:5月下旬~7月中旬 露地夏秋Ⅱ:播種期:4月中旬~5月 収穫期:7月~10月上旬

チーター節成

チーター節成

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 雌花率:7月~8月まき 主枝70~100% 1~2果成 側枝:茎はやや中位、節間はやや伸びる。子枝は必ず中位で発生し生育良好 孫枝:退化ぎみに素直に発生する。 葉:葉肉が厚くしっかりし、小葉で茎葉が立ち、受光体制がよい 草姿・樹勢:やや強く多収穫に耐えるスタミナ。茎葉の老化が遅い 果形:果長100gで22~24cm中心、きれいな円筒形で揃い良く、尻細系果 果色:極濃緑色でぴかぴか光る光沢があり、条線・色ぼけがない。 果皮・イボ:薄くしっとりとした果皮。イボは中位で、輸送性に富む。 食味:渋味等が全くなく、甘味があり果肉のしまりと果皮の薄さ絶品。 収量:成り始め早く、安定した整形果実肥大超多収品種。 耐病性:褐斑病強力耐病性・菌核病など病気に強い。 【適応作型】 ハウス抑制・半促成・雨よけ摘芯栽培に最適。 【栽培上の注意点】 ①定植後の活着をスムーズに行う事が大切で、活着後勢いが出始めまでは、こまめに潅水するが、その後水を控え気味に行いながらハウス内の湿度管理に注意する(過乾燥にしない)。 ②収穫始め頃より、潅水を行い果実肥大を促してやる。この時一度に多量の潅水を施すとバランスを崩すことになるので、除序に潅水量を増やして行くようにする。 ③側枝は、6~7節までは除去し、全節1節摘芯。孫枝は退化ぎみで出て来るが、長側枝になって来たら摘芯又は半放任とする。本種は、果実肥大が早い品種の為、肥切れにならないように注意する。

トライアル

トライアル

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 ◆節成率40~60%、各節1果成。 ◆側枝~孫枝に掛けて連続性の節成となる。 ◆葉はやや丸型の小葉で、濃緑色の立性で、すっきりした草姿を示す。 ◆側枝・孫枝は徒長しにくく、確実に発生する。 ◆果実は円筒形で長さ21~23㎝、極濃緑色で光沢に優れる。 ◆尻細り・尻太り果の発生が少なく、揃い抜群である。 ◆褐斑病・うどんこ病に極めて強い。 【適応作型】 3月~7月播きの、露地夏秋栽培に適する。

ノエボ

ノエボ

株式会社久留米原種育成会

複合耐病性で果実肥大が早い省力型品種 ・播種期:2月~8月 ・定植期:3月~10月 ・果実サイズ及び特徴:100gで21〜22cm  鮮緑色で整った円筒形で果揃いが良く、肉厚で歯切れがよい ・草姿および草勢  主枝-茎がゆっくり伸長し、がっしりとした生育をする  子枝-節間は中位。各節に中太の枝が確実に発生する  孫枝-節間は中位。中太の枝がゆっくりと発生する  葉-淡い緑色でやや大葉 ・耐病性  うどんこ病・褐斑病・べと病に強い ・その他補足説明  【雌花率】  (8月定植) 主枝:60〜70% 子枝:90~100%  (2月定植) 主枝:90〜100% こ枝:90~100% ■特性 1. 子枝のストレート「つる下ろし」栽培が可能 ※草勢が明らかに強い場合、孫枝への更新を検討する 2. 徒長しにくく果実肥大が良いため実を引きずりにくい 3. 雌花の連続性が高く果実の安定性が抜群 ■栽培Point 【整枝】  つる下ろし栽培:下段~中段は1節で摘芯し、上段4本から力枝を伸ばす。          もしくは下段・上段から力枝を2本伸ばし中段は1節で摘芯を行う。  摘芯栽培:高温期~低温期に向かう場合、子枝は1節摘み。       低温期~高温期に向かう場合、子枝は下段・上段1節摘み、中段2節摘み。       孫枝は半放任を基本とする 【その他】 複合耐病性品種ではあるが、病気予防を考えて早めに防除する。 おすすめの台木 黒竜 ・ 昇竜

ブレイク-615

ブレイク-615

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 ☆☆つる下ろし兼用品種☆☆ 1. 主枝節成性60~70%、1果成中心で時折2果となるが、側枝・孫枝は連続着果性が高くなり多くが1果成となる。 2. やや尖り葉の中葉で黒葉の早生種。主枝は茎太で生育は早いがすっきりとした草姿を示す。側枝の発生は良く、中側枝が確実に発生し、孫枝はややゆっくり生長し伸び過ぎない。 3. 果実は長さ21~23cm、高・低温期でも果実の色艶が落ちない濃緑色果、くず果の発生が少なく評価の高い胡瓜。 4.果実肥大が良く、低温・寡日照期でも順次なり続ける、長期多収性の品種である。 5.耐病性については、褐斑病強力耐病性 べと病などにも強い。 【適応作型】 ハウス栽培:抑制越冬~半促成栽培に適する。 【栽培上の注意点】 1. 充分な有機物を投入して、畦を作り定植前十分な灌水をし保水性を保ちながら、植え穴にも灌水した上で定植し、スムーズな活着を行う。(地温20℃以上、夜温16~18℃) 2. 本葉7~8枚でつり上げ勢いがつき始めてからは、灌水を控えめにしながら節間が10cm位で成長していく様に夜温も0.5度ずつ下げ、開花始めには12~13℃まで下げ木の充実と根張りを良くする。また、摘芯するまでは午前中は通路を灌水しハウス内の湿度を確保する。果実が太り始め位から夜温を1℃程度上げ、果実の太りを助ける。 3. 下枝5節(25cm位の高さ)までの側枝は早く除去し、以降の側枝の発生を促す。

ブレイク70

ブレイク70

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 1.節成性80~90%、ほぼ1果成を示し、子枝・孫枝とも節成になりほぼ1果成を示す。 2.やや丸葉の小~中位で、茎太く、ゆっくり生育し、徒長しにくく、ガッチリした草姿を示す。 小枝はゆっくり徒長しにくい枝が確実に発生。 3.果実は長さ22~23cm、高・低温期でも色・艶が落ちず、市場評価の高い胡瓜が収穫できる。 4.果実肥大が早く、低温寡日照期でも安定して且つ、連続して長期に渡り多収穫となる。 5.耐病性については、褐斑病・べと病などに強い。 【適応作型】 抑制~促成栽培に適する。 晩抑制 播種期:7月中旬  定植期:8月下旬  収穫期:9月上旬~11月中旬 越冬 播種期:8月上旬  定植期:9月上旬  収穫期:9月下旬~12月下旬 半促成 播種期:10月中旬~2月中旬  定植期:11月下旬  収穫期:1月上旬~5月下旬 【栽培上の注意点】 1.充分な有機物を投入して、やや高畦を作り、定植前に充分潅水をし保水性を保ちながら、植え穴にも潅水を施した上で、本葉3枚程度の苗を定植し、活着促進を促してやる。 2.活着後はやや潅水を控え、徒長しないようにゆっくりと生育させる。萎れるようであれば、葉水・散水を施し空中湿度を高め、萎れを防止する。 3.下位5節(30cm位の高さ)迄の雌花と側枝は、早めに除去し、以降の側枝の発生を促す。高温期は側枝は各節1節摘心、伸びる孫枝は適宜摘心し、伸びにくい枝は放任し、混み合うようであれば適宜摘心する。吊る降ろし栽培は通常8~11節の側枝を2~3本確保しその他の側枝は1節摘心する。草勢の強弱で、吊る降ろしの伸ばす枝は上下に調整する。 4.潅水は、1番果が開花した頃より鉢水程度行い、果実が連続して肥大し始めた頃より徐々に量を増やし追肥も施し始め、樹の老化を防ぎ果実肥大を助ける。 5.葉が混みはじめたら、通風・採光を考えながら適宜摘葉するが一度の摘みすぎは良くない。

プレスト

プレスト

株式会社久留米原種育成会

抜群の果形、収量安定、うどんこ病・褐斑病・べと病に強い複合耐病性品種 ・播種期  【雨除け】4月播き・5月播き・6月播き  【越冬】8月播き・9月播き  【半促成】1月播き・2月播き・3月播き   ・収穫期  【雨除け】6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫  【越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【半促成】3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形であり、尻細果、尻太果の発生が少ない  【果色】極濃緑で光沢があり、高温期・低温期でも退色しにくい  【果長】100gで21~22cm  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感ともに良好   ・草姿  【主枝】ゆっくり伸長し、徒長しにくい  【子枝】中~中太の枝が確実に発生  【孫枝】節間は中、肥大しながら伸びる  【葉】大きさは中位、濃緑色  【茎】主枝・子枝は中太で、孫枝は中位である  【草樹】全体的に枝の動きはゆっくりだが、徐々に強くなり後半までバテない   ・耐病性:うどんこ病 褐斑病・べと病に強い 【雌花率】※各節1~2果成  (5月~6月) 主枝:50~60%、子枝:80~90%  (7月~9月) 主枝:40~50%、子枝:70~80%  (2月~3月) 主枝:70~80%、子枝:90~100% ■特性 1. 複合耐病性(うどんこ病、褐斑病、べと病)で後半までスタミナが持続 2. 枝の伸長と果実肥大のバランスがよく安定した収量 3. 収穫初期から長期にわたり抜群の果形 ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2〜3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植〜摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め、素直に生育させる。草勢を強めに管理し、スムーズな枝の発生を促す。  草勢が弱い場合は、8節位まで雌花を摘果し、草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は子枝1節で摘む。低温期~高温期に向かう場合は下段・上段1節摘みとし、  中段は2節摘みとする。枝の動きを見ながら、伸びていく枝は摘芯し、ゆっくり動く枝は半放任していく。

フロンティア

フロンティア

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 2~5月播き(無加温、雨よけ、夏穫り) 7~8月播き(抑制) 露地: 4~6月播き(露地防虫ネット栽培) ■雌花率 主枝着果率: 60%(無加温) 20%(抑制) 60%(露地) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、炭疽、褐斑、斑点細菌病等に比較的強い 滑らかな果皮で光沢が極めて良く、歯切れすこぶる良好。 特に近年増え続けている露地防虫ネット栽培の主力品種。 受光性の良い草姿とパワーで作り易く、長期に亘り果形の安定度が極めて高い多収品種。

優輝

優輝

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 雌花率:3月~7月播きで主枝100%、1果成中心 主枝茎:中位・節間つまり気み 側枝:必ず中位で発生し良好 孫枝:退化ぎみでしっかりと発生 草姿:葉肉厚く、小葉で茎葉が立ち受光体制が良い 樹勢:やや強く多収穫に耐える、スタミナ抜群 果形:21cm中心できれいな円筒形、揃い良好 果色:濃緑果でピカピカと光沢あり、色ボケしない 食味:甘味があり果肉のしまりと果皮の薄さ絶品 収量:成り始め早く、安定した果実肥大、超多収 耐病性:褐斑病に無類の耐病性、灰色カビ病・ベト病に強い 【適応作型】 ハウス雨よけ・抑制・半促成の作型に最適。 【栽培上の注意点】 ①活着をスムーズに行う事が大切で、活着後勢いが出始めまでは、こまめに潅水するが、その後水を控え気味に行いながらハウス内の湿度管理に注意する(過乾燥にしない)。 ②樹勢が強い品種ですのでつり上げ前、栄養バランスをとる為に、8~10節程度まではつり上げず、這わせておく。 ③収穫始め頃より、潅水を行い、果実肥大を促してやる。収量増加に伴い、徐序に潅水量を増やして行くようにする。 ④側枝は、6~7節までは除去し、全節1節摘芯をし、短側枝はゆっくり摘芯する。 ⑤本種は、果実肥大が早い品種の為、肥切れにならないように注意する。

夏うえスーパーキュウリ つよっしー®

夏うえスーパーキュウリ つよっしー®

日本デルモンテ株式会社

夏うえに最適。6大病害に強い。 ■特長 暑さに強くつるもちが良いのが特徴です。早期からしっかり収穫できます。 6大病害(うどんこ病、べと病、褐斑病、炭そ病、ズッキーニ黄斑ウイルス、キュウリモザイクウイルス)に強い、デルモンテならではの安心して育てられるキュウリです。 鮮やかな緑色の形のよいキュウリが収穫できます。 キュウリモザイクウイルス(CMV)の予防接種をした病気に強い苗です。 ■販売時期 6月上旬~8月下旬頃 ■育て方ポイント つるが伸びてくる前に支柱を立て、つるを絡ませ固定します。 側枝(子づる)の発生の良い品種のため摘み取りはせず、側枝は下位節を1節、中~上位節を2節で摘み、孫枝を半放任にします。 果実は20㎝前後で、つやがあるうちに早めに収穫します。 大きな果実をならせると、樹が弱り生育不良の原因となりますので注意しましょう。

夏映(なつばえ)

夏映(なつばえ)

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 3~5月播き: トンネル・夏秋栽培 6~8月播き: 露地抑制 ■雌花率 主枝着果率: 3~5月播き:40~50% 6~8月播き:30~40% 1節1~2果成り主体 側枝以降 近成り ■果実 100gで21~22cm ウドンコ病・ベト病・褐斑病の耐病性を示し、炭疽病にも強い 果実の肥大が良く、初期から多収で果形が安定し、乱れも少ない 果長の安定度が高く、短くなりにくい 果皮が柔らかく、果肉は絞まっていて食味が良い

天聖1号

天聖1号

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 雌花節率:主枝成60%~70%・2~1果成中心 主枝側枝:生育極めて早く茎太で、低温伸長性に優れ、発生も早く節間はやや伸び易い 孫枝:退化ぎみでしっかりと発生 葉草姿:葉肉が厚くしっかりし、中葉で茎葉が立ち、受光体制がよい 樹勢:やや強く多収穫に耐えるスタミナ。果実の低温肥大性に優れ、時差肥大性を持つ。茎葉の老化が遅い 果形果色:21~23cmで肩落ちがなく、円筒形果。極濃緑色最後まで光沢あり 食味:渋味等が全くなく、甘味があり果肉のしまりと果皮の薄さ絶品 収量:収穫始が早く初期より多収穫となり山谷が少なく多収穫となる 耐病性:褐斑病強力耐病性・菌核・ベト病強い 【適応作型】 ハウス栽培:抑制越冬~促成栽培に適する 【栽培上の注意点】 ①定植~活着までは通常温度、活着後、節間の伸び・地温を見ながら徐々に夜温を下げる。 ②開花始めには12~13℃まで下げ、果実肥大確認後1℃上げる。

1〜20品種 / 全29品種中

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