病害耐性

べと病耐性のキュウリ品種一覧 全153種類

べと病耐性キュウリ べと病とは べと病は、卵菌類に属するPseudoperonospora cubensisによって引き起こされるキュウリの主要病害です。卵菌類は真菌(カビ)と分類上は異なるグループですが、防除の考え方はカビ病に準じます。ウ

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べと病耐性について

べと病耐性キュウリ

べと病とは

べと病は、卵菌類に属するPseudoperonospora cubensisによって引き起こされるキュウリの主要病害です。卵菌類は真菌(カビ)と分類上は異なるグループですが、防除の考え方はカビ病に準じます。ウリ科作物全般に発生し、キュウリでは露地・施設を問わず最も重要な病害の一つとして産地に認識されています。

症状は葉に現れることがほとんどです。葉の表面に淡黄色〜黄褐色の不定形な病斑(角斑)が生じ、葉の裏面には灰褐色〜灰紫色のかびの層(胞子嚢層)が形成されます。この葉裏のかびが「べとべとしている」ように見えることが病名の由来です。感染が進むと病斑が急速に拡大して葉全体が黄変・枯死し、株の光合成能力が著しく低下します。重症化すると短期間で圃場全体が被害を受け、収量・品質ともに大きな損失が生じます。

べと病が発生しやすいのは低温・多湿の条件です。気温15〜20℃程度で葉面が濡れた状態(降雨・結露・夜露)が続くと、胞子の発芽・感染が促進されます。梅雨の時期や秋雨が続く9〜10月が特に発生リスクの高い時期ですが、春先の施設栽培でも低温・多湿条件が重なると多発することがあります。

べと病耐性の区分

キュウリのべと病耐性は、品種によって程度が異なります。種苗メーカーのカタログでは「べと病に強い」「べと病耐病性」という表記が一般的ですが、うどんこ病耐性と同様に、HR(高度耐病性)・IR(中程度耐病性)の国際基準で明確に区分されているケースは品種によって異なります。

品種選びで見落としがちなのが、べと病菌のレース(系統)の問題です。Pseudoperonospora cubensisにはレースが存在することが知られており、レースによって耐性品種への感染力が異なります。国内でも産地によって優勢なレースが異なる場合があり、ある産地で有効だった耐病性品種が別の産地では期待通りの効果を発揮しないケースがあります。

べと病耐性の仕組みとしては、植物の細胞レベルでの防御反応(過敏感反応など)が関与しています。菌が葉の気孔から侵入しようとした際に、植物側が防御遺伝子を発現させて菌の増殖を抑制する機構が働くとされています。ただし、環境条件(特に低温多湿が長期間続く場合)によっては耐病性品種でも発病することがあるため、耐病性だけに頼らない防除体系が重要です。

歴史と豆知識

べと病は世界各地のキュウリ産地で古くから問題となってきた病害です。熱帯アジアを原産とするキュウリとともに伝播したとも言われており、国内でも産地成立の初期から防除の対象となっています。

意外と知られていないのですが、Pseudoperonospora cubensisの胞子は雨や風によって広範囲に飛散する性質があります。一つの感染株から放出された胞子が数十〜数百メートル以上離れた圃場に到達することもあるため、周辺での発生情報を早期にキャッチすることが予防的な対応の第一歩となります。

日本では、耐べと病品種の育種研究が1970〜80年代から本格化しました。当初は限られた品種にしか耐性が付与されていませんでしたが、育種技術の進歩により、現在では多くの夏秋品種・施設品種にべと病耐性が組み込まれています。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、耐病性品種の普及により、べと病を主因とする大規模な収量損失のリスクは以前と比較して低下してきています。

また、施設栽培ではハウス内の気温・湿度管理によって発生を抑制できる余地があります。露地栽培では気象条件を直接コントロールできませんが、施設内では換気管理によって葉面の多湿状態を防ぎ、発病リスクを低減することが可能です。

耐病性の限界と注意点

べと病耐性品種を導入しても、それだけで防除が完結するわけではありません。

菌のレース変異による耐性崩壊は、べと病でも起こりうるリスクです。特定の耐性遺伝子を持つ品種が長期間・広域に栽培されると、その耐性を克服する新しいレースが出現する可能性があります。一つの品種に固執するのではなく、産地や作型に合った品種を定期的に見直すことが求められます。

低温多湿が長期間続く年は、耐病性品種であっても発病することがあります。梅雨が長引く年や秋雨の早い年などは、たとえ耐病性品種を選んでいても予防的な薬剤散布を計画しておくことが重要です。耐病性は「発病リスクを低減する」特性であり、気象条件が厳しい場合は薬剤防除との組み合わせが不可欠です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。べと病の場合、発病後に薬剤を散布しても治療効果は限定的です。感染が確認されてから対処するのでは手遅れになりやすいため、発生が予想される時期の前から予防的に対策を講じることが栽培上の要点です。

防除のポイント

べと病の防除は、耐病性品種の利用を軸に、耕種的防除と化学的防除を組み合わせた総合防除が基本です。

耕種的防除として最も有効なのは、葉面の水分を减らすことです。施設栽培では適切な換気管理により、朝の結露が速やかに乾くような環境を維持します。露地栽培ではマルチの敷設による土壌からの水分蒸発の抑制や、排水整備による圃場の過湿防止が有効です。

灌水は朝方に行い、夕方以降の灌水を避けることで、夜間の葉面湿度を下げることが発病抑制につながります。特に曇天・雨天が続く時期は灌水量を控えめにして過湿を防ぎます。

化学的防除については、キュウリのべと病に登録がある殺菌剤を発生前または発生初期に予防散布することが基本です。治療効果よりも予防効果が高い薬剤が多いため、梅雨入り前や秋雨の時期に合わせた計画的な散布が重要です。使用薬剤は作用機構の異なるものをローテーションし、薬剤耐性菌の出現を抑制します。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

露地キュウリの産地では、梅雨時のべと病対策が最大の課題の一つとして認識されています。耐病性品種の導入前は梅雨の時期に毎年大きな被害が出ていた産地でも、耐病性品種への切り替えと排水整備の組み合わせにより被害面積が縮小したという事例が報告されています。

施設栽培でも、春先の低温期にべと病が多発したことをきっかけに耐病性品種を選定し直し、換気管理の徹底と組み合わせることで安定した生産につながったという声があります。耐病性品種の導入は、防除コストの削減だけでなく、防除労力の軽減と農薬使用量の低減にも貢献するとして評価されています。

一方、耐病性品種を導入したにもかかわらず、圃場条件(排水不良・密植による通気不足)が改善されていないために依然として発生が多い事例も見られます。品種の耐病性を最大限に発揮するためには、栽培管理の基本を整えることが前提となります。

まとめ

べと病は、低温・多湿条件で急速に拡大するキュウリの重要病害であり、短期間で圃場全体に被害が広がるリスクがあります。耐病性品種の導入は防除の重要な柱ですが、菌のレース変異や気象条件の影響によって効果が変動するため、薬剤防除や耕種的防除との組み合わせが欠かせません。

品種選びにあたっては、カタログの耐病性表記を確認するとともに、地域で優勢なレースへの対応状況や、推奨される栽培作型との整合性も合わせて確認することがポイントです。予防的な防除を基本姿勢に置き、発病初期の早期発見と早期対処の習慣を作ることが、べと病による損失を最小限に抑える鍵となります。べと病耐性キュウリの品種一覧は、このページのタグが付いた品種ページからご確認いただけます。

153品種 掲載中
MTソフィア

MTソフィア

株式会社久留米原種育成会

複数の病気に耐性を発揮する、マルチトレランス品種 ・播種期  【つる下し】8月播き・9月播き  【越冬摘芯】8月播き・9月播き  【半促成】2月播き・3月播き   ・収穫期  【つる下し】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【越冬摘芯】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【半促成】4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細果、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢があり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】21〜22cm  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感ともに良好。   ・草姿および草勢  【主枝】中位がヤヤゆっくりで茎は太く、徒長しにくい。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生。  【孫枝】節間は中〜中短 果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、固い。  【茎】主枝太く、子枝中太、孫枝中太〜中位。  【草勢】立性で受光態勢が良く、全体的に枝の動きはゆっくりだが、後半まで草勢は強い。   ・耐病性  各諸病害に強いが、定期的な防除は怠らない。(特にウドンコ病・カッパン病に強い耐病を示す)   ・コート/生種:生種   ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1節〜2果成  (8月〜9月)主枝:50%〜60%、子枝:70%〜80%  (2月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90%   ■特性 1.複合耐病性(ウドンコ病・カッパン病・べト病)で秀品率が高い多収品種 2.枝の動きはヤヤゆっくりだが、スタミナがあり後半まで草勢強い 3.果揃い・果実肥大のバランスが良く、雌花連続性が高い   ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し、順調な枝の発生を促す。  草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段、上段1節摘み、中段2節摘み。  孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・複合耐病性品種ではあるが、病気予防を考えて早目に防除する。

PVPちなつ

PVPちなつ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~8月播き ■雌花率 主枝着果率: 50~70%(1~5月播種) 20~40%(6~8月播種) 1節1~2本成りが多い ■果実 100gで20~21cm 果形の安定性がとても高く、鮮緑で光沢良好。歯切れ良く食感良好。 過繁茂になりにくいすっきりとした受光性の良い草姿。 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。

PVP極光607

PVP極光607

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月播き ■雌花率 主枝着果率: 60~70% 側枝以降:80% 1節1本成り主体 ■果実 100gで20~21cm ■耐病性 褐斑病には極めて強い耐性を持ち、防除の労力を軽減できる。 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。 初期から力強い生育をし、春の強光、乾燥条件下でも茎葉の生長が旺盛であるため摘芯作業が単純化できる。 草勢維持しやすい。(枝の発生の仕方、性質はハイグリーン的)

S-36

S-36

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月定植 越冬・促成・半促成・無加温 ■雌花率 主枝着果率: ほぼ100% (7月・8月播きは雄花節もある) 1節1~2果成り ■果実 100gで21~22cm ウドンコ病と褐斑病の双方に強い耐病性を示し、ベト病にも比較的強い 節成り性が高く、分枝性は良い。 果肥大早く、終始果形が安定し、高品質で秀品率高い。 摘芯栽培・つる下し(更新型)栽培が可能。

T型新四葉

T型新四葉

株式会社タカヤマシード

耐暑性抜群の交配四葉 ■特性 1.本種は深根性で耐暑性、耐病性(ウィルス、ベト、ウドンコ病)が極めて強く作りやすい豊産性の四葉胡瓜で、夏秋栽培に最高の能力を発揮する。葉は濃緑で節間は中位、飛び成りで側枝の発生が旺盛であり長期にわたる収穫に耐え得る。 2.果は濃緑色で肩張りよくイボは小さく、四葉系の欠点である変形果や尻太り果は少なく揃いがよい。 ■ポイント 1.窒素肥料は追肥主体で回数を多くし加里肥料を併用することが肝要である。 2.側枝の発生が旺盛であるため10a当り1,100本位までの粗植栽培とする。

VR夏すずみ

VR夏すずみ

タキイ種苗株式会社

名品種「夏すずみ」の作りやすさがアップ! ■特長 ・つるもちがよく、栽培後半まで秀品率が高い「夏すずみ」タイプ。家庭菜園におすすめ。 ・べと病・うどんこ病に強く中程度のウイルス病(ZYMV)耐病性をもつ。 ・主枝の雌花率は4〜5月播種で50〜60%、側枝以降も60〜70%程度連続着花する。 ・草勢旺盛で、中節間の側枝が栽培後半も安定して発生し、長期間にわたり安定して多収となる。 ・平均果長は21〜22cm、果実は濃緑でつやがあり、歯切れがよく、食味にすぐれる。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降遅れないよう定期的に行う。 ・ウイルス病(特にZYMV)の耐病性は中程度なので、条件によっては発病する。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vアーチ

Vアーチ

タキイ種苗株式会社

安定した側枝発生と高い秀品率! ウイルスに強い多収種! ■特長 ・ウイルス病(特にZYMV)・べと病・うどんこ病に耐病性の夏秋キュウリで、つるもちがよく減農薬栽培が可能。 ・草姿は小葉で立性、中短節間の側枝が栽培後半まで安定して発生するので、管理作業が容易。 ・平均果長は21〜22cm、果色は濃緑でテリがあり、栽培期間を通じて秀品率が高い。 ・主枝雌花率は4〜5月播種で40〜50%。側枝以降も60〜70%程度連続着花するので、初期から安定して多収。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。活着不良などで初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降、遅れないよう定期的に行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vシャイン

Vシャイン

タキイ種苗株式会社

スッキリ草姿で側枝発生が良好! 果長が安定し秀品率がアップ! ■特長 ・べと病・うどんこ病に耐病性の夏秋キュウリ。ウイルス病(特にZYMV)にも強く、減農薬栽培が可能。 ・草姿は小葉で立性。側枝の節間も短めで管理や収穫作業が容易。 ・側枝が初期より連続して発生するので、安定して多収となる。 ・平均果長は21〜22cm、果色は濃緑でテリがある。果長が栽培後半まで安定し秀品率が高い。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。活着不良などで初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以後遅れないよう定期的に行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vシュート

Vシュート

タキイ種苗株式会社

耐暑性があり、つるもちのよい多収の複合耐病性品種! ■特長 ・うどんこ病、べと病、褐斑病、ウイルスによる病害であるモザイク病(ZYMV、PRSV) ※に複合耐病性をもち黒星病にも強い夏秋キュウリ。減農薬栽培に有利。 ・濃緑厚葉で葉のもちがよいので草勢が維持しやすく、後半まで枝伸びとスタミナが持続して多収となる。 ・果長は平均21〜22cmで、栽培後半まで安定し秀品率が高い。 ・果実は極濃緑で光沢があり歯切れがよい。 ・草姿立性で収穫作業が容易。栽培後半は枝摘み作業が省力できる。※(ZYMV:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス、PRSV:パパイア輪点ウイルス) ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以後遅れないよう定期的に実施する。 ・生育中期以降は過繁茂を避け、整枝・摘葉を適宜行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vロード

Vロード

タキイ種苗株式会社

ウイルスに強くつるもちのよい多収種! ■特長 ・ウイルス病(特にZYMV)・べと病・うどんこ病に耐病性の夏秋キュウリで、つるもちが特によいため、長期にわたり安定した栽培ができる。 ・平均果長は21〜22cm、果色は濃緑でテリがあり、秀品率が高い。 ・草勢は中強。生育後半までスタミナが持続するので、側枝の発生が安定し多収となる。 ・主枝雌花率は4〜5月播種で50〜60%、各節1果なりが主体。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降、遅れないよう定期的に行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

あおい中長

あおい中長

株式会社神田育種農場

耐暑・ベト病強、濃緑美味、多収

アグニ

アグニ

株式会社ときわ研究場

褐斑病・ウドンコ病耐病性、草勢は極めて強く分枝性に富む 【播種期】1月~4月まき(無加温) ■雌花着生 主枝雌花率は、1月以降の播種では60~70%となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実の長さは22cm程度で、果色は濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 草勢は極めて強く、子枝、孫枝とも安定して発生する。葉は濃緑で中大葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大はスムーズで、栽培の中後半にかけて多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大する。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。

あすとろ

あすとろ

株式会社久留米原種育成会

耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 ・播種期:2月~8月 ・定植期:3月~9月 ・果実サイズ及び特徴:100gで20〜21cm  主枝の果実はやや短形気味ではあるが出荷基準内である。高温期では果実の乱れも少なく果形・果長ともに安定している。  ※低温期では頭流や先太り果に注意 ・草姿および草勢  子枝・孫枝ともに太枝であり、節間長は長い。枝を摘むごとに次の枝が順次発生していく。 ・耐病性  MYSV・うどんこ病・褐斑病・べと病 ・その他補足説明  【雌花率】  (5月定植) 主枝:40〜50%  (8月定植) 主枝:30〜40% ■特性 耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 (農林水産省 品種登録出願) うどんこ病・褐斑病・べと病に強い複合耐病性品種 高温期での栽培に適する ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植〜摘芯】 ・徒長させずに旺盛に生育させる管理を行い、各節より枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節まで雌花を摘果し、草勢回復に努める。 【整枝】 ・高温期〜低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期〜高温期に向かう場合は、下段・上段1節摘み、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。

アッカン434

アッカン434

株式会社ときわ研究場

節成り性で果実肥大早く初期より多収!果長果形の安定性にも優れる ■雌花着生 主枝雌花率は、12月播種で90~100%、各節2~1果成りで節成り性が極めて高く2果成りが多いため多収となる。 ■草姿 草勢は中強、側枝は安定して発生する。葉は極濃緑で中葉、側枝節間は詰まりにくく受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大は早く、初期から多収となる。また春先からの高温、乾燥下においても順調に果実肥大し、尻細果の発生は少なく、短形果になりにくい。 ■耐病性 ウドンコ病、褐斑病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・節成り性が極めて高いため、主枝の着果節位は10節目以降とする。 ・灌水、追肥は早めのタイミングで行う。 ・低温肥大力があるため、加温栽培では収穫期の最低夜温は13~14℃で順調に果実肥大させる。

アドニス

アドニス

株式会社ときわ研究場

【播種期】9月~3月まき(加温・無加温) ■雌花着生 主枝雌果率は、11月以降の播種では60~70%。9月播種で30~40%程度となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は22~23㎝で、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 子枝・孫枝とも安定して発生し、最後まで草勢を維持しやすい。葉は濃緑で中葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大良く、収穫全期間を通して安定多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大するため収穫期の最低夜温は、実温で最低12〜13℃以上を確保すればよい。 ■耐病性 ウドンコ病に強く、ベト病の発生も少なく、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわGT-Ⅱが最適。 ・果実肥大が早く、初期に十分な樹勢を確保するために、7節以下の雌花を除去する。 ・初期生育は極端な節間の詰まらせ過ぎや極端な小葉等生育を抑え過ぎないように育て、主枝開花始め頃より潅水、追肥を行う。 ・仕立て方は、子枝を1本伸ばす2本仕立てが良い。

アドミラル

アドミラル

株式会社ときわ研究場

病気に強く、果焼け少なく、安定した果形と収量性で作り易い! ■雌花着生 当社育苗による主枝雌花率は、7月まきで20%程度、1~2月まきで80~90%、各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は21~22cmで、果色は濃緑、肩こけ少なく、秀品率が高く、果焼けの発生も少ない。 ■草姿 草勢は中、子枝、孫枝とも安定して発生する。 ■収量性 果実肥大はスムーズで、収量の波は小さく、安定した収量となる。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわパワーZ2、ときわGT-Ⅱが適する。 ・果実肥大が始まる頃より灌水は多めに行い、追肥は遅れないようにする。

エクセレント節成1号

エクセレント節成1号

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 12~2月播き(半促成) 7~8月播き(抑制) 9月播き(西南暖地地方) ■雌花率 主枝着果率: 50~80%(12~2月播種) 40~60%(7~8月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm(長め) ■耐病性 ベト、ウドンコ、特に褐斑病に比較的強い 褐斑病に比較的強い 節成り性が強く、早生で初期から多収。 収穫の山谷が少なく秀品率も良い。下降気象で差がつく。 高品質品種。

エクセレント節成2号

エクセレント節成2号

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~8月播き(半促成、雨よけ、夏穫り) 7~8月播き(抑制) 9月播き(西南暖地地方) ■雌花率 主枝着果率: 40~80%(12~6月播種) 40~60%(7~8月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21~22cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、褐斑病に比較的強い 褐斑病に比較的強い エクセレント節成り1号より、草勢がやや強い。 初期から継続して秀品多収で、空洞果や尻細り果の発生が少なく高品質品種。 つる下し長期、短期も可能。

エクセレント節成353

エクセレント節成353

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~6月播き(半促成、雨よけ、夏穫り) 7~8月播き(抑制) ■雌花率 主枝着果率: 60~80%(1~2月播種) 50~70%(3~5月播種) 40~50%(6~8月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21~22cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、褐斑病に比較的強い 褐斑病にも比較的強い エクセレント節成1号、2号に比べ果長はやや短め。 初期から継続して秀品多収。 空洞果、尻細り果の発生が少なく、ボリュームがあり最高品質品種。

おいしさ 一番星

おいしさ 一番星

株式会社トーホク

うどんこ病に極めて強く、べと病・褐斑病・ウイルス病にも強い作りやすい品種。枯れ上がり遅いので、良食味の秀品を長期間収穫できます。支柱作り、地這作り両方に向きます。

1〜20品種 / 全153品種中

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