病害耐性

うどんこ病耐性のキュウリ品種一覧 全173種類

うどんこ病耐性キュウリ うどんこ病とは うどんこ病は、子のう菌類に属する糸状菌(主にPodosphaera xanthii)によって引き起こされるキュウリの代表的な病害です。ウリ科作物全般に発生し、キュウリのほかカボチャ・メロン・スイカにも

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うどんこ病耐性について

うどんこ病耐性キュウリ

うどんこ病とは

うどんこ病は、子のう菌類に属する糸状菌(主にPodosphaera xanthii)によって引き起こされるキュウリの代表的な病害です。ウリ科作物全般に発生し、キュウリのほかカボチャ・メロン・スイカにも広く被害を及ぼします。

最大の特徴は、葉の表面にうどん粉(小麦粉)をまぶしたような白い粉状のカビが広がることです。初期には直径1〜2cmの白い円形の斑点として現れ、病勢が進むと葉全体が白いカビで覆われます。被害が拡大すると光合成能力が著しく低下し、果実の肥大不良や品質低下を引き起こします。うどんこ病の被害は葉にとどまらず、茎や果実にまで及ぶことがあり、特に出荷前の果実に症状が出ると商品価値を損ないます。

うどんこ病がほかの病害と大きく異なる点として、比較的高温・乾燥条件でも発生する性質が挙げられます。多くのカビ病が多湿条件で拡大するのに対し、うどんこ病菌は空気中の湿度が低い条件でも胞子が飛散・感染します。適温は20〜25℃程度であり、梅雨明け後の夏秋期(7〜9月)が最も発生しやすい時期です。ただし施設栽培では春先から初夏にかけても多発することがあります。

うどんこ病耐性の区分

キュウリのうどんこ病耐性は、品種によって程度が大きく異なります。種苗メーカーのカタログでは「うどんこ病に強い」「うどんこ病耐病性」のほか、「PMR(Powdery Mildew Resistant)」という略号で表記される場合もあります。国際的な基準ではHR(高度耐病性)とIR(中程度耐病性)の区分が用いられますが、キュウリの場合は産地によって優勢な菌のレースが異なるため、カタログの表記だけで判断するのは難しい面があります。

品種選びで見落としがちなのが、うどんこ病菌のレース(系統)の問題です。うどんこ病菌には複数のレースが存在しており、特定のレースに対して耐性を持つ品種であっても、別のレースが優勢な地域では十分な効果を発揮しない場合があります。近年は産地によって新しいレースの出現が報告されており、かつて有効だった耐性品種の効果が低下するケースも見られます。

耐病性の仕組みとしては、植物が菌の感染を受けた際に植物側の防御遺伝子が速やかに発現し、菌の侵入・増殖を抑制する機構が働くとされています。ただしこれは完全な「免疫」ではなく、菌の増殖を抑制する「量的な抵抗性」として表れることが多いため、感染圧が高い条件下では耐病性品種であっても一定程度の発病が見られることがあります。

歴史と豆知識

うどんこ病は、キュウリの栽培史とともに古くから知られている病害です。日本でも明治時代以降の記録に登場する古い病害であり、長い防除の歴史があります。

意外と知られていないのですが、うどんこ病菌は「純粋寄生菌(偏性寄生菌)」という特殊な性質を持っています。生きた植物体上でしか増殖できないため、土壌中や枯れた植物残渣上では長期間生存できません。この性質から、圃場の植物残渣を速やかに処分することが伝染源の除去に有効です。ただし、温室内の雑草や隣接する圃場の感染株から胞子が飛来するケースもあるため、自圃場の管理だけでは完全な防除が難しいのが現実です。

また、うどんこ病菌は風によって長距離を飛散することが知られています。菌の胞子は非常に軽く、穏やかな風でも圃場外から飛来します。このため、隣の圃場でうどんこ病が多発している場合は、自圃場への伝染に注意が必要です。

キュウリ育種における耐病性品種の開発は、1970年代以降に本格化しました。施設栽培の拡大と連作化に伴い、うどんこ病の発生が恒常化したことが育種目標として耐病性が重視される背景となっています。現在では多くの品種にうどんこ病への耐性が組み込まれており、耐病性品種の選択肢が大幅に広がっています。

耐病性の限界と注意点

うどんこ病耐性品種を導入しても、それだけで完全に防げるわけではありません。以下の点に注意が必要です。

レースの変異による耐性崩壊のリスクは最も重要な問題です。うどんこ病菌は遺伝的変異が起こりやすい菌であり、特定の耐性遺伝子に対応する新しいレースが出現することがあります。単一の耐性遺伝子に依存する品種は崩壊リスクが特に高いとされているため、同一品種を連作し続けることには注意が必要です。

窒素過多の栽培条件では、耐病性品種であってもうどんこ病が発生しやすくなる傾向があります。窒素が過剰に施用されると葉が軟弱になり、菌の感染を受けやすくなります。合わせて、過繁茂による通気性の悪化も発病を助長するため、適正な施肥管理と整枝管理が求められます。

また、耐病性品種だからといって薬剤防除を省略すると、別の病害(べと病・褐斑病・つる枯病など)の被害が表面化するケースがあります。うどんこ病耐性はうどんこ病に特化した特性であり、他の病害に対しては感受性である場合が多いことを念頭に置いて栽培計画を立てることが大切です。

防除のポイント

うどんこ病の防除は、耐病性品種の利用を軸に、耕種的防除と化学的防除を組み合わせた総合防除が基本です。

耕種的防除として最も重要なのは、通気性の確保です。キュウリのつるが茂りすぎると株元の通気性が悪化し、うどんこ病菌の感染しやすい環境が形成されます。適切な整枝(側枝の処理・摘葉)により、風通しの良い栽培環境を維持することが予防の基本です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。うどんこ病は発生初期の対応が極めて重要です。葉に白い斑点が少数見られる段階で対策を講じれば拡大を抑制できますが、葉全体に広がってからでは防除効果が大幅に低下します。定期的な圃場の巡回によりうどんこ病の初発を早期に発見することが、実質的な防除効率を高めます。

化学的防除については、キュウリに登録のある殺菌剤を発生初期に散布することが効果的です。うどんこ病菌は薬剤耐性を獲得しやすい傾向があるため、異なる作用機構の薬剤をローテーションで使用することが重要です。同一系統の薬剤を連続して使用すると、短期間で耐性菌が出現するリスクが高まります。

施設栽培では、栽培終了後の残渣処理も防除の一環です。被害葉を圃場に放置すると次作の伝染源になりますので、収穫終了後は速やかに残渣を除去・処分します。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

キュウリ栽培の現場では、うどんこ病はほぼ毎作遭遇する病害として認識されており、耐病性品種への関心は高い状況です。

耐病性品種への切り替えを行った産地では、薬剤散布回数が減少し、防除コストと労力の削減が実現したという報告があります。特に露地夏秋栽培では1シーズンに複数回の散布が必要だったところ、耐病性品種の導入後は散布回数を大幅に減らせたというケースも見られます。

一方で、同一の耐病性品種を長年栽培し続けた産地では、数年後にその耐性が有効に機能しなくなった事例も報告されています。こうした経験から、定期的に品種を見直し、地域で優勢なレースへの対応状況を確認する重要性が再認識されています。産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、地元の農業試験場や普及指導センターから最新の病害情報を得ることが、品種選定の精度向上につながります。

栽培現場では「うどんこ病に強い品種だから安心」と整枝管理を怠ると、過繁茂による通気不良から結局うどんこ病が発生するケースも見られます。品種の耐病性を最大限に活かすためには、栽培管理の基本を維持することが前提条件です。

まとめ

うどんこ病は、高温・乾燥条件でも発生するキュウリの重要病害であり、葉の光合成能力低下を通じて果実品質と収量に影響を及ぼします。耐病性品種(PMR品種)の導入は防除の柱として有効ですが、レースの変異や栽培管理の不備によって効果が変動する可能性があるため、耐病性に過度に依存しないことが重要です。

品種選びにあたっては、うどんこ病耐性の表記(PMR・HR・IRなど)を確認するとともに、地域で優勢なレースへの対応状況も可能な限り把握しておくことがポイントです。適正な整枝管理による通気性の確保、適正な施肥管理、薬剤のローテーション散布を組み合わせた総合防除体系を構築することで、安定したキュウリ生産につなげることができます。うどんこ病耐性キュウリの品種一覧は、このページのタグが付いた品種ページからご確認いただけます。

173品種 掲載中
HI・トライ

HI・トライ

株式会社久留米種苗園芸

露地用きゅうりに節成品種時代到来!! 多収穫・省力・耐病性(放任で楽々栽培) うどん粉病&褐斑病の複合耐病性品種 露地栽培だけでなくハウス栽培にも適する 【特性】 ◆主枝成・側枝共に80~100%雌花着生品種 ◆葉は黒く、小~中葉で立性(受光状態が良い) ◆果実は22~23cm、整形果で果形の安定抜群 ◆草勢はおとなしく、確実な着果で死果なく開花順に収穫でき、省力。 ◆安定した収穫と、草勢維持の為、側枝より確実な枝の確保。 ◆うどん粉病・褐斑病に強力な耐性を示す複合耐病性品種。 ◆省力性と耐病性、多収性をあわせ持つ節成性の露地きゅうり。 【適応作型】 露地栽培:3月~4月播きの、トンネル早熟栽培、 7月~8月播きの、露地夏秋栽培に適する。 ハウス栽培:3月~4月播きの、半促成栽培、 7月~8月播きの、雨除け・抑制栽培に適する。

MTソフィア

MTソフィア

株式会社久留米原種育成会

複数の病気に耐性を発揮する、マルチトレランス品種 ・播種期  【つる下し】8月播き・9月播き  【越冬摘芯】8月播き・9月播き  【半促成】2月播き・3月播き   ・収穫期  【つる下し】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【越冬摘芯】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【半促成】4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細果、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢があり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】21〜22cm  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感ともに良好。   ・草姿および草勢  【主枝】中位がヤヤゆっくりで茎は太く、徒長しにくい。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生。  【孫枝】節間は中〜中短 果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、固い。  【茎】主枝太く、子枝中太、孫枝中太〜中位。  【草勢】立性で受光態勢が良く、全体的に枝の動きはゆっくりだが、後半まで草勢は強い。   ・耐病性  各諸病害に強いが、定期的な防除は怠らない。(特にウドンコ病・カッパン病に強い耐病を示す)   ・コート/生種:生種   ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1節〜2果成  (8月〜9月)主枝:50%〜60%、子枝:70%〜80%  (2月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90%   ■特性 1.複合耐病性(ウドンコ病・カッパン病・べト病)で秀品率が高い多収品種 2.枝の動きはヤヤゆっくりだが、スタミナがあり後半まで草勢強い 3.果揃い・果実肥大のバランスが良く、雌花連続性が高い   ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し、順調な枝の発生を促す。  草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段、上段1節摘み、中段2節摘み。  孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・複合耐病性品種ではあるが、病気予防を考えて早目に防除する。

PR四川

PR四川

カネコ種苗株式会社

うどんこ病に強い四川タイプの良食味キュウリ 特性 ●歯切れが良く、さわやかな甘さを持つ良食味の白イボ短型四葉タイプのキュウリです。 ●うどんこ病に強く栽培が容易です。 ●主枝着果率は春まきで40〜50%位、側枝以降は雌花着生が安定します。 ●果実は濃緑で、イボが多くて高いです。果実の長さは21cm位で収穫可能ですが、食味を重視する場合は24cm位の大きさで収穫します。 ●葉の大きさは中位で、角形をしています。 ●露地栽培全般に適します。 栽培要点 ●整枝は基本として子づる1〜2節止めとし、草勢を見ながら孫枝以降は半放任管理とします。活着不良や天候不良等により草勢が弱い場合は、早めに放任枝を設けるようにして草勢の維持を図ります。

PVPちなつ

PVPちなつ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~8月播き ■雌花率 主枝着果率: 50~70%(1~5月播種) 20~40%(6~8月播種) 1節1~2本成りが多い ■果実 100gで20~21cm 果形の安定性がとても高く、鮮緑で光沢良好。歯切れ良く食感良好。 過繁茂になりにくいすっきりとした受光性の良い草姿。 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。

PVP極光607

PVP極光607

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月播き ■雌花率 主枝着果率: 60~70% 側枝以降:80% 1節1本成り主体 ■果実 100gで20~21cm ■耐病性 褐斑病には極めて強い耐性を持ち、防除の労力を軽減できる。 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。 初期から力強い生育をし、春の強光、乾燥条件下でも茎葉の生長が旺盛であるため摘芯作業が単純化できる。 草勢維持しやすい。(枝の発生の仕方、性質はハイグリーン的)

S-36

S-36

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月定植 越冬・促成・半促成・無加温 ■雌花率 主枝着果率: ほぼ100% (7月・8月播きは雄花節もある) 1節1~2果成り ■果実 100gで21~22cm ウドンコ病と褐斑病の双方に強い耐病性を示し、ベト病にも比較的強い 節成り性が高く、分枝性は良い。 果肥大早く、終始果形が安定し、高品質で秀品率高い。 摘芯栽培・つる下し(更新型)栽培が可能。

T型新四葉

T型新四葉

株式会社タカヤマシード

耐暑性抜群の交配四葉 ■特性 1.本種は深根性で耐暑性、耐病性(ウィルス、ベト、ウドンコ病)が極めて強く作りやすい豊産性の四葉胡瓜で、夏秋栽培に最高の能力を発揮する。葉は濃緑で節間は中位、飛び成りで側枝の発生が旺盛であり長期にわたる収穫に耐え得る。 2.果は濃緑色で肩張りよくイボは小さく、四葉系の欠点である変形果や尻太り果は少なく揃いがよい。 ■ポイント 1.窒素肥料は追肥主体で回数を多くし加里肥料を併用することが肝要である。 2.側枝の発生が旺盛であるため10a当り1,100本位までの粗植栽培とする。

VR夏すずみ

VR夏すずみ

タキイ種苗株式会社

名品種「夏すずみ」の作りやすさがアップ! ■特長 ・つるもちがよく、栽培後半まで秀品率が高い「夏すずみ」タイプ。家庭菜園におすすめ。 ・べと病・うどんこ病に強く中程度のウイルス病(ZYMV)耐病性をもつ。 ・主枝の雌花率は4〜5月播種で50〜60%、側枝以降も60〜70%程度連続着花する。 ・草勢旺盛で、中節間の側枝が栽培後半も安定して発生し、長期間にわたり安定して多収となる。 ・平均果長は21〜22cm、果実は濃緑でつやがあり、歯切れがよく、食味にすぐれる。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降遅れないよう定期的に行う。 ・ウイルス病(特にZYMV)の耐病性は中程度なので、条件によっては発病する。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vアーチ

Vアーチ

タキイ種苗株式会社

安定した側枝発生と高い秀品率! ウイルスに強い多収種! ■特長 ・ウイルス病(特にZYMV)・べと病・うどんこ病に耐病性の夏秋キュウリで、つるもちがよく減農薬栽培が可能。 ・草姿は小葉で立性、中短節間の側枝が栽培後半まで安定して発生するので、管理作業が容易。 ・平均果長は21〜22cm、果色は濃緑でテリがあり、栽培期間を通じて秀品率が高い。 ・主枝雌花率は4〜5月播種で40〜50%。側枝以降も60〜70%程度連続着花するので、初期から安定して多収。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。活着不良などで初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降、遅れないよう定期的に行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vシャイン

Vシャイン

タキイ種苗株式会社

スッキリ草姿で側枝発生が良好! 果長が安定し秀品率がアップ! ■特長 ・べと病・うどんこ病に耐病性の夏秋キュウリ。ウイルス病(特にZYMV)にも強く、減農薬栽培が可能。 ・草姿は小葉で立性。側枝の節間も短めで管理や収穫作業が容易。 ・側枝が初期より連続して発生するので、安定して多収となる。 ・平均果長は21〜22cm、果色は濃緑でテリがある。果長が栽培後半まで安定し秀品率が高い。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。活着不良などで初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以後遅れないよう定期的に行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vシュート

Vシュート

タキイ種苗株式会社

耐暑性があり、つるもちのよい多収の複合耐病性品種! ■特長 ・うどんこ病、べと病、褐斑病、ウイルスによる病害であるモザイク病(ZYMV、PRSV) ※に複合耐病性をもち黒星病にも強い夏秋キュウリ。減農薬栽培に有利。 ・濃緑厚葉で葉のもちがよいので草勢が維持しやすく、後半まで枝伸びとスタミナが持続して多収となる。 ・果長は平均21〜22cmで、栽培後半まで安定し秀品率が高い。 ・果実は極濃緑で光沢があり歯切れがよい。 ・草姿立性で収穫作業が容易。栽培後半は枝摘み作業が省力できる。※(ZYMV:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス、PRSV:パパイア輪点ウイルス) ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以後遅れないよう定期的に実施する。 ・生育中期以降は過繁茂を避け、整枝・摘葉を適宜行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

Vロード

Vロード

タキイ種苗株式会社

ウイルスに強くつるもちのよい多収種! ■特長 ・ウイルス病(特にZYMV)・べと病・うどんこ病に耐病性の夏秋キュウリで、つるもちが特によいため、長期にわたり安定した栽培ができる。 ・平均果長は21〜22cm、果色は濃緑でテリがあり、秀品率が高い。 ・草勢は中強。生育後半までスタミナが持続するので、側枝の発生が安定し多収となる。 ・主枝雌花率は4〜5月播種で50〜60%、各節1果なりが主体。 ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。 ・生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降、遅れないよう定期的に行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

ZRサマーレディ

ZRサマーレディ

株式会社久留米原種育成会

後半までスタミナ抜群のZYMV抵抗性品種 ・播種期  【普通露地】4月播き・5月播き・6月播き  【露地抑制】7月播き・8月播き   ・収穫期  【普通露地】6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫  【露地抑制】8月収穫・9月収穫・10月収穫・11月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果長】100gで21〜22cm位。  【果形】肩から尻まで肉付きが良く、果揃いにまとまりのある円筒形果。  【果色】濃緑色で条線等の発生はなく、高温期でも退色なく、光沢にも優れる。   ・草姿  【主枝】茎は中太〜太で、節間は中位。伸長性がある、生育は早い。  【子枝】各節より中短〜中位の中太枝が順次発生する。  【孫枝】全体的に力強い枝が、良く発生する。  【葉】濃緑色の角型で中葉。立性があり、受光態勢に優れる。   ・コート/生種:生種   ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、雌花連続も高いので、初期より収量が多い。枝の発生力があり、栄養成長と生殖成長のバランスがとりやすく、悪条件下でも山谷の少ない多収品種。  【雌花率】  (4月〜5月)主枝:50〜60%、子枝:80〜90%  (6月〜7月)主枝:40〜50%、子枝:70〜80%   ※おすすめ台木:発芽・苗揃い自慢発根抜群の昇竜(しょうりゅう)   ■特性 1. ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)抵抗性品種で、うどんこ病・タンソ病の発生が極めて少ない。 2. 枝の発生力、果実肥大力があるので、作りやすさ抜群。 3. 小葉系で、受光態勢良く、すっきりした草姿。果実は果色・光沢に優れ、形のまとまり抜群。 ■栽培要点 【定植~摘芯】 ・着果が良く、肥大も早いので、活着をスムーズにさせ、素直な生育をさせる。 ・下位5節(畦上30㎝)までは、雌雄花、子枝を早めに除去する。活着不良や草勢が弱い場合、  10節位までの雌花を早めに除去する。 【追肥】 ・主枝雌花が開花肥大し始めを目安に10a当たりN成分で0.5㎏~1㎏行い、その後は果実肥大が早いので、遅れないように早め早めに行う。 【整枝】 ・子枝ー基本的には1節~2節摘芯。草勢が弱い場合は子枝を1本伸ばし草勢の確保を行う。 ・孫枝以降ー半放任とするが、混み合えば適宜摘芯する。草勢を見ながら、摘みすぎ、  摘み遅れしないように注意する。 【その他】 ・ZYMVには抵抗性だが、他のウイルスには感染するので病虫害防除は予防を中心とし、初期防除に努める。 ・若干ギザ葉株の発生があるので、定植時よく観察し、定植えしないよう注意する。

アグニ

アグニ

株式会社ときわ研究場

褐斑病・ウドンコ病耐病性、草勢は極めて強く分枝性に富む 【播種期】1月~4月まき(無加温) ■雌花着生 主枝雌花率は、1月以降の播種では60~70%となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実の長さは22cm程度で、果色は濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 草勢は極めて強く、子枝、孫枝とも安定して発生する。葉は濃緑で中大葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大はスムーズで、栽培の中後半にかけて多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大する。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。

あすとろ

あすとろ

株式会社久留米原種育成会

耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 ・播種期:2月~8月 ・定植期:3月~9月 ・果実サイズ及び特徴:100gで20〜21cm  主枝の果実はやや短形気味ではあるが出荷基準内である。高温期では果実の乱れも少なく果形・果長ともに安定している。  ※低温期では頭流や先太り果に注意 ・草姿および草勢  子枝・孫枝ともに太枝であり、節間長は長い。枝を摘むごとに次の枝が順次発生していく。 ・耐病性  MYSV・うどんこ病・褐斑病・べと病 ・その他補足説明  【雌花率】  (5月定植) 主枝:40〜50%  (8月定植) 主枝:30〜40% ■特性 耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 (農林水産省 品種登録出願) うどんこ病・褐斑病・べと病に強い複合耐病性品種 高温期での栽培に適する ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植〜摘芯】 ・徒長させずに旺盛に生育させる管理を行い、各節より枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節まで雌花を摘果し、草勢回復に努める。 【整枝】 ・高温期〜低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期〜高温期に向かう場合は、下段・上段1節摘み、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。

アッカン434

アッカン434

株式会社ときわ研究場

節成り性で果実肥大早く初期より多収!果長果形の安定性にも優れる ■雌花着生 主枝雌花率は、12月播種で90~100%、各節2~1果成りで節成り性が極めて高く2果成りが多いため多収となる。 ■草姿 草勢は中強、側枝は安定して発生する。葉は極濃緑で中葉、側枝節間は詰まりにくく受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大は早く、初期から多収となる。また春先からの高温、乾燥下においても順調に果実肥大し、尻細果の発生は少なく、短形果になりにくい。 ■耐病性 ウドンコ病、褐斑病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・節成り性が極めて高いため、主枝の着果節位は10節目以降とする。 ・灌水、追肥は早めのタイミングで行う。 ・低温肥大力があるため、加温栽培では収穫期の最低夜温は13~14℃で順調に果実肥大させる。

アドニス

アドニス

株式会社ときわ研究場

【播種期】9月~3月まき(加温・無加温) ■雌花着生 主枝雌果率は、11月以降の播種では60~70%。9月播種で30~40%程度となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は22~23㎝で、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 子枝・孫枝とも安定して発生し、最後まで草勢を維持しやすい。葉は濃緑で中葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大良く、収穫全期間を通して安定多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大するため収穫期の最低夜温は、実温で最低12〜13℃以上を確保すればよい。 ■耐病性 ウドンコ病に強く、ベト病の発生も少なく、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわGT-Ⅱが最適。 ・果実肥大が早く、初期に十分な樹勢を確保するために、7節以下の雌花を除去する。 ・初期生育は極端な節間の詰まらせ過ぎや極端な小葉等生育を抑え過ぎないように育て、主枝開花始め頃より潅水、追肥を行う。 ・仕立て方は、子枝を1本伸ばす2本仕立てが良い。

アドニスK

アドニスK

株式会社ときわ研究場

耐病性アップ!褐斑病・ウドンコ病耐病性、秀品率抜群 【播種期】9月~3月まき(加温・無加温) ■雌花着生 主枝雌花率は、9月播種で30~40%程度、11月以降の播種では60~70%となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は22~23cmで、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 葉は小葉で濃緑色、強力草勢で各種病気に強さを発揮する。子枝・孫枝とも安定して発生し、最後まで草勢維持できる。 ■収量性 果実肥大が早く、初期収量、総収量とも多収で秀品率が最後まで高い。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病耐病性でべト病の発生も少なく、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。

アドミラル

アドミラル

株式会社ときわ研究場

病気に強く、果焼け少なく、安定した果形と収量性で作り易い! ■雌花着生 当社育苗による主枝雌花率は、7月まきで20%程度、1~2月まきで80~90%、各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は21~22cmで、果色は濃緑、肩こけ少なく、秀品率が高く、果焼けの発生も少ない。 ■草姿 草勢は中、子枝、孫枝とも安定して発生する。 ■収量性 果実肥大はスムーズで、収量の波は小さく、安定した収量となる。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわパワーZ2、ときわGT-Ⅱが適する。 ・果実肥大が始まる頃より灌水は多めに行い、追肥は遅れないようにする。

イボ美人

イボ美人

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

・夏キュウリと中国四葉の交配種。 ・主枝雌花率は25%前後、四葉タイプだが果長24㎝前後で短くイボもやや少ない。 ・うどんこ病に強く、強勢で果の肥大が良く多収性。 ・歯切れが抜群で浅漬けに最適。

1〜20品種 / 全173品種中

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