病害耐性

褐斑病耐性のキュウリ品種一覧 全111種類

褐斑病耐性キュウリ 褐斑病とは 褐斑病は、糸状菌Corynespora cassiicolaによって引き起こされるキュウリの重要病害です。夏秋栽培において特に多発し、産地では「夏秋キュウリの最重要病害」として長年認識されてきました。近年は施

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褐斑病耐性について

褐斑病耐性キュウリ

褐斑病とは

褐斑病は、糸状菌Corynespora cassiicolaによって引き起こされるキュウリの重要病害です。夏秋栽培において特に多発し、産地では「夏秋キュウリの最重要病害」として長年認識されてきました。近年は施設栽培でも問題化しており、周年生産が行われるキュウリ産地では通年を通じた警戒が求められます。

症状の特徴は、葉に現れる褐色〜暗褐色の円形または不正円形の病斑です。初期には直径2〜5mmの小さな斑点が点在し、拡大すると10〜20mmを超える大型の病斑になります。病斑の縁は黄色みを帯びることが多く、中央部が灰褐色〜淡褐色になる場合もあります。多発すると葉全体が病斑に覆われ、早期落葉や葉枯れが起こります。葉だけでなく、茎・果実・果梗にも病斑が形成されることがあり、果実への直接被害は出荷品質に深刻な影響を及ぼします。

発生しやすい条件は高温・多湿です。気温20〜30℃の高温期に降雨・夜露・灌水による葉面の濡れが続くと、胞子の形成・感染が促進されます。露地夏秋栽培(6〜10月)の栽培後半に多発するパターンが典型的ですが、施設内でも換気不良による多湿条件が重なると急速に蔓延することがあります。Corynespora cassiicolaは非常に広い宿主範囲を持ち、トマト・ナス・インゲンなど多くの野菜にも感染するため、圃場周辺の他作物の発生状況にも注意が必要です。

褐斑病耐性の区分

キュウリの褐斑病耐性は、品種によって程度が大きく異なります。種苗メーカーのカタログでは「褐斑病に強い」「褐斑病耐病性」という表記が一般的で、HR(高度耐病性)・IR(中程度耐病性)の区分で示される場合もあります。

品種選びで見落としがちなのが、Corynespora cassiicolaの菌系(レース)による耐性の差異です。この菌には複数の菌系が存在することが知られており、特定の菌系に対して耐性を示す品種でも、異なる菌系に対しては効果が低下する場合があります。国内の産地によって優勢な菌系が異なることも報告されているため、地域の農業試験場や普及指導センターから菌系情報を得ることが品種選定の精度を高めます。

褐斑病耐性の仕組みは、植物体の防御機構(細胞壁の強化・抗菌物質の産生など)が関与していると考えられています。ただし、「耐病性」は完全な発病防止を意味するものではなく、感受性品種と比較して発病程度が低い・拡大が遅いという特性を指します。高温多湿が長期間続く年は、耐病性品種であっても発病することがあります。

歴史と豆知識

Corynespora cassiicolaはもともと熱帯・亜熱帯地域の病原菌として知られており、日本では1960〜70年代ごろから各地のキュウリ産地で被害が報告されるようになりました。気候温暖化の進展とともに発生適温(20〜30℃)の期間が延長され、従来は夏秋限定だった病害が春作や秋冬作にも影響するようになってきています。

意外と知られていないのですが、褐斑病菌は薬剤耐性を獲得しやすい菌として研究者の間で注目されています。一部の殺菌剤に対して耐性菌が国内でも確認されており、特定の薬剤に頼り続けることのリスクが指摘されています。品種の耐病性と薬剤のローテーション散布を組み合わせることが、褐斑病防除の長期的な戦略として重要とされています。

また、褐斑病菌の胞子は空気感染するだけでなく、灌水の水しぶきや農作業時の接触(手・農具)によっても伝播します。発病株を発見した際の農具・手袋の消毒が、感染拡大を抑制するうえで実際的な効果があります。

耐病性の限界と注意点

褐斑病耐性品種の導入は有効な防除手段の一つですが、以下の点に注意が必要です。

菌系の変異は今後も続く可能性があります。耐病性品種が広く普及すると、その耐性を克服する菌系が選択的に増加するリスクがあります。単一の耐病性遺伝子に依存した品種は、菌系変異によって耐性が崩壊する可能性が高いため、栽培品種を固定せず定期的に見直すことが望まれます。

高温多湿条件が長期間続く年は、耐病性品種であっても発病リスクが高まります。露地夏秋栽培の後半(9〜10月)は降雨が増える時期でもあり、気象条件が厳しい場合には予防的な薬剤散布を組み合わせることが重要です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。褐斑病は発生初期の初発葉を取り除き、早期に薬剤防除を始めることで拡大を抑制できます。発病葉を放置すると胞子の供給源となり、圃場全体への感染拡大が加速します。初発の発見速度が実質的な防除効率を左右します。

防除のポイント

褐斑病の防除は、耐病性品種の利用を中心に、耕種的防除・化学的防除を組み合わせた総合防除が基本です。

耕種的防除として有効なのは、過繁茂を防ぐ整枝管理と通気性の確保です。キュウリのつるや葉が密集すると葉面が乾きにくくなり、褐斑病の発生に好適な多湿環境が形成されます。適正な整枝と摘葉により、株元まで風が通る環境を保つことが予防の基本です。

灌水は朝方に行い、夕方以降を避けることで夜間の葉面湿度を低下させます。特に高温期の夕方〜夜間の葉面濡れが長時間続くと、菌の感染リスクが高まります。点滴灌水(ドリップ灌水)の導入で葉面を濡らさない灌水方法に切り替えることも有効な手段です。

化学的防除については、発生前または発生初期から予防散布を開始することが重要です。褐斑病に登録のある殺菌剤を使用し、薬剤耐性菌の出現を防ぐために作用機構の異なる薬剤をローテーションします。発病葉は圃場外に持ち出して処分し、伝染源となる胞子の量を減らします。

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

夏秋キュウリの産地では、褐斑病は毎年の防除計画に必ず組み込む病害として位置づけられています。耐病性品種の導入により、発病の開始時期が遅くなったり、発病程度が軽くなったりする効果が認められている産地もあります。これによって薬剤散布の開始タイミングを遅らせることができ、防除コストの削減につながっているという声が聞かれます。

施設栽培では、換気管理の徹底と耐病性品種の組み合わせで、褐斑病の発生を大幅に低減できた事例が報告されています。特に夏季の高温期に施設内の気温・湿度が上昇しやすい産地では、換気扇の増設や天窓の拡充といった施設改善と品種選定の見直しをセットで取り組むことが効果的とされています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、褐斑病菌の菌系構成が変化した産地では、以前は有効だった耐病性品種の効果が低下し、品種の見直しを余儀なくされたケースもあります。地域の農業試験場の病害情報を定期的に確認し、品種選定に反映させることが産地の安定生産につながります。

まとめ

褐斑病は高温・多湿条件で多発する夏秋キュウリの代表的な病害であり、葉・茎・果実に褐色病斑を形成して収量と品質の両方に影響を及ぼします。耐病性品種の導入は防除の重要な柱ですが、菌系変異による耐性低下や高温多湿時の発病リスクを考慮し、薬剤ローテーション散布・整枝管理・灌水管理を組み合わせた総合防除体系が求められます。

品種選びにあたっては、褐斑病耐性の表記とともに、地域で優勢な菌系への対応状況も確認することがポイントです。初発の早期発見と速やかな対処の習慣を作ることが、被害の拡大防止に直結します。褐斑病耐性キュウリの品種一覧は、このページのタグが付いた品種ページからご確認いただけます。

111品種 掲載中
HI・トライ

HI・トライ

株式会社久留米種苗園芸

露地用きゅうりに節成品種時代到来!! 多収穫・省力・耐病性(放任で楽々栽培) うどん粉病&褐斑病の複合耐病性品種 露地栽培だけでなくハウス栽培にも適する 【特性】 ◆主枝成・側枝共に80~100%雌花着生品種 ◆葉は黒く、小~中葉で立性(受光状態が良い) ◆果実は22~23cm、整形果で果形の安定抜群 ◆草勢はおとなしく、確実な着果で死果なく開花順に収穫でき、省力。 ◆安定した収穫と、草勢維持の為、側枝より確実な枝の確保。 ◆うどん粉病・褐斑病に強力な耐性を示す複合耐病性品種。 ◆省力性と耐病性、多収性をあわせ持つ節成性の露地きゅうり。 【適応作型】 露地栽培:3月~4月播きの、トンネル早熟栽培、 7月~8月播きの、露地夏秋栽培に適する。 ハウス栽培:3月~4月播きの、半促成栽培、 7月~8月播きの、雨除け・抑制栽培に適する。

MTソフィア

MTソフィア

株式会社久留米原種育成会

複数の病気に耐性を発揮する、マルチトレランス品種 ・播種期  【つる下し】8月播き・9月播き  【越冬摘芯】8月播き・9月播き  【半促成】2月播き・3月播き   ・収穫期  【つる下し】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【越冬摘芯】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【半促成】4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫   ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細果、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢があり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】21〜22cm  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感ともに良好。   ・草姿および草勢  【主枝】中位がヤヤゆっくりで茎は太く、徒長しにくい。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生。  【孫枝】節間は中〜中短 果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、固い。  【茎】主枝太く、子枝中太、孫枝中太〜中位。  【草勢】立性で受光態勢が良く、全体的に枝の動きはゆっくりだが、後半まで草勢は強い。   ・耐病性  各諸病害に強いが、定期的な防除は怠らない。(特にウドンコ病・カッパン病に強い耐病を示す)   ・コート/生種:生種   ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1節〜2果成  (8月〜9月)主枝:50%〜60%、子枝:70%〜80%  (2月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90%   ■特性 1.複合耐病性(ウドンコ病・カッパン病・べト病)で秀品率が高い多収品種 2.枝の動きはヤヤゆっくりだが、スタミナがあり後半まで草勢強い 3.果揃い・果実肥大のバランスが良く、雌花連続性が高い   ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し、順調な枝の発生を促す。  草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段、上段1節摘み、中段2節摘み。  孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・複合耐病性品種ではあるが、病気予防を考えて早目に防除する。

PVPちなつ

PVPちなつ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~8月播き ■雌花率 主枝着果率: 50~70%(1~5月播種) 20~40%(6~8月播種) 1節1~2本成りが多い ■果実 100gで20~21cm 果形の安定性がとても高く、鮮緑で光沢良好。歯切れ良く食感良好。 過繁茂になりにくいすっきりとした受光性の良い草姿。 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。

PVP極光607

PVP極光607

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月播き ■雌花率 主枝着果率: 60~70% 側枝以降:80% 1節1本成り主体 ■果実 100gで20~21cm ■耐病性 褐斑病には極めて強い耐性を持ち、防除の労力を軽減できる。 褐斑病に極めて強く、ベト、ウドンコ病に対しても比較的強い。 初期から力強い生育をし、春の強光、乾燥条件下でも茎葉の生長が旺盛であるため摘芯作業が単純化できる。 草勢維持しやすい。(枝の発生の仕方、性質はハイグリーン的)

S-36

S-36

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 9~3月定植 越冬・促成・半促成・無加温 ■雌花率 主枝着果率: ほぼ100% (7月・8月播きは雄花節もある) 1節1~2果成り ■果実 100gで21~22cm ウドンコ病と褐斑病の双方に強い耐病性を示し、ベト病にも比較的強い 節成り性が高く、分枝性は良い。 果肥大早く、終始果形が安定し、高品質で秀品率高い。 摘芯栽培・つる下し(更新型)栽培が可能。

Vシュート

Vシュート

タキイ種苗株式会社

耐暑性があり、つるもちのよい多収の複合耐病性品種! ■特長 ・うどんこ病、べと病、褐斑病、ウイルスによる病害であるモザイク病(ZYMV、PRSV) ※に複合耐病性をもち黒星病にも強い夏秋キュウリ。減農薬栽培に有利。 ・濃緑厚葉で葉のもちがよいので草勢が維持しやすく、後半まで枝伸びとスタミナが持続して多収となる。 ・果長は平均21〜22cmで、栽培後半まで安定し秀品率が高い。 ・果実は極濃緑で光沢があり歯切れがよい。 ・草姿立性で収穫作業が容易。栽培後半は枝摘み作業が省力できる。※(ZYMV:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス、PRSV:パパイア輪点ウイルス) ■栽培の要点 ・本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め初期生育を安定させる。 ・下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。初期生育が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。 ・追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以後遅れないよう定期的に実施する。 ・生育中期以降は過繁茂を避け、整枝・摘葉を適宜行う。 ※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。

アグニ

アグニ

株式会社ときわ研究場

褐斑病・ウドンコ病耐病性、草勢は極めて強く分枝性に富む 【播種期】1月~4月まき(無加温) ■雌花着生 主枝雌花率は、1月以降の播種では60~70%となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実の長さは22cm程度で、果色は濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 草勢は極めて強く、子枝、孫枝とも安定して発生する。葉は濃緑で中大葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大はスムーズで、栽培の中後半にかけて多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大する。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。

あけぼの

あけぼの

株式会社ときわ研究場

ハウス栽培に使える! 節成り性で多収 おいしいキュウリ ハウス栽培用 ■植え付け ・苗は、接ぎ木苗と自根苗(接ぎ木せず自身の根を使う)があり、どちらでもできますが、接木苗は台木用カボチャを使うことで土壌病害に強く、草勢が維持しやすくなります。 ・株間は、60 ㎝~70 ㎝位とする。 ・植え付け苗は、9㎝ポットの大きさならば、本葉3~4葉頃で、根が鉢の中で十分に張っているものが良い ・植え付けは、鉢中心部に水が十分に浸みている状態で、植え穴にも十分に潅水をしてから行う。 ・植え付けするときは、極力深植えにならないようにする。(接木苗の場合は、接木部分が埋まらないように行う) ・植え付け後は、速やかに株元潅水を行い、根付かせるまでは、鉢周りを乾燥させないようにこまめに潅水を行う。高温時期は、地温が上がり過ぎたり乾き過ぎないよう株元付 近にワラ等を敷く。※雌花の付け方と下枝の整理について(右図) 定植後は地際から高さ 30 ㎝までの親づるには、子づる(わき芽)や雌 花(肥大が始まる前に取り除く)を付けない。30 ㎝以上の高さから雌花を付けて収穫する。子枝は1~2節止めとし、中段の子枝は芯を止めずに放任する枝を2~3本程度伸ばす。

あすとろ

あすとろ

株式会社久留米原種育成会

耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 ・播種期:2月~8月 ・定植期:3月~9月 ・果実サイズ及び特徴:100gで20〜21cm  主枝の果実はやや短形気味ではあるが出荷基準内である。高温期では果実の乱れも少なく果形・果長ともに安定している。  ※低温期では頭流や先太り果に注意 ・草姿および草勢  子枝・孫枝ともに太枝であり、節間長は長い。枝を摘むごとに次の枝が順次発生していく。 ・耐病性  MYSV・うどんこ病・褐斑病・べと病 ・その他補足説明  【雌花率】  (5月定植) 主枝:40〜50%  (8月定植) 主枝:30〜40% ■特性 耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 (農林水産省 品種登録出願) うどんこ病・褐斑病・べと病に強い複合耐病性品種 高温期での栽培に適する ■栽培要点 【定植前】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。 【定植〜摘芯】 ・徒長させずに旺盛に生育させる管理を行い、各節より枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節まで雌花を摘果し、草勢回復に努める。 【整枝】 ・高温期〜低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期〜高温期に向かう場合は、下段・上段1節摘み、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。

アッカン434

アッカン434

株式会社ときわ研究場

節成り性で果実肥大早く初期より多収!果長果形の安定性にも優れる ■雌花着生 主枝雌花率は、12月播種で90~100%、各節2~1果成りで節成り性が極めて高く2果成りが多いため多収となる。 ■草姿 草勢は中強、側枝は安定して発生する。葉は極濃緑で中葉、側枝節間は詰まりにくく受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。 ■収量性 果実肥大は早く、初期から多収となる。また春先からの高温、乾燥下においても順調に果実肥大し、尻細果の発生は少なく、短形果になりにくい。 ■耐病性 ウドンコ病、褐斑病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・節成り性が極めて高いため、主枝の着果節位は10節目以降とする。 ・灌水、追肥は早めのタイミングで行う。 ・低温肥大力があるため、加温栽培では収穫期の最低夜温は13~14℃で順調に果実肥大させる。

アドニスK

アドニスK

株式会社ときわ研究場

耐病性アップ!褐斑病・ウドンコ病耐病性、秀品率抜群 【播種期】9月~3月まき(加温・無加温) ■雌花着生 主枝雌花率は、9月播種で30~40%程度、11月以降の播種では60~70%となる。各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は22~23cmで、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。 ■草姿 葉は小葉で濃緑色、強力草勢で各種病気に強さを発揮する。子枝・孫枝とも安定して発生し、最後まで草勢維持できる。 ■収量性 果実肥大が早く、初期収量、総収量とも多収で秀品率が最後まで高い。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病耐病性でべト病の発生も少なく、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。

アドミラル

アドミラル

株式会社ときわ研究場

病気に強く、果焼け少なく、安定した果形と収量性で作り易い! ■雌花着生 当社育苗による主枝雌花率は、7月まきで20%程度、1~2月まきで80~90%、各節1果成りが主体となる。 ■果実 果実は21~22cmで、果色は濃緑、肩こけ少なく、秀品率が高く、果焼けの発生も少ない。 ■草姿 草勢は中、子枝、孫枝とも安定して発生する。 ■収量性 果実肥大はスムーズで、収量の波は小さく、安定した収量となる。 ■耐病性 褐斑病、ウドンコ病に強く、ベト病にも比較的強いため、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。 ■栽培のポイント ・台木は、ぞっこん、ときわパワーZ2、ときわGT-Ⅱが適する。 ・果実肥大が始まる頃より灌水は多めに行い、追肥は遅れないようにする。

エクセレント620

エクセレント620

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~10月播き(半促成、夏穫り、抑制、越冬) (短期促成:西南暖地) ■雌花率 主枝着果率: 60~70%(1~4月播種) 40~50%(5~8月播種) 30~40%(9~10月播種) ■果実 100gで20~21cm エクセレント節成1号・2号より枝が出やすい。 褐斑病に強い耐病性を示す。 果実肥大が早く、長期に亘り極めて安定する。 草勢が安定するため、収量の山谷がなく作り易い。 果ヤケは出にくい。 特に褐斑病に対して強い耐性を持つ。

エクセレント節成1号

エクセレント節成1号

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 12~2月播き(半促成) 7~8月播き(抑制) 9月播き(西南暖地地方) ■雌花率 主枝着果率: 50~80%(12~2月播種) 40~60%(7~8月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21cm(長め) ■耐病性 ベト、ウドンコ、特に褐斑病に比較的強い 褐斑病に比較的強い 節成り性が強く、早生で初期から多収。 収穫の山谷が少なく秀品率も良い。下降気象で差がつく。 高品質品種。

エクセレント節成2号

エクセレント節成2号

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~8月播き(半促成、雨よけ、夏穫り) 7~8月播き(抑制) 9月播き(西南暖地地方) ■雌花率 主枝着果率: 40~80%(12~6月播種) 40~60%(7~8月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21~22cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、褐斑病に比較的強い 褐斑病に比較的強い エクセレント節成り1号より、草勢がやや強い。 初期から継続して秀品多収で、空洞果や尻細り果の発生が少なく高品質品種。 つる下し長期、短期も可能。

エクセレント節成353

エクセレント節成353

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 ハウス: 1~6月播き(半促成、雨よけ、夏穫り) 7~8月播き(抑制) ■雌花率 主枝着果率: 60~80%(1~2月播種) 50~70%(3~5月播種) 40~50%(6~8月播種) 1節1~2本成り ■果実 100gで21~22cm ■耐病性 ベト、ウドンコ、褐斑病に比較的強い 褐斑病にも比較的強い エクセレント節成1号、2号に比べ果長はやや短め。 初期から継続して秀品多収。 空洞果、尻細り果の発生が少なく、ボリュームがあり最高品質品種。

エンペラー2号

エンペラー2号

株式会社久留米原種育成会

後半までスタミナ抜群の多収品種【西日本向け】 ・播種期  【越冬】9月播き・10月播き  【促成】10月播き・11月播き・12月播き  【半促成】12月播き・1月播き・2月播き ・収穫期  【越冬】10月収穫・11月収穫・12月収穫・1月収穫・2月収穫  【促成】12月収穫・1月収穫・2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫  【半促成】2月収穫・3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫 ・果実サイズ及び特徴  【果形】整った円筒形果であり、尻細、尻太果の発生が少ない。  【果色】極濃緑で光沢もあり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい。  【果長】100gで20〜21cm。  【食味】肉厚で歯切れが良く、食味・食感共に良好。 ・草姿および草勢  【主枝】中位で茎は太く充実し、スムーズな生育をする。  【子枝】茎は中太で、中短〜中位の節間の枝が各節より順次発生  【孫枝】節間は中〜中短。果実肥大しながら伸びる。  【葉】濃緑色で厚く、老化しにくい。  【茎】主枝で太く、子枝で中太、孫枝で中太〜中位。  【草勢】長日から短日に向かう秋作での低温時期や、短日から長日に向かう春以降の強光期、高温乾燥期に強く、長期にわたりしっかり動く。 ・耐病性  各諸病害に強いが、特にカッパン病に強い耐病を示す(定期的な防除は怠らない)。 ・コート/生種:生種 ・その他補足説明  【収量】果実肥大が良く、長期にわたり安定して成るため、秀品率も高く多収となる。  【雌花率】※1号よりやや雌花着果高め(1節1〜2果成)  (9月〜10月)主枝:30%〜40%、子枝:70%〜80%  (11月〜3月)主枝:70%〜80%、子枝:80%〜90% ■特性 1.ともに後半までスタミナ抜群、終始高品質で秀品率が高い。カッパン病に極めて強い、多収品種。 2.(促成・半促成栽培)1号よりスムーズに生育をし、果揃いが良く肥大も早い、連続性高い。 ■栽培要点 【育苗】 ・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗は絶対厳禁。 【定植~摘芯】 ・定植後は、早期活着に努め素直に生育させる。 ・果実肥大性がある品種なので、生殖生長にならないように少し草勢を強めに管理し順調な枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節位まで雌花を摘果し草勢の回復に努める。 【整枝】 ・高温期~低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期~高温期に向かう場合は、下段・上段1節、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。 【その他】 ・カッパン病に強い耐病性を持っているが、その他の病気予防を考えて早目の予防に努める。

おいしさ 一番星

おいしさ 一番星

株式会社トーホク

うどんこ病に極めて強く、べと病・褐斑病・ウイルス病にも強い作りやすい品種。枯れ上がり遅いので、良食味の秀品を長期間収穫できます。支柱作り、地這作り両方に向きます。

おおのぞみ

おおのぞみ

株式会社埼玉原種育成会

■適作型 雨よけ、夏秋、防虫ネットハウス: 4~5月播き 露地抑制: 6~8月播き ■雌花率 主枝着果率: 50%(4~5月播種) 40%(抑制露地:6~8月播種) ■果実 100gで21cm ■耐病性 ウドンコ病に耐病性で、ベト、褐斑病にも罹病しにくい ウドンコ病耐病性。 ベト病・褐斑病・炭疽病にも強い複合耐病性品種。 秀品多収。 食味良好。

カルティア(イボなし)

カルティア(イボなし)

株式会社久留米種苗園芸

【特性】 雌花率:ほぼ100% 果実:長さ22cm程度、台木を選ばず光沢があり、濃緑色。イボは少なめで、小さく、円筒形。果皮は薄く果実に締りがあり、果肉は薄いグリーンを呈している。 草姿:生育ガッチリで、節間はやや詰り、側枝は確実に発生し、孫枝の伸びも良い。角・黒葉で、立性。受光体制に優れる。 食味:ほのかな香りと風味があり、しゃきしゃきして美味しい。 その他:褐斑病・うどんこ病に強く、自根でも色艶が落ちません。 【適応作型】 ハウス半促成(1月~3月播き)、ハウス抑制栽培に適する 【栽培上の注意点】 ・台木を選ばない。(土地柄に合った台木を選択してください) ・光沢・色艶が衰えない。(もちろん自根でもOK!) ・雌花着生率が高い。(こまめな潅水と肥料切れにならないように注意!)

1〜20品種 / 全111品種中

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