栽培環境・条件

周年栽培向きのネギ品種一覧 全47種類

周年栽培向きネギ 周年栽培向きネギとは 周年栽培向きネギとは、春・夏・秋・冬の各作型に幅広く対応し、年間を通じた栽培・出荷が可能な特性を持つネギ品種の総称です。ネギは本来、冷涼な気候を好む作物ですが、作型の工夫と品種の適性を組み合わせること

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周年栽培向きについて

周年栽培向きネギ

周年栽培向きネギとは

周年栽培向きネギとは、春・夏・秋・冬の各作型に幅広く対応し、年間を通じた栽培・出荷が可能な特性を持つネギ品種の総称です。ネギは本来、冷涼な気候を好む作物ですが、作型の工夫と品種の適性を組み合わせることで、ほぼ通年での生産が可能です。周年栽培向き品種は、この通年生産を実現するうえで重要な役割を果たします。

ネギの主な作型としては、春まき→秋冬どり、夏まき→翌春どり、秋まき→初夏どりなど、産地や地域の気象条件に応じた多様なパターンがあります。周年栽培向き品種は、これらの複数の作型に共通して使えるか、もしくは幅広い播種期・収穫期に対応できる柔軟性を持っている点が特徴です。

まず押さえておきたいのが、「周年栽培向き」とは一品種ですべての作型をまかなえるという意味ではないケースが多いという点です。実際には、周年栽培に適した特性(耐暑性・耐寒性・晩抽性など)をバランスよく備えた品種を指す場合と、年間の品種リレーの中核を担える汎用性の高い品種を指す場合があります。品種カタログの記載を確認する際は、具体的にどの作型に対応しているかを見極めることが大切です。

この特性の魅力(メリット)

周年栽培向きネギの最大の魅力は、年間を通じた安定出荷が可能になることです。ネギは日本の食卓に欠かせない野菜であり、業務用・家庭用ともに周年需要があります。市場への途切れない供給を実現することは、産地としての信頼確保に直結します。

経営面では、出荷時期の分散による収入の安定化が大きなメリットです。特定の季節に出荷が集中すると、市場価格の低下リスクを抱えることになりますが、周年出荷の体制を組むことで、端境期の高単価時期を含めた平準化された収益が期待できます。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。周年栽培に対応できる品種は、労務管理の面でも利点があります。播種・定植・土寄せ・収穫といった作業を年間にわたって分散できるため、繁忙期の集中が緩和され、雇用労力の通年確保もしやすくなります。大規模経営や法人経営では、この労務の平準化が経営安定に大きく寄与します。

また、産地全体として周年供給が可能になることで、量販店や業務用卸との契約取引の獲得にも有利に働きます。安定供給の実績は取引先からの信頼を得る基盤となり、価格交渉力の向上にもつながります。

適した品種の特徴

周年栽培に向いたネギ品種には、季節をまたいで栽培するために必要な複数の特性がバランスよく備わっています。

耐暑性は、夏季の栽培で品質を維持するために欠かせない特性です。ネギは高温期に軟腐病の発生リスクが高まるほか、葉の伸びが悪くなり品質が低下しやすい傾向があります。耐暑性に優れた品種は、高温期でも葉の伸長が安定し、品質の維持が期待できます。

耐寒性も、冬季の露地栽培では重要な要素です。厳寒期に葉先が枯れ込みやすい品種は、秀品率の低下を招きます。耐寒性のある品種を選ぶことで、冬季出荷の品質を確保しやすくなります。

晩抽性(とう立ちしにくさ)も重要です。ネギは低温に遭遇した後に長日条件にさらされるととう立ちしますが、春どりや初夏どりの作型ではこの抽苔が品質低下の原因になります。周年栽培向き品種は、晩抽性が一定以上確保されていることが多いです。

意外と知られていないのですが、草姿の安定性も周年栽培では重要な特性です。季節によって草勢が大きく変動する品種は、作型ごとに管理方法を変える必要があり、作業の標準化が難しくなります。周年栽培向き品種には、年間を通じて草姿が安定し、管理の標準化がしやすい品種が多い傾向があります。

栽培のポイント

周年栽培向きネギを年間を通じて安定生産するためには、作型ごとに異なる管理が求められます。

春〜初夏どり作型では、抽苔対策が最も重要な管理項目です。前年秋に播種した苗が冬季の低温を経験した後、春の長日条件でとう立ちするリスクがあります。晩抽性品種の使用に加え、セル成型苗の育苗管理において苗の大きさをコントロールし、花芽分化を回避する技術が求められます。

夏どり作型では、高温期の軟腐病対策が最重要課題です。排水の徹底、土寄せ時の傷口からの感染防止、適切な栽植密度の確保が基本的な対策です。また、高温期は生育が早まるため、収穫適期の見極めと迅速な出荷体制が求められます。

秋冬どり作型は、ネギの最も基本的な作型であり、品種の適応性が最も発揮されやすい時期です。この時期は、土寄せの回数とタイミングが軟白部の品質に大きく影響します。計画的な土寄せスケジュールを組み、目標とする軟白長と太さを確保することが重要です。

年間を通じた共通の管理として、べと病・さび病・軟腐病の防除体系を作型ごとに設計しておくことが不可欠です。特に梅雨時期と秋雨時期はべと病・さび病の発生リスクが高まるため、予防的な防除を計画に組み込みます。

品種選びのコツ

周年栽培向きネギの品種選びでは、以下の観点を総合的に検討することが重要です。

  • 対応作型の幅: カタログに記載されている適応作型を確認し、自分が組む作型にどれだけ対応しているかを見る
  • 耐暑性と耐寒性のバランス: 年間を通じた栽培では、両方の特性が一定以上必要。どちらかに偏った品種は特定作型での使用に限定されやすい
  • 晩抽性のレベル: 春どり作型を含む場合は必須の確認項目
  • 軟白部の品質: 市場出荷の場合、軟白部の太さ・長さ・白さの安定性が重要
  • 在圃性: 収穫適期の幅が広いほど出荷調整がしやすく、周年栽培の計画が組みやすい
  • 病害耐性: 特にべと病・さび病・軟腐病への耐性は、作型を問わず重要な選定基準

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、周年栽培においては品種リレーの設計が安定経営の鍵です。1品種ですべての作型を賄おうとするよりも、核となる汎用性の高い品種を軸に、厳寒期用や高温期用の専用品種を組み合わせる方が、年間を通じた品質の安定につながるケースが多いとされています。

試作時には、複数の作期にまたがって同一品種を栽培し、季節による生育の変動を確認することが効果的です。

市場動向とこれから

ネギの周年供給に対する市場からの要請は年々高まっています。量販店の棚に年間を通じて安定的にネギを供給できる産地は、取引先からの評価が高く、契約取引の拡大にもつながっています。

産地間のリレー出荷の仕組みが全国的に整備される中で、各産地がカバーする出荷時期をいかに広げられるかが競争力の源泉になっています。周年栽培向き品種の活用は、産地の出荷可能期間を延ばすための手段として位置づけられています。

品種開発の面では、耐暑性・耐寒性・晩抽性・病害耐性といった複数の特性を高い水準で兼ね備えた品種の開発が各種苗メーカーで進んでいます。従来は特定の作型に特化した品種が主流でしたが、近年は作型適応性の広い品種への需要が高まっており、育種の方向性もこれに対応しつつあります。

また、加工・業務用ネギの需要拡大に伴い、機械収穫に適した草姿(立性で軟白部の揃いが良い)と周年対応性を兼ね備えた品種への関心も高まっています。省力化と周年供給の両立は、今後のネギ経営の大きな課題であり、品種の果たす役割はますます大きくなると考えられます。

まとめ

周年栽培向きネギは、年間を通じた安定出荷を可能にする品種群であり、収入の平準化、労務の分散、取引先からの信頼確保といった多面的なメリットがあります。耐暑性・耐寒性・晩抽性・草姿の安定性がバランスよく備わっていることが、この特性の要となる条件です。

品種選びにあたっては、自分の経営で組む作型に対応できるかを確認し、品種リレーの設計を含めた年間計画の中で品種を位置づけることが重要です。1品種に頼るのではなく、核となる品種と作型別の補完品種を組み合わせる柔軟な品種構成が、安定した周年ネギ経営の基盤となります。

47品種 表示中
なべちゃん葱

なべちゃん葱

トキタ種苗株式会社

【販売終了。なべちゃんゴールドをご利用下さい。】鍋用ネギの決定版。肉厚で軟らかく甘い。(秋冬どり栽培) ■特性 『下仁田』より耐寒、耐病性に優れ作りやすい。下仁田と根深一本ネギのF1品種。 草丈80cm前後、軟白部の太さ2.8から3.5cm、長さ20cm以上。分けつなし。 光沢あり肉質柔らかくなべ物に最適。 ■栽培上の注意 春まき育苗:2-3月まき6-7月定植、9-翌3月収穫 秋まき育苗: 9月末-10月まき3-4月仮植え、6-7月定植9-翌3月収穫 詳細はこちら ■播き時期 高冷地:2~5月播き、9~3月どり 一般地2~4月播き、9~3月どり 家庭菜園で種まきしやすい時期は、春、秋のお彼岸の頃。発芽には、20℃前後の温度が必要です。 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれる。 土壌酸度pH5.7~7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1~2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10~15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さにの植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3~4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1~2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3~4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 プランターやコンテナ栽培の場合、深さ35cm以上の鉢を用い、植え付け時には、鉢底10cm程度土を入れ、土寄せのかわりに土増しをし、鉢の深さ程度まで軟白することができます。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながる。 全施肥量は、1平方メートルあたり、N:P:K=18:20:18g。元肥に全チッソ量の1/3~1/2、残りをお盆明けの土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 初霜の降りるころに株が仕上がるように栽培できれば最良。畝の両側を削って軟白部を傷つけないように根元まで掘り起こして収穫します。 プランター・コンテナの場合は、ひっくり返すなどして土をのけるとよいでしょう。 ■料理 下仁田ネギと異なり、葉も軟らかく食べられる。鍋物に使うのが一番だが、焼いてもうまい。

一閃(いっせん)

一閃(いっせん)

丸種株式会社

安定した晩抽性!!太りよく幅広い作型に適する一本ネギ! 1. 極晩抽性の品種で耐暑性、耐寒性にも強く、春どり、夏秋どり、冬どりと幅広い作型に適する一本ネギです。 2. 草姿は立性で草勢はやや旺盛、葉色は濃緑で折れにくく作業性が高い品種です。また、太りよく揃いにも優れ、収穫調整作業が容易です。 3. 美しい荷姿で、さび病、黒斑病、白斑病に比較的強く、秀品率が高いです。

下仁田ネギ

下仁田ネギ

トキタ種苗株式会社

太く、軟らかな食感は、ネギの殿様 ■特性 群馬県下仁田地方の原産で、おいしいネギの代表品種。殿様ネギとも呼ばれます。軟白部は20−25cm、太さ3−4cmで分げつはしません。葉は濃緑色で短太。葉数は少なくやや開きます。 ■栽培上の注意 霜で葉が枯れます。 ■播き時期 春まき2-3月で収穫11-1月。秋まき9-10月で収穫は翌年の11月ころ。 ■播種方法 低温期には発芽適温15−25℃を目指してトンネルやハウスで発芽させる。初期生育がゆっくりなので小さいうちはあまりいじらずに順調に生育させられるような場所で育苗するとよい。 ■植え付け 90cm畝に5cm間隔を目安に定植する。 ■土壌条件 日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。日陰になるようなところだと生育がおとる。 ■肥料 涼しくなってきたころから土寄せ時に追肥を与える。 ■収穫 十分太くなったものから順次収穫する。 ■料理 まずは鍋物で。葉が厚く、軟らかな食感が楽しめます。

剣舞

剣舞

株式会社サカタのタネ

生育旺盛、濃緑で、市場性の高い夏用小ネギ ■特性 1.耐暑性が強く、高温期の生育は旺盛で、周年栽培も可能ですが、とくに初夏~秋どりに向く小ネギ専用種です。 2.草姿は立性で葉折れがなく、濃緑で色つやが非常によいです。 3.葉鞘基部のふくらみはなく、収穫調整が容易です。 4.病害に強く、葉先の枯れは少なく市場性が高いです。 ■要点 小ネギ栽培は、いわゆる根深ネギの育苗に相当し、小ネギとして出荷しますので、土壌管理が特に大切です。 ■畑づくり(圃場準備) pH6.0以下になると、葉先の枯れや生育不良の原因になるので、pH6.5前後に矯正し、完熟堆肥を十分に施し(10a当たり4,000kg程度)地力の増進に努めます。 ■肥培管理 ネギは肥料焼けしやすいですので極端な多肥はさけます。元肥は10a当たり苦土石灰100kg、窒素15~20kg、リン酸25kg、カリ15kgを標準とします。火山灰土壌ではリン酸を2割程度増やし、根張りをよくし丈夫に育てます。窒素の多施用は生育が軟弱となり、倒伏や病気の発生が多くなりますので控えめにします。 ■播種 播種量は10a当たり3~5リットルですが、特に、夏の栽培は薄まきにして徒長を防ぎます。1回の播種面積は収穫調整労力に合わせて決まり、労力が2人の場合は、収穫可能面積は1日当たり15㎡程度ですから、10日間隔で播種すると、1回の播種面積は1.5aとなります。 播種床はあらかじめ十分に湿らせておき、ベッド幅120cmに4条のスジまきとし、5mm程度の覆土を行い軽く鎮圧します。播種機を使用すると、この作業が一度にでき省力化できます。播種後、十分灌水し、高温乾燥時にはもみ殻や寒冷紗などをかけて乾燥を防ぎ、低温時には保温を目的にビニール、ポリマルチなどで被覆し一斉に発芽させることが特に重要です。 ■病害虫防除 スリップス、ハモグリバエ、べと病、さび病などがあり、いずれも直接商品価値を落とすので予防に努めます。 ■収穫 通常、小ネギ栽培は、収穫予定の15日前ごろから水切りを行い、葉色を濃く仕上げますが、「剣舞」では特に水切りの作業を必要としません。 収穫までの日数は、3~9月まきで60~70日、10~2月まきで100~130日です。

十国一本太

十国一本太

トキタ種苗株式会社

【販売終了。大地の響きをご利用下さい。】伸びが早く、あかさび病、ウイルス病などの病害に強い秋冬どり用の一本葱 ■特性 秋冬どり用ネギ。草丈90~100cm、太さ2.5~3cm。高温乾燥に強く、夏から秋の肥大旺盛。 ■栽培上の注意 近年のF1品種と比べると生育速度は、ゆっくりだが太く、締まった一本葱が収穫できる。 ■播き時期 種まきは2月から4月、定植5-7月の春まき、9月-10月に種まき翌年の5-7月に定植の秋まきが適期です。秋まきは早まきしすぎて大株で冬越しすると春先に抽たいの危険性があります。 ■播種方法 ●畑の一部に育苗床を作る場合 堆肥、肥料、石灰などを適宜混和し、細かく土を砕き、畝幅15cm程度の育苗床を作ります。種の間隔は、10mm位の1条すじまきにし、5mmくらい覆土し、鍬などで表面を軽く押さえて土と種をなじませます。その上に細かく砕いた堆肥やもみ殻燻炭を薄く覆い、乾きすぎや雨あたりを防ぐようにします。 草丈6,7cmの頃1.5cm間隔、10cmのころ3cm間隔くらいまで間引き、草丈15cm程度から定植可能です。発芽初期の生育がゆっくりなので特に雑草に負けないようこまめに除草などの管理をします。 ●セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てたます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 畝幅80cm程度に幅15cm、深さ20cmの植え溝の片側に仕上がりの株間3cm程度になるように並べ、根が隠れる程度に畝間の土をかけます。土の上にはわらなどでマルチし乾くのを防ぎます。7-8月に土寄せを行い、あわせて追肥を行います。その後1ヶ月ごとに2回程度土寄せを行います。 ■土壌条件 粘土質の畑で過度の土寄せは曲がりや生育不良の原因になります。真夏に土寄せするとネギへの負担が大きいので秋口から2-3回の土寄せでも大丈夫です。1回の土寄せは7-10cm程度とします。 ■肥料 元肥として完熟堆肥3kg/平方メートルを植え付けの2週間前くらいには混ぜて土となじませておきます。低度化成肥料も100g/平方メートル程度を与えよく混和します。追肥は30g/平方メートル程度土寄せ時に与えます。 ■収穫 小さいうちに葉ねぎとして収穫しても良いですが、草丈90-100cm、太さ2.5-3cmになります。土寄せして出来た畝を左右から崩して収穫します。 ■料理 葉ねぎとして利用すると、薬味や炒めもの、一本葱では炒め、焼き、鍋物にも好適。

夏の宝山

夏の宝山

ヴィルモランみかど株式会社

夏越し性に優れた黒柄系一本ネギ ■特徴 特性-1 は種期(適作型):2-5月、11月 収穫期(適作型):10-2月、7-9月 特性-2 耐病性:良 おすすめポイント 耐暑性に優れ、抜群の越夏残存率で秀品率高く作りやすい黒柄系品種。 ■品種の特性 1. 長宝の改良系F 1 品種で、根が強く夏場の欠株が少ない。 2. 耐暑性と耐寒性をもち夏~秋冬どりに広く適する。 3. 草姿は立性でコンパクトになり風に強く葉折れが少ない。 ■栽培のポイント 1. 首の抜け上がりがゆっくりなので夏場の無理な土寄せは控える。 2. 晩抽性品種ではないので、は種適期を守る。

夏扇パワー

夏扇パワー

株式会社サカタのタネ

早生多収、太りが自慢の黒柄系一本ネギ ■特性 1. 夏秋および秋冬どりに適する適応作型の広い黒柄系一本ネギです。 2. 太りが非常によく、従来の黒柄系よりは低温伸長性のある多収品種です。「夏扇4号」よりも太りに優れますが、首部の締まりは従来の夏扇系品種よりも緩めになります。 3. 厳寒期でも葉が枯れ込みにくく、在圃性にも優れます。 4. 草勢は従来の夏扇系品種よりも強めとなりますが、立性で葉折れが少なく、機械作業の適応性が高いです。 5. 太さは商品価値の高いL~2Lでそろうため、秀品率が高く、収穫調整作業が容易になります。 6. 根の張りがよく耐暑性、耐寒性があり、べと病、さび病、黒斑病には比較的強いです。 7. 苗のそろいや定植後の生育がよいため、露地育苗のほか、チェーンポットやセル育苗での栽培でとくに能力を発揮します。 ■適応性 本品種は夏どり~厳寒期どりまでと作型適応性が広いですが、温暖地では特に年明けどりで能力を発揮します。年明けどりでは、収穫遅れによる葉の枯れ、首割れなどの発生が少なく在圃性に優れるため、安定した出荷が可能です。また、高冷涼地では、早生性を生かした7~8月からの収穫が可能です。 ■肥培管理 定植1カ月前に苦土石灰や堆肥を施し、深く耕うんしておきます。施肥量は10a当たり窒素20~30kg、リン酸20~25kg、カリ20~25kgを標準とします。元肥:追肥は2:8あるいは3:7の割合で施します。追肥は土寄せごとに5~6回に分けて施し、収穫時まで肥切れをしないように注意します。 ■育苗・育苗管理 264穴チェーンポットでは、10a当たり70~80枚必要で、1穴当たり2粒まきおよび2.5粒まき(2粒3粒交互まき)を標準としますが、早出しを狙う場合は2粒まきにします。苗床育苗を行うときは、必ず土壌病害に汚染されていない圃場を選定し、リン酸をやや多めに施し、硬く締まった苗を作るように心がけます。 ■定植および定植後の管理 秋冬どりでは、高温期に湿害などの影響を受けやすいため、とくに排水性のよい圃場を選びます。栽植密度は、畝幅90~100cm、溝の深さ15~20cm、株間2.0~2.5cmで定植します。定植後、乾燥すると生育が遅延し、病害の影響を受けやすくなりますので、乾燥時には散水などを行いスムーズな活着を促します。 ■土寄せ 土寄せは一度にたくさん行わず、追肥と兼ねて4~5回に分けて行います。高温期は生育停滞期なので、なるべく土を動かさないようにし、生育不良にならない程度の肥効にとどめます。軟白に要する日数は、7~9月どりで15~20日、10月どりで30日、11月どりは40日、12月どり以降は50日以上が必要です。最終土寄せは出荷目標日に合わせて行います。 ■病害虫防除 生育初期の病害虫による被害は致命的となるため、早期防除を徹底します。また、高温期は白絹病、萎凋病、軟腐病が発生しやすいため、排水対策に努めると同時に、病害発生前に、それぞれに応じた薬剤を用いて株元散布すると効果的に防除ができます。 ■収穫 とくに太りのよい品種のため、太り過ぎないように適期収穫を心がけます。

大河の轟き

大河の轟き

トキタ種苗株式会社

夏ネギから冬ネギまで使用可能。特に秋冬で高評価 第67回千葉県野菜品種審査会(ネギ・秋冬どり)一等特別賞 第68回全日本野菜品種審査会3等(富山県) 第70回全日本野菜品種審査会2等(茨城県) ■特性 育苗時にも育てやすく、葉先枯れも少なく安心して見ていられる。 葉は濃緑色でコンパクト。首が固く締まる。 湿害に非常に強く、夏越し性が高い。 暑さによる草勢の衰えからの回復が早い。 ヌルが少なく皮むき適性が高い。他品種で必要な荒調製後の葉水切りが必要ない。 雄大な大河のようにどこの地域、作型でも力強く良品が収穫できる。という特性から命名した。 ■播き時期 高冷地1-4月まき、7-12月どり 一般地11-4月まき、7-3月どり 暖地3-6月まき、7-2月どり 2020年2月18日千葉県横芝町で開催された第67回千葉県野菜品種審査会(ネギ・秋冬どり)一等特別賞。 8月6日定植ということで一番の酷暑期からスタートする厳しい作型でした。定植時の地温は50度にも達していたと。 夏越し中の欠株で補植した他社品種もある中、「大河の轟き」は補植せず、残存率は95%。他は補植を含めても75%のものもあったようです。 数多く残存したものの中でも秀品率(A品)は、大河の轟きが83%。 他品種は50%ほどのものもありました。 「大河の轟き」は分けつの発生もなく、品種の特長である、肥大性、伸張性を実証できました。今年の陽気で抽苔の発生も早いですが、「大河の轟き」は問題なし。 暖地の年明け収穫作型の産地にも広く使ってもらえる品種だと思います。

小春

小春

タキイ種苗株式会社

<html>品質のよいF<sub>1</sub>葉ネギ! 小ネギから中ネギ用! ■特長 ・冬場の寒さに強く、葉伸びが旺盛で、秋〜春どりのほか、周年栽培に適する。 ・葉は立性で細く、色は濃緑。葉質がやわらかくて香りにすぐれる。 ・根張りがよく、葉先枯れが出にくい。 ■栽培の要点 ・夏どりは乾燥に注意し、適度な潅水でスムーズな生育を心掛ける。 ・秋〜冬どりでは、やや多肥栽培で生育を促進し、増収につなげる。 ・寒さには強いが、低温期の栽培ではハウスやトンネルなどを用いて保温に努める。 </html>

日本海

日本海

北越農事株式会社

耐寒性、肥大性に優れた黒柄系一本太ねぎで、春まき秋冬どり・秋まき夏どりともに適する。 葉は立性で折れが少なく、収量性が高い。 ベト病・サビ病に強い。

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