品種詳細

【特徴】 その名の通り、分けつせず、軟白部は太くて長く、肉質は軟らかいことが特徴の品種である。葉は濃緑色で草丈110cm前後、軟白部の長さ25cm前後、茎径2cmぐらいである。越冬性、耐寒性があり、生育は早い。 甘く軟らかく、独特のぬめりと風味を有した食味は、すき焼きや鍋物に最適である。 発芽適温は15~20℃、生育適温も15~20℃で氷点下でも凍結枯死することが少なく、非常に耐寒性が強い。 土壌適応性は極めて広いが、耕土が深く排水良好な沖積土、黒ぼく土の土壌か砂壌土が適地である。pH5.7~7.4で正常な生育を示す。根は乾燥に強いが酸素要求量は高く排水が悪いと生育が劣り、過湿状態が続くと湿害により枯死する。また、夏場で25℃以上の高温が続くと草勢は弱くなる。
加賀一本太葱

栽培環境・条件

果実・収量特性

ミノリス日誌バナー(紺)

メーカー情報

有限会社松下種苗店

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

雷帝下仁田

雷帝下仁田

株式会社サカタのタネ

共通 耐寒性 食味が良い 根深

食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。

秀逸(しゅういつ)

秀逸(しゅういつ)

株式会社武蔵野種苗園

共通 食味が良い 耐寒性 根深

作型適応幅が広く、品質の優れたF1品種 ■特性 ・耐暑、耐寒性があり、揃い良く管理作業がしやすいF1品種。 ・葉は濃緑で立性、葉折れが少なく、生育旺盛で太りも早い。 ・葉鞘部は、首部のしまり、揃いが良く、秀品率が高い。 ・軟白部は、光沢があり純白でしまり、食味ともに良い。 ・さび病、べと病、黒斑病等に強い。 ■栽培のポイント ・初期生育がややゆっくりしているので、元肥を多く施用し順調に生育させる。 ・夏どり栽培では葉鞘部の伸長性が良いので、適期収穫を心がける。

とろ甘

とろ甘

株式会社大和農園

共通 耐寒性 食味が良い 根深

やわらかくて鍋・煮物にピッタリ! おいしくて食べ応えもあります。 ■基本情報 品目:ねぎ 品種名:F1 とろ甘[とろあま] ■品種特徴 ・下仁田系と一本根深系の交配種。 ・草丈80cm前後で軟白部の太さは3cm前後で良く太りボリュームがある。 ・下仁田ネギより耐寒・耐病性に優れ栽培しやすく在圃性も高い。 ・やわらかくて食味が良く加熱するととろける食感で甘味も強くなる。 ■栽培方法 <種まき> まき床に条間10cmでスジまきし、株間3〜5cmに間引いて草丈30cm程度の苗を育てる。 <定植> 苦土石灰を1㎡あたり150g施しよく混ぜる。その後、畝幅90cmの畝に深さ20〜30cmの溝を作り、溝の底に元肥(溝肥・1㎡あたり)堆肥3kg・有機入り化成肥料100gを置いて10cm程度土をかける。その上に、株間8〜12cmで立てかけるように苗を置き、3〜5cm土をかける。最後に乾燥防止の敷きワラを敷く。 <追肥・土寄せ> 成長にあわせて4〜5回追肥と土寄せをする。土寄せは一度にせず、風で倒れない程度にする。土寄せ時、株にふれないように1㎡あたり30g程度の化成肥料を施す。最終土寄せ時の追肥は不要。

白宝一本葱

白宝一本葱

宝種苗株式会社

共通 耐寒性 食味が良い 根深

葉が短く、濃緑色で揃い良い 肉厚でやわらかく食味良い! ●葉が短く、濃緑色で揃いが大変良い。 ●軟白部分の曲りも少なく、肉質は柔らかく肉厚です。 ●皮むきが大変しやすい品種で切れや折れが大変少ない。 ●暑さ、寒さに強いので幅広い作型に適応する品種。

早太り一本

早太り一本

株式会社渡辺採種場

共通 耐寒性 食味が良い 根深

肉質やわらかく、耐寒多収の一本葱 ■特性 ・分げつが少なく、揃いの良い寒地系一本葱です。 ・葉は濃緑色で、生育は旺盛です。 ・軟白部は太めで、長さ40㎝位、やわらかく食味良好です。 ・耐暑性・耐寒性が強く、春まき栽培・秋まき栽培のいずれにも適します。

石倉根深

石倉根深

丸種株式会社

共通 耐寒性 食味が良い 根深

生育旺盛で作りやすい根深ネギ! 1. 生育旺盛で作りやすく、耐寒性に優れ茎は太くて柔らかく純白です。 2. 軟白部は50cm位となり甘味に富み食味良好です。