品種詳細

端境期の5~6月出荷で評価抜群 特性 ●草姿は半開、草丈は中位。葉長は短く、葉枚数はやや多く、葉色はやや濃い。 ●端境期にあたる、5~6月どりが可能で5月どりでは分げつネギとして、6月どりでは、極晩抽の一本ネギとして出荷できる。また、トンネルを利用した栽培では、5月中旬からの出荷も可能である。 ●元来分げつネギのため、2㎝以上太くすると、分げつを始め締まりが悪くなる。 ●ネギの特産地埼玉県の篤農家、鈴木雅晴氏が育成。 栽培のポイント ●葉鞘部が2㎝以上の太さになると分げつを始めるので、極端な早まきは避け適期播種を心掛ける。 ●積雪地帯の春どり栽培では、雪解け時に欠株してしまうことがあるので、排水対策をを十分に行う。
吉晴(よしはる)

果実・収量特性

ミノリス苗注文バナー(紺)

メーカー情報

株式会社武蔵野種苗園

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

初夏扇

初夏扇

株式会社サカタのタネ

共通 一本 ハウス・トンネル栽培向き 坊主不知

晩抽性があり、耐暑性のある合黒系一本ネギ ■特性 1.春どりおよび初夏どりに適する合黒系一本ネギ。 2.太りがよく襟締まりのよい晩抽品種。「春扇」よりも抽台が遅い。 3.草勢は「春扇」よりややおとなしく、過肥大や襟割れの発生が少ないため在圃性が優れる。 4.葉色が濃く草姿はコンパクト。葉は立性で機械管理作業の適応性が高い。 ■適応性 春どりおよび初夏どりに適します。一般地の春どりでは6月播種の4月どりにおいて特に能力を発揮します。「春扇」ではやや難しい4月下旬〜5月初旬どりがおすすめです。初夏どりでは6〜7月どりに適します。その中でも10月上旬に播種し、12月中旬〜3月下旬までトンネルを使用する6月どりに特に適します。 ■栽培:春どり 播種密度は株間2〜2.5cmが基準です。春どりでは定植期が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えてこまめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽苔は生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、およその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 播種密度は株間2.5〜3cmが基準です。無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽苔が起こりやすくなるので注意します。 初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを確認しながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後〜9 月までの防除、初夏どりでは5〜6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。

深緑のほほえみ

深緑のほほえみ

トキタ種苗株式会社

共通 一本 ハウス・トンネル栽培向き 坊主不知

深緑のいざない(TSX-513)をより晩抽に改良した伸張性、肥大性に秀でた黒柄系晩抽系F1 一本ネギ ■特性 柄系晩抽系F1一本ネギです。 深緑のいざない(TSX-513)をより晩抽に改良した伸張性、肥大性に秀でた品種です。 価格が高くなるトンネルを用いた初夏ねぎ作の早期出荷に好適です。 葉身部は硬く茎葉病害に強く、初夏ねぎに見られる首部の緩みによる品質の劣化の少ない品種です。 揃い良好で分けつも無いため高単価な規格に歩留まり良く仕上がります。 ■栽培上の注意 伸長性、肥大性に秀でた品種です。適期収穫をお勧めします ■播き時期 初夏ネギトンネル作にお勧め

陽春の宴(TSX-662)

陽春の宴(TSX-662)

トキタ種苗株式会社

共通 一本 ハウス・トンネル栽培向き 坊主不知

春ねぎ、初夏ねぎのどちらの作型にも好適の晩抽系品種 ■特性 黒柄系晩抽系F1一本ネギ。 4月収穫の春ねぎ作、トンネルを用いた5月6月収穫の初夏ねぎ作のどちらにも好適。 特に6月の初夏ねぎに見られる首部の緩みが無く、市場性の高いネギが出荷可能。 葉は濃緑色で首部も丸く硬く仕上がる。 春ねぎ作での坊主の出現は非常に遅く、高単価の端境期を狙った作付けが可能。 揃い良好で分けつも無いため高単価に取り引きされる規格に歩留まり良く仕上がる。 ■栽培上の注意 中生〜晩生の生育を示します。春ねぎ作では極晩抽性を活かした最後の収穫がお勧め。 9月頃の定植で年明けの気温で伸ばし太らせる。従来より遅い定植は、台風を幼苗状態でやり過ごすことができる。 ■播き時期 春ねぎ作6ー7月まき、4-5月どり 初夏ねぎ作10-11月まき、5-6月どり(トンネル使用) 高冷地12-2月まき、7-8月どり

春扇

春扇

株式会社サカタのタネ

共通 一本 ハウス・トンネル栽培向き 坊主不知

良品多収で食味抜群の晩抽一本ネギ ■特性 1.合黒系晩抽一本ネギ。分けつの発生はほとんどない。 2.立葉で葉折れが少なく、機械管理作業が容易である。 3.早生で太りが早く、特にトンネルの5月収穫では、秀品率が高く極多収となる。 4.軟白部は繊維質が少なく、肉厚で食味がよい。 5.苗のそろいや定植後の生育がよいため露地育苗のほか、チェーンポットやセル育苗での栽培で特に能力を発揮する。 ■要点 1.早まきは抽だいの原因となるので、収穫時期および栽培地域にあった播種適期を厳守します。 2.10月まき栽培では、定植時にトンネル被覆を行い、防寒および抽だいの防止に努めます。 3.苗作りは良品多収の第一歩。苗の肥料切れ、老化苗の定植や厳寒期の肥料不足は、抽だいや分けつを誘発する原因になるので特に注意します。 4.5〜7月まきは、定植期が高温乾燥期なので、定植後は灌水し、スムーズな活着を促してください。 5.高温期はヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマ等の活動が活発で、致命的な被害を及ぼすことがあるので、病害虫防除に努めましょう。

深緑のいざない

深緑のいざない

トキタ種苗株式会社

共通 一本 ハウス・トンネル栽培向き 坊主不知

濃緑、伸長肥大型立性。初夏どりで高値販売を狙う(営利栽培むけ)試作名TSX−513 ■特性 黒柄草姿の晩抽系F1品種です。立性で荷姿が美しく、市場性に秀でています。晩抽性を兼ね備えているため、播種期を変えることで幅広い作型を組めます。斉一性は良好でM、L等の単価の高い株に良く揃います。土壌病害や生理障害に強く、歩留まり良いです。伸長性に優れ、同時に肥大してくるため、初夏どり作においてトンネルを外した後の早出しが容易です。葉先枯れが出にくく、茎葉病害に比較的強い品種です。 ■栽培上の注意 栽培上のストレスにより抽だい、分けつを生じることがあります。適期管理、適期収穫を心掛けてください。 ■播き時期 春どり:4月下旬から6月中旬、3月下旬から5月上旬どり 初夏どり(トンネル):10月上旬から11月上旬、5月下旬から7月上旬どり ■播種方法 セルトレイやペーパーポット、育苗箱などに播種する場合 トレイなどの場合は、土を詰め、くぼみをつけて播き穴とし、1穴に3粒程度まきます。篩などでまんべんなく覆土したら水をたっぷり与え、発芽まで新聞紙などで覆っておきます。適宜間引きをし2本立てにします。草丈15cm程度まで育てます。培土は、「ガッチリくんネギ用」など専用培土が育苗期間を通じて肥料を供給しがっちりした苗に育てることができ、管理が容易です。 ■植え付け 育苗床やセルトレイの場合は、植え付け1,2時間前にたっぷり水を与え苗を抜き取りやすくしておくとよいでしょう。 ■土壌条件 軟白部をより長く育てるには、通気性、水はけ、保水性がよく、土寄せしたときに土崩れしにくい土壌であることが望まれます。土壌酸度pH5.7〜7.4が適正範囲。連作障害は出にくいとされていますが、できれば1〜2年、あけた方が生育がよいようです。 植え付けの準備:畑の東西に幅10〜15cm程度、深さ30cm程度の溝を掘り、溝の底に完熟堆肥5リットルと元肥の化成肥料量を混和した後、間土を10cm程度盛り、20cm程度の深さに植え溝とします。溝の北側の壁に5cmほど間隔をあけて苗をまっすぐ立て掛け、根の部分に土を3〜4cmの厚さに土をかけて倒れないようにします。 藁や刈り草を根元に厚く敷き、根が乾燥するのを防ぎます。生育に合わせて、植え溝に1〜2回に分けて土を戻し平らにしたら、土を株元に盛っていく土寄せを3〜4回行います。土寄せは葉の分かれている部分よりやや下のあたりまでが目安で、生育が遅滞する真夏には無理に行わないようにします。土寄せと同時に追肥を行い、化成肥料の場合は、茎に直接触れないようにします。最後の土寄せ(止め土)は分かれ目よりやや上まで盛り上げて、首元を締めるようにします。 ■肥料 苦土石灰は、1平方メートルあたり150g位を全層混合。生育途中の肥切れや逆に過剰になっても、生育を妨げ、病害発生の助長、青果品質の低下につながるので、最終的な本圃のチッソ成分は平方メートルあたり、20〜25g程度が目標。元肥に全チッソ量の1/3〜1/2、残りを土寄せに合わせ数回に分けて追肥します。 ■収穫 適期管理、適期収穫を心掛けてください。 ■料理 一本葱の用途ならば何にでも好適。

初夏扇2号

初夏扇2号

株式会社サカタのタネ

共通 一本 ハウス・トンネル栽培向き 坊主不知

極晩抽性で草姿コンパクト。耐暑性に優れる一本ネギ ■特性 1.極晩抽性で「春扇」および「初夏扇」よりも抽苔が遅く、一般地では5月上旬までの出荷が可能※ 2.「春扇」および「初夏扇」より肥大がゆっくりな中生品種で、伸びすぎや太りすぎる心配が少ない。在圃性に優れる。 3.襟部の締まり・葉鞘部の締まりに優れ、晩春や初夏の温度上昇期でも耐暑性があり、品質が低下しにくい。 4.葉がコンパクトで風に強く、管理しやすい。皮むきがしやすいため、出荷効率がよい。 5.「春扇」や「初夏扇」と比較してさび病、葉枯病などの葉の病害にやや強い。 ※晩抽性については、気象や栽培条件によって差が生じることがあります。 ■適応性 温暖地の春どりおよび初夏どりに適応し、中生品種として作型後半の収穫に適します。収穫時期が3~5月上旬までの春どり作型の中では、最も晩抽性が必要とされる4月下旬~5月上旬どりに適します。春どり全般では、太りがよく、収量性の高い「春扇」、太りと在圃性のバランスに優れる「初夏扇」を主力で使用することをおすすめします。 一方、トンネルなど被覆資材を使用する初夏どり(10月まき6月どり)でも適応性がありますが、太りはゆっくりのため、収穫時期は6月下旬ごろになります。収量性は「初夏扇」にやや劣りますが、耐暑性が優れるため、6月下旬~7月上旬収穫で締まりよく重量感のあるネギが期待できます。一方で、9月まきなど無理な早まきでは、抽だいしやすいので、早まきしないよう注意が必要です。 ■栽培:春どり 栽植密度は株間2~2.5cmが基準です。春どりでは定植が高温期に当たるので、排水性のよい圃場を選定し額縁排水などの排水対策を行います。定植後、活着するまでは灌水を行います。肥培管理は慣行の春どり栽培に準じますが、元肥はやや抑えて小まめな追肥で仕上げると生育が安定します。土寄せは太りを確認しながら行います。抽だいは生育期間中の肥切れや管理の遅れ、冬の温度や水分状況の影響を受けます。3月以降にネギの内部葉数および花芽位置を確認し、おおよその抽苔時期を予測しておくと安心です。 ■栽培:初夏どり 栽植密度は株間2.5~3cmが基準です。9月下旬などの無理な早まき、被覆資材の保温力が不十分な場合や換気が強すぎる場合は、抽だいが起こりやすくなるので注意します。初夏どりでは栽培期間が短いため、元肥をやや多めに施肥します。4月以降の適温期に生育を促進させますが、「春扇」のように太りは早くないので、太りを優先させながら土寄せを行います。収穫では適期収穫を心がけます。 ■病害虫防除 葉の病害ではさび病、べと病に注意が必要です。収穫期にあたる春~初夏に特に発生しやすいので、発病前から予防的に防除を心がけます。土壌病害では白絹病と軟腐病に注意します。これらの病害は特に6月以降の高温期に発生が顕著となるので、春どりでは定植後~9月までの防除、初夏どりでは5~6月の土寄せ時の防除を確実に行うことが大切です。