品種詳細

濃緑・立性で葉先枯れの少ない多収葉ネギ! ■特長 ・生育が早く旺盛で、株の太りがよく収量性が高い。耐暑性や耐寒性も高く、秋から春どりの中ネギ栽培で最も能力を発揮するほか、小ネギの周年栽培にも適する。 ・葉は濃緑、立性で荷姿がよく市場性にすぐれ、葉折れや葉先枯れの発生が少なく、秀品率が高い。 ・そろい性にすぐれ、葉鞘基部のふくらみも少ないため、出荷・調製作業が容易。中ネギ栽培でも分けつの発生はほとんどない。 ■栽培の要点 ・生育が旺盛なため、特に生育後半の潅水量には十分注意し、軟弱徒長を防止する。特に秋や初夏の伸びやすい時期の栽培では、水分が多いと葉折れや倒伏の要因となるので注意する。 ・生育が早いため、収穫適期を守ることが重要。また、低温伸長性にすぐれるため、冬季の栽培ではパイプハウスやトンネルの換気を適度に行い、硬く充実した株に仕上げる。
京千緑

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メーカー情報

タキイ種苗株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

菊千代

菊千代

株式会社サカタのタネ

共通 耐暑性 多収性 耐寒性 ハウス・トンネル栽培向き 周年栽培向き

濃緑で収量性に優れる周年用小ネギ ■特性 1.低温伸長性があり、低温期でも葉太りしにくく長さが確保できる。 2.葉肉が厚く、重量が乗るため箱数が出る。 3.草姿は立性で、葉色は濃緑。 4.葉がむきやすく、出荷調整作業がしやすい。 5.香りがよく、食味良好。 ■適応性 ハウス栽培(冬期)、露地栽培(周年)、刈り戻し栽培(周年)まで幅広い作型に適合します。ただし、伸長性が強い品種のため、高温期のハウス栽培ではなびきやすいので不向きです。露地栽培において排水性の悪い土壌では高温期に湿害が発生する可能性があるため、排水性のよい土壌を選定します。 ■播種と育苗 露地では移植栽培、ハウスでは直播栽培が一般的です。ネギの最適発芽温度は18~20℃です。移植栽培においては発芽適温を考慮し、温度管理に注意してください。露地栽培での育苗では1穴あたりの播種粒数が10粒前後になり、かなりの密植になります。灌水が多いと軟弱になり倒伏し、立枯病の発生を助長するので、水を絞ってガッチリした苗作りを心がけます。また15cmくらいを目安に適宜刈り戻しを行い、倒伏させないように注意します。刈り払った葉が株元に落ちたままだと、立枯れが発生するため、しっかりと刈り払います。定植1~2週間前にはハウス外に出し順化させておきます。 直播栽培では発芽・初期生育のそろいが非常に重要です。高温期においては播種後に強い日差しに当たると土壌の高温多湿・水ムラによって発芽がそろいません。遮光資材などを用いて、発芽~本葉1枚目までは丁寧に管理しましょう。低温期は発芽に時間がかかるため、ネギの発芽適温を目安にハウス内温度を管理し発芽を促しましょう。 ■病害虫防除 小ネギでの食害痕は著しく商品価値を低下させます。予防的な薬剤防除、周辺の除草、トラップを用いた予察などを徹底して、害虫防除に努めます。また病害に関しても予防的な防除を心がけます。 ■収穫 露地栽培では草丈70~80cm、ハウス栽培では50~60cmが収穫の目安です。「菊千代」は低温伸長性が特徴ですが、低温期以外ではやや伸び過ぎる場合があるので収穫遅れにならないよう適期収穫を心がけます。

一光

一光

株式会社大和農園

共通 多収性 周年栽培向き 耐暑性 耐寒性 葉ネギ

葉先の枯れ、折れが少なく品質最高 ■基本情報 品目:ねぎ 品種名:F1 一光[いっこう] ■品種特徴 ・耐暑・耐寒性に優れ、周年出荷が可能な葉ネギ。 ・葉先枯れが気になる作型でも発生が少なく栽培し易い。 ・草姿は立性で葉色が濃くて光沢が強い。 ・肉厚で葉折れが少なく、品質・収量に優れる。 ■栽培方法 <施肥> 元肥は 10aあたり N:P:K=17kg:17kg:17kg(通常の葱施肥設計より1割程度多め)を推奨する。 根張りが大人しい品種のため、生育初期では、根の成長を促すために慣行より基肥の即効成分を 1割程度多めとする。また中ネギ規格で収穫する場合は肥効を収穫期まで継続させるために、追肥型または緩効性肥料を併用した施肥設計を推奨する。ただし、収穫時期に収穫適サイズを逃さないよう過度の追肥は控える。 <種まき・定植> 直播き・育苗どちらも可。低温伸長性に優れるため、とくに厳寒期収穫の作型では、栽植密度を調節して収穫幅を広げるような栽培計画が可能。9月下旬播きにて 1月収穫から 2月収穫(近畿標準露地)までの調整が可能。一例として、奈良県内では耕種概要 畝幅 50cm、株間 10cm、条間 30cm、1穴 6~8粒の直播または育苗にて栽培。 <収穫> 中ネギとしては葉長 50cm で株あたり重量目安は20~25g。分けつの発生は少なく、外葉除去などの作業性に優れる。また葉の折れ、葉先枯れも少ないため、葉先のカットなどの出荷調整の手間が省け歩留まりが良い。 ■栽培上の注意点 品種の特性上、葉先枯れの発生は少ないが、作型に応じて以下の点に注意する。梅雨明け後の収穫を狙った作型では、長雨の後の乾燥や高温により根痛みが発生しやすく溝きり・高畝など圃場の排水を心がける。一方春先の気温が上がる時期は急激な生育に伴い、求肥量が増加するため厳冬期から春先にかけては十分な肥効を得られるような施肥設計で栽培する。 また、盛夏期など中耕時の根傷みが原因で葉先枯れが懸念される圃場においては中耕の代わりにマルチ掛けなどで雑草の発生を防ぐ。 PDF版資料(0.75MB)

京千羽

京千羽

タキイ種苗株式会社

共通 耐寒性 ハウス・トンネル栽培向き 葉ネギ 多収性

そろい性にすぐれ、葉先枯れに強い!荷姿が美しい葉ネギ! ■特長 ・密植してもよくそろい秀品率が高い。 ・長さと太さともによくそろい収量性にすぐれる。 ・草姿立性の細葉であるため、葉折れや倒伏の発生が少ない。 ・濃緑葉で葉先枯れにも強く荷姿が美しい。 ・低温期でも安定して生育し、1〜2月どりが可能。耐寒性があるためトンネル栽培のほか、露地栽培も可能。 ・葉鞘部のしまりがよいため安定して2葉残しでの調製が可能。葉枚数をしっかりと確保できるため歩どまりが高い。 ■栽培の要点 ・有機質を十分に施用し、通気性と排水性が良好な膨軟な土づくりを心掛ける。 ・高温期の7〜8月まきは、発芽をそろえるため遮光資材などで地温低下と乾燥防止に努める。 ・春〜初夏どりでは生育が早いため、収穫適期を守る。 ・冬季の栽培ではパイプハウスやトンネルの換気を適度に行い、しまりのよい充実した株に仕上げる。

浅黄系九条

浅黄系九条

タキイ種苗株式会社

共通 耐暑性 周年栽培向き 多収性 葉ネギ

細身で鮮緑色の上質葉ネギ! 周年出荷が可能! ■特長 ・葉色は鮮緑色で特に分けつ性にすぐれた多収種。 ・葉身・葉鞘ともに細く、柔軟で品質がよい。 ・耐暑性が強く夏ネギに適しているが、中間・暖地での秋・冬・春出しなど、周年出荷が可能。 ■栽培の要点 ・堆肥などの有機質を利用し、地力のある畑づくりを行う。 ・定植は1株4本程度で植えるとそろいがよくなる。 ・活着後は追肥と軽い土寄せで生育を促す。大ネギ栽培では肥料切れしないよう、適宜追肥を行う。 ・急激な過乾湿は品質を落とすので注意。

長悦

長悦

ヴィルモランみかど株式会社

共通 耐暑性 耐寒性 周年栽培向き 多収性

周年栽培も可能! 画期的な極晩抽性種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):6-7月、9-10月 収穫期(適作型):3-4月、5-6月 特性-2 葉色:緑 草勢:強 肥大性:良 葉鞘部のしまり:中 耐病性:良 おすすめポイント 収量性高く、周年栽培も可能な合黒系極晩抽性品種。 ■品種の特性 1. 晩春~初夏に抽だいしにくい極晩抽性一本ネギ 2. 耐暑性、耐寒性強く、周年での出荷も可能。 3. 葉色は濃く、草姿立性で葉折れが少なく、収量性が高い。 ■栽培のポイント 1. 播種は寒冷紗、トンネル等を使用することにより周年にわたり播くことができるが、本種の特性を生かした7~8月播きは高温期でもあり、発芽率を考慮して播種量をやや多目とする。また播種床は、春・秋播きに比べ広めにとり、条播きにより蒸れを防ぐ。 2. 育苗期間は60日程度とし、老化苗の定植は極力避け、若苗定植に努める。仮植は行わず、苗床より直接本圃に定植する。この場合、苗の大きさを揃え、間引定植をすると栽培管理が楽となり、また天候や肥料不足等で早期抽台がみられるような場合の応用動作が楽になる。 3. ネギの花芽分化は発生葉数11~12枚以上で5~13℃の低温、短日で分化すると言われているが、育苗日数(栽培日数)、肥料、圃場条件等によって異なる。栽培に当っては、適宜追肥を行うことで栄養生長を盛んにし、管理作業時の断根、過湿による根の障害を極力抑え、順調な生育となるよう努める。 4. 4~6月の端境期の出荷は生育の盛期が冬期の低温期から春先となる。この時期の肥切れは、早期抽台を防ぐ事と合わせ、収量を上げる上で特に気をつける。また、この時期の肥切れは4~6月頃サビ病発生の主因となる。追肥と合わせ、サビ防除のため薬剤散布を十分行う。 5. 秋播き夏だし栽培の場合、黒昇系品種より生育が早い特徴があり、早めの管理作業が大切。 6. 4~6月に出荷できるとはいえ、本種は不抽台品種ではなく播種期を誤ると抽台する。また、地域・土質・肥料・天候等により適期播きでも抽台することがある。

すさまる

すさまる

株式会社サカタのタネ

共通 耐暑性 多収性 ハウス・トンネル栽培向き 葉ネギ

極濃緑・多収で葉先が強い夏用小ネギ ■特性 1. 高温時期でも生育停滞しにくく、葉肉が厚く収量性が高い。 2. 葉色は濃く、立性がよいため秀品性が高い。 3. そろいがよく、皮むきがしやすいため、出荷作業性がよい。 4. 播種後60~70日で収穫できる中早生品種。 5. 種子サイズはやや大粒のため、薄まきにならないよう注意する。 ■適応性 ハウス栽培では3月中旬から9月中旬播種、5月下旬から11月下旬収穫に適します。高温時期でも生育停滞しづらい品種ですが、基本的には伸びにくくガッチリした夏用小ネギ品種です。そのため、温度がある初夏から秋収穫に適性が高く、反対に低温時期の収穫では長さが出にくくなるため、10月以降の播種は控えます。露地栽培でも立性で収量は高く仕上がりますが、疎植になると葉太りして長さが取りづらくなるので、状況に応じて栽植密度の調整が必要です。 ■圃場準備・土づくり 水分コントロールがしやすい、排水性のよい圃場を準備します。排水がコントロールしにくい場合は、ハウスの内回りに溝を切るなどして排水性の調整を行います。施肥・耕耘後、しっかり灌水し地水を確保し、トラクターが入れる程度に乾いたら耕耘・整地します。 ■播種~発芽 播種量は10a当たり3Lを目安としますが、圃場や時期によって葉太りや葉のなびきが発生するため、状況に応じて適宜播種量を調整します。播種から発芽までは表面が乾き過ぎないように注意して灌水しますが、1回の灌水量が多いとやわらかい土が締まって固くなるので、注意します。また高温時期の播種は直射日光でダメージを受けるので遮光をして地際の気温上昇を抑えます。発芽から本葉1枚目が出るまでに地表面がぬれていると立ち枯れ病が発生しやすいので、水を控え乾燥気味にします。 ■本葉1枚目~2.5枚目 本葉1枚目が展葉してきたら、灌水を再開し生育を促します。高温時期には日中表面がぬれていると根がダメージを受けて生育が停滞するので、夕方に灌水し日中は表面が少し乾いている程度にします。本品種は初期生育は早いですが、後半の生育は緩慢になり葉色が濃くなります。本葉3枚目の葉色が淡い場合は、灌水を控えて葉色を出します。 ■本葉2.5枚目~収穫まで 日中のなびき具合と、葉色を見ながら灌水量を調節します。葉色が淡い場合には灌水を控え、色を出し、適度な色を出しながら葉がなびかないように灌水量を調整します。 ■病害虫防除 本品種は耐病性品種ではないので、慣行通り防除が必要です。春・秋はさび病・べと病・葉枯れ病などの葉の病気が増えるので予防的に殺菌剤を散布するように心掛けましょう。夏期はネギアザミウマやハモグリバエなど害虫の発生が増加するので、それぞれの害虫に応じた殺虫剤の散布、ハウス側面からの飛び込み防止のため、ネットの設置・ハウス周囲の除草などを徹底しましょう。