秋の宝山
ヴィルモランみかど株式会社
夏~秋冬用一本ネギ 抜群の夏越し性 ■品種の特性 1. 夏越し性に優れ、株の残存率が高い。 2. 草姿は立性で、葉色は濃い。 3. 軟白部のしまりが良く、エリ割れも少ないので在圃性に優れる。 ■栽培のポイント 1. 多肥管理は控える。 2. 11月後半から収穫期を迎える作型では太りきれないことがあるので、生育期間を長めに設定する。 3. 強い耐寒性はないので、遅くても年内に収穫を完了するよう努める。
国産で活躍する品種を提供している種苗会社。
ヴィルモランみかど株式会社
夏~秋冬用一本ネギ 抜群の夏越し性 ■品種の特性 1. 夏越し性に優れ、株の残存率が高い。 2. 草姿は立性で、葉色は濃い。 3. 軟白部のしまりが良く、エリ割れも少ないので在圃性に優れる。 ■栽培のポイント 1. 多肥管理は控える。 2. 11月後半から収穫期を迎える作型では太りきれないことがあるので、生育期間を長めに設定する。 3. 強い耐寒性はないので、遅くても年内に収穫を完了するよう努める。
ヴィルモランみかど株式会社
周年栽培も可能! 画期的な極晩抽性種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):6-7月、9-10月 収穫期(適作型):3-4月、5-6月 特性-2 葉色:緑 草勢:強 肥大性:良 葉鞘部のしまり:中 耐病性:良 おすすめポイント 収量性高く、周年栽培も可能な合黒系極晩抽性品種。 ■品種の特性 1. 晩春~初夏に抽だいしにくい極晩抽性一本ネギ 2. 耐暑性、耐寒性強く、周年での出荷も可能。 3. 葉色は濃く、草姿立性で葉折れが少なく、収量性が高い。 ■栽培のポイント 1. 播種は寒冷紗、トンネル等を使用することにより周年にわたり播くことができるが、本種の特性を生かした7~8月播きは高温期でもあり、発芽率を考慮して播種量をやや多目とする。また播種床は、春・秋播きに比べ広めにとり、条播きにより蒸れを防ぐ。 2. 育苗期間は60日程度とし、老化苗の定植は極力避け、若苗定植に努める。仮植は行わず、苗床より直接本圃に定植する。この場合、苗の大きさを揃え、間引定植をすると栽培管理が楽となり、また天候や肥料不足等で早期抽台がみられるような場合の応用動作が楽になる。 3. ネギの花芽分化は発生葉数11~12枚以上で5~13℃の低温、短日で分化すると言われているが、育苗日数(栽培日数)、肥料、圃場条件等によって異なる。栽培に当っては、適宜追肥を行うことで栄養生長を盛んにし、管理作業時の断根、過湿による根の障害を極力抑え、順調な生育となるよう努める。 4. 4~6月の端境期の出荷は生育の盛期が冬期の低温期から春先となる。この時期の肥切れは、早期抽台を防ぐ事と合わせ、収量を上げる上で特に気をつける。また、この時期の肥切れは4~6月頃サビ病発生の主因となる。追肥と合わせ、サビ防除のため薬剤散布を十分行う。 5. 秋播き夏だし栽培の場合、黒昇系品種より生育が早い特徴があり、早めの管理作業が大切。 6. 4~6月に出荷できるとはいえ、本種は不抽台品種ではなく播種期を誤ると抽台する。また、地域・土質・肥料・天候等により適期播きでも抽台することがある。
ヴィルモランみかど株式会社
耐暑性、耐寒性に優れた夏秋冬どり種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):11-12月、2-4月 収穫期(適作型):7-8月、11-1月 特性-2 葉色:濃緑 草勢:強 葉鞘部のしまり:極良 耐病性:極良 おすすめポイント 幅広い作型に対応する、耐暑、耐寒性に優れた黒柄系一本ネギ。 ■品種の特性 1. 耐暑性、耐寒性に優れた黒柄系1本ネギ。 2. 草勢強く、病気にも比較的強い。 3. 夏秋~秋冬まで幅広く使え、栽培しやすい。 4. 葉鞘部のしまり良く、葉色濃く葉長やや短く、葉折れが少ない。 ■栽培のポイント 【播種、育苗】 ・苗床は土壌消毒し、堆肥などの有機質を多用する。3.3㎡当たりの成分量はN-60g、P-100g、K-60gが標準。育苗中のリン酸の不足は、その後の生育に大きく影響するので注意。 ・ネギは酸性土壌を嫌うので、pH6.5前後となるよう石灰を施し矯正する。 ・7月~8月に収穫する場合は、関東平坦部標準で、11月中旬~12月上旬に播種し、越冬時の苗の太さをわりばし以下(5mm)にする。 ・春に一時抽台させて側芽を大きくする作型では、10月上旬~中旬に播種する。9月上旬等の極端な早まきでは、、側芽も抽台(2次開花)し、収穫期が遅くなるので注意。 ・温暖地や暖地における2~3月播種の育苗については、長雨による苗の立枯れ病に注意し管理する。 【定植方法】 ・定植圃場は、植え付け10日前に苦土石灰を10a当たり80~120kg程度、堆肥などの有機質と元肥N-8kg、P-8kg、K-8kgを全面に施し耕運しておく。 ・施肥は定植後軽く土寄せした後、株元から少し離れたところにNPK各5kg前後を施す。追肥は4回位に分けて施用し、肥料の合計はN-25~30kg、P-30~35kg、K-25~30kg程度を標準にする。 ・定植時の苗は大小を分けて揃えて植える。株間は2~3cm程度。覆土は浅く行い、活着を良くする。 【定植後の管理】 ・定植から収穫期まで3~4ヶ月と短いため、早く活着させて太らせることがポイントとなる。 ・肥効がなくなると、サビ病やベト病の発生原因となるので追肥は早目に少量ずつ、回数を多くして行う。第1回目の追肥は定植後25~30日に行う。 【病害虫防除】 ・朝霧や長雨の時期は病気が発生し易く、葉つゆのある早朝か夕方に浸透性のある展着剤を使用し消毒を行うとより効果がある。 ・ネギコガやスリップスは農薬の耐性ができやすいので、成分の違う3~4種類の農薬を交互に使用すると防除効果がある。 ・ネギは過湿による根腐れを起こし易いので畑は滞水しないよう排水に注意する。 【収穫】 ・最終の土寄せは、高温時の収穫になるので、秋冬作よりもやや低いところで行う。 ・夏場の収穫は、収穫期に入ってから20~25日位で品質が悪くなり易いので、できるだけ早く収穫する。
株式会社サカタのタネ
食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。
株式会社サカタのタネ
風に強く、夏越ししやすい冬どり用一本ネギ ■特性 1. 低温時の肥大、伸長性に優れる中生品種。 2. 草姿は立性で締まりがよく、そろい・秀品性が高い。 3. 高温期の欠株が少なく、夏越ししやすい。 4. 生育中期までの太りは比較的ゆっくり進み、10月以降気温が低下してからの肥大性および伸長性がよい。 5. 強風による倒伏の被害が少なく、曲がりが少ない。 6. やや晩抽性があり、3月末まで抽苔なく収穫が可能 ■適応性 関東以西の一般地で、4~5月まき、12~翌年3月どりに適します。中生品種で、低温時に肥大性が発揮されます。そのため、12月以降に適度な太さとなり、1月には十分な太さに達し、3月まで収穫が可能です。晩抽性は「春扇」より1週間程度早く、関東では4月10~15日ごろです。冬の寒波で枯れ込みが強くなった場合でも、3月以降の葉の展開を待ち、出荷ができます。ただし、4月以降に収穫する春どり栽培は「春扇」「初夏扇」が適します。 ■圃場準備・土づくり 土質を選ばず栽培できますが、極端に湿害が出やすい圃場は避けます。通気性、排水性のよい土づくりを心がけ、夏越ししやすくするために、元肥は控えめにしてください。 ■播種・育苗管理 トレー育苗では、40~50本/mとなるように播種を行います。発芽をそろえ適度に換気して、がっちりとした苗を育てます。 ■定植・栽培管理 定植は丁寧に行い、必要に応じて定植後の灌水を行います。本品種に限らず、7~8月の高温期は、土壌病害が多く発生します。そのため、高温期の追肥・土寄せは控え、防除に努めます。9月までは太りがやや遅く細葉のため、台風など風の被害を受けにくく、耐倒伏性を発揮します。 夏越し後の追肥は、9月10日を過ぎてから夜温の低下を見て行います。9月の追肥は、慣行品種より20~30%増しで、肥大を促します。肥大が遅れると首の締まりが緩くなったり、葉枚数が不足したりする要因になります。9月以降はしっかり肥料を効かせるのがポイントです。 土寄せは葉鞘部の太り具合を見ながら小まめに行ってください。葉枚数がやや少ない品種のため、止め土を強くすると襟が伸び上がり、3枚目の外葉の切れが発生することがあります。秋以降の土寄せは強くせず、本葉4~5枚が出ている状態で土寄せしていくと、太りと葉枚数を確保しやすいです。 ■病害虫防除 高温期の白絹病、軟腐病に注意し、適宜防除を行うことが大切です。秋以降は、さび病に注意が必要です。 ■収穫 止め土をして、軟白に必要な日数を置いて試し掘りを行うなど、適期の収穫を心がけます。
株式会社渡辺採種場
■特性 ・耐暑性、耐寒性のある一本ネギです。 ・草丈は90cm前後で、葉が短く、強風にあっても倒伏しにくいです。 ・病気に比較的強いので栽培が容易です。 ・ゆっくり生育するので在圃性が高く、葉鞘部が伸びすぎることは少ないです。 ・葉鞘部は首部の締まり良く、揃い良好で秀品率が高いです。 ・首元のまとまりが良いので、皮むき作業が容易な省力品種です。 ■栽培ポイント・注意点 ・一般品種より肥料を必要としますので、追肥量を1割位多く施肥してください。
ヴィルモランみかど株式会社
夏~秋冬用一本ネギ 抜群の夏越し性 ■品種の特性 1. 夏越し性に優れ、株の残存率が高い。 2. 草姿は立性で、葉色は濃い。 3. 軟白部のしまりが良く、エリ割れも少ないので在圃性に優れる。 ■栽培のポイント 1. 多肥管理は控える。 2. 11月後半から収穫期を迎える作型では太りきれないことがあるので、生育期間を長めに設定する。 3. 強い耐寒性はないので、遅くても年内に収穫を完了するよう努める。
ヴィルモランみかど株式会社
周年栽培も可能! 画期的な極晩抽性種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):6-7月、9-10月 収穫期(適作型):3-4月、5-6月 特性-2 葉色:緑 草勢:強 肥大性:良 葉鞘部のしまり:中 耐病性:良 おすすめポイント 収量性高く、周年栽培も可能な合黒系極晩抽性品種。 ■品種の特性 1. 晩春~初夏に抽だいしにくい極晩抽性一本ネギ 2. 耐暑性、耐寒性強く、周年での出荷も可能。 3. 葉色は濃く、草姿立性で葉折れが少なく、収量性が高い。 ■栽培のポイント 1. 播種は寒冷紗、トンネル等を使用することにより周年にわたり播くことができるが、本種の特性を生かした7~8月播きは高温期でもあり、発芽率を考慮して播種量をやや多目とする。また播種床は、春・秋播きに比べ広めにとり、条播きにより蒸れを防ぐ。 2. 育苗期間は60日程度とし、老化苗の定植は極力避け、若苗定植に努める。仮植は行わず、苗床より直接本圃に定植する。この場合、苗の大きさを揃え、間引定植をすると栽培管理が楽となり、また天候や肥料不足等で早期抽台がみられるような場合の応用動作が楽になる。 3. ネギの花芽分化は発生葉数11~12枚以上で5~13℃の低温、短日で分化すると言われているが、育苗日数(栽培日数)、肥料、圃場条件等によって異なる。栽培に当っては、適宜追肥を行うことで栄養生長を盛んにし、管理作業時の断根、過湿による根の障害を極力抑え、順調な生育となるよう努める。 4. 4~6月の端境期の出荷は生育の盛期が冬期の低温期から春先となる。この時期の肥切れは、早期抽台を防ぐ事と合わせ、収量を上げる上で特に気をつける。また、この時期の肥切れは4~6月頃サビ病発生の主因となる。追肥と合わせ、サビ防除のため薬剤散布を十分行う。 5. 秋播き夏だし栽培の場合、黒昇系品種より生育が早い特徴があり、早めの管理作業が大切。 6. 4~6月に出荷できるとはいえ、本種は不抽台品種ではなく播種期を誤ると抽台する。また、地域・土質・肥料・天候等により適期播きでも抽台することがある。
ヴィルモランみかど株式会社
耐暑性、耐寒性に優れた夏秋冬どり種 ■特徴 特性-1 は種期(適作型):11-12月、2-4月 収穫期(適作型):7-8月、11-1月 特性-2 葉色:濃緑 草勢:強 葉鞘部のしまり:極良 耐病性:極良 おすすめポイント 幅広い作型に対応する、耐暑、耐寒性に優れた黒柄系一本ネギ。 ■品種の特性 1. 耐暑性、耐寒性に優れた黒柄系1本ネギ。 2. 草勢強く、病気にも比較的強い。 3. 夏秋~秋冬まで幅広く使え、栽培しやすい。 4. 葉鞘部のしまり良く、葉色濃く葉長やや短く、葉折れが少ない。 ■栽培のポイント 【播種、育苗】 ・苗床は土壌消毒し、堆肥などの有機質を多用する。3.3㎡当たりの成分量はN-60g、P-100g、K-60gが標準。育苗中のリン酸の不足は、その後の生育に大きく影響するので注意。 ・ネギは酸性土壌を嫌うので、pH6.5前後となるよう石灰を施し矯正する。 ・7月~8月に収穫する場合は、関東平坦部標準で、11月中旬~12月上旬に播種し、越冬時の苗の太さをわりばし以下(5mm)にする。 ・春に一時抽台させて側芽を大きくする作型では、10月上旬~中旬に播種する。9月上旬等の極端な早まきでは、、側芽も抽台(2次開花)し、収穫期が遅くなるので注意。 ・温暖地や暖地における2~3月播種の育苗については、長雨による苗の立枯れ病に注意し管理する。 【定植方法】 ・定植圃場は、植え付け10日前に苦土石灰を10a当たり80~120kg程度、堆肥などの有機質と元肥N-8kg、P-8kg、K-8kgを全面に施し耕運しておく。 ・施肥は定植後軽く土寄せした後、株元から少し離れたところにNPK各5kg前後を施す。追肥は4回位に分けて施用し、肥料の合計はN-25~30kg、P-30~35kg、K-25~30kg程度を標準にする。 ・定植時の苗は大小を分けて揃えて植える。株間は2~3cm程度。覆土は浅く行い、活着を良くする。 【定植後の管理】 ・定植から収穫期まで3~4ヶ月と短いため、早く活着させて太らせることがポイントとなる。 ・肥効がなくなると、サビ病やベト病の発生原因となるので追肥は早目に少量ずつ、回数を多くして行う。第1回目の追肥は定植後25~30日に行う。 【病害虫防除】 ・朝霧や長雨の時期は病気が発生し易く、葉つゆのある早朝か夕方に浸透性のある展着剤を使用し消毒を行うとより効果がある。 ・ネギコガやスリップスは農薬の耐性ができやすいので、成分の違う3~4種類の農薬を交互に使用すると防除効果がある。 ・ネギは過湿による根腐れを起こし易いので畑は滞水しないよう排水に注意する。 【収穫】 ・最終の土寄せは、高温時の収穫になるので、秋冬作よりもやや低いところで行う。 ・夏場の収穫は、収穫期に入ってから20~25日位で品質が悪くなり易いので、できるだけ早く収穫する。
株式会社サカタのタネ
食味のよい、下仁田ネギから選抜した優良品種 ■特性 1. 群馬県の下仁田町馬山地方で、江戸時代より殿様への献上ネギとして作られている下仁田系のなかから、選抜淘汰し育成した品種です。煮物、鍋物として甘みがあり、とろけるような舌ざわりで下仁田ネギ独特の風味をもっています。 2. 軟白部は18~25㎝、純白でとくに太く、分けつなくそろいがよいです。葉は濃緑で太く短く葉数は少なく、やや扇状に広がります。葉肉は厚みがありやわらかいです。 3. 他の下仁田系に比べて、さび病、べと病に強く高温期でも栽培しやすいです。 ■適応性 乾燥には強いですが、過湿には弱いので保水力のある、排水のよい有機物の多く入った重粘土質の土壌を好みます。このような土であれば味もよく、良品質のものが収穫できます。軟白部が短いですので比較的耕土の浅いところにも適応します。水はけのわるい軽砂土は避けます。なお暖地の栽培では多少味が落ちます。 ■肥培管理 定植1カ月前に、10a当たり苦土石灰100~120㎏と堆肥2,000㎏を施し、深く施しておきます。肥料は成分で窒素40㎏、リン酸50㎏、カリ40㎏を標準として、定植時に2/3の量を施し、残りを2回に分けて追肥とします。 ■播種と育苗と定植 一般に秋まきとし、9月20日~10月中旬が播種適期となります。播種前に1a当たり苦土石灰6kg、溶リン6kg、堆肥40kgを施して苗床を作ります。窒素肥料は苗床の肥沃度に応じて0~7㎏の範囲で加減します。苗床は普通のネギと同じくスジまきか、120㎝のベッドに薄くバラまきする。一般には寒さに強いのでそのまま越冬させますが、乾燥地や厳寒地ではもみ殻を敷くか、寒冷紗を直接かけて防寒します。 4月上旬~下旬にかけて密植の害が出ないうちに、畝幅40㎝、株間4~5㎝の間隔に仮植を行います。できるだけよい苗を作ることが大切です。 7月上旬~8月上旬にかけて、畝幅75㎝、株間10~12㎝に定植します。 ■土寄せ 根深系のネギと異なり過度の土寄せは品質を損なうので避け、出荷70~60日くらい前に一度行う程度でよいです。中耕は根張りをよくするために2~3回は行います。なお春まき秋どり栽培もありますが、乾燥害とウイルス病の発生に注意します。 ■収穫 煮物用に優れた品質の品種で、うまいネギとして市場人気が高く、贈答用などの特殊需要が多いので、12月はじめより12月下旬までに収穫し、箱詰にして出荷したいです。収穫後は風通しのよい乾燥した半日陰の軒下のような場所に保存すれば味を損なわずに2~3カ月は日持ちします。一本太ネギ系のように根を埋めると味が変わり、長持ちしません。
株式会社サカタのタネ
風に強く、夏越ししやすい冬どり用一本ネギ ■特性 1. 低温時の肥大、伸長性に優れる中生品種。 2. 草姿は立性で締まりがよく、そろい・秀品性が高い。 3. 高温期の欠株が少なく、夏越ししやすい。 4. 生育中期までの太りは比較的ゆっくり進み、10月以降気温が低下してからの肥大性および伸長性がよい。 5. 強風による倒伏の被害が少なく、曲がりが少ない。 6. やや晩抽性があり、3月末まで抽苔なく収穫が可能 ■適応性 関東以西の一般地で、4~5月まき、12~翌年3月どりに適します。中生品種で、低温時に肥大性が発揮されます。そのため、12月以降に適度な太さとなり、1月には十分な太さに達し、3月まで収穫が可能です。晩抽性は「春扇」より1週間程度早く、関東では4月10~15日ごろです。冬の寒波で枯れ込みが強くなった場合でも、3月以降の葉の展開を待ち、出荷ができます。ただし、4月以降に収穫する春どり栽培は「春扇」「初夏扇」が適します。 ■圃場準備・土づくり 土質を選ばず栽培できますが、極端に湿害が出やすい圃場は避けます。通気性、排水性のよい土づくりを心がけ、夏越ししやすくするために、元肥は控えめにしてください。 ■播種・育苗管理 トレー育苗では、40~50本/mとなるように播種を行います。発芽をそろえ適度に換気して、がっちりとした苗を育てます。 ■定植・栽培管理 定植は丁寧に行い、必要に応じて定植後の灌水を行います。本品種に限らず、7~8月の高温期は、土壌病害が多く発生します。そのため、高温期の追肥・土寄せは控え、防除に努めます。9月までは太りがやや遅く細葉のため、台風など風の被害を受けにくく、耐倒伏性を発揮します。 夏越し後の追肥は、9月10日を過ぎてから夜温の低下を見て行います。9月の追肥は、慣行品種より20~30%増しで、肥大を促します。肥大が遅れると首の締まりが緩くなったり、葉枚数が不足したりする要因になります。9月以降はしっかり肥料を効かせるのがポイントです。 土寄せは葉鞘部の太り具合を見ながら小まめに行ってください。葉枚数がやや少ない品種のため、止め土を強くすると襟が伸び上がり、3枚目の外葉の切れが発生することがあります。秋以降の土寄せは強くせず、本葉4~5枚が出ている状態で土寄せしていくと、太りと葉枚数を確保しやすいです。 ■病害虫防除 高温期の白絹病、軟腐病に注意し、適宜防除を行うことが大切です。秋以降は、さび病に注意が必要です。 ■収穫 止め土をして、軟白に必要な日数を置いて試し掘りを行うなど、適期の収穫を心がけます。
株式会社渡辺採種場
■特性 ・耐暑性、耐寒性のある一本ネギです。 ・草丈は90cm前後で、葉が短く、強風にあっても倒伏しにくいです。 ・病気に比較的強いので栽培が容易です。 ・ゆっくり生育するので在圃性が高く、葉鞘部が伸びすぎることは少ないです。 ・葉鞘部は首部の締まり良く、揃い良好で秀品率が高いです。 ・首元のまとまりが良いので、皮むき作業が容易な省力品種です。 ■栽培ポイント・注意点 ・一般品種より肥料を必要としますので、追肥量を1割位多く施肥してください。