取引先を登録する(取引先管理)
ミノリス受注の取引先管理の使い方。出荷先の登録・編集・削除、取引が終わった出荷先を隠す取引終了、種別(販売先・社内・廃棄)の設定、郵便番号からの住所検索、請求先を別の取引先にまとめる設定を解説します。
この機能でできること
出荷先の取引先を登録・管理します。複数の出荷先の請求を1つの取引先にまとめる「請求設定」もここで行います。
廃棄した分や自社の加工に回した分も、専用の出荷先を作って数量だけ記録できます(種別)。
登録・編集・削除は管理者・オーナーのみ行えます。メンバーは内容を閲覧できます。(役割ごとの違い)
画面の開き方
- ミノリス受注を開きます
- サイドメニューの「マスタ管理」から「取引先管理」を選びます

取引先を追加する
- 一覧右上の「取引先を追加」を押します
- 基本情報を入力します
- 「種別」は通常「販売先」のままで大丈夫です(種別について)
- 「屋号/社名」「敬称」(例: 御中、様)「フリガナ」は必須です
- 「郵便番号」を入れて「住所を検索」を押すと、都道府県と住所(町域まで)が自動で入ります。番地以降は手入力してください

- 連絡先(担当者名・メールアドレス・電話番号・FAX・URL)を入力します
- 必要に応じてグループにチェックを付けます
- 「登録する」を押します
種別(販売先・社内・廃棄)
取引先には3つの種別があります。規格外で捨てた分や、自社の加工に回した分を「売上にならない出荷先」として記録するための区分です。
| 種別 | 使う場面 | 請求 |
|---|---|---|
| 販売先 | 通常の出荷先 | 請求の対象になります |
| 社内(加工・開発など) | 自社の加工・開発へ回した分 | 請求されません |
| 廃棄 | 規格外などで捨てた分 | 請求されません |
「社内」と「廃棄」(以下、あわせて非販売先)は、いまのところ動きに違いはありません。将来「廃棄率」と「加工に回した量」を分けて集計できるようにするための区分で、この2つを分けて集計する画面はまだありません。
非販売先を登録する
- 一覧右上の「取引先を追加」を押します
- 「種別」で「廃棄」または「社内(加工・開発など)」を選びます
- 「屋号/社名」と「フリガナ」を入力します(例: 廃棄/ハイキ)
- 「登録する」を押します
種別で非販売先を選ぶと、敬称・都道府県・請求設定・請求書情報の入力欄は表示されません。これらは請求書や納品書に載せるための項目で、非販売先には宛てる帳票がないためです。
既存の取引先を非販売先に変えると、これらの内容は消えます。 敬称・都道府県・請求先取引先・請求書情報(法人番号・請求書宛名・請求先メール)が空になり、あとで「販売先」に戻しても元には戻りません。入れ直しになります。試しに切り替えてみる、はしないでください。
なお受注や請求書のある取引先は、そもそも種別を変更できません(後述)。

非販売先を使うとどうなるか
- 請求されません。 月次請求の一覧に行が出ず、請求書にも載りません
- 出荷の日別合計金額に入りません。 ただし出荷(日次集計)の件数・未出荷件数には数えられ、出荷チェックもふつうに使えます(出荷を日次集計で管理する)
- 受注の登録方法は販売先と同じです。単価は0円のままで登録できます
種別を後から変えられない場合
受注・請求書があるか、他の取引先の請求まとめ先に指定されている取引先は、「販売先」から変更できません。 編集画面では「種別」の選択欄が押せない状態になり、理由が表示されます。
すでに発行した請求書は、あとから作り直せません。対象の受注が入れ替わると、その月の請求にずっと「ずれています」の注意が出続けてしまうためです。廃棄・社内向けの出荷先は、既存の取引先を作り変えるのではなく、新しい取引先として登録してください。

請求先を別の取引先にまとめる
複数の配送先の請求を1か所にまとめたい場合に使います。
- 取引先の編集画面を開きます
- 「請求設定」の「請求先取引先」で、請求をまとめる先の取引先を選びます。「なし(この取引先が請求先)」のままなら、その取引先自身に請求します。非販売先(廃棄・社内)は請求をまとめる先には選べません(選択肢に出ません)
- 「保存する」を押します

請求書情報を設定する
「請求書情報」では法人番号・請求書宛名・請求先メールを設定できます(省略可能)。請求書宛名を省略すると屋号/社名が使われます。
取引先を削除する
間違えて登録した取引先を片付けるための機能です。
- 取引先の詳細画面を開きます
- ページ下部の「危険ゾーン」まで進みます
- 「削除する」を押し、確認メッセージで削除を確定します

削除すると、その取引先の請求書情報(法人番号・請求書宛名・請求先メール)とグループ所属も一緒に消えます。元に戻せません。
削除できない場合
次のいずれかに当てはまる取引先は削除できません。「危険ゾーン」に理由と件数が表示され、ボタンは押せない状態になります。
- 受注がある: キャンセルした受注も含みます。取引の記録を残すためです
- 請求書がある: 発行した請求書に取引先の情報が残るためです
- 他の取引先の請求先に指定されている: 先にその取引先の「請求設定」を変更すれば削除できるようになります
受注や請求書が理由の場合、あとから消せるようにはなりません。取引が終わった出荷先は、次の「取引を終了する」で一覧から隠せます。
取引を終了する(取引終了・アーカイブ)
もう取引していない出荷先を、一覧と受注登録の選択肢から隠す機能です。削除と違って記録は何も消えず、あとから元に戻せます。
受注が1件でもある取引先は削除できません(前の節)。「消す」のではなく「使わなくなったものを隠す」ときはこちらを使います。
隠し方
一覧から、または詳細画面から行えます。
- 取引先管理の一覧で、隠したい取引先の行の右端にある アーカイブのアイコン を押します
- 確認メッセージで「OK」を押します
詳細画面から行う場合は、ページ中ほどの「取引状態」にある「取引終了にする」を押します。
スクリーンショット準備中
取引先詳細画面の「取引状態」セクション。「この取引先を取引終了にする」の説明と「取引終了にする」ボタンが並んでいる
取引終了にすると変わること
- 取引先管理の一覧に出なくなります
- 受注登録の「お取引先を選択する」に出なくなります
- 請求先(請求まとめ先)の選択肢に出なくなります
- グループのメンバーを選ぶ画面の候補に出なくなります
取引終了にしても変わらないこと
過去の記録は何も消えません。
- 過去の受注・請求書はそのまま残り、これまでどおり開けます
- 受注一覧の取引先の絞り込みには残ります(終了した相手の受注こそ、あとから探すため)
- 請求(月次集計)にも残ります。未請求・未入金があれば今までどおり出てきます
未出荷の受注や未入金の請求書があるときは、終了する前の確認メッセージで件数をお知らせします。処理は止めませんが、残っている作業は終了後も残ったままです。
取引を再開する
- 一覧の絞り込みの右にある「取引終了を含める」にチェックを入れます
- 対象の取引先の名前を押して詳細画面を開きます
- 「取引状態」の「取引を再開する」を押します
取引終了にできない場合
他の取引先の請求まとめ先に指定されている取引先は、そのままでは取引終了にできません。まとめ先が選択肢から消えると、その取引先の請求先が意図せず変わってしまうためです。
本店と支店をまとめて畳むときは、支店(まとめられる側)から先に取引終了にしてください。支店を終了すれば、本店も終了できるようになります。
再開するときは逆で、本店(まとめ先)から先に再開します。
注意点・ヒント
- 一覧の「請求先」列に「自社」と表示されている取引先は、自分自身が請求先です
- 一覧はフリガナをもとに五十音順に並びます
- 非販売先には取引先名の隣に「廃棄」「社内(加工・開発など)」のバッジが付きます。販売先にはバッジは付きません
- 非販売先を1件でも登録すると、一覧に「すべて/販売先/社内(加工・開発など)/廃棄」の絞り込みボタンが出ます。絞り込み欄に「廃棄」と入力しても探せます
- 取引終了にした取引先が1件でもあると、一覧に「取引終了を含める」のチェックが出ます。1件も無いうちは出ません
- CSVで書き出すと「状態」の列が付き、取引中か取引終了かが分かります。取り込むときは読まれないので、状態はCSVでは戻せません
関連ページ
ミノリス受注について
ミノリス受注は近日公開予定です。公開までしばらくお待ちください。