イチゴの品種一覧・比較 全53種類

5社の種苗会社が提供する特徴・栽培方法・耐病性を一覧で比較。あなたに合う種を見つけよう。

12品種中 1〜12件

イチゴとは

イチゴは、バラ科の多年草で、花托が肥大化した果実を収穫する作物です。果実の大きさは品種によって様々で、重さは10〜50g程度、色は赤、白、ピンクなどがあります。甘味が強く、香りが良いため、生食からデザートまで幅広く使われる人気の果物です。

市場では、春が旬の作物として知られていますが、品種改良により秋から春まで長期間収穫できるようになりました。特に甘味の強い品種は、生食やデザートに使われ、人気が高く、家庭菜園から大規模農場まで幅広く栽培されています。また、加工用の品種もあり、ジャムやジュースの原料としても使われています。


イチゴの魅力

  • 甘くて美味しい
    イチゴは、糖度が高く、酸味とのバランスが良いです。特に、完熟したイチゴは、甘味が際立ち、食感も良くなります。

  • 香りと食感
    イチゴ特有の香りと、ジューシーな食感が魅力です。この香りは、エステル類という成分によるものです。

  • 栄養価と健康効果
    ビタミンC、食物繊維、カリウムなどを豊富に含み、免疫力向上や美肌効果に効果的です。また、抗酸化作用のあるアントシアニンも含まれています。

  • 栽培の楽しさ
    花が咲き、実がなる過程を観察できるのが魅力です。家庭菜園でも育てやすく、収穫の喜びを味わえます。

  • 多様な品種
    大きいもの、小さいもの、甘いもの、酸っぱいものなど、味わいが多様な品種があります。また、色や形も品種によって違います。


主な用途

  • 生食
    そのまま食べる、サラダやデザートのトッピングなど。イチゴの甘味と香りが料理に彩りを添えます。

  • 加熱調理
    ジャム、ジュース、スイーツなど。加熱すると甘味が増し、また違った美味しさを楽しめます。

  • 和食
    イチゴの和え物、イチゴの天ぷらなど。イチゴの食感と味わいが和食に深みを加えます。

  • 洋食
    イチゴのタルト、イチゴのサラダなど。イチゴの食感と味わいが洋食に彩りを添えます。

  • 加工品
    ジャム、ジュース、スイーツなど。イチゴの甘味と香りが加工品に活かされます。


栽培のポイント

イチゴの栽培は、露地栽培と施設栽培があります。

栽培時期は、地域によって異なりますが、一般的には秋植えと春植えがあります。秋植えは9〜10月に植え付けて翌年4〜6月に収穫、春植えは3〜4月に植え付けて6〜7月に収穫します。

土壌条件は、排水性が良く、深く耕された土壌が適しています。イチゴは根が浅く張るので、土壌の表面が重要です。

病害虫対策は、イチゴ栽培の重要なポイントです。アブラムシ、ハダニ、うどんこ病、灰色かび病などが発生しやすいので、予防的な防除が大切です。耐病性のある品種を選ぶことで、農薬の使用量を減らせます。

受粉も重要です。イチゴは虫媒花なので、適切な受粉により、品質の良い果実ができます。また、人工授粉も効果的です。

収穫時期は、果実が十分に熟し、色が濃くなった頃が適期です。収穫後は、冷蔵庫で保存します。


品種選びのコツ

イチゴの品種選びは、栽培環境と用途を考慮して決めるのがベストです。

果実の形状では、大きいもの、小さいもの、丸いもの、長いものなどがあります。大きいものは生食用に適し、小さいものは加工用に適しています。

味と食感では、甘味の強さ、酸味の強さ、食感の違いを確認します。生食重視なら甘味が強く、食感の良い品種を。加工用なら、甘味が強く、香りの良い品種を選びましょう。

耐病性は、地域で発生しやすい病気に強い品種を選ぶことが重要です。うどんこ病や灰色かび病に強い品種は、農薬の使用量を減らせて、環境にも優しい栽培ができます。

作型適応性も重要です。秋作、春作、抑制栽培など、栽培時期に合った品種を選ぶことで、安定した収穫が期待できます。

収量性と管理のしやすさも考慮しましょう。家庭菜園なら、手間がかからず長く収穫できる品種がおすすめです。大規模栽培なら、収量が高く、機械化に対応した品種を選びます。


市場とこれから

イチゴの市場は、日本の食文化に深く根付いているため、安定した需要があります。特に、健康志向の高まりとともに、栄養価の高いイチゴへの関心が高まっています。

差別化の傾向として、生食しやすい甘味の強い品種、色や形が珍しい品種、有機栽培や減農薬栽培のイチゴなどが注目されています。また、ミニイチゴや色付きイチゴも、直売所やオンライン販売で人気です。

ブランド化では、地域ブランドや農園ブランドのイチゴが増えています。品質の良さと安心感をアピールすることで、高値での販売が可能になります。

輸出の可能性も見逃せません。特に、アジア諸国では日本のイチゴの品質が高く評価されており、輸出市場の拡大が期待されています。

苗注文サービス

苗の注文サービス

ミノリスでは苗の注文・見積もり依頼が可能です。

  • 見積もり無料・キャンセル可
  • 2〜3営業日以内に回答
  • 有機栽培対応
詳しくはこちら ›

品種一覧

あまえくぼ

あまえくぼ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

促成栽培に適し、大果で糖度が「さちのか」よりも1割以上高い良食味品種である。うどんこ病および炭疽病に中程度以上の抵抗性を示し、摘果等の栽培管理作業の省力化が可能であり、観光農園等での栽培に適する。 ■...

おおきみ

おおきみ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「おおきみ」は、平均果重が20g以上の極大果で日持ち性と食味に優れ、摘果作業が不要な促成栽培用イチゴ品種で、萎黄病、炭疽病およびうどんこ病に対して抵抗性を有する。 ■主要特性 「おおきみ」は、大果で果...

カレンベリー

カレンベリー

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「カレンベリー」は、炭疽病、うどんこ病、萎黄病および疫病に対して抵抗性を有し、果実の揃いがよい。やや晩生で、半促成栽培および露地栽培に適する。 ■主要特性 「カレンベリー」は、萎黄病に強い「はつくに」...

そよかの

そよかの

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

一季成り性のイチゴ品種「そよかの」は寒高冷地の半促成栽培、露地栽培に適しており、多収性で商品果率が高い。うどんこ病レース0に対して抵抗性を有するが、萎黄病に対しては罹病性である。 ■主要特性 「そよか...

デコルージュ

デコルージュ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果実の揃い、光沢、果実外観が優れるため、夏秋期のケーキ用として利用できる。 ■主要特性 「デコルージュ」は果実が硬く果実の揃いが優れる一季...

もういっこ

もういっこ

三好アグリテック株式会社

糖度と酸度のバランスが良く、そのすっきりとした甘さには、大粒の果実にもかかわらず、ついつい‘もう一個’手を伸ばしてしまう魅力があります。 大きな果実は硬く濃赤色で、光沢があり、日持ち性に優れています。...

北の輝

北の輝

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

‘北の輝’は寒冷地並びに温暖地の露地栽培及び寒冷地の半促成栽培に適する晩生で休眠が深く、多収、大果で日持ち性に優れ、うどんこ病に強く、萎黄病にも比較的強い品種である。 ■特性の概要 草姿はやや立性で草...

四季成りいちご あまごこち

四季成りいちご あまごこち

株式会社ハクサン

甘いいちごが自宅で何度でも収穫できる♪初心者におすすめの育てやすさ ■POINT ・春から秋まで何度も収穫ができます ・四季成りでありながら高糖度のいちごが収穫できます ・自然受粉しやすく簡単に収穫で...

夏の輝

夏の輝

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

夏から秋にかけて開花結実する性質を持ち、通常の促成栽培用品種が収穫できない時期にイチゴを収穫することができます。糖度のわりに酸味が少なく、食味も優れています。主要な病害である萎黄病に強く、うどんこ病、...

恋みのり

恋みのり

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

イチゴ「恋みのり」は促成栽培に適し、連続出蕾性に優れた多収品種である。冬期の草勢が強く草勢維持が容易で、大果で秀品率が高く、収穫・調製作業の省力化が可能である。果実硬度が高く、貯蔵に伴う黒ずみ果の発生...

恋みのり

恋みのり

三好アグリテック株式会社

酸味が少なくあっさりした味わい、丸い形が特徴のイチゴです。 果実が硬く、日持ちする品種です。九州で多く作られています。 甘さ 4.0 酸味 1.0 硬さ 5.0 ■九州沖縄農業研究センター育成の新品種...

豊雪姫

豊雪姫

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

一季成り性のイチゴ品種「豊雪姫」は寒高冷地の無加温半促成栽培 (低温カット栽培) および露地栽培に適しており、多収性で商品果率が高い。炭疽病に対して中程度から高い抵抗性、うどんこ病に中程度の抵抗性を有...