ナスの品種一覧・比較 全158種類

28社の種苗会社が提供する特徴・栽培方法・耐病性を一覧で比較。あなたに合う種を見つけよう。

ナスとは

ナスは、ナス科の一年草で、長さ10〜30cm、重さ50〜300g程度の果実を収穫する野菜です。独特の紫色と、加熱すると現れる甘味と旨味が特徴で、日本の夏野菜の代表格として親しまれています。焼き物、煮物、揚げ物、漬物など、幅広い料理に使われ、家庭菜園から大規模栽培まで幅広く栽培されています。

市場では、6月から10月にかけてが旬で、特に夏場は消費量が増えます。最近では、長ナス、丸ナス、白ナス、緑ナスなど、形や色が多様な品種が登場し、消費者の選択肢が広がっています。また、温室栽培により通年出荷される品種も増えています。


ナスの魅力

  • 独特の紫色と美しい見た目
    ナス特有の深い紫色は、料理に彩りを添え、食欲をそそります。最近では、白や緑、まだら模様の品種も登場し、見た目でも楽しめます。

  • 加熱調理での旨味と甘味
    生食では渋味がありますが、加熱すると甘味と旨味が現れます。油との相性が良く、焼き物や揚げ物で特に美味しく食べられます。

  • 栄養価と健康効果
    ナスニンという紫色の色素には抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できます。また、食物繊維やカリウムも豊富に含まれています。

  • 栽培の楽しさ
    花が咲いてから約2週間で収穫でき、長期間収穫を楽しめます。家庭菜園でも比較的育てやすく、収穫の喜びを味わえます。

  • 多様な品種
    長ナス、丸ナス、米ナスなど、用途に応じて選べる品種があります。味わいや食感も品種によって違います。


主な用途

  • 焼き物
    焼きナス、田楽、味噌焼きなど。ナスの旨味と甘味が最も活きる調理法です。

  • 煮物
    煮浸し、麻婆ナス、カレーなど。ナスの食感と味わいが料理に深みを加えます。

  • 揚げ物
    天ぷら、フライ、素揚げなど。油との相性が良く、サクサクとした食感を楽しめます。

  • 漬物
    浅漬け、ぬか漬けなど。ナスの食感と味わいが漬物に深みを加えます。

  • 生食
    最近では、生食しやすい品種も登場しています。サラダや和え物などに使われます。


栽培のポイント

ナスの栽培は、露地栽培と施設栽培で大きく異なります。

露地栽培は、4〜5月に苗を植え付けて7〜10月に収穫します。露地栽培のメリットは、自然の光と風を活かせること、コストが抑えられることです。ただし、天候に左右されやすく、病害虫の被害を受けやすいというデメリットもあります。

施設栽培は、ハウスや温室を使った栽培で、通年収穫が可能です。温度や湿度をコントロールできるため、品質が安定し、収量も増やせます。ただし、初期投資や光熱費がかかります。

病害虫対策は、ナス栽培の重要なポイントです。アブラムシ、ハダニ、テントウムシダマシ、疫病、萎凋病などが発生しやすいので、予防的な防除が大切です。耐病性のある品種を選ぶことで、農薬の使用量を減らせます。

整枝・摘心も重要です。適切な整枝により、光の当たりを良くし、病害虫の発生を防ぎます。また、摘心により、側枝の発生を促し、収量を増やすことができます。


品種選びのコツ

ナスの品種選びは、栽培環境と用途を考慮して決めるのがベストです。

果形とサイズでは、長ナス、丸ナス、米ナスなどがあります。長ナスは焼き物や煮物に適し、丸ナスは漬物に適しています。米ナスは、肉厚で煮物や揚げ物に適しています。

味と食感では、甘味の強さ、食感の違いを確認します。焼き物重視なら甘味が強く、肉厚な品種を。漬物用なら、食感が良く、味が染み込みやすい品種を選びましょう。

耐病性は、地域で発生しやすい病気に強い品種を選ぶことが重要です。疫病や萎凋病に強い品種は、農薬の使用量を減らせて、環境にも優しい栽培ができます。

作型適応性も重要です。春作、夏作、秋作、抑制栽培など、栽培時期に合った品種を選ぶことで、安定した収穫が期待できます。

収量性と管理のしやすさも考慮しましょう。家庭菜園なら、手間がかからず長く収穫できる品種がおすすめです。大規模栽培なら、収量が高く、機械化に対応した品種を選びます。


市場とこれから

ナスの市場は、日本の食文化に深く根付いているため、安定した需要があります。特に、夏場は消費量が増え、価格も上昇する傾向があります。

差別化の傾向として、生食しやすい品種、色や形が珍しい品種、有機栽培や減農薬栽培のナスなどが注目されています。また、ミニナスやカラフルな品種も、直売所やオンライン販売で人気です。

ブランド化では、地域ブランドや農園ブランドのナスが増えています。品質の良さと安心感をアピールすることで、高値での販売が可能になります。

輸出の可能性も見逃せません。特に、アジア諸国では日本のナスの品質が高く評価されており、輸出市場の拡大が期待されています。

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うす皮丸ナス

うす皮丸ナス

株式会社トーホク

食べやすいひと口大の大きさで収穫される極小型の丸なす。果皮がうすく果肉はやわらかいため、浅漬けはパリッとした食感でたいへん美味しく、お茶請けに最適です。

とろとろステーキなす®

とろとろステーキなす®

株式会社トーホク

果実が500g以上にもなる大型のナスで、加熱調理で濃縮された味とトロトロの極めてやわらかい食感は絶品の味わい。食べ応え充分のグルメ好みの贅沢な逸品。(PVP 登録品種名;トーホクジャンボ1号、公示(農...

南竜本長ナス

南竜本長ナス

株式会社トーホク

長さ約40cmの果実を収穫する長ナス。丈夫で作りやすく、長ナスのなかでは収量は多い品種。果肉がやわらかく様々に利用できますが、特に焼きなすにするとおいしいと評判です。

梨ナス

梨ナス

株式会社トーホク

洋梨に似た形と梨のようにみずみずしいことから命名され、新潟県中越地方で黒十全なすと呼ばれます。やわらかい果皮とみずみずしい肉質から、おいしい一夜漬けとなります。

水ナス

水ナス

株式会社トーホク

皮がやわらかく、果肉には水分が豊富に含まれています。果実を握ると汁がしぼれるほどのやわらかい肉質で、浅漬けは絶品です。早生種で色つやの良い果実がたくさん収穫できます。

清黒中長ナス 紫輝(しき)

清黒中長ナス 紫輝(しき)

株式会社トーホク

果実は長さ約20cmの中長種。安定した果形で早くから収穫でき、高い秀品率が特長です。果実は見映えの良い光沢のある濃黒紫色で色抜け少なく、焼物、煮物、漬け物と使えます。

秋どりナス 秋穫祭

秋どりナス 秋穫祭

株式会社トーホク

初夏まきで晩夏から秋にかけて収穫し、おいしい秋なすを楽しめる長卵種。昼夜の気温差で果実が引き締まり、うま味の詰まった果実が収穫できます。

米ナス

米ナス

株式会社トーホク

緑色のヘタで、濃い黒紫色で350g位の大型の果実です。果肉はしっかりとしており、肉質がち密ですから厚めの輪切りを田楽にしたり、揚げ物や煮物など加熱料理に最適です。

黒秀ナス 紫彩(しさい)

黒秀ナス 紫彩(しさい)

株式会社トーホク

生育旺盛で作りやすい長卵形品種。果実は光沢のある黒紫色で色ボケ果にもなりにくく、果皮はやわらかく形の良い果実が多く収穫できます。漬け物はじめ、様々な調理に使えます。