金のたまご
色・形がめずらしい、黄色の小玉スイカ ■特性 果重2.5-3.0kgの黄皮・赤肉の小玉。 果形は長楕円形の枕型。果皮は美しい黄色に、若干濃い縞が細く入る。肉質はややしまり、シャリ感があり、切ったときの香りが強い。二人で食べきれるサイズです。 草勢はやや強く、着果しやすい。葉柄、葉脈も黄白色になるが、うどんこ病、炭疽病、ウィルスに強い。 ■栽培上の注意 4本仕立ての3〜4果採りに向く。日光に当て、葉が果実にかからないように玉をずらし着色させる。 低節位に着果すると、水分の少ない果実になるので注意する。雌花は全体に黄色がかっているが、死に花ではないのでそのまま交配する。果色が黄色の為か、カラスなどによる食害に遭いにくい。 ■播き時期 タネをまくならば、 ハウス:1月上中旬頃〜 2重トンネル:2月上旬頃〜 トンネル:3月上旬頃〜 露地:4月上旬頃〜が目安。温度が高い方が作りやすい。 ■播種方法 温度が低いと発芽しにくい注意する。 整枝は、勢いのある子づるを4本仕立て、3果着果させる。第1番果は、子づる20節以上に着果をさせる。雌花は全体に黄色がかっていますが、死花ではないのでそのまま交配をする。 ■植え付け 畝幅・250〜270cm、株間60〜75cmに1株。梅雨明け後に向けて敷き藁しておくとよい。 ■土壌条件 日あたり良く、肥沃で水はけのよい土壌条件を好みます。晴れた日は、こまめに潅水を。 ■肥料 実がついて野球ボール(または拳)くらいの大きさになった頃に化成肥料で追肥を行います。肥料が効きすぎると「つるボケ」してしまいまうので注意。 ■収穫 収穫目安は、着果節の巻きひげが1/3枯れた頃、花落ちがやや窪む、積算気温900℃程度などが目安です。 ■料理 赤い果肉と黄色いコントラストを生かしてカットすれば、おもてなしのデザートに。キンキンに冷やせば、シャリっとした食感を楽しめます。