品種詳細

収穫期の幅が広い白芯系の中早生品種 ■特性 ● 播種後65日(2.0kg)から収穫でき、約100日(4.0~5.0kg)まで裂球せず肥大し、在圃性がよく収穫期の幅が広い中早生品種。 ● 草姿はやや開張性。耐寒性はやや弱から中程度。 ● 球形は葉重型で尻張りのよい大球円筒形。肉質はやわらかく、品質が優れる。 ● 軟腐病、ウイルス病、べと病、白斑病に特に強い。草勢が強く、栽培しやすい。 ■適応性 一般の秋ハクサイとしては、軟腐病に強いので、8月5日以降からの早まき・早どりに適し、そのまま収穫を遅らせればさらに肥大するので、大玉、多収向けとなります。すなわち10月上旬~12月下旬の長期間収穫にも好適します。とくに暖地では1月下旬までも長く収穫できるので後半は極大玉多収を狙えます。 包被円筒形なので、西南暖地の冬期の雨による球の腐敗も少なく、好まれるタイプです。 土壌適応性は広いですが、保水力のある砂壌土、または壌土に最適です。 ■畑づくり(圃場準備) 有機質に富み保水力のある土づくりが大切です。完熟堆肥や市販の有機質肥料を施用します。未熟堆肥の直前施用は病害虫発生の要因となるので避けます。未熟堆肥を施用する場合、「バイオ21」と米ぬかを混ぜ、3~4日おきに切り返しを2、3回行うと、堆肥が発酵し完熟堆肥になります。 適正酸度は、pH6.0前後に、調整します。 ■肥培管理 土壌診断をもとに適正な肥料設計を行うことが望ましいです。標準として元肥10a当たり窒素成分で15㎏程度とします。追肥は定植2週間後、結球始めに10a当たり窒素成分で2㎏程度施用します。12~2月収穫の場合、収穫間際に肥料切れを起こしやすいですので、もう1、2回施用します。元肥と同時に微量要素剤を施用するとホウ素欠乏症などの予防に効果があります。 ■播種 128穴トレーを使用し、1穴2粒まきとし発芽をそろえます。間引きは本葉1枚時までに早めに行います。 ■定植および定植後の管理 60×40~45㎝株間を標準とします。 ■病害虫防除 コナガ、アブラムシなどの防除で注意すべき点は、同じ系統の農薬を使い続けないことです。同じ農薬を使い続けるとその農薬に対する耐性が早く付きやすくなります。JA、農業改良普及センターなどと相談した上でローテーションを組んで防除に努めましょう。 ■収穫 一般地で年内いっぱいに収穫する場合も、播種後約65日から収穫でき、その後も草勢が衰えることなく、耐病性も強く、裂球もなく、球の肥大が進み、次第に大玉となります。長期にわたっていつでも収穫できる在圃性のきわめて長い画期的なタイプのハクサイです。 尻張りのよい円筒形品種でダンボール出荷用にも適します。
富風

栽培環境・条件

熟期・収穫時期

果実・収量特性

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

聡明

聡明

松永種苗株式会社

共通 べと病耐性 軟腐病耐性 白斑病耐性 ウイルス病耐性 耐寒性

65日型。砲弾型に良く揃い、各種病害にも強い年内収穫黄芯系中早生種。歯切れ良くて美味しい。春まきも可能。 ■主な特長 1. 低温肥大性が高く、春作の直播栽培の65日の早生種である。 2. 中間地・暖地の8月25日以前は種でもウイルス病に強く、生育は順調に進む。 3. 極晩晩抽性で、芯も伸びにくい葉数型品種で、作り易い。 4. 葉は緑色が濃く、球内部の色も黄色が濃い。 5. 球は尻張り、胴張り共に良く砲弾型で適期は種で2.5kg、その後3.0kg以上になる豊産タイプである。 6. 裂球が遅く、収穫が長期間可能である。 7. ウイルス病・ベト病・ナンプ病・ハクハン病その他病害に強い。 ■栽培のポイント 1. は種・育苗 春作での直播は平均気温で、9〜10での時が、は種適期で、それ以下では原則的には温床育苗をする。温床育苗は15〜20℃とするが、床温で最低10℃を下らないようにする。換気は25°C以上で行う。 2. 定植 外気が低温期のトンネル内定植をする場合は本畑の地温を暖めるように工夫し、風のないおだやかな日を選んで行う。 3. 肥料 肥料は元肥中心とし、土質に合わせて加減をする。追肥は結球始めに3〜5kgの窒素と加里を施す。 4. 収穫 初期生育を旺盛にし、大球取りをする。また特に春蒔では初夏の高温期の収穫となり、収穫幅が非常に短く、品質低下が早いので、適期収穫に心がける。

CR歓喜No.100

CR歓喜No.100

株式会社日本農林社

共通 白斑病耐性 軟腐病耐性 ウイルス病耐性 多収性 早生

石灰欠乏症、根こぶ病に強い中早生種 ■特性 ・ネコブ病抵抗性品種で、は種後70~75日で収穫期に達する中早生種。 ・葉は濃緑色で葉数型に属し、立性で余り大きくないので栽培管理が容易である。 ・玉はやや長型で胴張り、尻張り共に良い理想的な砲弾型で、3.5~4kgになる豊産種。 ナンプ・白斑・黒斑・ウイルス病等や石灰欠乏症(アンコ)にも非常に強く栽培し易い。 ■栽培の注意 ・日本で見つかっている代表的なネコブ病菌の混合菌を使用し、 幼苗検定を繰返し行い育成したネコブ病抵抗性品種ですが、 他にも菌の系統があり地域によってはネコブの着生があるかもしれませんので、 あらかじめ御了承下さい。

桜月

桜月

株式会社サカタのタネ

共通 べと病耐性 軟腐病耐性 耐寒性 早生

石灰欠乏症に非常に強く、肥大性に優れる晩抽性の春ハクサイ ■特性 1. 春まきで定植後63日程度で収穫できる早生品種。 2. 外葉は濃緑で頭部はよく包皮する。球形は胴張りする砲弾形で、肥大性に優れ、球長28cm前後、球重3.0kg前後になる。 3. 球内色は全体に黄色が回り、カット販売の商品性が高い。 4. 晩抽性があり、結球性も安定している。 5. 石灰欠乏症によるチップバーンやアンコに非常に強い。 6. 幅広いレースの根こぶ病に耐病性を持つ。 ※レースや菌密度によっては発病する場合があります。 ■適応性 温暖地は、12月20日~翌年1月20日播種、4月上旬~5月上旬収穫、高冷地・冷涼地は、2月下旬~4月下旬播種、5月下旬~7月上旬収穫に適します。 晩抽性で肥大力があり、石灰欠乏症に非常に強く、さまざまな病気に対し比較的強いので、安定した収穫が見込めます。 ■播種、育苗、定植 春まき栽培では、育苗温度13℃以上を目安とし、約1ヶ月は加温・保温育苗をします。過剰な灌水は徒長の原因となるので、高床にし、灌水・温度管理に注意してください。 定植は、本葉7枚ごろまでに行います。老化苗を使うと定植後の活着や生育が悪くなるばかりか、石灰欠乏症の原因にもなります。定植後の極度な低温や乾燥もわき芽発生の原因となるので注意が必要です。 晩抽性品種ですが、極端な早まき、育苗時の低温、老化苗の定植、活着不良、定植後の管理や天候などにより、抽苔する場合があるので注意します。 ■栽培管理 元肥の施肥量は土質、環境、収穫サイズに合わせて調整してください。ホウ素欠乏症などを避けるために、微量要素を併せて施用します。吸肥力が強い品種なので、ゴマ症や芯空洞症を避けるために元肥は抑え気味にし、追肥は2~3回に分けて施します。 また、石灰欠乏症に強い品種ですが、窒素またはカリの過多、過乾燥、過湿によって石灰欠乏症が発生する場合があります。これを防ぐには、ハクサイの根張りをよくすることが大切です。圃場に「バイテクバイオエース」などの有機質肥料や完熟堆肥を投入し、健全な土づくりを心がけることで、生理障害の発生を軽減できます。また、有機質に富んだ圃場のハクサイは風味がよく、品質の向上にもつながります。 ■病害対策 べと病、菌核病、リゾクトニア、軟腐病、黒腐病などの病気の防除をしっかりと行ってください。 ■収穫 55~60日型の一般的な早生品種と比較すると、結球は数日遅くなります。春ハクサイの中では、比較的在圃性がある品種ですが、過度な収穫遅れはゴマ症や芯空洞症、球内の褪色の原因になるので厳禁です。肥大力がある品種なので、肥料過多や5月以降の急激に温度が上昇する時期に芯空洞症が発生する場合があります。高品質のハクサイを出荷するためにも適期収穫を心がけます。

ことぶき

ことぶき

カネコ種苗株式会社

共通 べと病耐性 軟腐病耐性 耐寒性 白斑病耐性

幅広い耐病性で、抜群の作りやすさ! 特性 ●80日タイプの黄芯系中生品種です。 ●軟腐病、黄化病、白斑病、べと病、根こぶ病に強い耐病性を持ちます。 ●草姿が立性で色が濃く、耐寒性が優れます。 ●生理障害の中でも、特に『ごま症』の耐性が優れます。 ●食味が優れるので、漬け物、鍋用途に最適です。 ※根こぶ病に対しては、弊社従来品種より高い抵抗性を持ちますが、地域により異なるレースがあり、発病する場合もございます。あらかじめご了承ください。 栽培要点 ●極端な早まき・早植えは形状が縦長になる傾向がありますので、播種・定植時期に注意してください。

めだか

めだか

ナント種苗株式会社

共通 軟腐病耐性 ウイルス病耐性 耐寒性 早生

50日で収穫可能な極早生ミニ白菜。 密植しても勝ち負け少なく揃い抜群。 【特 徴】 ● 夏・秋・春の三季蒔が可能。_x0007_ 夏・秋・春の三季蒔が可能。 ● 春蒔で播種後45~50日、秋蒔なら60~70日で収穫可能。 ● 400~1200g好きなサイズで収穫でき在圃性も高い。 ● 晩抽性高く耐暑性・耐寒性があり栽培容易。 晩抽性高く耐暑性・耐寒性があり栽培容易。 ● 軟腐病、ウイルス病に強く生理障害も出にくい。 【栽培のポイント】 ● 株間を20〜35cmに変えることで上記のお好きなサイズで収穫することができる。

CR黄駒

CR黄駒

小林種苗株式会社

共通 軟腐病耐性 ウイルス病耐性 多収性 早生

第44回全日本原種審査会一等賞受賞 良質な黄芯系白菜で食味は良く、市場性の高い品種です。 根コブ病に抵抗性があり、作りやすく、球内色鮮やかな多収性中早生種。外葉は濃緑でやや大きく葉面に縮みがあります。草姿は立性で株揃いに優れています。 球頭はよく包皮し、円筒型で胴張り、尻張りともに良く、適期蒔きで、播種後70から75日で3kg程度に達します。 生育は旺盛で、根コブ病のほかウイルス病や軟腐病などの病害に強く、石灰欠乏病などの生理障害にもなりにくい強健種です。 栽培のポイント ・播種後20日位の若苗を定植する。活着後の根張りが良くなり、がっしりと生育します。 ・施肥はやや多めにし、結球完了まで肥効が続くようにしてください。 ・根コブ病には多数のレースがあり、またその分化により抵抗性品種にも根コブのつく場合がありますので、あらかじめご了承ください。