品種詳細

着果性に優れ多収性!黒く輝くホックホク栗カボチャ ■特性 1. 成熟日数45〜50日の黒皮大玉の中晩生品種。 2. 草勢は強いが雌花がよく着生し、着果性が優れる。 3. 葉は収穫期まで丈夫に保てる。 4. 果実は偏円形で2.0kg前後。果皮は濃い黒緑色で貯蔵後の変色が少ない。 5. 果肉は黄橙色。粉質で甘み強く食味が優れる。 ■適応性 露地栽培、抑制栽培に適応します。整枝栽培では春作では子づる2本、抑制作では1本の仕立て方が適しますが、整枝を行わない放任栽培にも適応します。低温条件下では偏平果やサイズ不良の恐れがあるため、比較的遅い作型での栽培が推奨されます。 ■畑づくり(圃場準備) 栽植密度は畝幅3.5~4.0m、つる間隔35~40㎝(2本仕立てや放任栽培では株間60~70cm)を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、「ブラックのジョー」は草勢が強いため、緩効性肥料を主体とした施肥設計が推奨されます。標準施肥量の目安として10aあたり成分で窒素10㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を施します。低温期に栽培する場合は、定植する圃場の地温が15℃以上確保できるよう播種時期を調整するとともに、早めにマルチ張りやトンネルの設置を完了します。 ■播種と育苗 カボチャの発芽適温は25〜30℃です。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因につながるので注意します。発芽したら日中の気温を20〜25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。ポット育苗では本葉2~3枚以降は最低気温10℃程度の低温にあてて雌花数の増加に努めます。また、セルトレー育苗では播種してから2週間程度で定植となるため、育苗中の肥切れや乾燥に注意するとともに圃場準備の遅れが出ないように注意します。 灌水はその日に必要な量だけを与えるよう午前中に行います。苗が小さいとき、天候が悪いときは控えめとし、生育が進むにつれて徐々に灌水量を増加させていきます。どの生育ステージでも夕方になってもしおれが発生せず、土の表面が軽く乾いている状態が理想的です。 ■定植および定植後の管理 気温の低い時期に定植する場合は、晴天日の午前中から遅くとも午後3時までに定植を完了させます。トンネル栽培では、定植後数日は活着を促進するために35℃を越えないように注意しながら管理します。活着後は日中25℃前後を目安に換気を開始し、最低気温が10℃を下回らないよう管理して花芽分化に努めます。 2本仕立てに整枝する場合は本葉4~5枚目で摘芯します。摘芯後、子づるが30cmほどに伸長してきたら生育のそろったつるを2本残して不要なものを除去します。着果予定節位までの雌花とわき芽をかき、つるの伸長方向をそろえていきます。 ■着果と追肥 着果は14~16節に1番果を着果させるよう調節します。着果にはミツバチを使用すると便利です。天候不良や低温でミツバチの活動が悪い場合は、雌花が開花した当日に咲いた雄花を採集し交配に使用します。交配は午前10時ごろを目安に完了すると着果率がよくなります。また、収穫目安のために開花の始まった日を記録しておきます。 追肥は1番果の着果を確認してから窒素成分で10aあたり2kg程度を施用しますが、気象条件や草勢を確認しながら施用時期や量を調節します。 ■収穫 若どりをさけ、開花後約45~50日を目安に果梗部がコルク化した完熟果実を収穫します。収穫は天気のよい日の午前中に行い、日焼けを防ぐために長時間直射日光にさらされないように注意します。収穫する際は果実表面に傷がつかないように丁寧に扱いましょう。その後、倉庫や遮光したハウスなど、風通しのよい場所で果実をしっかりと乾燥させます。 ■貯蔵 長期貯蔵を行う場合は、風乾の完了した果実を気温10℃、湿度50~70%を目安とした場所に保管します。扇風機や換気扇を使用して空気を循環させると腐敗の低減に効果があります。また、気温低下の著しい晩秋以降は保管場所の気温が下がりすぎないように注意します。
ブラックのジョー®

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

栗ざんまい

栗ざんまい

ナント種苗株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 栗カボチャ 高粉質 貯蔵性 晩生

過去最高収量の「壁」を越えろ! 劇的収量性を追求! 【特 徴】 ● 草勢は初期からかなり強く、最後までツル持ち良い。 ● うどんこ病にも強く、収穫前まで葉が残りやすい。 ● 草勢強いものの(低温期作型を除いた)通常作型において着果数が多く、肥大性にも優れるので結果として収穫果数が多くなり収量性が極めて高い。 ● 果実サイズ5~7玉サイズで果皮色は濃い緑色。 ● 肉質は粉質性で甘みも強く美味しい。 ● 成熟日数50日程度の中晩生。 ● 貯蔵中の腐りが極めて少ない。 ● 草勢が付きにくい瘦せ地や砂丘地での栽培にも好適。 【栽培のポイント】 ● 低温期を除いた露地・トンネル作に好適。多肥栽培・元肥一発の栽培や極めて早出しの作型には不向き。 ● 草勢が初期から強いため、元肥を減肥し、減らした分を追肥に回すのが良い。特に肥えた圃場では元肥の窒素量を半分に減らし、残りを追肥に回す。 ● 草勢強いため交配期の段階で過繁茂でない状態であることが最重要。元肥の減肥とともに、交配までは脇芽取りを欠かさないこと。 ● 整枝が出来ない圃場では株間を広げて栽植本数を減らし、着果時の採光性を良くする方が収量アップに繋がる。 ● 貯蔵中の腐敗は少ないが、果皮色の退色がやや早いので注意する。

雪化粧200

雪化粧200

株式会社サカタのタネ

共通 栗カボチャ 高粉質 貯蔵性 多収性 晩生

着果性がよく、「雪化粧」より早生で多収の白皮カボチャ ■特性 1.草勢強く、低温伸長性に優れる。 2.「雪化粧」と比較して着果が早くから始まる。 3.成熟日数は開花後50日前後の中晩生品種。 4.果実は2kg前後の扁円形大玉。果皮は雪化粧と同じ白色で淡灰色の斑点が入る。 5.果肉は淡い黄色。 6.収穫直後は極粉質で甘みに乏しいため、1か月程度の貯蔵期間をおいてからの消費が好ましい。貯蔵を経ることで甘みが増して食味が最高になる。 ■適応性 露地栽培での遅い作型での子づる2本仕立ての整枝栽培が適しています。でんぷんを果肉に多く蓄積する品種であり、冷涼な気候で特性が発揮されます。 ■栽培時期 播種日は果実の肥大完了から収穫時期にいたる期間で高温や秋雨の影響を受けないよう設定します。この期間の高温はでんぷんの蓄積を抑制し、また降雨は果実の腐敗や根傷みからくる果実の品質低下につながるので注意が必要です。 ■畑づくり(圃場準備) 排水のよい圃場を選んで定植の準備を行います。栽植密度は畝幅4m、つる間隔35~40㎝を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、標準として10aあたり成分で窒素8㎏、リン酸18㎏、カリ12㎏を施します。地温確保、乾燥防止のために早めにマルチ張りを行います。 ■播種と育苗 カボチャの発芽適温は25~30℃です。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因となります。発芽したら日中の気温を20~25℃を目安に管理し、本葉1枚になるまでに地温を18℃前後まで徐々に下げてがっちりとした苗を作ります。灌水はその日に必要な量だけをやるよう午前中に行います。セル苗育苗では72穴トレーが推奨されますが、このサイズのトレーでの定植は播種後2週間~20日、本葉1枚展開のときに行います。 ■定植および定植後の管理 ポット苗は定植に先立って本葉4~5枚目で摘芯しておきます。定植は晴天日の午前中から遅くとも午後3時までに完了させます。活着の促進のため、深植えは避けます。セル苗では活着して伸長を開始してから摘芯となります。 ■整枝方法 (2本仕立て)子づるが30cmほどに伸長してきたら生育のそろったつるを2本残して不要なものを除去します。着果予定節位までの雌花とわき芽をかき、つるの伸長方向をそろえていきます。 ■着果と追肥 着果は15節前後に1番果を着果させるよう調節します。収穫目安のために開花の始まった日を記録しておきます。追肥は1番果の着果確認後に窒素成分で10aあたり2kg程度を施用します。 ■収穫 開花後約50日を目安に、果梗部がコルク化した完熟果実を収穫します。収穫は天気のよい日の午前中に行い、収穫後は直射日光を避けて風通しのよい場所で風乾します。風乾が完了したら15℃前後で湿気の少ない暗所に貯蔵します。貯蔵を経ることで甘みが増して食味が最高となるので、出荷のタイミングが早すぎないよう注意します。

栗ざんまい弐号

栗ざんまい弐号

ナント種苗株式会社

共通 ハウス・トンネル栽培向き 栗カボチャ 高粉質 貯蔵性 多収性

過去最高収量の「壁」を越えろ!~その弐~ 【特 徴】 ● 草勢は「栗ざんまい」同様の強勢タイプでありながら、雌花数を増やし、より着果性能をアップ。低温期~夏作にかけて着果が安定。 ● 【作りやすさと収量性】を重視した品種で、初心者でも栽培容易。 ● 低温期でも肥大性が良好。一方、夏収穫作では着果数多く過肥大もおこし難く、5玉サイズ中心で揃う。 ● 果皮は濃緑色。「栗ざんまい」より濃く仕上がる。 ● 肉質は粉質性で美味(※一般に着果数が多いと粉質性は減る傾向)。 ● 初期節間が詰り、ハウス・トンネル作でも栽培管理しやすい。 ● 草勢維持しやすく、収穫前まで葉枯れが少ない。 ● 株元着果、繁茂状態でも蔓傷付きにくく、イボの発生も少ない。 ● 成熟日数は45~50日。貯蔵性(腐敗によるロス)は「栗ざんまい」の方が優れる。 【栽培のポイント】 ● 「栗ざんまい」同様、樹勢は強いので肥畑では2割程度減肥推奨。

くり大将

くり大将

トキタ種苗株式会社

共通 栗カボチャ 高粉質 貯蔵性 ハウス・トンネル栽培向き 多収性

早生、大型果、多収。後熟不要で収穫直後からあまくてホクホク ■特性 ●着果後45日程度で収穫可能な早生●従来の早生種に比べ、果重2kg程まで肥大●雌花着果多く多収●収穫直後から糖度が高く、果肉は粉質で食味が非常に良い●果肉色は橙黄色●早生品種の中でも最も長期間、粉質な肉質を維持する ■栽培上の注意 ●子蔓2本仕立て、親蔓1本仕立て栽培に好適。早熟性を活かせる春作が特に好適。 ●収穫直後から糖度が高く、後熟の必要が無い。長期貯蔵性は、「くり将軍」がより優れる。用途に応じ使い分けて欲しい。 ■播き時期 一般地2-3月まき(ハウス、トンネル育苗) ■播種方法 育苗後定植。春先の早い作型ではトンネル内に定植する ■植え付け 子蔓2本仕立てや親蔓1本仕立て。早熟性を生かした春作が好適。 ■土壌条件 肥沃な土壌が良い。追肥を適切に与える。 ■肥料 元肥は圃場条件、前作により異なりますが窒素、リン酸、加里それぞれ全量で10〜15cm施すのが基本 ■収穫 収穫直後から糖度がのり、後熟不要。長期の貯蔵には向かない為、出荷は収穫後50日位までを目安 ■料理 天ぷら、蒸し物、煮もの

マロンスター157

マロンスター157

朝日アグリア株式会社

共通 栗カボチャ 高粉質 貯蔵性 ハウス・トンネル栽培向き 多収性

大玉種の最高峰。圧倒的な収量性と貯蔵性 【特 徴】 ・プリメラ115の作りやすさをそのままに、貯蔵性、収量性を付加した大玉品種です。 ・草姿はコンパクトで葉柄は短く、葉折れ倒伏少なく風に強く、大玉を狙う促成栽培や抑制栽培にも適する。 ・肥大性に優れ、玉サイズ2.0~2.5kgとなる大玉種。果皮の凹凸少なく、濃緑で貯蔵時の色落ちも少ない。 ・交配後53~55日で収穫できる中生種で果肉も厚くカット売りに最高。 ・肉質は強粉質で大変おいしく特に糖化の遅い品種で、収穫時から2~3カ月の⾧期貯蔵も可能。 ・収穫直後の肉質は粉質でホクホク、しっかり貯蔵した場合は、糖化がすすみ滑らかな肉質となる。 【栽培のポイント】 ・肥料は窒素成分で10a当り10~12kgの管理とする。 ・雌花の着生は安定しており株元50cm以降から着果させるのが望ましい。

栗のめぐみ2号

栗のめぐみ2号

朝日アグリア株式会社

共通 栗カボチャ 高粉質 貯蔵性 多収性 晩生

強粉質の短節間品種、食味良く貯蔵性抜群 ※品種登録出願番号:第37608号 農研機構 北海道農業研究センターとの共同開発品種 「海外持出禁止」 【特 徴】 ・放任栽培が可能で栽培容易な短節間品種。株元近くに着果して安定肥大する ・果重は2.0~2.5kgと玉肥大がよく、果皮色は濃緑で果実の日焼けが出にくい ・肉質は強粉質のメルティング質でおいしい ・収穫1ヵ月後以降から出荷。貯蔵性よく、2ヵ月以上の貯蔵が可能 ・草勢は非常に旺盛。元肥は窒素成分で10-12kgを目安とする ・交配後50-55日を目安、積算温度1,000度で収穫できる中晩生品種 【栽培のポイント】 ・密植(800本/10a)を目安として放任栽培で省力と多収の両立が可能 ・肥料には鈍感で、より多収を目指した多肥栽培(窒素分20kg~/10a)でも着果性落ちない ・従来品種と比較して短節間性が強く初期の蔓伸びは極めてゆっくりとなる