熟期・収穫時期

晩生のカボチャ品種一覧 全15種類

晩生カボチャ 晩生カボチャとは 晩生カボチャとは、着果から収穫・食べ頃までの日数が比較的長い品種群を指す熟期区分の一つです。カボチャの熟期は「極早生」「早生」「中生」「晩生」に大別され、晩生品種は着果後おおむね50〜55日程度で収穫適期を迎

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ノリタケ ファインバブル装置 — 株重量+27% 糖度+31% 病害抑制

晩生について

晩生カボチャ

晩生カボチャとは

晩生カボチャとは、着果から収穫・食べ頃までの日数が比較的長い品種群を指す熟期区分の一つです。カボチャの熟期は「極早生」「早生」「中生」「晩生」に大別され、晩生品種は着果後おおむね50〜55日程度で収穫適期を迎え、さらに収穫後の追熟期間(キュアリング)を含めると、食べ頃になるまでに1か月以上を要するものが多いです。

晩生品種の特徴は、果実の成熟にじっくりと時間をかけることで、果肉のデンプンが十分に蓄積され、食味が高い果実が得られる点にあります。カボチャの食味はデンプン含量と密接に関連しており、晩生品種は果肉が粉質(ホクホク)に仕上がる品種が多い傾向にあります。

日本国内で栽培されるカボチャは大きく西洋カボチャ(栗カボチャ)と日本カボチャに分かれますが、晩生品種は主に西洋カボチャの品種群に多く見られます。西洋カボチャは粉質で甘みが強い食味が特徴であり、晩生品種ではこれらの品質特性がさらに強化される傾向にあります。

ここで注意が必要なのは、カボチャの「晩生」は果実の成熟に時間がかかることを意味するのであって、蔓(つる)の伸長速度が遅いこととは必ずしも同義ではないという点です。蔓の生育は旺盛であっても、果実の成熟がゆっくり進む品種が晩生に分類されます。

この特性の魅力

晩生カボチャの最大の魅力は、食味の良さと貯蔵性の高さが両立する点にあります。長い成熟期間をかけて果肉にデンプンが蓄積されるため、ホクホクとした食感と強い甘みを持つカボチャが収穫できます。これは、消費者や実需者から高い評価を受ける品質特性です。

まず押さえておきたいのが、晩生品種の貯蔵性の高さです。果皮が硬くしっかりしている品種が多いため、適切な条件下(風通しの良い涼しい場所)で2〜3か月以上の保存が可能な品種もあります。この貯蔵性を活かして、秋〜冬にかけての長期出荷が実現できます。

カボチャの市場価格は、収穫ピークの7〜8月に下落し、端境期の秋〜冬に上昇する傾向にあります。晩生品種の貯蔵性を活かして10月〜12月のハロウィン需要や冬至需要に合わせた出荷を行うことで、高値での販売が期待できます。特に冬至のカボチャ需要は根強く、この時期に品質の良い国産カボチャを出荷できることは経営面で大きなメリットです。

追熟によって食味が向上することも、晩生品種の特徴的な魅力です。収穫直後よりも一定期間追熟させた方が、デンプンの糖化が進んで甘みが増します。この追熟期間を貯蔵期間として活用できるため、収穫後の保管と食味の向上を同時に実現できます。

一方で、デメリットとしては、収穫までの栽培期間が長いことに伴う圃場の占有期間の長さが挙げられます。また、果実の成熟に時間がかかるため、秋の低温・日照不足の影響を受けると果実の充実が不十分になるリスクがあります。

適した作型と地域

晩生カボチャは、露地栽培が主体であり、4月〜5月に定植して8月〜9月に収穫する作型が一般的です。トンネル栽培やマルチ栽培と組み合わせることで、定植時期を前倒しして栽培期間を確保する方法もとられています。

地域的には、カボチャの主産地である北海道、鹿児島県、茨城県、長野県などで晩生品種が栽培されています。特に北海道は国産カボチャの最大産地であり、広大な面積で晩生品種を含む多様な品種が栽培されています。

意外と知られていないのですが、晩生品種は果実の成熟に一定の積算温度が必要であるため、冷涼な地域では栽培期間が長くなる傾向にあります。北海道では、5月に定植して9月〜10月に収穫する作型が一般的ですが、晩生品種の場合は初霜の時期との兼ね合いで収穫時期が制約される場合があります。十分な成熟期間を確保できる地域・作型で栽培することが重要です。

暖地では、栽培期間に余裕があるため晩生品種の栽培に適していますが、夏場の高温・多湿によるうどんこ病やつる枯病の発生リスクが高まる点に注意が必要です。

栽培のポイント

晩生カボチャの栽培では、果実の充実を最大化するための管理と、長い栽培期間を通じた病害虫対策が重要です。

播種・定植は、地温が15度以上に安定してから行うのが基本です。カボチャは霜に弱い作物であるため、終霜後の定植が原則ですが、マルチやトンネルを活用することで安全に定植時期を早めることができます。

整枝管理は、品種の草勢と栽培面積に応じた方法を選びます。親づる1本仕立て、子づる2〜3本仕立てなどの方法がありますが、晩生品種は蔓の勢いが強いものも多いため、適度な整枝で果実への養分集中を図ります。着果数は株当たり2〜3果が目安ですが、品種の特性と目標とする果実サイズに合わせて調整します。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。晩生品種の食味を左右する最大のポイントは、収穫適期の見極めです。果皮の色が品種固有の色に十分に変わり、爪で押しても果皮に傷がつかない程度に硬化し、果梗(ヘタの部分)がコルク化してきた時が収穫の目安です。収穫が早すぎるとデンプンの蓄積が不十分で食味が落ち、遅すぎると果実の品質が低下する場合があります。

収穫後の追熟(キュアリング)は、晩生品種では特に重要な工程です。風通しの良い日陰で1〜4週間程度追熟させることで、デンプンの糖化が進み甘みが増します。追熟中の温度は10〜15度程度が適しており、高温多湿環境では腐敗のリスクが高まります。

施肥管理では、カボチャは肥料吸収が旺盛な作物ですが、窒素過多は蔓ぼけ(過剰な栄養生長で着果が悪くなる状態)の原因になります。元肥を中心とした施肥設計とし、着果後の追肥で果実の肥大を支えます。

病害虫対策としては、うどんこ病が最も一般的な病害です。収穫期まで葉を健全に保つことが果実の充実に直結するため、うどんこ病の予防的防除が重要です。害虫ではアブラムシ類、ウリハムシの被害に注意が必要です。

品種選びのコツ

晩生カボチャの品種選びでは、食味と貯蔵性を軸にした検討が重要です。

  • 果肉の質: 粉質(ホクホク系)か粘質(しっとり系)かは、品種の最も基本的な特性です。市場や消費者の好みに合った果肉質の品種を選びます
  • 甘みの強さ: 糖度は品種間で差があります。食味重視の直売所向けでは高糖度品種が有利です
  • 貯蔵性: 貯蔵可能な期間は品種によって1〜3か月以上と幅があります。出荷計画に合った貯蔵期間を持つ品種を選びます
  • 果実のサイズ: 1.5〜2kgの中型果が市場では主流ですが、品種によって果実の大きさに差があります
  • 外観品質: 果皮の色、光沢、果形の揃いが市場での評価に影響します
  • 耐病性: うどんこ病への耐性は、長期栽培の安定性に直結する重要な選定基準です

品種選びで見落としがちなのが、追熟後の品質変化です。品種によって、追熟初期に食味がピークを迎えるものと、長期間追熟しても食味が安定しているものがあります。販売計画に合わせて、食味のピーク期と出荷時期が合致する品種を選ぶことが重要です。

試作時には、収穫時と追熟後の食味を比較評価し、品種ごとの最適な追熟期間を把握することが品種選定の基本です。カボチャは1年1作の作物であるため、2〜3年の試作データの蓄積が安定した品種選びにつながります。

市場動向とこれから

晩生カボチャは、貯蔵カボチャとして秋〜冬の国産カボチャ需要を支える品種群として、安定した市場地位を占めています。特に、冬至需要やハロウィン需要に合わせた出荷は、国産カボチャの販売促進において重要な機会です。

品種育成の面では、食味と貯蔵性のさらなる向上が重要な育種目標です。粉質で甘みが強く、かつ長期間の貯蔵に耐える品種の開発が進んでいます。また、うどんこ病耐性やウイルス病耐性を兼ね備えた品種の充実も、栽培安定性の向上に寄与しています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、国産カボチャは輸入カボチャ(主にニュージーランド産、メキシコ産)との競合関係にあります。特に端境期には輸入カボチャの比率が高まるため、国産の晩生品種を貯蔵して端境期に出荷することの意義は大きいです。品質面では国産カボチャへの消費者の支持が強いため、食味に優れた晩生品種の安定供給が市場での競争力を維持する鍵となります。

今後の展望としては、カット野菜や冷凍食品向けの加工用途での需要拡大に伴い、加工適性に優れた晩生品種への関心が高まると予想されます。果肉の色、加熱後のテクスチャー、カット後の変色防止など、加工用途ならではの品質要件に対応した品種の開発が進められています。

まとめ

晩生カボチャは、果実の成熟にじっくりと時間をかけることで、粉質で甘みの強い食味と高い貯蔵性を実現する品種群です。追熟によって食味がさらに向上する特性を持ち、秋〜冬の端境期に高品質な国産カボチャを供給できることが最大の強みです。

品種選びにあたっては、果肉質・甘み・貯蔵性・果実サイズ・耐病性を総合的に評価し、出荷計画に合った品種を選定することが重要です。栽培面では、十分な成熟期間の確保、収穫適期の的確な判断、適切な追熟管理が食味と貯蔵性の確保につながります。自分の栽培地域の気象条件と販売戦略に合った品種を、試作を通じて見極めていくことが重要です。

15品種 表示中
夢浪漫

夢浪漫

株式会社武蔵野種苗園

貯蔵性に非常に優れ、着果と果揃いが良い中晩生種 特性 ●成熟日数は50日の中晩生タイプ。 ●貯蔵性に優れ、腐敗果の発生は非常に少ない。 ●着果性(1蔓2果着果)・果揃いに優れ、果数が多く収量性が高い。 ●果重は2.3kg前後で、果形は腰高扁円。 ●草勢はやや強く、蔓伸びが良い。葉柄が短く、葉折れしにくい。 栽培のポイント ●夏の終わりに収穫し、風通しが良く直射日光の当たらない場所で保存すると他品種より長く保存できる。 ●より長期貯蔵を行う場合は、日の当たらない倉庫内で理想的には温度10~13℃が適する。

カンリー2号

カンリー2号

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

・在来種の自然交雑自生系統から選抜育成した緻密極紛質の系統と紛粘質の栃木県在来種の交配種。 ・草勢は極めて強く、地力の低い土壌でも栽培可能。 ・中晩生種でカンリーに比べて長期間高品質が保たれ、貯蔵性が高く、収穫後3~5か月頃までが食べ頃。 ・果実は黒緑色のコマ形、果重1.6kg 前後。 ・果肉色が濃橙色の紛粘質で甘栗のような濃厚な食味。 ・うどんこ病に強くツル持ちが良い。

かちわり

かちわり

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

・山形県米沢市の在来種から選抜育成した中晩生種。 ・果実1.2kg前後、果形は洋ナシ型。 ・肉質は緻密強粉質で甘栗のような濃厚な食味。 ・貯蔵性高く6ヶ月間の長期貯蔵でも食味が低下しない。収穫後3~5ヶ月が食べ頃。 ・直売や自家用に最適の冬至南瓜。

ケイセブン

ケイセブン

公益財団法人自然農法国際研究開発センター

・冬至南瓜の交配種。 ・果重1.3kg前後、小さめの果実のわりに重く緻密で果揃いの良い中晩生種。 ・果実は淡灰色の扁円形で肉質はホクホクして粉質が極めて強い。 ・収穫直後でも甘味が強く、長貯蔵しても高品質が保たれる。収穫後3~5ヶ月が食べ頃。 ・育てやすく計画出荷に最適。

鹿ケ谷かぼちゃ

鹿ケ谷かぼちゃ

株式会社タカヤマシード

多価不飽和脂肪酸とリノレン酸を多く含む ■特性 1.京都山城地区起源の日本カボチャである。 2.葉は切れ込みが少なく、やや角ばっている。葉脈の交差点に白斑を生じ、葉色は濃く、柔毛がある。 3.本種は赤系晩生種で、果形はひょうたん形。果長は20~25cm果重2~3kg程度となる。 4.果実は未熟期には深緑色で、表面に大小の数多くの瘤があり、完熟期には白い粉がふき地色は淡い柿色に変色する。 ■ポイント 1.湿害に弱いため高畦栽培とし、梅雨期には排水に注意する。 2.整枝が必要で、子づる4本仕立てとし15節ぐらいに3~4果着果させると、形の良いひょうたん形となる。 低節位又は孫づるの先に着果させると小果になる。高節位着果(3~4番花)はくびれが悪く瘤がほとんど出なくなる。

鹿ケ谷(ししがたに)

鹿ケ谷(ししがたに)

丸種株式会社

ひょうたん形の大型カボチャ! 1. 果形は独特のひょうたん形で、果重は2~4kgになる大型の晩生種、果皮にコブが発生します。 2. 果色は深緑色で熟すと淡い柿色になり、食用にはもちろん観賞用に最適です。

グラン・モンブラン

グラン・モンブラン

ナント種苗株式会社

果実肥大に優れ4~5玉サイズ中心。着果数多く、高収量。 粉質性としっとり感が共存した豊かな味わいと、腐敗・退色遅い貯蔵性。 青果用・加工用共に真価を発揮する栗系の最新品種 ■特徴 ・肥大性・収量性が非常に高い。5玉サイズ中心であるが、4玉の割合も高いため、加工向けとしても能力発揮。果皮は極濃緑色。退色遅く、貯蔵向けと言われる品種群と比べても腐敗が遅いため、歩留まりが高い。肉質は粉質性。しっとり感も共存して食味が良く、肉崩れもしにくい。草勢はやや強い。成熟日数45~50日の中晩生タイプ。マルチ付近の低節位着果でも十分肥大し、摘果が不要。 ■栽培のポイント ・玉肥大が優れ、従来品種よりも1階級ほど大きくなりますので、元々大玉に仕上がる圃場だと肥大が良すぎる場合もあります。過肥大が心配される場合は減肥、多くて2割減を目安とする。 ・(特に低温時期に)初期から草勢が強いと(木ボケ気味になると)、着果不良や変形果実が見られるので、初期から肥効を強く効かせるよりも、追肥主体とする。若しくは、緩効性肥料を用いると良い。慣行品種の施肥量が反あたり窒素成分10~12kgの場合、当品種は少し控え目の8~10kgが良い。(内、追肥を2~3割とするのが良い)。

ブラックのジョー®

ブラックのジョー®

株式会社サカタのタネ

着果性に優れ多収性!黒く輝くホックホク栗カボチャ ■特性 1. 成熟日数45〜50日の黒皮大玉の中晩生品種。 2. 草勢は強いが雌花がよく着生し、着果性が優れる。 3. 葉は収穫期まで丈夫に保てる。 4. 果実は偏円形で2.0kg前後。果皮は濃い黒緑色で貯蔵後の変色が少ない。 5. 果肉は黄橙色。粉質で甘み強く食味が優れる。 ■適応性 露地栽培、抑制栽培に適応します。整枝栽培では春作では子づる2本、抑制作では1本の仕立て方が適しますが、整枝を行わない放任栽培にも適応します。低温条件下では偏平果やサイズ不良の恐れがあるため、比較的遅い作型での栽培が推奨されます。 ■畑づくり(圃場準備) 栽植密度は畝幅3.5~4.0m、つる間隔35~40㎝(2本仕立てや放任栽培では株間60~70cm)を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、「ブラックのジョー」は草勢が強いため、緩効性肥料を主体とした施肥設計が推奨されます。標準施肥量の目安として10aあたり成分で窒素10㎏、リン酸20㎏、カリ15㎏を施します。低温期に栽培する場合は、定植する圃場の地温が15℃以上確保できるよう播種時期を調整するとともに、早めにマルチ張りやトンネルの設置を完了します。 ■播種と育苗 カボチャの発芽適温は25〜30℃です。播種時の地温不足や過湿・乾燥は発芽のムラを引き起こす原因につながるので注意します。発芽したら日中の気温を20〜25℃を目安に管理し、地温は本葉1枚になるまでに18℃前後まで徐々に下げていくようにしてがっちりとした苗を作ります。ポット育苗では本葉2~3枚以降は最低気温10℃程度の低温にあてて雌花数の増加に努めます。また、セルトレー育苗では播種してから2週間程度で定植となるため、育苗中の肥切れや乾燥に注意するとともに圃場準備の遅れが出ないように注意します。 灌水はその日に必要な量だけを与えるよう午前中に行います。苗が小さいとき、天候が悪いときは控えめとし、生育が進むにつれて徐々に灌水量を増加させていきます。どの生育ステージでも夕方になってもしおれが発生せず、土の表面が軽く乾いている状態が理想的です。 ■定植および定植後の管理 気温の低い時期に定植する場合は、晴天日の午前中から遅くとも午後3時までに定植を完了させます。トンネル栽培では、定植後数日は活着を促進するために35℃を越えないように注意しながら管理します。活着後は日中25℃前後を目安に換気を開始し、最低気温が10℃を下回らないよう管理して花芽分化に努めます。 2本仕立てに整枝する場合は本葉4~5枚目で摘芯します。摘芯後、子づるが30cmほどに伸長してきたら生育のそろったつるを2本残して不要なものを除去します。着果予定節位までの雌花とわき芽をかき、つるの伸長方向をそろえていきます。 ■着果と追肥 着果は14~16節に1番果を着果させるよう調節します。着果にはミツバチを使用すると便利です。天候不良や低温でミツバチの活動が悪い場合は、雌花が開花した当日に咲いた雄花を採集し交配に使用します。交配は午前10時ごろを目安に完了すると着果率がよくなります。また、収穫目安のために開花の始まった日を記録しておきます。 追肥は1番果の着果を確認してから窒素成分で10aあたり2kg程度を施用しますが、気象条件や草勢を確認しながら施用時期や量を調節します。 ■収穫 若どりをさけ、開花後約45~50日を目安に果梗部がコルク化した完熟果実を収穫します。収穫は天気のよい日の午前中に行い、日焼けを防ぐために長時間直射日光にさらされないように注意します。収穫する際は果実表面に傷がつかないように丁寧に扱いましょう。その後、倉庫や遮光したハウスなど、風通しのよい場所で果実をしっかりと乾燥させます。 ■貯蔵 長期貯蔵を行う場合は、風乾の完了した果実を気温10℃、湿度50~70%を目安とした場所に保管します。扇風機や換気扇を使用して空気を循環させると腐敗の低減に効果があります。また、気温低下の著しい晩秋以降は保管場所の気温が下がりすぎないように注意します。

栗ざんまい

栗ざんまい

ナント種苗株式会社

過去最高収量の「壁」を越えろ! 劇的収量性を追求! 【特 徴】 ● 草勢は初期からかなり強く、最後までツル持ち良い。 ● うどんこ病にも強く、収穫前まで葉が残りやすい。 ● 草勢強いものの(低温期作型を除いた)通常作型において着果数が多く、肥大性にも優れるので結果として収穫果数が多くなり収量性が極めて高い。 ● 果実サイズ5~7玉サイズで果皮色は濃い緑色。 ● 肉質は粉質性で甘みも強く美味しい。 ● 成熟日数50日程度の中晩生。 ● 貯蔵中の腐りが極めて少ない。 ● 草勢が付きにくい瘦せ地や砂丘地での栽培にも好適。 【栽培のポイント】 ● 低温期を除いた露地・トンネル作に好適。多肥栽培・元肥一発の栽培や極めて早出しの作型には不向き。 ● 草勢が初期から強いため、元肥を減肥し、減らした分を追肥に回すのが良い。特に肥えた圃場では元肥の窒素量を半分に減らし、残りを追肥に回す。 ● 草勢強いため交配期の段階で過繁茂でない状態であることが最重要。元肥の減肥とともに、交配までは脇芽取りを欠かさないこと。 ● 整枝が出来ない圃場では株間を広げて栽植本数を減らし、着果時の採光性を良くする方が収量アップに繋がる。 ● 貯蔵中の腐敗は少ないが、果皮色の退色がやや早いので注意する。

神の杜

神の杜

ナント種苗株式会社

プレミアム高粉質栗系。 貯蔵後の肉質・食味水準が秀逸。 耐腐敗性優れ、退色遅く、貯蔵性も極める。 ■特徴 ・極めて粉質度の高いプレミアム品質の南瓜。 ・交配後45~50日で収穫となる中晩生タイプ。 ・耐腐敗に優れ、果皮の退色が遅く、貯蔵性が非常に高い。 ・果皮色は極めて濃い黒色。扁平形で安定。玉揃い良く、粉質の果肉品質の揃いも良い。腐敗ロスが少なく、青果用として抜群の能力を発揮。 ・草勢は中程度の強さ。「特濃こふき」が低節位の節間が短くなるのに対し、「神の杜」は低節位からツルが伸びるタイプ。 ・草丈が低く、倒伏しづらいため、日焼け果の発生も少ない。 ・貯蔵中に果皮の外観を維持しつつ、肉質は糖化と共に甘さと粉質性がバランス良く融合してゆく、非常に美味。 ・「特濃こふき」と比べて、ホクホク度が長く維持。糖化がゆっくりなため、貯蔵性が向上。また箱詰めしやすい形状。 ■栽培のポイント ・肥料設計についてはやや多肥栽培が適し、追肥主体として後半にかけて草勢を維持し、着果した果実をしっかり肥大させて、収量をUPさせるのが良い。 ・同様の理由により、放任栽培では小玉傾向となりやすい。よって、整枝栽培が好適。もしくは放任栽培でも収穫までしっかりと葉を持たせる栽培が適する。 ・慣行施肥量が反当たり窒素成分10~12kgの場合、当品種は少し多めの12kgが良い(内、追肥を3~4割とする)。 ・痩せ地よりも、肥えた圃場を得意とする(※「特濃こふき」と同じ傾向となる)。 ・斑点細菌病に対し、発生しやすい畑においては特に定期的な銅剤散布を推奨する。

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