果実・収量特性

多収性のカブ品種一覧 全9種類

多収性カブ 多収性カブとは 多収性カブとは、種苗メーカーが多収、豊産、または収量の多さを示すカブをまとめるタグです。生育旺盛、肥大がよい、形がそろうという記載という記載だけでは判定せず、品種自身の特性として明確に示されていることを条件にしま

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多収性について

多収性カブ

多収性カブとは

多収性カブとは、種苗メーカーが多収、豊産、または収量の多さを示すカブをまとめるタグです。生育旺盛、肥大がよい、形がそろうという記載という記載だけでは判定せず、品種自身の特性として明確に示されていることを条件にします。栽培方法から結果を推測したり、別品種との説明をその品種の特性として読んだりはしません。

このタグは、品種選びの候補を絞る入口です。表示があっても、あらゆる地域や作型で同じ結果になることを保証するものではありません。メーカーが示す作型、収穫サイズ、比較対象、注意事項を読み、予定する圃場と販売規格に合うかを確かめます。

生産者にとっての比較価値

限られた面積や作期で販売可能量を比較する際に、収量性が明記された品種を候補にできます。カブは生育期間が比較的短く、同じ品種でも播種時期、水分、施肥、収穫サイズによって品質が変わります。そのため、特性名だけでなく、その特性が現れる条件をセットで比べることが大切です。

経営面では、総収穫量だけでなく、選別後の販売可能量、調製時間、収穫回数、欠品の有無まで見ます。面積当たりの総重量、選別後重量、規格内率、栽培日数、調製時間を記録すると、種苗カタログの評価を自園の判断材料へ置き換えられます。一作だけの印象ではなく、季節を変えて確認すると安定性も見えます。

判定基準と確認する言葉

このタグでは、多収、多収性、豊産、収量が多い、良質多収といった肯定的な表現を直接根拠にします。似た意味に見えても、栽培上の注意、発生原因の説明、一般的なカブの性質は含めません。「しやすい」「遅れると発生する」など反対の意味を持つ文も除外します。

メーカーによって表現の粒度は異なります。数値や比較品種が示されていれば、その条件も確認します。明記がない場合は、写真や品種名だけから判断しません。タグの該当数が少なくても、直接根拠があり、探す人に明確な価値があれば独立した比較軸として扱います。

栽培条件との関係

収量は栽植密度、収穫サイズ、作期、土壌、肥培管理、病害虫によって変わります。品種特性が有利でも、土壌水分や肥効が大きく変動すると、期待する品質が現れないことがあります。播種床を均一に整え、発芽と初期生育をそろえ、急激な生育変化を避けるという基本管理は共通して重要です。

作型を移す場合は、元の説明にある地域や時期をそのまま全国へ広げて解釈しません。露地と施設、春まきと秋まきでは条件が違います。メーカーの作型図や地域区分を確認し、地域の普及情報と自園の記録を重ねて、狙う収穫期で特性が再現するかを見ます。

品質と販売規格への影響

総重量が多くても、割れ、変形、内部障害、葉の傷みが多ければ販売可能量は増えません。カブでは根の外観だけでなく、葉付き出荷か根だけの出荷か、収穫する直径、洗浄や結束の方法によって評価が変わります。同じ畑から取れても、販売先ごとの規格に通る割合を分けて記録する必要があります。

見た目がそろっていても、肉質、食感、辛味、甘味、保存中の変化は別の特性です。このタグだけで食味や日持ちまで優れるとは判断しません。直売、青果市場、加工、飲食店など、納入先が重視する条件を先に整理し、必要な別タグと組み合わせます。

ほかの特性との関係

多収性と早太り、肥大性、そろいのよさは近く見えますが同じではありません。関連する特性が同時に記載されていても、それぞれを独立して確認します。一つの性質から別の性質を自動的に推定しないことが、タグを比較に使える状態に保つポイントです。

品種には、早太り、晩抽性、耐病性、根形、葉姿、用途など複数の軸があります。ある軸が優れていても、別の軸では販売計画に合わないことがあります。まず必須条件を決め、次に望ましい条件を重ねると、短いタグ名だけに引っぱられずに比較できます。

試作と記録の進め方

導入時は、現在使っている対照品種と同じ播種日、面積、栽植密度、管理条件で小規模に比べます。播種日、発芽日、間引き日、収穫日、収穫時の直径と重量、規格内率、廃棄理由を記録します。株数、欠株、収穫重量、選別後重量、作業時間も同じ基準で観察します。

収穫適期を一日だけで判断せず、数回に分けて品質の変化を見る方法も有効です。記録には天候や灌水、追肥など結果に影響した条件を残します。差が出なかった場合も重要な情報です。条件を変えずに再試験するか、作期を変えるかを区別して次の計画へつなげます。

品種選びの注意点

メーカーの多収評価に試験条件が示されている場合は、その面積、密度、収穫サイズを確認します。種子の入手性、価格、ロット、必要量も確認し、品種特性だけで作付け全体を切り替えないようにします。表示内容が更新されることもあるため、購入時点のメーカー情報を確認してください。

タグはメーカーの明記を整理したもので、圃場での成績表そのものではありません。地域の標準品種や過去の実績と比べ、販売可能量と品質の両方で判断します。病害が課題なら耐病性、低温期なら抽苔性など、圃場の主要な制約を先に満たしているかも確認します。

まとめ

多収性カブは、メーカーが多収、豊産、または収量が多いことを明記したカブを探すためのタグです。生育旺盛、肥大がよい、形がそろうという記載だけからは付与せず、品種自身への肯定的な記載を根拠にします。短い名称は比較の入口であり、すべての条件で同じ結果を約束するものではありません。

導入では、作型、収穫サイズ、販売規格をそろえて対照品種と比較します。面積当たりの総重量、選別後重量、規格内率、栽培日数、調製時間を残し、ほかの特性との組み合わせも確認してください。公式説明と自園の試作結果を行き来することで、品種の長所を実際の作付け計画へ結び付けやすくなります。

9品種 掲載中
つがる紅(赤茎)

つがる紅(赤茎)

丸種株式会社

尻づまり、肩はりのよい腰高の 美球で食味抜群 1. 根部は紅色の着色が早く、尻づまり、肩はりの良い腰高の球形で、揃いよく、多収性に優れています。 2. 球は非常に濃い紅色で、球内は白色で中心部に濃い紅色がまわり、非常に色鮮やかです。 3. 播種後約50~55日で根径8cmの中かぶ、その後10~13cmの大かぶとなります。 4. 漬物にした場合、濃く鮮やかな紅色に漬け上がり、緻密な肉質・歯ざわりの良さとあいまって、食味は満点です。 5. 紅かぶとしては比較的晩抽性を備えており、2月播きトンネル栽培も可能です。

つやひめ蕪

つやひめ蕪

株式会社タカヤマシード

金町系の早生種で三季まきのできる極めてうまい良質の交配種。草姿は立性、葉は濃緑で、中位、欠刻は少なく、葉軸はしっかりして葉枯れが少ない。葉も食べられ、根部は純白で光沢があり、小蕪(直径3cm)でも整形の腰高球となり肥大しても(直径7cm)変形が少なく玉揃いがよい。市場性の高い豊産種である。 ■ポイント 1.窒素過多や急激な肥効は、裂根を伴うので順調な肥培管理が大切。 2.乾燥は生育を遅らせ、品質を落とすので、生育は適湿を保つこと。

ゆきわらし

ゆきわらし

カネコ種苗株式会社

白さび病に強く、低温肥大性の良い小カブ~中カブどり用品種 特性 ●低温肥大性が良く、小カブから中カブまでの出荷が可能です。 ●白さび病には絶大の強さを持っています。 ●草姿は極立性で、葉の垂れが少なく、葉柄は極太でしっかりしているので、収穫、洗浄、調整、結束作業が非常に容易です。 ●根部は豊円形で、尻のまとまりが良く、変形や尖り玉になりにくいです。 ●肉質は軟らかで、甘みに富みます。 『カブってこんなにおいしいの!』 と「ゆきわらし」を食べた方から感想をいただくことがあります。「ゆきわらし」は①食味が良い、②肥大力があり収量が多い、③白さび病に強い等の特長を持った品種です。特に食味に関しては、甘みが強く、カブ独特の軟らかい食感も兼ね備えており、直売所、加工業者などからも高い評価をいただいております。是非、お試しください。 「ゆきわらし」はマイクロカブ~中カブサイズの大きさまで収穫可能! 「ゆきわらし」は根部のサイズが小さいマイクロカブ(直径3~4cm)から中カブサイズ(10~12cm)の大きさまで収穫することができ、長期間の栽培、収穫を楽しむことができる品種です。なぜ、「ゆきわらし」はこのような栽培が可能かと言うと①肥大力に優れる②尻づまりが良く小さいサイズから根部の形がまとまる③大きくしても割れにくい④す入りが遅く在圃性がある等優れた特性を有しているからです。

恵星紅

恵星紅

株式会社サカタのタネ

病気に強く良質多収。大野紅系交配品種 ■特性 1. 大野紅カブ系の交配種で、べと病、黒斑病などに強く、生育が早くて栽培しやすいです。 2. 草姿は立性で葉伸びよく草丈50~60㎝です。外葉はやや細形で葉数13~15枚、低温に当たるほど強く着色します。葉軸は早くから鮮紅色になります。株元からのわき芽は出ません。 3. 根部は平形で形状よく、肥大が早くて尻部のまとまりがよく、玉ぞろいがよいです。横径12㎝程度に肥大し、尻部まで鮮紅色で着色がよいです。内部もかなり条斑に着色します。肉質はち密でやわらかいです。 4. 大野紅に比較して早生で、早どりから、多少の遅まきにも成績がよいです。 ■適応性 適湿のある排水のよい肥沃な沖積土地帯に最も適しますが、有機質を施用して保水、排水のよい土作りを行えば、どこでも栽培できます。 北海道、東北、高冷地など冷涼な温度較差の高いところのほうが、着色や品質がよいです。 ■肥培管理 10a当たり窒素12㎏、カリ15㎏、苦土石灰100㎏を標準として、畑の肥沃度により調整します。遅まきではやや多めに施します。 微量要素欠乏症の出るところでは、FTEなどを10a当たり3~4㎏施します。 苦土石灰や熔リンは早めに施して耕うんしておき、肥料は元肥主体で、播種の1週間前位に全面散布し、ロータリーで耕耘して土によくなじませておきます。 完熟していない堆肥の施し、とくに、播種直前の施用は、カブの根肌をわるくするので、前作に十分施しておくか、完熟したものを早めに施します。 ■播種 播種量は10a当たり7~8dlです。畝幅70㎝、条間20㎝に2条まきし、株間20~23㎝の千鳥に間引くか、1穴6~7粒の点まきとします。 播種は適湿のあるうちに行い、覆土後よく鎮圧しておくと発芽がそろいます。 間引き:子葉が完全に展開したら込んでいるところを間引き、本葉3枚程度で1本立ちとします。初期生育のよしあしによって、その後の生育や収量に大きく影響しますから、間引きはあまり遅れないように行います。 ■収穫 播種後50日くらいから中カブとして収穫でき、60~70日で根径12㎝程度となります。 出荷は枯葉と直根をとり、市場の規格にあわせて結束し、動力噴霧機などできれいに水洗いし、よく水切りをして市場出荷します。

日野菜蕪

日野菜蕪

株式会社アサヒ農園

【滋賀県の伝統野菜】細長型の漬物用豊産種 商品特性 ■利用法 甘く、やわらかく、ぬか漬、塩漬、みりん漬等に風味満点。 育て方 ■土づくり 種まき前に石灰を散布し、深くよく耕し土を中和させておきます。 肥料は堆肥、化成肥料等を元肥に施しますが、種をまく場所の真下はさけます。 ■たねまき 種の間隔が2cm位になるようにスジまき又はバラまきします。 タネがかくれる程度土をかけ軽くおさえます。 発芽まで土が乾燥しないように水を与えます。 ■栽培のポイント 生育して本葉が2~3枚の頃から順次間引きし、最終10cm位の株間になるように。 間引きの時に追肥として化成肥料を少し与えておくとよく育ちます。

時無小蕪

時無小蕪

丸種株式会社

やわらかくておいしい小カブ 1. 作りやすい早生豊産小カブです。 2. 甘味があり香りも良く美味しいです。葉、根ともに柔らかく漬物に向きます。

本紅大丸蕪

本紅大丸蕪

株式会社アサヒ農園

本紅色で美しく、おいしい!作りやすい多収穫種! 商品特性 ■利用法 甘味豊かで香気あり浅漬、ぬか漬等にして、とても美味です。 育て方 ■土づくり 種まき前に石灰を散布し、深くよく耕し土を中和させておきます。 肥料は堆肥・化学肥料等を元肥に施しますが、種をまく場所の真下はさけます。 ■たねまき 60cm幅のうねにスジまきするか、株間30cm位で1カ所5~6粒づつ点まきします。 タネがかくれる程度、土をかけタップリ水を与えます。。 ■栽培のポイント 生育して本葉が2~3枚の頃、間引きをし、本葉6~7枚の頃に1本立ち又は株間30cmになるようにします。 間引き時に追肥(化成肥料)を少し与えます。

玉波

玉波

株式会社サカタのタネ

す入りが極めて少なく、良質多収。小から中カブどり ■特性 ・耐病性の優れた中カブで、栽培しやすく、良質多収。根径12〜13cmまで肥大する。9月末〜10月まきでは小カブとしても利用できる。 ・葉は立性で伸びがよくやわらかいため、葉つきカブとしても利用価値が高い。 ・根部は腰高で、形状、肌、肉質いずれも優れ、す入りが極めて遅く、変形や裂根も極めて少ない。 ■適応性 秋まきは最も栽培しやすく収量も多いです。 盛夏期や春のトンネル栽培では、葉が伸びやすいので、株間はやや広めとします。 関東でも9月末~10月上旬まきは、直根がやや太いが、小カブとして栽培できます。 温暖地には、小~中カブどり地帯に向きます。 栽培最適地は適湿があり、排水のよい肥沃な沖積土地帯ですが、堆肥など有機質肥料を施して、よい土作りを行えば、ほとんどどこでも良品を生産できます。 ■肥培管理 10a当たり窒素15kg、リン酸13kg、カリ15kg、苦土石灰100kgを標準として、畑の肥沃度により加減します。また高温期の栽培では施用量を減らし、低温期には増やします。 微量要素欠乏症のでるところでは、元肥施用時に薬剤を施します。 苦土石灰は早めに施用して耕うんしておきます。肥料は元肥主体として、播種の1週間ほど前に全面散布し、ロータリーで耕うんして土とよくなじませておきます。 堆肥はできるだけ前作に十分施しておくか、完熟堆肥を早めに施用します。 小カブの間引き収穫を行い、残りを中カブで収穫するような場合には、小カブ収穫の数日前ごろにかるく追肥を行います。過度の追肥は裂根を起こしやすくなります。 ■播種 播種量は10a当たり7~8dlです。畝幅130~150cmの多条まきや、畝幅60~70cmで、条間10~15cmの2条まきが普通です。 夏まきや冬まきは乾燥期ですので、降雨後か、十分な灌水を行って播種します。十分な湿りのない場合には、とくに鎮圧をしっかり行って発芽をそろえます。 ■間引き 本葉2~3枚になったら株間10cm程度に間引きます。次の間引きは、小カブとして間引き収穫を行うか、中カブどりにするかによって時期が異なります。 ■病害虫防除 カブは純白な玉肌が生命であり、キスジノミハムシの幼虫などに食害されて、商品価値を落とすことが多いから、とくに低温期以外は必ず土壌処理剤の施用を忘れてはいけません。 アブラムシ、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどの害虫やべと病や白斑病などの病気に関しては適切な薬剤を適量散布して予防に努めます。 ■収穫 夏まきは播種後35日くらい、9月まきは45~50日くらいから小カブとして収穫でき、以後逐次中カブとして収穫します。

金町小蕪

金町小蕪

丸種株式会社

作りやすく、おいしい小カブ 1. 作りやすい早生豊産小カブです。 2. 甘味があり香りも良く美味しいです。葉、根ともに柔らかく漬物に向きます。

カブの関連タグ

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