チンゲンサイの品種一覧・比較 全73種類

18社の種苗会社が提供する特徴・栽培方法・耐病性を一覧で比較。あなたに合う種を見つけよう。

8品種中 1〜8件

チンゲンサイとは

チンゲンサイは、アブラナ科の一年草で、高さ15〜25cm、葉の長さ8〜15cm程度の葉菜類です。濃い緑色の葉と、独特の甘味と旨味が特徴で、中国原産の野菜として日本でも親しまれています。生食、加熱調理、漬物など、幅広い用途で使われ、家庭菜園から大規模栽培まで幅広く栽培されています。

市場では、通年流通していますが、露地物は春と秋が旬で、ハウス栽培物は周年出荷されています。特に春のチンゲンサイは、甘味が強く柔らかいため、人気があります。最近では、温室栽培により通年出荷される品種も増えています。


チンゲンサイの魅力

  • 濃い緑色と独特の甘味
    チンゲンサイ特有の濃い緑色と、独特の甘味と旨味が魅力です。この甘味は、寒さに当たることで増加し、冬場のチンゲンサイは特に美味しいです。

  • 栄養価と健康効果
    ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、鉄分を豊富に含み、免疫力向上や骨の健康に効果的です。また、チンゲンサイに含まれるβ-カロテンという成分には、抗酸化作用があると言われています。

  • 栽培のしやすさ
    比較的病害虫に強く、寒さにも耐性があります。家庭菜園でも育てやすく、収穫時期も短いのが魅力です。

  • 収穫の楽しさ
    種まきから収穫まで約1〜2ヶ月と短く、成長を実感しやすいです。また、葉を摘み取って収穫するので、長期間楽しめます。

  • 多様な品種
    一般的なチンゲンサイ、ミニチンゲンサイ、色付きチンゲンサイなど、用途に応じて選べる品種があります。味わいや食感も品種によって違います。


主な用途

  • 生食
    サラダやスムージーなど。最近では、生食しやすいアクの少ない品種も人気です。

  • 加熱調理
    炒め物、煮物、スープ、パスタなど。加熱すると甘味が増し、また違った美味しさを楽しめます。

  • 和食
    胡麻和え、白和え、お浸しなど。チンゲンサイの甘味と旨味が和食に深みを加えます。

  • 洋食
    グラタン、キッシュ、オムレツなど。チンゲンサイの栄養価と味わいが洋食に彩りを添えます。

  • 業務用
    飲食店では、サラダバーや料理の彩り、加工品などに多用されます。特に、見た目が良く、栄養価の高い品種が重宝されます。


栽培のポイント

チンゲンサイの栽培は、露地栽培と施設栽培で大きく異なります。

露地栽培は、春まきと秋まきが一般的です。春まきは3〜4月に種まきして5〜6月に収穫、秋まきは9〜10月に種まきして11〜12月に収穫します。露地栽培のメリットは、自然の光と風を活かせること、コストが抑えられることです。ただし、天候に左右されやすく、病害虫の被害を受けやすいというデメリットもあります。

施設栽培は、ハウスや温室を使った栽培で、通年収穫が可能です。温度や湿度をコントロールできるため、品質が安定し、収量も増やせます。ただし、初期投資や光熱費がかかります。

病害虫対策は、チンゲンサイ栽培の重要なポイントです。アブラムシ、コナガ、べと病、軟腐病などが発生しやすいので、予防的な防除が大切です。耐病性のある品種を選ぶことで、農薬の使用量を減らせます。

土壌条件は、排水性が良く、有機質に富んだ土壌が適しています。酸性土壌を嫌うので、石灰を施用してpHを調整することが重要です。


品種選びのコツ

チンゲンサイの品種選びは、栽培環境と用途を考慮して決めるのがベストです。

用途別では、生食用、加熱調理用、加工用などがあります。生食用ならアクが少なく、葉が柔らかい品種を。加熱調理用なら、葉が厚く、味わいの深い品種を選びましょう。

味と食感では、甘味の強さ、アクの強さ、食感の違いを確認します。生食重視なら甘味が強く、アクが少ない品種を。加熱調理用なら、旨味が強く、食感の良い品種を選びましょう。

耐病性は、地域で発生しやすい病気に強い品種を選ぶことが重要です。べと病や軟腐病に強い品種は、農薬の使用量を減らせて、環境にも優しい栽培ができます。

作型適応性も重要です。春作、夏作、秋作、抑制栽培など、栽培時期に合った品種を選ぶことで、安定した収穫が期待できます。

収量性と管理のしやすさも考慮しましょう。家庭菜園なら、手間がかからず長く収穫できる品種がおすすめです。大規模栽培なら、収量が高く、機械化に対応した品種を選びます。


市場とこれから

チンゲンサイの市場は、日本の食文化に深く根付いているため、安定した需要があります。特に、健康志向の高まりとともに、栄養価の高いチンゲンサイへの関心が高まっています。

差別化の傾向として、生食しやすいアクの少ない品種、色や形が珍しい品種、有機栽培や減農薬栽培のチンゲンサイなどが注目されています。また、ミニチンゲンサイや色付きチンゲンサイも、直売所やオンライン販売で人気です。

ブランド化では、地域ブランドや農園ブランドのチンゲンサイが増えています。品質の良さと安心感をアピールすることで、高値での販売が可能になります。

輸出の可能性も見逃せません。特に、アジア諸国では日本のチンゲンサイの品質が高く評価されており、輸出市場の拡大が期待されています。

苗注文サービス

苗の注文サービス

ミノリスでは苗の注文・見積もり依頼が可能です。

  • 見積もり無料・キャンセル可
  • 2〜3営業日以内に回答
  • 有機栽培対応
詳しくはこちら ›

品種一覧

ニイハオ®・シャン

ニイハオ®・シャン

渡辺農事株式会社

白サビ病に強い 高温期専用種 ■特性 ・耐暑性に優れる。初夏から初秋蒔きに適し、特に高温期の栽培で真価を発揮する。ニイハオ新1号に比べ草勢はおとなしく、生育は2〜3日長くかかり、収穫期の幅が広い。 ・...

ニイハオ®・フォン

ニイハオ®・フォン

渡辺農事株式会社

ミニ・ベビー向け赤チンゲンサイ ■特性 ・葉の表が濃赤紫色に着色するチンゲンサイ。葉裏は葉脈部が赤く着色し、葉柄は従来のチンゲンサイ同様緑となる。 ・尻張りはじっくりで、従来のチンゲンサイより小さなサ...

ニイハオ®・メイ

ニイハオ®・メイ

渡辺農事株式会社

■特性 ・チップバーン、カッピング、節間伸長など高温障害の発生が少ない。 ・草姿は立性、葉柄の柔軟性が高く、収穫・調整作業が容易。 ・葉枚数が多く、調整後も荷姿が美しい。 ・夏用品種としては抽苔が遅く...

ニイハオ®114

ニイハオ®114

渡辺農事株式会社

耐寒性強く、抽苔遅く、収穫適期幅広い ■特性 ・草姿が立性のズンドウ型に良く揃い、FG詰めに適する。 ・葉身はやや大きめの丸みを帯びた鮮やかな緑色の楕円形で、葉柄は筋張りなく着色良く、葉数が多い。 ・...

ニイハオ®4号

ニイハオ®4号

渡辺農事株式会社

重量感豊かな春・秋蒔き種 ■特性 ・草姿は立性、葉はやや長めの整った楕円形で葉先が立ち、葉、葉柄ともに光沢があり色が濃い。 ・葉柄は幅広く、肉厚で、尻部の肉づきが良く、腰の締まりに優れ重量感がある。...

ニイハオ®三夏(さんか)

ニイハオ®三夏(さんか)

渡辺農事株式会社

耐暑性高く、白さび病に強いチンゲンサイ ■特性 ・耐暑性が高く、定植後25〜30日で収穫期に達する生育がジックリ型の夏用チンゲンサイ。 ・草姿は半立性で草勢は中位。葉は楕円形で葉色は濃い。葉柄は短く扁...

ニイハオ®夏華

ニイハオ®夏華

渡辺農事株式会社

商標登録:第5533729号 ニイハオチンゲンサイ 耐暑性に優れ、高温障害の発生が少ない ■特性 ・耐暑性に優れ、チップバーンや節間伸長などの高温障害の発生が少ない。 ・草姿は立性、葉は平滑であるため...

ニイハオ®新1号

ニイハオ®新1号

渡辺農事株式会社

高温期に伸び過ぎず、春・夏・秋連続して栽培できる ■特性 ・栽培しやすい三季(春・夏・秋)蒔き種。夏蒔き種としては抽苔が遅く、3月から10月まで連続して栽培できる。 ・高温期の節間伸長は少ないうえ、カ...