品種詳細

耐暑性高く、白さび病に強いチンゲンサイ ■特性 ・耐暑性が高く、定植後25〜30日で収穫期に達する生育がジックリ型の夏用チンゲンサイ。 ・草姿は半立性で草勢は中位。葉は楕円形で葉色は濃い。葉柄は短く扁平。尻張りが良い。 ・チップバーン、カッピングが発生しにくく、節間伸長は極少ない。 ・白さび病に高い耐病性を持つ。 ・抽苔性はニイハオ・シャンと同程度で、ニイハオ新1号より早い。 ■栽培のポイント ・定植後の灌水は充分に行い初期生育を進め、外葉の大きさを確保する。 ・後半の灌水は控えめとし、葉を硬化させ、葉色を濃くする。 ・ハウス栽培では十分な換気を行い、温度、湿度を下げる。
ニイハオ®三夏(さんか)

栽培環境・条件

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メーカー情報

渡辺農事株式会社

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

ニイハオ®夏華

ニイハオ®夏華

渡辺農事株式会社

共通 耐暑性 白さび病耐性

商標登録:第5533729号 ニイハオチンゲンサイ 耐暑性に優れ、高温障害の発生が少ない ■特性 ・耐暑性に優れ、チップバーンや節間伸長などの高温障害の発生が少ない。 ・草姿は立性、葉は平滑であるため収穫作業に優れる。 ・葉色が濃く、葉柄が肉厚で重量が出る。 ・白さび病に対して耐病性をもつ。 ■栽培のポイント ・低温期には生育が緩慢になり形状が緩むため無理な早蒔き、遅蒔きは控える。 ・優れた耐暑性を活かし、盛夏中心に栽培する。 ・過度な肥大は品質低下につながる ため適期収穫を心掛ける。

ニイハオ®・シャン

ニイハオ®・シャン

渡辺農事株式会社

共通 白さび病耐性 耐暑性

白サビ病に強い 高温期専用種 ■特性 ・耐暑性に優れる。初夏から初秋蒔きに適し、特に高温期の栽培で真価を発揮する。ニイハオ新1号に比べ草勢はおとなしく、生育は2〜3日長くかかり、収穫期の幅が広い。 ・立性でコンパクトな草姿。葉は中位の楕円形で濃緑色、葉柄は淡緑の扁平で、高温期でも細く丸まることがなく、葉数はニイハオ新1号より2〜3枚多くなる。 ・生理障害に強く、白サビ病にも強い。チップバーンなどの生理障害に強く、節間伸長は極めて少なく、白サビ病に耐病性があるので、雨の多い時期にも安心して栽培できる。 ■備考 ・夏

頼光

頼光

株式会社サカタのタネ

共通 白さび病耐性 耐暑性

耐暑性に優れ、白さび病に耐病性のチンゲンサイ ■特性 1. 耐病性に優れる中~大型の品種。 2. 生育は中早生で、草姿は立性。葉は大葉・濃緑で葉枚数が多い。葉柄はやや長めで首部の締まりがよい。 3. 一般地の3月下旬~5月まき、8~10月まき向きで、酷暑期の栽培は節間伸長や石灰欠乏症の発生が見られるので避ける。高冷地・冷涼地では、晩春~秋口までの幅広い時期での播種が可能。 4. 晩抽性は中程度のため、冬から早春の栽培は避ける。 5. 萎黄病、白さび病に耐病性がある。 ■適応性 土壌の適応性は幅広いですが、排水性・保水性のバランスに優れた圃場での作付けが重要です。 一般地では、酷暑期を除いた春・秋栽培が基本となりますが、高冷地では夏も通して栽培が可能です。 一般地の10月下旬以降の播種では、気温の低下に伴い生育の停滞が起こりやすいため、保温資材の利用やハウスでの作付けが必要になります。11~3月上旬の播種は、生育初期の低温遭遇で花芽が形成され、生育後期の抽苔につながりやすいため、基本的に作付けは避けましょう。栽培する際は初期に保温・加温育苗を行うことで、花芽の分化を遅らせる必要があります。春は露地栽培の4月まきを中心に利用できますが、生育終盤にかけて高温・長日照となり、石灰欠乏症などの生理障害が発生しやすいため、遮光資材や高機能液肥などを適切に利用して栽培しましょう。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培のどちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽苔防止の観点から、移植栽培が適します。 直播栽培の場合、1穴に2~3粒ほど播種し、本葉3~4枚のときに間引きを行い1本立ちにした方が、より高品質なものを収穫できます。 移植栽培では、200穴トレーでの播種を基本とし、播種後20~25℃で管理し発芽をそろえます。生育初期の低温感応による花芽形成や生育終盤の抽苔を防ぐため、低温期の育苗では、最低気温が13℃を下回らないように管理しましょう。老化苗定植は品質低下につながるため、本葉3枚前後での適期定植が重要です。 株間は15×15cmを標準とし、高温期の栽培では栽植密度をやや広げて栽培しましょう。 ■病害虫防除 虫食い痕は商品性を著しく低下させます。防虫ネット利用や予防的な薬剤散布を行い、効率的な害虫対策を行いましょう。春や秋の低温多湿時期に問題になりやすい白さび病に対しては耐病性がありますが、予防的な薬剤散布や適切な換気を通して、各種病害を発生させないような管理を行うことが最も重要です。 ■収穫 草丈25cm程度になり、尻部が張ってきたら収穫となります。生理障害や病気に対して比較的強い品種ですが、適期での収穫を心がけましょう。

武帝

武帝

株式会社サカタのタネ

共通 耐暑性

晩抽性に優れ、秋冬、春どり栽培に最適 ■特性 1. 耐病性、耐暑耐寒性に強く作りやすいです。そろいよく、上物率、収量性に優れます。 2. 葉は濃緑で光沢があり立性です。葉柄は広く長めでスジが少なく、鮮やかな緑色で味がよいです。 3. やや大型で首のしまり、尻張りがよく荷姿が美しいです。 4. 晩抽性に優れ、「青帝」「青美」よりもトウ立ちがさらに遅いです。 5. 高温、乾燥下栽培での節間伸長、カッピング、チップバーンなどが極めて少ないです。 ■適応性 晩抽性、低温伸長性に優れた特長を生かした秋冬どり、春~初夏どり栽培に最も適しますが周年栽培も可能です。 播種は温暖地の露地や寒冷紗被覆栽培での4~10月上旬まきの5月下旬~12月中旬収穫です。トンネルやハウス保温栽培での10月中旬~3月まきの12月下旬~5月収穫に適応します。寒冷地では露地栽培での4月下旬~8月まきの6月下旬~10月下旬収穫、ハウス栽培での2月下旬~4月まきの4月下旬~6月収穫に適応します。 土壌は火山灰土、砂質土、重粘土などに幅広く適応しますが、排水の悪い圃場では高畝栽培とし湿害を避けます。 ■畑づくりと施肥設計 チンゲンサイは栽培期間が短く、年間数作行う連作栽培となるのでより一層の土作りを心がけます。完熟堆肥や市販の有機質肥料(「バイオエース」、骨粉など)を施用し、柔軟な土壌を作ります。年一回苦土石灰や石灰窒素を10a当たり60~80㎏施し、適正pH5.5~6.0を保ちます。 肥料は元肥中心として窒素、リン酸、カリを10a当たり成分量で13~15㎏を標準とします。高温期栽培では1/2~1/3に減らし、低温期には2~3割多めに施します。同時にホウ酸を含んだ微量要素剤を施用し欠乏症対策をはかります。 ■播種と育苗と定植 直まき栽培・移植栽培が可能で株間は15cm×15㎝を標準としますが、高温期栽培では広めの株間がよいです。移植栽培は200穴くらいのトレーで育苗し、本葉2~3枚時に定植します。根が張り過ぎたり、黄化した老化苗の定植は、活着遅れや異常生育の原因となるので注意します。 冬、早春の保温栽培は生育前半が重要で本葉6~8枚時までの保温に努めます。換気は11月と2月下旬以降(温暖地)に必要で、軟弱徒長にならないように注意します。 ■病害虫防除 害虫防除にはサンシャイン、ベガネットなどを用いたトンネル密閉栽培が効果的です。被覆資材は収穫1~2週間前に除去し、葉色や光沢などの品質向上をはかります。 ■収穫 高温期収穫ではやや若どり収穫とし過熟収穫を避けます。収穫労力に合わせた播種面積を計画します。

翠勲

翠勲

株式会社サカタのタネ

共通 白さび病耐性

葉色が濃緑で、低温伸長性に優れたおいしいチンゲンサイ ■特性 1. 低温伸長性が非常に優れる、大柄のチンゲンサイ。 2. 生育は極早生で、草姿は立性である。葉は大葉・極濃緑で葉枚数は比較的多い。葉柄は長く、首部の締まりが比較的よい。 3. 尻の下膨れがなく、芯も柔らかいため、収穫調整作業を行いやすい。 4. 一般地の10月下旬~1月上旬播種向きで、高温期栽培は生育が早過ぎるため避ける。 5. 晩抽性は比較的よいが、「武帝」などの晩抽品種に比べると劣るため、冬まき春収穫の作型では注意が必要である。 6. 萎黄病、白さび病耐病性である。 7. クセがなく、生食でも利用できるほど、食味が優れる。 ■適応性 圃場の土質は特に選びませんが、排水性・保水性のバランスに優れた圃場での作付けが重要です。 播種作型は、晩秋まき冬どり栽培が基本となります。 冬まき早春どり栽培も可能ですが、低温期の播種は、生育初期の低温遭遇で花芽が形成され、生育後期の抽だいにつながりやすいです。加温・保温育苗や栽培初期の本圃で温度確保を徹底し、生育後半のトウ立ちを予防しましょう。 秋まき年内どりなどの作型では、年によって温暖な天候が続くと、生育が進み過ぎてしまうことがあります。極端な早まきを避け、適切に換気を行うことで、生育スピードの調整を行いましょう。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培のどちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽苔防止の観点から、移植栽培が適します。 直播栽培の場合、1穴に2~3粒ほど播種し、本葉3~4枚のときに間引きを行ない、1本立ちにした方が、より高品質なものを収穫できます。 移植栽培では、200穴トレーでの播種を基本とし、播種後20~25℃で管理し発芽をそろえます。生育初期の低温感応による花芽形成や生育終盤のトウ立ちを防ぐため、低温期の育苗では、最低気温が13℃を下回らないように管理しましょう。老化苗定植は品質低下につながるため、本葉3枚前後での適期定植が重要です。 株間は15×15cmを標準とし、高温期の栽培では栽植密度をやや広げて栽培しましょう。 ■病害虫防除 虫食い痕は商品性を著しく低下させます。防虫ネット利用や予防的な薬剤散布を行い、効率的な害虫対策を行いましょう。春や秋の低温多湿時期に問題になりやすい白さび病に対しては耐病性を持っていますが、予防的な薬剤散布や適切な換気を行い、各種病害を発生させないように管理することが最も重要です。 ■収穫 草丈25~28cm位になり、比較的大柄な品種です。尻部が張ってきたら収穫となります。生理障害や病気に対しては比較的強いですが、適期での収穫を心がけましょう。

艶帝

艶帝

株式会社サカタのタネ

共通 白さび病耐性

耐病性が優れ葉色が濃緑で見栄えのよいチンゲンサイ ■特性 1.耐病性に優れる中~大柄のチンゲンサイです。 2.葉色が極めて濃いのが特徴です。生育は早生で草姿は立性、葉は細長く、葉枚数が多いです。葉柄はやや長めで首部の締まりがよいです。 3.温暖地で3~4月まき、9月~11月の秋まき向きです。節間の間伸び、尻部の乱れが見られる高温期の栽培は避けます。また、抽苔が早いため、冬~早春の栽培も避けます。 4.萎黄病、白さび病、根こぶ病に耐病性です。ただし、根こぶ病はレースによって発病することがあるので注意します。 ■適応性 秋冬栽培が基本で、春作でも利用できます。 温暖地では9月~11月播種で後半低温にあたるため、より葉色がのり、特徴が発揮されます。これ以降の播種では、抽苔の恐れがあります。10月下旬以降の管理ではハウスやトンネルによる保温が必要になります。春は露地栽培の4月まき中心で利用できます。高温条件下では尻張りが悪く、徒長して形状が崩れてしまうため適しません。 ■播種と育苗と定植 直播、移植栽培どちらも可能ですが、圃場の効率的利用や低温期の抽苔防止では移植栽培が適します。 株間は15×15cmを標準とします。尻張りのよい品種ですので株間を狭くしすぎないよう注意してください。 直播栽培の場合、1穴に3粒ほど播種します。間引きは本葉3~4枚のときに行ない、1本立ちにします。 移植栽培では、288穴トレーの播種を基本とし、播種後20℃~25℃で管理し発芽をそろえます。低温期の育苗では低温感応による抽苔を防ぐため、最低気温が13℃を下回らないように管理します。本葉2~3枚が定植適期です。 低温時は本葉3~4枚のときに株の中心部にアントシアンが発生することがあります。本品種の特徴なのですが、収穫時には株のなかに入ってしまうので問題ありません。 肥培管理 連作が多くなるチンゲンサイ栽培では土作りが大切です。保水力のある健全な土壌を作るために、堆肥やバイオエースなどの有機肥料を積極的に利用します。 生育期間が短いため元肥中心の施肥設計となります。窒素成分で7kg/10aが目安です。栽培期間の長い低温期は多めに施し、高温期は葉を作り過ぎないように少なめに施します。圃場を使用する1週間ほど前には施肥してなじませます。微量要素剤(FTEなど)も併せて施用してください。 ■病害虫防除 虫食いあとは商品性を著しく低下させます。しかし、栽培期間が短く農薬が残存する可能性があります。コナガ、アブラムシの防除には防虫ネットによるトンネル被覆栽培で風水害と併せて虫害を防ぎます。性フェロモンを利用したフェロモントラップを圃場に設置するのも減農薬につながる技術として有効です。 ■収穫 草丈25cmくらいになり、尻部が張ってきたら収穫です。尻の充実は比較的遅い品種です。収穫が遅れるとかたくなり品質低下の原因となるので注意してください。