品種詳細

耐病性が強く、晩春から夏まきのできる青首ダイコン ■特性 1. 萎黄病耐病性で、その他軟腐病、ウイルス病、コブ症などにも強い。 2. 根部の要素欠乏症(赤芯症、黒芯症)にかなり強く、す入り、裂根が少ないため栽培しやすい。 3. 肉質がかなり硬く、ツマ加工に適する。 ■適応性 萎黄病の汚染地域で能力を発揮します。また欠乏症、裂根などが出やすい畑でも比較的障害が少なく栽培できます。寒冷地では抽だいの心配がなくなってからの播種となり、6月下旬からがよいです。温暖地、暖地の春まきでは4月下旬のマルチ栽培から播種できますが、無理な早まきをすると不時抽苔を起こすので注意します。また、夏は8月中旬ごろから播種できますが、あまり早まきをすると首部の汚れなどによる品質の低下を招きます。 ■肥培管理 堆肥は播種前に入れておきます。苦土石灰は10a当たり60㎏を全面に散布し、耕起しておきます。ただし土壌のアルカリ化の激しい畑が多くなってきていますので、入れすぎには注意します。肥料は10a当たり窒素7㎏、リン酸10㎏、カリ7㎏を標準として全面に施します。本種は地力のないところ、乾燥しすぎなどにより生育が遅れることもあるので、肥料、水分は順調に効かせることが大切です。また、この時期は害虫が多いので畝をつくるときに殺虫剤(粒剤)を土壌混和しておくとよいです。 ■播種 寒冷地、温暖地、暖地とも春~夏にかけての栽培となるので高温障害、湿害、病害虫が多発しやすいです。とくに5月中旬以降まきではシルバーマルチなどによりアブラムシの予防をし、しかも過湿を防ぐために畝立て栽培が必要となります。マルチ栽培の場合は条間45㎝、株間30㎝の2条まきがよく、生育もそろいます。8月末ごろ多少温度が低くなってきたら露地まきでもよく、畝幅60㎝×株間30㎝が標準となります。 ■収穫 播種後60日くらいで尻部に肉がついてからがよく、根重1.0~1.2㎏となります。
献夏青首

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メーカー情報

株式会社サカタのタネ

国産で活躍する品種を提供している種苗会社。

メーカー詳細

似た特性の品種

YR夏美人

YR夏美人

小林種苗株式会社

共通 青首 軟腐病耐性 ウイルス病耐性 萎黄病耐性 耐暑性

暑さに強く作りやすい。美しい大根です! ・耐暑性がとりわけ高く、黒芯、赤芯などの生理障害の発症の少ない総太り種になります。 ・根長は38cm、根径7.5cm。尻詰まりが極めて良好で、そろいも抜群。首部の青色はやや薄く、その名前のとおり、肌のキメ、ツヤともに美しく、横シマの発生は少ない。 ・高温や干ばつによる短根化、多雨による細根の発生が少ない。ウイルス病、萎黄病、軟腐病、黒腐病に強く、安定栽培が期待できます。 栽培のポイント ・晩抽性は低いので、冷涼地での極端な早蒔きは抽台の原因となるので注意を必要とする。 ・栽植密度は、畝幅120cm、株間22cm~25cm、2条蒔きで一穴に3~4粒播種。本葉5~6枚までに生育不良株を間引きし、一本立ちにする。 ・なるべく前作には大根を栽培していない圃場を選定するようにしてください。 ・過度な施肥は行わないようにし、リン酸、ケイ酸を中心とした圃場作りをしてください。ただし、窒素肥料は収穫時期まで切らさないようにしてください。窒素切れは肌の老化を早め、虫害を受けやすいのと、中肉の変色、ス入りの原因にもなります。 ・畦は幅のある高畦栽培とします。土中の酸素の供給が良くなり、長雨、多雨などでも生育がスムーズに行われます。 ・過度な密植は行わないでください。収穫遅れの原因と不揃い、そして軟腐病やその他の病気の発生を助長します。

味職人

味職人

株式会社タカヤマシード

共通 萎黄病耐性 青首 ウイルス病耐性 耐暑性 春まき向き

春まき大根の決定版! ■特性 1.晩抽性で低温伸長性、肥大性に秀れた青首総太り型大根である。 2.草姿は半開張性で、葉は濃緑色の小葉である。 3.根部は長さ38cm位、根長7~8cm、根重1200g位。根部の揃いのよい品種である。 首の色はやや淡い。肌はきめ細かく美しい。また側根は細いので洗浄作業が容易である。 4.イオウ病、ウィルス病に強く、赤芯症、空洞症、内部褐変が少ない。 ■ポイント 1.安定した晩抽性を有するが、無理な早まきは不時抽苔につながるので、トンネル、マルチなどの保温を行う。 2.高温下での栽培は黒芯症のおそれがあるので注意する。

YR夏娘総太り

YR夏娘総太り

松永種苗株式会社

共通 耐暑性 青首 萎黄病耐性 ウイルス病耐性 春まき向き

■主な特長 1. 中間地露地で4月5日〜6月始め播種と8月始め〜9月上中旬播種と広い播種適性を備えます。高冷地では6月中旬から秋まで播種可能です。 2. 高温下でも生理障害発生しにくく、ウイルス病に抜群の抵抗性があるので家庭菜園でも安心して栽培できます。 3. 尻詰まりの良い円筒形で抜群に揃うのも特長です。 ■栽培のポイント 1. 幅広い播種期を持ちますが、青果出荷の場合は、中間地のマルチ+ベタ掛けで3月末〜4月10日播種、同露地で4月10日〜4月20日播種、秋作は8月10日〜9月始め播種が適します。高冷地での青果栽培では、6月20日〜7月10日頃播種の作型に向きます。 2. 高温期でもきれいな大根が穫れますが、土中のセンチュウ・キスジノミハムシ密度が高い場合は被害を受けますので事前の防除に努めて下さい。 3. 安定したウイルス病と萎黄病抵抗性を備え、晩抽性も夏大根としてはかなり安定していますので高冷地の夏作に向きますが、極端な地温の上がり下がりや干ばつ条件に遭いますと内部着色する事があります。

YR夏ゆたか

YR夏ゆたか

カネコ種苗株式会社

共通 青首 萎黄病耐性 ウイルス病耐性 耐暑性 春まき向き

晩抽性で、耐病性・耐暑性に優れ、障害の少ない夏用青首ダイコン! 特性 ●根形は尻詰まりの良い総太り型で、肥大力が優れる夏用品種です。 ●首部は鮮やかな緑色、肌は滑らかでつやがあり、ひげ根は細く、す入りは遅いです。 ●萎黄病、ウイルス病に耐病性で、生理障害(横しま症等)の発生は少ないです。 ●晩抽性で、草姿は中間型、草勢は中程度です。 ●作型は、冷涼地の7〜8月上旬まき露地栽培、中間地・暖地の8月下旬〜9月上中旬まき露地栽培に適しています。 栽培要点 ●作土が深く、排水の良い圃場に適しています。 ●施肥は慣行〜やや少なめとし、窒素過多にならないようにします。

晩抽つやこまち大根

晩抽つやこまち大根

中原採種場株式会社

共通 青首 ウイルス病耐性 萎黄病耐性 耐暑性 春まき向き

光沢のある肌で尻部の肉付が早い総太大根!! ■特性 ・肌は白くなめらかで光沢(テリ・ツヤ)があり、肉質は緻密でス入りも遅く品質は優れる。 ・首部は鮮緑で、尻部の肉付きが早い総太り大根。 ・耐暑・耐寒性があり、ウイルス、萎黄病等にもかなり強い。 ・葉は鮮緑色でややコンパクト。半開帳性で適期栽培では播種後60日頃から収穫できる早生タイプ。 ・根長37~38cm、根径8cm程度、根重1.2Kg内外でスマートな根形となる。 ・「秋こまち」より、更に強い晩抽性を利用した春まき栽培もできるが、早まきは避け適期播種とする。 ・冷涼地の初夏まき栽培にも利用できる。

貴誉

貴誉

ヴィルモランみかど株式会社

共通 赤大根 軟腐病耐性 青首 萎黄病耐性 春まき向き

肌がきれいな極晩抽性の 春どりダイコン ■特徴 タイプ 青果 耐病性 IR : 萎黄病, モザイク病, 軟腐病, 根腐病, 白さび病, 赤芯症耐性 特性-1 根形:総太型 首色:鮮緑 根長:37cm 根経:7.5cm 特性-2 晩抽性:優れる 耐寒性:普通 晩ス性:特に優れる 生育日数 80~110日 ■品種の特性 1. 側根が細く、肌がたいへんきめ細かく美しい品種で、秋ダイコンと比較しても全く遜色がない。 2. 首部は鮮緑色を呈し、抽根長(青首部)は根長のおよそ1/3程度となる。 3. 小葉なため多肥栽培でも葉勝ちになりにくく、トンネル栽培に適している。 4. 極晩抽性品種で、低温期には種する作型に適している。 5. 尻肉付き良く、抜きやすい。 ■栽培のポイント 1.畑の準備 未熟堆肥は、岐根の原因となるので、十分に腐熟させたものを使用するか、前作で施すようにする。センチュウによる被害を軽減するため、ヘイオーツなどの緑肥植物を前もって栽培するか、D-Dやネマトリン粒剤などで防除する。ガス剤を使用した場合は十分なガス抜きが必要。また、排水をよくするために深耕し、できるだけ高畝とすることが好ましい。 2.施肥 10aあたり成分量、窒素15kg、リン酸18kg、カリ15kg程度を目安として施肥し耕起する。ただし、地力に応じて減量し、地上部が過繁茂とならぬような注意も必要。また、生育後期まで肥効が持続する緩効性肥料を使用することが好ましい。 3.播種 株間24cm、株間24~27cmの4条マルチ、あるいはこれに準ずるものを使用する。比較的小葉のため、ある程度の密植栽培が可能。1穴3粒、深さ1.5cmくらいに播種する。 4.管理 播種直後から低温で推移する作型となる。したがって、トンネルを密閉したり、べたがけ資材を用いることによってトンネル内の地・気温を上昇させる。このことによって低温に起因する障害を回避(軽減)すると共に低温感応(後の抽台)を和らげる。2月中旬以降、天気を見ながら裾換気を行っていき、3月中旬以降は、トンネル内気温を上げすぎないようにする(花茎伸長抑制効果)。 5.収穫 播種日、栽培管理及び天候によって異なるが、播種後110日(12月播き)~80日くらい(1月下旬播き)が収穫期の目安となる。