【新】ロイド
株式会社日本農林社
極濃緑色で黒腐病にも強い!中生寒玉系 ■特性 ・定植後75日で収穫できる萎黄病抵抗性の寒玉品種。 ・黒腐病に強い。 ・草勢はややおとなしく、形状は平玉で安定する。 ・玉色は極濃緑色で、尻部の着色も良い。 ■栽培の注意 ・平坦地・暖地の夏まき早植え(8月上旬定植)は、小玉になるため、不向きです。 ・定植が遅れると結球が不十分になるので、適期に定植してください。
黒腐病は、細菌(Xanthomonas campestris pv. campestris)によって引き起こされるキャベツの重要病害です。糸状菌(カビ)によるフザリウム病や根こぶ病とは異なり、細菌が病原体である点が防除戦略の上で大きな意味を持ちます。
発症の典型例として、葉の縁から内側に向かってV字形の黄化病斑が現れます。病斑の内部では維管束(葉脈)が黒褐色に変色し、そこから病名の「黒腐病」が由来しています。発病が進行すると病斑が融合して葉全体が黄化・枯死し、球の内部にまで病変が及ぶと出荷不能になります。根元から感染が進んだ場合には、球を縦断すると内部の維管束全体が黒変していることが確認できます。
伝染経路は多様です。種子伝染、土壌伝染、雨水による飛散、害虫(アブラムシやアオムシなど)が傷をつけることによる感染など、複数の経路で広がります。特に種子伝染は遠距離への病原体の拡散に関わるため、健全な種子の使用が防除の出発点になります。
発生しやすい条件は、高温・多湿の環境です。気温25〜30℃の高温時に雨が続く梅雨〜盛夏期、および台風後などに被害が拡大しやすいことが知られています。夏秋どりの作型が特に被害を受けやすく、連作圃場では土壌中に残存した細菌が感染源になります。
キャベツにおける黒腐病耐性は、萎黄病(YR表記)や根こぶ病(CR/YCR表記)ほどには品種カタログ上での統一的な略号表記が定着していません。これは、黒腐病が複数の伝染経路を持ち、品種間の耐病性差が環境条件によって変動しやすいことも一因です。
品種カタログでは「黒腐病に強い」「黒腐病耐性」などの記述で耐病性が示されますが、その程度はHR(高度耐病性)からIR(中程度耐病性)相当まで幅があります。多くの場合、「総合耐病性」あるいは「複合耐病性」として萎黄病耐性や根こぶ病耐性とセットで記載されており、黒腐病単独での耐病性レベルを比較することが難しいケースもあります。
品種選びで見落としがちなのが、耐病性と栽培環境の組み合わせです。耐病性を持つ品種であっても、高温・多湿条件が重なれば発病リスクは上昇します。品種の耐病性の程度と、圃場環境・作型の組み合わせを考慮したうえで判断することが重要です。
黒腐病の病原細菌 Xanthomonas campestris pv. campestris は、アブラナ科野菜に広く病害を引き起こす病原体として世界的に知られています。キャベツだけでなく、ブロッコリー、カリフラワー、ハクサイなどのアブラナ科野菜も罹病するため、農業上の重要度が高い病害です。
日本での研究の歴史は古く、明治時代にはすでにアブラナ科野菜の病害として報告があります。しかし、耐病性育種の観点でキャベツの黒腐病対策が本格化したのは、農業の集約化が進んだ戦後から1970年代以降です。
意外と知られていないのですが、黒腐病の伝染には昆虫が深く関わっています。アオムシやコナガなどが葉を食害した傷から細菌が侵入するケースが圃場では頻繁に起きています。虫害の防除が黒腐病の間接的な予防にもなるという点は、害虫と細菌病の両方を意識した管理の重要性を示しています。また、収穫後の残渣(株・葉)に菌が残存し、次作の感染源になることも知られており、残渣処理の徹底が連作圃場での被害軽減に有効とされています。
黒腐病耐性品種の利用は防除の重要な選択肢ですが、いくつかの限界点を理解しておく必要があります。
ここからが実際の栽培で差がつくところです。細菌病は糸状菌病と異なり、防除薬剤の選択肢が限られます。登録農薬の数が少なく、耐病性品種への依存度が高くなりがちな反面、その耐病性の「上限」を環境条件が超えてしまうと一気に発病が拡大するリスクがあります。
高温・多湿の環境条件では、耐病性品種でも発病することがあります。特に梅雨の長期化や台風の直撃後は、耐病性品種であっても圃場全体での発病が起きるケースがあります。
種子伝染の問題も看過できません。たとえ耐病性品種であっても、罹病した種子から育てた苗を定植すれば、そこが感染源になります。採種段階での衛生管理や種子消毒が有効な対策ですが、購入種子の場合はメーカーの種子衛生管理に依存することになります。
また、Xanthomonas campestris pv. campestris の菌株間には病原性の差異が報告されており、地域によって発生する菌株の傾向が異なる可能性があります。地元の農業試験場や農業改良普及センターのアドバイスを参考にすることが実践的です。
黒腐病の防除は、耕種的防除・化学的防除・品種選択を組み合わせたIPM(総合的病害虫管理)のアプローチが基本になります。
耕種的防除としては、まず輪作が重要です。アブラナ科野菜の連作を避け、イネ科作物などとの計画的なローテーションを組むことで、土壌中の細菌密度を低下させることが期待できます。
残渣管理も防除上の重要ポイントです。収穫後に圃場に残った株・葉は速やかに除去・処分することで、土壌や残渣内に残る菌が次作の感染源になることを防ぎます。深耕によって残渣を土壌深くに埋め込む方法も採用されています。
害虫防除と組み合わせた管理も効果的です。アオムシ・コナガ・アブラムシ等の害虫を適切に防除することで、食害痕からの細菌感染を間接的に減らすことができます。害虫と細菌病を切り離して考えず、総合的な圃場管理として捉えることが実践的です。
化学的防除については、銅剤(水酸化第二銅などの銅水和剤)が細菌病への登録農薬として利用されています。予防的な散布が基本で、発病後は効果が限られます。特に降雨前後や害虫による食害発生後に散布のタイミングを合わせることが効果的です。
※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。
千葉・茨城などのキャベツ産地では、夏秋どりの時期に黒腐病のリスクが高まると認識されています。高温多湿の時期と重なることや、台風の接近によって被害が拡大した事例があるため、気象情報を参照した予防的な防除計画が実践されています。
産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、黒腐病耐性品種の選定は「萎黄病(YR)と根こぶ病(CR)を優先し、黒腐病耐性はあればプラス」という考え方で行われているケースが多い印象です。黒腐病単独での品種切り替えよりも、総合耐病性の高い品種に移行する流れが主流です。
農業試験場の技術情報によれば、種子の温湯消毒(50℃で25〜30分処理)が黒腐病の種子伝染を防ぐうえで有効とされています。この方法は農薬を使わずに実施できるため、有機栽培や農薬低減に取り組む産地でも採用されています。圃場での防除だけでなく、種子段階からの対策という視点も持っておくことが、黒腐病対策の基本です。
黒腐病は Xanthomonas campestris pv. campestris による細菌病で、葉縁からのV字形病斑と維管束の黒変を特徴とします。種子伝染・土壌伝染・昆虫による傷からの感染など多様な感染経路を持ち、高温・多湿の環境条件下で被害が拡大しやすい病害です。
耐病性品種の利用は有効な対策ですが、黒腐病は萎黄病(YR)や根こぶ病(CR)に比べて品種カタログ上での耐病性区分が統一されておらず、品種間の比較が難しい面があります。品種選びにあたっては種苗メーカーに耐病性レベルを確認し、輪作・残渣処理・害虫防除・適切な農薬防除と組み合わせた総合的な管理体系を構築することが、安定したキャベツ生産につながります。
キャベツ品種の詳細はミノリスのキャベツ品種一覧で確認できます。耐病性の組み合わせを比較しながら、圃場の状況に合った品種を選定してください。
株式会社日本農林社
極濃緑色で黒腐病にも強い!中生寒玉系 ■特性 ・定植後75日で収穫できる萎黄病抵抗性の寒玉品種。 ・黒腐病に強い。 ・草勢はややおとなしく、形状は平玉で安定する。 ・玉色は極濃緑色で、尻部の着色も良い。 ■栽培の注意 ・平坦地・暖地の夏まき早植え(8月上旬定植)は、小玉になるため、不向きです。 ・定植が遅れると結球が不十分になるので、適期に定植してください。
タキイ種苗株式会社
根こぶ病と黒腐病に複合耐病性! 形状が安定する寒玉系中早生種! ■特長 ・根こぶ病と黒腐病に対し、高度な耐病性を示すほか、萎黄病にも耐病性。 ・玉のそろいがよく、スムーズな収穫作業が可能で、扁円に形状が安定するため箱詰め作業が容易。 ・倒伏しにくく、玉尻が地面に接しにくい。 ・中間・暖地の秋どりと春まきの初夏どりの両方で栽培できる。冷涼地では春まきの初夏どりと秋どりが可能。 ■栽培の要点 ・適切な外葉形成のため、保水性がよく、肥沃な圃場への作付けを優先する。 ・極端な密植栽培を避け、適切な外葉発育ができる条間・株間で栽培する。 ・元肥主力で初期生育を促進し、早めの追肥で生育後半まで安定した肥効を保つ。 ・適期収穫に努め、とり遅れに注意する。 ・本種は根こぶ病、黒腐病に対し、完全な抵抗性ではないため、予防的防除の実施が望ましい。 ・短茎のため、土壌からの菌核病、株腐病に対して十分な防除を実施する。
株式会社カイヤ採種場
病気に強く多収性、1~2月どりに最適な扁円中生種 ■特性 ・年内~2月どりに最適で、耐寒性がある扁円球の中生品種です。 ・結球の仕方は、内部がゆっくりと締まる結球充実型です。 ・球色は濃緑色で、市場性が大変高く、また肉質は完全な寒玉なので加工契約にも好適です。 ・外葉はやや旺盛ですが、立性に近いので密植も可能です。 ・根が強く耐倒伏性に優れているので、地際からの尻腐れに強く、裂球が遅いので在圃性が非常に高いです。 ・萎黄病に抵抗性で、1~2月に多い玉ベトや年内に発生しやすい黒腐れ病にも強い方です。
トキタ種苗株式会社
■特性 冬・晩冬で出荷が可能な耐寒性があり、強い霜に遭遇しても色抜けしにくく、暖地の2‐3月出荷で力を発揮する。早生で春まき適性のある「クリスピーノ」が出荷しにくい時期に出荷が可能。 草勢旺盛で栽培しやすく、外葉は濃緑でちりめんの感じが強く出て、球は腰高の扁円球となる。 ■栽培上の注意 非常に強い耐寒性を持っており、チップバーンにも強いが、定植初期の酷暑と乾燥に敏感な点がある。水切れさせず活着させるために、定植直後の灌水はたっぷり与える。 べと病・黒腐れ病に比較的強いが、激発地では発生るので、予防を心がける。 ■播き時期 秋まき(7-9月まき)が好適。128穴セルトレイ利用の場合、育苗期間25~30日・本葉3~4枚の苗を定植する。 ■植え付け 株間40cm・畝間70cm。スムーズな活着を促すために定植後にしっかり灌水する。外葉が大きくなるので「クリスピーノ」よりも株間を広く設定するのがお勧め。 ■肥料 成分で、元肥チッソ15g/平方メートル、リン酸20g/平方メートル、カリ15g/平方メートル。追肥はチッソ・カリ 5g/平方メートルを草勢・葉色に注意して肥切れを起こさないよう留意して与える。 ■収穫 基本は、通常のキャベツ同様、しっかり結球した株を収穫する。3月に入ると気温が上がり、在圃しにくくなるので、収穫適期を見極めて早めに収穫する。 ■料理 通常のキャベツと比べて水分が少なく、繊維質な葉質が特徴。おすすめの料理法は煮物料理で、ロールキャベツにすると箸で切れてしまうほどのサクサクした食感を楽しめる。サラダではドレッシングとの相性が良く、素材自体の野趣溢れた風味と食感を生かした大人のサラダを楽しむことができる。
ヴィルモランみかど株式会社
アントシアン少なく、柔らかい萎黄病耐病性品種 ■特徴 タイプ サワー系 耐病性 IR : 萎黄病 ■品種の特性 1. 外葉は濃緑色の中葉で、株張りは中位、草姿は半開帳性。草勢は中程度。 2. 結球は甲高扁円球となり、平箱の8玉中心に揃う。 3. 球色は濃緑色でブルームは少ない。春系特有の葉質でやわらかく多汁で甘みが強い。食味と品質は極良。 4. 内部は鮮やかなクリーム色で、周囲のグリーンに良く映える。芯は細く短めで、玉が良く締まり重量感がある。 5. 耐寒性は春系の中では強く、アントシアンも発生しにくい。低温肥大性がある。 6. 萎黄病耐病性で、黒腐病・軟腐病等の病害にも強い。 ■栽培のポイント 痩せ地での栽培では、小玉傾向となることがあるので外葉を作る栽培を心がける。
有限会社石井育種場
高温肥大性に優れた豊産種 2号より早どりに好適 冷涼地・高冷地・中間地・暖地 YR/70日 ■特性 1. 平暖地の夏まき、秋どり、晩秋〜早春まき、6~7月どり、高冷地の晩春~初夏まき、夏秋どりに適する。 2. 萎黄病に抵抗性で黒腐病にも強く、草勢は旺盛で栽培が容易。YRしぶき2号より草勢はやや旺盛。 3. 高温肥大性に優れ、甲高扁円球でよくしまり、生産性の安定した豊産種。2号より黄葉、甲高で早どりに適している。 4. 葉質は葉切れよく、食味は良好。 5. 契約栽培、業務用にも好適。 ■栽培の要点・注意 1. 平暖地でも12月後半以降の低温期に入ると結球が緩慢になるので、定植の遅れに注意する。 2. 2号より強勢なので元肥はやや控える。 3. 平暖地の夏まきで播種、定植が早い場合は定植後、高温乾燥が長く続くと丸玉になることがあるので耕土が深く保水力のある圃場で栽培する。
有限会社石井育種場
高冷地、冷涼地・中間地・暖地にも好適 YR/70日~75日 ■特性 1. 平暖地の秋~年内どり、初夏どり、冷涼地の夏秋どりに適し、作型の幅が広い。 2. 萎黄病抵抗性で黒腐病にも比較的強い。 3. 株張りは中位、草姿はやや開張性で生育、結球ともよく揃い、密植適性が高い。 4. 球は濃い青緑色、甲高扁円で形状がよい。球重1.4~1.5kg程度でよくしまり、L玉比率が高く定数詰めに適している。 5. YRしぶきに比較して葉色は濃緑、葉質はやや硬く、低温結球性、耐寒性があり、晩秋、年内どりの遅どり適性が高い ■栽培の要点・注意 1. 若苗定植をこころがけ、小苗は使用しない。 2. 秋まきの場合、早まきすると腋芽がでることがあるので、晩秋まきをする。 3. 長雨、多湿時は圃場の排水をはかる。 4. 冷涼地8~9月どりは、夏期、高温乾燥が続くと丸玉になりやすいので、保水力のある圃場で栽培する。
宝種苗株式会社
グリーンボール系の極早生大玉 甘味強く、食味良い! ●グリーンボール系の丸玉・大玉キャベツ。 ●早生種で、定植後58日くらいで1.2kgくらいになる。 ●特に萎黄病抵抗性に優れ、黒腐病にも耐病性をもつ。栽培しやすいボールキャベツ。 ●球色はツヤのある鮮緑で、食味も良く甘みがある。 ●結球は玉がしまりながらも、葉が過熟になりにくいため裂球が遅い。
有限会社フジミ・オフィス
栽培容易で市場出荷に最適 特性 1)萎黄病抵抗品種で黒腐病にも強い 2)草勢も旺盛で半開張性、結球力も強く、低温期の、肥大生、球揃いは抜群 3)甲高扁円で濃緑色、球重は1.5kg位で良く締まり市場性も高い 4)平暖地の夏蒔き秋~年内穫り、春蒔き夏穫り、又、冷涼地の春~初夏 栽培の要点 ●密植栽培にも適し、特に高冷地での夏~秋穫り ●栽培では裂球も遅く、収穫期の幅が広い
トキタ種苗株式会社
耐病性で揃いのよい中生種 第51回全日本そ菜原種審査会1等特別賞受賞 (夏秋どり栽培) ※販売終了 ■特性 草姿は立性で草勢強く、萎黄病に抵抗性、黒斑細菌病、黒腐病などに耐病性で栽培し易い。外葉は濃緑色でブルームが発生する。球重は1.2-1.5kgの扁円球でよく揃い在圃性も高い。 ■栽培上の注意 吸肥力が強い品種なので、元肥は控えめに追肥主体の栽培とします。 畝間55-60cm、株間33から35cmで10アールあたり4800-5500株が最適です。 平地の12-1月どり、冷涼地での遅穫りでは結球に注意します。
トキタ種苗株式会社
耐病性で揃いのよい中生種 在圃性高く、濃緑・よく揃う 病気にも強い (夏秋どり栽培) 2014年愛知県野菜優良品種選定審査会2位入賞 第63回全日本野菜品種審査会3位入賞 ■特性 草姿は半開張性、草勢強く外葉の伸びよい中生種。 葉色は濃緑で外葉には若干ブルームが発生。結球葉は濃緑色で尻まで緑色が残る。 球はやや扁円球となり、1球重1.3-1.5kgによく揃い、定数詰めに最適。 葉質はやや軟らかく歯切れがあり、カット向け・お好み焼きに最適。 萎黄病抵抗性で、軟腐病・黒腐病・黒斑細菌病にも強く作りやすい。 ■栽培上の注意 12月〜1月上旬どり栽培はアントシアンが発生する場合があるので、生育後期まで草勢を保つよう肥効を確保する。 ■播き時期 高冷地:3〜6月播き・7〜10月どり 一般地:1〜3月播き・6〜7月どり、7〜8月播き・11〜12月どり 暖地:1〜3月播き・6〜7月どり、7〜8月播き・11〜12月どり ■播種方法 9cmポットに5〜6粒まき、双葉が展開したら、生育の劣るものを間引き3本程度残し、本葉2枚で2本、本葉3〜4枚の時に1本立ちにし、本葉5〜6枚まで育てます。 夏まきで日当たりが強い場合は、寒冷紗の下で日よけするなどします。秋まきは、植え付けが遅れることの無いように順調に生育させます。 ■植え付け 畝間55-60cm、株間33から35cmで10アールあたり4800-5500株が最適です。 植え付け前にポットに水を十分含ませ、土が崩れないようにする。植え付け後は水をたっぷり与え、活着を促します。夏の定植は、朝よりも夕方涼しくなってからの方が良いでしょう。 ■土壌条件 2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良いようです。土壌酸度pHは6〜6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が望ましいでしょう。 ■肥料 1平方メートル当たり、苦土石灰は、120g、堆肥4〜5リットル。元肥として低度化成肥料(NPK888)150g(成分量で12g)を全層施肥します。 追肥は、生育中2回が目安。1回目は、苗が活着して半月ほどたった頃。 2回めは、芯葉が立って結球をし始める頃。それぞれ低度化成肥料を外葉の先端あたりに1平方メートル当たり60〜70g目安に施し、中耕、除草も兼ねて覆土します。畝の肩の土を削って株元に土寄せします。 ■収穫 玉の上部を押さえてみてしっかりしまったものから収穫します。 ■料理 結球内部の葉質は、軟らかいのでお好み焼き、千切りサラダに最適
トキタ種苗株式会社
耐病性・耐暑性に優れ、作りやすい早生種 一般地・暖地10 月/冷涼地8-10 月収穫に最適! ■特性 草姿はやや立性で草勢強く、定植後約60-65日で収穫適期の球重1.3-1.6kgとなる。外葉はコンパクトで収穫作業性良好。葉色は鮮明な濃緑色で外葉には若干ブルームが発生する。結球葉は尻部まで緑色となり市場性に優れる。球はやや腰高に良く揃い箱詰めしやすい。 萎黄病抵抗性、黒腐病・黒斑細菌病に強い耐病性があり、石灰欠乏症、ホウ素欠乏症に強く、高温期の育苗もしやすく、本圃でも作りやすい。 ■栽培上の注意 冷涼地の5-6月播き、8-10月どり(初夏どり及び夏秋どり)、暖地の6月および一般地、暖地の10-11月どりに適する。 ■播き時期 高冷地:5〜6月播き・8〜11月どり 一般地:7月播き・10〜11月どり 暖地:7月播き・10〜11月どり ■播種方法 9cmポットに5〜6粒まき、双葉が展開したら、生育の劣るものを間引き3本程度残し、本葉2枚で2本、本葉3〜4枚の時に1本立ちにし、本葉5〜6枚まで育てます。 夏まきで日当たりが強い場合は、寒冷紗の下で日よけするなどします。秋まきは、植え付けが遅れることの無いように順調に生育させます。 ■植え付け 株間40cm前後、条間は50cm。畝幅は、1条ならば90cm、2条ならば120cmを目安とします。 ■土壌条件 2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良いようです。土壌酸度pHは6〜6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が望ましいでしょう。 ■肥料 1平方メートル当たり、苦土石灰は、120g、堆肥4〜5リットル。元肥として低度化成肥料(NPK888)150g(成分量で12g)を全層施肥します。 追肥は、生育中2回が目安。1回目は、苗が活着して半月ほどたった頃。 2回めは、芯葉が立って結球をし始める頃。それぞれ低度化成肥料を外葉の先端あたりに1平方メートル当たり60〜70g目安に施し、中耕、除草も兼ねて覆土します。畝の肩の土を削って株元に土寄せします。 キャベツは、乾燥に比較的弱く、乾燥が続くと生育が止まり、肥料の吸収力も鈍り、石灰欠乏症等も出やすくなるといわれています。畑が乾いた時は、夕方に畝間灌水や、株間に水やりします。 ■収穫 玉の上部を押さえてみてしっかりしまったものから収穫します。 ■料理 芯が小さく、千切りしやすい
雪印種苗株式会社
肥大性よく、耐病性に優れ 栽培容易な夏秋系キャベツ 加工用に適する ■特性・特徴 ・外葉はやや濃緑でやや短く、草勢が旺盛で、草姿は立性。 ・玉伸び良好で、濃緑で締まり良く、芯は短い。 ・萎黄病抵抗性で黒腐病・黒斑細菌病の発生が少なく栽培が容易。 ・寒玉系で葉質はやや硬め。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】3月中旬~6月上旬 道央・道南:【播種期】3月中旬~6月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】3月上旬~5月上旬 東北中部・南部:【播種期】3月上旬~5月上旬 一般地:【播種期】春まき:12月上旬~3月上旬・夏まき:7月中旬~8月中旬 西南暖地:【播種期】春まき:12月上旬~3月上旬・夏まき:7月中旬~8月中旬
小林種苗株式会社
京都府知事賞受賞!! 全日本野菜品種審査会3等受賞 耐湿性に優れた年内どりキャベツ! 特性 ・根張りが良く、耐湿性に優れ多雨に強い。 ・定植後75~80日で1.5~2kgになり、裂球遅く収穫期の長い。 ・萎黄病抵抗性で黒腐病・べと病にも強く、栽培しやすい。 栽培のポイント ・耐暑性は強くはないので早播きは避けて下さい。 ・平均気温が10度以下になると結球が進まず、軟結球になる恐れがありますので、 播き遅れに注意して下さい。
タキイ種苗株式会社
5月出荷が可能な秋まきの寒玉系中早生種! ■特長 ・秋まきの年内定植で寒玉が品薄となる5月どりが可能。裂球が遅く、計画出荷に適する。 ・草姿は中開性でよくそろう。草勢も比較的強く、玉太りにすぐれ多収。 ・形状が扁円に安定するため箱詰めが容易。秋まき栽培で問題となるわき芽や石灰欠乏症が少ない。 ・萎黄病耐病性で黒腐病にも圃場耐病性を示す。 ■栽培の要点 ・特に春まき栽培では、生育初期に外葉を作りすぎると、玉じまりが劣り熟期が遅れる。元肥を従来品種の2割程度少なくし、追肥で玉の充実を促す。 ・春の温床育苗では徒長させないよう換気を十分行う。トレイ育苗では順化期間をやや長めにして、茎が太くよくしまった苗に仕上げる。 ・育苗時と収穫期中〜後半にべと病の発生が懸念されるため、適切な予防を行う。
小林種苗株式会社
小林交配 YR雪舟 キャベツ 低温肥大性・在圃性に優れ、加工業務用にも最適! ・定植後90日で1.5kg、120日で2~3kgに太る、高収量の寒玉系キャベツです。 ・草姿は半開張性で草勢はやや強く、低温肥大性に優れます。 ・球は鮮緑色の扁円形で玉揃い良く、締まり良く、球芯は小さく伸びも遅いです。 ・裂球が極めて遅く、在圃性に優れます。 ・育苗時の耐暑性、本圃での耐寒性強く、萎黄病・黒腐病にも強く栽培容易です。
タキイ種苗株式会社
黒腐病に強く玉ぞろいのよい年内〜冬どり種! ■特長 ・萎黄病に耐病性で、黒腐病にも強い年内〜冬どり種。 ・適期栽培では、定植後75〜80日で収穫できる中生種。 ・肥沃地の適応性が高く、株張りは中程度で草姿は立性。 ・結球は肥大型でよくしまり、形状は甲高扁円球でよくそろう。 ・裂球は遅く、耐寒性もすぐれるので収穫期の幅が広い。 ■栽培の要点 ・排水がよく、肥沃な圃場を好む。 ・元肥主体で初期生育を促す。 ・低温肥大性はやや劣るので、適期栽培に努める。
株式会社野崎採種場
いしずえの特徴 ●耐病性で、作りやすい中早生種。 ●外葉は濃緑色でややブルームを帯び、球はやや腰高の扁円球でよく締まり1.5㎏程度となる。球尻・球色はきれいで輸送性にも優れ、市場性は高い。 ●萎黄病に抵抗性で黒腐病にも強く、育苗・栽培共に容易である。また、耐暑性・耐寒性にも優れ、裂球も比較的遅いので長期にわたり収穫できる。 ●一般平暖地では7月上中旬~8月上中旬まきで、10月末から、1月にかけて年内中心に収穫するのに適する。また、晩秋~3月中旬まきで、6月~7月どり用にも利用できる。
カネコ種苗株式会社
濃鮮緑色の秋どり品種 特性 ●播種後約100日で収穫できる中早生種で中間地・暖地の10~11月収穫に向きます。 ●玉は扁円形で安定し、球色はやや光沢がある濃緑色で球尻まで良く着色します。 ●外葉はやや大型の半開張性で、不良環境下でも良く肥大します。 ●萎黄病にAタイプの抵抗性を有し、また黒腐病にも強い耐病性があります。 ●結球は形状が先に出来上がるタイプです。肥沃地では元肥窒素を控えて栽培します。
有限会社フジミ・オフィス
鮮やかな濃緑色の美玉 特性 1)耐寒性、低温結球性に優れた寒玉種 2)耐病性、特に黒腐病、芯腐病、菌核病に強く、裂球殆どなく在圃性良く、土壌適応性が広い 3)甲高扁円で1.5kg位で良く揃い、鮮やかな光沢のある濃緑色で艶があり尻部まで緑色を呈する 4)低温期でもアントシアンの発生なく、市場性も抜群で、食味も良い 栽培の要点 ●育苗に注意し健全な揃った苗を定植する ●日本海側、中間地における栽培では8月10日頃までに播種し12月中旬~1月に結球させ2月~3月出荷を目標にする ●耐寒性、低温期の肥大性に優れているので暖地の4月穫りも可能である ●結球前に追肥を施し在圃性を強める
株式会社日本農林社
極濃緑色で黒腐病にも強い!中生寒玉系 ■特性 ・定植後75日で収穫できる萎黄病抵抗性の寒玉品種。 ・黒腐病に強い。 ・草勢はややおとなしく、形状は平玉で安定する。 ・玉色は極濃緑色で、尻部の着色も良い。 ■栽培の注意 ・平坦地・暖地の夏まき早植え(8月上旬定植)は、小玉になるため、不向きです。 ・定植が遅れると結球が不十分になるので、適期に定植してください。
タキイ種苗株式会社
根こぶ病と黒腐病に複合耐病性! 形状が安定する寒玉系中早生種! ■特長 ・根こぶ病と黒腐病に対し、高度な耐病性を示すほか、萎黄病にも耐病性。 ・玉のそろいがよく、スムーズな収穫作業が可能で、扁円に形状が安定するため箱詰め作業が容易。 ・倒伏しにくく、玉尻が地面に接しにくい。 ・中間・暖地の秋どりと春まきの初夏どりの両方で栽培できる。冷涼地では春まきの初夏どりと秋どりが可能。 ■栽培の要点 ・適切な外葉形成のため、保水性がよく、肥沃な圃場への作付けを優先する。 ・極端な密植栽培を避け、適切な外葉発育ができる条間・株間で栽培する。 ・元肥主力で初期生育を促進し、早めの追肥で生育後半まで安定した肥効を保つ。 ・適期収穫に努め、とり遅れに注意する。 ・本種は根こぶ病、黒腐病に対し、完全な抵抗性ではないため、予防的防除の実施が望ましい。 ・短茎のため、土壌からの菌核病、株腐病に対して十分な防除を実施する。
株式会社カイヤ採種場
病気に強く多収性、1~2月どりに最適な扁円中生種 ■特性 ・年内~2月どりに最適で、耐寒性がある扁円球の中生品種です。 ・結球の仕方は、内部がゆっくりと締まる結球充実型です。 ・球色は濃緑色で、市場性が大変高く、また肉質は完全な寒玉なので加工契約にも好適です。 ・外葉はやや旺盛ですが、立性に近いので密植も可能です。 ・根が強く耐倒伏性に優れているので、地際からの尻腐れに強く、裂球が遅いので在圃性が非常に高いです。 ・萎黄病に抵抗性で、1~2月に多い玉ベトや年内に発生しやすい黒腐れ病にも強い方です。
トキタ種苗株式会社
■特性 冬・晩冬で出荷が可能な耐寒性があり、強い霜に遭遇しても色抜けしにくく、暖地の2‐3月出荷で力を発揮する。早生で春まき適性のある「クリスピーノ」が出荷しにくい時期に出荷が可能。 草勢旺盛で栽培しやすく、外葉は濃緑でちりめんの感じが強く出て、球は腰高の扁円球となる。 ■栽培上の注意 非常に強い耐寒性を持っており、チップバーンにも強いが、定植初期の酷暑と乾燥に敏感な点がある。水切れさせず活着させるために、定植直後の灌水はたっぷり与える。 べと病・黒腐れ病に比較的強いが、激発地では発生るので、予防を心がける。 ■播き時期 秋まき(7-9月まき)が好適。128穴セルトレイ利用の場合、育苗期間25~30日・本葉3~4枚の苗を定植する。 ■植え付け 株間40cm・畝間70cm。スムーズな活着を促すために定植後にしっかり灌水する。外葉が大きくなるので「クリスピーノ」よりも株間を広く設定するのがお勧め。 ■肥料 成分で、元肥チッソ15g/平方メートル、リン酸20g/平方メートル、カリ15g/平方メートル。追肥はチッソ・カリ 5g/平方メートルを草勢・葉色に注意して肥切れを起こさないよう留意して与える。 ■収穫 基本は、通常のキャベツ同様、しっかり結球した株を収穫する。3月に入ると気温が上がり、在圃しにくくなるので、収穫適期を見極めて早めに収穫する。 ■料理 通常のキャベツと比べて水分が少なく、繊維質な葉質が特徴。おすすめの料理法は煮物料理で、ロールキャベツにすると箸で切れてしまうほどのサクサクした食感を楽しめる。サラダではドレッシングとの相性が良く、素材自体の野趣溢れた風味と食感を生かした大人のサラダを楽しむことができる。
ヴィルモランみかど株式会社
アントシアン少なく、柔らかい萎黄病耐病性品種 ■特徴 タイプ サワー系 耐病性 IR : 萎黄病 ■品種の特性 1. 外葉は濃緑色の中葉で、株張りは中位、草姿は半開帳性。草勢は中程度。 2. 結球は甲高扁円球となり、平箱の8玉中心に揃う。 3. 球色は濃緑色でブルームは少ない。春系特有の葉質でやわらかく多汁で甘みが強い。食味と品質は極良。 4. 内部は鮮やかなクリーム色で、周囲のグリーンに良く映える。芯は細く短めで、玉が良く締まり重量感がある。 5. 耐寒性は春系の中では強く、アントシアンも発生しにくい。低温肥大性がある。 6. 萎黄病耐病性で、黒腐病・軟腐病等の病害にも強い。 ■栽培のポイント 痩せ地での栽培では、小玉傾向となることがあるので外葉を作る栽培を心がける。
有限会社石井育種場
高温肥大性に優れた豊産種 2号より早どりに好適 冷涼地・高冷地・中間地・暖地 YR/70日 ■特性 1. 平暖地の夏まき、秋どり、晩秋〜早春まき、6~7月どり、高冷地の晩春~初夏まき、夏秋どりに適する。 2. 萎黄病に抵抗性で黒腐病にも強く、草勢は旺盛で栽培が容易。YRしぶき2号より草勢はやや旺盛。 3. 高温肥大性に優れ、甲高扁円球でよくしまり、生産性の安定した豊産種。2号より黄葉、甲高で早どりに適している。 4. 葉質は葉切れよく、食味は良好。 5. 契約栽培、業務用にも好適。 ■栽培の要点・注意 1. 平暖地でも12月後半以降の低温期に入ると結球が緩慢になるので、定植の遅れに注意する。 2. 2号より強勢なので元肥はやや控える。 3. 平暖地の夏まきで播種、定植が早い場合は定植後、高温乾燥が長く続くと丸玉になることがあるので耕土が深く保水力のある圃場で栽培する。
有限会社石井育種場
高冷地、冷涼地・中間地・暖地にも好適 YR/70日~75日 ■特性 1. 平暖地の秋~年内どり、初夏どり、冷涼地の夏秋どりに適し、作型の幅が広い。 2. 萎黄病抵抗性で黒腐病にも比較的強い。 3. 株張りは中位、草姿はやや開張性で生育、結球ともよく揃い、密植適性が高い。 4. 球は濃い青緑色、甲高扁円で形状がよい。球重1.4~1.5kg程度でよくしまり、L玉比率が高く定数詰めに適している。 5. YRしぶきに比較して葉色は濃緑、葉質はやや硬く、低温結球性、耐寒性があり、晩秋、年内どりの遅どり適性が高い ■栽培の要点・注意 1. 若苗定植をこころがけ、小苗は使用しない。 2. 秋まきの場合、早まきすると腋芽がでることがあるので、晩秋まきをする。 3. 長雨、多湿時は圃場の排水をはかる。 4. 冷涼地8~9月どりは、夏期、高温乾燥が続くと丸玉になりやすいので、保水力のある圃場で栽培する。
宝種苗株式会社
グリーンボール系の極早生大玉 甘味強く、食味良い! ●グリーンボール系の丸玉・大玉キャベツ。 ●早生種で、定植後58日くらいで1.2kgくらいになる。 ●特に萎黄病抵抗性に優れ、黒腐病にも耐病性をもつ。栽培しやすいボールキャベツ。 ●球色はツヤのある鮮緑で、食味も良く甘みがある。 ●結球は玉がしまりながらも、葉が過熟になりにくいため裂球が遅い。
有限会社フジミ・オフィス
栽培容易で市場出荷に最適 特性 1)萎黄病抵抗品種で黒腐病にも強い 2)草勢も旺盛で半開張性、結球力も強く、低温期の、肥大生、球揃いは抜群 3)甲高扁円で濃緑色、球重は1.5kg位で良く締まり市場性も高い 4)平暖地の夏蒔き秋~年内穫り、春蒔き夏穫り、又、冷涼地の春~初夏 栽培の要点 ●密植栽培にも適し、特に高冷地での夏~秋穫り ●栽培では裂球も遅く、収穫期の幅が広い
トキタ種苗株式会社
耐病性で揃いのよい中生種 第51回全日本そ菜原種審査会1等特別賞受賞 (夏秋どり栽培) ※販売終了 ■特性 草姿は立性で草勢強く、萎黄病に抵抗性、黒斑細菌病、黒腐病などに耐病性で栽培し易い。外葉は濃緑色でブルームが発生する。球重は1.2-1.5kgの扁円球でよく揃い在圃性も高い。 ■栽培上の注意 吸肥力が強い品種なので、元肥は控えめに追肥主体の栽培とします。 畝間55-60cm、株間33から35cmで10アールあたり4800-5500株が最適です。 平地の12-1月どり、冷涼地での遅穫りでは結球に注意します。
トキタ種苗株式会社
耐病性で揃いのよい中生種 在圃性高く、濃緑・よく揃う 病気にも強い (夏秋どり栽培) 2014年愛知県野菜優良品種選定審査会2位入賞 第63回全日本野菜品種審査会3位入賞 ■特性 草姿は半開張性、草勢強く外葉の伸びよい中生種。 葉色は濃緑で外葉には若干ブルームが発生。結球葉は濃緑色で尻まで緑色が残る。 球はやや扁円球となり、1球重1.3-1.5kgによく揃い、定数詰めに最適。 葉質はやや軟らかく歯切れがあり、カット向け・お好み焼きに最適。 萎黄病抵抗性で、軟腐病・黒腐病・黒斑細菌病にも強く作りやすい。 ■栽培上の注意 12月〜1月上旬どり栽培はアントシアンが発生する場合があるので、生育後期まで草勢を保つよう肥効を確保する。 ■播き時期 高冷地:3〜6月播き・7〜10月どり 一般地:1〜3月播き・6〜7月どり、7〜8月播き・11〜12月どり 暖地:1〜3月播き・6〜7月どり、7〜8月播き・11〜12月どり ■播種方法 9cmポットに5〜6粒まき、双葉が展開したら、生育の劣るものを間引き3本程度残し、本葉2枚で2本、本葉3〜4枚の時に1本立ちにし、本葉5〜6枚まで育てます。 夏まきで日当たりが強い場合は、寒冷紗の下で日よけするなどします。秋まきは、植え付けが遅れることの無いように順調に生育させます。 ■植え付け 畝間55-60cm、株間33から35cmで10アールあたり4800-5500株が最適です。 植え付け前にポットに水を十分含ませ、土が崩れないようにする。植え付け後は水をたっぷり与え、活着を促します。夏の定植は、朝よりも夕方涼しくなってからの方が良いでしょう。 ■土壌条件 2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良いようです。土壌酸度pHは6〜6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が望ましいでしょう。 ■肥料 1平方メートル当たり、苦土石灰は、120g、堆肥4〜5リットル。元肥として低度化成肥料(NPK888)150g(成分量で12g)を全層施肥します。 追肥は、生育中2回が目安。1回目は、苗が活着して半月ほどたった頃。 2回めは、芯葉が立って結球をし始める頃。それぞれ低度化成肥料を外葉の先端あたりに1平方メートル当たり60〜70g目安に施し、中耕、除草も兼ねて覆土します。畝の肩の土を削って株元に土寄せします。 ■収穫 玉の上部を押さえてみてしっかりしまったものから収穫します。 ■料理 結球内部の葉質は、軟らかいのでお好み焼き、千切りサラダに最適
トキタ種苗株式会社
耐病性・耐暑性に優れ、作りやすい早生種 一般地・暖地10 月/冷涼地8-10 月収穫に最適! ■特性 草姿はやや立性で草勢強く、定植後約60-65日で収穫適期の球重1.3-1.6kgとなる。外葉はコンパクトで収穫作業性良好。葉色は鮮明な濃緑色で外葉には若干ブルームが発生する。結球葉は尻部まで緑色となり市場性に優れる。球はやや腰高に良く揃い箱詰めしやすい。 萎黄病抵抗性、黒腐病・黒斑細菌病に強い耐病性があり、石灰欠乏症、ホウ素欠乏症に強く、高温期の育苗もしやすく、本圃でも作りやすい。 ■栽培上の注意 冷涼地の5-6月播き、8-10月どり(初夏どり及び夏秋どり)、暖地の6月および一般地、暖地の10-11月どりに適する。 ■播き時期 高冷地:5〜6月播き・8〜11月どり 一般地:7月播き・10〜11月どり 暖地:7月播き・10〜11月どり ■播種方法 9cmポットに5〜6粒まき、双葉が展開したら、生育の劣るものを間引き3本程度残し、本葉2枚で2本、本葉3〜4枚の時に1本立ちにし、本葉5〜6枚まで育てます。 夏まきで日当たりが強い場合は、寒冷紗の下で日よけするなどします。秋まきは、植え付けが遅れることの無いように順調に生育させます。 ■植え付け 株間40cm前後、条間は50cm。畝幅は、1条ならば90cm、2条ならば120cmを目安とします。 ■土壌条件 2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良いようです。土壌酸度pHは6〜6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が望ましいでしょう。 ■肥料 1平方メートル当たり、苦土石灰は、120g、堆肥4〜5リットル。元肥として低度化成肥料(NPK888)150g(成分量で12g)を全層施肥します。 追肥は、生育中2回が目安。1回目は、苗が活着して半月ほどたった頃。 2回めは、芯葉が立って結球をし始める頃。それぞれ低度化成肥料を外葉の先端あたりに1平方メートル当たり60〜70g目安に施し、中耕、除草も兼ねて覆土します。畝の肩の土を削って株元に土寄せします。 キャベツは、乾燥に比較的弱く、乾燥が続くと生育が止まり、肥料の吸収力も鈍り、石灰欠乏症等も出やすくなるといわれています。畑が乾いた時は、夕方に畝間灌水や、株間に水やりします。 ■収穫 玉の上部を押さえてみてしっかりしまったものから収穫します。 ■料理 芯が小さく、千切りしやすい
雪印種苗株式会社
肥大性よく、耐病性に優れ 栽培容易な夏秋系キャベツ 加工用に適する ■特性・特徴 ・外葉はやや濃緑でやや短く、草勢が旺盛で、草姿は立性。 ・玉伸び良好で、濃緑で締まり良く、芯は短い。 ・萎黄病抵抗性で黒腐病・黒斑細菌病の発生が少なく栽培が容易。 ・寒玉系で葉質はやや硬め。 ■使用時期 道東・道北:【播種期】3月中旬~6月上旬 道央・道南:【播種期】3月中旬~6月上旬 東北北部・寒高冷地:【播種期】3月上旬~5月上旬 東北中部・南部:【播種期】3月上旬~5月上旬 一般地:【播種期】春まき:12月上旬~3月上旬・夏まき:7月中旬~8月中旬 西南暖地:【播種期】春まき:12月上旬~3月上旬・夏まき:7月中旬~8月中旬
小林種苗株式会社
京都府知事賞受賞!! 全日本野菜品種審査会3等受賞 耐湿性に優れた年内どりキャベツ! 特性 ・根張りが良く、耐湿性に優れ多雨に強い。 ・定植後75~80日で1.5~2kgになり、裂球遅く収穫期の長い。 ・萎黄病抵抗性で黒腐病・べと病にも強く、栽培しやすい。 栽培のポイント ・耐暑性は強くはないので早播きは避けて下さい。 ・平均気温が10度以下になると結球が進まず、軟結球になる恐れがありますので、 播き遅れに注意して下さい。
タキイ種苗株式会社
5月出荷が可能な秋まきの寒玉系中早生種! ■特長 ・秋まきの年内定植で寒玉が品薄となる5月どりが可能。裂球が遅く、計画出荷に適する。 ・草姿は中開性でよくそろう。草勢も比較的強く、玉太りにすぐれ多収。 ・形状が扁円に安定するため箱詰めが容易。秋まき栽培で問題となるわき芽や石灰欠乏症が少ない。 ・萎黄病耐病性で黒腐病にも圃場耐病性を示す。 ■栽培の要点 ・特に春まき栽培では、生育初期に外葉を作りすぎると、玉じまりが劣り熟期が遅れる。元肥を従来品種の2割程度少なくし、追肥で玉の充実を促す。 ・春の温床育苗では徒長させないよう換気を十分行う。トレイ育苗では順化期間をやや長めにして、茎が太くよくしまった苗に仕上げる。 ・育苗時と収穫期中〜後半にべと病の発生が懸念されるため、適切な予防を行う。
小林種苗株式会社
小林交配 YR雪舟 キャベツ 低温肥大性・在圃性に優れ、加工業務用にも最適! ・定植後90日で1.5kg、120日で2~3kgに太る、高収量の寒玉系キャベツです。 ・草姿は半開張性で草勢はやや強く、低温肥大性に優れます。 ・球は鮮緑色の扁円形で玉揃い良く、締まり良く、球芯は小さく伸びも遅いです。 ・裂球が極めて遅く、在圃性に優れます。 ・育苗時の耐暑性、本圃での耐寒性強く、萎黄病・黒腐病にも強く栽培容易です。
タキイ種苗株式会社
黒腐病に強く玉ぞろいのよい年内〜冬どり種! ■特長 ・萎黄病に耐病性で、黒腐病にも強い年内〜冬どり種。 ・適期栽培では、定植後75〜80日で収穫できる中生種。 ・肥沃地の適応性が高く、株張りは中程度で草姿は立性。 ・結球は肥大型でよくしまり、形状は甲高扁円球でよくそろう。 ・裂球は遅く、耐寒性もすぐれるので収穫期の幅が広い。 ■栽培の要点 ・排水がよく、肥沃な圃場を好む。 ・元肥主体で初期生育を促す。 ・低温肥大性はやや劣るので、適期栽培に努める。
株式会社野崎採種場
いしずえの特徴 ●耐病性で、作りやすい中早生種。 ●外葉は濃緑色でややブルームを帯び、球はやや腰高の扁円球でよく締まり1.5㎏程度となる。球尻・球色はきれいで輸送性にも優れ、市場性は高い。 ●萎黄病に抵抗性で黒腐病にも強く、育苗・栽培共に容易である。また、耐暑性・耐寒性にも優れ、裂球も比較的遅いので長期にわたり収穫できる。 ●一般平暖地では7月上中旬~8月上中旬まきで、10月末から、1月にかけて年内中心に収穫するのに適する。また、晩秋~3月中旬まきで、6月~7月どり用にも利用できる。
カネコ種苗株式会社
濃鮮緑色の秋どり品種 特性 ●播種後約100日で収穫できる中早生種で中間地・暖地の10~11月収穫に向きます。 ●玉は扁円形で安定し、球色はやや光沢がある濃緑色で球尻まで良く着色します。 ●外葉はやや大型の半開張性で、不良環境下でも良く肥大します。 ●萎黄病にAタイプの抵抗性を有し、また黒腐病にも強い耐病性があります。 ●結球は形状が先に出来上がるタイプです。肥沃地では元肥窒素を控えて栽培します。
有限会社フジミ・オフィス
鮮やかな濃緑色の美玉 特性 1)耐寒性、低温結球性に優れた寒玉種 2)耐病性、特に黒腐病、芯腐病、菌核病に強く、裂球殆どなく在圃性良く、土壌適応性が広い 3)甲高扁円で1.5kg位で良く揃い、鮮やかな光沢のある濃緑色で艶があり尻部まで緑色を呈する 4)低温期でもアントシアンの発生なく、市場性も抜群で、食味も良い 栽培の要点 ●育苗に注意し健全な揃った苗を定植する ●日本海側、中間地における栽培では8月10日頃までに播種し12月中旬~1月に結球させ2月~3月出荷を目標にする ●耐寒性、低温期の肥大性に優れているので暖地の4月穫りも可能である ●結球前に追肥を施し在圃性を強める
1〜20品種 / 全109品種中