病害耐性

ネコブセンチュウ耐性のミニトマト品種一覧 全47種類

ネコブセンチュウとは ネコブセンチュウ(根こぶ線虫)は、糸状菌や細菌とは異なる「線虫」の一種で、植物の根に寄生して害を与える土壌病害虫です。主にトマトで問題になる種としては、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incogni

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ネコブセンチュウ耐性について

ネコブセンチュウ(根こぶ線虫)は、糸状菌や細菌とは異なる「線虫」の一種で、植物の根に寄生して害を与える土壌病害虫です。主にトマトで問題になる種としては、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)などが知られており、日本の施設トマト産地では特にサツマイモネコブセンチュウが広く問題となっています。

感染した根には「根こぶ(ガル)」と呼ばれるコブ状の肥大組織が形成されます。これがネコブセンチュウの名称の由来です。このコブの形成により根が正常な水分・養分の吸収機能を失い、株全体の生育が抑制されます。感染が進行すると著しい萎凋・生育不良・収量低下が起こり、重篤な場合は株が枯死することもあります。

ネコブセンチュウは土壌温度20〜30℃(特に25〜28℃)を好み、高温の施設圃場で活発に増殖します。砂質土壌や水はけの良い圃場では移動しやすく、被害が広がりやすい傾向があります。

意外と知られていないのですが、ネコブセンチュウは「病原菌」ではなく「線虫(動物)」であるため、殺菌剤は全く効果がありません。萎凋病などの土壌病害と混同して殺菌剤だけで対処しようとしても、ネコブセンチュウには効果がないことを理解しておくことが重要です。

ネコブセンチュウ耐性の区分

ネコブセンチュウへの耐性(抵抗性)は、カタログ上では「Mi」または「N」(Ne、Nematode)の略号で表記されることが多いです。「Mi」はネコブセンチュウへの抵抗性遺伝子(Mi遺伝子)を持つことを示しています。

Mi遺伝子はトマトの野生種(Solanum peruvianum等)に由来し、育種により栽培品種に導入されたものです。主にサツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)の3種に対して有効です。

品種選びで見落としがちな重要なポイントがあります。Mi遺伝子の抵抗性は高温(土壌温度28℃以上)で著しく低下します。ミニトマトの施設栽培では夏季の地温が30℃を超えることも珍しくなく、この条件下では耐性品種であっても被害が発生するリスクがあります。

ネコブセンチュウの発生状況と対策の歴史

ネコブセンチュウは日本の施設トマト産地で長年にわたって問題となってきた土壌病害虫です。施設栽培の連作圃場では土壌中の線虫密度が年々高まる傾向があり、長期的な問題として産地に定着することがあります。

かつてはクロルピクリン等の土壌くん蒸剤による防除が主体でしたが、環境への負荷や作業者の安全性への懸念から、代替手段として耐性品種への関心が高まりました。Mi遺伝子を活用したネコブセンチュウ耐性品種の育種は世界的に1970〜80年代から進められており、日本でも耐性品種が普及してきました。

ミニトマトの施設栽培では、促成長期作や周年栽培の産地が多く、連作年数が長くなるほど土壌中の線虫密度が高まりやすい状況があります。台木接ぎ木栽培と耐性品種の組み合わせが普及してきた背景には、このような産地の実情があります。

耐性の限界と注意点

ネコブセンチュウ耐性品種の利用において最も重要な注意点は、高温下での耐性低下です。

Mi遺伝子による耐性は土壌温度28℃以上になると機能が低下します。夏季の施設内では地温が30℃を超えることも珍しくなく、この条件下では耐性品種であっても発病するリスクが高まります。ミニトマトは促成長期栽培が多いため、冬〜春は耐性が機能しやすい一方で、秋の定植直後から初冬にかけての高温期や、抑制作型の夏の高温期には注意が必要です。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、土壌温度が高くなりやすい砂質圃場や暖地の施設では、耐性品種だけで対応しようとすることには限界があります。

次に種の問題があります。Mi遺伝子が主に対応しているのはサツマイモネコブセンチュウ・ジャワネコブセンチュウ・アレナリアネコブセンチュウの3種ですが、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)には効果がない場合があります。発生している線虫の種を把握することが、耐性品種選択の精度を高めます。

また、ネコブセンチュウの耐性は萎凋病・半身萎凋病・根腐萎凋病などの土壌病害耐病性とは独立しています。複数の土壌問題が発生している圃場では、それぞれへの対応をカタログで個別に確認することが必要です。

防除のポイント

ネコブセンチュウの防除は、耐性品種の利用だけに頼らず、土壌管理・耕種的防除・化学的防除を組み合わせた総合防除の考え方が重要です。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。高温期の土壌温度管理が防除において大きな役割を果たします。マルチングによる地温抑制、適切な灌水管理による地温上昇の緩和が、Mi遺伝子の機能維持と線虫密度の管理に有効です。

耕種的防除:

  • 輪作: ネコブセンチュウの宿主でない作物(イネ科作物など)との輪作により、土壌中の線虫密度を低下させることが期待できます
  • 接ぎ木栽培: ネコブセンチュウ耐性を持つ台木への接ぎ木は、品種の耐性をさらに強化する有効な手段です。台木のMi遺伝子の有無を確認した上で選択することが重要です
  • 収穫後の根処理: 収穫後に根を圃場から除去し、圃場外で適切に処理することで次作への線虫密度を抑制します
  • 太陽熱消毒: 夏季の高温期に圃場を透明マルチで覆い、土壌を高温(50〜60℃以上)に保つことでネコブセンチュウを死滅させる方法です。薬剤を使わない環境負荷の低い手段として活用されています

化学的防除:

  • ネコブセンチュウに対して登録のある殺線虫剤・土壌くん蒸剤の使用が有効です。定植前の処理が基本となります

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

施設ミニトマト産地での経験から、「耐性品種を選んだのに夏場に線虫被害が出た」という事例が報告されています。高温下でのMi遺伝子の機能低下が原因であることが多く、その後は太陽熱消毒や土壌くん蒸を組み合わせる対策に切り替えた産地があります。

接ぎ木台木の活用も広がっています。Mi遺伝子を持つ台木にミニトマト品種を接ぐことで、穂木と台木の両面からネコブセンチュウに対処する体制を整える生産者が増えています。ただし、台木のMi遺伝子も高温下では機能が低下するため、土壌温度管理との組み合わせが重要です。

ミニトマトの長期作産地では、太陽熱消毒の実施が夏季の作付け間隔に合わせた慣行として定着している地域もあります。薬剤コストの削減と環境負荷の低減を同時に実現できる手段として評価されています。

まとめ

ネコブセンチュウ(サツマイモネコブセンチュウ等)は、根に「根こぶ」を形成する土壌病害虫です。病原菌(萎凋病・半身萎凋病・根腐萎凋病)とは異なる生物(線虫)であるため、防除方法・耐性品種の選択方法が異なります。

ミニトマトの施設連作圃場では線虫密度が蓄積しやすく、耐性品種の活用が有効な対策の一つとなっています。品種に組み込まれているMi遺伝子は土壌温度28℃以上で機能が著しく低下するという制約があるため、高温期の栽培や暖地の生産では、耐性品種の利用に加えて土壌くん蒸・太陽熱消毒・輪作・接ぎ木栽培を組み合わせた総合防除体系が求められます。

ネコブセンチュウ耐性を持つミニトマトの品種一覧は、ミニトマトの品種ページからご確認いただけます。

47品種 掲載中
CFココ

CFココ

タキイ種苗株式会社

葉かび病(Cf9)・斑点病耐病性で多収・長期どりのミニトマト! ■特徴 ・葉かび病に耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。その他、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病(F1)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ・吸肥力が強く、長期栽培に向く。 ・果重20~25gでL玉によくそろい、中玉とミニの中間的なサイズで食べ応えがある。 ・果皮は鮮やかな赤色で光沢があり、かための肉質で食味がよい。 ・早生種のため、栽培初期より収量が上がる。 ■栽培の要点 ・異常主茎の発生を防ぐため、元肥を抑え、1段花房開花苗を定植する。 ・追肥は草勢を見ながら、4~5段花房開花時から始めるのが目安。 ・裂果防止のため、施設内の過湿には注意する。

CF千果

CF千果

タキイ種苗株式会社

葉かび病(Cf9)・斑点病耐病性をもつ高品質ミニトマト! ■特長 ・葉かび病に耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。 ・「千果」同様の極早生種で、栽培初期より収量が上がる。また、鮮赤色でつやがあり果ぞろい良好。 ・栽培特性も「千果」同様であるが、異常主茎がやや発生しやすいため、強勢にならないように注意する。 ・葉かび病(Cf9)以外に、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・異常主茎軽減のためには、元肥を控えめに、追肥重点型の肥培管理を行う。 ・低温期にはハウス内の湿度を下げ、潅水に注意し、裂果を防ぐ。

Cf小鈴

Cf小鈴

ヴィルモランみかど株式会社

裂果が少なく食味の良いミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g 花数:20-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 裂果が少なく食味の良い越冬栽培向けミニトマト。厳寒期でも安定した草勢を維持しやすい。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く草勢は強いが、土壌水分や肥料に鈍感で芯止まり症や異常茎が出にくく栽培し易い。 2. 花房は3-4段目付近から2-3本に枝分かれすることが多く、着果性に優れ、1花房あたり20-25果程度で安定する。 3. 一果重15-20gで果揃いが良く、省力的である。果色は濃赤色でやや光沢があり、荷姿が非常に美しい。食味は甘みとコクがあって美味。 4. 果実は硬く、収穫・調整時の作業性や輸送性・店もち性に優れる。裂果は極めて少ない。 5. ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 6. 越冬長期どり、半促成および抑制栽培に適する。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 元肥は窒素成分量で10kg/10aをおよその目安とし、前作の肥料残効を考慮して施用する。育苗ハウスや定植するハウスの周囲に網を張って害虫の侵入を防止する。 元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.育苗 育苗は素直な苗作りを心がける。潅水を控え気味にし、鉢ずらしを早めに行い、節間が短めのがっちりした苗を養成する。定植苗は蕾が小さく見える程度~第一花房の第一花が開花する少し前程度を目安とする。若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。 3.定植 高温期に定植する場合、活着するまでに株元に少量多潅水し、必要に応じ軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂になり過ぎないよう注意する。 高温時に花数が極端に多くなる場合、先端を摘果する。着色し始めたら3枚位ずつ下葉かくが、最低でも葉数18枚は確保し良品生産を心がける。 追肥・潅水は第三花房開花頃から草勢と土壌水分の状態を見ながら開始し、少量多潅水を基本とする。 収穫期が高温や多日照のときには、着色時の障害(果実表面の硬化による裂果・着色不良・食味低下など)を防ぐため、果実に直接日光が当たらないよう葉陰を作るか、日中の数時間の遮光により果実を保護する。

MKS-T820

MKS-T820

ヴィルモランみかど株式会社

黄化葉巻病耐病性で斑点病耐病性を付与したミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g前後 花数:25-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント Cf小鈴の黄化葉巻病耐病性品種。着果数が多く、食味も優れる。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く栽培しやすい。 2. 草勢は強め。 3. 着果性に優れ、花房当たり25 ~ 30果程度で安定する。 4. 果実は濃赤色で、1果重は15 ~ 20g程度で揃う。 5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。 6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.定植 若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3.栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。 4.耐病性・病害虫の防除 ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では、足じまんSSを用いて接木栽培をする。

MKS-T821

MKS-T821

ヴィルモランみかど株式会社

黄化葉巻病耐病性で、果実肥大性の優れるミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), TYLCV:トマト黄化葉巻病, F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:18-22g前後 花数:20-25 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 小鈴エルの黄化葉巻病耐病性品種。食味が良く、果実肥大性や果揃いが優れる。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く栽培し易い。 2. 草勢は強め。 3. 着果性に優れ、花房当たり20 ~ 25果程度で安定する。 4. 果実は濃赤色で、1果重は18 ~ 22g程度で揃う。 5. 裂果が非常に少ない。果実は硬く、作業性や輸送性、店もち性に優れる。 6. 食味は甘味と酸味のバランスが良く、コクがあって美味。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 事前に圃場の土壌診断を行い、適切な肥料設計を行う。土壌条件や残肥の量により異なるが、元肥量の目安は窒素成分量で10kg/10aとして施用する。元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.定植 若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。第一花房の第一花のがく割れ~開花を目安として定植する。高温時に定植する場合、活着するまでに株元に少量多回数の潅水を行い、必要に応じてハウスの軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、株張りを良くし、過繁茂にならないように注意する。 3.栽培管理 液肥の場合、月にN成分合計3-4kg/10aを3-4回に分割してこまめに施用する。置き肥の畝肩や通路追肥はできるだけ緩効性の肥料を使用する。促成栽培では12月中旬頃からやや強めの草勢に管理し、厳寒期の草勢維持を図る。高温期に関しては着色不良果の発生を防止するため、過剰な追肥は避けると共に必要に応じてハウスの遮光を心がける。 4.耐病性・病害虫の防除 ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。TYLCV(イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 黄化病、黄化えそ病、キュウリモザイクウイルスには耐病性を持たないので、コナジラミ、アザミウマやアブラムシなどの防除を徹底する。黄化葉巻病に中程度の耐病性を持つが、高温時や生育初期は発病しやすくなるため注意する。 葉かび病の耐病性はCf9であるが、それを侵す新しいレースが発生する地域があるので、防除を行う。 青枯病の汚染圃場では、足じまんSS、褐色根腐病対策には足じまんZを用いて接木栽培をする。

TYイエローミミ

TYイエローミミ

カネコ種苗株式会社

食味に優れたTYLCV耐病性品種!イエローミニトマトの決定版! ■特性 ●果実は鮮やかな黄色で甘みが強く、食味は極めて良好です。 ●平均1果重18g程度。複花房が発生しますが、花数が極端に増え過ぎないため、果実そろいにも優れます。 耐裂果性・店持ち性にも優れます。 ●トマト黄化葉巻病(TYLCV)イスラエル・マイルド両系統に対して耐病性を有し、トマト黄化えそ病(TSWV)、葉かび病(Cf-9)、ToMV(Tm-2a)、サツマイモネコブセンチュウにも安定した複合耐病虫性を有します。

TYティエロ

TYティエロ

ナント種苗株式会社

黄化葉巻病耐病性で 食味の良いイエローミニトマトが いよいよ登場! ■特徴 ・草勢は中程度。 ・節間は長い(プラム型ミニと同程度の節間長)。 ・花房は基本的にシングル花房。草勢強い場合にダブルが混じる程度。着果数はあまり多くない(赤丸ミニの80~90%程度)。 ・葉はコンパクト。誘引は大変容易。 ・糖度9度前後と高く、酸味もやや強めでインパクトのある食味。果重は15~20g程度。 ・肉質は黄色品種としては硬く、店持ち優れる。 ・裂果・裂皮がとても少ない。 ・晩生で既存黄色ミニと比べ、収穫開始がやや遅いが、その後はコンスタントに収量が出る。 ・黄化葉巻病(イスラエル・マイルド両系統)に耐病性。葉かび病・斑点病への耐病性はなく、予防から薬剤散布を行うこと。ToMV(2a)、萎凋病レース1、半身萎凋病、ネコブセンチュウに対して耐病/抵抗性を有す。

TY千果

TY千果

タキイ種苗株式会社

耐裂果性にすぐれたトマト黄化葉巻病耐病性ミニ! ■特長 ・トマト黄化葉巻病(Ty-3a型)、葉かび病(Cf9)に耐病性、斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示す。その他トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、根腐萎凋病(J3)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ・裂果の発生やヘタどれが少なく、出荷率が高い。また、濃赤色でつやがありヘタの形状も美しく、果ぞろい良好。 ■栽培の要点 ・強勢や曇天時には異常主茎が発生する場合がある。 ・異常主茎軽減のためには、元肥を控えめに、追肥重点型の肥培管理を行う。 ・極端な高温乾燥は避け、低温期にはハウス内の温度確保に努める。

アイラ

アイラ

株式会社武蔵野種苗園

極上の食味と高い収量性を併せ持つミニトマト 特性 ●食味に優れ、平均糖度で8~9度になる。 ●複合花房の発生が良く、ダブル花房で良く揃う。 ●平均1果思15~18gで、L・Mサイズ中心。 ●異常茎の発生はほとんど出ない。 栽培のポイント ●着果性・果実肥大が良いので草勢が弱くならないように注意する。 ●異常茎の発生がほとんどないので、追肥のタイミングで悩んだら追肥を行う。 ●裂果の発生が非常に少ない品種なので、収穫遅れにならないように注意する。 ●高温等のストレスを受けると花数が多くなる恐れがある。 ●花数が多すぎる(40花以上)時は花房先端の花を摘花する。 ●草勢は、中~やや強い。 ●葉かび病(Cf-9)・トマトモザイクウィルス(Tm-2a)・根こぶ線虫・萎凋病レース2に耐病性がある。

アナ

アナ

株式会社サカタのタネ

皮がやわらかい ■特長 ●萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、葉かび病、斑点病に抵抗性、ネマトーダに耐虫性がある。 ●果皮が薄く、高糖度で肉質よく、食味が優れる。 ●下段からダブル花房となり多収。果形がスムーズで、低・高温期でも乱れにくい。

あめ玉

あめ玉

有限会社フジミ・オフィス

収獲容易な糖度の高い豊産種 特性 1)草勢は強く葉は濃緑で厚みがある 2)節間は中位で、上位節まで安定着果する 3)1房20果程度着果し、シングル・ダブルの混在型である 4)ハウス半促成から抑制栽培に向く中早生品種 5)萎凋病(F1)、根腐れ萎凋病、ネマトーダ(M)、葉カビ病等に複合耐病性であり比較的病気に強い品種である 栽培の要点 ●抑制栽培では、若苗定植とし、初期の草製を強く維持する ● 半促性栽培では、開花直前の苗を定植する ● ハウス内の最低温度に注意する ● 追肥は早めに行ない、3節目以降を中心に収穫する

アリーチェ

アリーチェ

住化農業資材株式会社

安定着果し、揃いの良い高収量ミニトマト 安定着果で花房内の果実の揃いも良好な良食味ミニトマトです。 ■品種特性 ・果重は15g前後で、花房当たりの着果数も多く、収量性がよい ・糖度が高く良食味 ・黄化葉巻病(イスラエル系、イスラエルマイルド系)、斑点病、葉かび病(Cf9)、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a)、萎凋病(レース1,2)、半身萎凋病、ネコブセンチュウに対し病虫害耐病性を持つ

アリシア

アリシア

株式会社サカタのタネ

すっきりとした味わい ■特長 ●萎凋病(F:R-1)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性で、ネマトーダに耐虫性がある。 ●果皮が薄く、高糖度で肉質よく、食味が優れる。 ●下段から花数が適度で摘果は不要。花房が安定し、着果性がよく、多収。

アルル

アルル

朝日アグリア株式会社

食味極良!TY耐病性品種 お待たせしました TY トマトに食味革命 【特徴】 「適作型:越冬・促成・半促成・夏秋に最適」 ① 黄化葉巻病イスラエル系統及びイスラエルマイルド系統に耐病性。 ② 黄化葉巻病の他に、斑点病、葉かび病(Cf-9)、トマトモザイクウイルス病(Tm-2a 型)、ネコブセ ンチュウに耐病耐虫性。 ③ 早晩性は早生。段の進みと果実の色まわりが早い。 ④ 理想とする最適な草勢は中程度。異常茎の発生が極めて少ない。節間長は中程度。 ⑤ 花房はシングルやダブルが多いが、草勢や温度条件によっては多花房となる。花数は 20~40。 ⑥ 裂果はやや少なく、すじ果、黄変果、へた落ちも少なく可販果率が高いため、計画的に出荷できる。 ⑦ 果実はきれいな球形となる。果重は13~18gとなりMサイズによく揃い、3Lと2Lの発生が少ない。 ⑧ 果色は濃赤色で光沢と艶がある。 ⑨ 特別な水管理をせずに通常の栽培方法でも全期間通じて糖度は高くなり、極めて甘い。 ⑩ 適度な酸味が加わり後味を引く芳醇な味。女性やお子さんに好まれる食味。 ⑪ 果皮は薄く口に残らず、極めて美味しい。 [栽培の要点] ①青枯れ病、萎ちょう病、半身萎ちょう病、根腐れ萎ちょう病、褐色根腐れ病発生圃場では、Tm-2a タイプの台木をご使用下さい。草勢が弱くなりがちの品種ですので、台木の草勢は中程度から強めのものが適します。 ②後半まで草勢を維持し、収量を確保するため、定植は老化苗を避け植え遅れないようにしましょう。越冬・促成栽培では定植から 7~10 日後に開花する苗が最適です。追肥や潅水は早めに行い、草勢を落とさないようにしましょう。 ③高温期は花数が極端に増えることがあります。花房の先の果実は小果となりやすく、またその後の草勢低下をまねくため、早めの肥培管理を行い、草勢維持に努めて下さい。 花房先の遅小花の果実は小玉で品質も悪いので花摘果をお願いします。全期間を通じて、1 花房あたり 40 果以下になるように摘果して下さい。 ④トマト黄化葉巻病耐病性ですが、強いストレスがかかった場合など発病することがあります。コナジラミの防除は感受性品種と同様に行って下さい。

ウルとま®TYみわく

ウルとま®TYみわく

ヴィルモランみかど株式会社

食味極良の黄化葉巻病耐病性ミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), V1:半身萎凋病レース1, For:根腐萎凋病(J3), CL:葉かび病(Cf9), TYLCV:トマト黄化葉巻病, N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), LS:斑点病 ■品種の特性 草姿 1. 小葉で節間長は小鈴シリーズよりやや長い。 2. 草勢は中程度で異常茎の発生が少ない。 3. 着果性に優れ、果房当たり20~25果程度で安定する。 果実 1. 果色は明赤色でやや光沢があり、荷姿が非常に美しい。 2. 1果重15~20g程度で揃い、小果が少なく省力的である。 3. 裂果が少なく、収穫、調整時の作業性に優れる。 4. 食味は甘味が強く、さわやかな酸味があって美味。 耐病性 ・ToMV(Tm-2a)、半身萎凋病レース1、根腐萎凋病、葉かび病(Cf9)に耐病性強。 ・TYLCV (イスラエル、マイルド両系統)、ネコブセンチュウ、斑点病に耐病性中程度。 (農水省 品種登録出願中) (品種名:MKS-T834) ■栽培のポイント 1. 異常茎(メガネ症状)は発生しないため元肥は作型に合わせ基準通りに施用する。※小鈴のように控えたりしない。 2. ショルダーグリーンは発生しないため追肥を控えたりしない。 3, 夏場の夏場の高温影響による異常花(カスミソウ状態)を避けるため西日本の越冬作は8月25日以降の定植を推奨する。

カナリーベル

カナリーベル

ナント種苗株式会社

甘さ・甘さ・甘さの集中攻撃。 トマト嫌いの方に食べて欲しい ■特徴 ・果実はプラム型。果重は16~25g程度、濃黄色で艶がある。 ・1花房あたり20〜30果着果し果皮は薄く弾力性があり、肉厚で食味・食感が良い。 ・肉質はやや軟らかいが品質の劣化が遅く輸送性に富む。 ・糖度は9〜10度で味に癖がなくトマト嫌いな方にもお奨め。 ・萎凋病R-1、葉かび、ネマトーダ等に耐病性。 ■栽培のポイント ・初期は、生育が旺盛なので灌水量を控えめにして徒長させないよう管理下さい。 ・接木される場合の台木品種はTm-1型をお選び下さい。

キャロル10

キャロル10

株式会社サカタのタネ

高品質で耐病性があり栽培しやすいミニトマト ■特性 1. 萎凋病(F:R-1)、ToMV(Tm-2a型)、葉かび病に抵抗性で、斑点病に耐病性、ネマトーダに耐虫性のミニトマトです。 2. 草勢ややおとなしく、若苗定植が可能で栽培しやすいです。 3. 裂果の発生が少なく、果ぞろいよく、上物率が高いです。 4. 果実は肉厚で、果皮が薄く口に残らず、高糖度で食味極良です。果実はテリがあり、果色が鮮やかで、とくに照明下での見栄えがよいです。 5. 下段からダブル花房でとくに初期収量があがります。 ■適応性 夏秋栽培に最も適し、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日くらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触するころに苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足のときは液肥などで追肥を行います。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10a当たり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花前を基本とし、若苗定植が向いています。灌水は1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■栽培上の注意点 ・ 草勢が初期ややおとなしく、着果性がよいので、若苗定植や早めの灌水、追肥による草勢の維持がポイントになります。 ・ 温度管理は最低夜温10~11℃でよいですが、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保します。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。 ・ 裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、完熟収穫を心がけます。 ・ 抑制栽培などの高温期の栽培では、花数が多くなり小玉傾向となることがありますので、花数を制限します。 ・ 節間はやや伸びるので、長段栽培では斜め誘引が望ましいです。 ・ 越冬長段栽培では草勢の維持が難しいため、適芯を行い、樹を休ませるようにします。

キャロルスター

キャロルスター

株式会社サカタのタネ

食味、果色、着果性が特に優れるミニトマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性で、ネマトーダに耐虫性のミニトマト。 2.節間が詰まるが、異常茎の発生が少なく栽培しやすい。 3.果皮が薄く、果肉が厚く、裂果に強い。高糖度で肉質よく、食味極良。 4.肩部のベースグリーンがないので、黄変果の発生が少ない。全体的に色回りよく、果色も非常によい。 5.下段より花数が適度で、花房が安定し、摘花の必要がない。 ■適応性 夏秋、抑制栽培に最も適し、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日位の本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触する頃に苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足の時は液肥等で追肥を行います。ミニトマトで問題となる、異型株の発生は少ない品種です。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花~開花前ごろを基本とします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「レシーブ」を用い、褐色根腐病と青枯病の汚染圃場では「マグネット」、「ブロック」、「フレンドシップ」等を用いて接木栽培を行います。また、近年問題となっている黄化葉巻病、葉かび病の新レースやうどんこ病、すすかび病に対する抵抗性はないので、防除を徹底します。 ■栽培上の注意点 ・草勢は中程度、中~後半はややおとなしいです。早めの灌水、追肥による樹勢の維持がポイントです。 ・越冬長段栽培では草勢の維持が難しいため、草勢によっては作型の中盤で摘芯を行い、樹を休ませるようにします。 ・温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保します。低温管理の場合はホルモン処理が必要です。  高温期においても着果性がよいですが、高濃度のホルモン処理は奇形果、長玉果の発生を助長させるので注意します。 ・果肉が厚く、裂果に強いので、通常は赤熟収穫を心がけます。しかし温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませます。 ・抑制栽培では若干花数が増えますが、他の作型では花数が安定しているので、摘花は必要ありません。低段の花数を確保するため、若干、若苗定植にします。 ・灰色カビ病に対しては適宜予防薬を散布し防除に努めます。 ・高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も一回の窒素成分を控えるようにします。

キャンディーべル

キャンディーべル

山陽種苗株式会社

「甘み・食感・日持ち」の3拍子揃ったプラムミニ‼ 特性 ⃝甘味・食感のバランスに優れたプラム型のミニトマト。 ⃝果重15~20gで果皮は薄く、糖度は非常に高く、適度な酸味もあり食味抜群。 ⃝草勢はやや強く、露地栽培でも空洞果や裂果などの障害果の発生が少ない。 ⃝高温期での糖度は安定し、収量性も良い。 ⃝ToMV(Tm-2a)、 葉かび病抵抗性(CF9)、線虫(N)耐性。 栽培のポイント ⃝低温期での育苗は障害果発生防止の為、必ず温床育苗を行う。 ⃝極端な水切りを行うと果実が小さくなるので注意する。 ⃝葉かび病抵抗性(CF9)であるが、過信せず適切に防除を行なう。 ⃝草勢の低下は収量の減少につながるので、後半まで草勢を弱めないように心掛ける。 ⃝早どりは行わず、十分に着色させ、糖度をのせてから収穫を行う。

サマーソニック(BSM517)

サマーソニック(BSM517)

住化農業資材株式会社

ベルグアース㈱×住化農業資材㈱の夏秋向けミニトマト! ベルグアース株式会社と共同開発した耐暑性に優れる夏秋ミニトマトです。 ■品種特性 ・軟果や裂果などの高温障害に強い ・草勢は強めで安定しており、異常茎等になりづらく栽培しやすい ・果実は15~20g程度でやや大きめ ・黄化葉巻病、斑点病、葉かび病(Cf9)、萎凋病(レース1,2)、半身萎凋病、トマトモザイクウイルス(Tm-2a)、ネコブセンチュウ類に対して耐病性

1〜20品種 / 全47品種中

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