病害耐性

葉かび病耐性のミニトマト品種一覧 全95種類

葉かび病とは 葉かび病は、糸状菌のPassalora fulva(旧称: Cladosporium fulvum)によって引き起こされるトマト特有の病害です。施設栽培(ハウス栽培)で特に問題になる病害として知られており、露地栽培ではほとんど

葉かび病耐性について

葉かび病は、糸状菌のPassalora fulva(旧称: Cladosporium fulvum)によって引き起こされるトマト特有の病害です。施設栽培(ハウス栽培)で特に問題になる病害として知られており、露地栽培ではほとんど見られません。ミニトマトは施設での長期栽培が多く、葉かび病が発生しやすい環境条件と重なりやすいため、生産者が意識して管理する必要がある病害のひとつです。

主な症状は、葉の表面に淡黄色から黄緑色の不整形な病斑が形成されることです。葉の裏面には灰緑色〜暗灰色のビロード状のかびが密生し、これが葉かび病の診断上の特徴になっています。病状が進行すると病斑が拡大・融合し、罹病葉が早期に落葉します。葉が減少することで光合成能力が低下し、果実の肥大不良や品質低下を引き起こします。

葉かび病菌は気温18〜25℃、相対湿度85%以上の高湿度条件で特に活発に胞子を形成・飛散させます。ミニトマトの施設栽培では、外気温が低い時期でも換気が不十分だと湿度が高まりやすく、葉かび病が発生しやすい環境になります。胞子は風や作業者の動きによって株間を伝播し、施設内で急速に蔓延する可能性があります。

葉かび病菌には複数のレース(系統)が存在します。現在知られているレースはCf(クラドスポリウム抵抗性)レースとして複数あり、国内では主にCf9が問題となっています。

葉かび病耐病性の区分とCFの意味

大玉トマトのカタログで目にする「CF桃太郎」シリーズの「CF」は、旧学名Cladosporium fulvumの頭文字に由来する葉かび病耐病性を示す略号です。品種名にCFが付いている品種は、葉かび病への耐病性を持つことを示しています。ミニトマト品種のカタログにも同様の略号が使われているものがあります。

国際的な耐病性表記の慣行では「Cf-9」のようにレース番号が記載されます。カタログによって表記方法が異なりますが、「Cf(1-9)」のように対応しているレースの範囲を表記するメーカーもあります。

品種選びで見落としがちなのが、このレース区分の確認です。より新しいレースへの対応状況は品種によって異なり、カタログの耐病性表記を確認する習慣が重要です。施設栽培で同一品種を長期間使い続ける場合は、その品種の葉かび病耐病性スペクトルが産地の発生レースに対応しているかを定期的に確認することが望ましいです。

葉かび病耐病性品種の歴史

葉かび病は施設トマト・ミニトマト栽培の普及と歩みを共にしてきた病害です。1960〜70年代の施設栽培の急速な拡大とともに問題化し、当初は薬剤防除に頼るしかありませんでしたが、菌の定期的な薬剤感受性の低下(抵抗性の獲得)が課題となりました。

ここからが実際の栽培で差がつくところです。耐病性品種の育種が進む中で、CF品種の開発・普及が施設産地での葉かび病対策を大きく前進させました。これらの品種は葉かび病耐病性だけでなく、複数の病害への耐病性と高い収量性を両立した品種として定着しています。

葉かび病菌のレース変異は継続的な課題であり、新しいレースへの対応を盛り込んだ育種改良が各メーカーで継続されています。意外と知られていないのですが、葉かび病菌はトマト・ミニトマト以外の植物にはほとんど感染しない、非常に宿主特異性の高い病原菌です。このため、輪作でトマト・ミニトマト以外の作物に切り替えることで、圃場内の菌密度を低下させることが期待できます。

耐病性の限界と注意点

葉かび病耐病性品種を選択する際には、以下の点に注意が必要です。

レースの多様性が最大の課題です。現在確認されているレースは複数あり、新しいレースが出現する可能性は継続的に存在します。ある品種がCf9対応であっても、より新しいレースには感受性を持つ可能性があります。

高温・多湿の環境条件が続く場合は、耐病性品種であっても発病リスクが高まることがあります。葉かび病菌は18〜25℃、相対湿度85%以上という条件で特に活発になるため、ミニトマトの施設栽培でこれらの環境条件が長期間続く場合は、耐病性品種の利用だけでなく環境管理(換気・除湿)も欠かせません。

ミニトマトの施設長期栽培では、着葉数が多く葉が密に繁っている状態になりやすいため、通気性の管理が葉かび病予防に重要な役割を果たします。適切な摘葉管理と株間管理が耐病性品種の効果を引き出す前提条件です。

防除のポイント

葉かび病の防除において最も重要なのは、施設内の環境管理です。菌の増殖に適した高湿度条件を防ぐための換気・通風が基本的な対策になります。

環境管理(施設内):

  • 換気の徹底: 天窓・サイドカーテンの適切な開閉により、施設内の湿度を低下させることが最も基本的な防除です。葉の表面が結露するような状況を避けることが重要です
  • ミニトマト特有の葉の密度管理: 施設長期栽培では下葉が密着して通気が悪くなりがちです。摘葉の頻度と範囲を適切に設定して通気性を維持することが葉かび病の発生抑制につながります
  • 灌水管理: 朝の早い時間帯に灌水を行うことで、夜間の葉面湿度を低下させることが有効です。夕方遅い灌水は施設内湿度の上昇を招きやすいため注意が必要です

耕種的防除:

  • 発病した下葉の除去(摘葉): 罹病葉は胞子の供給源となるため、速やかに除去・施設外で処理します
  • 輪作: ミニトマト以外の作物への切り替えにより、圃場内の菌密度低下が期待できます

化学的防除:

  • 葉かび病の登録農薬による予防散布が有効です。発病初期からの散布が特に効果的で、薬剤ローテーションを行って薬剤耐性菌の出現を防ぐことが重要です

※農薬の使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認し、ラベルの記載内容に従ってください。

現場の声

施設ミニトマト産地での葉かび病対策として、葉かび病耐病性品種への切り替えが広く定着しています。耐病性品種の普及によって薬剤散布回数を削減でき、労力削減と農薬コスト低下につながったという声が産地から聞かれます。ミニトマトは単位面積あたりの着果数が多く、作業量が大きいため、病害管理の省力化が生産性向上に直結します。

一方、施設の老朽化や高密度栽培が続く圃場では、耐病性品種を使っていても葉かび病が発生するケースがあります。そのような現場では換気設備の改善や栽植密度の見直しと組み合わせた対策が求められています。

産地によって事情が異なるので一概には言えませんが、ミニトマトの長期栽培では夏の高温期が過ぎて秋冬の高湿度期に入ると葉かび病リスクが高まる傾向があります。作型の変わり目で早めに換気体制を整えることが、発生予防の実践的なポイントです。

まとめ

葉かび病は施設栽培(ハウス栽培)特有の病害で、Passalora fulva(旧称: Cladosporium fulvum)が高湿度条件下で発生します。葉かび病耐病性品種は「CF」などの略号でカタログに示されており、施設でミニトマトを栽培する生産者にとっては確認が特に重要な耐病性の一つです。

品種選びの際はCfレースへの対応状況をカタログで確認し、環境管理(換気・除湿)・摘葉・適切な薬剤散布を組み合わせた総合防除を行うことが、被害を最小化するポイントです。ミニトマトの施設長期栽培では、品種の耐病性を活かすための環境管理が防除の出発点になります。

葉かび病耐病性を持つミニトマト品種の詳細については、ミニトマトの品種一覧からご確認ください。

95品種 表示中
パトリシア

パトリシア

株式会社サカタのタネ

たくさん収穫できる ■特長 ●ToMV(Tm-2a型)、葉かび病、斑点病に抵抗性がある。 ●果実は肉厚でゼリーが少なく、従来の丸玉とは異なる食感で食味が優れる。 ●下段からダブル花房となり多収。果形がスムーズで、低・高温期でも乱れにくい。

キャロルムーン

キャロルムーン

株式会社サカタのタネ

収量性、秀品率が特に優れる、栽培しやすいミニトマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1,2)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性のミニトマト。 2.草勢は強く、節間が詰まるが、異常茎の発生が少なく作りやすい。 3.果皮が薄く、果肉が厚いので、裂果の発生が少ない。甘みと酸味のバランスがよく、食味が極めてよい。 4.肩部のベースグリーンがないので、黄変果の発生が少なく、果実の色まわりがよい。 5.下段より花数が適度で、花房が安定し、摘花の必要がない。 ■適応性 夏秋栽培に最も適し抑制、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日くらいの本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触する頃に苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足の時は液肥などで追肥を行います。ミニトマトで問題となる、異型株の発生は少ない品種です。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素12~15㎏、リン酸15~20㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花ごろを基本とします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「アシスト」、「シャットアウト」などを用いて接木栽培を行います。また、近年問題となっている黄化葉巻病(TYLCV)、うどんこ病、すすかび病に対する抵抗性はないので、防除を徹底してください。 ■栽培上の注意点 ・草勢はやや強めでスタミナのある品種ですが、着果性に優れ、低段からの果実の肥大もよいので、草勢の維持がポイントとなります。 ・灌水不足は着果不良の発生を助長するので、天候に合わせて、少量多回数の灌水管理を行うとよいです。 ・温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保するようにします。低温管理の場合はホルモン処理が必要となります。 ・低温期に果実に光が当たらないと、果実の尻部の色まわりが悪くなることがあるので、過繁茂の場合は適宜摘葉を行い、果実全体に温度がかかるようにします。 ・裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、通常は赤熟収穫を心がけます。しかし、温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませるようにします。 ・花数が安定しているので、摘花は必要ありません。低段の花数を確保するため、若干若苗定植にするとよいです。 ・高温、乾燥により果実のへた落ち部分がやや大きくなることがあります。灰色カビ病に対しては適宜予防薬を散布し防除に努めます。 ・高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も1回あたりの窒素成分を控え少量多回数で行います。

キャロルスター

キャロルスター

株式会社サカタのタネ

食味、果色、着果性が特に優れるミニトマト ■特性 1.萎凋病(F:R-1)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性で、ネマトーダに耐虫性のミニトマト。 2.節間が詰まるが、異常茎の発生が少なく栽培しやすい。 3.果皮が薄く、果肉が厚く、裂果に強い。高糖度で肉質よく、食味極良。 4.肩部のベースグリーンがないので、黄変果の発生が少ない。全体的に色回りよく、果色も非常によい。 5.下段より花数が適度で、花房が安定し、摘花の必要がない。 ■適応性 夏秋、抑制栽培に最も適し、促成栽培も可能です。 ■育苗・育苗管理 播種床の地温は25~28℃とし、播種後14日位の本葉1.5枚時に移植を行います。葉と葉が接触する頃に苗広げを行い、育苗面積を十分にとります。肥料不足の時は液肥等で追肥を行います。ミニトマトで問題となる、異型株の発生は少ない品種です。 ■定植準備 作付け前に圃場の土壌診断を行い、適正な肥料設計を立てます。元肥量は圃場により異なりますが、10aあたり成分量で窒素15~20㎏、リン酸20~25㎏、カリ15~20㎏を標準とします。 ■定植および定植後の管理 定植は第1花開花~開花前ごろを基本とします。灌水は、第1段着果~果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。追肥は3段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。 ■病害虫防除 青枯病の汚染圃場では、「レシーブ」を用い、褐色根腐病と青枯病の汚染圃場では「マグネット」、「ブロック」、「フレンドシップ」等を用いて接木栽培を行います。また、近年問題となっている黄化葉巻病、葉かび病の新レースやうどんこ病、すすかび病に対する抵抗性はないので、防除を徹底します。 ■栽培上の注意点 ・草勢は中程度、中~後半はややおとなしいです。早めの灌水、追肥による樹勢の維持がポイントです。 ・越冬長段栽培では草勢の維持が難しいため、草勢によっては作型の中盤で摘芯を行い、樹を休ませるようにします。 ・温度管理は最低夜温10~11℃で管理し、マルハナバチを使用する場合12℃程度を確保します。低温管理の場合はホルモン処理が必要です。  高温期においても着果性がよいですが、高濃度のホルモン処理は奇形果、長玉果の発生を助長させるので注意します。 ・果肉が厚く、裂果に強いので、通常は赤熟収穫を心がけます。しかし温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませます。 ・抑制栽培では若干花数が増えますが、他の作型では花数が安定しているので、摘花は必要ありません。低段の花数を確保するため、若干、若苗定植にします。 ・灰色カビ病に対しては適宜予防薬を散布し防除に努めます。 ・高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も一回の窒素成分を控えるようにします。

サンチェリーピュア

サンチェリーピュア

トキタ種苗株式会社

食味良好、18g前後の果実 越冬・抑制栽培 ■特性 葉かび(Cf-9)抵抗性、ウィルス病(TMV-Tm2a)と萎凋病レース1抵抗性を持ち、斑点病耐病性、ネコブセンチュウ類に耐虫性。異常茎、芯どまりが発生しにくく栽培容易な品種です。 花房はシングル中心ですが3、4段以降はダブル中心になります。1花房あたり20から35果と安定して着果します。1果18g前後、糖度は8度程度に安定し、裂果が極めて少なく秀品率が高い。 ■栽培上の注意 抑制・越冬、促成栽培に適します ■播き時期 開花前の若苗定植 暑さ寒さに強く周年格作型に適する。 ■播種方法 午前28℃ 午後15-18℃  夜温10℃ 温度管理は湿度管理も平行して行うと良い。 午前は温度と湿度50-60%、午後は湿度30-40%を目標に管理。 ■植え付け 株間30から35cm 葉は大きめ 芽欠き 5段開花までは大玉トマトと異なり生育が早いミニトマトではゆっくりと行い葉面積を確保する。(花房下2枚残しなども有効) 下葉欠き ピュアは悪い葉以外は残したままでも可。 ■土壌条件 ピュアは伸びの速い品種なので早めの誘引を行う。 ■肥料 元肥 N:P:K=20: 8:20(kg/10a) 無加温 N:P:K=10: 5:20(kg/10a) 抑制 N:P:K=25: 15:30(kg/10a) 越冬 草勢をみながら随時。花数増やすために潅水量を控えすぎない。 3段開花以降週1回 N:K=1:2(kg/10a) 収穫開始以降  Mg(7段開花時に確実に)・Ca・B 欠乏に注意 ■収穫 割れに強く輸送適性もあるので樹上完熟収穫とする ■料理 生食でサラダはもちろんジュースもおいしい。

サマー千果

サマー千果

タキイ種苗株式会社

短節間で高温着果性と耐裂果にすぐれ、ヘタどれに強い高品質ミニ ■特長 ・短節間で管理しやすく、高温期の着果性にすぐれる。 ・裂果が少なくヘタがとれにくいので出荷率が上がる。 ・果実サイズは20~25gで安定しつやがある濃赤色の果実とヘタの見ばえがよく果ぞろいもすぐれる。 ・葉かび病(Cf9)に耐病性、斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示すほか、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病性。 ■栽培の要点 ・初期強勢になると果実の過肥大につながるため、元肥は控え追肥主体の施肥設計を実施し、1段目の着果処理は確実に行う。 ・極端な高温乾燥は避け、低温期の栽培ではハウス内の温度確保に努める。特に上昇気温下での作型では初期の温度確保により、果実の過肥大を防ぐ。

CF千果

CF千果

タキイ種苗株式会社

葉かび病(Cf9)・斑点病耐病性をもつ高品質ミニトマト! ■特長 ・葉かび病に耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。 ・「千果」同様の極早生種で、栽培初期より収量が上がる。また、鮮赤色でつやがあり果ぞろい良好。 ・栽培特性も「千果」同様であるが、異常主茎がやや発生しやすいため、強勢にならないように注意する。 ・葉かび病(Cf9)以外に、トマトモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1(F1)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ■栽培の要点 ・異常主茎軽減のためには、元肥を控えめに、追肥重点型の肥培管理を行う。 ・低温期にはハウス内の湿度を下げ、潅水に注意し、裂果を防ぐ。

千果99

千果99

タキイ種苗株式会社

黄化葉巻病・葉かび病・斑点病耐病性のミニトマト! ■特長 ・黄化葉巻病イスラエル型に耐病性(Ty-2)をもつ。さらに葉かび病のレースに耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。トマトモザイクウイルスにはTm-2a型耐病性、そのほか萎凋病レース1(F1)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。 ・低段から安定して糖度が高く、緻密な肉質で良食味。 ・果色は濃赤色で光沢があり、市場性が高い。 ・果重は15~20g程度できれいな球形によくそろう。 ・極早生種で栽培初期より収量が上がる。 ■栽培の要点 ・元肥はやや少なめとして、追肥重点型の管理とする。 ・黄化葉巻病耐病性は、増殖抑制型のため、通常防除が必要。 ・ハチ交配の場合、ハウス内の温度を十分に確保する。着果不良が見受けられたら、ホルモン処理の併用で着果促進を行う。

Cf小鈴

Cf小鈴

ヴィルモランみかど株式会社

裂果が少なく食味の良いミニトマト ■特徴 タイプ ミニ (トマト) 耐病性 IR : N:ネコブセンチュウ(ネマトーダ), ToMV Tm-2a:トマトモザイクウイルス(Tm因子型:Tm-2a), F1:萎凋病レース1, CL:葉かび病(Cf9), LS:斑点病 特性 草勢:強 果重:15-20g 花数:20-30 果色:濃赤 果形:丸 裂果:極少 適応作型 抑制 促成 半促成 おすすめポイント 裂果が少なく食味の良い越冬栽培向けミニトマト。厳寒期でも安定した草勢を維持しやすい。 ■品種の特性 1. 中葉で節間が短く草勢は強いが、土壌水分や肥料に鈍感で芯止まり症や異常茎が出にくく栽培し易い。 2. 花房は3-4段目付近から2-3本に枝分かれすることが多く、着果性に優れ、1花房あたり20-25果程度で安定する。 3. 一果重15-20gで果揃いが良く、省力的である。果色は濃赤色でやや光沢があり、荷姿が非常に美しい。食味は甘みとコクがあって美味。 4. 果実は硬く、収穫・調整時の作業性や輸送性・店もち性に優れる。裂果は極めて少ない。 5. ToMV(Tm-2a)、萎凋病レース1、葉かび病(Cf9)に耐病性強。ネコブセンチュウに耐病性中程度。斑点病に耐病性中弱。 6. 越冬長期どり、半促成および抑制栽培に適する。 ■栽培のポイント 1.圃場準備 元肥は窒素成分量で10kg/10aをおよその目安とし、前作の肥料残効を考慮して施用する。育苗ハウスや定植するハウスの周囲に網を張って害虫の侵入を防止する。 元肥が多過ぎると定植後の芯止まり症や異常茎の原因となるため注意する。 2.育苗 育苗は素直な苗作りを心がける。潅水を控え気味にし、鉢ずらしを早めに行い、節間が短めのがっちりした苗を養成する。定植苗は蕾が小さく見える程度~第一花房の第一花が開花する少し前程度を目安とする。若苗定植は草勢が強くなり過ぎ、芯止まり症や異常茎の原因となるため避けることが望ましい。 3.定植 高温期に定植する場合、活着するまでに株元に少量多潅水し、必要に応じ軽い遮光を行う。活着後は潅水を控え、根張りを良くし、過繁茂になり過ぎないよう注意する。 高温時に花数が極端に多くなる場合、先端を摘果する。着色し始めたら3枚位ずつ下葉かくが、最低でも葉数18枚は確保し良品生産を心がける。 追肥・潅水は第三花房開花頃から草勢と土壌水分の状態を見ながら開始し、少量多潅水を基本とする。 収穫期が高温や多日照のときには、着色時の障害(果実表面の硬化による裂果・着色不良・食味低下など)を防ぐため、果実に直接日光が当たらないよう葉陰を作るか、日中の数時間の遮光により果実を保護する。

プラレ

プラレ

公益財団法人園芸植物育種研究所

食味よく、葉かび病に強い長形ミニトマト ・果実は赤色長形、果肉は粘質多汁で食味がよい ・中葉で葉幅、節間はやや長く、草勢は普通

ぷちっ娘 シリーズ(レッド・イエロー・オレンジ)

ぷちっ娘 シリーズ(レッド・イエロー・オレンジ)

丸種株式会社

放任栽培でミニトマトができる芯止まり型の矮性ミニトマト。美味しく3色揃って、ベランダ菜園などに最適! ● 特性 1. 果重は20g前後のミニトマト 2. 糖度は7~8度で安定 3. 蔓が伸びない為、コンパクトに栽培可能 4. 葉かびにも抵抗性があり、着果性にも優れる

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